説明

小さな袋を入れる容器

【課題】 調味料などの入っている小さな袋を冷蔵庫の中で1ケ所にまとめ、取り出しやすく、入れやすく収納する容器を提供。
【解決手段】 くぼみのある容器の中に、小さな袋が混ざらないようにする仕切り板1をもうけ、冷蔵庫の扉の内側のドアポケットに容器を固定する為にクリップ2を容器の外側につける。そして、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3に、容器をクリップ2ではさんで固定する。クリップ2をフックや粘着テープに変えて、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3の側面に、固定してもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫の扉の内側のドアポケットに取り付けられる小さな袋を入れる為の容器に関する。
【背景技術】
【0002】
これまでは、調味料の入っている小さな袋(例えば、スーパーとかで売っているパック入りの納豆に付いている納豆用のダシの小さな袋や、パック入りの餃子に付いている餃子のタレの小さな袋)を冷蔵庫の中で整理するには、図7のようなプラスチック製の容器に入れておくのが普通であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、図7のようなプラスチックの容器では、小さな袋を入れた時、仕切り板1が無いので、小さな袋は容器の中でごちゃごちゃに混ざってしまい、いざ自分が必要な袋を取り出す時に、取り出したい袋を探すのにかなり手間取ってしまう。
【0004】
それに、図7のようなプラスックの容器を冷蔵庫の奥の方にしまった場合、小さな袋を取り出したり、入れたりする為には、わざわざ冷蔵庫の奥にまで手を伸ばさなくてはならないので、余計な手間がかかるし、余分な時間もかかって、たいへん不快である。
【0005】
このような問題を解決する為には、
調味料の入っている小さな袋を、冷蔵庫の中で、一箇所にまとめ、さらに、取り出しやすく、入れやすく収納しておきたい。
【0006】
そのために、冷蔵庫の扉の内側のドアポケットに取り付けることが可能で、容器のくぼみの中に仕切り板1のついた小さな袋を収納する容器を提供ずる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
図1のように容器のくぼみの中には仕切板1があり、容器に小さな袋を入れると、仕切り板1が、袋がバラバラになったり、ごちゃごちゃに混ざったりしないように、袋をしっかりと安定させてくれる。
【0008】
さらに、この容器の外側の面には、クリップ2がついていて、このクリップ2で冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3をはさんで、容器を固定する。
【0009】
こうすると、冷蔵庫の扉を閉めても、容器が冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3と、冷蔵庫の中の広い空間の間に存在する事になるので、冷蔵庫の扉の開け閉めの邪魔にもならず、快適に使用できる。
【0010】
第2の解決手段は、容器の外側のクリップ3を、装置4に変えた容器にする。そして、冷蔵庫の内側の扉のドアポケット3に、装置4を引っ掛ける。こうして、容器を固定する。これで、容器が冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3と、冷蔵庫の中の広い空間の間に存在する事になるので、冷蔵庫の扉の開け閉めの邪魔にならず、快適に使用できる。
【0011】
第3の解決手段は、容器の外側のクリップ2を、粘着テープ5に変えた容器にする。そして、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3の側面に、容器を、容器の外側の粘着テープ5で接着して、固定する。これで、容器が冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3と、冷蔵庫の中の広い空間の間に存在する事になるので、冷蔵庫の扉の開け閉めの邪魔にならず、快適に使用できる。
【発明の効果】
【0012】
これにより、小さな袋を容器のくぼみの中に入れても、容器のくぼみの中に仕切り板1があるので、袋がバラバラになったり、ごちゃごちゃに混ざったせずに安定して、きれいに整理できる。
【0013】
そして、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3に容器が取り付けてあるので、冷蔵庫の扉を開けてすぐに小さな袋を取り出したり、入れたりできるので、問題は解消されて、不快感は消えた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を、図1から図6に基づいて説明する。
【0015】
図においては、1が仕切り板で、2はクリップ、3はドアポケット、4は装置、5は粘着テープになる。
【0016】
図1の容器を説明すると、容器のくぼみの中に仕切り板1があり、小さな袋は容器のくぼみの中に入れる。そして、容器の外側の面についているクリップ2で冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3を図2のようにはさむ。これで容器は、ドアポケット3に固定される。
【0017】
図2では、先ほど説明した図1の容器を、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3に、容器をクリップ2ではさんで固定したものである。
【0018】
図3の容器を説明すると、容器のくぼみの中に仕切り板1があり、小さな袋は容器のくぼみの中に入れる。そして、容器の外側の面についている装置4を、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3に引っ掛ける。これで容器は、ドアポケット3に固定される。
【0019】
図4では、先ほど説明した図3の容器を、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3に、容器を装置4で引っ掛けて固定したものである。
【0020】
図5の容器を説明すると、容器のくぼみの中に仕切り板1があり、小さな袋は容器のくぼみの中に入れる。そして、容器の外側の面についている粘着テープ5を、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3の側面に接着して、容器を固定する。
【0021】
図6では、先ほど説明した図5の容器を、冷蔵庫の扉の内側のドアポケット3の側面に、容器を粘着テープ5で固定したものである。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明は、工場で生産でき、各家庭に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】 本発明の容器の第1の実施例を示す斜視図
【図2】 本発明の容器の第1の実施例を示す断面図
【図3】 本発明の容器の第2の実施例を示す斜視図
【図4】 本発明の容器の第2の実施例を示す断面図
【図5】 本発明の容器の第3の実施例を示す斜視図
【図6】 本発明の容器の第3の実施例を示す断面図
【図7】 プラスチックの容器
【符号の説明】
【0025】
1 仕切り板
2 クリップ
3 ドアポケット
4 装置
5 粘着テープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
くぼみのある容器で、そのくぼみの中に仕切り板1がもうけてあり、容器の外側の面に、クリップ2がついている容器
【請求項2】
くぼみがある容器で、そのくぼみの中に仕切り板1がもうけてあり、容器の外側の面に、装置4がついている容器
【請求項3】
くぼみのある容器で、そのくぼみの中に仕切り板1がもうけてあり、容器の外側の面に、粘着テープ5がついた容器

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−36359(P2006−36359A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−247578(P2004−247578)
【出願日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【出願人】(504307973)
【Fターム(参考)】