説明

局部洗浄装置

【課題】 通常のシャワー水流では痛みを感じる痔等の人であっても、快適で優しいミスト洗浄を体感でき、且つ優れた洗浄効果が得られる局部洗浄装置を提供すること。
【解決手段】 人体の局部に向けてミストMをスプレー噴霧してミストMによる局部洗浄を行なうためのミスト噴霧用ノズル1を備えた局部洗浄装置である。ここでいうミストMとは、一般に空気中の水蒸気が凝結して細かい水滴となった霧よりは大きめの粒状で且つ通常の洗浄ノズル2からのシャワー水流よりも細かい粒状のものをいう。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、局部洗浄装置に関し、詳しくはミストにより局部洗浄を行なう技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、既設の洋式便器に、用便後に人体の局部(被洗浄部)に温水をシャワー水流として噴射して洗浄するための洗浄ノズルを備えた局部洗浄装置を取り付けたものが普及している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、特許文献1に示される洗浄ノズルは、利用者が便座に座った状態で洗浄ノズルと臀部との間に距離があるため、洗浄ノズルから臀部に向けて強いシャワー水流を噴射させているが、例えば痔等の人にとっては痛く感じることがある。また、噴射する温水の水勢を調節して弱くできるが、たとえ弱くした場合であっても、水が局部の乾いた粘膜に当たる瞬間が痛く感じるものであり、とくに痔の進行がひどい場合は、洗浄ノズルからのシャワー水流を使用したくても、痛くて使用ができないという問題があった。
【特許文献1】特開平2000−213039号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は前記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、人体の局部に向けてミストをスプレー噴霧してミストによる洗浄を行なうことにより、通常のシャワー水流では痛みを感じる痔等の人であっても、快適で優しいミスト洗浄を体感でき且つ優れた洗浄効果が得られる局部洗浄装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために本発明は、人体の局部に向けてミストMをスプレー噴霧してミストMによる局部洗浄を行なうためのミスト噴霧用ノズル1を備えることを特徴としている。
【0006】
このような構成によれば、通常のシャワー水流で局部洗浄を行なうのではなく、ミストMで局部に徐々に水分を与えていき、局部の粘膜を十分に濡らしながら汚れを浮かして除去するミスト洗浄方式を採用するので、通常のシャワー水流では痛みを感じる痔の人であっても、快適で優しいミスト洗浄を体感できるようになる。
【0007】
ここでいうミストMとは、一般に空気中の水蒸気が凝結して細かい水滴となった霧よりは大きめの粒状で且つ通常の洗浄ノズルから噴射するシャワー水流よりも細かい粒状のものをいう。従って、本ミスト洗浄方式では局部の乾いた粘膜に対する当たりが通常のシャワー水流と比較してソフトであり、たとえミストMの噴霧力を強くしても、刺激や傷みを感じさせることなく汚れを確実に洗い落すことができるようになる。
【0008】
また、前記ミスト噴霧用ノズル1とは別に、通常のシャワー水流を噴射する通常の洗浄ノズル2を設けると共に、給水路3からの水をミスト噴霧用ノズル1側に供給するか、通常の洗浄ノズル2側に供給するかを切換えるための流路切換手段4を設けるのが好ましく、この場合、痔の人はミスト噴霧用ノズル1を使用し、一方、痔でない人は、通常の洗浄ノズル2を使用できるので、多くの利用者に対応できるようになる。
【0009】
また、前記ミスト噴霧用ノズル1からのミストMのみで局部洗浄を行なうミストモードを一定時間行なった後に、通常の洗浄ノズル2からのシャワー水流で局部洗浄を行なう通常洗浄モードに自動的に切換えるためのモード切換手段5を設けるのが好ましく、この場合、いきなり最初からシャワー水流を局部に当てるのではなく、局部の粘膜をミストMで十分に濡らした状態とし、この状態でシャワー水流に自動的に切り換えることで、ソフトな感じを与えながら十分な洗浄効果が得られるようになる。
【0010】
また、前記ミストモード時にミスト噴霧用ノズル1に供給される温水温度を、通常洗浄モード時に通常の洗浄ノズル2に供給される温水温度よりも高く設定するための温水温度制御手段6を設けるのが好ましく、この場合、高温のミストMのスプレー噴霧によって汚れの分解除去が一層促進されると共に、高温のミストMは、通常の洗浄ノズル2から高温のシャワー水流を噴射する場合と比較して体感温度が下がり易く、また実際にミストMはスプレー噴霧によって温度が下がりやすいため熱過ぎるという感じがしなくなり、安心して高温のミストMによる清潔で且つ快適な局部洗浄が体感できるようになる。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る局部洗浄装置は、ミスト噴霧用ノズルから人体の局部に向けてミストをスプレー噴霧してミストによる洗浄を行なうので、ミストで局部に徐々に水分を与えていき、局部の粘膜を十分に濡らしながら汚れを浮かして除去するミスト洗浄方式となり、しかも通常のシャワー水流では痛みを感じる痔等の人であっても、快適で優しいミスト洗浄を体感でき且つ優れた洗浄効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
【0013】
図1は便器ボウル7内に突出したミスト噴霧用ノズル1からミストMがスプレー噴霧している状態を示している。尚図1中の8はミスト噴霧用ノズル1を備えた局部洗浄装置、9は便座本体、10は便蓋である。
【0014】
本実施形態のミスト噴霧用ノズル1は、図3に示すように、給水路3に連通するノズルパイプ11の先端部にネジ込み等によって固着されている。
【0015】
前記ミスト噴霧用ノズル1として従来より公知のものが使用される。第1の公知例を図4に示す。図4において、ミスト噴霧用ノズル1内の上流にはノズルパイプ11と連通する流入口1aが設けられ、流入口1aの下流には衝突板1bが配置され、衝突板1bの外周の複数箇所に、軸方向に向かう孔部1cと該孔部1cの先端から径方向内方に向かう孔部1dとからなる屈曲孔1eが形成され、各屈曲孔1eの出口がそれぞれ、衝突板1bより下流に設けた吐出室1f内に連通している。吐出室1fの先端にはオリフィス部1gを介してスリット吐出口1hが設けられている。ここでは、吐出室1fの内径寸法Aは、オリフィス部1gの手前位置1jからオリフィス部1gに向かうにつれて徐々に小さくなり、オリフィス部1gで内径寸法B(<A)が最小となり、オリフィス部1gから先端のスリット吐出口1hに向かうにつれて内径寸法C(>B)が徐々に大きくなっている。これにより、ノズルパイプ11から流入口1aに供給された水は図4中の矢印Xのように衝突板1bに衝突してから、外周部の複数の屈曲孔1eに振り分けられ、各屈曲孔1eによって向きを変えられて吐出室1f内で合流し、その後、吐出室1fの先端側のオリフィス部1gで一旦絞られてから、さらに先端側のスリット吐出口1hから外部に向かって一気に放出される。これによりスリット吐出口1hからはミストMが所定角度でスプレー噴霧するようになっている。なおミストMのスプレー角度は例えば65°程度とされるが、もちろんこの数値に限定されるものではない。
【0016】
図5はミスト噴霧用ノズル1´の第2の公知例を示している。図5に示すミスト噴霧用ノズル1´は、流入口1aから流入した水を旋回部12で旋回させた後、旋回室13を介してスリット吐出口14からミストMをスプレー噴霧させるものであり、これは例えば特開平10−28656号公報などにより公知となっているので、詳細な説明は省略する。
【0017】
ここで、本発明でいう「ミストM」とは、一般に空気中の水蒸気が凝結して細かい水滴となった霧よりは大きめの粒状で且つ通常の洗浄ノズル2からのシャワー水流よりも細かい粒状のものをいい、通常の洗浄ノズル2(図6)から噴射される通常シャワー水流と比較して、肌に優しく快適性が得られるものである。
【0018】
しかして、局部洗浄時には、通常のシャワー水流で局部洗浄を行なうのではなく、図2に示すように、ミスト噴霧用ノズル1からのミストMを局部Nにスプレー噴霧して局部に徐々に水分を与えていき、局部Nの粘膜を十分に濡らしながら汚れを浮かして除去するミスト洗浄方式を採用する。これにより、通常のシャワー水流では痛みを感じる痔の人でも、快適で優しいミスト洗浄を体感できるようになる。つまり、通常のシャワー水流によって洗い落す方式では特に局部Nの乾いた粘膜に水がかかるときに刺激や傷みを感じやすいものであるが、本発明のミスト洗浄方式では、粘膜に対する当たりが通常のシャワー水流と比較してソフトであり、たとえミストMの噴霧力を強くしても、刺激や傷みを感じさせることなく汚れを確実に分解して洗い落すことができる利点がある。
【0019】
図6は前記ミストMをスプレー噴霧するミスト噴霧用ノズル1と、通常のシャワー水流を噴射する通常の洗浄ノズル2(臀部洗浄ノズル2A、ビデ洗浄ノズル2B)とを併用する場合の一実施形態を示している。なお、通常の洗浄ノズル2としては、例えば特開2000−291105号公報などにより公知となっている従来技術を採用することができ、詳細な説明は省略する。
【0020】
図6において、局部洗浄装置8のベース部16には、給水路3の上流から下流に向かって、給水弁17とポンプ18と温水タンク19と流路切換手段4である開閉弁4aとがこの順に配設されており、開閉弁4aの下流には、ミスト噴霧用ノズル1、臀部洗浄ノズル2A、ビデ洗浄ノズル2Bがそれぞれ接続されている。そして、外部から供給される水道水が給水弁17及びポンプ18を介して温水タンク19に供給され、内蔵されたヒーター20で加温され、この温水が給水路3に供給されると共に開閉弁4aによって、ミスト噴霧用ノズル1、臀部洗浄ノズル2A、ビデ洗浄ノズル2Bのいずれか1つに切換えて供給されるようになっている。ここで、ミスト噴霧用ノズル1は前述したように、給水路3からの温水を霧化して局部に向けてミストMとしてスプレー噴霧するためのものであるが、通常の洗浄ノズル2(臀部洗浄ノズル2A、ビデ洗浄ノズル2B)は、給水路3からの温水を局部に向けて通常のシャワー水流として噴射するものである。
【0021】
さらにベース部16には、温風供給手段30を構成するファン31とヒーター32とダクト33とが設置されている。
【0022】
前記局部洗浄装置8を操作する操作部15の一例を図7、図8に示す。操作部15には、通常洗浄待機モードとミスト待機モードとを切り換えるモード切換スイッチ22、ミストスイッチ21、自動切換スイッチ5a、臀部洗浄スイッチ23、ビデ洗浄スイッチ24、送風スイッチ25等が設けられている。さらに、モード切換スイッチ22の両サイドには通常洗浄待機モードを表示する通常洗浄待機モード表示部26とミスト待機モードを表示するミスト待機モード表示部27とが設けられている。
【0023】
先ず、モード切換スイッチ22を操作して通常洗浄待機モード表示部26を表示させ、その後、臀部洗浄スイッチ23をオン操作すると、図8に示す開閉弁4aが開くと共に、ポンプ18がオンとなり、臀部洗浄ノズル2Aからシャワー水流が噴射する通常臀部洗浄モードとなり、その後、臀部洗浄スイッチ23をオフ操作すると、開閉弁4aが閉じると共に、ポンプ18がオフとなって通常臀部洗浄モードが終了する。また、通常洗浄待機モード表示部26を表示した状態で、ビデ洗浄スイッチ24をオン操作すると、開閉弁4aが開くと共に、ポンプ18がオンとなり、ビデ洗浄ノズル2Bからシャワー水流が噴射するビデ洗浄モードとなり、その後、ビデ洗浄スイッチ24をオフ操作すると、開閉弁4aが閉じると共に、ポンプ18がオフとなってビデ洗浄モードが終了する。また、送風スイッチ25をオン操作すると、ファン31、ヒーター32がオンとなってダクト33(図6)の送風口から温風が供給され、送風スイッチ25をオフ操作することで温風が停止する。
【0024】
一方、モード切換スイッチ22を操作してミスト待機モード表示部27を表示させ、その後、ミストスイッチ21をオン操作すると、開閉弁4aが開くと共に、ポンプ18がオンとなり、ミスト噴霧用ノズル1からミストMがスプレー噴霧されるミストモードとなる。ミストスイッチ21をオフ操作すると、開閉弁4aが閉じると共に、ポンプ18がオフとなって、ミストモードが終了する。
【0025】
また、ミスト待機モード表示部27を表示させた状態で、自動切換スイッチ5aをオン操作する。この自動切換スイッチ5aは、ミストモードから通常洗浄モードに自動的に切換えるためのモード切換手段5を構成している。つまり、自動切換スイッチ5aをオン操作すると、最初はミストモードとなり、タイマーで予め設定された一定時間が経過すると、ミストモードから通常洗浄モードに自動的に切換わる。その後、自動切換スイッチ5aをオフ操作すると、開閉弁4aが閉じると共に、ポンプ18がオフとなり、通常洗浄モードが終了する。
【0026】
しかして、本例ではミスト噴霧用ノズル1とは別の通常の洗浄ノズル2を設け、モード切換スイッチ22によってミスト噴霧用ノズル1側と通常の洗浄ノズル2側とを切換えるようにしたので、痔の人はミスト噴霧用ノズル1を使用でき、一方、痔でない人は、通常の洗浄ノズル2を使用できるので、多くの利用者に十分に対応できるようになる。
【0027】
また、自動切換スイッチ5aを操作することで、ミストモードを一定時間行なった後で通常洗浄モードに自動的に切換えることができるので、いきなり最初から通常の洗浄ノズル2からのシャワー水流を局部に当てるのではなく、局部の粘膜をミストMで十分に濡らした状態としてからシャワー水流を局部に当てることができるようになり、従って、ソフトな感じを与えつつ最終的に水勢を強めて十分な洗浄効果が得られるようになる。
【0028】
更に本例では、図8に示すように、局部洗浄装置8に、温水タンク19に内蔵されるヒーター20を制御する温水温度制御手段6を設け、この温水温度制御手段6によって、温水タンク19の温水温度を制御する。本例ではミストモード時にミスト噴霧用ノズル1に供給される温水温度を、通常洗浄モード時に通常の洗浄ノズル2に供給される温水温度よりも高く設定する。先ず、通常時の温水タンク19内の温水温度は例えば40℃程度に設定され、通常洗浄モード時には40℃程度の温水を通常の洗浄ノズル2から噴射させる。40℃程度の場合、局部に直接、高温のシャワー水流が当たっても利用者にとって熱過ぎる感じを与えることがない。一方、ミストモードに切り換えられたときは、温水温度を例えば50℃程度まで上昇させる。このとき最初は40℃程度の低温のミストMがスプレー噴霧するようになり、その後、徐々に水温が上がり、最終的に50℃の高温のミストMがスプレー噴霧するようになる。
【0029】
しかして、最初は低温のミストMで刺激を少なくしながら局部の粘膜を湿らせるようにし、その後、温度を上げて50℃の高温のミストMにすることで、局部に付着した油分などの汚れを十分に溶かすことができる。またこのように50℃の高温のミストMにした場合でも、ミストMがスプレー噴霧される際に体感温度が下がり易く、また実際にミストMのスプレー噴霧によって温度が下がりやすい。つまり、通常の洗浄ノズル2からのシャワー水流と比較して、50℃の高温のミストMでも熱過ぎるという感じがしなくなり、安心して高温のミストMによる清潔で且つ快適な局部洗浄を体感できる。また、高温のミストMをスプレー噴霧することで、汚れの分解除去が一層促進されるものである。さらに、温水タンク19内の温水温度が通常時の40℃程度から50℃程度まで上昇するのに時間がかかるが、ゆっくりと時間をかけてソフトに洗浄することができる効果及び汚れを優しく洗い落すことができる効果があり、さらに局部の血液促進をより向上させる効果もある。
【0030】
なお、前記実施形態では、ミスト噴霧用ノズル1以外に臀部洗浄ノズル2A、ビデ洗浄ノズル2Bを併用する場合を説明したが、ミスト噴霧用ノズル1のみを単独で備えるものであってもよく、またこの場合、ミスト噴霧用ノズル1に供給される温水として水道水以外に、例えば痔疾治療用の薬液を供給することが可能である。つまり痔疾治療用の薬液をミストMにしてスプレー噴霧すれば、ソフトな局部洗浄ができるだけでなく、痔疾治療用の薬液が自動的に痔疾患部に塗布されるため、痔疾治療にきわめて有効となる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の一実施形態のミスト噴霧用ノズルを使用する状態を説明する斜視図である。
【図2】同上のミスト噴霧用ノズルからミストがスプレー噴霧する状態を説明する側面図である。
【図3】同上のミスト噴霧用ノズルをノズルパイプの先端部に取り付けた状態を示す断面図である。
【図4】(a)は同上のミスト噴霧用ノズルの一形態を説明する側面断面図、(b)は正面図である。
【図5】同上のミスト噴霧用ノズルの他の形態を説明する側面断面図である。
【図6】同上の局部洗浄装置の内部構造の一例を示す斜視図である。
【図7】同上の局部洗浄装置に設けられる操作部の一例を示す正面図である。
【図8】同上の操作部に関連するブロック図である。
【符号の説明】
【0032】
1 ミスト噴霧用ノズル
2 通常の洗浄ノズル
4 流路切換手段
5 モード切換手段
6 温水温度制御手段
M ミスト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体の局部に向けてミストをスプレー噴霧してミストによる局部洗浄を行なうためのミスト噴霧用ノズルを備えることを特徴とする局部洗浄装置。
【請求項2】
前記ミスト噴霧用ノズルとは別に、通常のシャワー水流を噴射する通常の洗浄ノズルを設けると共に、給水路からの水をミスト噴霧用ノズル側に供給するか、通常の洗浄ノズル側に供給するかを切換えるための流路切換手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の局部洗浄装置。
【請求項3】
前記ミスト噴霧用ノズルからのミストのみで局部洗浄を行なうミストモードを一定時間行なった後に、通常の洗浄ノズルからのシャワー水流で局部洗浄を行なう通常洗浄モードに自動的に切換えるためのモード切換手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の局部洗浄装置。
【請求項4】
前記ミストモード時にミスト噴霧用ノズルに供給される温水温度を、通常洗浄モード時に通常の洗浄ノズルに供給される温水温度よりも高く設定するための温水温度制御手段を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の局部洗浄装置。



【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2006−274603(P2006−274603A)
【公開日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−93116(P2005−93116)
【出願日】平成17年3月28日(2005.3.28)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】