説明

工事用の仮囲いパネル及び仮囲いパネルを用いた仮囲い方法

【課題】建築工事現場の工事周辺を囲う仮囲い用間仕切りパネルを提供する。
【解決手段】仮囲いを複数枚の仮囲いパネル1,1・・・をスタッド2,2・・・を介して連結・配列し、コーナーカバー3及び引戸4を配置して工事用の仮囲いとなる間仕切り装置を構成する。間仕切り装置は、壁面5の正面に設置され、この仕切られた内部領域で内装工事が行われる。仮囲いパネル1はパネル基材の表面に2枚の表層材を独立して剥がすことが出来るように貼着している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は建築工事現場の工事の周囲を囲うことが出来る間仕切り装置のパネル及び該パネルを用いた仮囲い方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、駅構内や大型商業施設などにおいて、集客能力を維持する為に又は向上する為に店舗の内装工事を行うことが多く、この場合、工事する領域と客が行き来する通路となる外部を遮断する為の仮囲いが設けられている。この仮囲いとしては、一般にLGSと称される軽量鉄骨を下地として立設し、これにベニヤ板や石こうボード、又は鉄板やクロスなどを貼り付けて遮断壁面を構成している。
【0003】
従って、仮囲いとなる遮断壁面を構成する資材設備や、工事完了後の資材撤去に多大な費用と時間がかかっており、ひいては工事全体のコスト高を招いているといった問題がある。また、仮囲いとして使用した資材を撤去した後は、そのまま産業廃棄物となってしまうことが多く、廃棄物の増大を招くことで省資源に反すと共に環境保全にも反し、勿論、処理コストも高くなる。
【0004】
そして、上記のような資材を用いた仮囲いを設置して内装工事を行なっている駅構内や大型商業施設などにおいては、いかにも工事中であるといった雰囲気となってしまい、周辺店舗や施設内のイメージが損なわれてしまうといった問題点も残されている。こうした状況は、近辺を通行する人々にとって、駅周辺若しくは大型商業施設の活気が停滞しているといった印象を与えてしまう。
【0005】
特開2001−49870号に係る「仮囲い装置」は、ビル等の建物内に形成された複数の店舗のうち、1つの店舗を改装する際に、その店舗の周囲を囲う仮囲い装置である。すなわち、間隔をおいて配置された複数本の伸縮自在な支柱のうち、隣接するもの間の先端部間に横桟部を着脱自在に設け、これら横桟部に上端部が配置されるシートを係止するように横桟部にシート係止部を設けている。この仮囲い装置は一般の人でも簡単にしかも短時間で設置することは出来るが、人通りの多い駅構内やデパートなどに設置するならば、他の場所とのバランスが崩れて違和感がある。
【0006】
特許第3559775号に係る「仮囲い」は、ビル内の店舗等の改装工事において用いられる仮囲いである。すなわち、パネルを第1のパネルと第2パネルにより構成し、第1パネル板面に、その一面側に突出し、他面側に凹状となるような上下方向係合溝を設けると共に、上記第2のパネルにおける第1のパネルに対向する一面に、第1のパネルの係合溝に上下方向には摺動可能でかつパネル面に直交する方向には抜け止めされた状態で係合し得る係合凸部を設け、第2のパネルの係合凸部を第1のパネルの係合溝に係合して両パネルを連結した状態において、第1又は第2のパネルに対して他方のパネルを上下方向に摺動可能に構成している。
【0007】
しかし、第1のパネルと第2のパネルが上下方向に摺動可能に構成しているが、表面には係合凸部が突出し、その外観はあくまでも工事用の仮囲いであるといった外観を呈している。
また、実開平6−18558号に係る「建築現場における目隠し用パネル及びネツト、シートにコマーシヤルを表示する装置」は、建築現場において目隠し用パネル及びネツト、シートを広告宣伝用の媒体として使用、これにコマーシヤルを表示して宣伝用としたものである。
【0008】
このように、ビル内の店舗の工事をする場合に仮囲いを行なっており、また、この仮囲いに用いるパネル及びネット、シートを広告宣伝用の媒体とすることは知られている。ところで、改装工事後も同じ店舗である場合には仮囲い用のパネル表面に広告宣伝用の表層材を貼着することで工事期間中であっても通路を行き来する人々に知らしめることが出来る。
【0009】
しかし、工事後には別の店舗が入る場合であれば、前店舗の仮囲いパネルを使用して新店舗の改装工事をすることは通常は難しい。前店舗が撤去する為の撤去作業であれば、広告宣伝を記載した仮囲いパネルを用いて囲いをする必要がない。前店舗用の仮囲いを撤去して新たに入る新店舗の仮囲いパネルを据付けることは面倒であると共に仮囲い工事に約2倍のコストが必要となる。
【特許文献1】特開2001−49870号に係る「仮囲い装置」
【特許文献2】特許第3559775号に係る「仮囲い」
【特許文献3】実開平6−18558号に係る「建築現場における目隠し用パネル及びネツト、シートにコマーシヤルを表示する装置」
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
このように、工事現場が外から見えないようにカバーする仮囲いには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、仮囲いに対するコストを抑えることで工事全体のコスト低減を図り、仮囲い撤去後の廃棄物を抑制して再利用可能にすることは勿論のこと、旧店舗が撤去した後に別の新たな店舗が入る場合に、仮囲い用のパネルを交換することなく簡単に対処することが出来るようにした仮囲いパネル及び仮囲い方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る仮囲い用のパネルは、そのパネル基材表面に2枚の表層材を貼着している。パネル基材の具体的な構造は特に限定せず、一般的な間仕切りパネルと同じく、ハニカムコアや不燃ボードなどをパネル基材とし、該パネル基材の少なくとも片面に表面材を貼着して構成する場合、又はアルミ押出し型材とした場合、アルミ鋼板やスチール鋼板を曲げ加工した場合、さらにはベニヤ板などの木製板をパネル基材とすることも出来る。
【0012】
そして、本発明では上記パネル基材の表面に剥離可能な2枚の表層材を貼着している。該表層材の材質も限定はしないが、一般的にはポリエステル樹脂系の薄いフイルム状のシート、又はマグネットシートが用いられると共に一般的には広告宣伝として機能する表示が施される。しかも、パネル基材に貼着される表層材は2枚で、各表層材は互いに分離して剥離することが出来る。
【0013】
ここで、2枚の表層材の中で上層側の第1表層材は撤退する旧店舗を解体する時に使用され、下層側の第2表層材は新店舗用として使用される。すなわち、撤退する旧店舗を解体する工事期間中は第1表層材が見えるように表面化しており、旧店舗の解体が完了して新店舗の内装工事が始まったならば第1表層材を剥ぎ取って第2表層材が見えるように表面化する。しかし、第1表層材及び第2表層材に描かれるデザイン、模様は限定しないが、第2表層材には新たな新店舗の広告宣伝として機能するように店名や商標などを表記するのが一般的である。
さらに、本発明の仮囲いパネルは3枚ないし4枚の表層材を内装工事に応じて貼着することも可能である。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る仮囲いパネルは、パネル基材の表面に2枚の表層材を剥離可能な状態で貼着している。そこで、撤退する旧店舗の解体工事中は上層側の第1表層材が表面化し、新店舗の内装工事が開始されると第1表層材は剥ぎ取られて下層側の第2表層材が表面化する。そして、新店舗の内装工事が完了した場合には仮囲いパネルで構成される間仕切り装置を解体し、回収した仮囲いパネルの第2表層材を剥離し、再度新たな表層材を貼着して再利用することが出来る。従って、新品の仮囲いパネルとして何度も使われ、表層材が廃棄されるのみでパネルの廃棄はされない。
【0015】
本発明の仮囲いパネルにはパネル基材に2枚の表層材が貼着されている為に、旧店舗の解体工事が完了した段階で、新店舗用の新たな仮囲いパネルを据付ける必要がなく、第1表層材を剥ぎ取ることで下層側の第2表層材が表面化して新店舗用の広告宣伝機能を備えた仮囲いとなる。すなわち、仮囲いパネルを交換する必要がなく、短時間で新旧店舗の工事を行なうことが出来ると共に費用が安くなる。
【0016】
そして、表層材には転写などの印刷模様を施すことで、柄や模様等のカラフルなデザインに仕上げることが出来、駅の構内や大型商業施設内での工事の囲いとして使用する場合に違和感を与えることがない。さらに、広告宣伝機能をもつ仮囲いとして表層材を製作することで、店舗内装工事中であっても通行人の目に留まり、しかも雰囲気やイメージを損なうことはなく、周辺施設などの雰囲気が活気溢れるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る仮囲い用間仕切り装置の全体図。
【図2】仮囲い用間仕切り装置の縦断面図。
【図3】仮囲い用間仕切り装置の横断面図。
【図4】正面壁に装着した引戸部分の縦断面図。
【図5】正面壁に装着した引戸部分の横断面図。
【図6】パネル断面の具体例。
【図7】パネル仮囲いパネルの展開図。
【図8】店名を表示した表層材の具体例。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は工事用の仮囲いとなる間仕切り装置の全体図を表し、同図の1は仮囲いパネル、2はスタッド、3はコーナーカバー、4は引戸をそれぞれ示している。この間仕切り装置は壁面5の正面に設置され、この仕切られた内部領域で内装工事が行なわれる。この間仕切り装置としての基本構造は建物の大きな空間をオフィスとして使用する場合の間仕切りと共通している。また、工事期間中に限り使用される仮囲いである為に、オフィス空間を仕切り間仕切りパネルより簡易な形態のパネルとすることも可能である。
【0019】
各仮囲いパネル1,1・・・はスタッド2,2・・・を介して連結し、壁面5との間に空間を形成している。壁面5から垂直方向へ延びる仮囲いパネル1,1・・・を配列して互いに平行な側壁6,6を構成し、該側壁6,6の先端を複数枚の仮囲いパネル1,1・・・を配列した正面壁7にて繋いでいる。そして、側壁6と正面壁7とのコーナーにはコーナーカバー3,3が起立している。
ここで、間仕切り装置を構成する仮囲いパネル1,1・・・の連結形態としては上記スタッド2,2・・・を間に介在することなく、パネル1,1・・・同士を突き合わせて連結金具を用いた連結構造とすることも出来る。
【0020】
正面壁7には引戸4が取付けられ、側壁6,6と正面壁7とで囲われた内部空間を出入りすることが出来る。同図に示す本実施の形態では、互いに平行な側壁6,6を構成しているが、仮囲いの形態は限定せず、両側壁6,6を斜めに傾斜して構成する場合、又は一方の側壁6のみを斜めに傾斜した構造とする場合もある。ところで、仮囲いを構成する仮囲いパネル1はその外観が駅構内や大型商業施設内でのショッピングゾーンの雰囲気やイメージを損なうことがない形態としている。すなわち、従来の仮囲いのように、横桟部にシートを係止して吊設したものや、伸縮可能な第1のパネルと第2のパネルを配置したものとは違い、従来の間仕切りパネルを使用するならば、通路を行き来する人に対してその外観は工事中であるといったイメージを与えない。
【0021】
図2、図3は上記図1の縦断面拡大図と横断面拡大図を示している。仮囲いパネル1は床レール8に配置されたアジャスター9に支えられた巾木10の上に載り、上端は天井11に取付けた天井レール12に嵌って位置決めされている。そして、隣り合う仮囲いパネル1,1の間には垂直に起立するスタッド2が介在して互いに連結されている。
【0022】
ここで、該間仕切り装置はあくまでも一時的な工事用の仮囲いであり、その為に床レール8は床面13に両面テープ17を介して固定される。天井レール12は天井11にネジ18にて取付けられているが、内装工事が完了した後は天井面を補修する。従って、間仕切り装置を撤去する際には天井11及び床面13にキズが残ることはない。前記図2に示した本発明の実施例形態では、上端を天井まで延ばして固定した構造としているが、背丈の高いつい立やローパーティションのように天井まで届かない間仕切り構造とする場合もある。
【0023】
図4、図5は上記正面壁7に設けた引戸4の縦断面図と横断面図を示している。引戸4は2枚の引き違い戸4a,4bを有し、両スタッド2,2間に嵌められた門形枠体に装着される。そして、門形枠体の上桟19の下面に形成したガイドレール20に引戸上端のガイド21,21が遊嵌すると共に、床面13に敷設した下レール22に沿って戸車23,23が転動することで開閉することが出来る。
【0024】
図6は本発明に係る仮囲いパネル1の具体例であり、パネル基材と成るペーパーコア14の両面には表面材15,15が貼着され、該表面材15,15の両側端は垂直に折れ曲がっている。同図の間仕切りパネル1はペーパーコア14の両面に表面材15,15を貼り付けた構造と成っているが、片面にのみ表面材15を貼着したパネル1とする場合、又は石こうボード等の不燃ボードをパネル基材としてその片面に表面材15を貼着した仮囲いパネル1とする場合もある。
【0025】
図7は仮囲いパネル1の展開図を表している。同図の16はパネル基材、24は第1表層材、25は第2表層材をそれぞれ表し、パネル基材16の表面には第2表層材25が貼着され、第2表層材25の上面には第1表層材24が貼着される。そして、第1表層材24及び第2表層材25は貼着されるが、何時でも剥がすことが出来るように接着されている。
【0026】
ところで、本発明の仮囲いパネル1は第1表層材24と第2表層材25が重なり合って貼着され、撤退する旧店舗の解体工事と新に入る新店舗の改装工事の場合に使い分けることが出来る。すなわち、旧店舗の撤去工事を行なう場合には重なり合った第1表層材24と第2表層材25の上層側の第1表層材24が表面化する。
【0027】
撤去する旧店舗が店を完全閉鎖する場合であるならば、広告宣伝は不要であるために、第1表層材24には周辺施設のイメージを損なうことがないような図柄や模様を描くことが出来る。撤退して他の場所へ移転する場合であるならば、周辺施設のイメージを損なうことがないような図柄や模様の他に新店舗の移転場所及びオープンする月日などが記載される。
【0028】
すなわち、本発明の仮囲いパネル1はあくまでも工事期間中の一時的な仮囲いであるが、駅の構内、デパートなどで人の出入りの多い場所での工事となる為に、周りの雰囲気を阻害することがないような仮囲いパネル1としなくてはならない。そこで、該仮囲いパネル1はオフィス用の外観とは異なり、表面にはカラフルな模様、図形、又は宣伝・広告となる店名や商標が表記される。
【0029】
特に、内装工事のために一時的に商売が出来ない訳であるが、この期間を無駄にしないためにも仮囲いとなるパネル表面に宣伝・広告が表示される。例えば、ラーメン店の店舗改装であるならば、「・・・ラーメン」なる表示を、通行人の目に留まるように仮囲いパネル面に大きく表記すると効果がある。又は、婦人服店の店舗改装であるならば、販売される被服のブランド名をパネル面に大きく表示する。
【0030】
一方、宣伝・広告表示の他に、隣りの店舗及び周りの店舗との調和が取れるパネルデザインとすることも重要である。図8は第1表示材24を剥がして第2表層材25が表面化した場合であり、第2表層材25には「・・・ラーメン」なる文字を印刷してある。通路に面して複数枚の各仮囲いパネル1,1・・・に第2表層材25,25・・・が貼着されることで通行人の目に留まる。
【0031】
従って、店舗改装が完了して開店すると同時に、目に留まって記憶に残っている客が足を運ぶことになり、工事期間中の宣伝・効果を得ることが出来る。そして、この第2表層材25は第1表層材24と同じく接着剤で完全固着されることなく、剥がすことが出来るようにしている。剥がすことが出来る接着剤に関しては従来から周知であり、ここで改めて説明することは省略する。
【0032】
すなわち、本発明は仮囲いパネル1の再利用を目的の1つとしている訳で、パネル表面に貼着される第1表層材24及び第2表層材25を剥がし、別の第1表層材24及び第2表層材25が貼着される。内装工事が完了したならば仮囲いである間仕切り装置は解体され、仮囲いパネル1は取外される。そして貼着されている第2表層材25は剥がされ、他の店舗改装等の仮囲いパネル1として用いられる。ただし、本発明の仮囲いパネル1は3枚ないし4枚の表層材を貼着する場合もある。すなわち、工事期間が長期化するような場合、貼着した複数枚の表層材を順次剥がして広告宣伝に供すことが出来る。
【0033】
ところで、仮囲いパネル1を構成するパネル基材16としては、ペーパーコアやハニカムコアに鋼板を両面接着した場合、不燃ボードに鋼板を片面接着した場合、アルミ押出し型材とした場合、アルミ鋼板を曲げ加工した場合、スチール鋼板を曲げ加工した場合、さらにはベニヤ板などの木製板などで、その構成は限定しない。
【符号の説明】
【0034】
1 パネル
2 スタッド
3 コーナーカバー
4 引戸
5 壁面
6 側壁
7 正面壁
8 床レール
9 アジャスター
10 巾木
11 天井
12 天井レール
13 床面
14 ペーパーコア
15 表面材
16 パネル基材
17 両面テープ
18 ネジ
19 上桟
20 ガイドレール
21 ガイド
22 下レール
23 戸車
24 第1表層材
25 第2表層材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築工事現場の工事周辺を囲う仮囲いであって、該仮囲いを複数枚のパネルを連結し配列して構成する間仕切り装置の仮囲いパネルにおいて、該仮囲いパネルはパネル基材の上に複数枚の表層材を重ね合わせると共に、それぞれ独立して剥離することが出来るように貼着したことを特徴とする工事用の仮囲いパネル。
【請求項2】
建築工事現場の工事周辺を囲う仮囲いであって、該仮囲いを複数枚のパネルを連結し配列して構成する間仕切り装置の仮囲いパネルにおいて、該仮囲いパネルはパネル基材の上に第1表層材と第2表層材を重ね合わせると共に、それぞれ独立して剥離することが出来るように貼着したことを特徴とする工事用の仮囲いパネル。
【請求項3】
建築工事現場の工事周辺を囲う仮囲いであって、工事空間を間仕切り装置によって仮囲いする方法において、仮囲いをする為のパネル基材には2枚の表層材をそれぞれ剥がすことが出来るように貼着し、旧店舗を撤去する場合には表上層側の第1表層材を用い、旧店舗を撤去して新店舗の工事を行なう時には第1表層材を剥がして下層側の第2表層材を表面化して広告宣伝することを特徴とする工事の仮囲い方法。
【請求項4】
建築工事現場の工事周辺を囲う仮囲いであって、工事空間を間仕切り装置によって仮囲いする方法において、仮囲いをする為のパネル基材には複数枚の表層材をそれぞれ剥がすことが出来るように貼着し、旧店舗を撤去して新店舗の工事を行なう時に貼着した複数枚の表層材を上層側から順次剥がすことが出来るように構成したことを特徴とする工事の仮囲い方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−72188(P2013−72188A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−210490(P2011−210490)
【出願日】平成23年9月27日(2011.9.27)
【出願人】(000105693)コマニー株式会社 (105)