布団
【課題】
布団と乾燥用パットを一体化することで、お年寄りにも布団乾燥機等で布団の乾燥や就寝前の保温の操作が簡単にできる布団を提供すること。
【解決手段】
表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7の4枚を重ね合せて、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に乾燥用パット21を形成することでの取り付け取り外しの必要がなく簡単に操作できる。
布団と乾燥用パットを一体化することで、お年寄りにも布団乾燥機等で布団の乾燥や就寝前の保温の操作が簡単にできる布団を提供すること。
【解決手段】
表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7の4枚を重ね合せて、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に乾燥用パット21を形成することでの取り付け取り外しの必要がなく簡単に操作できる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、布団乾燥機等で布団の乾燥や保温するための、構造を備えた布団に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は布団を乾燥する時、布団乾燥機等で袋状の乾燥用パットを掛布団と敷布団の間に入れて使用していた。
【0003】
また、布団乾燥機用の乾燥用パットは、生地がポリ塩化ビニル、ナイロンでありそのまま使用するには、吸湿性がなく柔らかい質感がえられない(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【特許文献1】特許第3345831号公報
【特許文献2】特開2002−336109公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来公知の乾燥や保温するのに布団乾燥機等の取り付け、取り外しが面倒で大変であった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題を解決しようとするものであり、吸湿性がある乾燥用パットを布団と一体にすることで、取り付けや取り外しが簡単にでき短時間に乾燥や保温ができる布団を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7の4枚を重ね合せて、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、温風や冷風を吹き込むことで乾燥及び保温することができる。
【0007】
請求項2の発明は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せて、表生地6と低通気性中地9の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等を保温材13として充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、表生地5と低通気性中地8、低通気性中地9の重ね合わせた3枚と裏生地7をファスナー18等で取り付けることで、低通気性中地9と裏生地7の間に布団1の出し入れができ、厚手の布団として使用でき送風路21に温風や冷風を吹き込むことで乾燥及び保温することができる。
【0008】
請求項3の発明は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せ、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等を保温材13として充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、送風路22を形成した布団2と、低通気性中生地10と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等を保温材13として充填した布団3の周縁を接合し、送風路21に温風や冷風を吹き込むことで乾燥及び保温することができる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3に記載の布団に於いて、布団2と布団3の間に硬綿、ウレタン等19を入れた厚手の布団として保温性を高めることができる。
【0010】
請求項5の発明は、表生地6と中生地11の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団4と、中生地11と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団5を、重ね合わせて吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、その空間に乾燥用パット20を装着して温風を吹き込むことで乾燥及び保温することができる。
【0011】
請求項6の発明は、請求項5に記載の布団に於いて、硬綿、ウレタン等19の片面に乾燥用パット20を装着する構成とした。
【0012】
請求項7の発明は、請求項5に記載の布団に於いて、硬綿、ウレタン等19の2枚の間に乾燥用パット20を装着する構成とした。
【0013】
請求項8の発明は、請求項1,2,3又は、5記載の布団に於いて、吸入口17を複数設け送風22を布団の周辺、中央、全体等の複数箇所に設定することができる。
【発明の効果】
【0014】
上述したように本発明の布団は、乾燥用パットを布団と一体化することで布団の乾燥や保温が簡単にできる布団を提供できる。
【0015】
また、硬綿、ウレタン等の間に乾燥用パットを挟んで使用することで更に保温力を増すことができる布団を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図22に基づいて説明する。
【実施例1】
【0017】
これらの図において、表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7の4枚を重ね合せて、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成したものである。
【0018】
図2は、図1におけるA−A線に沿う断面図であり、図3は、図1におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し温風または、冷風を送風23した状態を示した図である。
【0019】
図4また図5は、キルトパターンを変えた送風路21の一例である。
【実施例2】
【0020】
図6は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せて、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の重ね合わせた3枚と裏生地7をファスナー18等で取り付けることで、低通気性中地9と裏生地7の間に布団1の出し入れができ、送風路21を形成した状態を示したものである。
【0021】
図7は、図6におけるA−A線に沿う断面図であり、図8は、図6におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団1を入れ温風又は、冷風を送風21した状態を示した図である。
【実施例3】
【0022】
図9は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せ、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、送風路21を形成した布団2と、低通気性中生地10と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団3の周縁を接合し、送風路21を形成した状態を示したものである。
【0023】
図10は、図9におけるA−A線に沿う断面図であり、図11は、図9におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成した状態に温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である。
【0024】
図12は、図9におけるA−A線に沿う断面図であり、図13は、図9におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団2と布団3の間に硬綿、ウレタン等19を入れて、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成した状態に温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である。
【実施例4】
【0025】
図14は、表生地6と中生地11の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団4と、中生地12と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団5を、重ね合わせて吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、その空間に乾燥用パット20を装着した状態に温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である。
【0026】
図15は、図14におけるA−A線に沿う断面図であり、図16は、図14におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団4と布団5の間に乾燥用パット20取り付け温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である。
【0027】
図17は、図14におけるA−A線に沿う断面図であり、図18は、図14におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団4と布団5の間に硬綿、ウレタン等19の片面に乾燥用パット20取り付け温風又は、冷風を送風23した状態を示した図である
【0028】
図19は、図14におけるA−A線に沿う断面図であり、図20は、図14におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団4と布団5の間に硬綿、ウレタン等19の2枚の間に乾燥用パット20取り付け温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である
【実施例5】
【0029】
図21は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7を4枚重ね合せ、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に吸入口17を縦方向または横方向に設け周縁を接合して、表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填して、直接キルトし低通気性中地8と低通気性中地9の空間14を、周辺F、中央E、全体D等の複数を設け吸入口A、吸入口B、吸入口Cを形成した状態を示したものである。
【0030】
図22は、図21における吸入口17の拡大図で周辺F、中央E、全体D等を複数の吸入口A、吸入口B、吸入口Cを形成した状態を示した図である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
布団と乾燥パットを一体にすることで、布団の乾燥及び保温するのに取り付け取り外しが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の第一の実施例を示す布団の平面図である。
【図2】布団に送風した状態の図1におけるA−A線に沿う断面図である。
【図3】布団に送風した状態の図1におけるB−B線に沿う断面図である。
【図4】布団の一例の平面図である。
【図5】布団の一例の平面図である。
【図6】本発明の第二の実施例を示す布団の平面図である。
【図7】布団に布団1を入れ送風した状態の図6におけるA−A線に沿う断面図である。
【図8】布団に布団1を入れ送風した状態の図6におけるB−B線に沿う断面図である。
【図9】本発明の第三の実施例を示す布団の平面図である。
【図10】布団に送風した状態の図9におけるA−A線に沿う断面図である。
【図11】布団に送風した状態の図9におけるB−B線に沿う断面図である。
【図12】布団に硬綿、ウレタン等を入れ送風した状態の図9におけるA−A線に沿う断面図である。
【図13】布団に硬綿、ウレタン等を入れ送風した状態の図9におけるB−B線に沿う断面図である。
【図14】本発明の第四の実施例を示す布団4と布団5の間に乾燥パットを挟んで送風した状態の断面図である。
【図15】布団に送風した状態の図14におけるA−A線に沿う断面図である。
【図16】布団に送風した状態の図14におけるB−B線に沿う断面図である。
【図17】布団に送風し硬綿、ウレタン等の片面に乾燥パット装着した状態の図14におけるA−A線に沿う断面図である。
【図18】布団に送風し硬綿、ウレタン等の片面に乾燥パット装着した状態の図14におけるB−B線に沿う断面図である。
【図19】布団に送風し硬綿、ウレタン等の2枚の間に乾燥パット装着した状態の図14におけるA−A線に沿う断面図である。
【図20】布団に送風し硬綿、ウレタン等の2枚の間に乾燥パット装着した状態の図14におけるB−B線に沿う断面図である。
【図21】本発明の第五の実施例を示す布団の平面図である。
【図22】図21における吸入口の拡大図である。
【符号の説明】
【0033】
1 布団
2 布団
3 布団
4 布団
5 布団
6 表生地
7 裏生地
8 低通気性中生地
9 低通気性中生地
10低通気性中生地
11中生地
12中生地
13保温材
14空間
15縦キルト
16横キルト
17吸入口
18ファスナー
19硬綿、ウレタン
20乾燥パット
21送風路
22送風
A 吸入口
B 吸入口
C 吸入口
D 送風全体
E 送風中央
F 送風周辺
G 送風路中央
H 送風路周辺
【技術分野】
【0001】
本発明は、布団乾燥機等で布団の乾燥や保温するための、構造を備えた布団に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は布団を乾燥する時、布団乾燥機等で袋状の乾燥用パットを掛布団と敷布団の間に入れて使用していた。
【0003】
また、布団乾燥機用の乾燥用パットは、生地がポリ塩化ビニル、ナイロンでありそのまま使用するには、吸湿性がなく柔らかい質感がえられない(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【特許文献1】特許第3345831号公報
【特許文献2】特開2002−336109公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来公知の乾燥や保温するのに布団乾燥機等の取り付け、取り外しが面倒で大変であった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題を解決しようとするものであり、吸湿性がある乾燥用パットを布団と一体にすることで、取り付けや取り外しが簡単にでき短時間に乾燥や保温ができる布団を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7の4枚を重ね合せて、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、温風や冷風を吹き込むことで乾燥及び保温することができる。
【0007】
請求項2の発明は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せて、表生地6と低通気性中地9の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等を保温材13として充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、表生地5と低通気性中地8、低通気性中地9の重ね合わせた3枚と裏生地7をファスナー18等で取り付けることで、低通気性中地9と裏生地7の間に布団1の出し入れができ、厚手の布団として使用でき送風路21に温風や冷風を吹き込むことで乾燥及び保温することができる。
【0008】
請求項3の発明は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せ、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等を保温材13として充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、送風路22を形成した布団2と、低通気性中生地10と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等を保温材13として充填した布団3の周縁を接合し、送風路21に温風や冷風を吹き込むことで乾燥及び保温することができる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3に記載の布団に於いて、布団2と布団3の間に硬綿、ウレタン等19を入れた厚手の布団として保温性を高めることができる。
【0010】
請求項5の発明は、表生地6と中生地11の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団4と、中生地11と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団5を、重ね合わせて吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、その空間に乾燥用パット20を装着して温風を吹き込むことで乾燥及び保温することができる。
【0011】
請求項6の発明は、請求項5に記載の布団に於いて、硬綿、ウレタン等19の片面に乾燥用パット20を装着する構成とした。
【0012】
請求項7の発明は、請求項5に記載の布団に於いて、硬綿、ウレタン等19の2枚の間に乾燥用パット20を装着する構成とした。
【0013】
請求項8の発明は、請求項1,2,3又は、5記載の布団に於いて、吸入口17を複数設け送風22を布団の周辺、中央、全体等の複数箇所に設定することができる。
【発明の効果】
【0014】
上述したように本発明の布団は、乾燥用パットを布団と一体化することで布団の乾燥や保温が簡単にできる布団を提供できる。
【0015】
また、硬綿、ウレタン等の間に乾燥用パットを挟んで使用することで更に保温力を増すことができる布団を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図22に基づいて説明する。
【実施例1】
【0017】
これらの図において、表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7の4枚を重ね合せて、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成したものである。
【0018】
図2は、図1におけるA−A線に沿う断面図であり、図3は、図1におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し温風または、冷風を送風23した状態を示した図である。
【0019】
図4また図5は、キルトパターンを変えた送風路21の一例である。
【実施例2】
【0020】
図6は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せて、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の重ね合わせた3枚と裏生地7をファスナー18等で取り付けることで、低通気性中地9と裏生地7の間に布団1の出し入れができ、送風路21を形成した状態を示したものである。
【0021】
図7は、図6におけるA−A線に沿う断面図であり、図8は、図6におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団1を入れ温風又は、冷風を送風21した状態を示した図である。
【実施例3】
【0022】
図9は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せ、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、送風路21を形成した布団2と、低通気性中生地10と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団3の周縁を接合し、送風路21を形成した状態を示したものである。
【0023】
図10は、図9におけるA−A線に沿う断面図であり、図11は、図9におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成した状態に温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である。
【0024】
図12は、図9におけるA−A線に沿う断面図であり、図13は、図9におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団2と布団3の間に硬綿、ウレタン等19を入れて、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成した状態に温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である。
【実施例4】
【0025】
図14は、表生地6と中生地11の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団4と、中生地12と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団5を、重ね合わせて吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、その空間に乾燥用パット20を装着した状態に温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である。
【0026】
図15は、図14におけるA−A線に沿う断面図であり、図16は、図14におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団4と布団5の間に乾燥用パット20取り付け温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である。
【0027】
図17は、図14におけるA−A線に沿う断面図であり、図18は、図14におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団4と布団5の間に硬綿、ウレタン等19の片面に乾燥用パット20取り付け温風又は、冷風を送風23した状態を示した図である
【0028】
図19は、図14におけるA−A線に沿う断面図であり、図20は、図14におけるB−B線に沿う断面図であり保温材13を投入し、布団4と布団5の間に硬綿、ウレタン等19の2枚の間に乾燥用パット20取り付け温風又は、冷風を送風22した状態を示した図である
【実施例5】
【0029】
図21は、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7を4枚重ね合せ、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に吸入口17を縦方向または横方向に設け周縁を接合して、表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填して、直接キルトし低通気性中地8と低通気性中地9の空間14を、周辺F、中央E、全体D等の複数を設け吸入口A、吸入口B、吸入口Cを形成した状態を示したものである。
【0030】
図22は、図21における吸入口17の拡大図で周辺F、中央E、全体D等を複数の吸入口A、吸入口B、吸入口Cを形成した状態を示した図である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
布団と乾燥パットを一体にすることで、布団の乾燥及び保温するのに取り付け取り外しが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の第一の実施例を示す布団の平面図である。
【図2】布団に送風した状態の図1におけるA−A線に沿う断面図である。
【図3】布団に送風した状態の図1におけるB−B線に沿う断面図である。
【図4】布団の一例の平面図である。
【図5】布団の一例の平面図である。
【図6】本発明の第二の実施例を示す布団の平面図である。
【図7】布団に布団1を入れ送風した状態の図6におけるA−A線に沿う断面図である。
【図8】布団に布団1を入れ送風した状態の図6におけるB−B線に沿う断面図である。
【図9】本発明の第三の実施例を示す布団の平面図である。
【図10】布団に送風した状態の図9におけるA−A線に沿う断面図である。
【図11】布団に送風した状態の図9におけるB−B線に沿う断面図である。
【図12】布団に硬綿、ウレタン等を入れ送風した状態の図9におけるA−A線に沿う断面図である。
【図13】布団に硬綿、ウレタン等を入れ送風した状態の図9におけるB−B線に沿う断面図である。
【図14】本発明の第四の実施例を示す布団4と布団5の間に乾燥パットを挟んで送風した状態の断面図である。
【図15】布団に送風した状態の図14におけるA−A線に沿う断面図である。
【図16】布団に送風した状態の図14におけるB−B線に沿う断面図である。
【図17】布団に送風し硬綿、ウレタン等の片面に乾燥パット装着した状態の図14におけるA−A線に沿う断面図である。
【図18】布団に送風し硬綿、ウレタン等の片面に乾燥パット装着した状態の図14におけるB−B線に沿う断面図である。
【図19】布団に送風し硬綿、ウレタン等の2枚の間に乾燥パット装着した状態の図14におけるA−A線に沿う断面図である。
【図20】布団に送風し硬綿、ウレタン等の2枚の間に乾燥パット装着した状態の図14におけるB−B線に沿う断面図である。
【図21】本発明の第五の実施例を示す布団の平面図である。
【図22】図21における吸入口の拡大図である。
【符号の説明】
【0033】
1 布団
2 布団
3 布団
4 布団
5 布団
6 表生地
7 裏生地
8 低通気性中生地
9 低通気性中生地
10低通気性中生地
11中生地
12中生地
13保温材
14空間
15縦キルト
16横キルト
17吸入口
18ファスナー
19硬綿、ウレタン
20乾燥パット
21送風路
22送風
A 吸入口
B 吸入口
C 吸入口
D 送風全体
E 送風中央
F 送風周辺
G 送風路中央
H 送風路周辺
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7の4枚を重ね合せて、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、温風や冷風を吹き込むことを特徴とする布団。
【請求項2】
表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せて、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の重ね合わせた3枚と裏生地7をファスナー18等で取り付けることで、低通気性中地9と裏生地7の間に布団1の出し入れができ、送風路21に温風や冷風を吹き込むことを特徴とする布団。
【請求項3】
表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せ、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、送風路21を形成した布団2と、低通気性中生地10と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団3の周縁を接合し、送風路21に温風を吹き込むことを特徴とする布団。
【請求項4】
布団2と布団3の間に硬綿、ウレタン等19を入れた請求項3に記載の布団。
【請求項5】
表生地6と中生地11の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団4と、中生地12と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団5を、重ね合わせて吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、その空間に乾燥用パット20を装着して温風を吹き込むことを特徴とする布団。
【請求項6】
硬綿、ウレタン等19の片面に乾燥用パット20を装着した請求項5に記載の布団。
【請求項7】
硬綿、ウレタン等19の2枚の間に乾燥用パット20を装着した請求項5に記載の布団。
【請求項8】
吸入口17を複数設け送風21を布団の周辺、中央、全体等の複数箇所に設定できるようにした請求項1、2、3又は、5のいずれかに記載の布団。
【請求項1】
表生地6と低通気性中地8の間及び低通気性中地9と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9、裏生地7の4枚を重ね合せて、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、温風や冷風を吹き込むことを特徴とする布団。
【請求項2】
表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せて、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、低通気性中地8と低通気性中地9の空間14に送風路21を形成し、表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の重ね合わせた3枚と裏生地7をファスナー18等で取り付けることで、低通気性中地9と裏生地7の間に布団1の出し入れができ、送風路21に温風や冷風を吹き込むことを特徴とする布団。
【請求項3】
表生地6と低通気性中地8、低通気性中地9の3枚を重ね合せ、表生地6と低通気性中地8の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填し、低通気性中地8と低通気性中地9の間に吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、縦方向又は、横方向に直接キルトすることで、送風路21を形成した布団2と、低通気性中生地10と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団3の周縁を接合し、送風路21に温風を吹き込むことを特徴とする布団。
【請求項4】
布団2と布団3の間に硬綿、ウレタン等19を入れた請求項3に記載の布団。
【請求項5】
表生地6と中生地11の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団4と、中生地12と裏生地7の間に羽毛、羊毛、ポリエステル、綿等の保温材13を充填した布団5を、重ね合わせて吸入口17を縦方向又は、横方向に設け周縁を接合し、その空間に乾燥用パット20を装着して温風を吹き込むことを特徴とする布団。
【請求項6】
硬綿、ウレタン等19の片面に乾燥用パット20を装着した請求項5に記載の布団。
【請求項7】
硬綿、ウレタン等19の2枚の間に乾燥用パット20を装着した請求項5に記載の布団。
【請求項8】
吸入口17を複数設け送風21を布団の周辺、中央、全体等の複数箇所に設定できるようにした請求項1、2、3又は、5のいずれかに記載の布団。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【公開番号】特開2007−252488(P2007−252488A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−78746(P2006−78746)
【出願日】平成18年3月22日(2006.3.22)
【出願人】(503124403)有限会社サカキュー (4)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年3月22日(2006.3.22)
【出願人】(503124403)有限会社サカキュー (4)
【Fターム(参考)】
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