説明

干渉低周波治療器

【課題】
4極干渉モードと8極干渉モードの切り換えを適宜行うことにより患者の治療部位の数や患者人数に適した治療を可能にするとともに、8極干渉モードの選択時における4組の導子からの出力調整及び出力時間設定が煩わしくなく簡便に行える操作性に優れた干渉低周波治療器を提供する。
【解決手段】
各組4個の導子5からなる計2組の導子5を有し、各組の導子5を個々に用いて治療を行う4極干渉モードと2組の導子5を併用して治療を行う8極干渉モードとを任意に切り換えできる干渉モード切換手段23を備え、干渉モード切換手段23により、4極干渉モードが選択された時は、各組の導子5の出力調整器17及び出力時間調整器18により出力及び出力時間が個別に独立して調整設定可能で、8極干渉モードが選択された時は、いずれか一方の組の導子5の出力調整器17及び出力時間設定器18により2組の導子の出力及び出力時間の調整設定が同時に行える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、周波数の異なる二以上の中周波電流を体内に通電し、干渉させることにより、患部を刺激し治療を行う干渉低周波治療器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から周波数の異なる2種類の中周波電流を生体に交差させて通電することにより、電流の交差点周辺に2種類の中周波電流の周波数差に相当した周波数の干渉電流を発生させ、この干渉電流により人体患部の刺激を行う干渉低周波治療器が知られている。
【0003】
そして、2組(計4個)の導子を用いて刺激を行う4極干渉モードと、3組(計6個)の導子を用いて刺激を行う6極干渉モードとの切り換えが可能な干渉低周波治療器が特許文献1に開示されている。
【特許文献1】特開平11−221290号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の干渉低周波治療器によれば、4極干渉専用と6極干渉専用の干渉低周波治療器を各々取り揃えることなく、1台の治療器で4極干渉と6極干渉とを適宜使い分けることができるが、4極干渉モードを選択した場合は1組の導子が余ってしまい無駄となり導子数の構成上好ましいものではなかった。
【0005】
さらに、一人の患者の二つの部位に対して各々4極干渉モードによる治療を同時に施したり、或いは、異なる二人の患者に同時に4極干渉モードによる治療を施したいという操作者側からの要望があったが、特許文献1の干渉低周波治療器ではこの要望に応えることができないといった問題点を有していた。
また、6極干渉モードを選択した際に、3組の導子からの出力や出力時間(治療時間)の設定を一つの出力調整器や出力時間設定器で簡便に行うことができる工夫も一切なされていなかった。
【0006】
本発明の目的は、4極干渉モードと8極干渉モードの切り換えを適宜行うことにより患者の治療部位の数や患者人数に適した治療を可能にするとともに、8極干渉モードの選択時における2組の導子からの出力調整及び出力時間設定が煩わしくなく簡便に行える操作性に優れた干渉低周波治療器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を実現する為、請求項1記載の発明は、
各組4個の導子からなる計2組の導子と、
各組の導子からの出力を各々調整する出力調整器及び前記出力の時間を各々設定する出力時間設定器を含む調整設定手段と、
各組の導子を個々に用いて治療を行う4極干渉モードと2組の導子を併用して治療を行う8極干渉モードとを任意に切り換えることのできる干渉モード切換手段と、を有する構成を少なくとも1つ以上備え、
前記干渉モード切換手段により、前記4極干渉モードが選択された時は、各組の導子の前記出力調整器及び前記出力時間設定器により出力及び出力時間が個別に独立して調整設定可能であり、
前記8極干渉モードが選択された時は、いずれか一方の組の導子の前記出力調整器及び前記出力時間設定器により2組の導子の出力及び出力時間の調整設定が同時に行えることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の干渉低周波治療器において、前記8極干渉モードの選択時において、他方の組の導子の前記出力調整器及び前記出力時間設定器は使用不可能に設定されることを特徴する。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の干渉低周波治療器において、各組の導子からの出力時間を表示する出力時間表示器が各々付設され、前記8極干渉モードの選択時は、いずれか一方の組の導子の出力時間表示器にのみ出力時間が表示されることを特徴とすることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の干渉低周波治療器において、前記8極干渉モードの選択時において、両方の組における2個一対の導子間の出力制限値を、いずれか一方の組の導子の前記調整設定手段を用いて同時に設定可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の発明によれば、一人の患者の一部位に対し8極干渉モードによる治療が行え、また、二部位に対し4極干渉モードによる治療が同時に行える。加えて、異なる二人の患者に4極干渉モードによる治療が一台の装置で同時に行えることになり、患者の治療部位数や患者人数に応じた多彩な治療が可能となる。
【0012】
また、8極干渉モードが選択された際は、いずれか一方の組の導子の出力調整器及び出力時間設定器を操作することにより、他方の組の導子の出力と出力時間も同時に調整設定できることになり、操作者が同様な操作を繰り返し実施する必要がなくなり、調整設定の作業が簡便に行え操作性に優れたものとなる。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、治療中に操作者が誤って他方の組の導子の出力調整器や出力調整器等を操作してしまった場合や、操作者が無意識のうちに出力調整器等に接触してしまった場合であっても、出力や出力時間が不用意に変更されることはなく、安全性に優れたものとなる。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、視認性に優れ、操作者が使用可能な出力時間設定器が一目で容易に視認できることになる。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、2個一対の導子の組ごとに出力制限値(例えば、電流制限値)を設定する必要はなく、設定作業が煩わしくない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1ないし4に本発明の実施形態を示す。図1は干渉低周波治療器1の電気的構成を示すブロック図、図2は干渉低周波治療器1の操作パネル16を示す平面図、図3は治療態様の一例を示す模式図であり、(a)は4極干渉モードによる治療態様を示す図であり、(b)は8極干渉モードによる治療態様を示す図、図4は干渉低周波治療器1の正面図である。尚、図1ないし4において、同一又は同等の構成要素については、同一符号を付記している。
【0017】
図1に示すように、干渉低周波治療器1は、マイクロコンピュータからなる制御回路25と、計4個の出力発振回路2(2a〜2d)と、各出力発振回路の出力を増幅する計4個の増幅回路3(3a〜3d)と、各増幅回路3に接続され増幅された出力を電圧変換するとともに1次側と2次側の電気絶縁を図る計4個の出力変圧器4(4a〜4d)を有している。
【0018】
出力発振回路2が発生する基本周波数は4640〜5000Hzの帯域範囲とされている。各出力変圧器4には、患部M(生体表面)周辺に装着する2個一対の導子5が接続され、最大で計8個の導子(5a〜5h)が接続可能とされている。
【0019】
各導子5(5a〜5h)は 吸引カップ7(7a〜7h)と、各吸引カップ7の内部に導電部としての電極6(6a〜6h)が配設される吸引導子であり、各導子5は同一の構成になっている。導子5は、5aと5b、5cと5d、5eと5f、5gと5hの一対構成とされており、図3に示すように5a〜5dと、5e〜5hの4個一組の導子5が一個の出力端子8にそれぞれ電気配線12を介して接続されている。
【0020】
詳細な説明は省略するが、電極6a〜6dと電極6e〜6hは各々出力端子8の通電接続部9に不図示の電線を介して接続され、また、吸引カップ7a〜7dと吸引カップ7e〜7hは、それぞれ不図示の吸引配管を介して出力端子8の吸引接続部10に接続されている。前記電線及び前記吸引配管は1本の電気配線12として纏められている。
【0021】
干渉低周波治療器1の筐体本体13前面の略半分より上位置には、左側部分が筐体本体13に対してヒンジを介して蝶着され開閉自在な開閉カバー14が設けられており、この開閉カバー14を開いた筐体本体13前面の上下中央部付近には、出力端子8が接続される2個の出力コネクタ15・15が横設されている。
【0022】
各出力端子8を各出力コネクタ15に差し込むと、各電極6に出力発振回路2からの出力が付与されるように通電接続される。同時に、吸引カップ7の吸引接続がなされる。吸引カップ7内に水で湿らせたスポンジ等の導電性部材を嵌めた後、吸引カップ7を患者の患部Mに装着し、ポンプ11を駆動させると吸引カップ7内が負圧吸引され、吸引カップ7が患部Mに確実に固定される。
【0023】
図4に示すように、筐体本体13上部には操作パネル16が立設されている。操作パネル16は、図2に示すように、同一構成とされる2つのチャンネル(ch.1とch.2)を左右に有しており、各チャンネルには後述する出力や出力時間を調整設定する調整設定手段20のほかに各種の表示器が配設されている。以下、図2における左側のチャンネル(ch.1)を例にして説明する。
【0024】
図2中、17は導子5からの出力を手動で回転調整する出力調整器、18は時間増加スイッチ18aと時間低減スイッチ18bから構成され出力時間(治療時間)を設定する出力時間設定器、19は出力終了までの残存時間を表示する出力時間表示器、21は2個一対の導子間を流れる出力値(電流値)を表示する出力電流表示器であって、例えば、21aは導子5a・5b間、21bは導子5c・5d間を流れる出力値を表示する。尚、各チャンネルに接続された各導子間を流れる出力値は制御回路25が有する自動オートバランス機能により自動的にバランスが図られる仕組みとなっている。22は出力を停止する停止スイッチである。
【0025】
図2中、24は干渉モード切換手段23としての干渉モード切換スイッチであり、当該スイッチ24を押下することにより4極干渉モードと8極干渉モードとを操作者が任意に切り換えできるものである。尚、4極干渉モードとは図3(a)に示すように4個一組の導子5を用いた治療態様をいい、また8極干渉モードとは図3(b)に示す8個二組の導子5を用いた治療態様をいうものとする。4極干渉モードが選択されると、干渉モード切換スイッチ24の左上位置付近において4極と表記された文字の左側のLEDが点灯し、8極干渉モードが選択されると8極と表記された文字の左側のLEDが点灯する。
【0026】
また、干渉低周波治療器1には、操作者等が出力調整器17を誤って出力増加する方向へ操作してしまった場合等であっても、所定の値以上に出力(電流)値が増加しないように制限する出力制限値が設定可能となっている。この出力制限値は、停止スイッチ22を押下しつつ出力時間設定器18の時間増加スイッチ18aまたは時間低減スイッチ18bを適宜押して所望の値になるように設定する。1組の導子5において、2個一対の各導子5間の出力制限値は出力電流表示器21a・21bに同値として表示される。
【0027】
次に、干渉低周波治療器1の使用方法について説明する。一人の患者の一つの患部Mを4極干渉モードを用いて治療する場合は、筐体本体13前面の開閉カバー14を開き、4個一組の導子5(5a〜5d)の出力端子8をch.1側(図4中、左側)の出力コネクタ15に接続する。患部M上で導子5a・5b間と導子5c・5d間を流れる出力が交叉する位置・方向となるように4個の導子5を患部M周辺に装着する(例えば、図3(a)参照)。
【0028】
干渉モード切換スイッチ24を押下し4極干渉モードを選択する。既に、4極干渉モードが選択されている場合はこの操作は不要である。出力時間設定器18により出力時間を設定すると、その設定時間が出力時間表示器19に表示される。
【0029】
次に、停止スイッチ22を押下しながら出力時間設定器18を操作し、出力制限値(例えば、30mA)を設定する。導子5a・5b間及び導子5c・5d間の出力制限値は同値(30mA)が出力電流表示器21a及び出力電流表示器21bにそれぞれ表示される。既に出力制限値が設定されている場合は、この操作は不要である。これにより治療開始前の準備が整うので、出力調整器17を零位置から時計回りに緩やかに回転し出力を上げ治療を開始する。
【0030】
尚、導子5a・5b間と、導子5c・5d間の出力値はオートバランス機能によって自動的にバランスがとられるので、操作者は細かな出力調整に配慮する必要はない。また、導子5a・5b間及び導子5c・5d間の出力周波数は予め設定されている。それぞれの出力周波数は、例えば5000Hz及び4880Hzに設定される。
【0031】
また、一人の患者の二つの患部Mを、または二人の異なる患者の一つの患部Mを同時に4極干渉モードを用いて治療を行う場合は、もう一組の導子5(5e〜5h)の出力端子8をch.2側(図4中、右側)の出力コネクタ15に接続する。干渉モード切換スイッチ24を押下し4極干渉モードを選択する。4極干渉モードが選択されている場合は、制御回路25によって、ch.2からの出力、出力時間及び出力制限値の設定はch.1と別個独立に操作可能になされるので、操作者はch.1及びch.2を各々操作し治療部位や患者の症状に応じて適宜、出力や出力時間のほかに出力制限値の調整設定を行うことができる。尚、前述した一方の組の導子5と同様に、例えば、他方の組の導子5(導子5e・5f間及び導子5g・5h間)の出力周波数もそれぞれ5000Hz及び4880Hzに予め設定される。
【0032】
次に、8極干渉モードを用いた治療を行う場合について説明をする。各組の導子5の出力端子8をch.1及びch.2にそれぞれ接続する。患部M上で導子5a・5b間、導子5c・5d間、導子5e・5f間、導子5g・5h間を流れる出力が交叉する位置・方向となるように8個の導子5を患部M周辺に装着する(例えば、図3(b)参照)。導子間の出力周波数は、例えば、導子5a・5b間が5000Hz、導子5c・5d間が4880Hz、導子5e・5f間が4760Hz、導子5g・5h間が4640Hzに予め設定される。
【0033】
干渉モード切換スイッチ24を押下し8極干渉モードに切り換えを行う。8極干渉モードに切り換えられた旨の信号が制御回路25によって認識されると、出力電流表示器21の表示機能を除き、ch.2による出力調整等に係る操作が全て禁止されch.2の使用が不可となる。従って、治療中において操作者が誤ってch.2の出力調整器17を操作してしまった場合のほか、操作者が無意識のうちに出力調整器17に接触してしまった場合であっても、出力が不用意に変更されることはなく、安全性が担保されることになる。
【0034】
また、ch.1側の出力調整器17を操作することによりch.1とch.2の両方に接続された導子5の出力調整が同時に行え、更にはch.1側の出力時間設定器18を操作することによりch.1とch.2の両方に接続された導子5の出力時間の設定が同時に行える。従って、操作者がch.1とch.2のそれぞれについて、同様な操作を繰り返し実施する必要がなくなり、出力調整や出力時間の設定作業が一層簡便に行えることになる。また、ch.1側のみの操作によりch.1とch.2の両方に接続された2個一対の計4組の導子5間における出力制限値の設定も同時に行える。
【0035】
また、このときch.2の出力時間表示器19は消灯し出力時間が表示されないため、操作者はch.2が使用不可となっている旨を一目で容易に認識することができる。
【0036】
ch.1の出力調整器17を零位置から時計回りに緩やかに回転し出力を上げ治療を開始すると、2個一対の導子5間(合計4組)の出力値はオートバランス機能によって自動的に同値となるようにバランスがとられ、この出力値はch.1及びch.2の各出力電流表示器21に表示される。
【0037】
8極干渉モードによる治療が終了した後、干渉モード切換スイッチ24により8極干渉モードから4極干渉モードへ切り換えられると、この信号が制御回路25によって認識され、使用不可となっていたch.2が使用可能になるよう自動的に変更される。
【0038】
尚、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態において、導子は吸引導子を例にして説明をしたが、公知の粘着ゲル導子等を導子として用いても本発明の目的を達成できるものである。また、図2における2つのチャンネル(ch.1とch.2)と1つの干渉モード切換手段23とからなる構成を1単位とし、この単位を操作パネル16に複数単位設けて、それぞれの単位で独立に治療が行えるようにしても勿論よい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、周波数の異なる二以上の中周波電流を体内に通電し、干渉させることにより、患部を刺激し治療を行う干渉低周波治療器への利用が期待でき、産業上の利用可能性は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施形態に係る干渉低周波治療器の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る干渉低周波治療器の操作パネルを示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る干渉低周波治療器を用いた治療態様の一例を示す模式図であり、(a)は4極干渉モードによる治療態様を示す図であり、(b)は8極干渉モードによる治療態様を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る干渉低周波治療器の正面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 干渉低周波治療器
5 導子
6 電極
17 出力調整器
18 出力時間設定器
18a 時間増加スイッチ
18b 時間低減スイッチ
20 調整設定手段
21 出力電流表示器
21a 出力電流表示器
21b 出力電流表示器
22 停止スイッチ
23 干渉モード切換手段
24 干渉モード切換スイッチ
25 制御回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各組4個の導子からなる計2組の導子と、
各組の導子からの出力を各々調整する出力調整器及び前記出力の時間を各々設定する出力時間設定器を含む調整設定手段と、
各組の導子を個々に用いて治療を行う4極干渉モードと2組の導子を併用して治療を行う8極干渉モードとを任意に切り換えることのできる干渉モード切換手段と、を有する構成を少なくとも1つ以上備え、
前記干渉モード切換手段により、前記4極干渉モードが選択された時は、各組の導子の前記出力調整器及び前記出力時間設定器により出力及び出力時間が個別に独立して調整設定可能であり、
前記8極干渉モードが選択された時は、いずれか一方の組の導子の前記出力調整器及び前記出力時間設定器により2組の導子の出力及び出力時間の調整設定が同時に行えることを特徴とする干渉低周波治療器。

【請求項2】
前記8極干渉モードの選択時において、他方の組の導子の前記出力調整器及び前記出力時間設定器は使用不可能に設定されることを特徴する請求項1記載の干渉低周波治療器。

【請求項3】
各組の導子からの出力時間を表示する出力時間表示器が各々付設され、前記8極干渉モードの選択時は、いずれか一方の組の導子の出力時間表示器にのみ出力時間が表示されることを特徴とする請求項1または2記載の干渉低周波治療器。

【請求項4】
前記8極干渉モードの選択時において、両方の組における2個一対の導子間の出力制限値を、いずれか一方の組の導子の前記調整設定手段を用いて同時に設定可能であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の干渉低周波治療器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−131102(P2010−131102A)
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−308272(P2008−308272)
【出願日】平成20年12月3日(2008.12.3)
【出願人】(000103471)オージー技研株式会社 (109)
【Fターム(参考)】