説明

床面の付着物を剥離除去する剥離除去装置

【課題】薬剤の散布を無くして、床面の付着物を簡易且つ確実に除去することができる剥離除去装置を提供する。
【解決手段】床面の付着物を剥離除去する筒状の砥粒混入ブラシ4と、該砥粒混入ブラシ4により剥離除去された付着物を吸引するファン11とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発発明は、床面や路面の付着物を剥離して除去する剥離除去装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般商業用ビルにおいては、床材としてビニール素材かリノリュウムを使用しているところが大半である。また、一般住宅建築の木質系床材としてフローリングを採用する家屋が増加している。それらの素材表面には、汚れの付着防止や表面保護のために、または色や艶を出して美しく見せるためにワックスなどの床用ワックスが塗布される。
一般的に使用されている床用ワックスは、アクリル系樹脂またはポリウレタン樹脂を主成分とするエマルジョン樹脂ワックスが使用されている。これらの床用ワックスは、耐久性や耐汚染性に優れているが、床用ワックスは時間の経過とともに、その一部が剥がれたり、汚れの付着がひどくなったり、ツヤがなくなったりする。このような場合は、埃やちり等の床面上のごみを除去して床面に付着している汚れを取り除くとともに、塗布されている床用ワックスを除去することが必要となり、この際、床用ワックス剥離剤が使用される。
ワックス剥離除去剤としては、アンモニアやアミンを含有するとともに、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどを含有した強アルカリ性タイプのものが広く使用されている。
このように、従来、この種の剥離除去としては、ビニール素材やリノリュウム素材タイル等のワックスを、強アルカリ性溶剤を主体とする薬剤での剥離するものが知られている。
具体的には、強アルカリ性溶剤を散布し、ワックス材を軟化させて取り除くため、剥離する対象物に剥離液を散布し、剥離液でワックスが溶け出すまでに時間を置き、その廃液を回収し、床を洗浄機で洗剤と水で洗った後に排水を回収する。その後、床を濡れたモップで4〜5回拭きあげ、大型扇風機で床を乾燥させる。
その際の回収排液は、産業廃棄物として所定の事業者を通じ処理依頼し、適法に最終処分されたことを各市町村に届けを行う。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、この剥離する工程には、時間と多くの人員数が必要で、作業を行うに当たって、作業実施時間帯も営業時間外でなければ作業が出来ず、実施企業、清掃請負企業共に経費がかさむことや清掃員の手配なども難しい。また、作業においては、爪や皮膚を溶解してしまうなど、大変危険な成分のため、ゴム手袋・ゴーグル・マスクが必要であり作業性に問題がある。
更に、その際に出た廃液は、人体に影響を及ぼす物質であることから、清掃業者が持ち帰り、最終処分処理後に各市町村に最終処分したことを報告する義務がある。加えて、環境を汚染する物質を使った後の廃液処理が、適法に最終処分されているかも問題である。また、床面素材によっては変色・劣化の原因になることも問題である。
以上に鑑みて、本発明は、薬剤の散布を無くして、床面の付着物を簡易且つ確実に除去することができる剥離除去装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の剥離除去装置は、床面の付着物を剥離除去する筒状の砥粒混入ブラシと、該砥粒混入ブラシにより剥離除去された付着物を吸引するファンとを備えることを特徴とする。
かかる本発明の剥離除去装置によれば、有害物質の剥離剤や、水、洗剤、モップ拭き上げ、乾燥機などを使用しない乾式装置で、ワックス・塗剤・糊などを剥離除去でき、環境保全に適応した仕組みを実現することができる。
また、本発明の剥離除去装置は、前記砥粒混入ブラシを揺動させるスイングアームを備えることを特徴とする。
かかる本発明の剥離除去装置によれば、作業面のワックス・塗剤・糊などを、筒状砥粒混入ブラシを回転させることにより、付着ワックス・塗剤・糊などを剥離除去することができる。そして、スィングアームによって、筒状砥粒混入ブラシを左右に自動に振ることで、ワックスや塗剤・糊などの剥離除去において仕上がりにムラが無く特定の技術を要せず、一定の剥離状態を保つことができる。
また、同様の剥離効果を得る方法として、電動バイブ方式で筒状砥粒混入ブラシを左右に振るようにしてもよい。
さらに、本発明の剥離除去装置は、当該装置を移動させる駆動手段と、駆動手段による当該装置の移動速度を調整するコントローラとを備えることを特徴とする。
かかる本発明の剥離除去装置によれば、動輪モータにより主動輪を自走駆動させながら、ワックスや塗剤などの表面剥離除去することが可能となり、例えば、最高値が1分間に5メートル以上の表面剥離除去効率が得られる。これにより、作業工程が激減することで経費削減・作業人員削減が得られ特殊技術も不要である。
さらに、本発明の剥離除去装置において、コントローラは、当該装置の移動装置に応じてスイングアームの揺動を調整することを特徴とする。
かかる本発明の剥離除去装置によれば、動輪モータにより主動輪を自走駆動させながら、ワックスや塗剤などの表面剥離除去効果を最大限に引き出すための、筒状砥粒混入ブラシが床面に与える圧力値を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】剥離除去装置の構成を示す図。
【図2】砥粒混入ブラシの構成を示す図。
【図3】スイングアームの構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本発明の一実施形態としての剥離除去装置は、あらゆる床材の表面付着物(ワックス・塗剤・糊)やコンクリートケレンを容易に効果的に剥離除去することができる装置と方法に関する。特に床面に付着したワックス・塗剤・糊などを薬品・洗剤・水・モップがけ・乾燥機を使用せず、材質にもダメージを負わせることなく、効果的に剥離除去する乾式剥離除去装置である。また、大理石などの石材研磨にも効果的である。特に産業用途(industrial applications)のためのものである。
具体的には、図1に示すように、様々な床材上部に塗布されたワックスや塗剤を除去するために、一般的な従来方式の剥離溶剤や洗剤・水・モップ拭き上げ・乾燥機などを一切使用せずに、複数の特殊な仕組みで構成される筒状砥粒混入ブラシ4,を回転させ、自送しながら剥離除去し、処理粉塵を脱着式集塵箱10,に回収する乾式剥離除去装置である。
単体砥粒混入ディスクブラシ17,の材質は、砥粒(シリコンカーバイド・ダイヤモンド・酸化アルミニュウム・キュービトロンなど)を、用途に合わせ特殊ゴムやプラスチック素材に配合したものが主体である。外経50.8mmから76.2mm・ブラシ幅1mm・筒状ブラシ幅450粍mmから600・軸6mm、回転数1000rpm〜30000rpmで、剥離材質によっては、高ビッカース(Hv)のらせん状ロール鋼カッターなどもある。
単体砥粒混入ディスクブラシ17,の表面の規則的なパターン穴加工と、見つけ出した単体砥粒混入ディスクブラシ17,をシャフト21,に一定間隔に固定した構造と、筒状砥粒混入ブラシ4,一定圧力により、剥離されたワックスなどの目詰まりを防ぎ、高速回転時に発生する熱をも逃がす構造である。
筒状砥粒混入ブラシ4,は、約1mm幅の単体砥粒混入ディスクブラシ17,を単純に束ねた場合、床面に付着したワックス・塗剤・糊などの剥離除去効果が得られず、其々の単体砥粒混入ディスクブラシ17,を一定間隔に束ねた筒状構造4,をとることにより剥離除去効率が高く、弾力性に富み、其々の単体砥粒混入ディスクブラシ17,が遠心力で伸び、床への圧着面にて微妙に左右に振れる事により、床面の凸凹に順応し、剥離除去のムラを無くす事が出来る。
筒状砥粒混入ブラシ4,が床面に与える圧力が重圧では、其々の単体砥粒混入ディスクブラシ17,が床面で潰れ、剥離除去特性が得られず、スィングアーム角度調整モータ7,と回転ブラシ圧調整モータにより、適度な筒状砥粒混入ブラシ4,圧を自動で制御することにより、剥離除去特性が得られる。
操作パネル13,(コントローラ)において全ての作業の操作が自動で行われる仕組みになっている。作業開始の動作は、操作パネル13,により電源をONにすると、集塵用ファンモータ11,が動作し、筒状砥粒混入ブラシ4,が本体上部に格納されている状態において、ブラシ回転モータ2,により筒状砥粒混入ブラシ4,が回転し始める。同時にブラシ揺動用モータ1,によりスィングアーム3,が駆動し、筒状砥粒混入ブラシ4,が左右に駆動する。
剥離除去する対象物によってスィングアーム3,の駆動回数を、操作パネル13,から低・高との2段階の操作ができる。一時停止ハンドル16,を握り離すと解除されスィングアーム7,角度調整モータと回転ブラシ圧調整モータにより、自動で床面に最適な圧力で降下する。同時に動輪用モータ6,が稼動し、主動輪5,が一定速度で前進しながら筒状砥粒混入ブラシ4,が回転とスィングを繰り返しながら床面のワックスや塗剤などを剥離除去してゆく。
動輪用モータ6,による主動輪5,の速度は、操作パネル13,において低速・高速の2段階に切り替えることができる仕組みである。
筒状砥粒混入ブラシ4,により、床面のワックスや塗剤などが剥離除去された粉塵は、集塵口15,から集塵用ファンモータ11,で吸い上げられ、脱着式集塵箱10,に回収。
エアーフィルター11,により、クリーンな排気を確保している。脱着式集塵箱10,に回収された粉塵が一杯になった際、或いは、集塵モータ11,に取り付けられているエアーフィルター11,が粉塵で目詰まりを起こした場合、操作パネル13,部のフィルター交換ランプが点灯する。
操作パネル13,部のフィルター交換ランプが点灯すると、スィングアーム7,角度調整モータと回転ブラシ圧調整モータ7,により、自動で本体上部に筒状砥粒混入ブラシ4,が格納され、動輪用モータ6,が停止し、主動輪5,が停まる。
その動作と同じくして、ブラシ揺動用モータ1,が停止し、それと同時に、ブラシ回転用モータ2,も停止し、スイングアーム3,の動きも停止する。同時に集塵用ファンモータ11,が停止する。
全てが停止した後、本体から脱着式集塵箱10,を引き抜き水洗いし、エアーフィルター11,の交換を行う。
脱着式集塵箱10,の掃除とエアーフィルター11,の交換が終わった後、本体に脱着式集塵箱10,を戻すことにより、操作パネル13,のフィルター交換ランプが消えたことを確認後にスタートボタンにより新たに動作する仕組みである。
脱着式集塵箱10,の掃除とエアーフィルター11,の交換作業中は、操作パネル13,のスタートボタンを押しても本装置は全て動作しない仕組みである。
作業を継続しながら本体を移動する場合は、一時停止ハンドル16,を握ることにより、一時停止ハンドル16,が固定され、スィングアーム角度調整モータ7,と回転ブラシ圧調整モータにより、自動で本体上部に筒状砥粒混入ブラシ4,が格納され、同時に動輪用モータ6,が停止し、主動輪5,が停まる。
作業再開の際は、一時停止ハンドル16,を再度握る事によって解除され、スィングアーム7,角度調整モータと回転ブラシ圧調整モータにより、自動で本体上部から床面に筒状砥粒混入ブラシ4,が降りて動輪用モータ6,が作動し、主動輪5,が駆動する。
床ブラシ9,は、筒状砥粒混入ブラシ4,により、床面のワックスや塗剤などが剥離除去された粉塵が、集塵口15,から集塵用ファンモータ11,で吸い上げられずに残った粉塵を拭い去るためと、筒状砥粒混入ブラシ4,にて起きた静電気を逃す役割を果たす。
作業終了時の操作としては、一時停止ハンドル16,を握りしめると一時停止ハンドル16,が固定され、スィングアーム角度調整モータ7,と回転ブラシ圧調整モータが作動し、筒状砥粒混入ブラシ4,が本体上部に格納される。同時に動輪用モータ6,が停止し主動輪5,が止まる。同時にブラシ回転用モータ2,とブラシ揺動モータ1,が停止する。
その後、操作パネル13,の停止ボタンを押すことにより、集塵用ファンモータ11,が停止して全ての電源が切れる。
筒状砥粒混入ブラシ4,に、何らかの大きな負担がかかった際には、操作パネル13,部の警告ランプが点滅し、ブラシ回転用モータ2,とブラシ揺動モータ1,が停止する。同時に、スィングアーム角度調整モータ7,と回転ブラシ圧調整モータが作動し、筒状砥粒混入ブラシ4,が本体上部に格納される。同時に動輪用モータ6,が停止し、主動輪5,が停まり全ての電源が切れる。
筒状砥粒混入ブラシ4,に異物が挟まるなどの異常を取り除き、安全が確認できた後に、操作パネル13,のスタートボタンから再度操作開始する。
本体を固定するためには、後部キャスター8,にあるストッパーを踏むことにより、後部キャスター8,が固定される仕組みである。
操作パネル13,のスタートボタンは、予期せぬ圧力により誤動作しないようにカバーが付いており、そのカバーを上に上げなければ、スタートボタンを押すことができないような構造である。
本体の移動運搬に関しては、[選択図]図1に示していないが、握りハンドル14,が本体前部に倒れ、本体前部で固定される仕組であり、コンパクトな形状になる。また、運搬用持ち手は、本体後部と本体前部上方部に設置構造で、持ち運びやすい構造になっている。筒状砥粒混入ブラシ4,の磨耗による交換は、本体に交換用筒状砥粒混入ブラシ4,が設置されており、本装置の電源が全て停止していることを確認後、後部キャスター8,のストッパーを足で踏み本体を固定し、本体前部カバーを開き筒状砥粒混入ブラシ4,を交換する。
使用済み筒状砥粒混入ブラシ4,は、交換用筒状砥粒混入ブラシ4,が入っていたケースに入れ封印をし、送付先と企業名、連絡先電話番号などの必要事項を記載し、予め記載されている製造元代理店に送付する。リペアーされた筒状砥粒混入ブラシ4,は、記載企業に配送される仕組みである。
以上、詳しく説明したように、本実施形態の剥離除去装置によれば、ブラシの材質・形・硬さ・砥粒・回転数・ブラシのスィング速度を変えることにより、様々な床素材のあらゆる付着物をムラ無く剥離除去できる。例えば、木質フローリングのワックス除去・アクリルやリノリュウム素材ピータイルのワックスや糊除去・大理石などの石材の研磨・セメントケレン作業などに用いることができる。
すなわち、筒状砥粒混入ブラシ4,の自走速度は、筒状砥粒混入ブラシ4,の床面への圧力値と、其々の単体砥粒混入ディスクブラシ17,の間隔値のバランスにおける相乗効果により剥離効率の高い最高自走剥離除去速度値を見つけ出したことにより、主動輪5,を自動駆動6,することにより、ワックス・塗剤などを1分間に5メートル以上の剥離効率が得られ、高作業効率と作業人員削減が可能になり、更に特定技術を要する事が無くなった。
筒状砥粒混入ブラシ4,を回転させながら、揺動支点25,により揺動回転軸23、が駆動することで揺動バー24,が左右に駆動し、スィングアーム32,と筒状ブラシが1分間に40回から50回左右に駆動左右にスィングさせることができる。その左右のスイング駆動により、剥離除去ムラが無く技術を要せず均一化した剥離除去ができる。
一般的な剥離除去処理時に不可欠だった強アルカリ溶剤・洗浄剤・水・モップ拭き上げ・乾燥などが不要であることから、作業工程を極端に短縮でき、経済効果が得られる。薬品・水分などを嫌う業種においても作業が行える。
筒状砥粒混入ブラシ4,の特性と構造から軽量化が可能になりブラシ回転用モータ2,と、スイングアーム3,にも負担がかからず、40dbから50dbと低音域に留めることができ、営業時間内や騒音を嫌う施工場所においても施工実施先の業種を選ばない。
従来は営業時間外作業における悪効率に伴い、依頼主と施工業者の双方の利益を失っていたが、本装置は、乾式で低音・小型装置であることから、作業施設の営業時間内に剥離除去を終え、営業時間外に一気に全フロアーのワックス塗布ができることから、ワックスの十分な乾燥を得ることができワックス効果を長く持続できる。また、短期間で施工が完了し、作業工程が組みやすく、ワックス効果の長期持続効果が得られるなど経済効果は絶大である。
剥離した粉塵は筒状砥粒混入ブラシ4,の構造から目詰まりや熱により粉塵が付着することがないことから、筒状砥粒混入ブラシ4,が剥離除去した粉塵が他方面に飛散することなく粉塵の流れに沿って筒状砥粒混入ブラシ4,後部の集塵口15,から吸い上げられ、集塵箱10,に回収されやすく設計されている。また集塵箱10、は脱着式で掃除が楽な仕組みである。また、集塵モータ11,に取り付けてある。フィルターにより微細な粉塵をも捕らえクリーンな排気を確保する仕組みである。
筒状砥粒混入ブラシ4,の交換は、脱着が容易な構造になっており、備え付けのスペアー品と交換する仕組みである。使用済み筒状砥粒混入ブラシ4,は、リペアーされ再度利用されるリサイクルモデルを取り入れてある。
【符号の説明】
【0007】
1,ブラシ揺動用モータ
2,ブラシ回転用モータ
3,スリングアーム
4,筒状砥粒混入ブラシ
5,主動輪
6,動輪用モータ
7,スィングアーム角度調整モータ・回転ブラシ圧調整モータ
8,後部キャスター
9,床ブラシ(静電気除去)
10,脱着式集塵箱
11,集塵用ファンモータとエアーフィルター
12,モータ駆動ユニット
13,操作パネル(コントローラ)
14,握りハンドル
15,集塵口
16,一時停止ハンドル
17,単体砥粒混入ディスクブラシ
18,カプラ
19,ディスク押え
20,筒状砥粒混入ブラシ
21,シャフト
22,ディスク押え
23,揺動回転軸
24,揺動バー
25,揺動支点
26,揺動支点
27,揺動バー
28,中間位置
29,左側最大位置
30,右側最大位置
31,スィングアーム全体図
32,スィングアームと筒状ブラシ全体図
33,左右に駆動部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面の付着物を剥離除去する筒状の砥粒混入ブラシと、該砥粒混入ブラシにより剥離除去された付着物を吸引するファンとを備えることを特徴とする剥離除去装置。
【請求項2】
請求項1記載の剥離除去装置において、前記砥粒混入ブラシを揺動させるスイングアームを備えることを特徴とする剥離除去装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の剥離除去装置において、当該装置を移動させる駆動手段と、駆動手段による当該装置の移動速度を調整するコントローラを備えることを特徴とする剥離除去装置。
【請求項4】
請求項3記載の剥離除去装置において、前記コントローラは、当該装置の移動装置に応じてスイングアームの揺動を調整することを特徴とする剥離除去装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−166950(P2010−166950A)
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−9714(P2009−9714)
【出願日】平成21年1月20日(2009.1.20)
【出願人】(503262015)
【Fターム(参考)】