説明

座席システム、制御装置及び表示制御方法

【課題】基本的に誰でも自由に着席できる座席の指定(確保)を可能にすることを目的とする。
【解決手段】記録担体4より、情報の読み出しを行う読み出し装置12と、対応する座席が利用可能か否かを表示する表示装置13と、表示装置13の表示を制御する制御装置10と、を有し、制御装置10は、読み出し装置12が記録担体4より読み取った記録担体2を識別する識別情報と、表示装置13に対応する座席の指定席券の販売情報に含まれる、記録担体4を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、判定結果に応じて、表示装置13の表示を制御することによって課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、座席システム、制御装置及び表示制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特急列車の中には単に停車する駅が普通列車に比べて少ないものがある。このような特急列車は、一般的に特急料金を払わなくても乗車可能なため、多くの通勤客等に利用されている。
【0003】
【特許文献1】特開2006−221254号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような特急列車の中には、例えば観光路線等を走っているものがある。このような特急列車では、通勤客等によって座席が専有されているため、観光のために乗車した観光客が座席に座ることができず、観光客に敬遠される可能性があった。
【0005】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、基本的に誰でも自由に着席できる座席の指定(確保)を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明の座席システムは、記録担体より、情報の読み出しを行う読み出し装置と、対応する座席が利用可能か否かを表示する表示装置と、前記表示装置の表示を制御する制御装置と、を有し、前記制御装置は、前記読み出し装置が前記記録担体より読み取った前記記録担体を識別する識別情報と、前記表示装置に対応する座席の指定席券の販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、判定結果に応じて、前記表示装置の表示を制御することを特徴とする。
【0007】
係る構成とすることにより、制御装置は、読み出し装置が読み取った記録担体を識別する識別情報と、指定席券の販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、表示装置に対応する座席が利用可能な否か示すように、表示装置の表示を制御するので、基本的に誰でも自由に着席できる座席の指定(確保)を可能にすることができる。
【0008】
なお、記録担体とは、例えば、後述するICカード、又はICカードの機能を有する携帯電話装置等に対応する。また、読み出し装置とは、例えば、後述するR/W等に対応する。
【0009】
また、本発明の制御装置は、初期状態として、管理対象の表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御し、管理対象の前記表示装置の内、対応する座席の指定席券の販売情報を受け取った前記表示装置の表示を、指定席券を購入していない人は利用不可能であることを示す表示とするよう制御し、読み出し装置が記録担体より読み取った前記記録担体を識別する識別情報と、前記販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、有効な座席利用者であると判定すると、前記表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御することを特徴とする。
【0010】
係る構成とすることにより、制御装置は、初期状態として、管理対象の表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御し、管理対象の表示装置の内、対応する座席の指定席券の販売情報を受け取った表示装置の表示を、指定席券を購入していない人は利用不可能であることを示す表示とするよう制御し、読み出し装置が記録担体より読み取った記録担体を識別する識別情報と、販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、有効な座席利用者であると判定すると、表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御するので、基本的に(又は初期状態では)誰でも自由に着席できる座席の指定を可能にすることができる。
【0011】
また、本発明は、制御装置における表示制御方法であって、初期状態として、管理対象の表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御するステップと、管理対象の前記表示装置の内、対応する座席の指定席券の販売情報を受け取った前記表示装置の表示を、指定席券を購入していない人は利用不可能であることを示す表示とするよう制御するステップと、読み出し装置が記録担体より読み取った前記記録担体を識別する識別情報と、前記販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、有効な座席利用者であると判定すると、前記表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御するステップと、を有することを特徴とする。
【0012】
係る構成とすることにより、基本的に(又は初期状態では)誰でも自由に着席できる座席の指定を可能にすることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、基本的に誰でも自由に着席できる座席の指定(確保)を可能にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
【0015】
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る座席システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示されるように、座席システムは、地上系システムと、車両システムと、を含む。
【0016】
地上系システムは、各駅に設定されている複数の券売機3と、特急列車の始発駅等に設定されている情報送信装置1と、を有する。また、車両システムは、該当する車両毎に制御装置10と、アンテナ11と、を有すると共に、各車両の座席毎にR/W12と、表示装置13と、を有する。
【0017】
なお、制御装置10は、CPUと、RAM、ROM、HD等の記憶装置と、R/W12と通信を行うR/W通信装置と、表示装置13と通信を行う表示通信装置と、から構成される。そして、このCPUが、記憶装置に格納されているプログラムを読み出して実行することによって、本実施形態等で説明する制御装置10の機能を実現、又は処理を実行する。なお、上述した券売機3や、情報送信装置1、PDA2も各装置に応じて必要な構成が付加されたり、削除されたりするが、制御装置10と同様、CPUや、記憶装置、通信装置を有する。そして、各装置のCPUが、各装置の記憶装置に格納されているプログラムを読み出して実行することによって、本実施形態等で説明する各装置の機能を実現、又は処理を実行する。
【0018】
特急列車の指定席券を購入する利用者は、例えばICカード4を券売機3に投入する等して、利用する特急列車の指定席券を購入する。券売機3は、利用者によってICカード4が投入されて、特急列車の指定席券を購入する操作が行われると、ICカード4よりICカード4を識別するICカード識別情報を読み出す。そして、券売機3は、このICカード識別情報と、利用者が購入した指定席券に係る、特急列車を識別する特急列車識別情報(特急列車番号)と、特急列車の車両を識別する車両識別情報(車両番号)と、座席を識別する座席識別情報(座席番号)と、を含む販売情報を、利用者が購入した指定席券に対応する特急列車が出発する始発駅に設置されている情報送信装置1に送信する。
【0019】
また、券売機3は、利用者によってICカード4が投入されて、特急列車の指定席券を購入する操作が行われると、販売した指定席券に係る、特急列車番号、車両番号、座席番号等の情報をレシートに印字して発行する。
【0020】
情報送信装置1は、複数の駅の券売機3から送信された販売情報をHD等に保持する。車掌は指定席券の販売を締め切った段階で(例えば、特急列車が出発する5分前等)これから乗車する特急列車に係る販売情報を情報送信装置1からPDA2に取り込む。
【0021】
例えばPDA2は、車掌によってこれから乗車する特急列車の特急列車番号が入力され、販売情報の取得に係る操作が行われると、この特急列車番号を含む、販売情報の取得要求を情報送信装置1に対して送信する。そして、PDA2は、この取得要求に応じた、つまり特急列車番号に対応する、販売情報を情報送信装置1から受信する。
【0022】
ここで、車両システムの制御装置10は、PDA2よりアンテナ11を介して販売情報を受信するまで(つまり初期状態として)、全ての席の表示装置13を、誰でも着席可能(利用可能)であることを示す表示とするよう(例えば緑点灯するよう)制御する。図2(a)は、全ての席の表示装置13を緑点灯させている一例を示す図である。
【0023】
一方、車掌は販売情報を情報送信装置1からPDA2に取り込み、特急列車に乗車すると、該当する各車両に設置されている制御装置10に販売情報を送信する。
【0024】
制御装置10は、PDA2よりアンテナ11を介して販売情報を受信すると、販売情報に含まれる車両番号に基づいて、まず管理対象の車両に関係する販売情報か否かを判定する。制御装置10は、管理対象の車両に関係する販売情報であると判定すると、この販売情報に含まれる座席番号に基づいて、この座席番号の座席に対応する表示装置13を、指定席券を購入した有効な座席利用者以外は(つまり指定席を購入していない人は)着席不可能(利用不可能)であることを示す表示するよう(例えば赤点灯するよう)制御する。図2(b)は、指定席券が発売された座席に対応する表示装置13を赤点灯させている一例を示す図である。対応する表示装置13が赤点灯している座席は、座席が確保された状態である。
【0025】
制御装置10は、PDA2よりアンテナ11を介して受信した管理対象の車両に関係する販売情報を記憶装置に保持する。
【0026】
一方、指定席券を購入した利用者は、特急列車番号、車両番号、座席番号等の情報が印字されたレシートにしたがって、この座席番号で識別される座席を利用すべく、座席に関連付けて設置されている(例えば各座席の上等に設置されている)R/W12にICカード4をかざす。R/W12は、ICカード4をかざされると、ICカード4よりICカード4を識別するICカード識別情報を読み出し、制御装置10に送信する。なお、本実施形態では、上述したように、座席毎にR/W12と、表示装置13と、を有するものとする。つまり、本実施形態では、R/W12と、表示装置13と、座席と、は1対1対1で対応しているものとする。
【0027】
ここで、制御装置10は、記憶装置に、R/W12と、表示装置13と、座席(座席番号)と、を対応付けたテーブルを保持しているものとする。制御装置10は、R/W12よりICカード識別情報を受信すると、まず、このR/W12と対応する表示装置13に対応する座席(座席番号)を含む販売情報が記憶装置に保持されているか否かを判定する。制御装置10は、前記販売情報が記憶装置に保持されていると判定すると、受信したICカード識別情報と、前記販売情報に含まれるICカード識別情報と、を比較して一致するか否かを判定する。
【0028】
制御装置10は、ICカード識別情報が一致していると判定すると、前記テーブルを参照し、座席番号に対応する表示装置13を着席可能であることを示す表示とするよう(例えば緑点灯するよう)制御する。図2(c)は、利用者によってR/W12にICカード4がかざされ(タッチされ)、制御装置10が有効な利用者であると判定し、該当する席の表示装置13を緑点灯させている一例を示す図である。つまり、表示装置13が赤点灯から緑点灯に変更され、座席が開放された状態となる。
【0029】
指定席券を購入した利用者は、R/W12にICカード4をかざした結果、指定席券の座席番号で識別される座席に対応する表示装置13が赤点灯から緑点灯に変わると、着席する。
【0030】
なお、車掌は一定時間を過ぎても着席のない、対応する表示装置13が赤点灯している座席がある場合は、PDA2を用いてその座席を開放する操作を行う。PDA2は、車掌によって座席番号を入力され、座席を開放する旨の操作が行われると、前記座席番号を含む座席の開放要求を制御装置10に送信する。制御装置10は、座席番号を含む座席の開放要求を受け取ると、前記テーブルを参照し、前記座席番号に対応する表示装置13を着席可能であることを示す表示とするよう(例えば緑点灯するよう)制御する。このことにより、座席は開放され、以後、誰でも着席可能になる。図2(d)は、車掌によって利用のない指定席が開放された一例を示す図である。
【0031】
以上、上述したように本実施形態によれば、基本的に誰でも自由に着席できる座席の指定(確保)を可能にすることができる。また、本実施形態によれば、ICカード4に指定席券の情報を書き込まなくてもよい。したがって、ICカード4に対する情報の書き込みに伴う、認証や、暗号化、また、書き込んだ情報の読み取りに伴う、認証や、復号化、また、書き込んだ情報の消去等を行う必要が無く、複雑なシステムを構築する必要がない。
【0032】
また、本実施形態によれば、制御装置10は、ICカード識別情報の比較を行えばよく、例えば指定席券に係る区間判定等の処理を行う必要がない。つまり、一度開放した指定席を再び確保する(緑点灯にしたものを赤点灯に戻す)等の処理を行う必要はない(よって、指定された座席の確保及び開放を容易に行うことができる)。そのため、この面においても複雑なシステムを構築する必要が無く、制御装置10(又は制御装置10のプログラム)等の開発や、保守を簡単(且つ安価)に行うことができる。
【0033】
<実施形態2>
図3は、実施形態2に係る座席システムのシステム構成の一例を示す図である。上述した実施形態1では、図1に示されるように各車両に制御装置10が設置されていた。しかしながら、図3に示されるように、制御装置20が複数の車両(又は全車両の)の表示装置13の表示を制御するようにしてもよい。
【0034】
このような構成とすることによって、車掌は各車両において制御装置10に対してPDA2から販売情報を送信するのではなく、例えば制御装置20に対して一回だけ販売情報を送信すればよくなり、販売情報の送信にかかる手間を省くことができる。
【0035】
<実施形態3>
図4は、実施形態3に係る座席システムのシステム構成の一例を示す図である。上述した実施形態では図1、又は図3に示されるように、R/W12と、表示装置13と、が1対1で対応している例を用いて説明を行った。しかしながら、図4に示されるように、R/W30と、表示装置13と、は1対多であってもよい。なお、本実施形態においても、表示装置13と、座席と、は1対1に対応するものとする。
【0036】
<実施形態4>
図5は、実施形態4に係る座席システムのシステム構成の一例を示す図である。上述した実施形態では、図1、又は図3、又は図4に示されるように、車掌がPDA2を操作して、情報送信装置1から販売情報を受け取り、この販売情報を車両に乗車した際、制御装置に送信した例を用いて説明を行った。しかしながら、図5に示されるように、情報送信装置40が、例えば車掌等の操作に応じて、アンテナ11を介して無線で制御装置10に販売情報を送信するようにしてもよい。
【0037】
以上、上述した各実施形態によれば、基本的に誰でも自由に着席できる座席の指定(確保)を可能にすることができる。
【0038】
また、以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0039】
例えば、上述した実施形態では、ICカード4を用いて説明を行ったが、このことは上述した実施形態を制限するものではなく、例えば、ICカードの機能を有する携帯電話装置等であってもよい。なお、この場合、上述したICカード4を識別する識別情報は、例えば携帯電話装置(又は携帯電話装置のICカードの機能に係るICチップ)を識別する識別情報となる。また、上述した各実施形態は、任意に組み合わせて実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】実施形態1に係る座席システムのシステム構成の一例を示す図である。
【図2】表示装置13の表示の遷移例を示す図である。
【図3】実施形態2に係る座席システムのシステム構成の一例を示す図である。
【図4】実施形態3に係る座席システムのシステム構成の一例を示す図である。
【図5】実施形態4に係る座席システムのシステム構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0041】
1 情報送信装置
2 PDA2
3 券売機
4 ICカード
10 制御装置
11 アンテナ
12 R/W
13 表示装置
20 制御装置
30 R/W
40 情報送信装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録担体より、情報の読み出しを行う読み出し装置と、
対応する座席が利用可能か否かを表示する表示装置と、
前記表示装置の表示を制御する制御装置と、
を有し、
前記制御装置は、前記読み出し装置が前記記録担体より読み取った前記記録担体を識別する識別情報と、前記表示装置に対応する座席の指定席券の販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、判定結果に応じて、前記表示装置の表示を制御することを特徴とする座席システム。
【請求項2】
前記制御装置は、初期状態として、管理対象の前記表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御することを特徴とする請求項1に記載の座席システム。
【請求項3】
前記制御装置は、管理対象の前記表示装置の内、対応する座席の指定席券の販売情報を受け取った前記表示装置の表示を、指定席券を購入していない人は利用不可能であることを示す表示とするよう制御することを特徴とする請求項2に記載の座席システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記読み出し装置が前記記録担体より読み取った前記記録担体を識別する識別情報と、前記販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、有効な座席利用者であると判定すると、前記表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御することを特徴とする請求項3に記載の座席システム。
【請求項5】
初期状態として、管理対象の表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御し、
管理対象の前記表示装置の内、対応する座席の指定席券の販売情報を受け取った前記表示装置の表示を、指定席券を購入していない人は利用不可能であることを示す表示とするよう制御し、
読み出し装置が記録担体より読み取った前記記録担体を識別する識別情報と、前記販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、有効な座席利用者であると判定すると、前記表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御することを特徴とする制御装置。
【請求項6】
制御装置における表示制御方法であって、
初期状態として、管理対象の表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御するステップと、
管理対象の前記表示装置の内、対応する座席の指定席券の販売情報を受け取った前記表示装置の表示を、指定席券を購入していない人は利用不可能であることを示す表示とするよう制御するステップと、
読み出し装置が記録担体より読み取った前記記録担体を識別する識別情報と、前記販売情報に含まれる記録担体を識別する識別情報と、に基づいて、有効な座席利用者か否かを判定し、有効な座席利用者であると判定すると、前記表示装置の表示を、対応する座席が利用可能であることを示す表示とするよう制御するステップと、
を有することを特徴とする表示制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−210260(P2008−210260A)
【公開日】平成20年9月11日(2008.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−47693(P2007−47693)
【出願日】平成19年2月27日(2007.2.27)
【出願人】(593092482)ジェイアール東日本メカトロニクス株式会社 (85)
【Fターム(参考)】