説明

廃タイヤカーボンを利用したカーボン電極

【課題】各種センサの先端端子として利用可能なカーボン電極を提供する。
【解決手段】廃タイヤ乾留処理することで得られる活性炭素粒子、グラファイト粒子、アモルファス炭素粒子、及びこれらの混合物からなる炭素細材及びグリセリン、オイル、パラフィン、ワセリン寒天、ゼラチンの少なくとも一つである担体とからなるカーボンペーストを絶縁性シート及びもしくは絶縁性チュ−ブからなる絶縁性外層内に充填してなることを特徴とするカーボン電極。

【発明の詳細な説明】
【発明の明細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
【背景技術】
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
【課題を解決するための手段】
【0004】
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】

【特許請求の範囲】
【請求項1】
絶縁性の外層の内部にカーボンペーストが充填されてなり、前記カーボンペーストが少なくとも炭素細材と坦体とからなることを特徴とするカーボン電極
【請求項2】
前記炭素細材が、活性炭素粒子、グラファイト粒子、アモルファス炭素粒子、およびこれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項1に記載のカーボン電極。
【請求項3】
前記坦体が、グリセリン、オイル、パラフィン、ワセリン寒天、ゼラチンの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1または2に記載のカーボン電極。
【請求項4】
前記カーボンペーストに反応物質が含まれることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカーボン電極
【請求項5】
前記反応物質が、有機物、錯イオン類、無機酸(塩酸や硫酸などの)、アルカリ(アンモニアや水酸化物などの)、前記無機酸およびアルカリの塩、可溶性ガス(酸素や塩素、酸化窒素類などの)、およびこれらの混合物のいずれか、またはこれらを含有するものであることを特徴とする請求項4に記載のカーボン電極。
【請求項6】
前記絶縁性の外層が、絶縁性のチューブであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のカーボン電極。
【請求項7】
前記絶縁性の外層が、絶縁シートであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のカーボン電極。

【公開番号】特開2009−227560(P2009−227560A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−109579(P2008−109579)
【出願日】平成20年3月24日(2008.3.24)
【出願人】(397029622)株式会社コロナ (6)
【Fターム(参考)】