説明

廃棄物押出装置

【課題】 産業廃棄物を風力によって効率良く分別し、産業廃棄物のリサイクルに貢献し、かつ大気汚染の恐れもない廃棄物分別装置に取り付ける廃棄物押出装置を提供する。
【解決手段】 廃棄物の運搬装置42によって運搬されてきた廃棄物100を分別する廃棄物の分別室10の内部に設けられ、分別室10の底部に回動自在に軸支されたスクリュー機構130と、前記スクリュー機構130によって運ばれる廃棄物100を排出すために前記スクリュー機構130の端部に設けた廃棄物の排出部とからなる廃棄物押出装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送風機の吸引力によって生じる風力を利用して産業廃棄物(以下、廃棄物という)を効率的に選別する廃棄物分別装置に使用する廃棄物押出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
家屋やビル等の構造物を取り壊した際等に発生する混合廃棄物は、石や土、コンクリート、ガラス、木材、廃プラスチック、金属等の雑多なものが異なる大きさで含まれている。このような混合廃棄物の種類や大きさ等に応じて分別するために、風力を利用して重量物と軽量物を分別するようにした風力選別機が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1に示す風力選別機は、混合廃棄物を移送する振動コンベアー(2)と、該振動コンベアーの落下口の下に複数段の送風噴出口(3)を設けてある。また、風力選別した回収資材を収容するコンテナーと前記送風噴出口付近を覆うチャンバー(5)を備え、該チャンバー内を大気圧より僅かに負圧に保つための吸気装置を具備した風力選別機である。
【0004】
前記特許文献1記載の発明によれば、簡単で確実な選別ができ、作業環境も良好で大気汚染の原因にもならず、極力リサイクルを可能にすることができるとされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−175683号公報
【0006】
しかし前記発明によれば、送風噴出口(3)を多数設け、その風力で落下してくる廃棄物を選別するものであるため、チャンバー(5)から空気と共に微細な粉塵が大気中に排出される恐れが高いと共に、装置が大掛かりとなるなどの問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、廃棄物の分別作業を中断することなく、効率的に微細な廃棄物を外部に排出できる、構成が簡易で効率の良い廃棄物押出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、廃棄物の運搬装置によって運搬されてきた廃棄物を分別する廃棄物の分別室の内部に設けられ、分別室の底部に回動自在に軸支されたスクリュー機構と、前記スクリュー機構によって運ばれる廃棄物を排出すために前記スクリュー機構の端部に設けた廃棄物の排出部とからなる廃棄物押出装置である。
【0009】
また、本発明は、前記廃棄物の排出部を、スクリュー機構の端部に設けた上部排出部と、スクリュー機構の端部で分別室の底板に設けた下部排出部とからなる廃棄物押出装置である。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、廃棄物の分別室の底部に回動自在に軸支されたスクリュー機構と、前記スクリュー機構の端部に設けた廃棄物の排出部とによって、廃棄物の分別作業を中断することなく、効率的に微粉末を外部に排出することができるため、作業効率の向上と共に大気汚染の恐れも少ない等の効果を奏する。
【0011】
請求項2の発明によれば、前記排出部を、スクリュー機構の端部に設けた開閉可能な上部排出部と、スクリュー機構の端部で分別室の底板に設けた下部排出部とによって構成したから、微粉末のうち比較的大きい軽量物だけでなく微細不燃物も分別して排出することができる。
すなわち、分別室に吸引された可燃物には微細不燃物が付着しているため、微細不燃物の一部は分別室に入ってくるが、この可燃物を分別室で再度分別することで、微細不燃物を分別して排出できるのである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態1の正面図
【図2】本発明の実施形態1の平面図
【図3】本発明の実施形態1の作動説明図
【図4】本発明の実施形態1の分別室の側面図
【図5】本発明の実施形態1の分別室の一部省略平面図
【図6】押出装置の分別室への取付け状態を示す平面図
【図7】押出装置の作動説明図
【図8】押出装置の上部排出部の拡大図
【図9】押出装置の作動説明図
【図10】押出装置の下部排出部の断面図
【図11】本発明の実施形態2の正面図
【図12】本発明の実施形態2の平面図
【図13】本発明の実施形態2の作動説明図
【発明を実施するための形態】
【0013】
直方体の廃棄物の分別室の天板の一部に開口部を構成し、この開口部の上方の天板上に送風機を設置し、前記送風機に送風ダクトホースと集塵装置に連結した集塵ダクトホースを連結する。
前記分別室の側板に、先端に吸込部を備えた吸引ダクトホースを取付け、前記吸込部の先端を廃棄物運搬用の振動篩装置の前方に配置すると共に、この吸込部の先端の下流側に、前記送風ダクトホースの先端の送風口を配置した廃棄物分別装置を構成する。
前記廃棄物の分別室の底部に、回動自在に軸支されたスクリュー機構と、前記スクリュー機構の一端に設けた廃棄物の排出部とからなる廃棄物押出装置を構成する。
【0014】
本発明の実施形態1は図1から図10に示すものである。
本実施形態は、架台90上に設置した直方体の廃棄物の分別室10と、この分別室10の一側板11aに固定した吸引ダクトホース30と、前記分別室10の近傍に設置した廃棄物の運搬手段である振動篩装置40からなる。以下、上記構成を図に基づいて詳しく説明する。
【0015】
前記分別室10の天板12には開口部16を構成する。この開口部16の上部の天板上には送風機20を設置する。
この送風機20の側部には、送風ダクトホース21と集塵ダクトホース27を連結し、前記集塵ダクトホース27は集塵装置28に連結していて、送風ダクトホース21の先端の送風口22を吸引ダクトホース30の先端の吸込部31の下流側に配置している。
【0016】
前記分別室10内の上端で前記開口部16の下方位置にミスト発生装置18を設ける。さらにこのミスト発生装置18下方にフィルタ17を構成する。このフィルタ17は、開口部16から微細な粉塵の排出防止用であるため、分別室10の上端面全域にわたって構成されている。
【0017】
前記吸引ダクトホース30は、分別室10の側板11aに一端を固定し、他端には吸込部31を設け、前記吸込部31の先端を振動篩装置40の前方表面近傍に配置する。
【0018】
振動篩装置40は、長尺の篩部42を架台91上にスプリング49を介して前方(図1左方)に向かって低くなるように傾斜して設置し、この篩部42の中央に振動装置44を備えたものである。
そして、前記篩部42の後端にホッパー45を配置し、前方の先端部41には、前記吸込部31の先端が配置されている。
【0019】
前記吸引ダクトホース30の風量をB1、送風ダクトホース21の風量をB2及び集塵ダクトホース27の風量をB3とし、吸引ダクトホース30の先端の吸込部31から吸込まれる風量をB4とすれば、風量間の関係は次のようになる。
(1)B1>B2
吸引ダクトホース30の先端の吸込部31から風量B4を吸込んで、吸込部31から空気の放出をゼロとするためであり、主として粉塵対策である。
(2)B1<B2+B3
これは送風機20の特性によるものであり、風量B3は極力小さくしたほうが良い。
(3)B3≦B2
前記(1)の条件を満たす範囲で、吸引ダクトホース30の内部に風量B4を吸込める範囲で、かつ分別精度を落とさない範囲で風量を小さくする。これによって集塵装置28能力を小さくすることができコスト低減となる。
【0020】
廃棄物の分別室10の下部に廃棄物押出装置を構成する。
廃棄物の分別室10は、両側面は側板11a、11b、11c、11dによって構成され、側板11bより内側に傾斜側板115を設けてある。
前記側板11dと傾斜側板115の間に、傾斜底板125と傾斜底板126をすり鉢状に形成し、その下端に湾曲した底板120を固定してある。
【0021】
廃棄物押出装置は、前記底板120に近接して配置され、側板11b、11dに回動自在に軸支されたスクリュー機構130と、前記スクリュー機構130の回転方向の前方(図6上方)の端部に設けた廃棄物の上部排出部と下部排出部からなる。符号200はスクリュー機構130の駆動モータである。
【0022】
前記上部排出部は、図7、図8に示すように、傾斜側板115の下端に前方に開閉可能に設けた2枚の長方形の同形のゴム製の開閉板133からなる。この開閉板133,133は一端部を傾斜側板115の下部に固定して、他端部を互いに密着せしめ、微細不燃物が排出されないときは、密着した状態でシートしている。そのため外部から分別室10への大気の吸込みが防止されるのである。そしてこれら2枚の開閉板133の中央部に、スクリュー機構130の軸131の貫通孔134を構成してある。
【0023】
前記下部排出部は、図9、図10に示すように、底板120に穿設したスリット120aと、底板の裏面に設けた支持部121と、この支持部121に後方(図6下方)を固定し、廃棄物である微細不燃物100が排出されないときは、前記スリット120aをシートして大気の吸込みを防止するゴム製の開閉板122とからなる。
図中、符号128は底板120前端に取り付けたシューターであり、下部排出口から排出された微細不燃物を下部の容器86へと導き、符号129は側板11b下端に取り付けたシューターであり、上部排出口から排出された軽量物の廃棄物を下部の容器81へと導くものである。
【0024】
上記のように構成した実施形態1の作用を説明する。
まず、廃棄物100をホッパー45に投入し振動篩装置40の後端に落下させる。その後振動装置44を作動させると、廃棄物は篩部42の傾斜に伴って、篩部42上を前方の下流側に向かって移動していく。このとき細かい廃棄物、具体的には20mm程度より小さいものは、篩部42によって落下して堆積物83となる。これは、土、砂としてリサイクルして使用される。
【0025】
一方、分別室10の送風機20を作動させることで、吸引ダクトホース30の中には、図1の矢印に示す空気の流れが形成され吸引力が発生する。
これによって、廃棄物100が篩部42の先端部41に到ったときに、吸引ダクトホース30の先端の吸込部31の吸引力によって空気と共に廃棄物のうち軽量物が吸引され、それらは吸引ダクトホース30を通って分別室10に送られていく。
【0026】
ここで軽量物とは、手で拾えないような3mm以下の大きさで比重の小さいもの、例えば、木屑、プラスチックなど可燃性のものを指し、また体積が大きく比重の小さい物も指す。後者は、風量の調整によって吸引できるのである、
【0027】
このとき、篩部42上の廃棄物100は常に振動を与えられているため、篩部42上を滑りながらあるいは転がりながら運ばれていく。そのため廃棄物100には静止摩擦は生ぜず動摩擦が生じ、吸込部31によって容易に吸引できるのである。
【0028】
また、前記吸込部31は、送風ダクトホース21の送風口22から送り込まれる空気と外気を吸引するから、廃棄物は外部に漏れず吸込部31に吸込まれていく。
【0029】
吸引ダクトホース30の吸込部31は側板31a、31b、31c、31dが下方に向かって広がって構成されているため、吸込時には図3に示すように吸込部31内で渦巻き状の流れとなってスピードを加速させながら上昇していく。
この上昇力によって大量の廃棄物100が迅速に吸引ダクトホース30を通って分別室10へ運ばれるのである。
【0030】
一方、篩部42によって運ばれてきた重量物、例えば、瓦礫、陶磁器、金属等は、吸込部31によって吸引されずにそのまま前方に落下して容器82に収容される。
このように廃棄物は、篩部42の先端部41と、吸引ダクトホース30の先端の吸込部31によって、軽量物と重量物とに分別されていく。
【0031】
前記のように、吸引ダクトホース30によって吸引された軽量物は、分別室10へと運ばれていき、フィルタ17によって外部への流出が阻止されて、分別室10内を落下してデッキ13上に溜まっていく。
そして、分別室10へと運ばれてきた微粉末は、集塵ダクトホース27を通って、集塵装置28へと運ばれていき大気汚染を防止する。
【0032】
吸引ダクトホース30から送風ダクトホース21に循環する循環回路で、土などの微粉末(分別対象物全体の質量比1%〜0.5%)は、不燃物及び可燃物に附着して排出されるため、すべての微粉末が集塵ダクトホース27から排出するのではない。
すなわち分別された不燃物、可燃物に附着した微粉末は、現在の分別処理後のリサイクルに影響をあたえるほどではない。
なお、現在廃棄物の分別精度の基準は、分別後の異物5%範囲であり、残渣ごみ(手選別不可能物)は上記の基準に達しがたく、最終処分場に廃棄処分されるのが現状であり、又不法投棄物のほとんどが残渣ごみである。
【0033】
底板120に微粉末の廃棄物100が滞留した場合にスクリュー機構130を駆動して排出する。すなわち、スクリュー機構130の回転により羽根132,132の間隙に滞留した微粉末のうち比較的大きい軽量物、例えば木屑、廃プラ,紙などの可燃物は、羽根132に押されて前進し、開閉板133,133を押し開いて下方の容器81へと落下する(図7参照)。
【0034】
また、底部に滞留した微細不燃物100は、羽根132の下端で押されてスリット120aから落下する(図9参照)。
すなわち、微細不燃物が運ばれて、スリット120a上に一定量堆積した場合には、羽根132の押圧力で微細不燃物が押され開閉板122が図9の仮想線の位置に押し下げられて、微細不燃物100は下方の容器86へと落下する。
【0035】
このように本実施形態の廃棄物の押出装置によれば、分別室の底部に滞留した微粉末を、分別作業を行いながら排出部より排出でき、分別室内の空気の外部流出も最低限におさえられるから、分別効率を損なうことがなく、連続して安定した分別作業が行える。
【0036】
図5に示すように、前記開口部16の周囲にはミスト発生装置18を設ける。このミスト発生装置18は、開口部16の周囲を囲むようにフィルタ17の上部に水平に配置された、一端を閉鎖したコ字型のパイプ18aからなり、このパイプの表面に所定間隔で孔18b,18b・・を穿設してある。
使用に際しては、開放端18cから水道水を、2kg/cm2の圧力で送り込み、孔18b,18b・・から噴出させる。このとき、開口部16には下方から上方へ空気が流れていて、孔18b,18b・・付近では気圧が低くなっているから、水は勢いよく噴出して細かいミスト(霧)となってフィルタ17の表面に満遍なく散布されていくのである。
このミストは、廃棄物に付着して空気と共に外部に放出され、分別室内に水滴となって付着することはない。
【0037】
これによって、フィルタ17を通過した微細な廃棄物つまり粉塵類は、ミストに付着して落下して外部流出が防げるのである。
このように本実施形態によれば、風力によって効率的な廃棄物の分別が迅速に行えると共に、廃棄物のリサイクルに貢献し、かつ大気汚染の恐れもない等の効果を奏するのである。
【0038】
図11ないし図13は、本発明の実施形態2を示している。
本実施形態の廃棄物の運搬装置は、水平なベルトコンベヤ85であり、実施形態1のような振動装置は備えていない。そのため、廃棄物100は、ベルトコンベヤ85の表面に面接触した状態で運搬されるため静止摩擦が働いているのである。
実施形態2では、手選別を行う水平なベルトコンベヤ85を記載したが、これに限らず、傾斜した搬送用のベルトコンベヤも、本発明に含まれるものとする。
【0039】
本実施形態は、廃棄物の運搬装置が水平なベルトコンベヤ85であることを除けば、基本的な構成要素は、実施形態1と同様であるので、同一の番号を付して説明を省略する。
【0040】
次に実施形態2の作用を説明する。
図11に示すように、廃棄物100をベルトコンベヤ85後端に投入して、ベルトコンベヤ85を作動させると、廃棄物100はベルトコンベヤ85上で静止状態で、前方矢印方向に進んでいく。
【0041】
これと同時に、送風機20を作動して、吸引ダクトホース70の先端の吸込部71より空気を吸引すると共に、送風ダクトホース76先端の送風口78からベルトコンベヤ85の表面に空気を吹きつけて、静止状態の廃棄物100を強制的に動かす。
これによって、送風ダクトホース76の送風口78から噴出した空気は、ベルトコンベヤ85の表面に衝突した後、吸引ダクトホース70内を通って循環していく。
このとき、前記送風口78から噴出される風力より、吸込部71の吸引力の方が大きく、かつ送風口78からの風力が吸込部71の吸引力を助長して大きな吸引力が得られるのである。
そのため、廃棄物100は外部に流出することなくすべて分別室10に送り込まれるのである。
【0042】
この状態を図13に基づいて説明すると、吸引ダクトホース70の吸込部71は側板71a、71b、71c、71dが下方に向かって広がって構成されている。そのため、送風口78から噴出した空気は、ベルトコンベヤ85の表面に衝突してから吸込部71に吸引されていくときに、吸込部71内で渦巻き状の流れとなってスピードを加速させながら上昇していく。
この上昇力によって大量の廃棄物100が迅速に吸引ダクトホース70を通って分別室10へ運ばれるのである。
分別室10へ運ばれた後の作用、効果は、前記実施形態1と同様のため省略する。
【0043】
このように実施形態2によれば、廃棄物100がベルトコンベヤ85の表面に面接触していて静止摩擦が働いている状態で運搬されている場合、送風口78から空気を噴出させることによって、廃棄物100を吹き上げて動摩擦を生じさせ、吸込部71によって速やかに吸引することができるのである。
特に実施形態2では、ベルトコンベヤ85が移動するが、廃棄物はコンベアゴムと静止状態で移動するため、送風ダクトホース76からの風量B2で吸引ダクトホース70内で廃棄物を動かすことが吸引ダクトホース70の吸込能力を発揮するため必須条件となる。
【符号の説明】
【0044】
10 廃棄物の分別室
12 天板
16 開口部
17 フィルタ
18 ミスト発生装置
20 送風機
21 送風ダクトホース
27 集塵ダクトホース
28 集塵装置
30 吸引ダクトホース
31 吸込部
40 振動篩装置
41 先端部
42 篩部
44 振動装置
49 スプリング
70 吸引ダクトホース
71 吸込部
76 送風ダクトホース
77 集塵ダクトホース
78 送風口
79 集塵装置
85 ベルトコンベヤ(廃棄物の運搬装置)
100 廃棄物(産業廃棄物)
120 底板
120a スリット
122 開閉板(下部排出部)
130 スクリュー機構
133 開閉板(上部排出部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
廃棄物の運搬装置によって運搬されてきた廃棄物を分別する廃棄物の分別室の内部に設けられ、
分別室の底部に回動自在に軸支されたスクリュー機構と、前記スクリュー機構によって運ばれる廃棄物を排出すために前記スクリュー機構の端部に設けた廃棄物の排出部とからなる廃棄物押出装置。
【請求項2】
前記廃棄物の排出部を、スクリュー機構の端部に設けた上部排出部と、スクリュー機構の端部で分別室の底板に設けた下部排出部とからなることを特徴とする請求項1記載の廃棄物押出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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