説明

建築用組み立て式部材

【課題】 組み立て式建築物の、床、壁、屋根の構築を、共通する寸法形状、類似した使用方法により実現する、建築用組み立て式部材及び使用方法の発明。
【解決手段】 組み立て式部材は、各辺の寸法が等しい枠を持つ三角形に形成し、床、壁、屋根、の各部位ごとに、各構面上において、組み立て式部材の持つ形状的特質に沿って、接合を展開することにより実現する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は建築物の、床、壁、屋根を構築するための建築部材である。
【背景技術】
【0002】
建築のプレハブ等組み立て式の多くは、床、壁、屋根、それぞれに異なる部材、異なる構築方法を採用している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
課題の1は、組み立て式建築物の床、壁、屋根を、共通の部材による共通の構築方法に依って建築する方法を確立することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
課題の1を解決する手段として、発明の組み立て式部材は、各辺の寸法が等しい三角形の枠を形成する。
【発明の効果】
【0005】
課題の1に対応する発明の効果は、まず、建築用組み立て式部材を平面上に、縦、横、斜めに連続反転したとする位置に各部材を接合することに依り、床を、更に床面から任意の角度回転した位置に、同様に接合を展開することにより壁を、又更に、壁面から任意の角度回転した面上に、同様に接合を展開することにより屋根を構築する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1は組み立て式部材の概略図である。[a]は枠である
【0007】
図2は組み立て式部材の組み合わせ模様である。
【0008】
図3は実施例である。
【図1】

【図2】

【図3】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築用組み立て式部材単体において、各辺の寸法が等しい三角形の枠を形成した、組み立て式部材単体。
【請求項2】
請求項1の組み立て式部材単体を、その形状的特質に沿って接合を展開することにより全体を構築する建築工法。

【図1】 図1は組み立て式部材の概略図である。
【図2】 図2は組み立て式部材の組み合わせ模様を示す図である。
【図3】 図3は実施例を示す図である。
【符号の説明】
【0010】
[a]は枠である。

【公開番号】特開2006−291675(P2006−291675A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−136613(P2005−136613)
【出願日】平成17年4月5日(2005.4.5)
【出願人】(503466369)
【Fターム(参考)】