説明

当たり付ティッシュペーパー

【課題】ティッシュペーパー自体を人気商品とし、また使用時に、次のティッシュペーパーが出ないなどの問題も解決するティッシュペーパー及びティッシュペーパー容器を提供する。
【解決手段】ボックス中からいつ出てくるかわからないさまざまな文字や絵を入れる事によって毎回使用する度にドキドキする事ができる。この様な付加価値を付ける事によって購買意欲がわき、また景品や新しいティッシュペーパーと交換することによって再度来店してもらう事ができ、家族、友人などの間で話題性をよびリピーターを増やす事となる。また、ボックス上部取り出し口の樹脂フィルム部分2を色付きにし、2分割した樹脂フィルム2の一方を他方より幅広くし、2つの樹脂フィルム2のかさなり合う端を、細かく山切りカットする事によって取り出してくるティッシュ1を落とす事なく、出た文字や絵などもしっかりと取り出せる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はボックスティッシュ内に、無作為にさまざまな文字などを書いたティッシュペーパーを入れる事である。また、その取り出されたティッシュを、ボックス上部取り出し口から下に落ちないようしっかりとどめておく事である。
【背景技術】
【0002】
無料配布やスーパーなどの販売店の集客目的につかわれ、5個1組などの目玉商品や箱部分に宣伝広告を入れたりして使われている。また、ボックス上部取り出し口については樹脂フィルムが貼ってあり、中心には切れ目があるのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平 6−51167
【特許文献2】特開 2002−136444
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ほとんどのボックスティッシュは、ティッシュペーパー自体の技術より、集客目的に使われている。各社安売り合戦や、無料配布しているケースもある。生活用品としてかかせないティッシュペーパーは、ただの使い捨て商品である。そこでティッシュペーパー自体を人気商品にする事である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ボックスティッシュペーパーの中に、ランダムに1枚の異なるティッシュを入れる事で解決する。その異なるティッシュは、さまざまな文字や絵を入れる事で、利用者はいつ出てくるかわからない1枚にドキドキする事ができる。また、内容のバリエーションをふやす事で、楽しさも倍増し購買意欲もわく。
【発明の効果】
【0006】
特定の文字が出た場合、景品やサービスなどをする事で、販売店に再度足をはこんでもらう事ができ、売上のアップにもつながる。また商品自体の購買意欲も高まる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明から異なるティッシュが出た例である。
【図2】 本発明のボックス断面図である。
【図3】 本発明のボックスの取り出し口に付く樹脂フィルムの施工方法である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1−1は、確実に上部の取り出し口から出てくる様にするため、その一つ前のティッシュペーパーと確実に連動する事とする。また、1の後に出るティッシュペーパーについても1と連動する事とする。そのために図2−4a、4bが重要である。4aの樹脂フィルムの長さは4bより少し長くする、また、4a4b共に切断面には少しの深さで山切りカットにする。そうする事によって上部取り出し口から出たティッシュペーパーをしっかりとキャッチし、書かれた文字や絵をしっかりと見届けられる。
【0009】
図1−1に画かれている文字・絵などについてはティッシュペーパーの衛生上、人体に無害な染料とする。
【0010】
図1−2の上部取り出し口については、従来の透明の樹脂フィルムではなく、色付きの物を使う。そうする事によって中にあるティッシュペーパーを見えにくくし、次回への期待をそこなわない。またボックス自体の色、雰囲気に合わせたものとする。
【0011】
図3−4a、4bは、ボックス取り出し口上部内側に個別に接着する。
図3で説明すると4a→4bの順に接着する。また4aはボックス中心線より少し長くする、その理由として以下の事がある。
イ・片方を長くする事によって、下から取り出されるティッシュに対して抵抗がかかり、しっかりキャッチする事が出来る。また、端部分を細く山切りカットする事によって硬さをまし、取り出されるやわらかいティッシュを受け止める事ができる。
ロ・ボックスティッシュを長く利用していると、ボックス上部取り出し口の樹脂フィルムの部分が広がりたるんでくる。しかし、4aを少し長くする事によって余裕があり、もしフィルム部分が広がりたるんできても中が丸見えにならず、取り出されるティッシュについてもしっかりとキャッチできる。
【符号の説明】
【0012】
1、異なる1枚のティッシュペーパー
2、ボックス上部取り出し口
3、ティッシュペーパー
4a、中心線より少し長い樹脂フィルム
4b、中心線までの樹脂フィルム
5、接着剤
6、ボックス本体
7、中心線
8、山切りカットした樹脂フィルム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
すべてのティッシュペーパーの中から一部無作為に出るティッシュペーパーに、さまざまな文字や絵を書き入れた当たり付きティッシュペーパー。
【請求項2】
ボックスティッシュペーパー上部の、取り出し口樹脂フィルム部分を色付きにする、請求項1記載の当たり付きティッシュペーパー。
【請求項3】
上記記載の樹脂フィルムを内側に貼る時、2つを個別に貼り、片方は取り出し口の中心から少し長い物とする、請求項1〜2記載の当たり付きティッシュペーパー。
【請求項4】
上記記載の2つの樹脂フィルムのかさなり合う端を、細かく山切りカットに加工する、請求項1〜3の当たり付きティッシュペーパー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−11158(P2012−11158A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−164317(P2010−164317)
【出願日】平成22年7月2日(2010.7.2)
【出願人】(510199959)
【Fターム(参考)】