説明

微細気泡発生装置

【課題】空気溶解水の生成効率を高めながら、溶解タンクの薄型化を推し進め、小型の浴槽に対する設置をより容易とする微細気泡発生装置を提供すること。
【解決手段】微細気泡発生装置1において、溶解タンク9は、横長形状の中空な箱体であり、溶解タンクには、その内部に湯水5を噴霧して供給する噴霧ノズル17が配設され、噴霧ノズルの開口18は、長径と短径を有する楕円形状であり、その長径が溶解タンクの長手方向に沿うように配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽内の湯水中に微細気泡を発生させる微細気泡発生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
浴槽内の湯水をポンプによって循環させながら、浴槽から取り出した湯水に空気を溶解させ、空気溶解水を浴槽内に送り出す微細気泡発生装置が知られている。浴槽内に流出する空気溶解水中の空気は、減圧にともない析出し、湯水中に微細気泡が発生する。微細気泡は、浴槽内の湯水を白濁させ、牛乳風呂のような趣を与え、また、肌の保湿効果などがあり、温泉に匹敵する入浴の効能をもたらす。
【0003】
本出願人も、これまでに微細気泡を発生させる微細気泡発生装置について数多くの提案をし、また、実際に提供してきている。たとえば、下記特許文献1では、簡単な構成で大型の浴槽でなくとも設置することのできる微細気泡発生装置を提案している。
【0004】
この微細気泡発生装置では、浴槽の上端部外周に設けたフランジ部の長辺と短辺のなすコーナ部分の下方のコーナ空間に、気液溶解タンクが短辺寄りの奥側に、ポンプが長辺寄りの手前側となるように配置し、短辺寄りの奥側に配置した気液溶解タンクの出口部を奥側に突出させるとともに、出口部を浴槽の短辺側の壁部に設けた噴出口に直結している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−296236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような微細気泡発生装置については、小型化に対する要求は依然として高く、その要求に応える具体的な手段の実現が急務とされている。
【0007】
そこで、本発明は、空気溶解水の生成効率を高めながら、溶解タンクの薄型化を推し進め、小型の浴槽に対する設置をより容易とする微細気泡発生装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
【0009】
第1の発明は、浴槽の内部に連通し、浴槽内の湯水の循環が可能な、浴槽の外部に配設された循環経路と、循環経路の途中に配設され、浴槽内の湯水を循環させるポンプと、循環経路の下流端に配設され、内部に供給される湯水と空気を混合し、空気の溶解した空気溶解水を生成する溶解タンクとを備えた微細気泡発生装置において、溶解タンクは、横長形状の中空な箱体であり、溶解タンクには、その内部に湯水を噴霧して供給する噴霧ノズルが配設され、噴霧ノズルの開口は、長径と短径を有する楕円形状であり、その長径が溶解タンクの長手方向に沿うように配置されていることを特徴としている。
【0010】
第2の発明は、上記第1の発明の特徴において、溶解タンクの下端部に形成された流出口と浴槽の側壁部に形成された噴射口とがナットによって直接連結されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
上記第1の発明によれば、噴霧ノズルの開口の形状が、長径および短径を有する楕円であるため、溶解タンク内に噴出する湯水の範囲が長径方向に拡大され、溶解タンク内において湯水は空気と十分に接触し、混合される。この十分な気液混合により、空気溶解水の生成効率が高まる。また、開口は、その長径が横長形状の溶解タンクの長手方向に沿うように配置されているので、開口の短径方向と一致する溶解タンクの奥行を短縮することができ、溶解タンクの薄型化がより図られる。その結果、小型の浴槽に対する設置がより容易となる。
【0012】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、溶解タンクの下端部に形成された流出口と浴槽の側壁部に形成された噴射口とがナットによって直接連結されるので、流出口と噴射口の直接連結がナットという簡易な手段によって実現され、連結作業が非常に容易となる。また、流出口と噴射口の連結のための配管が不要となり、微細気泡発生装置の設置に要するスペースが削減され、微細気泡発生装置はコンパクトに収まる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の微細気泡発生装置の一実施形態を浴槽とともに簡略的に示した断面図である。
【図2】図1に示した微細気泡発生装置の別の方向から見た簡略的な断面図である。
【図3】(a)(b)は、それぞれ、図1に示した微細気泡発生装置における噴霧ノズルの開口を示した平面図、要部斜視図である。
【図4】図1に示した微細気泡発生装置における溶解タンクと浴槽との連結部を拡大して示した要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
上記のとおり、図1は、本発明の微細気泡発生装置の一実施形態を浴槽とともに簡略的に示した断面図であり、図2は、図1に示した微細気泡発生装置の別の方向から見た簡略的な断面図である。図3(a)(b)は、それぞれ、図1に示した微細気泡発生装置における噴霧ノズルの開口を示した平面図、要部斜視図である。
【0015】
微細気泡発生装置1は、浴槽2の上端周縁部に配設された、側方に延在するフランジ部3の下方に設置されている。
【0016】
浴槽2は、平面視略長方形状であり、隣接する一組の長辺部2aと短辺部2bが略直交している。浴槽2の長辺部2a側の側壁部4aには、下端部に浴槽2内の湯水5を浴槽2の外部に取り出す吸込口6が配設されている。吸込口6は、長辺部2a側の側壁部4aにおいて横幅方向の略中央に配置されている。また、浴槽2の短辺部2b側の側壁部4bには、後述する空気溶解水を浴槽2内に流出させる噴射口7が配設されている。噴射口7は、短辺部2b側の側壁部4bにおいて横幅方向の略中央に配置されている。
【0017】
微細気泡発生装置1は、浴槽2内に貯留される湯水5の循環経路8を備え、循環経路8の上流端は吸込口6に接続され、下流端は、微細気泡発生装置1が備える溶解タンク9に接続されている。溶解タンク9は、その下端部に流出口10を有し、流出口10は、浴槽2の噴射口7と一致して配置され、配管なしで直接連結されている。したがって、循環経路8は、吸込口6および噴射口7を通じて浴槽2の内部に連通している。
【0018】
また、循環経路8は、配管によって形成され、循環経路8の上流側を形成する配管11の上流端が吸込口6に接続されている。配管11の下流端は、浴槽2内の湯水5を循環経路8を通じて循環させるポンプ12の吸い込み側に接続されている。配管11の途中には、吸込口6寄りの部分にエゼクタ13が介設されている。エゼクタ13には、空気配管14の下流端が接続され、空気配管14の上流端には吸気弁15が配設されている。吸気弁15は、ここを通じて吸込む浴室内の空気の吸込み量を調整する機能を有している。
【0019】
循環経路8の下流側を形成する配管16は、ポンプ12と溶解タンク9を接続している。配管16の上流端はポンプ12の吐出側に接続され、下流端は、溶解タンク9の上端部に配設された噴霧ノズル17に接続されている。
【0020】
溶解タンク9は、横長形状の中空な箱体である。溶解タンク9は、その長手方向が浴槽2の短辺部2bの長さ方向に沿うように配置され、長手方向の長さは短辺部2bの長さよりも短くなっている。また、溶解タンク9の長手方向に沿った縦断面は、下方にすぼむ略六角形状としている。流出口10は、溶解タンク9の下端部において長手方向の略中央に配置されている。
【0021】
溶解タンク9の上端部に配設された噴霧ノズル17は、溶解タンク9においてポンプ12から遠い方に位置する一端部側に配置されている。噴霧ノズル17は、配管16を通じて浴槽2から取り出した湯水5を溶解タンク9の内部に噴霧して供給するものである。図3(a)(b)に示したように、噴霧ノズル17の先端部に位置する開口18は、長径aと短径bを有する楕円状であり、開口18は、長径aが溶解タンク9の長手方向に沿うように配置されている。開口18の形状は、偏平な、たとえば猫目状などとすることもできる。
【0022】
また、溶解タンク9には、その内部に、溶解タンク9の上下方向に延びる縦仕切り19が配設され、溶解タンク9の内部は、気液攪拌槽20と空気排気槽21の2槽に区画されている。縦仕切り19は、ポンプ12に近い方に位置する他端部側に配置され、噴霧ノズル17が配設された側を気液攪拌槽20とし、縦仕切り19を挟んで気液攪拌槽20と反対側の部分を空気排気槽21としている。また、縦仕切り19は、溶解タンク9の上下に間隔をあけて配置されており、気液攪拌槽20と空気排気槽21は、縦仕切り19の上方および下方において互いに連通している。溶解タンク9の空気排気槽21側には、空気抜き弁22が配設され、空気抜き弁22は空気排気槽21に連通している。空気抜き弁22は、溶解タンク9内の余剰空気を溶解タンク9の外部に排気することができる。
【0023】
さらに、溶解タンク9には、その内部に横仕切り23が配設されている。横仕切り23は、溶解タンク9の長手方向に沿って延びており、一端が気液攪拌槽20の下端部に接続され、流出口10の上方を通って空気排気槽21の中程まで達している。
【0024】
このような微細気泡発生装置1は次のように動作する。
【0025】
たとえば、浴室内のスイッチ操作などによってポンプ12が駆動すると、浴槽2内の湯水5を吸込口6から吸い込み、配管11、ポンプ12および配管16を通じて溶解タンク9の上端部に配設された噴霧ノズル17の開口18から湯水5が溶解タンク9の内部の気液攪拌層20内に噴出し、供給される。このとき、湯水5は、溶解タンク9の上部に貯留する空気を巻き込み、溶解タンク9の長手方向に、図4(b)に点線で示したような楕円状に噴出する。湯水5と空気が気液攪拌槽20において混合され、空気が湯水5に溶解し、空気溶解水が生成する。
【0026】
また、エゼクタ13の負圧効果によって吸気弁15から空気が吸引され、微細気泡の生成に十分な量(通常、必要とされる量よりも多めとされ、ポンプ12がエアがみにより停止することのない量)の空気が溶解タンク9内の上部に供給される。吸引された空気は、配管11の内部などにおいて湯水5と混合され、気液混合流体となって溶解タンク9の内部に供給される。なお、空気排気槽21は、縦仕切り19によって区画されているので、気液攪拌槽20におけるバブリングの影響が抑制され、液面が安定する。このため、余剰空気は、空気排気槽21側に配設した空気抜き弁22から排気され、微細気泡の生成に必要とされる空気量は一定となり、また、液面はほぼ空気抜き弁22の位置で安定する。さらに、気液攪拌槽20では泡立ちが生じるが、横仕切り23が流出口10の上方に位置しているため、好ましくない大きな気泡などは流出口10に向かうことなく、空気排気槽21に移動し、気泡内の空気は、空気溶解水の生成に再利用される。
【0027】
このようにして、溶解タンク9内に貯留していた空気およびエゼクタ13によって吸引される浴室内の空気が湯水5に溶解し、空気溶解水中の溶存空気量は十分に高くなる。
【0028】
生成した空気溶解水は、流出口10を通じて噴射口7から浴槽2内に流出する。溶解タンク9の気液攪拌槽20内は、空気溶解水の生成に際して加圧下に置かれるが、浴槽2内に流出する際に空気溶解水は減圧されるので、湯水5に溶解した空気は析出し、微細気泡が発生する。微細気泡の発生にともない浴槽2内の湯水5は白濁し、温泉水のような趣を呈する。
【0029】
そして、微細気泡発生装置1では、上記のとおり、噴霧ノズル17の開口18の形状が、長径aおよび短径bを有する楕円であるので、図3(b)に示したように、円形形状(図中一点鎖線で記載)に比べ、溶解タンク9内の気液攪拌層20に噴出する湯水5の範囲が長径方向に拡大される。このため、気液攪拌層20において湯水5は空気と十分に接触し、混合される。この十分な気液混合によって、微細気泡発生装置1は、空気溶解水の生成効率が高まっている。また、噴霧ノズル17の開口18は、長径aが横長形状の溶解タンク9の長手方向に沿うように配置されているので、開口18の短径b方向と一致する溶解タンク9の奥行を短縮することができ、溶解タンク9の薄型化が推し進められる。したがって、微細気泡発生装置1はより小型なものであり、設置のためのスペースが削減され、浴槽2のフランジ部3の下方に収まり、小型の浴槽に対する設置がより容易となっている。
【0030】
図4は、図1に示した微細気泡発生装置における溶解タンクと浴槽との連結部を拡大して示した要部断面図である。
【0031】
図4に示したように、微細気泡発生装置1では、溶解タンク9の下端部に形成された流出口10と浴槽2の短辺部2b側の側壁部4bに形成された噴射口7とがナット24によって直接連結されている。ナット24は、円筒状の胴部24aと、胴部24aの一端部に配設された円環状の頭部24bとを備えている。頭部24bは、胴部24aの外周外側に延在し、胴部24aの外周面部にはネジが切られている。
【0032】
溶解タンク9の下端部に形成された流出口10の外周には、浴槽2の短辺部2b側の側壁部4bに対向する溶解タンク9の側面部9aから固定部25が突設されている。固定部25は、円筒状の形状を有し、固定部25の内周面部には、側面部9aから遠い方に位置する一端部からネジが切られている。固定部25の内周面部に切られたネジは、ナット24の胴部24aの外周面部に切られたネジと螺合可能となっている。また、固定部25の上記一端部には、円環状のフランジ部26が形成され、フランジ部26は、固定部25の外周外側に延在している。このような固定部25の側面部9aからの突出代は、溶解タンク9の奥行に比べ十分小さくなっている。
【0033】
溶解タンク9の流出口10は、浴槽2の噴射口7に一致するように対向して配置され、浴槽2側から噴射口7を通じて挿入されるナット24を締め付けることによって、噴射口7と直接連結される。ナット24を頭部24bにおいて回転操作し、胴部24aの外周面部に切られたネジが、固定部25の内周面部に切られたネジと螺合し、ナット24は固定部25に締結される。
【0034】
このような流出口10と噴射口7のナット24による直接連結において連結部の水密性を高めるために、パッキン27が介設されている。パッキン27も円筒状の形状を有し、外周面部には溝部27aが形成され、溝部27aを挟んで片側に大径環部27b、他側に小径環部27cが形成されている。大径環部27bおよび小径環部27cはともに円環状であり、大径環部27bの外径が小径環部27cの外径よりも大きくなっている。一方、大径環部27bの内径および小径環部27cの内径は等しく、ナット24の胴部24aの外径よりわずかに大きくなっている。
【0035】
パッキン27は、流出口10と噴射口7のナット24による直接連結に先立って、浴槽2の噴射口7に装着される。小径環部27cを浴槽2の側壁部4bの内側に配置し、大径環部27bを側壁部4bの外側に配置して、溝部27a内に、噴射口7の周辺に位置する側壁部4bを挿入することによって、パッキン27が浴槽2の側壁部4bに取り付けられる。この状態において、上記のとおりのナット24による直接連結が行われる。ナット24の締め付けにともない、大径環部27bが、流出口10側のフランジ部26と浴槽2の側壁部4bの間に圧縮され、両者に密着し、また、小径環部27cがナット24の頭部24bと側壁部4bの間に圧縮され、両者に密着し、水密性が確保される。
【0036】
また、浴槽2の側壁部4bの内側には、外観を美麗に仕上げるためのカバー28が取り付けられている。カバー28は、締結後のナット24の頭部24bを外側から覆い隠し、見栄えを良好とする。カバー28は、ナット24の胴部24aの内径に略等しい外径を有する、円筒状の胴部28aと、胴部28aの一端部から外周外側に延設された前方カバー部28bと、前方カバー部28bの外周端から裏側に延設された側方カバー部28cとを有している。前方カバー部28bの幅は、ナット24の頭部24bの幅よりわずかに大きくなっている。
【0037】
カバー28の胴部28aの外周面部にはネジが切られている。このネジに対応して、ナット24には、頭部24bから胴部24aにかけて内周面部にネジが切られ、両ネジは螺合可能となっている。ナット24の取り付け後に、胴部28aをナット24の内側に差し込み、前方カバー部28bおよび側方カバー部28cを回転操作することによって、カバー28はナット24に螺着する。このようにして取り付けられたカバー28は、前方カバー部28bおよび側方カバー部28cによってナット24を覆い隠し、噴射口7の周辺を美麗に仕上げる。
【0038】
なお、ナット24の胴部24aの内部には、微細気泡生成カートリッジ29を交換自在に取り付けることができる。微細気泡生成カートリッジ29は、溶解タンク9の流出口10を通じ、空気溶解水が噴射口7から浴槽2内に噴出する際の微細気泡の生成を促進させるものであり、微細気泡量を十分に高める。
【0039】
このように、溶解タンク9の下端部に形成された流出口10と浴槽2の側壁部4bに形成された噴射口7とがナット24によって直接連結されるので、流出口10と噴射口7の直接連結をナット24という簡易な手段によって実現され、連結が非常に容易となる。また、流出口10と噴射口7の連結のための配管が不要となり、微細気泡発生装置1の設置に要するスペースが削減され、微細気泡発生装置1はコンパクトに収まる。さらに、配管不要にともない、その分の圧力損失が軽減され、溶解タンク9内の圧力が高まり、微細気泡の発生量が増大する。
【0040】
以上、本発明の微細気泡発生装置の一実施形態を詳述したが、本発明の微細気泡発生装置は、上記実施形態によって限定されるものではない。溶解タンクや噴霧ノズルなどの形状、大きさおよび構成には各種の態様が可能である。また、本発明の微細気泡発生装置を設置可能とする浴槽についても同様である。
【符号の説明】
【0041】
1 微細気泡発生装置
2 浴槽
4b 側壁部
5 湯水
7 噴射口
8 循環経路
9 溶解タンク
10 流出口
12 ポンプ
17 噴霧ノズル
18 開口
24 ナット
a 長径
b 短径

【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴槽の内部に連通し、浴槽内の湯水の循環が可能な、浴槽の外部に配設された循環経路と、循環経路の途中に配設され、浴槽内の湯水を循環させるポンプと、循環経路の下流端に配設され、内部に供給される湯水と空気を混合し、空気の溶解した空気溶解水を生成する溶解タンクとを備えた微細気泡発生装置において、
溶解タンクは、横長形状の中空な箱体であり、溶解タンクには、その内部に湯水を噴霧して供給する噴霧ノズルが配設され、噴霧ノズルの開口は、長径と短径を有する楕円形状であり、その長径が溶解タンクの長手方向に沿うように配置されている
ことを特徴とする微細気泡発生装置。
【請求項2】
溶解タンクの下端部に形成された流出口と浴槽の側壁部に形成された噴射口とがナットによって直接連結されることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡発生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−25197(P2011−25197A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−175594(P2009−175594)
【出願日】平成21年7月28日(2009.7.28)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】