説明

患者モニタリングシステム

本発明は、患者モニタリングシステム、患者モニタリング方法、及びコンピュータプログラムに係る。特に心臓モニタリング及び体重モニタリングに対する患者のモニタリングを向上するよう、患者モニタリングシステム(1)は、患者のベッド(3)に関連付けられる複数の力センサ(2)を有して与えられる。該力センサ(2)は、第1の力構成要素に対応する第1の信号、及び第2の力構成要素に対応する第2の信号を生成するよう適合され、第2の力構成要素は、第1の力構成要素に対して平行ではない。当該システムは、更に、患者の状態を示すデータを前出の信号から導出するよう適合される分析モジュール(4)を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、患者モニタリングシステム、患者モニタリング方法、及びコンピュータプログラムに係る。
【背景技術】
【0002】
睡眠中の患者のモニタリングは、主に病院環境において、多種の状況における標準的なツールである。診断に依存して、異なるパラメータがモニタされる。頻繁に必要とされるパラメータは、体重、心拍数、呼吸数、及び呼吸異常、並びに睡眠中の特別な動作パターンである。かかる量(quantity)を測定するには、通常、大きな技術的努力及び複合的な技術(multiple techniques)が要される。
【0003】
ベッドポストの下又は中にスケールを取り入れることによって患者の体重を測定することは、既知である。更に、例えばベッドで感圧シーツを用いることによって心肺能力に関する情報を集めることは、既知である。例えば、国際特許出願WO 2004/045407 A1(特許文献1)は、身体動作、身体位置、呼吸数、及び/又は心拍数等のパラメータに関する患者モニタリングする装置及び方法を記載する。該装置及び方法は、ベッド等の表面上に与えられる少なくとも2つの圧電センサを有するセンサ装置を使用し、単純に患者を表面上に寝かせることだけによって、患者は装置に対して結合され得る。
【特許文献1】WO 2004/045407 A1
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、特に心臓モニタリング及び体重モニタリングに対する患者のモニタリングを向上させる、ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的は、患者モニタリングシステムにより本発明に従って達成される。当該システムは、患者のベッドに関連付けられる複数の力センサを有する。力センサは、第1の力構成要素に対応する第1の信号、及び第2の力構成要素に対応する第2の信号を生成するよう適合され、該第2の力構成要素は、第1の力構成要素に対して平行ではない。当該システムは、患者の状態を示すデータを前出の信号から導出するよう適合される分析モジュールを更に有する。
【0006】
本発明の目的はまた、患者モニタリング方法によって達成される。当該方法は、第1の力構成要素に対応する第1の信号と、第1の力構成要素に対して平行ではない第2の力構成要素に対応する第2の信号とを生成するよう適合される複数の力センサを、患者のベッドに対して割り当てる段階と、信号から患者の状態を示すデータを導出する段階と、を有する。
【0007】
本発明の目的はまた、コンピュータプログラムによって達成される。当該コンピュータプログラムは、コンピュータ上で実行される際に複数の信号からデータを導出するコンピュータ命令を有する。データは、患者の状態に対応し、信号は、第1の力構成要素及び第2の力構成要素に対応する。第2の力構成要素は、第1の力構成要素に対して平行ではなく、力構成要素は、患者のベッドに関連付けられる複数の力センサによって生成される。本発明に従って必要である技術的努力は、故に、本発明に従ったコンピュータプログラムの命令に基づき実現され得る。かかるコンピュータプログラムは、CD−ROM等の担体上に格納され得るか、あるいは、インターネット又は他のコンピュータネットワークで入手可能であり得る。実行される前に、コンピュータプログラムは、CD−ROMプレーヤ等を用いて担体から、又はインターネットから読み込まれてコンピュータへとロードされ、コンピュータのメモリにおいて格納される。コンピュータは、とりわけ、中央演算処理ユニット(CPU)、バスシステム、RAM又はROM等のメモリ手段、フレキシブルディスク又はハードディスクユニット、及び入力/出力ユニット等の記憶手段、を有する。
【0008】
本発明の基本的な考えは、患者の体重及び心肺能力の複合測定に対する大変単純且つ安価な解決法を与える、ことである。この目的を達成するよう、ベッド上の患者によって加えられる力を測定するよう適合される力センサ(force sensor)を使用する、ことが提案される。
【0009】
言い換えれば、本発明は、患者の動作及び体重を測定及び特徴付けるよう、複数の力センサ(1つ、2つ、3つ、又は4つの力センサ)を使用する。特別なパターンは、分析モジュールを用いてこれらの量から抽出され、例えば心拍数、呼吸数、及び下肢静止不能症候群等における特別な動作等である。追加的には、ベッドにおける患者の存在は、推測される。かかる異なる力信号を分ける(separate)よう、力のベクトルの規模及び方向情報を得ることは、必須である。
【0010】
歪みゲージ、圧電装置、容量性力センサ等である多種の力センサは、本発明と共に使用され得る。単一の種類のセンサが使用されなければならないため、先行技術から既知である解決法と比較して、大変単純なシステム設計が達成され得る。
【0011】
本発明に従ったベッドは、従来のベッド、病院用ベッド、カウチ、従来の椅子、歯科用椅子、車椅子、(手術)台等の上で休む又は座る表面又は他の装置として定義される。
【0012】
本発明のこれらの及び他の態様は、従属請求項において定義される以下の実施例に基づいて更に詳述される。
【0013】
本発明の望ましい一実施例によれば、力センサは、鉛直力構成要素に対応する第1の信号を生成するよう適合され、更には、水平力に対応する第2の信号を生成するよう適合される。言い換えれば、患者モニタリングシステムは、測定された力を水平構成要素及び鉛直構成要素へと分散する(resolving)よう適合される。結果として、患者の体重は、(主に鉛直力構成要素を使用することによって)確定され(determined)得る。更に、水平及び鉛直力構成要素を分けることによって、患者の動作は、(主に水平力構成要素を使用することによって)確定され得る。心弾動計測の場合、患者が臥位にある間、大動脈に向かう心臓動作の異方性特質は、大きな水平力構成要素を送る(deliver)。大きな水平力構成要素はまた、典型的には下肢静止不能症候群の動作によって与えられる。
【0014】
望ましくは、分析モジュールは、前出の信号から患者の体重を導出するようにのみ適合されるのではない。追加的に、睡眠中の心拍数、及び/又は呼吸数、及び/又は呼吸異常、及び/又は特別な動作パターンは、確定され得る。
【0015】
複数の力センサ(The number of force sensors)は、望ましくは、複数のベッドポストに関連付けられる。かかる実施例において、分析モジュールがベッドへと一体的にされる場合、あるいは、センサと分析モジュールとの間、及び/又は分析モジュールと表示ユニット又はそれと同等なものとの間のデータ通信がワイヤレスで与えられる場合は特に、追加的なワイヤリング又はケーブルは必要無い。あるいは、力センサの一式は、マットレスとベッド骨組みとの間等である技術的に同等の位置において位置付けられ得る。
【0016】
本発明の他の実施例において、力センサは、有効な力を分散するよう、力の適用の平面が互いに対して平行ではないよう配置される。基本的な配置では、力センサは、多少チルトされた配置においてベッドポストへと単純に一体的にされる。しかしながら、力構成要素の方向は、力の適用の平面が互いに対して直交しないよう力センサが配置される場合により容易に分析され得る、ことは判明している。全ての場合において、センサ配置の性質は、分析モジュールを用いて患者の状態に対応するデータを導出する際に考慮されなければならない。言い換えれば、望ましくはコンピュータ、又はマイクロプロセッサ等である同等の手段を有する分析モジュールは、それに応じてプログラムされなければならない。
【0017】
本発明の更に他の実施例では、複数の力センサ(the number of force sensors)は、測定/剪断(shearing)力を測定するよう適合される。この実施例では、患者の動作は、特に正確に確定され得る。圧電装置は、望ましくはこの目的に対して力センサとして使用される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明のこれらの及び他の態様は、添付の図面及び以下の説明を例として参照し、以下に詳細に説明される。
【0019】
患者モニタリングシステム1は、病院用ベッド3のベッドポストへと一体的にされた3つの力センサ2を有する。図1は、かかるベッド3の骨組みをマットレス無しで示す。3つの圧電センサは、力センサ2として使用される。3つの力センサ2を有して、完全三次元力モデルは、モニタリングシステム1を用いて再現され得る。力センサ2は、ベッド3上に加えられる力を測定するよう使用される。この目的で、力センサ2は、力の適用の平面が互いに対して直交するよう、位置付けられる。言い換えれば、力の水平及び鉛直構成要素は、確定される。各力センサ2は、有効な力に依存して信号を生成する。圧電力センサ2が使用されるため、生成される信号は、圧電層の変形に対応する電圧信号である。第1の信号は、鉛直力構成要素が検出される場合に生成され、第2の信号は、水平力構成要素が検出される場合に生成される。生成される信号は、関連する力構成要素の規模及び方向に対応する。
【0020】
患者モニタリングシステム1は更に、分析モジュール3を有する。分析モジュール4は、ベッド3の骨組みに対して取り付けられる。力センサ2からの信号は、ブルートゥースワイヤレス技術に基づき、ワイヤレス通信パスにわたって分析モジュール4まで伝達される。分析モジュール4は、測定信号を受けるよう、また患者の状況に対応するデータをかかる信号から導出するよう、適合される。結果もたらされるデータは、データを表示するモニタ6に対して接続される外部レシーバ5に対して伝達される。他のディスプレイ方法は、可能である。測定される信号及び/又はデータは、分析モジュール、及び/又は外部受信ユニット5、及び/又は患者モニタリングシステム1に対して接続されるなんらかの他のユニット内において格納され得る。患者関連のデータを導出する目的に対して、分析ユニット4は、測定される信号の量からかかるデータを導出するようコンピュータプログラムを実行するよう適合されるコンピュータを有する。コンピュータは、データ伝達に対する入力及び出力インターフェイスを有する。
【0021】
分析ユニット4は、患者の体重を確定するよう鉛直力構成要素に対応する信号に対してコンピュータプログラムを適用する。更には、分析ユニット4は、患者の心肺能力を判断するよう、特には心拍数、呼吸数、及び当然のことながら患者がベッド3において存在するか否かを判断するよう、水平及び鉛直力構成要素の両方に対応する信号を使用する。
【0022】
図2中、先行技術より既知であるベッドポスト8において水平方向に取り付けられる、力センサ7が図示される(左図)。この場合、ベッドポスト8上に作用する力9の垂直部分(vertical parts)のみが、確定され得る(右図)。センサ7上の力9の効果は、低減されたセンサ厚さとして概略的に図示される。
【0023】
図3は、本発明の第1の実施例に従った2つのセンサ10,11を示す。第1の力センサ10は、第1のベッドポスト12においてチルトされて位置付けられ、第2の力センサ11は、第2のベッドポストにおいて同様にして位置付けられる。即ち、力センサ10,11は、力の適用の平面が互いに対して平行ではなく且つ直交しないよう、配置される。力が加えられない場合は、力センサ10,11は、アンロードされる(左図)。患者がベッド3にいる場合、力9は、ベッド枠及び4つ全てのベッドポスト上に加えられる。この場合、第2のベッドポスト13に向かう力構成要素がもたらされる患者の動作がある一方で、第1のベッドポスト12に向かう力構成要素はない(右図)。その結果、第2のベッドポスト13における力センサ11は、力構成要素を確定し、関連する信号を生成する。信号は、力構成要素の規模を有する。センサ11は、センサID(識別子(identifier)と共に分析ユニット4に対して信号を伝達する。分析ユニット4は、全ての力センサの幾何学的配置を識別する(knows)。故に分析ユニット4は、受信した信号が第2のベッドポスト13のセンサ11と関連付けられなければならないということ、並びに、受信した規模がこのベッドポストに対応する力の有効平面に関連付けられなければならないこと、をセンサIDから確定する。分析ユニット4のコンピュータにおいて実行されるコンピュータプログラムは、適用される力の完全三次元モデルを処理する。患者関連のデータ(体重、心拍数等)は、かかるデータの処理から得られる。
【0024】
図4は、本発明の第2の実施例を示す。この実施例は、トルク測定に基づく。圧電層14は、2つの圧電素子(センサ)15,16を備えられる。圧電層14は、ベッドポストの上方部分17と下方部分18との間において位置決めされる。圧電素子15,16は、ベッドポストの上方部分17が第2の圧電素子16に対してのみ結合される一方、第1の圧電素子15は結合されずに残るよう配置される(左図)。患者の動作は、圧電層14の非対称の変形をもたらすベッドポストに対して適用されるトルクを引き起こす。結果として、該トルクは、第2の圧電素子16によって生成される信号に繋がる一方、第1の圧電素子15によって生成される信号はない(右図)。該トルクがまた適用される力の水平構成要素に依存するため、分析モジュール4は、生成される信号から垂直構成要素だけではなく力の水平構成要素も確定し得る。
【0025】
図5は、本発明の第3の実施例を示す。この実施例は、剪断力の測定に基づく。再度、圧電層20は、2つの圧電素子(センサ)21,22を有して、与えられ、圧電層20は、ベッドポストの上方部分17と下方部分18との間に位置決めされる。第1の圧電素子21は、圧電層20の上部上に位置決めされ、ベッドポストの上方部分17に対して結合される一方、第2の圧電素子22は、圧電層20に対して横方向に位置決めされる。言い換えれば、第1の圧電素子21は、鉛直力構成要素のみを測定するよう適合され、第2の圧電素子22は、水平力構成要素のみを測定するよう適合される(左図)。純粋に鉛直力に繋がる患者の動作がある場合、第1の圧電素子21のみが関連信号を生成し(右図)、純粋に水平力に繋がる患者の動作がある場合は、第2の圧電素子22のみが関連信号を生成する。しかしながら、水平力構成要素並びに垂直力構成要素がある場合は、両圧電素子21,22は、信号を生成し、分析モジュール4が有効な力を分散し得るようにする。
【0026】
図6は、本発明の第4の実施例を示す。力測定に対して使用される異なる平面は、ここでは単一のベッドポスト内において実現される。この目的に対して、単一のセンサモジュールが与えられ、ベッド3の単一のベッドポストにおいて位置付けられる。図1中に示される配置とは対照的に、他の3つのベッドポストは、力センサを有さない。
【0027】
センサモジュールは、3つの力センサ23,24,25を有する(図7参照)。ベッドポストの上方部分17及び下方部分18は、円錐形であり、互いに対してフィットする。間には、図3中に示される通り直交平面に沿って測定を与えるよう配置される3つの力センサ23,24,25がある。3つの圧電層26,27は、ベッドポストの上方部分17と下方部分18との間において位置決めされ、複数の圧電素子(センサ)は、各有効平面に対して与えられる。動作が無い場合、信号は生成されない(左図)。例えば、右に向かって上方部分17を押してベッドポストの上方部分17に対して水平力構成要素28が適用される場合、1つの圧電層27は、圧縮され、関連信号は、それぞれの層27の圧電素子29によって生成される。同時に、他の圧電層26は、拡大され、層26の圧電素子30による関連信号の生成に繋がる。分析モジュール4は、かかる2つの信号から所望されるデータを導出する。
【0028】
図7は、この配置の平面図である。記載される形態は、単なる一例である。他の幾何学配置は、可能である。
【0029】
当然のことながら、本発明は、患者のみにではなく健康な人間又は動物に対しても適用され得る。
【0030】
本発明が前述された例証的な実施例の詳細に制限されないこと、並びに、本発明がその趣旨又は本質的な特性から逸脱することなく他の特定の形状において実施され得ることは、当業者にとって明らかである。したがって、本実施例は、全ての点において制限的ではなく例証的であると考えられ、本発明の範囲は、前述の説明によってではなく添付の請求項によって示され、故に請求項と同等のものの意図及び範囲内にある全ての変更は、そこに含有される。更に、「有する」という語が他の要素又は段階を除外するものではなく、単数形で示される語が複数の存在を除外するものではなく、コンピュータシステム又は他のユニット等である単一の要素が請求項において挙げられる複数の手段の機能を満たし得る、ことは明らかである。請求項中の参照符号は、関連する請求項を制限するものとして解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明に従った患者モニタリングシステムを示す概略図である。
【図2】先行技術より既知であるベッドポストにおいて配置される力センサの概略的断面図であり、力センサがまずアンロードされ、続いてロードされる。
【図3】本発明に従った異なるベッドポストにおいて配置される2つの力センサの概略的断面図であり、1つの力センサがまずアンロードされ、続いてロードされる。
【図4】本発明に従ったベッドポストにおいて配置される力センサの概略的断面図であり、力センサがまずアンロードされ、続いてロードされる。
【図5】本発明に従ったベッドポストにおいて配置される他の力センサの概略的断面図であり、力センサがまずアンロードされ、続いてロードされる。
【図6】本発明に従ったベッドポストにおいて配置される力センサモジュールの概略的断面図であり、力センサモジュールは、3つの力センサを有し、力センサがまずアンロードされ、続いてロードされる。
【図7】図6中に示される力センサモジュールの概略的平面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者モニタリングシステムであって、
患者のベッドに関連付けられる複数の力センサを有し、
該力センサは、第1の力構成要素に対応する第1の信号、及び第2の力構成要素に対応する第2の信号を生成するよう適合され、該第2の力構成要素は、前記第1の力構成要素に対して平行ではなく、
前記患者モニタリングシステムは、患者の状態を示すデータを前記信号から導出するよう適合される分析モジュールを更に有する、
患者モニタリングシステム。
【請求項2】
力センサは、鉛直力構成要素に対応する第1の信号、及び水平力構成要素に対応する第2の信号を生成するよう適合される、
請求項1記載の患者モニタリングシステム。
【請求項3】
前記分析モジュールは、前記患者の体重を導出するよう適合される、
請求項1記載の患者モニタリングシステム。
【請求項4】
前記分析モジュールは、前記患者の動作を導出するよう適合される、
請求項1記載の患者モニタリングシステム。
【請求項5】
前記分析モジュールは、前記患者の心拍数、及び/又は呼吸数、及び/又は呼吸異常、及び/又は特別な動作パターンを前記信号から導出するよう適合される、
請求項1記載の患者モニタリングシステム。
【請求項6】
前記複数の力センサは、複数のベッドポストと関連付けられる、
請求項1記載の患者モニタリングシステム。
【請求項7】
前記力センサは、前記力の適用の平面が互いに対して平行ではないよう配置される、
請求項1記載の患者モニタリングシステム。
【請求項8】
前記複数の力センサは、トルク及び/又は剪断力を測定するよう適合される、
請求項1記載の患者モニタリングシステム。
【請求項9】
少なくとも2つの力センサは、単一のベッドポストにおいて位置付けられるよう複合センサモジュールを形成するよう配置される、
請求項1記載の患者モニタリングシステム。
【請求項10】
患者モニタリング方法であって、
・ 第1の力構成要素に対応する第1の信号と、前記第1の力構成要素に対して平行ではない第2の力構成要素に対応する第2の信号とを生成するよう適合される複数の力センサを、患者のベッドに対して割り当てる段階と、
・ 前記信号から患者の状態を示すデータを導出する段階と、
を有する、
方法。
【請求項11】
コンピュータプログラムであって、
該コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行される際に複数の信号からデータを導出するコンピュータ命令を有し、
前記データは、患者の状態に対応し、前記信号は、第1の力構成要素及び第2の力構成要素に対応し、該第2の力構成要素は、前記第1の力構成要素に対して平行ではなく、前記力構成要素は、患者のベッドに関連付けられる複数の力センサによって生成される、
コンピュータプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2008−536610(P2008−536610A)
【公表日】平成20年9月11日(2008.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−507219(P2008−507219)
【出願日】平成18年4月12日(2006.4.12)
【国際出願番号】PCT/IB2006/051130
【国際公開番号】WO2006/111889
【国際公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】