情報と対話し、情報を操作するための方法、およびそのシステム
対話型デスクトップおよび/またはブラウザベースの情報作業領域(または「プレイグラウンド」)を提供する方法、コンピュータ可読媒体およびシステムは、作業領域管理処理システムにおいて、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程を含む。ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズされた対話型作業領域が、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールが読み込まれたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、作業領域管理処理システムからコンピューティングシステムに提供される。カスタマイズされた対話型作業領域は、一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つと、カスタマイズされた対話型作業領域とに作用し、影響を及ぼし、または対話することを可能にするように構成されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、参照によりその全文が本明細書に組み入れられる、2008年5月9日に出願された米国仮特許出願第61/051,998号の恩典を主張するものである。
【0002】
発明の分野
本発明は金融情報やスポーツ情報などの情報と対話し、情報を操作するための方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
背景
多数の個人にとってインターネットは、金融からスポーツまでに及ぶニュースおよびデータの主要な情報源の一つになっている。この情報は、ユーザにとって非常に役立ち、様々な短期的、長期的意思決定を行うのに必要なデータを提供し得る可能性もある。残念ながら、インターネット上で入手できるデータの量は急激に増加しており、情報が提供される形式は、複雑で、紛らわしく、静的なものであることが多い。その結果、個人は往々にして各自の短期的、長期的意思決定に最も関連性を有する情報を特定し、分析することができなくなる。
【発明の概要】
【0004】
概要
本発明の態様による対話型情報作業領域(または「プレイグラウンド(playground)」)を提供するための方法は、作業領域管理処理システムにおいて、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程を含む。ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズされた対話型作業領域が、枠組みを提供し、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを含むデフォルトの対話型作業領域に基づいて、作業領域管理処理システムからコンピューティングシステムに提供される。カスタマイズされた対話型作業領域は、一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、およびカスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成されている。
【0005】
少なくとも一つのプロセッサによって実行されるとプロセッサに作業領域管理処理システムにおいて選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程を含む工程を実行させる機械実行可能コードを含む、対話型情報作業領域を提供するための命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を提供する。ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズされた対話型作業領域が、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールが読み込まれたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、作業領域管理処理システムからコンピューティングシステムに提供される。カスタマイズされた対話型作業領域は、一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、およびカスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成されている。
【0006】
本発明の別の態様による対話型情報提供システムは、コンピューティングシステムにおいて、カスタマイズシステムと処理システムとを含む。カスタマイズシステムは、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する。作業領域処理システムは、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび選択された一つまたは複数の分析ツールが読み込まれたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズされた対話型作業領域を提供し、カスタマイズされた対話型作業領域は、選択された一つまたは複数の分析ツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、およびカスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成されている。
【0007】
本発明の別の態様による、情報と対話し、情報を操作するための方法は、ビデオゲーム表示形式の非ビデオゲームベースの情報のための少なくとも一つのカスタマイズ可能な対話型作業領域を表示することを含む。カスタマイズされた対話型作業領域においては、一つまたは複数の情報オブジェクトが提供され、そこに含まれる。アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって、ユーザ選択の情報オブジェクトのうちの少なくとも一つおよびカスタマイズされた対話型作業領域に対して少なくとも一つの動作が実行される。カスタマイズされた対話型作業領域は、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して実行された動作の結果に基づいて表示される。
【0008】
本発明の別の態様によるコンピュータ可読媒体は、少なくとも一つのプロセッサによって実行されるとプロセッサにビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための少なくとも一つのカスタマイズ可能な対話型作業領域を表示する工程を含む工程を実行させる機械実行可能コードを含む、情報と対話し、情報を操作するための方法のための命令が記憶されていることを含む。カスタマイズされた対話型作業領域においては、一つまたは複数の情報オブジェクトが提供され、そこに含まれる。アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作が実行される。カスタマイズされた対話型作業領域は、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して実行された動作の結果に基づいて表示される。
【0009】
本発明の別の態様による、情報と対話し、情報を操作するシステムは、コンピューティングシステムにおいて表示システムと対話処理システムとを含む。表示システムは、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズ可能な対話型作業領域において一つまたは複数の選択された情報オブジェクトを表示する。対話処理システムは、アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作を実行する。表示システムは、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して実行された動作に基づいてカスタマイズ可能な対話型作業領域を表示する。
【0010】
本発明は、ビデオゲームの比喩によってモデル化される、情報オブジェクトのための枠組みおよび入れ物を提供するカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話し、情報を操作するためのより有効な方法、コンピュータ可読媒体およびシステムを提供することを含むいくつかの利点を提供する。例えば、本発明を用いれば、株式および投資信託に関する詳細な情報などの金融情報を、ビデオゲームの比喩によってモデル化されるただ一つの統合システム内から、ずっと簡単に検索し、理解し、操作し、共有し、分析して、効率および使い勝手を高めることができる。加えて、本発明はこの情報との対話を、グラフィカルなアイコンおよび視覚標識を提供する一種のグラフィカル・ユーザ・インターフェースにより、ずっと図式的、直観的なものとして提供する。その結果、本発明を用いれば個人は、必要とする情報を簡単に獲得し、情報と対話することができるのみならず、本発明がこの情報を非常に簡単に表現し、個人に提供するために、そうしようとする動機を与えられる。さらに本発明は、情報オブジェクトに対して動作を実行するツール、ユーザ指図の制御、全画面グラフィックス、ピア・コンピューティング・システムとの即座の、またはリアルタイムの通信、情報オーバーレイ、即座の、またはリアルタイムのフィードバック、ユーザプロフィール、メトリックに照らして測定された運用成績結果の表示、および現代的で、ユニークで、使いやすいグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)のうちの一つまたは複数を含み得る情報と対話するための方法も提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の態様による情報管理システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の態様による、情報と対話し、情報を操作するためのビデオゲーム表示形式のカスタマイズされた対話型作業領域(「プレイグラウンド」)を生成するための方法を示す流れ図である。
【図3】例示的なデフォルトの、または初期の作業領域を示すブロック図である。
【図4】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域と関連付けられたユーザプロフィールにおけるデータ入力を示すスクリーンショットである。
【図5】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域からの情報オブジェクトの検索を示すスクリーンショットである。
【図6】情報オブジェクトが読み込まれた例示的なカスタマイズされた対話型作業領域を示すスクリーンショットである。
【図7】本発明の態様によるビデオゲーム表示形式のカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話するための方法を示す流れ図である。
【図8】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトの移動および選択を示すスクリーンショットである。
【図9】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトの整理を示すスクリーンショットである。
【図10A】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトの初期設定およびオブジェクトとしてカプセル化された情報の表示を示すスクリーンショットである。
【図10B】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトの初期設定およびオブジェクトとしてカプセル化された情報の表示を示すスクリーンショットである。
【図11】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトのリストへのグループ化を示すスクリーンショットである。
【図12】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における関連情報オブジェクトのブラウジングを示すスクリーンショットである。
【図13】ナビゲーションマップを使った例示的なカスタマイズされた対話型作業領域のナビゲートを示すスクリーンショットである。
【図14】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトへの分析ツールの適用およびこの動作の結果の表示を示すスクリーンショットである。
【図15】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトへの分析ツールの適用の例示的結果を示すスクリーンショットである。
【図16】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における他のユーザ・コンピューティング・システムとの接続およびピアとの情報オブジェクトの共有を示すスクリーンショットである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
詳細な説明
本発明の態様による情報管理システム10が図1に示されている。ほんの一例として、本明細書において例示し、説明する情報管理システム10は金融情報と対話し、これを操作する際に利用されるが、このシステムは、一例にすぎないが非ビデオゲーム情報などといった、他の種類および量の情報と共に使用することもできる。情報管理システム10は、複数のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)、複数のオブジェクト情報提供システム14(1)〜14(n)、作業領域管理処理システム16、および通信ネットワーク18を含むが、このシステムは、他の構成において他の数および種類のシステム、機器、設備、部品、構成部分、および/または要素を含むこともできる。本発明は、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式で構成されたカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話するためのより有効な方法、コンピュータ可読媒体およびシステムを提供することを含むいくつかの利点を提供する。
【0013】
図1を詳細に参照すると、複数のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)はそれぞれ、ユーザが一つまたは複数の対話型デスクトップおよび/もしくはブラウザベースの作業領域または作業領域にアクセスし、これと対話することを可能にするが、他の数および種類のシステムを使って一つまたは複数の対話型作業領域と対話することもできうる。多種多様なユーザ・コンピューティング・システムは、一例にすぎないが投資運用管理コンピューティングシステムなどに本発明を利用してもよい。作業領域または「プレイグラウンド」とは、アプリケーションツールによって動作を実行することのできるコンテンツおよび情報オブジェクトを含む、仮想のデスクトップおよび/またはブラウザベースの対話型空間であるが、作業領域は他の種類および量のデータを含むこともできる。これらの態様において、作業領域はビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式で情報を整理するが、他の種類の形式を使用することもできうる。グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)とは、ユーザが利用できる情報および動作を完全に表現するためのテキストベースのインターフェース、タイプ入力されたコマンドラベルまたはテキストナビゲーションと対照的に、グラフィカルなアイコンおよび視覚標識を提供するユーザインターフェースの一種である。これらの態様においては、動作は普通、グラフィカルな要素の直接操作によって実行されるが、動作を他のやり方で実行することもできる。グラフィカル・ユーザ・インターフェースは、情報を収集し、生成するタスクのためにユーザが対話することのできるプラットフォームを提供する。ビデオゲーム表示形式のグラフィカル・ユーザ・インターフェースとは、情報オブジェクト、全画面グラフィックス、オブジェクトに影響を及ぼすツール、ユーザ指図の制御、ピアとの即座の通信、情報オーバーレイ、即座のフィードバック、ユーザプロフィール、操作者が知識、技能を得ることを必要とし、それを支援する複数のレベル、およびメトリックに照らした運用成績測定を含むグラフィカル・ユーザ・インターフェースであるが、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式は、これらの要素のより多数または少数の他の組み合わせとして他の数および種類の局面を含むこともできる。異なるレベルに関して、これらの態様において、カスタマイズされた対話型作業領域は、判定される操作者の技能レベルに基づいて表示され、アクセス可能とされる情報オブジェクト、ツールおよび他の項目を有するように調整またはカスタマイズされ、任意選択でさらに別の情報オブジェクト、ツールおよび他の項目を提供してもよいが、カスタマイズされた対話型作業領域は、技能レベルに基づいて別のやり方で調整することもできる。カスタマイズ可能な対話型作業領域のためのビデオゲーム形式は、グラフィカルなアイコン、視覚標識および操作者の経験に基づくレベルを提供する、よりグラフィカルで、直観的で、使いやすい種類のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを実現する。これとは対照的に、これまでの情報の表示は通常、単純な列と行からなる、直観的に理解しにくく、あまり使いやすくない印刷媒体をモデルとするものである。
【0014】
情報オブジェクトは、当該情報オブジェクトが表現し、カプセル化している基礎をなすデータその他の情報への視覚的入口(visual front)であるコンピュータインターフェース要素を含む。情報オブジェクトは、情報またはその他のデータを、当該情報オブジェクトがカプセル化している情報の、属性様の名前や属低様の価格などの基本特性を表示する独立のユーザインターフェース構成部分として視覚的に表現する。情報オブジェクトが表現する情報の一つの特性または他の属性は、それが、通信ネットワーク18を介して情報提供システム14(1)〜14(n)のうちの一つから受信されるデータに対する変更に基づいてリアルタイムで変化し得ることであるが、この情報は他の数および種類の特性を有していてもよい。情報オブジェクトに対しては、検索すること、追加することおよび削除すること、移動すること、ドラッグすることおよびドロップすること、開始すること、開くことおよび閉じること、ピアから送信することおよび受信すること、分析すること(比較することなど)、記憶すること、変更すること、(リスト作成のために)グループ化すること、関連情報オブジェクトをブラウズすることを含む多種多様な動作を実行することができるが、情報オブジェクトに対しては他の種類および数の動作を実行することもできうる。
【0015】
これらの態様において、アプリケーションツールは情報オブジェクトに依存し、情報オブジェクトに対して動作を実行するが、他の種類および数のツール、およびオブジェクトに依存せず、または特定の情報オブジェクトを位置決めし、表示し、作成するツールを使用することもできる。加えて、これらの態様においてツールは、カスタマイズされた対話型作業領域内の情報オブジェクトに基づくコンテキスト依存とすることもできるが、ツールのうちの一つまたは複数が情報オブジェクトに依存していなくてもよい。特徴操作とは、例えば背景グラフィックス、フォントサイズ、画面サイズの変更など、カスタマイズされた対話型作業領域に対して実行することのできる動作であるが、他の種類および数の特徴操作を実行することもできる。
【0016】
ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)はそれぞれ、中央処理装置(CPU)またはプロセッサ、メモリ、ユーザ入力機器、ディスプレイ、インターフェースシステムを含み、これらはバスまたはその他のリンクにより相互に結合されているが、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)はそれぞれ、他の構成において他の数および種類の構成部分、部品、機器、システム、および要素を含むこともできる。ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのプロセッサは、本明細書において説明し、例示する本発明の一つまたは複数の局面のために記憶された命令のプログラムを実行するが、プロセッサは他の数および種類のプログラム命令を実行することもできうる。
【0017】
ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのメモリは、本明細書において説明し、例示する本発明の一つまたは複数の局面のためにこれらのプログラム命令を記憶するが、プログラム命令の一部または全部を別の場所において記憶し、かつ/または実行することもできうる。ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのメモリには、多種多様な記憶装置、例えば、システムのランダム・アクセス・メモリ(RAM)もしくは読取り専用メモリ(ROM)またはフロッピーディスク、ハードディスク、CD-ROM、あるいは、一つもしくは複数のプロセッサに結合された磁気式、光学式、もしくは他の読取りおよび/または書込みのシステムによって読み取られ、かつ/または書き込まれる他のコンピュータ可読媒体を使用することができる。
【0018】
ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのユーザ入力機器は、動作または操作を求める要求や、アプリケーションツールを用いた分析を求める要求などの選択を入力するのに使用されるが、ユーザ入力機器は他の種類のデータおよび動作を入力し、他の要素と対話するのに使用することもできうる。ユーザ入力機器にはコンピュータキーボードおよびコンピュータマウスが含まれ得るが、(それだけに限らないが)ビデオゲームのコンソールコントローラ、移動通信機器キーボード、テレビのリモートコントローラなどの他の種類および数のユーザ入力機器を使用することもできる。ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのディスプレイは、一つまたは複数のウィンドウに一つまたは複数のカスタマイズ可能な対話型作業領域を示すのに使用されるが、他の種類および量の情報を他のやり方で表示することもできる。ディスプレイには、CRT画面やLCD画面など、コンピュータまたは移動通信機器の表示画面が含まれ得るが、他の種類および数のディスプレイを使用することもできうる。
【0019】
ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのインターフェースシステムは、通信ネットワーク18を介して作業領域管理処理システム16と一緒に、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれと情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれとを動作可能な状態で結合し、それらの間でやりとりするのに使用されるが、他の種類および数の接続および構成を用いた他の種類および数の通信ネットワークまたはシステムを使用することもできる。ほんの一例として、通信ネットワークは、イーサネット上のTCP/IPおよびSOAP、XML、LDAP、SNMPを含む業界標準のプロトコルを使用することができるが、それぞれ独自の通信プロトコルを有する、直接接続、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク、モデムおよび電話回線、電子メール、ならびに無線通信技術などの他の種類および数の通信ネットワークを使用することもできる。
【0020】
情報提供システム14(1)〜14(n)はそれぞれ、例えば、金融情報オブジェクト、イベント/ニュース情報オブジェクト、製品情報オブジェクト、および/または個人情報オブジェクトなどを提供するが、他の数および種類のシステムならびに、スポーツ情報など、他の数および種類の情報を提供することもできる。情報は、作業領域上および作業領域間で操作することのできる情報オブジェクトの形で表現されるが、情報が他の形式とすることもできる。情報提供システム14(1)〜14(n)はそれぞれ、バスまたはその他のリンクにより相互に結合されている中央処理装置(CPU)またはプロセッサ、メモリ、およびインターフェースシステムを含むが、他の構成および位置において他の数および種類の構成部分、部品、機器、システム、および要素を使用することもできる。情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれのプロセッサは、本明細書の態様によって説明され、例示される本発明の一つまたは複数の局面のための記憶された命令のプログラムを実行するが、プロセッサは他の数および種類のプログラム命令を実行することもできうる。
【0021】
情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれのメモリは、本明細書において説明し、例示する本発明の一つまたは複数の局面のためにこれらのプログラム命令を記憶するが、プログラム命令の一部または全部を別の場所において記憶し、かつ/または実行することもできうる。情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれのメモリには、多種多様な記憶装置、例えば、システムのランダム・アクセス・メモリ(RAM)もしくは読取り専用メモリ(ROM)またはフロッピーディスク、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROM、あるいは、プロセッサに結合された磁気式、光学式、もしくは他の読取りおよび/または書込みのシステムによって読み取られ、かつ/または書き込まれる他のコンピュータ可読媒体を使用することができる。
【0022】
情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれのインターフェースシステムは、通信ネットワークを介して作業領域管理処理システム16と一緒に、情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれとユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれとを動作可能な状態で結合し、それらの間でやりとりするのに使用されるが、他の種類および数の接続および構成を用いた他の種類および数の通信ネットワークまたはシステムを使用することもできる。
【0023】
作業領域管理処理システム16は、選択された情報オブジェクトおよび選択されたアプリケーションツールが読み込まれた、記憶されたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、少なくとも一つの多種多様にカスタマイズされた対話型作業領域を生成し、提供するが、カスタマイズされた対話型作業領域は、他の種類および数の機能、ならびに他の数および種類および数の処理システムを使用することができる。
【0024】
作業領域管理処理システム16は、バスまたその他のリンクにより相互に結合されている中央処理装置(CPU)またはプロセッサ、メモリ、およびインターフェースシステムを含むが、他の構成および位置において他の数および種類の構成部分、部品、機器、システム、および要素を使用することもできる。作業領域管理処理システム16のプロセッサは、本明細書の態様によって説明され、例示される本発明の一つまたは複数の局面のための記憶された命令のプログラムを実行するが、プロセッサは他の数および種類のプログラム命令を実行することもできうる。
【0025】
作業領域管理処理システム16のメモリは、本明細書において説明し、例示する本発明の一つまたは複数の局面のためにこれらのプログラム命令を記憶するが、プログラム命令の一部または全部を別の場所において記憶し、かつ/または実行することもできうる。作業領域管理処理システム16のメモリには、多種多様な記憶装置、例えば、システムのランダム・アクセス・メモリ(RAM)もしくは読取り専用メモリ(ROM)またはフロッピーディスク、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROMあるいは、プロセッサに結合された磁気式、光学式、もしくは他の読取りおよび/または書込みのシステムによって読み取られ、かつ/または書き込まれる他のコンピュータ可読媒体を使用することができる。
【0026】
作業領域管理処理システム16のインターフェースシステムは、通信ネットワーク18を介して情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれと一緒に、作業領域管理処理システム16とユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれとを動作可能な状態で結合し、それらの間でやりとりするのに使用されるが、他の種類および数の接続および構成を用いた他の種類および数の通信ネットワークまたはシステムを使用することもできる。
【0027】
本明細書においては、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)、情報提供システム14(1)〜14(n)、および作業領域管理処理システム16の態様を説明するが、これらのシステムはそれぞれ、任意の適切なコンピュータシステムまたはコンピューティング機器に適合させ、これらにおいて実施することができる。本明細書で説明する態様の機器およびシステムは例示のためのものであることを理解すべきであり、当業者には理解されるように、これらの態様を実施するのに使用される特定のハードウェアおよびソフトウェアの多くの変形が可能である。
【0028】
さらに、これらの態様のシステムはそれぞれ、本明細書において説明し、例示するように、また当業者に理解されるように、各態様の教示に従ってプログラムされた一つまたは複数の汎用コンピュータシステム、マイクロプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ、およびマイクロコントローラを使って都合よく適合させ、実施されてもよい。
【0029】
加えて、各態様のうちの任意の態様におけるシステムの任意の一つの代わりに2つ以上のコンピューティングシステムまたは機器を使用することもできる。したがって、各態様の機器およびシステムのロバスト性および性能を高めるために、必要に応じて、冗長や複製などの分散処理の原理および利点も実施することができる。また各態様は、例として挙げるにすぎないが、任意の適切な形の通信(音声やモデムなど)、無線通信媒体、無線通信ネットワーク、セルラ通信ネットワーク、G3通信ネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケット・データ・ネットワーク(PDN)、インターネット、イントラネット、およびこれらの組み合わせを含む任意の適切なインターフェース機構および通信技術を使って任意の適切なネットワークにまたがって延在する一つまたは複数のコンピュータシステム上で実施されてもよい。
【0030】
また各態様は、本明細書において説明するように、プロセッサによって実行されるとプロセッサに本明細書において説明し、例示するように、各態様の方法を実施するのに必要な工程を実行させる、本明細書の態様によって説明され、例示される本発明の一つまたは複数の局面のための命令が記憶されているコンピュータ可読媒体として実施されてもよい。
【0031】
次に、本発明の態様による情報と対話するためのビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式のカスタマイズされた対話型作業領域を生成するための方法を、以下で図1〜図6を参照して説明する。図2をさらに詳細に参照すると、工程100で、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つにおける操作者は、作業領域管理処理システム16にログインして作業領域にアクセスするが、作業領域にアクセスするための他のやり方を使用することもできる。これがユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つにおける操作者にとって初めてである場合、または当該操作者が以前に登録したことも登録を完了したこともない場合、作業領域管理処理システム16は、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つを介して操作者に図4に示すようなプロフィール情報を入力するよう促す。これらの態様において、作業領域管理システム16のメモリに入力され、記憶されるプロフィール情報には、それだけに限らないが、名前、住所、電子メールアドレス、電話番号、および対象となる情報のカテゴリなどの個人ユーザ情報が含まれるが、他の種類および量の情報を獲得し、かつ/または入力、記憶することもでき、取り込まれたこのユーザ・プロフィール・データを別の場所において記憶することもできる。
【0032】
工程102で、作業領域管理システム16は最初に、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つにデフォルトの対話型作業領域を提供するが、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つと関連付けられている一つまたは複数の以前に記憶されたカスタマイズされた対話型作業領域など、他の種類および数の作業領域を提供することもできうる。例として、デフォルトの対話型作業領域が図3に示されている。
【0033】
工程104で、作業領域管理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、デフォルトの対話型作業領域に含めるのに選択するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを検索しようとしているかどうか判定する。工程104で、作業領域管理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、デフォルトの対話型作業領域に含めるのに選択するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを検索しようとしていないと判定する場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程120に進み、そこで方法が終了する。ほんの一例を挙げると、「いいえ」の分岐が選択され得るのは、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがすでにカスタマイズされた対話型インターフェースを記憶しており、またはこの時点においては対話型作業領域の生成を望んでいないときである。工程104で、作業領域管理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、デフォルトの対話型作業領域に含めるのに選択するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを検索しようとしていると判定する場合には、「はい」の分岐が選択されて工程106に進む。工程106で、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、図5に示すような検索を実行するために作業領域管理処理システム16に送信される情報オブジェクトを求める一つまたは複数の検索クエリを入力するが、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つまたは他の種類および数のシステムおよび機器が検索を行うこともできうる。
【0034】
工程108で、作業領域管理処理システム16は、一つまたは複数の検索クエリを受信し、情報提供システム14(1)〜14(n)のうちの一つまたは複数のデータベースにおいて当該の一つまたは複数の検索クエリを実行するが、作業領域管理処理システム16は、それ自体のメモリ22内など、他の種類および数のデータベースならびに他のシステムおよび機器を検索することもできうる。作業領域管理処理システム16は、これらの検索の結果を獲得し、図5に示す「apple」についての検索結果のリストに例示するように、各結果を一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトへと圧縮するが、情報オブジェクトは、それが以前に生成された場合にメモリから取り出すなど、他のやり方で獲得することもできる。先に詳しく論じたように、情報オブジェクトは、それが表現し、カプセル化している基礎をなすデータへの視覚的入口であるコンピュータインターフェース要素を含む。情報オブジェクトは、情報またはその他のデータを、それがカプセル化している情報の属性様の名前などの基本特性を表示する独立のユーザインターフェース構成部分として視覚的に表現する。
【0035】
工程110で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つの表示画面上のビデオゲーム表示形式のカスタマイズされた対話型作業領域において、検索から得られる一つまたは複数の情報オブジェクトを生成し、表示する。ほんの一例として、「TECH PORTFOLIO」、「GASPARD」、「COCA-COLA」、「PEPSICO INC」、「MICROSOFT」、「DELL」、「APPLE」、「GOOGLE」、「NINTENDO」、「SONY」、「ELECTRONIC ARTS」および「ACTIVISION」というタイトルのついた情報オブジェクトが読み込まれているカスタマイズされた対話型作業領域のスクリーンショットを図6に示すが、他の種類および数の情報オブジェクトならびに他の対話型ヘッダをカスタマイズされた対話型作業領域に読み込むこともできうる。
【0036】
工程112で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに問い合わせて、カスタマイズされた対話型作業領域に所望の情報オブジェクト、すなわちこの特定の例では企業関連の情報オブジェクトが表示されているかどうか判定する。工程112で、作業領域管理処理システム16が、所望の情報オブジェクト、すなわちこの特定の例では企業関連の情報オブジェクトが表示されていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程118に進む。
【0037】
工程118で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに問い合わせて、それ以上の検索を終了するかどうか判定する。工程118で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが検索を終了しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて前述の工程106に戻る。工程118で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが検索を終了しようとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて工程120に戻り、そこでこのプロセスが終了する。
【0038】
工程112に戻ると、作業領域管理処理システム16が、所望の情報オブジェクト、すなわちこの特定の例では企業関連の情報オブジェクトがすべて表示されていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて工程114に進む。工程114で、作業領域管理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに、例として挙げるにすぎないが、アプリケーションツール、特徴操作、リアルタイム通信システム、株式ティッカー、時間帯時計、訓練セッション確定アイコン、および訓練習得レベル指標など、他の項目についての選択肢を提供するが、他の種類および数の項目を選択のために提供することもでき、他のやり方で獲得し、提示することもできる。作業領域管理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つからこれらの項目のいずれかの選択を受信し、次いで、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つの表示画面上のビデオゲーム表示形式のカスタマイズされた対話型作業領域において選択された項目を生成し、表示する。例として挙げるにすぎないが、図6には、「プロフィール」、「マスターレベル」、「ツールバー」、「検索ボックス」、「ブラウザ」、および「情報オブジェクト」を有するカスタマイズされた対話型作業領域のスクリーンショットが示されているが、他の種類および数の項目を入力することもできうる。次にこの方法は先に詳細に説明したように再度工程118に進む。
【0039】
次に、本発明の態様によるビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式のカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話する方法を、以下で図1および図7〜図16を参照して説明する。図7を詳細に参照すると、工程200で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つと関連付けられ、そのために記憶されている以前に生成されたカスタマイズされた対話型作業領域の一つまたは複数の選択肢を提供するが、カスタマイズされた対話型作業領域は、別の場所に記憶することもできるはずであり、その都度新しく生成することもできる。作業領域管理処理システム16は、記憶されたカスタマイズされた対話型作業領域のうちの一つを提供するよう求める要求、または前述の検索結果を圧縮し、整理することによりカスタマイズされた対話型作業領域を生成するよう求める要求を受信し、これを要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つにおける表示システムに表示するために提供する。
【0040】
工程202で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがカスタマイズされた対話型インターフェース上で一つまたは複数の動作または特徴操作を選択し、使用した結果を受信し、処理し、表示するが、動作および特徴操作は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つなど、他のシステムによって実行されてもよい。例として挙げるにすぎないが、作業領域管理処理システム16は、図8に示すように情報オブジェクトを移動、選択し、図9に示すように情報オブジェクトを整理し、図10Aおよび図10Bに示すように情報オブジェクトを入力し、または情報オブジェクトを開き、図11に示すように情報オブジェクトをまとめてリストにグループ化し、図12に示すように関連情報オブジェクトをブラウズし、図13に示すようにナビゲーションマップを使って例示的なカスタマイズされた対話型作業領域をナビゲートした動作の結果を受信し、処理し、例示的なカスタマイズされた対話型作業領域に表示することができうるが、ほんの一例として例えばグラフィックスやフォントを変更するなど、他の数および種類の動作または特徴操作を実行することもできうる。
【0041】
図8に示すように例示的なカスタマイズされた対話型作業領域内の情報オブジェクトを移動し、選択すれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、表示される情報オブジェクトのいずれかを容易に操作し、これと対話することができる。図9に示すように例示的なカスタマイズされた対話型作業領域内の情報オブジェクトを整理すれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、特定の動作を実行するために操作者にとって最も有益な形式で情報オブジェクトを整理することができる。ほんの一例として、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、作業領域間をナビゲートする間に容易に理解されるように類似した方式で整理されている異なる情報オブジェクト、例えば異なる投資技術セクタなどのセットを有するいくつかの対話型カスタマイズ作業領域開くこともできる。図1OAおよび図10Bに示すように、例示的なカスタマイズされた対話型作業領域において情報オブジェクトを入力し、またはそうではなく情報オブジェクトを開けば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、開かれた各圧縮情報オブジェクトの下に記憶された詳細情報を見ることができる。図11に示すように情報オブジェクトをまとめてリストにグループ化すれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、さらに見直し、比較し、分析するために、情報オブジェクトを部分セットへと整理することができる。図12に示すように関連情報オブジェクトをブラウズすれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、さらに見直し、比較し、分析するために、選択された情報オブジェクトに対する他の関連情報オブジェクトを識別することができる。これらの態様において、作業領域管理処理システム16は、入力された一つまたは複数の検索語に基づいて選択された情報オブジェクトに対する関連情報オブジェクトを検索し、識別するが、関連情報オブジェクトは他のやり方で識別することもできる。ほんの一例として、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、図12に示すように、「MICROSOFT」情報オブジェクトを他の関連技術企業およびリストと比較しようとしてもよい。図13に示すようにオーバーレイ・ナビゲーション・マップを使って例示的なカスタマイズされた対話型作業領域をナビゲートすれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、右隅にある小型ナビゲーションマップを利用して対話型カスタマイズ作業領域をより容易にナビゲートすることができる。これらの態様において、ナビゲーションマップは、対話型カスタマイズ作業領域を、表示および対話のためにそれぞれを個々に選択し、拡大することのできる6つの象限に分割するより小さいマップを示しているが、ナビゲーションマップはカスタマイズされた対話型作業領域を他の数および種類の部分に分割してもよく、他の種類のナビゲーションを提供することもできる。
【0042】
工程204で、動作または特徴操作が実行されると、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがカスタマイズされた対話型作業領域内の別の動作または特徴操作を選択し、使用しようとしているかどうか判定する。工程204で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域内の別の動作または特徴操作を選択し、使用しようとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて前述の工程202に戻る。工程204で、作業領域管理処理システム16が、このときに、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域内の別の動作または特徴操作を選択し、使用しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程206に進む。
【0043】
工程206で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがカスタマイズされた対話型インターフェース内の一つまたは複数の情報オブジェクトに対して一つまたは複数のアプリケーションツールを選択し、使用した結果を受信し、処理し、表示する。ほんの一例として、作業領域管理処理システム16は、図14および図15に示すように、情報オブジェクトのうちの一つまたは複数に対してアプリケーションツールを選択し、適用する動作の結果を受信し、処理し、表示することができうるが、他の数および種類の動作または特徴操作、例えばグラフィックスまたはフォントを変更するなどを実行することもできうる。加えて、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに、動作の結果を情報オーバーレイとして表示させる選択肢を提供することもできうるが、結果を他のやり方でカスタマイズされた対話型作業領域に提供することもできうる。
【0044】
工程208で、アプリケーションツールが実行された後で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域において別のアプリケーションツールを選択し、利用しようとしているかどうか判定する。工程204で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域において別の分析ツールを選択し、使用しようとしていると判定した場合には、前述のように、「はい」の分岐が選択されて工程206に戻る。工程208で、作業領域管理処理システム16が、このときに、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域において別のアプリケーションツールを選択し、使用しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程210に進む。
【0045】
工程210で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域においてリアルタイム通信選択肢を確定し、利用しようとしているかどうか判定するが、他のやり方で確定される他の種類および数の通信システムを使用することもできる。工程210で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域においてこの通信選択肢を確定し、利用しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程216に戻る。工程210で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域においてこの通信の選択肢を確定し、利用しようとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて工程212に進む。
【0046】
工程212で、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域上の通信選択肢を使ってリアルタイム通信を行う。一例にすぎないが、作業領域管理処理システム16は、図16に示すように、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがインスタント・メッセージング・システムを確定し、利用した結果を受信し、処理し、表示することができうる。
【0047】
工程214で、通信が完了すると、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域を介した別の通信を行おうとしているかどうか判定する。工程214で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域を介して別の通信を行おうとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて前述の工程212に戻る。工程214で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域を介して別の通信を行おうとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程216に進む。
【0048】
工程216で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域において訓練を行おうとしているかどうか判定する。工程216で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域において訓練を行おうとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐の分岐が選択されて工程220に進む。工程216で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域において訓練を行おうとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて工程218に進む。
【0049】
工程218で、作業領域管理処理システム16は、記憶されたユーザプロフィールおよび記憶された訓練結果情報を見直し、訓練用資料を獲得し、カスタマイズされた対話型作業領域を介して要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに提供する。作業領域管理処理システム16は訓練を監視し、次いで任意選択で、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つをテストするが、このテストは他のシステムおよび機器によって他のやり方で行うこともできる。訓練の結果は、作業領域管理処理システムによって更新され、現在要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つと関連付けられているユーザプロフィールと共に記憶されるが、結果は他のやり方で他の場所に記憶することもできる。
【0050】
工程220で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域を使用し続けようとしているかどうか判定する。工程220で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域の使用を確定しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程222に進み、そこでこの方法のセッションが終了する。工程220で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域を使用し続けようとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて前述の工程200に進む。
【0051】
前述の各工程では、動作または特徴操作が実行すると、作業領域管理処理システム16は任意選択で、当該動作または特徴操作の結果として得られた任意の情報の結果として関連付けられたユーザプロフィールを更新することができ、更新ユーザプロフィール情報に基づいてカスタマイズされた対話型作業領域を調整することができる。一例にすぎないが、アプリケーションツールを適用することに関連する動作が平均利益率を求めることである場合、作業領域管理処理システム16は、継続的にこの利益率を求め、表示するカスタマイズされた対話型インターフェースのための項目を生成することができうる。
【0052】
したがって、本明細書の例示的な態様によって説明され、例示されたように、本発明は、ビデオゲーム表示形式で構成されたカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話するためのより有効な方法、コンピュータ可読媒体およびシステムを提供する。例えば本発明を用いれば、株式および投資信託に関する詳細な情報などの金融情報を、ビデオゲーム表示形式のただ一つの統合システム内からずっと容易に理解し、操作し、分析することができる。加えて本発明は、この情報とのこの対話を、はるかに直観的で、使いやすい方式で提供する。その結果、本発明を用いれば、個人は、必要とする非ビデオゲームベースの情報を簡単に獲得し、該情報と対話することができるのみならず、本発明がこの情報を非常に簡単に個人に提示し、視覚化し、利用可能にするので、そうしようとする動機を与えられる。さらに本発明は、オブジェクトに対して影響を及ぼし、動作を実行するアプリケーションツール、ユーザ指図の制御、全画面グラフィックス、ピア・コンピューティング・システムとの即座の、またはリアルタイムの通信、情報オーバーレイ、即座の、またはリアルタイムのフィードバック、ユーザプロフィール、メトリックに照らして測定された運用成績結果の表示、および固有の使いやすいグラフィカル・ユーザ・インターフェースのうちの一つまたは複数を含み得る情報と対話するための方法も提供する。
【0053】
以上、本発明の基本概念を説明したが、前述の詳細な開示は、例として提示するものにすぎず、限定のためのものではないことが当業者には明らかであろう。本明細書においては明示しないが、当業者には、様々な変更、改善、および改変が想起されるはずであり、それらが企図される。これらの変更、改善、および改変は本明細書によって示唆され、本発明の趣旨および範囲に含まれるものである。加えて、記載される処理要素もしくはシーケンスの順序、または数字、文字、もしくは他の呼称の使用は、したがって、特許請求されるプロセスを特許請求の範囲において指定され得る以外のいまなる順序にも限定しようとするものではない。したがって本発明は、以下の特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されるものである。
【技術分野】
【0001】
本願は、参照によりその全文が本明細書に組み入れられる、2008年5月9日に出願された米国仮特許出願第61/051,998号の恩典を主張するものである。
【0002】
発明の分野
本発明は金融情報やスポーツ情報などの情報と対話し、情報を操作するための方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
背景
多数の個人にとってインターネットは、金融からスポーツまでに及ぶニュースおよびデータの主要な情報源の一つになっている。この情報は、ユーザにとって非常に役立ち、様々な短期的、長期的意思決定を行うのに必要なデータを提供し得る可能性もある。残念ながら、インターネット上で入手できるデータの量は急激に増加しており、情報が提供される形式は、複雑で、紛らわしく、静的なものであることが多い。その結果、個人は往々にして各自の短期的、長期的意思決定に最も関連性を有する情報を特定し、分析することができなくなる。
【発明の概要】
【0004】
概要
本発明の態様による対話型情報作業領域(または「プレイグラウンド(playground)」)を提供するための方法は、作業領域管理処理システムにおいて、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程を含む。ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズされた対話型作業領域が、枠組みを提供し、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを含むデフォルトの対話型作業領域に基づいて、作業領域管理処理システムからコンピューティングシステムに提供される。カスタマイズされた対話型作業領域は、一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、およびカスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成されている。
【0005】
少なくとも一つのプロセッサによって実行されるとプロセッサに作業領域管理処理システムにおいて選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程を含む工程を実行させる機械実行可能コードを含む、対話型情報作業領域を提供するための命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を提供する。ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズされた対話型作業領域が、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールが読み込まれたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、作業領域管理処理システムからコンピューティングシステムに提供される。カスタマイズされた対話型作業領域は、一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、およびカスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成されている。
【0006】
本発明の別の態様による対話型情報提供システムは、コンピューティングシステムにおいて、カスタマイズシステムと処理システムとを含む。カスタマイズシステムは、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する。作業領域処理システムは、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび選択された一つまたは複数の分析ツールが読み込まれたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズされた対話型作業領域を提供し、カスタマイズされた対話型作業領域は、選択された一つまたは複数の分析ツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、およびカスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成されている。
【0007】
本発明の別の態様による、情報と対話し、情報を操作するための方法は、ビデオゲーム表示形式の非ビデオゲームベースの情報のための少なくとも一つのカスタマイズ可能な対話型作業領域を表示することを含む。カスタマイズされた対話型作業領域においては、一つまたは複数の情報オブジェクトが提供され、そこに含まれる。アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって、ユーザ選択の情報オブジェクトのうちの少なくとも一つおよびカスタマイズされた対話型作業領域に対して少なくとも一つの動作が実行される。カスタマイズされた対話型作業領域は、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して実行された動作の結果に基づいて表示される。
【0008】
本発明の別の態様によるコンピュータ可読媒体は、少なくとも一つのプロセッサによって実行されるとプロセッサにビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための少なくとも一つのカスタマイズ可能な対話型作業領域を表示する工程を含む工程を実行させる機械実行可能コードを含む、情報と対話し、情報を操作するための方法のための命令が記憶されていることを含む。カスタマイズされた対話型作業領域においては、一つまたは複数の情報オブジェクトが提供され、そこに含まれる。アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作が実行される。カスタマイズされた対話型作業領域は、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して実行された動作の結果に基づいて表示される。
【0009】
本発明の別の態様による、情報と対話し、情報を操作するシステムは、コンピューティングシステムにおいて表示システムと対話処理システムとを含む。表示システムは、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズ可能な対話型作業領域において一つまたは複数の選択された情報オブジェクトを表示する。対話処理システムは、アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作を実行する。表示システムは、情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して実行された動作に基づいてカスタマイズ可能な対話型作業領域を表示する。
【0010】
本発明は、ビデオゲームの比喩によってモデル化される、情報オブジェクトのための枠組みおよび入れ物を提供するカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話し、情報を操作するためのより有効な方法、コンピュータ可読媒体およびシステムを提供することを含むいくつかの利点を提供する。例えば、本発明を用いれば、株式および投資信託に関する詳細な情報などの金融情報を、ビデオゲームの比喩によってモデル化されるただ一つの統合システム内から、ずっと簡単に検索し、理解し、操作し、共有し、分析して、効率および使い勝手を高めることができる。加えて、本発明はこの情報との対話を、グラフィカルなアイコンおよび視覚標識を提供する一種のグラフィカル・ユーザ・インターフェースにより、ずっと図式的、直観的なものとして提供する。その結果、本発明を用いれば個人は、必要とする情報を簡単に獲得し、情報と対話することができるのみならず、本発明がこの情報を非常に簡単に表現し、個人に提供するために、そうしようとする動機を与えられる。さらに本発明は、情報オブジェクトに対して動作を実行するツール、ユーザ指図の制御、全画面グラフィックス、ピア・コンピューティング・システムとの即座の、またはリアルタイムの通信、情報オーバーレイ、即座の、またはリアルタイムのフィードバック、ユーザプロフィール、メトリックに照らして測定された運用成績結果の表示、および現代的で、ユニークで、使いやすいグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)のうちの一つまたは複数を含み得る情報と対話するための方法も提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の態様による情報管理システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の態様による、情報と対話し、情報を操作するためのビデオゲーム表示形式のカスタマイズされた対話型作業領域(「プレイグラウンド」)を生成するための方法を示す流れ図である。
【図3】例示的なデフォルトの、または初期の作業領域を示すブロック図である。
【図4】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域と関連付けられたユーザプロフィールにおけるデータ入力を示すスクリーンショットである。
【図5】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域からの情報オブジェクトの検索を示すスクリーンショットである。
【図6】情報オブジェクトが読み込まれた例示的なカスタマイズされた対話型作業領域を示すスクリーンショットである。
【図7】本発明の態様によるビデオゲーム表示形式のカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話するための方法を示す流れ図である。
【図8】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトの移動および選択を示すスクリーンショットである。
【図9】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトの整理を示すスクリーンショットである。
【図10A】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトの初期設定およびオブジェクトとしてカプセル化された情報の表示を示すスクリーンショットである。
【図10B】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトの初期設定およびオブジェクトとしてカプセル化された情報の表示を示すスクリーンショットである。
【図11】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトのリストへのグループ化を示すスクリーンショットである。
【図12】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における関連情報オブジェクトのブラウジングを示すスクリーンショットである。
【図13】ナビゲーションマップを使った例示的なカスタマイズされた対話型作業領域のナビゲートを示すスクリーンショットである。
【図14】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトへの分析ツールの適用およびこの動作の結果の表示を示すスクリーンショットである。
【図15】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における情報オブジェクトへの分析ツールの適用の例示的結果を示すスクリーンショットである。
【図16】例示的なカスタマイズされた対話型作業領域における他のユーザ・コンピューティング・システムとの接続およびピアとの情報オブジェクトの共有を示すスクリーンショットである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
詳細な説明
本発明の態様による情報管理システム10が図1に示されている。ほんの一例として、本明細書において例示し、説明する情報管理システム10は金融情報と対話し、これを操作する際に利用されるが、このシステムは、一例にすぎないが非ビデオゲーム情報などといった、他の種類および量の情報と共に使用することもできる。情報管理システム10は、複数のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)、複数のオブジェクト情報提供システム14(1)〜14(n)、作業領域管理処理システム16、および通信ネットワーク18を含むが、このシステムは、他の構成において他の数および種類のシステム、機器、設備、部品、構成部分、および/または要素を含むこともできる。本発明は、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式で構成されたカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話するためのより有効な方法、コンピュータ可読媒体およびシステムを提供することを含むいくつかの利点を提供する。
【0013】
図1を詳細に参照すると、複数のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)はそれぞれ、ユーザが一つまたは複数の対話型デスクトップおよび/もしくはブラウザベースの作業領域または作業領域にアクセスし、これと対話することを可能にするが、他の数および種類のシステムを使って一つまたは複数の対話型作業領域と対話することもできうる。多種多様なユーザ・コンピューティング・システムは、一例にすぎないが投資運用管理コンピューティングシステムなどに本発明を利用してもよい。作業領域または「プレイグラウンド」とは、アプリケーションツールによって動作を実行することのできるコンテンツおよび情報オブジェクトを含む、仮想のデスクトップおよび/またはブラウザベースの対話型空間であるが、作業領域は他の種類および量のデータを含むこともできる。これらの態様において、作業領域はビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式で情報を整理するが、他の種類の形式を使用することもできうる。グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)とは、ユーザが利用できる情報および動作を完全に表現するためのテキストベースのインターフェース、タイプ入力されたコマンドラベルまたはテキストナビゲーションと対照的に、グラフィカルなアイコンおよび視覚標識を提供するユーザインターフェースの一種である。これらの態様においては、動作は普通、グラフィカルな要素の直接操作によって実行されるが、動作を他のやり方で実行することもできる。グラフィカル・ユーザ・インターフェースは、情報を収集し、生成するタスクのためにユーザが対話することのできるプラットフォームを提供する。ビデオゲーム表示形式のグラフィカル・ユーザ・インターフェースとは、情報オブジェクト、全画面グラフィックス、オブジェクトに影響を及ぼすツール、ユーザ指図の制御、ピアとの即座の通信、情報オーバーレイ、即座のフィードバック、ユーザプロフィール、操作者が知識、技能を得ることを必要とし、それを支援する複数のレベル、およびメトリックに照らした運用成績測定を含むグラフィカル・ユーザ・インターフェースであるが、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式は、これらの要素のより多数または少数の他の組み合わせとして他の数および種類の局面を含むこともできる。異なるレベルに関して、これらの態様において、カスタマイズされた対話型作業領域は、判定される操作者の技能レベルに基づいて表示され、アクセス可能とされる情報オブジェクト、ツールおよび他の項目を有するように調整またはカスタマイズされ、任意選択でさらに別の情報オブジェクト、ツールおよび他の項目を提供してもよいが、カスタマイズされた対話型作業領域は、技能レベルに基づいて別のやり方で調整することもできる。カスタマイズ可能な対話型作業領域のためのビデオゲーム形式は、グラフィカルなアイコン、視覚標識および操作者の経験に基づくレベルを提供する、よりグラフィカルで、直観的で、使いやすい種類のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを実現する。これとは対照的に、これまでの情報の表示は通常、単純な列と行からなる、直観的に理解しにくく、あまり使いやすくない印刷媒体をモデルとするものである。
【0014】
情報オブジェクトは、当該情報オブジェクトが表現し、カプセル化している基礎をなすデータその他の情報への視覚的入口(visual front)であるコンピュータインターフェース要素を含む。情報オブジェクトは、情報またはその他のデータを、当該情報オブジェクトがカプセル化している情報の、属性様の名前や属低様の価格などの基本特性を表示する独立のユーザインターフェース構成部分として視覚的に表現する。情報オブジェクトが表現する情報の一つの特性または他の属性は、それが、通信ネットワーク18を介して情報提供システム14(1)〜14(n)のうちの一つから受信されるデータに対する変更に基づいてリアルタイムで変化し得ることであるが、この情報は他の数および種類の特性を有していてもよい。情報オブジェクトに対しては、検索すること、追加することおよび削除すること、移動すること、ドラッグすることおよびドロップすること、開始すること、開くことおよび閉じること、ピアから送信することおよび受信すること、分析すること(比較することなど)、記憶すること、変更すること、(リスト作成のために)グループ化すること、関連情報オブジェクトをブラウズすることを含む多種多様な動作を実行することができるが、情報オブジェクトに対しては他の種類および数の動作を実行することもできうる。
【0015】
これらの態様において、アプリケーションツールは情報オブジェクトに依存し、情報オブジェクトに対して動作を実行するが、他の種類および数のツール、およびオブジェクトに依存せず、または特定の情報オブジェクトを位置決めし、表示し、作成するツールを使用することもできる。加えて、これらの態様においてツールは、カスタマイズされた対話型作業領域内の情報オブジェクトに基づくコンテキスト依存とすることもできるが、ツールのうちの一つまたは複数が情報オブジェクトに依存していなくてもよい。特徴操作とは、例えば背景グラフィックス、フォントサイズ、画面サイズの変更など、カスタマイズされた対話型作業領域に対して実行することのできる動作であるが、他の種類および数の特徴操作を実行することもできる。
【0016】
ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)はそれぞれ、中央処理装置(CPU)またはプロセッサ、メモリ、ユーザ入力機器、ディスプレイ、インターフェースシステムを含み、これらはバスまたはその他のリンクにより相互に結合されているが、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)はそれぞれ、他の構成において他の数および種類の構成部分、部品、機器、システム、および要素を含むこともできる。ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのプロセッサは、本明細書において説明し、例示する本発明の一つまたは複数の局面のために記憶された命令のプログラムを実行するが、プロセッサは他の数および種類のプログラム命令を実行することもできうる。
【0017】
ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのメモリは、本明細書において説明し、例示する本発明の一つまたは複数の局面のためにこれらのプログラム命令を記憶するが、プログラム命令の一部または全部を別の場所において記憶し、かつ/または実行することもできうる。ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのメモリには、多種多様な記憶装置、例えば、システムのランダム・アクセス・メモリ(RAM)もしくは読取り専用メモリ(ROM)またはフロッピーディスク、ハードディスク、CD-ROM、あるいは、一つもしくは複数のプロセッサに結合された磁気式、光学式、もしくは他の読取りおよび/または書込みのシステムによって読み取られ、かつ/または書き込まれる他のコンピュータ可読媒体を使用することができる。
【0018】
ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのユーザ入力機器は、動作または操作を求める要求や、アプリケーションツールを用いた分析を求める要求などの選択を入力するのに使用されるが、ユーザ入力機器は他の種類のデータおよび動作を入力し、他の要素と対話するのに使用することもできうる。ユーザ入力機器にはコンピュータキーボードおよびコンピュータマウスが含まれ得るが、(それだけに限らないが)ビデオゲームのコンソールコントローラ、移動通信機器キーボード、テレビのリモートコントローラなどの他の種類および数のユーザ入力機器を使用することもできる。ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのディスプレイは、一つまたは複数のウィンドウに一つまたは複数のカスタマイズ可能な対話型作業領域を示すのに使用されるが、他の種類および量の情報を他のやり方で表示することもできる。ディスプレイには、CRT画面やLCD画面など、コンピュータまたは移動通信機器の表示画面が含まれ得るが、他の種類および数のディスプレイを使用することもできうる。
【0019】
ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれのインターフェースシステムは、通信ネットワーク18を介して作業領域管理処理システム16と一緒に、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれと情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれとを動作可能な状態で結合し、それらの間でやりとりするのに使用されるが、他の種類および数の接続および構成を用いた他の種類および数の通信ネットワークまたはシステムを使用することもできる。ほんの一例として、通信ネットワークは、イーサネット上のTCP/IPおよびSOAP、XML、LDAP、SNMPを含む業界標準のプロトコルを使用することができるが、それぞれ独自の通信プロトコルを有する、直接接続、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク、モデムおよび電話回線、電子メール、ならびに無線通信技術などの他の種類および数の通信ネットワークを使用することもできる。
【0020】
情報提供システム14(1)〜14(n)はそれぞれ、例えば、金融情報オブジェクト、イベント/ニュース情報オブジェクト、製品情報オブジェクト、および/または個人情報オブジェクトなどを提供するが、他の数および種類のシステムならびに、スポーツ情報など、他の数および種類の情報を提供することもできる。情報は、作業領域上および作業領域間で操作することのできる情報オブジェクトの形で表現されるが、情報が他の形式とすることもできる。情報提供システム14(1)〜14(n)はそれぞれ、バスまたはその他のリンクにより相互に結合されている中央処理装置(CPU)またはプロセッサ、メモリ、およびインターフェースシステムを含むが、他の構成および位置において他の数および種類の構成部分、部品、機器、システム、および要素を使用することもできる。情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれのプロセッサは、本明細書の態様によって説明され、例示される本発明の一つまたは複数の局面のための記憶された命令のプログラムを実行するが、プロセッサは他の数および種類のプログラム命令を実行することもできうる。
【0021】
情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれのメモリは、本明細書において説明し、例示する本発明の一つまたは複数の局面のためにこれらのプログラム命令を記憶するが、プログラム命令の一部または全部を別の場所において記憶し、かつ/または実行することもできうる。情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれのメモリには、多種多様な記憶装置、例えば、システムのランダム・アクセス・メモリ(RAM)もしくは読取り専用メモリ(ROM)またはフロッピーディスク、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROM、あるいは、プロセッサに結合された磁気式、光学式、もしくは他の読取りおよび/または書込みのシステムによって読み取られ、かつ/または書き込まれる他のコンピュータ可読媒体を使用することができる。
【0022】
情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれのインターフェースシステムは、通信ネットワークを介して作業領域管理処理システム16と一緒に、情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれとユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれとを動作可能な状態で結合し、それらの間でやりとりするのに使用されるが、他の種類および数の接続および構成を用いた他の種類および数の通信ネットワークまたはシステムを使用することもできる。
【0023】
作業領域管理処理システム16は、選択された情報オブジェクトおよび選択されたアプリケーションツールが読み込まれた、記憶されたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、少なくとも一つの多種多様にカスタマイズされた対話型作業領域を生成し、提供するが、カスタマイズされた対話型作業領域は、他の種類および数の機能、ならびに他の数および種類および数の処理システムを使用することができる。
【0024】
作業領域管理処理システム16は、バスまたその他のリンクにより相互に結合されている中央処理装置(CPU)またはプロセッサ、メモリ、およびインターフェースシステムを含むが、他の構成および位置において他の数および種類の構成部分、部品、機器、システム、および要素を使用することもできる。作業領域管理処理システム16のプロセッサは、本明細書の態様によって説明され、例示される本発明の一つまたは複数の局面のための記憶された命令のプログラムを実行するが、プロセッサは他の数および種類のプログラム命令を実行することもできうる。
【0025】
作業領域管理処理システム16のメモリは、本明細書において説明し、例示する本発明の一つまたは複数の局面のためにこれらのプログラム命令を記憶するが、プログラム命令の一部または全部を別の場所において記憶し、かつ/または実行することもできうる。作業領域管理処理システム16のメモリには、多種多様な記憶装置、例えば、システムのランダム・アクセス・メモリ(RAM)もしくは読取り専用メモリ(ROM)またはフロッピーディスク、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROMあるいは、プロセッサに結合された磁気式、光学式、もしくは他の読取りおよび/または書込みのシステムによって読み取られ、かつ/または書き込まれる他のコンピュータ可読媒体を使用することができる。
【0026】
作業領域管理処理システム16のインターフェースシステムは、通信ネットワーク18を介して情報提供システム14(1)〜14(n)のそれぞれと一緒に、作業領域管理処理システム16とユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のそれぞれとを動作可能な状態で結合し、それらの間でやりとりするのに使用されるが、他の種類および数の接続および構成を用いた他の種類および数の通信ネットワークまたはシステムを使用することもできる。
【0027】
本明細書においては、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)、情報提供システム14(1)〜14(n)、および作業領域管理処理システム16の態様を説明するが、これらのシステムはそれぞれ、任意の適切なコンピュータシステムまたはコンピューティング機器に適合させ、これらにおいて実施することができる。本明細書で説明する態様の機器およびシステムは例示のためのものであることを理解すべきであり、当業者には理解されるように、これらの態様を実施するのに使用される特定のハードウェアおよびソフトウェアの多くの変形が可能である。
【0028】
さらに、これらの態様のシステムはそれぞれ、本明細書において説明し、例示するように、また当業者に理解されるように、各態様の教示に従ってプログラムされた一つまたは複数の汎用コンピュータシステム、マイクロプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ、およびマイクロコントローラを使って都合よく適合させ、実施されてもよい。
【0029】
加えて、各態様のうちの任意の態様におけるシステムの任意の一つの代わりに2つ以上のコンピューティングシステムまたは機器を使用することもできる。したがって、各態様の機器およびシステムのロバスト性および性能を高めるために、必要に応じて、冗長や複製などの分散処理の原理および利点も実施することができる。また各態様は、例として挙げるにすぎないが、任意の適切な形の通信(音声やモデムなど)、無線通信媒体、無線通信ネットワーク、セルラ通信ネットワーク、G3通信ネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケット・データ・ネットワーク(PDN)、インターネット、イントラネット、およびこれらの組み合わせを含む任意の適切なインターフェース機構および通信技術を使って任意の適切なネットワークにまたがって延在する一つまたは複数のコンピュータシステム上で実施されてもよい。
【0030】
また各態様は、本明細書において説明するように、プロセッサによって実行されるとプロセッサに本明細書において説明し、例示するように、各態様の方法を実施するのに必要な工程を実行させる、本明細書の態様によって説明され、例示される本発明の一つまたは複数の局面のための命令が記憶されているコンピュータ可読媒体として実施されてもよい。
【0031】
次に、本発明の態様による情報と対話するためのビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式のカスタマイズされた対話型作業領域を生成するための方法を、以下で図1〜図6を参照して説明する。図2をさらに詳細に参照すると、工程100で、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つにおける操作者は、作業領域管理処理システム16にログインして作業領域にアクセスするが、作業領域にアクセスするための他のやり方を使用することもできる。これがユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つにおける操作者にとって初めてである場合、または当該操作者が以前に登録したことも登録を完了したこともない場合、作業領域管理処理システム16は、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つを介して操作者に図4に示すようなプロフィール情報を入力するよう促す。これらの態様において、作業領域管理システム16のメモリに入力され、記憶されるプロフィール情報には、それだけに限らないが、名前、住所、電子メールアドレス、電話番号、および対象となる情報のカテゴリなどの個人ユーザ情報が含まれるが、他の種類および量の情報を獲得し、かつ/または入力、記憶することもでき、取り込まれたこのユーザ・プロフィール・データを別の場所において記憶することもできる。
【0032】
工程102で、作業領域管理システム16は最初に、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つにデフォルトの対話型作業領域を提供するが、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つと関連付けられている一つまたは複数の以前に記憶されたカスタマイズされた対話型作業領域など、他の種類および数の作業領域を提供することもできうる。例として、デフォルトの対話型作業領域が図3に示されている。
【0033】
工程104で、作業領域管理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、デフォルトの対話型作業領域に含めるのに選択するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを検索しようとしているかどうか判定する。工程104で、作業領域管理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、デフォルトの対話型作業領域に含めるのに選択するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを検索しようとしていないと判定する場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程120に進み、そこで方法が終了する。ほんの一例を挙げると、「いいえ」の分岐が選択され得るのは、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがすでにカスタマイズされた対話型インターフェースを記憶しており、またはこの時点においては対話型作業領域の生成を望んでいないときである。工程104で、作業領域管理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、デフォルトの対話型作業領域に含めるのに選択するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを検索しようとしていると判定する場合には、「はい」の分岐が選択されて工程106に進む。工程106で、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、図5に示すような検索を実行するために作業領域管理処理システム16に送信される情報オブジェクトを求める一つまたは複数の検索クエリを入力するが、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つまたは他の種類および数のシステムおよび機器が検索を行うこともできうる。
【0034】
工程108で、作業領域管理処理システム16は、一つまたは複数の検索クエリを受信し、情報提供システム14(1)〜14(n)のうちの一つまたは複数のデータベースにおいて当該の一つまたは複数の検索クエリを実行するが、作業領域管理処理システム16は、それ自体のメモリ22内など、他の種類および数のデータベースならびに他のシステムおよび機器を検索することもできうる。作業領域管理処理システム16は、これらの検索の結果を獲得し、図5に示す「apple」についての検索結果のリストに例示するように、各結果を一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトへと圧縮するが、情報オブジェクトは、それが以前に生成された場合にメモリから取り出すなど、他のやり方で獲得することもできる。先に詳しく論じたように、情報オブジェクトは、それが表現し、カプセル化している基礎をなすデータへの視覚的入口であるコンピュータインターフェース要素を含む。情報オブジェクトは、情報またはその他のデータを、それがカプセル化している情報の属性様の名前などの基本特性を表示する独立のユーザインターフェース構成部分として視覚的に表現する。
【0035】
工程110で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つの表示画面上のビデオゲーム表示形式のカスタマイズされた対話型作業領域において、検索から得られる一つまたは複数の情報オブジェクトを生成し、表示する。ほんの一例として、「TECH PORTFOLIO」、「GASPARD」、「COCA-COLA」、「PEPSICO INC」、「MICROSOFT」、「DELL」、「APPLE」、「GOOGLE」、「NINTENDO」、「SONY」、「ELECTRONIC ARTS」および「ACTIVISION」というタイトルのついた情報オブジェクトが読み込まれているカスタマイズされた対話型作業領域のスクリーンショットを図6に示すが、他の種類および数の情報オブジェクトならびに他の対話型ヘッダをカスタマイズされた対話型作業領域に読み込むこともできうる。
【0036】
工程112で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに問い合わせて、カスタマイズされた対話型作業領域に所望の情報オブジェクト、すなわちこの特定の例では企業関連の情報オブジェクトが表示されているかどうか判定する。工程112で、作業領域管理処理システム16が、所望の情報オブジェクト、すなわちこの特定の例では企業関連の情報オブジェクトが表示されていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程118に進む。
【0037】
工程118で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに問い合わせて、それ以上の検索を終了するかどうか判定する。工程118で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが検索を終了しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて前述の工程106に戻る。工程118で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが検索を終了しようとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて工程120に戻り、そこでこのプロセスが終了する。
【0038】
工程112に戻ると、作業領域管理処理システム16が、所望の情報オブジェクト、すなわちこの特定の例では企業関連の情報オブジェクトがすべて表示されていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて工程114に進む。工程114で、作業領域管理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに、例として挙げるにすぎないが、アプリケーションツール、特徴操作、リアルタイム通信システム、株式ティッカー、時間帯時計、訓練セッション確定アイコン、および訓練習得レベル指標など、他の項目についての選択肢を提供するが、他の種類および数の項目を選択のために提供することもでき、他のやり方で獲得し、提示することもできる。作業領域管理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つからこれらの項目のいずれかの選択を受信し、次いで、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つの表示画面上のビデオゲーム表示形式のカスタマイズされた対話型作業領域において選択された項目を生成し、表示する。例として挙げるにすぎないが、図6には、「プロフィール」、「マスターレベル」、「ツールバー」、「検索ボックス」、「ブラウザ」、および「情報オブジェクト」を有するカスタマイズされた対話型作業領域のスクリーンショットが示されているが、他の種類および数の項目を入力することもできうる。次にこの方法は先に詳細に説明したように再度工程118に進む。
【0039】
次に、本発明の態様によるビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式のカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話する方法を、以下で図1および図7〜図16を参照して説明する。図7を詳細に参照すると、工程200で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つと関連付けられ、そのために記憶されている以前に生成されたカスタマイズされた対話型作業領域の一つまたは複数の選択肢を提供するが、カスタマイズされた対話型作業領域は、別の場所に記憶することもできるはずであり、その都度新しく生成することもできる。作業領域管理処理システム16は、記憶されたカスタマイズされた対話型作業領域のうちの一つを提供するよう求める要求、または前述の検索結果を圧縮し、整理することによりカスタマイズされた対話型作業領域を生成するよう求める要求を受信し、これを要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つにおける表示システムに表示するために提供する。
【0040】
工程202で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがカスタマイズされた対話型インターフェース上で一つまたは複数の動作または特徴操作を選択し、使用した結果を受信し、処理し、表示するが、動作および特徴操作は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つなど、他のシステムによって実行されてもよい。例として挙げるにすぎないが、作業領域管理処理システム16は、図8に示すように情報オブジェクトを移動、選択し、図9に示すように情報オブジェクトを整理し、図10Aおよび図10Bに示すように情報オブジェクトを入力し、または情報オブジェクトを開き、図11に示すように情報オブジェクトをまとめてリストにグループ化し、図12に示すように関連情報オブジェクトをブラウズし、図13に示すようにナビゲーションマップを使って例示的なカスタマイズされた対話型作業領域をナビゲートした動作の結果を受信し、処理し、例示的なカスタマイズされた対話型作業領域に表示することができうるが、ほんの一例として例えばグラフィックスやフォントを変更するなど、他の数および種類の動作または特徴操作を実行することもできうる。
【0041】
図8に示すように例示的なカスタマイズされた対話型作業領域内の情報オブジェクトを移動し、選択すれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、表示される情報オブジェクトのいずれかを容易に操作し、これと対話することができる。図9に示すように例示的なカスタマイズされた対話型作業領域内の情報オブジェクトを整理すれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、特定の動作を実行するために操作者にとって最も有益な形式で情報オブジェクトを整理することができる。ほんの一例として、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、作業領域間をナビゲートする間に容易に理解されるように類似した方式で整理されている異なる情報オブジェクト、例えば異なる投資技術セクタなどのセットを有するいくつかの対話型カスタマイズ作業領域開くこともできる。図1OAおよび図10Bに示すように、例示的なカスタマイズされた対話型作業領域において情報オブジェクトを入力し、またはそうではなく情報オブジェクトを開けば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、開かれた各圧縮情報オブジェクトの下に記憶された詳細情報を見ることができる。図11に示すように情報オブジェクトをまとめてリストにグループ化すれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、さらに見直し、比較し、分析するために、情報オブジェクトを部分セットへと整理することができる。図12に示すように関連情報オブジェクトをブラウズすれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、さらに見直し、比較し、分析するために、選択された情報オブジェクトに対する他の関連情報オブジェクトを識別することができる。これらの態様において、作業領域管理処理システム16は、入力された一つまたは複数の検索語に基づいて選択された情報オブジェクトに対する関連情報オブジェクトを検索し、識別するが、関連情報オブジェクトは他のやり方で識別することもできる。ほんの一例として、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、図12に示すように、「MICROSOFT」情報オブジェクトを他の関連技術企業およびリストと比較しようとしてもよい。図13に示すようにオーバーレイ・ナビゲーション・マップを使って例示的なカスタマイズされた対話型作業領域をナビゲートすれば、ユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つのところの操作者は、右隅にある小型ナビゲーションマップを利用して対話型カスタマイズ作業領域をより容易にナビゲートすることができる。これらの態様において、ナビゲーションマップは、対話型カスタマイズ作業領域を、表示および対話のためにそれぞれを個々に選択し、拡大することのできる6つの象限に分割するより小さいマップを示しているが、ナビゲーションマップはカスタマイズされた対話型作業領域を他の数および種類の部分に分割してもよく、他の種類のナビゲーションを提供することもできる。
【0042】
工程204で、動作または特徴操作が実行されると、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがカスタマイズされた対話型作業領域内の別の動作または特徴操作を選択し、使用しようとしているかどうか判定する。工程204で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域内の別の動作または特徴操作を選択し、使用しようとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて前述の工程202に戻る。工程204で、作業領域管理処理システム16が、このときに、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域内の別の動作または特徴操作を選択し、使用しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程206に進む。
【0043】
工程206で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがカスタマイズされた対話型インターフェース内の一つまたは複数の情報オブジェクトに対して一つまたは複数のアプリケーションツールを選択し、使用した結果を受信し、処理し、表示する。ほんの一例として、作業領域管理処理システム16は、図14および図15に示すように、情報オブジェクトのうちの一つまたは複数に対してアプリケーションツールを選択し、適用する動作の結果を受信し、処理し、表示することができうるが、他の数および種類の動作または特徴操作、例えばグラフィックスまたはフォントを変更するなどを実行することもできうる。加えて、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに、動作の結果を情報オーバーレイとして表示させる選択肢を提供することもできうるが、結果を他のやり方でカスタマイズされた対話型作業領域に提供することもできうる。
【0044】
工程208で、アプリケーションツールが実行された後で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域において別のアプリケーションツールを選択し、利用しようとしているかどうか判定する。工程204で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域において別の分析ツールを選択し、使用しようとしていると判定した場合には、前述のように、「はい」の分岐が選択されて工程206に戻る。工程208で、作業領域管理処理システム16が、このときに、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域において別のアプリケーションツールを選択し、使用しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程210に進む。
【0045】
工程210で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域においてリアルタイム通信選択肢を確定し、利用しようとしているかどうか判定するが、他のやり方で確定される他の種類および数の通信システムを使用することもできる。工程210で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域においてこの通信選択肢を確定し、利用しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程216に戻る。工程210で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域においてこの通信の選択肢を確定し、利用しようとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて工程212に進む。
【0046】
工程212で、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域上の通信選択肢を使ってリアルタイム通信を行う。一例にすぎないが、作業領域管理処理システム16は、図16に示すように、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つがインスタント・メッセージング・システムを確定し、利用した結果を受信し、処理し、表示することができうる。
【0047】
工程214で、通信が完了すると、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域を介した別の通信を行おうとしているかどうか判定する。工程214で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域を介して別の通信を行おうとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて前述の工程212に戻る。工程214で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域を介して別の通信を行おうとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程216に進む。
【0048】
工程216で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域において訓練を行おうとしているかどうか判定する。工程216で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域において訓練を行おうとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐の分岐が選択されて工程220に進む。工程216で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つは、カスタマイズされた対話型作業領域において訓練を行おうとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて工程218に進む。
【0049】
工程218で、作業領域管理処理システム16は、記憶されたユーザプロフィールおよび記憶された訓練結果情報を見直し、訓練用資料を獲得し、カスタマイズされた対話型作業領域を介して要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つに提供する。作業領域管理処理システム16は訓練を監視し、次いで任意選択で、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つをテストするが、このテストは他のシステムおよび機器によって他のやり方で行うこともできる。訓練の結果は、作業領域管理処理システムによって更新され、現在要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つと関連付けられているユーザプロフィールと共に記憶されるが、結果は他のやり方で他の場所に記憶することもできる。
【0050】
工程220で、作業領域管理処理システム16は、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つが、カスタマイズされた対話型作業領域を使用し続けようとしているかどうか判定する。工程220で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域の使用を確定しようとしていないと判定した場合には、「いいえ」の分岐が選択されて工程222に進み、そこでこの方法のセッションが終了する。工程220で、作業領域管理処理システム16が、要求側のユーザ・コンピューティング・システム12(1)〜12(n)のうちの一つはカスタマイズされた対話型作業領域を使用し続けようとしていると判定した場合には、「はい」の分岐が選択されて前述の工程200に進む。
【0051】
前述の各工程では、動作または特徴操作が実行すると、作業領域管理処理システム16は任意選択で、当該動作または特徴操作の結果として得られた任意の情報の結果として関連付けられたユーザプロフィールを更新することができ、更新ユーザプロフィール情報に基づいてカスタマイズされた対話型作業領域を調整することができる。一例にすぎないが、アプリケーションツールを適用することに関連する動作が平均利益率を求めることである場合、作業領域管理処理システム16は、継続的にこの利益率を求め、表示するカスタマイズされた対話型インターフェースのための項目を生成することができうる。
【0052】
したがって、本明細書の例示的な態様によって説明され、例示されたように、本発明は、ビデオゲーム表示形式で構成されたカスタマイズされた対話型作業領域において情報と対話するためのより有効な方法、コンピュータ可読媒体およびシステムを提供する。例えば本発明を用いれば、株式および投資信託に関する詳細な情報などの金融情報を、ビデオゲーム表示形式のただ一つの統合システム内からずっと容易に理解し、操作し、分析することができる。加えて本発明は、この情報とのこの対話を、はるかに直観的で、使いやすい方式で提供する。その結果、本発明を用いれば、個人は、必要とする非ビデオゲームベースの情報を簡単に獲得し、該情報と対話することができるのみならず、本発明がこの情報を非常に簡単に個人に提示し、視覚化し、利用可能にするので、そうしようとする動機を与えられる。さらに本発明は、オブジェクトに対して影響を及ぼし、動作を実行するアプリケーションツール、ユーザ指図の制御、全画面グラフィックス、ピア・コンピューティング・システムとの即座の、またはリアルタイムの通信、情報オーバーレイ、即座の、またはリアルタイムのフィードバック、ユーザプロフィール、メトリックに照らして測定された運用成績結果の表示、および固有の使いやすいグラフィカル・ユーザ・インターフェースのうちの一つまたは複数を含み得る情報と対話するための方法も提供する。
【0053】
以上、本発明の基本概念を説明したが、前述の詳細な開示は、例として提示するものにすぎず、限定のためのものではないことが当業者には明らかであろう。本明細書においては明示しないが、当業者には、様々な変更、改善、および改変が想起されるはずであり、それらが企図される。これらの変更、改善、および改変は本明細書によって示唆され、本発明の趣旨および範囲に含まれるものである。加えて、記載される処理要素もしくはシーケンスの順序、または数字、文字、もしくは他の呼称の使用は、したがって、特許請求されるプロセスを特許請求の範囲において指定され得る以外のいまなる順序にも限定しようとするものではない。したがって本発明は、以下の特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されるものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対話型情報作業領域を提供するための方法であって、以下の工程を含む方法:
作業領域管理処理システムにおいて、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、前記選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールが読み込まれたデフォルトのカスタマイズ可能な対話型作業領域に基づいて、前記作業領域管理処理システムから、前記一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、および該カスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成された、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための該カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程。
【請求項2】
獲得する工程が、作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程をさらに含み、提供する工程が、獲得された該少なくとも一つの情報ストリームにさらに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程が、コンピューティングシステムと関連付けられたユーザプロフィールの記憶に基づいて該少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程をさらに含む、請求項2記載の方法。
【請求項4】
獲得する工程が、作業領域管理処理システムにおいて、少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択を獲得する工程をさらに含み、提供する工程が、獲得された該少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択にさらに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項5】
作業領域管理処理システムにおいて、選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索の結果を獲得する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項6】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索が、一つまたは複数の情報オブジェクトカテゴリのうちの少なくとも一つの選択に基づくものである、請求項5記載の方法。
【請求項7】
作業領域管理処理システムを用いて、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つを生成する工程;および
コンピューティングシステムが選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するために、生成された前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つを提供する工程
をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項8】
作業領域管理処理システムにおいて、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つに対する複数の動作のうちの一つを獲得し、実行する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つに対する前記複数の動作のうちの獲得された前記一つを実行する前記工程の結果を提供する工程
をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項9】
複数の動作が、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つをスナップショットビューへと拡大すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の該スナップショットビューに情報を入力すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つを移動し、ドラッグすること、および、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つからの一つまたは複数のリストのうちの少なくとも一つを検査することを少なくとも含む、請求項8記載の方法。
【請求項10】
作業領域管理処理システムにおいて、複数の選択された動作のうちの獲得された一つを実行する工程が、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程、および、カスタマイズされた対話型作業領域において該アプリケーションツールを適用する該工程の結果を提供する工程をさらに含む、請求項8記載の方法。
【請求項11】
アプリケーションツールを適用する工程の結果を提供する工程が、カスタマイズされた対話型作業領域において結果を情報オーバーレイとして提供する工程をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項12】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程が、
作業領域管理処理システムにおいて、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに前記決定された成績を表示する工程
をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項13】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程が、
作業領域管理処理システムにおいて、スナップショットビューへと拡大されているカスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域内の前記スナップショットビューに、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つの前記決定された成績を表示する工程
をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項14】
実行する工程が、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび選択された一つまたは複数のアプリケーションツールと共に、カスタマイズされた対話型作業領域において存続しつつ、通信のためにリアルタイム通信システムを確定する工程を含む、請求項8記載の方法。
【請求項15】
カスタマイズされた対話型作業領域を保存し、記憶する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項16】
コンピューティングシステムにおいて、一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項15記載の方法。
【請求項17】
カスタマイズされた対話型作業領域をデフォルトの対話型作業領域にリセットする工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項18】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトが、金融情報、イベント情報、ニュース情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項1記載の方法。
【請求項19】
提供されたユーザプロフィール情報に基づき、作業領域管理処理システムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域と関連付けられたユーザプロフィールを生成し、保存し、記憶する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項20】
カスタマイズされた対話型作業領域に関連する一つまたは複数の動作を監視する工程;および
監視された前記一つまたは複数の動作に基づき、作業領域管理処理システムにおいて、ユーザプロフィールの記憶を補足する工程
をさらに含む、請求項19記載の方法。
【請求項21】
補足されたユーザプロフィールの記憶に基づき、作業領域管理処理システムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つおよび少なくとも一つの他の表示要素を調整する工程をさらに含む、請求項20記載の方法。
【請求項22】
作業領域管理処理システムにおいて一つまたは複数の訓練の完了を監視する工程;
前記一つまたは複数の訓練の前記監視された完了に基づき、前記作業領域管理処理システムにおいて、習得レベル評価を決定する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において前記決定された習得レベル評価を提供する工程
をさらに含む、請求項19記載の方法。
【請求項23】
カスタマイズされた対話型作業領域内の圧縮情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を利用し、作業領域管理処理システムを用いて、一つまたは複数の投資取引の完了を実行する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項24】
作業領域管理処理システムを用いて、カスタマイズされた対話型作業領域の一つまたは複数の部分をナビゲートして該部分と対話するための前記カスタマイズされた対話型作業領域におけるナビゲーションマップを提供する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項25】
少なくとも一つのプロセッサによって実行されると該プロセッサに以下を含む工程を実行させる機械実行可能コードを含む、対話型情報作業領域を提供するための命令が記憶されているコンピュータ可読媒体:
作業領域管理処理システムにおいて、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、前記選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールで更新されたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、前記作業領域管理処理システムから、該一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの該一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、および該カスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成された、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための該カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程。
【請求項26】
獲得する工程が、作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程をさらに含み、提供する工程が、獲得された該少なくとも一つの情報ストリームにさらに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項27】
作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程が、コンピューティングシステムと関連付けられたユーザプロフィールの記憶に基づいて前記少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程をさらに含む、請求項26記載の媒体。
【請求項28】
獲得する工程が、作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択を獲得する工程をさらに含み、提供する工程が、獲得された該少なくとも一つのリアルタイム通信システムの該選択にさらに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項29】
作業領域管理処理システムにおいて、選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索の結果を獲得する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項30】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索が、一つまたは複数の情報オブジェクトカテゴリのうちの少なくとも一つの選択に基づくものである、請求項29記載の媒体。
【請求項31】
作業領域管理処理システムを用いて、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つを生成する工程;および
コンピューティングシステムが選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するために、生成された前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つを提供する工程
をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項32】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つに対する複数の動作のうちの一つを獲得し、実行する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つに対する前記複数の動作のうちの獲得された前記一つを実行する前記工程の結果を提供する工程
をさらに含む、請求項25記載の方法。
【請求項33】
複数の動作が少なくとも、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つをスナップショットビューへと拡大すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の該スナップショットビューに情報を入力すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つを移動し、ドラッグすること、および前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つからの一つまたは複数のリストのうちの少なくとも一つを検査することを含む、請求項32記載の媒体。
【請求項34】
作業領域管理処理システムにおいて、複数の選択された動作のうちの獲得された一つを実行する工程が、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程、およびカスタマイズされた対話型作業領域において該アプリケーションツールを適用する該工程の結果を提供する工程をさらに含む、請求項32記載の媒体。
【請求項35】
アプリケーションツールを適用する工程の結果を提供する工程が、カスタマイズされた対話型作業領域において結果を情報オーバーレイとして提供する工程をさらに含む、請求項34記載の媒体。
【請求項36】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程が、
作業領域管理処理システムにおいて、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに前記決定された成績を表示する工程
をさらに含む、請求項34記載の媒体。
【請求項37】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程が、
作業領域管理処理システムにおいて、スナップショットビューへと拡大されているカスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記スナップショットビューに、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つの前記決定された成績を表示する工程
をさらに含む、請求項34記載の媒体。
【請求項38】
獲得された動作を実行する工程が、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび選択された一つまたは複数のアプリケーションツールと共に、カスタマイズされた対話型作業領域において存続しつつ、通信のためにリアルタイム通信システムを確定する工程を含む、請求項32記載の媒体。
【請求項39】
カスタマイズされた対話型作業領域を記憶する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項40】
コンピューティングシステムにおいて、一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項39記載の媒体。
【請求項41】
カスタマイズされた対話型作業領域をデフォルトの対話型作業領域にリセットする工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項42】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトが、金融情報、イベント情報、ニュース情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項25記載の媒体。
【請求項43】
提供されたユーザプロフィール情報に基づき、作業領域管理処理システムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域と関連付けられたユーザプロフィールを生成し、記憶する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項44】
カスタマイズされた対話型作業領域に関連する一つまたは複数の動作を監視する工程;および
監視された前記一つまたは複数の動作に基づいてユーザプロフィールの記憶を補足する工程をさらに含む、請求項43記載の媒体。
【請求項45】
補足されたユーザプロフィールの記憶に基づき、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つの少なくとも一つおよび少なくとも一つの他の表示要素を調整する工程をさらに含む、請求項44記載の媒体。
【請求項46】
一つまたは複数の訓練の完了を監視する工程;
前記一つまたは複数の訓練の前記監視された完了に基づいて習得レベル評価を決定する工程;および
ユーザプロフィールの記憶に前記決定された習得レベル評価を記憶する工程
をさらに含み、少なくとも前記ユーザプロフィールの記憶内の前記記憶された習得レベル評価が、カスタマイズされた対話型作業領域において表示される、請求項43記載の媒体。
【請求項47】
カスタマイズされた対話型作業領域内の圧縮情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を利用し、一つまたは複数の投資取引の完了を実行する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項48】
作業領域管理処理システムを用いて、カスタマイズされた対話型作業領域の一つまたは複数の部分をナビゲートして該部分と対話するための前記カスタマイズされた対話型作業領域におけるナビゲーションマップを提供する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項49】
選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する作業領域管理処理システムにおけるカスタマイズシステムと、
コンピューティングシステムにおいて、前記選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールが読み込まれたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、前記一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、および該カスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成された、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の該カスタマイズされた対話型作業領域を提供する前記作業領域管理処理システムにおける作業領域処理システムと
を含む、対話型情報作業領域提供システム。
【請求項50】
カスタマイズシステムが少なくとも一つの情報ストリームを獲得し、作業領域処理システムがさらに、獲得された該少なくとも一つの情報ストリームに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項51】
カスタマイズシステムが、コンピューティングシステムと関連付けられたユーザプロフィールの記憶に基づいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する、請求項50記載のシステム。
【請求項52】
カスタマイズシステムが少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択を獲得し、作業領域処理システムがさらに、獲得された該少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択に基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項53】
カスタマイズシステムが、選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索の結果を獲得する、請求項49記載のシステム。
【請求項54】
カスタマイズシステムが、一つまたは複数の情報オブジェクトカテゴリのうちの少なくとも一つの選択に基づいて検索の結果を獲得する、請求項53記載のシステム。
【請求項55】
作業領域処理システムが、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つを生成し、コンピューティングシステムが選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するために、生成された前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの該少なくとも一つを提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項56】
作業領域処理システムが、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つに対する複数の動作のうちの一つの選択を獲得し、実行し、カスタマイズされた対話型作業領域において、該一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの該一つに対する該複数の動作のうちの獲得された該一つの該実行の結果を提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項57】
複数の動作が少なくとも、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つをスナップショットビューへと拡大すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の該スナップショットビューに情報を入力すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つを移動すること、および前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つからのリストを検査することを含む、請求項56記載のシステム。
【請求項58】
作業領域処理システムが、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つに対する複数の動作のうちの獲得された一つを実行し、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つに対するアプリケーションツールの適用の実行をさらに含み、カスタマイズされた対話型作業領域において、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの該選択された一つに対する該アプリケーションツールの該適用の該実行の結果を提供する、請求項56記載のシステム。
【請求項59】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域において結果を情報オーバーレイとして提供する、請求項58記載のシステム。
【請求項60】
アプリケーションツールの適用を実行する作業領域処理システムがさらに、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定し、カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つの該決定された成績を提供する、請求項58記載のシステム。
【請求項61】
アプリケーションツールの適用を実行する作業領域処理システムがさらに、スナップショットビューへと拡大されているカスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面を決定し、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の該スナップショットビューにおいて、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの該少なくとも一つの該決定された成績を提供する、請求項58記載のシステム。
【請求項62】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域において存続しつつリアルタイム通信システムの確定の選択を獲得し、実行する、請求項56記載のシステム。
【請求項63】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域を記憶する、請求項49記載のシステム。
【請求項64】
作業領域処理システムがさらに、コンピューティングシステムに一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を提供する、請求項63記載のシステム。
【請求項65】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域をデフォルトの対話型作業領域にリセットする、請求項49記載のシステム。
【請求項66】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトが、金融情報、イベント情報、ニュース情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項49記載のシステム。
【請求項67】
作業領域処理システムが、提供されたユーザプロフィール情報に基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域と関連付けられたユーザプロフィールを生成し、記憶する、請求項49記載のシステム。
【請求項68】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域に関連する一つまたは複数の動作を監視し、監視された該一つまたは複数の動作に基づいてユーザプロフィールの記憶を補足する、請求項67記載のシステム。
【請求項69】
作業領域処理システムが、補足されたユーザプロフィールの記憶に基づき、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つの少なくとも一つおよび少なくとも一つの他の表示要素を調整する、請求項68記載のシステム。
【請求項70】
作業領域処理システムが、一つまたは複数の訓練の完了を監視し、該一つまたは複数の訓練の該監視された完了に基づいて習得レベル評価を決定し、ユーザプロフィールの記憶に該決定された習得レベル評価を記憶し、少なくとも前記ユーザプロフィールの記憶内の該記憶された習得レベル評価が、カスタマイズされた対話型作業領域における表示のために提供される、請求項67記載のシステム。
【請求項71】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域内の圧縮情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を利用して一つまたは複数の投資取引を完了する、請求項49記載のシステム。
【請求項72】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域の一つまたは複数の部分をナビゲートして該部分と対話するために前記カスタマイズされた対話型作業領域におけるナビゲーションマップを提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項73】
情報と対話し、情報を操作するための方法であって、以下の工程を含む方法:
ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための少なくとも一つのカスタマイズされた対話型作業領域を表示する工程;
前記カスタマイズされた対話型作業領域において一つまたは複数の情報オブジェクトを提供する工程;
アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって前記情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作を実行する工程;および
前記情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに対して行われた前記動作に基づいて前記カスタマイズされた対話型作業領域を表示する工程。
【請求項74】
対話型作業領域において一つまたは複数のアプリケーションツールを提供する工程;
前記アプリケーションツールのうちの一つを用いて情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して動作を実行する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において前記情報オブジェクトに対して実行された前記少なくとも一つの動作および前記情報オブジェクトの分析の結果を表示する工程
をさらに含む、請求項73記載の方法。
【請求項75】
カスタマイズされた対話型作業領域のうちの少なくとも一つにおいて少なくとも一つの情報ストリームを提供する工程をさらに含む、請求項73記載の方法。
【請求項76】
一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を作成する工程をさらに含む、請求項73記載の方法。
【請求項77】
少なくとも一つの動作が、情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を分析すること、ソートすること、検索すること、位置決めすること、表示すること、作成すること、移動すること、ドラッグすること、ドロップすること、反転すること、開くこと、閉じること、選択すること、整理すること、グループ化すること、記憶すること、追加すること、削除すること、送ること、受け取ること、および入力することのうちの少なくとも一つを含む、請求項73記載の方法。
【請求項78】
一つまたは複数の情報オブジェクトが、構造化形式または非構造化形式としての、一般情報、金融情報、イベント情報、ニュース情報、マーケティング情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項73記載の方法。
【請求項79】
少なくとも一つのプロセッサによって実行されると該プロセッサに以下を含む工程を実行させる機械実行可能コードを含む、情報と対話し、情報を操作するための方法のための命令が記憶されているコンピュータ可読媒体:
ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための少なくとも一つのカスタマイズ可能な対話型作業領域を表示する工程;
前記カスタマイズされた対話型作業領域において一つまたは複数の情報オブジェクトを提供する工程;
アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって前記情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作を実行する工程;および
前記情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに対して行われた前記動作に基づいて、前記カスタマイズされた対話型作業領域を表示する工程。
【請求項80】
対話型作業領域において一つまたは複数のアプリケーションツールを提供する工程;
前記アプリケーションツールのうちの一つを用いて情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して動作を実行する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において前記情報オブジェクトに対して実行された前記少なくとも一つの動作の結果を表示する工程
をさらに含む、請求項79記載の媒体。
【請求項81】
カスタマイズされた対話型作業領域のうちの少なくとも一つにおいて少なくとも一つの情報ストリームを提供する工程をさらに含む、請求項79記載の媒体。
【請求項82】
一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を作成する工程をさらに含む、請求項79記載の方法。
【請求項83】
少なくとも一つの動作が、情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を分析すること、ソートすること、検索すること、位置決めすること、表示すること、作成すること、移動すること、ドラッグすること、ドロップすること、反転すること、開くこと、閉じること、選択すること、整理すること、グループ化すること、記憶すること、追加すること、削除すること、送ること、受け取ること、および入力することのうちの少なくとも一つを含む、請求項79記載の方法。
【請求項84】
一つまたは複数の情報オブジェクトが、構造化形式または非構造化形式としての、一般情報、金融情報、イベント情報、ニュース情報、マーケティング情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項79記載の方法。
【請求項85】
ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズ可能な対話型作業領域において一つまたは複数の選択された情報オブジェクトを表示するコンピューティングシステムにおける表示システムと、
アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって前記情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作を実行する前記コンピューティングシステムにおける対話処理システムと
を含み、前記表示システムが、前記情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに対して行われた前記動作に基づいて、前記カスタマイズ可能な対話型作業領域を表示する、情報と対話し、情報を操作するシステム。
【請求項86】
対話処理システムが、対話型作業領域において一つまたは複数のアプリケーションツールを提供し、該アプリケーションツールのうちの一つを用いて情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して動作を実行し、表示システムが、カスタマイズされた対話型作業領域において情報オブジェクトに対して行われた動作の結果を表示する、請求項85記載のシステム。
【請求項87】
対話処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域のうちの少なくとも一つにおいて少なくとも一つの情報ストリームを提供する、請求項85記載のシステム。
【請求項88】
表示システムが、一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を表示する、請求項85記載のシステム。
【請求項89】
少なくとも一つの動作が、情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を分析すること、ソートすること、検索すること、位置決めすること、表示すること、作成すること、移動すること、ドラッグすること、ドロップすること、反転すること、開くこと、閉じること、選択すること、整理すること、グループ化すること、記憶すること、追加すること、削除すること、送ること、受け取ること、および入力することのうちの少なくとも一つを含む、請求項85記載のシステム。
【請求項90】
一つまたは複数の情報オブジェクトが、構造化形式または非構造化形式としての、一般情報、金融情報、イベント情報、ニュース情報、マーケティング情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項85記載のシステム。
【請求項1】
対話型情報作業領域を提供するための方法であって、以下の工程を含む方法:
作業領域管理処理システムにおいて、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、前記選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールが読み込まれたデフォルトのカスタマイズ可能な対話型作業領域に基づいて、前記作業領域管理処理システムから、前記一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、および該カスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成された、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための該カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程。
【請求項2】
獲得する工程が、作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程をさらに含み、提供する工程が、獲得された該少なくとも一つの情報ストリームにさらに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程が、コンピューティングシステムと関連付けられたユーザプロフィールの記憶に基づいて該少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程をさらに含む、請求項2記載の方法。
【請求項4】
獲得する工程が、作業領域管理処理システムにおいて、少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択を獲得する工程をさらに含み、提供する工程が、獲得された該少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択にさらに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項5】
作業領域管理処理システムにおいて、選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索の結果を獲得する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項6】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索が、一つまたは複数の情報オブジェクトカテゴリのうちの少なくとも一つの選択に基づくものである、請求項5記載の方法。
【請求項7】
作業領域管理処理システムを用いて、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つを生成する工程;および
コンピューティングシステムが選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するために、生成された前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つを提供する工程
をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項8】
作業領域管理処理システムにおいて、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つに対する複数の動作のうちの一つを獲得し、実行する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つに対する前記複数の動作のうちの獲得された前記一つを実行する前記工程の結果を提供する工程
をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項9】
複数の動作が、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つをスナップショットビューへと拡大すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の該スナップショットビューに情報を入力すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つを移動し、ドラッグすること、および、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つからの一つまたは複数のリストのうちの少なくとも一つを検査することを少なくとも含む、請求項8記載の方法。
【請求項10】
作業領域管理処理システムにおいて、複数の選択された動作のうちの獲得された一つを実行する工程が、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程、および、カスタマイズされた対話型作業領域において該アプリケーションツールを適用する該工程の結果を提供する工程をさらに含む、請求項8記載の方法。
【請求項11】
アプリケーションツールを適用する工程の結果を提供する工程が、カスタマイズされた対話型作業領域において結果を情報オーバーレイとして提供する工程をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項12】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程が、
作業領域管理処理システムにおいて、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに前記決定された成績を表示する工程
をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項13】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程が、
作業領域管理処理システムにおいて、スナップショットビューへと拡大されているカスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域内の前記スナップショットビューに、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つの前記決定された成績を表示する工程
をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項14】
実行する工程が、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび選択された一つまたは複数のアプリケーションツールと共に、カスタマイズされた対話型作業領域において存続しつつ、通信のためにリアルタイム通信システムを確定する工程を含む、請求項8記載の方法。
【請求項15】
カスタマイズされた対話型作業領域を保存し、記憶する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項16】
コンピューティングシステムにおいて、一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項15記載の方法。
【請求項17】
カスタマイズされた対話型作業領域をデフォルトの対話型作業領域にリセットする工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項18】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトが、金融情報、イベント情報、ニュース情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項1記載の方法。
【請求項19】
提供されたユーザプロフィール情報に基づき、作業領域管理処理システムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域と関連付けられたユーザプロフィールを生成し、保存し、記憶する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項20】
カスタマイズされた対話型作業領域に関連する一つまたは複数の動作を監視する工程;および
監視された前記一つまたは複数の動作に基づき、作業領域管理処理システムにおいて、ユーザプロフィールの記憶を補足する工程
をさらに含む、請求項19記載の方法。
【請求項21】
補足されたユーザプロフィールの記憶に基づき、作業領域管理処理システムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つおよび少なくとも一つの他の表示要素を調整する工程をさらに含む、請求項20記載の方法。
【請求項22】
作業領域管理処理システムにおいて一つまたは複数の訓練の完了を監視する工程;
前記一つまたは複数の訓練の前記監視された完了に基づき、前記作業領域管理処理システムにおいて、習得レベル評価を決定する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において前記決定された習得レベル評価を提供する工程
をさらに含む、請求項19記載の方法。
【請求項23】
カスタマイズされた対話型作業領域内の圧縮情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を利用し、作業領域管理処理システムを用いて、一つまたは複数の投資取引の完了を実行する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項24】
作業領域管理処理システムを用いて、カスタマイズされた対話型作業領域の一つまたは複数の部分をナビゲートして該部分と対話するための前記カスタマイズされた対話型作業領域におけるナビゲーションマップを提供する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項25】
少なくとも一つのプロセッサによって実行されると該プロセッサに以下を含む工程を実行させる機械実行可能コードを含む、対話型情報作業領域を提供するための命令が記憶されているコンピュータ可読媒体:
作業領域管理処理システムにおいて、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、前記選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールで更新されたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、前記作業領域管理処理システムから、該一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの該一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、および該カスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成された、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための該カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程。
【請求項26】
獲得する工程が、作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程をさらに含み、提供する工程が、獲得された該少なくとも一つの情報ストリームにさらに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項27】
作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程が、コンピューティングシステムと関連付けられたユーザプロフィールの記憶に基づいて前記少なくとも一つの情報ストリームを獲得する工程をさらに含む、請求項26記載の媒体。
【請求項28】
獲得する工程が、作業領域管理処理システムにおいて少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択を獲得する工程をさらに含み、提供する工程が、獲得された該少なくとも一つのリアルタイム通信システムの該選択にさらに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項29】
作業領域管理処理システムにおいて、選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索の結果を獲得する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項30】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索が、一つまたは複数の情報オブジェクトカテゴリのうちの少なくとも一つの選択に基づくものである、請求項29記載の媒体。
【請求項31】
作業領域管理処理システムを用いて、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つを生成する工程;および
コンピューティングシステムが選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するために、生成された前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つを提供する工程
をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項32】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つに対する複数の動作のうちの一つを獲得し、実行する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つに対する前記複数の動作のうちの獲得された前記一つを実行する前記工程の結果を提供する工程
をさらに含む、請求項25記載の方法。
【請求項33】
複数の動作が少なくとも、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つをスナップショットビューへと拡大すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の該スナップショットビューに情報を入力すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つを移動し、ドラッグすること、および前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つからの一つまたは複数のリストのうちの少なくとも一つを検査することを含む、請求項32記載の媒体。
【請求項34】
作業領域管理処理システムにおいて、複数の選択された動作のうちの獲得された一つを実行する工程が、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程、およびカスタマイズされた対話型作業領域において該アプリケーションツールを適用する該工程の結果を提供する工程をさらに含む、請求項32記載の媒体。
【請求項35】
アプリケーションツールを適用する工程の結果を提供する工程が、カスタマイズされた対話型作業領域において結果を情報オーバーレイとして提供する工程をさらに含む、請求項34記載の媒体。
【請求項36】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程が、
作業領域管理処理システムにおいて、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに前記決定された成績を表示する工程
をさらに含む、請求項34記載の媒体。
【請求項37】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つにアプリケーションツールを適用する工程が、
作業領域管理処理システムにおいて、スナップショットビューへと拡大されているカスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定する工程;および
コンピューティングシステムにおいて、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記スナップショットビューに、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つの前記決定された成績を表示する工程
をさらに含む、請求項34記載の媒体。
【請求項38】
獲得された動作を実行する工程が、選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび選択された一つまたは複数のアプリケーションツールと共に、カスタマイズされた対話型作業領域において存続しつつ、通信のためにリアルタイム通信システムを確定する工程を含む、請求項32記載の媒体。
【請求項39】
カスタマイズされた対話型作業領域を記憶する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項40】
コンピューティングシステムにおいて、一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を提供する工程をさらに含む、請求項39記載の媒体。
【請求項41】
カスタマイズされた対話型作業領域をデフォルトの対話型作業領域にリセットする工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項42】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトが、金融情報、イベント情報、ニュース情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項25記載の媒体。
【請求項43】
提供されたユーザプロフィール情報に基づき、作業領域管理処理システムにおいて、カスタマイズされた対話型作業領域と関連付けられたユーザプロフィールを生成し、記憶する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項44】
カスタマイズされた対話型作業領域に関連する一つまたは複数の動作を監視する工程;および
監視された前記一つまたは複数の動作に基づいてユーザプロフィールの記憶を補足する工程をさらに含む、請求項43記載の媒体。
【請求項45】
補足されたユーザプロフィールの記憶に基づき、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つの少なくとも一つおよび少なくとも一つの他の表示要素を調整する工程をさらに含む、請求項44記載の媒体。
【請求項46】
一つまたは複数の訓練の完了を監視する工程;
前記一つまたは複数の訓練の前記監視された完了に基づいて習得レベル評価を決定する工程;および
ユーザプロフィールの記憶に前記決定された習得レベル評価を記憶する工程
をさらに含み、少なくとも前記ユーザプロフィールの記憶内の前記記憶された習得レベル評価が、カスタマイズされた対話型作業領域において表示される、請求項43記載の媒体。
【請求項47】
カスタマイズされた対話型作業領域内の圧縮情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を利用し、一つまたは複数の投資取引の完了を実行する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項48】
作業領域管理処理システムを用いて、カスタマイズされた対話型作業領域の一つまたは複数の部分をナビゲートして該部分と対話するための前記カスタマイズされた対話型作業領域におけるナビゲーションマップを提供する工程をさらに含む、請求項25記載の媒体。
【請求項49】
選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールを獲得する作業領域管理処理システムにおけるカスタマイズシステムと、
コンピューティングシステムにおいて、前記選択された一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトおよび一つまたは複数のアプリケーションツールが読み込まれたデフォルトの対話型作業領域に基づいて、前記一つまたは複数のアプリケーションツールのうちの少なくとも一つが、カスタマイズされた対話型作業領域内からの前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つ、および該カスタマイズされた対話型作業領域と対話することを可能にするように構成された、ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の該カスタマイズされた対話型作業領域を提供する前記作業領域管理処理システムにおける作業領域処理システムと
を含む、対話型情報作業領域提供システム。
【請求項50】
カスタマイズシステムが少なくとも一つの情報ストリームを獲得し、作業領域処理システムがさらに、獲得された該少なくとも一つの情報ストリームに基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項51】
カスタマイズシステムが、コンピューティングシステムと関連付けられたユーザプロフィールの記憶に基づいて少なくとも一つの情報ストリームを獲得する、請求項50記載のシステム。
【請求項52】
カスタマイズシステムが少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択を獲得し、作業領域処理システムがさらに、獲得された該少なくとも一つのリアルタイム通信システムの選択に基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域を提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項53】
カスタマイズシステムが、選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するための一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトを求める検索の結果を獲得する、請求項49記載のシステム。
【請求項54】
カスタマイズシステムが、一つまたは複数の情報オブジェクトカテゴリのうちの少なくとも一つの選択に基づいて検索の結果を獲得する、請求項53記載のシステム。
【請求項55】
作業領域処理システムが、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つを生成し、コンピューティングシステムが選択してデフォルトの対話型作業領域に追加するために、生成された前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの該少なくとも一つを提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項56】
作業領域処理システムが、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つに対する複数の動作のうちの一つの選択を獲得し、実行し、カスタマイズされた対話型作業領域において、該一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの該一つに対する該複数の動作のうちの獲得された該一つの該実行の結果を提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項57】
複数の動作が少なくとも、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つをスナップショットビューへと拡大すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の該スナップショットビューに情報を入力すること、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つを移動すること、および前記カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記一つからのリストを検査することを含む、請求項56記載のシステム。
【請求項58】
作業領域処理システムが、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つに対する複数の動作のうちの獲得された一つを実行し、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの選択された一つに対するアプリケーションツールの適用の実行をさらに含み、カスタマイズされた対話型作業領域において、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの該選択された一つに対する該アプリケーションツールの該適用の該実行の結果を提供する、請求項56記載のシステム。
【請求項59】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域において結果を情報オーバーレイとして提供する、請求項58記載のシステム。
【請求項60】
アプリケーションツールの適用を実行する作業領域処理システムがさらに、一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面の成績を決定し、カスタマイズされた対話型作業領域内の前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つの該決定された成績を提供する、請求項58記載のシステム。
【請求項61】
アプリケーションツールの適用を実行する作業領域処理システムがさらに、スナップショットビューへと拡大されているカスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの少なくとも一つの少なくとも一つの局面を決定し、前記カスタマイズされた対話型作業領域内の該スナップショットビューにおいて、前記一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの該少なくとも一つの該決定された成績を提供する、請求項58記載のシステム。
【請求項62】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域において存続しつつリアルタイム通信システムの確定の選択を獲得し、実行する、請求項56記載のシステム。
【請求項63】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域を記憶する、請求項49記載のシステム。
【請求項64】
作業領域処理システムがさらに、コンピューティングシステムに一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を提供する、請求項63記載のシステム。
【請求項65】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域をデフォルトの対話型作業領域にリセットする、請求項49記載のシステム。
【請求項66】
一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトが、金融情報、イベント情報、ニュース情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項49記載のシステム。
【請求項67】
作業領域処理システムが、提供されたユーザプロフィール情報に基づいて、カスタマイズされた対話型作業領域と関連付けられたユーザプロフィールを生成し、記憶する、請求項49記載のシステム。
【請求項68】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域に関連する一つまたは複数の動作を監視し、監視された該一つまたは複数の動作に基づいてユーザプロフィールの記憶を補足する、請求項67記載のシステム。
【請求項69】
作業領域処理システムが、補足されたユーザプロフィールの記憶に基づき、カスタマイズされた対話型作業領域内の一つまたは複数の圧縮情報オブジェクトのうちの一つの少なくとも一つおよび少なくとも一つの他の表示要素を調整する、請求項68記載のシステム。
【請求項70】
作業領域処理システムが、一つまたは複数の訓練の完了を監視し、該一つまたは複数の訓練の該監視された完了に基づいて習得レベル評価を決定し、ユーザプロフィールの記憶に該決定された習得レベル評価を記憶し、少なくとも前記ユーザプロフィールの記憶内の該記憶された習得レベル評価が、カスタマイズされた対話型作業領域における表示のために提供される、請求項67記載のシステム。
【請求項71】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域内の圧縮情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を利用して一つまたは複数の投資取引を完了する、請求項49記載のシステム。
【請求項72】
作業領域処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域の一つまたは複数の部分をナビゲートして該部分と対話するために前記カスタマイズされた対話型作業領域におけるナビゲーションマップを提供する、請求項49記載のシステム。
【請求項73】
情報と対話し、情報を操作するための方法であって、以下の工程を含む方法:
ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための少なくとも一つのカスタマイズされた対話型作業領域を表示する工程;
前記カスタマイズされた対話型作業領域において一つまたは複数の情報オブジェクトを提供する工程;
アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって前記情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作を実行する工程;および
前記情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに対して行われた前記動作に基づいて前記カスタマイズされた対話型作業領域を表示する工程。
【請求項74】
対話型作業領域において一つまたは複数のアプリケーションツールを提供する工程;
前記アプリケーションツールのうちの一つを用いて情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して動作を実行する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において前記情報オブジェクトに対して実行された前記少なくとも一つの動作および前記情報オブジェクトの分析の結果を表示する工程
をさらに含む、請求項73記載の方法。
【請求項75】
カスタマイズされた対話型作業領域のうちの少なくとも一つにおいて少なくとも一つの情報ストリームを提供する工程をさらに含む、請求項73記載の方法。
【請求項76】
一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を作成する工程をさらに含む、請求項73記載の方法。
【請求項77】
少なくとも一つの動作が、情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を分析すること、ソートすること、検索すること、位置決めすること、表示すること、作成すること、移動すること、ドラッグすること、ドロップすること、反転すること、開くこと、閉じること、選択すること、整理すること、グループ化すること、記憶すること、追加すること、削除すること、送ること、受け取ること、および入力することのうちの少なくとも一つを含む、請求項73記載の方法。
【請求項78】
一つまたは複数の情報オブジェクトが、構造化形式または非構造化形式としての、一般情報、金融情報、イベント情報、ニュース情報、マーケティング情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項73記載の方法。
【請求項79】
少なくとも一つのプロセッサによって実行されると該プロセッサに以下を含む工程を実行させる機械実行可能コードを含む、情報と対話し、情報を操作するための方法のための命令が記憶されているコンピュータ可読媒体:
ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のための少なくとも一つのカスタマイズ可能な対話型作業領域を表示する工程;
前記カスタマイズされた対話型作業領域において一つまたは複数の情報オブジェクトを提供する工程;
アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって前記情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作を実行する工程;および
前記情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに対して行われた前記動作に基づいて、前記カスタマイズされた対話型作業領域を表示する工程。
【請求項80】
対話型作業領域において一つまたは複数のアプリケーションツールを提供する工程;
前記アプリケーションツールのうちの一つを用いて情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して動作を実行する工程;および
カスタマイズされた対話型作業領域において前記情報オブジェクトに対して実行された前記少なくとも一つの動作の結果を表示する工程
をさらに含む、請求項79記載の媒体。
【請求項81】
カスタマイズされた対話型作業領域のうちの少なくとも一つにおいて少なくとも一つの情報ストリームを提供する工程をさらに含む、請求項79記載の媒体。
【請求項82】
一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を作成する工程をさらに含む、請求項79記載の方法。
【請求項83】
少なくとも一つの動作が、情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を分析すること、ソートすること、検索すること、位置決めすること、表示すること、作成すること、移動すること、ドラッグすること、ドロップすること、反転すること、開くこと、閉じること、選択すること、整理すること、グループ化すること、記憶すること、追加すること、削除すること、送ること、受け取ること、および入力することのうちの少なくとも一つを含む、請求項79記載の方法。
【請求項84】
一つまたは複数の情報オブジェクトが、構造化形式または非構造化形式としての、一般情報、金融情報、イベント情報、ニュース情報、マーケティング情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項79記載の方法。
【請求項85】
ビデオゲーム表示グラフィカル・ユーザ・インターフェース形式の非ビデオゲームベースの情報のためのカスタマイズ可能な対話型作業領域において一つまたは複数の選択された情報オブジェクトを表示するコンピューティングシステムにおける表示システムと、
アプリケーションツールおよび特徴操作のうちの少なくとも一つによって前記情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して少なくとも一つの動作を実行する前記コンピューティングシステムにおける対話処理システムと
を含み、前記表示システムが、前記情報オブジェクトのうちの前記少なくとも一つに対して行われた前記動作に基づいて、前記カスタマイズ可能な対話型作業領域を表示する、情報と対話し、情報を操作するシステム。
【請求項86】
対話処理システムが、対話型作業領域において一つまたは複数のアプリケーションツールを提供し、該アプリケーションツールのうちの一つを用いて情報オブジェクトのうちの少なくとも一つに対して動作を実行し、表示システムが、カスタマイズされた対話型作業領域において情報オブジェクトに対して行われた動作の結果を表示する、請求項85記載のシステム。
【請求項87】
対話処理システムが、カスタマイズされた対話型作業領域のうちの少なくとも一つにおいて少なくとも一つの情報ストリームを提供する、請求項85記載のシステム。
【請求項88】
表示システムが、一つまたは複数のさらに別のカスタマイズされた対話型作業領域を表示する、請求項85記載のシステム。
【請求項89】
少なくとも一つの動作が、情報オブジェクトのうちの一つまたは複数を分析すること、ソートすること、検索すること、位置決めすること、表示すること、作成すること、移動すること、ドラッグすること、ドロップすること、反転すること、開くこと、閉じること、選択すること、整理すること、グループ化すること、記憶すること、追加すること、削除すること、送ること、受け取ること、および入力することのうちの少なくとも一つを含む、請求項85記載のシステム。
【請求項90】
一つまたは複数の情報オブジェクトが、構造化形式または非構造化形式としての、一般情報、金融情報、イベント情報、ニュース情報、マーケティング情報、製品情報および個人情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項85記載のシステム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公表番号】特表2012−527043(P2012−527043A)
【公表日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−510885(P2012−510885)
【出願日】平成22年5月7日(2010.5.7)
【国際出願番号】PCT/US2010/034099
【国際公開番号】WO2010/132306
【国際公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
2.フロッピー
【出願人】(511272901)カピトール インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年5月7日(2010.5.7)
【国際出願番号】PCT/US2010/034099
【国際公開番号】WO2010/132306
【国際公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
2.フロッピー
【出願人】(511272901)カピトール インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】
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