説明

情報提示システム、情報提示装置、および情報提示プログラム

【課題】混雑している場所にいる人に、当該場所より空いている場所を提示して、混雑の緩和を図る。
【解決手段】所定の場所に人を誘導するための情報提示システムであって、複数の人数センサ2と、誘導したい場所に関する提示情報を選択するサーバ1と、サーバ1が選択した提示情報を提示する複数の情報提示装置3とを有し、サーバ1は、複数の場所に関する提示情報を記憶する提示情報記憶手段11と、複数の人数センサ2の各々が検知した人数を用いて情報提示装置3毎に誘導先として提示する提示情報を提示情報記憶手段11から選択する情報選択手段13と、情報選択手段13が選択した提示情報を対応する情報提示装置3に送信する通信手段14とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の場所に人を誘導するための情報提示システム、情報提示装置、および情報提示プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建物内部やオープンスペースなどで異常(例えば、火災、水害、渋滞、通行止め、カス漏れ、地震等)が発生した場合に、被誘導者を特定の場所(異常発生位置)を経由せずに安全に目的地(誘導先)に誘導するための誘導システムおよび方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−165701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
さて、ショッピングモールのような商業施設において、混雑している場所にいる人を、空いている場所へと誘導することができれば、売上げの均一化や、お客様満足度の向上などが期待できる。しかしながら、混雑している場所から空いている場所へと人々を誘導する技術については、存在していない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、混雑している場所にいる人に、当該場所より空いている場所を提示して、混雑の緩和を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、所定の場所に人を誘導するための情報提示システムであって、設置された場所に存在する人の数を検知する、複数の人数センサと、誘導したい場所に関する提示情報を選択するサーバと、前記サーバが選択した提示情報を提示する、複数の情報提示装置とを有し、前記サーバは、複数の場所に関する提示情報を記憶する提示情報記憶手段と、前記複数の人数センサの各々が検知した人数を用いて、情報提示装置毎に誘導先として提示する提示情報を前記提示情報記憶手段から選択する情報選択手段と、前記情報選択手段が選択した提示情報を、対応する情報提示装置に送信する通信手段と、を有する。
【0007】
本発明は、所定の場所に人を誘導するための情報提示装置であって、複数の場所に関する提示情報を記憶する提示情報記憶手段と、設置された場所に存在する人の数を検知する複数の人数センサの各々が検知した人数を用いて、誘導先として提示する提示情報を前記提示情報記憶手段から選択する情報選択手段と、前記情報選択手段が選択した提示情報を提示する情報提示手段と、を有する。
【0008】
本発明は、前記情報提示装置としてコンピュータを機能させるための情報提示プログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、混雑している場所にいる人に、当該場所より空いている場所を提示して、混雑の緩和を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報提示システムの全体構成図である。
【図2】人数センサの構成を示すブロック図である。
【図3】サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】情報選択ルール記憶部の第1のテーブルの一例を示す図である。
【図5】情報選択ルール記憶部の第2のテーブルの一例を示す図である。
【図6】情報選択ルール記憶部の第3のテーブルの一例を示す図である。
【図7】第2の実施形態の情報提示装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0012】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報提示システムの全体構成図である。本実施形態の情報提示システムは、デパートやショッピングモールなどの商業施設において、混雑している場所(売場)にいる人(客)を、空いている場所へと誘導させるための情報を表示する場合を例として以下に説明するが、本発明は当該例に限定されるものではない。図示する情報提示システムは、サーバ1と、複数の人数センサ2と、複数の情報提示装置3とを有する。なお、人数センサ2と情報提示装置3とは、1対1の関係で1組として同じ場所に設置する必要はなく、異なる場所に存在することとしてもよい。また、人数センサ2の数(n個)と、情報提示装置3との数(m個)とは、異なっていてもよい。
【0013】
図2は、各人数センサ2の構成を示すブロック図である。人数センサ2は、当該人数センサ2が設置された所定の領域を通過または存在する人数を検知する。図示する人数センサ2は、人数を検知する人数検知部21と、サーバ1と通信する通信部22と、記憶部23とを有する。
【0014】
人数検知部21は、赤外線センサ、または画像処理技術などを用いて人の存在を検知し、検知した人の数を計測することにより人数を検知する。そして、検知した人数を通信部22に送出する。通信部22は、人数検知部21が検知した人数と、記憶部23に記憶されたセンサIDとを、所定の時間間隔(t)でサーバ1に送信する。記憶部23には、当該人数センサ2を一意に識別するためのセンサIDと、所定の送信間隔(t)とが記憶されている。
【0015】
図3は、サーバ1の構成を示すブロック図である。サーバは、誘導したい場所に関する提示情報を情報提示装置3毎に選択する。図示するサーバ1は、提示情報データベース11と、情報選択ルール記憶部12と、情報選択部13と、通信部14とを有する。
【0016】
提示情報データベース11には、誘導したい各場所(売場)の映像などの提示情報が記憶されている。情報選択ルール記憶部12には、提示情報データベース11に記憶された複数の提示情報の中から所定の提示情報を選択するための情報選択ルール(基準)が記憶されている。この情報選択ルールについては後述する。
【0017】
情報選択部13は、情報選択ルール記憶部12の情報選択ルールを用いて、情報提示装置3毎に、提示情報データベース11から誘導したい映像などの提示情報を選択する。通信部14は、各人数センサ2から所定の時間間隔(t)で送信される、センサID毎の人数を受信するとともに、情報提示装置3毎に情報選択部13が選択した提示情報を、対応する情報提示装置3に送信する。
【0018】
情報提示装置3は、サーバ1から送信された提示情報を当該情報提示装置3が備えるディスプレイなどの出力装置に提示・表示する。すなわち、情報提示装置3は、サーバ1から送信された提示情報を受信する通信部(不図示)と、通信部が受信した提示情報を当該情報提示装置3のディスプレイに出力する情報提示部(不図示)とを備える。
【0019】
上記説明したサーバ1および各情報提示装置3は、例えば、CPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、入力装置と、出力装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、サーバ1および情報提示装置3の各機能は、サーバ1用のプログラムの場合はサーバ1のCPUが、そして、情報提示装置3用のプログラムの場合は情報提示装置3のCPUがそれぞれ実行することにより実現される。
【0020】
また、サーバ1用のプログラムおよび情報提示装置3用のプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROMなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
【0021】
図4、図5および図6は、サーバ1の情報選択ルール記憶部32に記憶された情報選択ルールの一例を示すものである。情報選択ルールは、図4に示す第1のテーブルと、図5に示す第2のテーブルと、図6に示す第3のテーブルとを有する。図4の第1のテーブルは、場所と、場所毎の人数とを対応付けたテーブルであって、場所毎に存在する人の数を算出するための算出ルールが設定されている。図4に示すSは、各人数センサ2が検知した人数を示すものである。
【0022】
図示する例では、3つの場所に、4個の人数センサ2がそれぞれ設定されていることを示している。具体的には、場所IDが「1」の場所には、人数センサ2が対応付けられ、当該場所に存在する人数には当該場所に設置された人数センサ2から送信された人数(S1)を用いる。また、場所IDが「2」の場所には、人数センサ2と人数センサ2とが対応付けられ、当該場所に存在する人数には当該場所に設置された人数センサ2から送信された人数(S2)と、人数センサ2から送信された人数(S3)との和を用いる。また、場所IDが「3」の場所には、人数センサ2が対応付けられ、当該場所に存在する人数には当該場所に設置された人数センサ2から送信された人数(S4)に2を乗算した値を用いる。
【0023】
図示するように、場所と人数センサ2とは1対1に限らない。また、各場所の人数は、人数センサ2が検知した人数(S)をそのまま用いるだけでなく、人数センサ2が検知した人数の四則演算により算出される加工値も用いることができる。このように四則演算により各人数センサ2が検知する人数を加工することにより、各人数センサ2によって検知範囲や検知精度が異なる場合に、その影響を低減することができる。また、各場所の重要度に応じて重み付けを行うことができる。
【0024】
図5の第2のテーブルは、誘導元の場所と、誘導先の場所とを対応付けたテーブルであって、混雑している場所にいる人を、当該混雑した場所より空いている場所に誘導させるためのルールが設定されている。本実施形態では、各情報提示装置3の誘導先として、当該情報提示装置3が設置された場所において、第1のテーブルの算出式により算出された人数より少ないの人数の場所に関する提示情報を選択する。
【0025】
例えば、図示する第2のテーブルの場合、第1のパターンとして、図4に示す第1のテーブルに基づいて算出された誘導元の「場所毎の人数」が最大の場所については、「場所毎の人数」が最小の場所を誘導先として決定する。また、第2のパターンとして、図4に示す第1のテーブルに基づいて算出された誘導元の「場所毎の人数」が最小および最大の場所を除く全ての場所については、「場所毎の人数」が最小の場所を誘導先として決定する。
【0026】
図6の第3のテーブルは、場所と、当該場所に設置される情報提示装置3とを対応付けたテーブルである。図6に示すDは、情報提示装置3のIDを示すものである。図示する例では、場所IDが「1」の場所には情報提示装置3(D)が設置され、場所IDが「2」の場所には情報提示装置3(D)と情報提示装置3(D)とが設置され、場所IDが「3」の場所には情報提示装置3が(D)が設置されていることが示されている。図示するように、場所と情報提示装置3とは1対1に限らない。
【0027】
次に、本実施形態のサーバ1の動作について説明する。
【0028】
サーバ1の通信部14は、所定の時間間隔(t)毎に、各人数センサ2から送信される、センサIDと人数とを含むセンサ情報を受信する。そして、情報選択部13は、情報選択ルール記憶部12の第1のテーブル(図4)を参照し、各人数センサ2から受信したセンサ情報を用いて、場所毎の人数を算出する。
【0029】
そして、情報選択部13は、情報選択ルール記憶部12の第2のテーブル(図5)を参照し、場所毎に提示する提示情報を決定する。すなわち、第2のテーブルに設定されたルールに従って、誘導元の場所及び誘導先の場所を決定し、誘導元となる場所の情報提示装置3に提示する誘導先の提示情報を特定する。
【0030】
第2のテーブルが図5の場合、情報選択部13は、第1のパターンを用いて、場所毎の人数が最大の場所を誘導元として決定し、当該誘導元の場所に設置された情報提示装置3に表示される提示情報(誘導先の情報)として、場所毎の人数が最小の場所を示す提示情報を特定する。また、情報選択部13は、第2のパターンを用いて、場所毎の人数が最小および最小の場所以外の全ての場所を誘導元として決定し、当該誘導元の場所に設置された情報提示装置3に表示される提示情報(誘導先の情報)として、場所毎の人数が最小の場所を示す提示情報を特定する。
【0031】
そして、情報選択部14は、情報選択ルール記憶部12の第3のテーブル(図6)を参照し、各誘導元として決定した場所に設置された情報提示装置3に、誘導先の情報として決定された提示情報を提示情報データベース31から抽出し、当該情報選択部13にそれぞれ送信する。各情報提示装置3は、サーバ1から送信された提示情報を受信し、ディスプレイなどに表示・提示する。
【0032】
例えば、情報選択ルール記憶部12の各テーブルが、図4、図5、図6であって、場所毎の人数が最大の場所が場所ID「1」で、場所毎の人数が最小の場所が場所ID「3」の場合、場所ID「1」および「2」の場所に設置された情報提示装置3(D)、情報提示装置3(D)および情報提示装置3(D)には、誘導先である場所ID「3」の場所の提示情報が表示される。場所ID「1」および「2」の場所に設置された情報提示装置3(D)、3(D)、3(D)に提示されている提示場所を見た人は、混雑を避けて、空いている場所(場所ID「3」)へ移動とすることが考えられる。
【0033】
<第2の実施形態>
上記説明した第1の実施形態では、サーバ1が、提示情報データベース11、情報選択ルール記憶部12および情報選択部13を有し、情報提示装置3毎に誘導したい場所に関する提示情報を選択し、選択した提示情報を対応する情報提示装置3に送信することとしたが、第2の実施形態では、これらのサーバ1の機能を各情報提示装置3が有するものとする。
【0034】
第2の実施形態に係る情報提示システムの全体構成図は、第1の実施形態の全体構成図(図1参照)と同様であるためここでは説明を省略する。なお、本実施形態のサーバ1は、n個の人数センサ2から所定の時間間隔(t)で送信されるn個のセンサ情報(人数ID、検知した人数)を受信し、受信したn個のセンサ情報をm個の情報提示装置3にそれぞれ送信する通信部14(不図示)を有する。また、本実施形態の人数センサ2は、第1の実施形態の人数センサ2(図2参照)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0035】
図7は、第2の実施形態の各情報提示装置3の構成を示すブロック図である。図7に示す情報提示装置3は、提示情報データベース31、情報選択ルール記憶部32および情報選択部33と、通信部34と、情報提示部35とを有する。
【0036】
提示情報データベース31は、第1の実施形態の提示情報データベース11と同様であって、誘導したい各場所(売場)の映像などの提示情報が複数記憶されている。情報選択ルール記憶部32は、第1の実施形態の情報選択ルール記憶部12(図4、図5、図6参照)と同様であって、提示情報データベース31に記憶された複数の映像の中から所定の映像を選択するための情報選択ルール(基準)が記憶されている。情報選択部33は、第1の実施形態の情報選択部13と同様であって、情報選択ルール記憶部32の情報選択ルールを用いて、提示情報データベース31から誘導したい場所の提示情報を選択する。通信部14は、サーバ1から所定の時間間隔(t)で送信される各人数センサ2のセンサ情報を受信する。情報提示部35は、情報選択部33が選択した提示情報をディスプレイに表示・提示する。
【0037】
以上説明した第1の本実施形態および第2の実施形態では、混雑している場所にいる人に、当該場所より空いている場所を提示して、混雑の緩和を図ることができる。これにより、本実施形態では、ショッピングモールのような商業施設において、混雑している場所にいる人を空いている場所へと誘導し、売上げの均一化や、お客様満足度の向上などを図ることができる。
【0038】
また、上記実施形態では、混雑した場所から空いている場所に誘導させるための情報選択ルールの第2のテーブル(図5参照)を用いることにより、各情報提示装置3の誘導先として、当該情報提示装置3が設置された場所において、第1のテーブルを用いて算出された人数より少ないの人数の場所に関する提示情報を提示させることができる。これにより混雑した場所に設置された情報提示装置3に提示されている提示場所(誘導先)を見た人は、混雑を避けて、空いている場所へ移動とすることが考えられる。
【0039】
また、上記実施形態の第1のテーブル(図4参照)では、各場所の人数は、人数センサ2が検知した人数(S)をそのまま用いるだけでなく、人数センサ2が検知した人数の四則演算により算出される加工値も用いる。このように四則演算により各人数センサ2が検知する人数を加工することにより、各人数センサ2によって検知範囲や検知精度が異なる場合に、その影響を低減することができる。また、各場所の重要度に応じて重み付けを行うことができる。
【0040】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【符号の説明】
【0041】
1 :サーバ
11:提示情報データベース
12:情報選択ルール記憶部
13:情報選択部
14:通信部
2 :人数センサ
21:人数検知部
22:通信部
23:記憶部
3 :情報提示装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の場所に人を誘導するための情報提示システムであって、
設置された場所に存在する人の数を検知する、複数の人数センサと、
誘導したい場所に関する提示情報を選択するサーバと、
前記サーバが選択した提示情報を提示する、複数の情報提示装置とを有し、
前記サーバは、
複数の場所に関する提示情報を記憶する提示情報記憶手段と、
前記複数の人数センサの各々が検知した人数を用いて、情報提示装置毎に誘導先として提示する提示情報を前記提示情報記憶手段から選択する情報選択手段と、
前記情報選択手段が選択した提示情報を、対応する情報提示装置に送信する通信手段と、を有すること
を特徴とする情報提示システム。
【請求項2】
請求項1に記載の情報提示システムであって、
混雑している場所にいる人を、当該混雑した場所より空いている場所に誘導させるためのルールが記憶されたルール記憶手段を、さらに有し、
前記情報選択手段は、前記ルールに従って、各情報提示装置の誘導先として、当該情報提示装置が設置された場所において前記人数センサが検知した人数より少ない人数が検知された場所に関する提示情報を選択すること
を特徴とする情報提示システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の情報提示システムであって、
前記情報選択手段は、前記複数の人数センサの各々が検知した人数を所定の四則演算により加工した加工値を用いて、情報提示装置毎に誘導先として提示する提示情報を前記提示情報記憶手段から選択すること
を特徴とする情報提示システム。
【請求項4】
所定の場所に人を誘導するための情報提示装置であって、
複数の場所に関する提示情報を記憶する提示情報記憶手段と、
設置された場所に存在する人の数を検知する複数の人数センサの各々が検知した人数を用いて、誘導先として提示する提示情報を前記提示情報記憶手段から選択する情報選択手段と、
前記情報選択手段が選択した提示情報を提示する情報提示手段と、を有すること
を特徴とする情報提示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の情報提示装置であって、
混雑している場所にいる人を、当該混雑した場所より空いている場所に誘導させるためのルールが記憶されたルール記憶手段を、さらに有し、
前記情報選択手段は、前記ルールに従って、誘導先として当該情報提示装置が設置された場所において前記人数センサが検知した人数より少ない人数が検知された場所に関する提示情報を選択すること
を特徴とする情報提示装置。
【請求項6】
請求項4または5に記載の情報提示装置であって、
前記情報選択手段は、前記複数の人数センサの各々が検知した人数を所定の四則演算により加工した加工値を用いて、誘導先として提示する提示情報を前記提示情報記憶手段から選択すること
を特徴とする情報提示装置。
【請求項7】
請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の情報提示装置としてコンピュータを機能させるための情報提示プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−248429(P2011−248429A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−118056(P2010−118056)
【出願日】平成22年5月24日(2010.5.24)
【出願人】(000004226)日本電信電話株式会社 (13,992)
【Fターム(参考)】