説明

情報記録ディスクの収容体

【課題】 最後の収容トレイから情報記録ディスクを容易に取り出したり、収容でき、しかも、収容トレイが分離したり、最後の収容トレイが裏台紙と共に閉じるのを防止できる情報記録ディスクの収容体を提供する。
【解決手段】 カバー体1と、カバー体1に被覆されるDVD用の収容トレイ群20を備え、カバー体1を、収容トレイ群20の最前の収容トレイ21Aを覆う表台紙2と、表台紙2の側部に接続され、収容トレイ群20の背中を覆う背中台紙7と、背中台紙7の側部に接続され、収容トレイ群20の最後の収容トレイ21Cを覆う裏台紙10とから形成する。そして、裏台紙10を、最後の収容トレイ21Cの裏面に接着される接着領域13と、背中台紙7に隣接して最後の収容トレイ21Cの裏面に対して接離可能な非接着領域14に分割し、裏台紙10の接着領域13と非接着領域14の境界に、表台紙2の開閉方向に直交する方向に指向する罫線15を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、映画やドラマを記録したDVD等からなる情報記録ディスクの収容体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、長期間に亘って放送された人気ドラマのDVDが盛んに製造・販売されているが、このDVDは、そのままの状態では販売に支障を来たすので、図8ないし図10に示す装飾されたブック型の収容体に複数枚が収容された状態で販売されている(特許文献1、2、3参照)。
【0003】
この種の収容体は、図8ないし図10に示すように、開閉可能な断面U字形のカバー体1と、このカバー体1に被覆される収容トレイ群20とを備え、この収容トレイ群20を、表面にDVD30を収容する複数の収容トレイ21を整列状態に積層してその背中にテープを接着することにより形成し、各収容トレイ21を左右に開閉可能としている。
【0004】
カバー体1は、収容トレイ群20の最前の収容トレイ21Aを覆う表台紙2と、この表台紙2の側部に一体形成され、収容トレイ群20の背中を覆う背中台紙7と、この背中台紙7の側部に一体形成され、収容トレイ群20の最後の収容トレイ21Cを覆う裏台紙10とを備えて形成され、裏台紙10の裏面全面に、最後の収容トレイ21Cの裏面が強固に接着されている。
【0005】
このような構成の収容体から任意のDVD30を取り出して映像を楽しみたい場合には、図8に示す収容体の表台紙2を開いて任意のDVD30の収容トレイ21まで収容トレイ21をめくり(図9参照)、該当する収容トレイ21の表面からDVD30を取り外せば、DVD30に記録された映像を楽しむことができる。
【特許文献1】特開2005‐53491号公報
【特許文献2】特開2005‐1716号公報
【特許文献3】特開2002‐46789号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来における情報記録ディスクの収容体は、以上のように開閉可能なカバー体1と、このカバー体1に被覆される収容トレイ群20とから単に形成されているので、最後の収容トレイ21CからDVD30を取り出そうとすると、最後の収容トレイ21Cの直前の収容トレイ21Bが60°以上開かず、DVD30の取り出しや収容に支障を来たすという問題がある(図10参照)。
【0007】
このような問題を解消する方法としては、直前の収容トレイ21Bを強くめくるという方法があるが、そうすると、収容トレイ群20の背中のテープが剥げて収容トレイ21が分離したり、最後の収容トレイ21Cが裏台紙10と共に閉じてしまうという大きな問題が新たに生じることとなる。
【0008】
本発明は上記に鑑みなされたもので、最後の収容トレイから情報記録ディスクを容易に取り出したり、収容することができ、しかも、収容トレイが分離したり、最後の収容トレイが裏台紙と共に閉じてしまうのを防止することのできる情報記録ディスクの収容体を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明においては上記課題を解決するため、カバー体に、情報記録ディスク用の収容トレイ群を被覆させ、この収容トレイ群を、情報記録ディスクを収容する複数の収容トレイを重ね揃えてその背中を連結することにより形成し、各収容トレイを開閉可能としたものであって、
カバー体を、収容トレイ群の最前の収容トレイを覆う表台紙と、この表台紙の側部に屈曲可能に接続され、収容トレイ群の背中を覆う背中台紙と、この背中台紙の側部に屈曲可能に接続され、収容トレイ群の最後の収容トレイを覆う裏台紙とから形成し、裏台紙を、収容トレイ群の最後の収容トレイの裏面に接着される接着領域と、背中台紙に隣接して最後の収容トレイの裏面に対して接離可能な非接着領域とに分割し、
カバー体の背中台紙、及び又は裏台紙の接着領域と非接着領域との境界に、表台紙の開閉方向に略直交する方向に指向する罫線を形成したことを特徴としている。
【0010】
なお、表台紙における収容トレイ群の最前の収容トレイに対向する対向面にポケットを形成することができる。
また、各収容トレイを略透明の板形に形成してその表面には情報記録ディスク用の収容穴を形成し、この収容穴の周縁部には指かけ凹部を連ねて形成することもできる。
さらに、各収容トレイに、隣接する他の収容トレイに接触して位置ズレを規制する位置決め凸部を形成することもできる。
【0011】
ここで、特許請求の範囲におけるカバー体は、紙製でも良いが、合成樹脂製でも良い。メディアディスクである情報記録ディスクには、少なくとも長期間、長時間の情報内容(映画、ドラマ、アニメーション、音楽等)を記録した大容量のCD、DVD、光ディスク等が含まれる。また、収容トレイは、透明、不透明、半透明、底浅の断面略皿形、略板形、長方形、正方形等のいずれでも良い。
【0012】
裏台紙の接着領域は、最後の収容トレイの裏面に直接接着されても良いし、最後の収容トレイの裏面に他の台紙等を介し間接的に接着されても良い。また、非接着領域は、最後の収容トレイの裏面に対して直接接触しても良いし、他の台紙等を介し間接的に接触しても良い。また、罫線は、単数複数いずれでも良い。ポケットは、表台紙の対向面に一体形成されても良いし、別体として形成されても良い。さらに、指かけ凹部や位置決め凸部は、単数複数いずれでも良い。
【0013】
本発明によれば、収容トレイ群の最後の収容トレイから情報記録ディスクを取り出すため、最後の収容トレイの前の収容トレイをめくると、カバー体と最後の収容トレイの背中部分が離れ、最後の収容トレイに直接間接に重なっていた裏台紙の非接着領域が離れる。最後の収容トレイから裏台紙の非接着領域が離れると、最後の収容トレイの前の収容トレイが180°以上開放可能となるので、情報記録ディスクを容易に取り出したり、収容することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、収容トレイ群の最後の収容トレイから情報記録ディスクを容易に取り出したり、収容することができるという効果がある。また、収容トレイが分離したり、最後の収容トレイが裏台紙と共に閉じてしまうのを有効に抑制あるいは防止することができる。
【0015】
また、表台紙における収容トレイ群の最前の収容トレイに対向する対向面にポケットを形成すれば、ポケットに情報記録ディスクに関連する解説書、資料、写真等を収容することができる。
また、各収容トレイを略透明の板形に形成してその表面には情報記録ディスク用の収容穴を形成し、この収容穴の周縁部には指かけ凹部を連ねて形成すれば、情報記録ディスクの周縁部に指を指かけ凹部を介して引っかけ、収容穴から情報記録ディスクを簡単に取り外すことができる。
【0016】
さらに、各収容トレイに、隣接する他の収容トレイに接触して位置ズレを規制する位置決め凸部を形成すれば、複数の収容トレイを揃えてその背中を粘着テープ等により連結し、収容トレイ群を形成する際の便宜等を図ることが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明すると、本実施形態における情報記録ディスクの収容体は、図1ないし図6に示すように、断面U字形に屈曲形成された展開可能なカバー体1と、このカバー体1に被覆されるDVD用の収容トレイ群20とを備え、この収容トレイ群20を、映画やドラマ等のデータを記録したDVD30を着脱自在に収容する複数の収容トレイ21を整列状態に積層してその背中に蝶番機能を有する透明テープ28を接着することにより形成し、各収容トレイ21を左右に開閉(揺動)可能とするようにしている。
【0018】
カバー体1は、図1や図2に示すように、収容トレイ群20の最前の収容トレイ21Aを覆う縦長で長方形の表台紙2と、この表台紙2の一側部に屈曲可能に一体形成され、収容トレイ群20の背中を覆う縦長で長方形の背中台紙7と、この背中台紙7の一側部に屈曲可能に一体形成され、収容トレイ群20の最後の収容トレイ21Cを覆う縦長で長方形の裏台紙10とを備え、これら表台紙2、背中台紙7、及び裏台紙10が一枚の台紙に切断、溝切り、折り返し等の加工を施すことにより形成される。
【0019】
表台紙2と背中台紙7との間、背中台紙7と裏台紙10との間には、これら表台紙2、背中台紙7、裏台紙10を高精度に折り曲げるための罫線や溝がそれぞれ形成される。これら表台紙2、背中台紙7、及び裏台紙10の表裏面には、図示しないが、消費者の購買意欲を刺激する各種の模様が選択的に印刷される。また、表台紙2と背中台紙7とは図3に示すように、収容トレイ群20に対して開閉可能(接離可能)に形成される。表台紙2と裏台紙10は、収容トレイ21よりもやや大きく形成される。
【0020】
表台紙2は、図1や図3に示すように、縦長で長方形の表紙3と、この表紙3の上端部から裏面側に折り返されて接着される裏紙4とを備えた強固な二層構造に形成され、表紙3よりも裏紙4が短く形成される。この表台紙2の最前の収容トレイ21Aに対向する表紙裏面の下端部から他側部にかけては、裏紙4の表面に重なる多角形のポケット片5が一体形成され、このポケット片5と裏紙4との間に、図示しない書類等を収容するポケット6が形成される。
【0021】
背中台紙7は、図2や図3に示すように、縦長で長方形の表紙8と、この表紙8の上端部から裏面側に折り返されて接着される裏紙9とを備えた強固な二層構造に形成される。この背中台紙7は、収容トレイ群20の幅よりもやや幅広に形成される。
【0022】
裏台紙10は、図2ないし図6に示すように、表紙11と、この表紙11の一側部から裏面側に折り返される裏紙12とを備えた二層構造に形成され、表紙11の裏面の一部に裏紙12の一部が接着される。この裏台紙10の表紙11は、最後の収容トレイ21Cの裏面に裏紙12を介し接着される縦長で長方形の接着領域13と、この接着領域13と背中台紙7との間に介在され、裏紙12の残部、換言すれば、最後の収容トレイ21Cの裏面に対し間接的に接離可能な縦長で長方形の非接着領域14とに分割され、これら接着領域13と非接着領域14との境界には、表台紙2の開閉方向に直交する方向に指向する直線の罫線15が形成される。
【0023】
表紙11の接着領域13には裏紙12が強固に接着され、表紙11の非接着領域14には裏紙12の残部が接離可能に重ねられており、罫線15が表紙11の非接着領域14を高精度に折り曲げるよう機能する。また、裏紙12の表面には、最後の収容トレイ21Cの裏面が強固に接着される。
【0024】
複数の収容トレイ21は、それぞれ同じ大きさに形成され、背中台紙7の幅方向に重ねられて収容トレイ群20を形成する。各収容トレイ21は、例えば熱安定性に優れるポリスチレン等を使用して5mm程度の厚さを有する透明の板形に成形され、表面にDVD用の収容穴22が円形に丸く凹み形成されており、この収容穴22の周縁部には、DVD30の取り出しを容易にする略半円形の指かけ凹部23が所定の間隔をおいて複数連設される。
【0025】
収容穴22の中心部には、収容トレイ21の表面側に突出する円形の隆起領域24が形成され、この隆起領域24の中心部には、DVD30の中心孔31に嵌合する断面ハット形の被嵌合突起25が中空の円柱形に突出形成されており、この被嵌合突起25の周壁には、被嵌合突起25の変形を容易にする断面L字形のスリット26が所定の間隔をおいて複数切り欠かれる。
【0026】
収容トレイ21の四隅部付近には、有底円筒形の位置決め凸部27がそれぞれ形成され、各位置決め凸部27の底部が他の収容トレイ21の位置決め凸部27の開口部に接触することにより、複数の収容トレイ21の前後左右への位置ズレが規制される。
さらに、DVD30は、例えばポリカーボネート等を材料とした単数複数の薄い円板からなり、中心部に、押圧操作により変形可能な被嵌合突起25に嵌合する中心孔31が穿孔される。
【0027】
上記において、装飾されたブック型の収容体から任意のDVD30を取り出して映像を楽しみたい場合には、図1に示す収容体の表台紙2を開いて任意のDVD30の収容トレイ21まで収容トレイ21をめくり(図3、図4参照)、指かけ凹部23や被嵌合突起25を利用することにより、該当する収容トレイ21の収容穴22からDVD30を取り外せば、DVD30に記録された映像を楽しむことができる。
【0028】
この際、最後の収容トレイ21CからDVD30を取り出すため、最後の収容トレイ21Cの直前の収容トレイ21Bをめくると、最後の収容トレイ21Cの背中部分が傾斜しながら浮き上がって裏台紙10の表紙11に重なっていた裏紙12を起こし、裏台紙10の裏紙12に重なっていた表紙11の非接着領域14が罫線15から相対的に起きながら離れ、背中台紙7として機能することとなる。
【0029】
このようにして裏紙12から表紙11の非接着領域14が離れると、最後の収容トレイ21Cの直前の収容トレイ21Bが180°以上開放するので、DVD30の取り出しや収容に支障を来たすことが全くない(図5、図6参照)。したがって、直前の収容トレイ21Bを強くめくることにより、収容トレイ群20の背中の透明テープ28が剥げて収容トレイ21が分離したり、最後の収容トレイ21Cが裏台紙10と共に閉じてしまうのをきわめて有効に抑制防止することができる。
【0030】
次に、図7は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、カバー体1の背中台紙7、及び裏台紙10の接着領域13と非接着領域14との境界に、表台紙2の開閉方向に直交する方向に指向する直線の罫線15をそれぞれ形成するようにしている。
背中台紙7は、表紙8と裏紙9の二層構造でも良いが、屈曲を容易にする観点から裏紙9を省略した一層構造が好ましい。その他の部分に付いては、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、構成の多様化を図ることができるのは明らかである。
【0031】
なお、上記実施形態では表台紙2、背中台紙7、及び裏台紙10を二層構造に形成したが、何らこれに限定されるものではなく、表台紙2、背中台紙7、及び裏台紙10を一層構造に形成しても良い。また、裏台紙10を表紙11と裏紙12の二層構造に形成したが、何らこれに限定されるものではない。例えば、裏台紙10の裏紙12を省略し、表紙11の接着領域13に最後の収容トレイ21Cの裏面を部分的に接着しても良い。また、接着領域13と非接着領域14との境界に位置するのであれば、表台紙2の表面側に罫線15を形成しても良いし、表台紙2の裏面側に罫線15を形成しても良い。
【0032】
また、罫線15は、雌罫でも良いし、雄罫でも良い。また、複数の収容トレイ21の背中に、蝶番機能を有する透明テープ28を接着するのではなく、各種の模様の施された不透明テープ等を接着することも可能である。また、透明テープ28に伸縮性を付与して複数の収容トレイ21の開閉をさらに容易にすることもできる。さらに、被嵌合突起25の周壁に、I字形等の各種形状のスリット26を所定の間隔をおいて複数切り欠くことも可能である。さらにまた、情報記録ディスクの収容体を図示しない箱形のケースに収納するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係る情報記録ディスクの収容体の実施形態を示す表面斜視説明図である。
【図2】本発明に係る情報記録ディスクの収容体の実施形態を示す裏面斜視説明図である。
【図3】本発明に係る情報記録ディスクの収容体の実施形態における表台紙の開放状態を示す斜視説明図である。
【図4】本発明に係る情報記録ディスクの収容体の実施形態における表台紙と収容トレイの開放状態を示す斜視説明図である。
【図5】本発明に係る情報記録ディスクの収容体の実施形態における最後の収容トレイの開放状態を示す斜視説明図である。
【図6】図5の端面説明図である。
【図7】本発明に係る情報記録ディスクの収容体の第2の実施形態における表台紙と収容トレイの開放状態を示す斜視説明図である。
【図8】従来の情報記録ディスクの収容体を示す表面斜視説明図である。
【図9】従来の情報記録ディスクの収容体における表台紙と収容トレイの開放状態を示す斜視説明図である。
【図10】従来の情報記録ディスクの収容体における最後の収容トレイの開放状態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
【0034】
1 カバー体
2 表台紙
3 表紙
4 裏紙(対向面)
5 ポケット片
6 ポケット
7 背中台紙
10 裏台紙
11 表紙
12 裏紙
13 接着領域
14 非接着領域
15 罫線
20 収容トレイ群
20 収容トレイ
21A 最前の収容トレイ
21B 直前の収容トレイ
21C 最後の収容トレイ
22 収容穴
23 指かけ凹部
27 位置決め凸部
28 透明テープ
30 DVD(情報記録ディスク)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバー体に、情報記録ディスク用の収容トレイ群を被覆させ、この収容トレイ群を、情報記録ディスクを収容する複数の収容トレイを重ね揃えてその背中を連結することにより形成し、各収容トレイを開閉可能とした情報記録ディスクの収容体であって、
カバー体を、収容トレイ群の最前の収容トレイを覆う表台紙と、この表台紙の側部に屈曲可能に接続され、収容トレイ群の背中を覆う背中台紙と、この背中台紙の側部に屈曲可能に接続され、収容トレイ群の最後の収容トレイを覆う裏台紙とから形成し、裏台紙を、収容トレイ群の最後の収容トレイの裏面に接着される接着領域と、背中台紙に隣接して最後の収容トレイの裏面に対して接離可能な非接着領域とに分割し、
カバー体の背中台紙、及び又は裏台紙の接着領域と非接着領域との境界に、表台紙の開閉方向に略直交する方向に指向する罫線を形成したことを特徴とする情報記録ディスクの収容体。
【請求項2】
表台紙における収容トレイ群の最前の収容トレイに対向する対向面にポケットを形成した請求項1記載の情報記録ディスクの収容体。
【請求項3】
各収容トレイを略透明の板形に形成してその表面には情報記録ディスク用の収容穴を形成し、この収容穴の周縁部には指かけ凹部を連ねて形成した請求項1又は2記載の情報記録ディスクの収容体。
【請求項4】
各収容トレイに、隣接する他の収容トレイに接触して位置ズレを規制する位置決め凸部を形成した請求項1、2、又は3記載の情報記録ディスクの収容体。





【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−290405(P2006−290405A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−113429(P2005−113429)
【出願日】平成17年4月11日(2005.4.11)
【出願人】(000190116)信越ポリマー株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】