説明

抗原性タウペプチドおよびその使用

本開示は、タウ関連性の神経学的障害の治療において用いるための、好ましくは免疫原性担体に連結した、抗原性タウペプチドを包含する免疫原および組成物に関する。本開示はさらに、これらの免疫原および組成物を生産するための方法、ならびに医薬品におけるそれらの使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
免疫原性担体に連結した抗原性タウペプチドを包含する免疫原であって、前記抗原性タウペプチドが、配列番号4、6〜26、105および108〜112から選択されるアミノ酸配列を包含し、前記抗原性タウペプチドが、式(G)Cによって表されるリンカーによって、前記免疫原性担体に共有結合によって連結しており、前記リンカーが、前記ペプチドのC末端(ペプチド−(G)C)またはN末端(C(G)−ペプチド)にあり、nが、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である免疫原。
【請求項2】
前記抗原性タウペプチドが、配列番号4および6〜13から選択されるアミノ酸配列を包含する、請求項1に記載の免疫原。
【請求項3】
前記抗原性タウペプチドが、配列番号11で示されるアミノ酸配列から構成される、請求項2に記載の免疫原。
【請求項4】
前記抗原性タウペプチドが、配列番号14〜19から選択されるアミノ酸配列を包含する、請求項1に記載の免疫原。
【請求項5】
前記抗原性タウペプチドが、配列番号16で示されるアミノ酸配列から構成される、請求項4に記載の免疫原。
【請求項6】
前記抗原性タウペプチドが、配列番号20〜24から選択されるアミノ酸配列を包含する、請求項1に記載の免疫原。
【請求項7】
前記抗原性タウペプチドが、配列番号21で示されるアミノ酸配列から構成される、請求項6に記載の免疫原。
【請求項8】
前記抗原性タウペプチドが、配列番号105および108〜112から選択されるアミノ酸配列を包含する、請求項1に記載の免疫原。
【請求項9】
前記抗原性タウペプチドが、配列番号105で示されるアミノ酸配列から構成される、請求項8に記載の免疫原。
【請求項10】
前記免疫原性担体が、HBcAg VLP、HBsAg VLP、およびQbeta VLPから構成される群から選択されるウイルス様粒子である、請求項1から9のいずれか一項に記載の免疫原。
【請求項11】
免疫原性担体に連結した抗原性タウペプチドをそれぞれ包含する少なくとも2つの免疫原を包含する組成物であって、
a)第1の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号4および6〜13から選択されるアミノ酸配列から構成され、
b)第2の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号14〜19から選択されるアミノ酸配列から構成される
組成物。
【請求項12】
免疫原性担体に連結した抗原性タウペプチドをそれぞれ包含する少なくとも2つの免疫原を包含する組成物であって、
a)第1の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号4および6〜13から選択されるアミノ酸配列から構成され、
b)第2の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号20〜24から選択されるアミノ酸配列から構成される
組成物。
【請求項13】
免疫原性担体に連結した抗原性タウペプチドをそれぞれ包含する少なくとも2つの免疫原を包含する組成物であって、
a)第1の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号14〜19から選択されるアミノ酸配列から構成され、
b)第2の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号20〜24から選択されるアミノ酸配列から構成される
組成物。
【請求項14】
免疫原性担体に連結した抗原性タウペプチドをそれぞれ包含する少なくとも2つの免疫原を包含する組成物であって、
a)第1の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号4および6〜13から選択されるアミノ酸配列から構成され、
b)第2の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号105および108〜112から選択されるアミノ酸配列から構成される
組成物。
【請求項15】
免疫原性担体に連結した抗原性タウペプチドをそれぞれ包含する少なくとも2つの免疫原を包含する組成物であって、
a)第1の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号14〜19から選択されるアミノ酸配列から構成され、
b)第2の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号105および108〜112から選択されるアミノ酸配列から構成される
組成物。
【請求項16】
免疫原性担体に連結した抗原性タウペプチドをそれぞれ包含する少なくとも2つの免疫原を包含する組成物であって、
a)第1の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号20〜24から選択されるアミノ酸配列から構成され、
b)第2の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号105および108〜112から選択されるアミノ酸配列から構成される
組成物。
【請求項17】
第1の免疫原、第2の免疫原、第3の免疫原、および第4の免疫原から構成される群から選択される少なくとも3つの免疫原を包含する組成物であって、第1の免疫原、第2の免疫原、第3の免疫原、および第4の免疫原のそれぞれが、免疫原性担体に連結した抗原性タウペプチドを包含し、
a)第1の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号4および6〜13から選択されるアミノ酸配列から構成され、
b)第2の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号14〜19から選択されるアミノ酸配列から構成され、
c)第3の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号20〜24から選択されるアミノ酸配列から構成され、
d)第4の免疫原の抗原性タウペプチドが、配列番号105および108〜112から選択されるアミノ酸配列から構成される
組成物。
【請求項18】
請求項1から10のいずれか一項に記載の免疫原または請求項11から17のいずれか一項に記載の組成物と、薬学的に許容できる賦形剤とを包含する医薬組成物。

【図2】
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【図3】
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【図4−1】
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【図4−2】
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【図4−3】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2013−500326(P2013−500326A)
【公表日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−522292(P2012−522292)
【出願日】平成22年7月20日(2010.7.20)
【国際出願番号】PCT/IB2010/053313
【国際公開番号】WO2011/013034
【国際公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(311007693)ファイザー バクシーンズ エルエルシー (4)
【Fターム(参考)】