説明

持ち手

【課題】 持ち手を手で握ることで持ち上げたり引っ張ったりしていた。握るということで握力を、持ち上げたり引っ張ったりために腕の力をそれぞれに必要としていた。特に握力を多く必要とすることで大きな負担になっていた。
【解決手段】 図1(a)(b)に示すように、握るためのグリップ1と握った時の手の形状を保持するため手の外側に添えられるホールド部材2が設けられている。
グリップ手1とホールド部材2の間に手3の指を通し、グリップ1を手3で握るようになっていることから、握る力を緩めてもホールド部材2により握った状態を維持することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、鞄やバック、手提げ袋等の持ち運びが必要な物やドア、引き出しなどに備えられている持ち手に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の持ち手は、力を入れて握るという形状になっている。
【発明の開示】

【発明が解決しようとしている課題】
【0003】
従来の持ち手は手で握るということで握力を、引き上げもしくは引くという事から腕の力をそれぞれに必要としていた。特に持ち運ぶという行為は、長時間に渡ることも多く握力を長時間必要とすることで大きな負担になっていた。また、力尽きて落としてしまうと言う事も起きていた。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願請求項に記載の発明に係る持ち手の構造は、上記の課題を解決するため、下記の構成を有している。
(ア)手で握るグリップ部と前記グリップ部を握った時の手の形状を保持するために前記手の外側に添えられるホールド部から構成されていること。
(イ)前期ガイド部は、前記グリップ部を握った時の親指を除いた指の基節から第一関節を最低限カバーする形状になっていること。
(ロ)前期ホールド部と前記グリップ部は一体的に形成、若しくは格部材として直接、又は部材を介して結合・連結することで構成されている。
【発明の効果】
【0005】
手で握るためのグリップ部分とグリップ部を握った時の手の形状を保持するため手の外側に添えられるホールド部分から構成されていることから、手を握る力が弱くても力を緩めても、ホールド部に支えられることで手が開くことが無く握っている状態を維持することが出来るために手、腕への負担を大幅に減ずることが出来る。
【0006】
また、持ちきれなくて物を落とすことやひったくり等で他者に強引に奪われることも防ぎやすくすることが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本願発明の係る構造の形態を図に表し、その図を用いて説明する。
図1は、本願発明の構造を表しており、図1(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は所持時の正面図、(d)は側面図を表している。
【0008】
図1(a)(b)に示すように、握るためのグリップ1と握った時の手の形状を保持するため手の外側に添えられるホールド部材2が設けられている。
【0009】
図1(c)(d)に示すように、グリップ手1とホールド部材2の間に手3の指を通し、グリップ1を手3で握るようになっている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】持ち手の構造を説明するための図
【符号の説明】
【0011】
1−グリップ
2−ホールド部材
3−手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の要件を特徴とする、持ち手
(ア)手で握るグリップ部と前記グリップ部を握った時の手の形状を保持するために前記手の外側に添えられるホールド部から構成されていること。
(イ)前期ガイド部は、前記グリップ部を握った時の親指を除いた指の基節から第一関節を最低限カバーする形状になっていること。
(ロ)前期ホールド部と前記グリップ部は一体的に形成、若しくは格部材として直接、又は部材を介して結合・連結することで構成されている。

【図1】
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【公開番号】特開2012−140178(P2012−140178A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−11374(P2011−11374)
【出願日】平成23年1月5日(2011.1.5)
【出願人】(508310470)
【Fターム(参考)】