説明

按摩装置

【課題】単一の装置で回転、変位及び揉みの按摩の態様を行うことができ、全体の体積を縮小できる按摩装置を提供する。
【解決手段】装置空間23を有し、その一側に円弧状溝が設けられる外ケース20と、装置空間に収容され、収容空間を有する内ケース30と、内ケースに対して傾斜するように設けられ、回転可能な駆動シャフト41を有し、駆動シャフトは、収容空間に対向する駆動歯部を有する駆動モータ40と、内ケースの収容空間に設けられる、第1ギヤと第2ギヤと第3ギヤを含むギヤ組50と、第3ギヤシャフト531の一端に嵌め設けられる一方向軸受60と、一方向軸受の外周面に嵌め設けられ、第3ギヤシャフトに駆動され可能である駆動ギヤ70と、一端が内ケースに延びて第3ギヤシャフトの他端に嵌められ、他端が外ケースから外部に延びて按摩部に形成される按摩具80と、ねじ軸91と連動装置とを含むリニア変位ユニット90と、を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、按摩装置に関し、特に、ユーザを物理的に施療する按摩装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
国民の日常生活に圧力が存在するため、道具によりストレスを解消することが必要である。ストレスを解消する道具の一つである按摩装置には、按摩椅子又は按摩ベルトなどがある。一般的な按摩装置10は、図1に示すように、ベースプレート11を含み、ベースプレート11に駆動モータ12が設けられ、駆動モータ12の回転軸121の両側には、ギヤ13がそれぞれ噛合っている。各ギヤ13は、ベースプレート11に平行するように設けられ、それに按摩ヘッドが結合される。ギヤ13が回転しているときには、前記按摩ヘッドが駆動されて回転してユーザを按摩する。
【0003】
そのうちの一つのギヤ13はヘリカルギヤ14と噛合い、ヘリカルギヤ14が回転軸15に嵌め設けられる。ギヤ13を回転すると、ヘリカルギヤ14が連動されて回転軸15を直線に変位できる。これにより、按摩装置10の前記按摩ヘッドは回転しながら直線に変位する。このような按摩装置10によれば、按摩効果を達成できるが、二つのギヤ13の回転方向はヘリカルギヤ14の回転方向に垂直するため、按摩装置10全体の体積が大きすぎるという問題があった。
【0004】
また、一般的な按摩装置は、按摩の態様が極めて簡単であり、単一の装置によって複数の按摩の態様を行うことができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の主な目的は、単一の装置で回転、変位及び揉みの按摩の態様を行うことができ、全体の体積を縮小できる按摩装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の按摩装置によると、装置空間を有し、その一側に円弧状溝が設けられる外ケースと、装置空間に収容され、収容空間を有する内ケースと、内ケースに対して傾斜するように設けられ、回転可能な駆動シャフトを有し、駆動シャフトは、収容空間に対向する駆動歯部を有する駆動モータと、内ケースの収容空間に設けられる、第1ギヤと、第2ギヤと、第3ギヤと、を含み、第1ギヤは駆動モータの駆動シャフトの駆動歯部と噛合い、第2ギヤは第1ギヤと連接して第1ギヤと共に回転し、第3ギヤが第2ギヤと噛合い、第3ギヤシャフトが第3ギヤを挿通するギヤ組と、第3ギヤシャフトの一端に嵌め設けられる一方向軸受と、一方向軸受の外周面に嵌め設けられ、第3ギヤシャフトに駆動され可能である駆動ギヤと、一端が内ケースに延びて第3ギヤシャフトの他端に嵌められ、他端が外ケースから外部に延びて按摩部に形成され、両端の間がガイド部であり、ガイド部が外ケースの円弧状溝に収容される按摩具と、ねじ軸と、連動装置と、を含み、連動装置は、ねじ軸に回動可能に嵌め設けられ、駆動ギヤと噛合い、ねじ軸は、収容空間に収容され、両端が収容空間から外部に延び出し、外ケースに固定され、その周面に螺旋段が設けられ、連動装置は螺旋段に収容される駆動部を有するリニア変位ユニットと、を含むことを特徴とする。
【0007】
本発明の按摩装置によると、外ケースは、外上ケースと、外下ケースと、を含み、外上ケースと外下ケースを合せて装置空間が構成されることを特徴とする。
【0008】
本発明の按摩装置によると、内ケースは、内上ケースと、内下ケースと、を含み、内上ケースと内下ケースを合せて収容空間が構成されることを特徴とする。
【0009】
本発明の按摩装置によると、内ケースは、内上ケースと、内下ケースと、を含み、内上ケースと内下ケースを合せて収容空間が構成され、内ケースの内下ケースは、収容空間と連通し、斜め置き部が斜めに成形され、駆動モータが斜め置き部に固定されることを特徴とする。
【0010】
本発明の按摩装置によると、ギヤ組は、更に、第3ギヤと噛合う第4ギヤを含み、第4ギヤに第4ギヤシャフトが挿通されており、第4ギヤシャフトに按摩具が連接されることを特徴とする。
【0011】
本発明の按摩装置によると、締結具は、駆動ギヤと第3ギヤシャフトの間を挿通して、駆動ギヤと第3ギヤシャフトを締結することを特徴とする。
【0012】
本発明の按摩装置によると、駆動ギヤは駆動ヘリカル歯部を有し、連動装置は、連動ギヤと、駆動具と、規制具と、ブッシュと、を含み、連動ギヤは、貫通孔を有し、その一端にヘリカル歯部が形成され、連動ギヤの周面には、軸心が貫通孔の軸心と直交する穿孔が設けられ、貫通孔により連動ギヤがねじ軸に嵌め設けられ、連動ギヤのヘリカル歯部が駆動ギヤの駆動ヘリカル歯部と噛合い、駆動部が駆動具に成形され、駆動具は連動ギヤの穿孔に収容され、規制具は、穿孔に収容されて駆動具に押付け、ブッシュは、連動ギヤに嵌め設けられ、穿孔を覆い、駆動具と規制具との脱出を止めることを特徴とする。
【0013】
本発明の按摩装置によると、按摩具のガイド部は円形を呈することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明の按摩装置によれば、次のような効果がある。
(1)単一の装置で回転、変位及び揉みの按摩の態様を行うことができ、更に、一定の位置に固定してユーザを按摩でき、按摩の態様が極めて多い。
【0015】
(2)ギヤ組の各ギヤが内ケース内に立設され、駆動モータが傾斜するように設けられるため、ギヤ組の内ケースの体積及び幅を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】従来の按摩装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の構造を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の一部の構造の組合済み状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の組合済み状態を示す斜視図である。
【図5A】本発明の一実施例の断面図である。
【図5B】図5Aの一部を示す拡大図である。
【図6】本発明の按摩具の使用状態を示す模式図である。
【図7】本発明の一実施例の別の視点から見た断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図2乃至図7を参照する。本発明の一実施例の按摩装置は、外ケース20と、内ケース30と、駆動モータ40と、ギヤ組50と、一方向軸受60と、駆動ギヤ70と、複数の按摩具80と、リニア変位ユニット90と、を含む。
【0018】
外ケース20は、外上ケース22と、外下ケース21と、を含む。外上ケース22と外下ケース21を合せて装置空間23が構成される。外下ケース21の一側に円弧状溝211が設けられ、外上ケース22の一側に円弧状溝221が設けられる。円弧状溝211、221の両端から装置空間23までの距離は最も長い。
【0019】
内ケース30は、内上ケース32と、内下ケース31と、を含む。内上ケース32と内下ケース31を合せて収容空間33が構成される。内下ケース31は、収容空間33と連通し、斜め置き部311が斜めに成形される。外ケース20の装置空間23に内ケース30が収容される。
【0020】
駆動モータ40は、回転可能な駆動シャフト41を有し、駆動シャフト41が駆動歯部411を有する。駆動モータ40は内ケース30の斜め置き部311に固定される。これにより、駆動モータ40は内ケース30において傾斜しており、駆動シャフト41の駆動歯部411が内ケース30の収容空間33に対応する。
【0021】
ギヤ組50は、内ケース30の収容空間33内に立設され、第1ギヤ51と、第2ギヤ52と、第3ギヤ53と、第4ギヤ54と、を含む。第1ギヤ51は駆動モータ40の駆動シャフト41の駆動歯部411と噛合う。第2ギヤ52は、連接軸511によって第1ギヤ51と連接して、第1ギヤ51と共に回転する。第3ギヤ53は第2ギヤ52と噛合う。第4ギヤ54は第3ギヤ53と噛合う。第3ギヤシャフト531は第3ギヤ53を挿通する。第4ギヤシャフト541は第4ギヤ54を挿通する。
【0022】
一方向軸受60は第3ギヤシャフト531の一端に嵌め設けられる。
【0023】
駆動ギヤ70は駆動ヘリカル歯部71を有する。駆動ギヤ70は一方向軸受60に嵌め設けられる。一方向軸受60は駆動ギヤ70と第3ギヤシャフト531の間に位置する。締結具72により駆動ギヤ70と第3ギヤシャフト531が締結される。これにより、第3ギヤ53と駆動ギヤ70とは一方向軸受60に対して一方向に回転できる。
【0024】
按摩具80は、連接穴81を有し、一端が連接端82に成形され、他端が按摩部83に成形される。連接端82と按摩部83の間はガイド部84である。本実施例では、ガイド部84が円形を呈する。各按摩具80は、一端の連接端82が内ケース30に延び、連接穴81により第3ギヤシャフト531の他端と第4ギヤシャフト541とに嵌め設けられる。そうすると、各按摩具80はそれぞれ第3ギヤシャフト531及び第4ギヤシャフト541と連動する。各按摩具80のガイド部84は外ケース20の円弧状溝211に収容される。各按摩具80の他端にある按摩部83は、外ケース20から外部に延びる。
【0025】
リニア変位ユニット90は、ねじ軸91と、連動装置と、を含む。前記連動装置はねじ軸91に回動可能に嵌め設けられる。
【0026】
ねじ軸91の周面に螺旋段911が設けられる。本実施例では、螺旋段911が双方向螺旋の態様である。ねじ軸91は、収容空間33に収容され、両端が内ケース30から外部に延び出し、外ケース20の装置空間23に固定される。ねじ軸91は、軸方向に沿って延び、前記軸方向に垂直する方向が半径方向と定義される。ギヤ組50の連接軸511、第3ギヤシャフト531及び第4ギヤシャフト541は前記軸方向に沿って延びる。
【0027】
前記連動装置は、連動ギヤ92と、駆動具93と、規制具94と、ブッシュ95と、を含む。連動ギヤ92は、貫通孔921を有し、その一端にヘリカル歯部922が形成される。連動ギヤ92の周面には、軸心が貫通孔921の軸心と直交する穿孔923が設けられる。貫通孔921により連動ギヤ92がねじ軸91に嵌め設けられる。連動ギヤ92のヘリカル歯部922は駆動ギヤ70の駆動ヘリカル歯部71と噛合う。駆動具93は、駆動部931を有し、連動ギヤ92の穿孔923に収容される。これにより、駆動具93の駆動部931はねじ軸91の螺旋段911に収容される。規制具94は、穿孔923に収容されて駆動具93に押付ける。ブッシュ95は、連動ギヤ92に嵌め設けられ、穿孔923を覆い、駆動具93と規制具94との脱出を止める。
【0028】
次に、本発明の一実施例の使用状態を説明する。まず、駆動モータ51を回転して、駆動シャフト41が駆動されて、駆動シャフト41と噛合う第1ギヤ51が回転する。第2ギヤ52が第1ギヤ51と共に回転するため、第2ギヤ52が駆動されて、第2ギヤ52と噛合う第3ギヤ53が回転する。第4ギヤ54が第3ギヤ53と噛合うため、第4ギヤ54も駆動されて回転する。このとき、第3ギヤ53と第4ギヤ54とに嵌め設けられる按摩具80が回転する。ユーザに各按摩具80を押付けると、各按摩具80の回転によりユーザを按摩することができる。
【0029】
第3ギヤ53が第3ギヤシャフト531を駆動しているときには、第3ギヤシャフト531と駆動ギヤ70が締結具72で締結されるため、第3ギヤシャフト531が駆動ギヤ70を駆動して回転する。駆動ギヤ70と第3ギヤシャフト531の間に一方向軸受60が設けられるため、駆動ギヤ70と第3ギヤシャフト531とは一方向だけに回転可能である。駆動ギヤ70が回転しているときには、駆動ギヤ70と噛合う連動ギヤ92が回転して、連動ギヤ92内に設けられる駆動具93が連動ギヤ92と共に回転する。駆動具93の駆動部931がねじ軸91の螺旋段911に沿って移動し、且つ連動ギヤ92が内ケース30に収容されるため、内ケース30が駆動具93の変位による力に押えられて移動する。すなわち、内ケース30がねじ軸91に対して直線に移動する。このとき、第3ギヤシャフト531と第4ギヤシャフト541とに嵌め設けられる按摩具80は、内ケース30と共に移動する。これにより、各按摩具80は回転及びリニア変位による按摩効果をユーザに与えることができる。
【0030】
内ケース30がねじ軸91に沿って直線に移動しているときには、各按摩具80のガイド部84が外ケース20の円弧状溝211、221を移動する。図5Aに示す各按摩具80は、外ケース20の装置空間23に最も近接する箇所に位置する。内ケース30が持続に移動して円弧状溝211、221の両端に移動したときに、円弧状溝211、221の両端は各按摩具80と装置空間23の距離が最も大きい箇所である。各按摩具80のガイド部84が円弧状溝211、221内に保持されるため、各按摩具80のガイド部84により各按摩具80が装置空間23から遠く離れる。図6に示すように、内ケース30を持続に移動すると、各按摩具80は装置空間23から離れて装置空間23に近づけることを繰り返す。これにより、各按摩具80は揉み及び押圧による按摩効果をユーザに与えることができる。
【0031】
本実施例では、ねじ軸91が双方向螺旋の態様であるため、駆動モータ40を持続に回転すると、内ケース30が前記連動装置の駆動具93に駆動されてねじ軸91を双方向に移動でき、これは駆動モータ40の一方向への回転だけで達成できる。駆動モータ40を逆方向に回転すると、第3ギヤ53の第3ギヤシャフト531が一方向軸受60に挿入されて固定するため、第3ギヤ53が駆動ギヤ70を逆方向に駆動したいときに、駆動ギヤ70が逆方向に回転できない。このとき、内ケース30のねじ軸91での直線的な移動が中止し、第3ギヤ53と一方向軸受60とは駆動ギヤ70に対して空回る。そうすると、按摩具80は一定の位置に固定されてユーザを按摩する。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、按摩装置に適用することができる。
【符号の説明】
【0033】
10:按摩装置
11:ベースプレート
12:駆動モータ
14:ヘリカルギヤ
15:回転軸
20:外ケース
21:外下ケース
22:外上ケース
23:装置空間
30:内ケース
31:内下ケース
32:内上ケース
33:収容空間
40:駆動モータ
41:駆動シャフト
50:ギヤ組
51:第1ギヤ
52:第2ギヤ
53:第3ギヤ
54:第4ギヤ
60:一方向軸受
70:駆動ギヤ
71:駆動ヘリカル歯部
72:締結具
80:按摩具
81:連接穴
82:連接端
83:按摩部
84:ガイド部
90:リニア変位ユニット
91:ねじ軸
92:連動ギヤ
93:駆動具
94:規制具
95:ブッシュ
211:円弧状溝
221:円弧状溝
311:斜め置き部
411:駆動歯部
511:連接軸
531:第3ギヤシャフト
541:第4ギヤシャフト
911:螺旋段
921:貫通孔
922:ヘリカル歯部
923:穿孔
931:駆動部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置空間を有し、その一側に円弧状溝が設けられる外ケースと、
前記装置空間に収容され、収容空間を有する内ケースと、
前記内ケースに対して傾斜するように設けられ、回転可能な駆動シャフトを有し、前記駆動シャフトは前記収容空間に対向する駆動歯部を有する駆動モータと、
前記内ケースの前記収容空間に設けられる、第1ギヤと、第2ギヤと、第3ギヤと、を含み、前記第1ギヤは前記駆動モータの前記駆動シャフトの前記駆動歯部と噛合い、前記第2ギヤは前記第1ギヤと連接して前記第1ギヤと共に回転し、前記第3ギヤが前記第2ギヤと噛合い、第3ギヤシャフトが前記第3ギヤを挿通するギヤ組と、
前記第3ギヤシャフトの一端に嵌め設けられる一方向軸受と、
前記一方向軸受の外周面に嵌め設けられ、前記第3ギヤシャフトに駆動され可能である駆動ギヤと、
一端が前記内ケースに延びて前記第3ギヤシャフトの他端に嵌められ、他端が前記外ケースから外部に延びて按摩部に形成され、両端の間がガイド部であり、前記ガイド部が前記外ケースの前記円弧状溝に収容される按摩具と、
ねじ軸と、連動装置と、を含み、前記連動装置は、前記ねじ軸に回動可能に嵌め設けられ、前記駆動ギヤと噛合い、前記ねじ軸は、前記収容空間に収容され、両端が前記収容空間から外部に延び出し、前記外ケースに固定され、その周面に螺旋段が設けられ、前記連動装置は前記螺旋段に収容される駆動部を有するリニア変位ユニットと、を含むことを特徴とする按摩装置。
【請求項2】
前記外ケースは、外上ケースと、外下ケースと、を含み、
前記外上ケースと前記外下ケースを合せて前記装置空間が構成されることを特徴とする、請求項1に記載の按摩装置。
【請求項3】
前記内ケースは、内上ケースと、内下ケースと、を含み、
前記内上ケースと前記内下ケースを合せて前記収容空間が構成されることを特徴とする、請求項1に記載の按摩装置。
【請求項4】
前記内ケースは、内上ケースと、内下ケースと、を含み、
前記内上ケースと前記内下ケースを合せて前記収容空間が構成され、前記内ケースの前記内下ケースは、前記収容空間と連通し、斜め置き部が斜めに成形され、前記駆動モータが前記斜め置き部に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の按摩装置。
【請求項5】
前記ギヤ組は、更に、前記第3ギヤと噛合う第4ギヤを含み、
前記第4ギヤに第4ギヤシャフトが挿通されており、前記第4ギヤシャフトに前記按摩具が連接されることを特徴とする、請求項1に記載の按摩装置。
【請求項6】
締結具は、前記駆動ギヤと前記第3ギヤシャフトの間を挿通して、前記駆動ギヤと前記第3ギヤシャフトを締結することを特徴とする、請求項1に記載の按摩装置。
【請求項7】
前記駆動ギヤは駆動ヘリカル歯部を有し、前記連動装置は、連動ギヤと、駆動具と、規制具と、ブッシュと、を含み、
前記連動ギヤは、貫通孔を有し、その一端にヘリカル歯部が形成され、前記連動ギヤの周面には、軸心が前記貫通孔の軸心と直交する穿孔が設けられ、前記貫通孔により前記連動ギヤが前記ねじ軸に嵌め設けられ、前記連動ギヤの前記ヘリカル歯部が前記駆動ギヤの前記駆動ヘリカル歯部と噛合い、前記駆動部が前記駆動具に成形され、
前記駆動具は前記連動ギヤの前記穿孔に収容され、
前記規制具は、前記穿孔に収容されて前記駆動具に押付け、
前記ブッシュは、前記連動ギヤに嵌め設けられ、前記穿孔を覆い、前記駆動具と前記規制具との脱出を止めることを特徴とする、請求項1に記載の按摩装置。
【請求項8】
前記按摩具の前記ガイド部は円形を呈することを特徴とする、請求項1に記載の按摩装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−27538(P2013−27538A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−165354(P2011−165354)
【出願日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【出願人】(509124294)利士多国際有限公司 (1)
【氏名又は名称原語表記】ST LIFE CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】1F.,No.30,Haolai 1St St.,Dali City,Taichung County 412,Taiwan(R.O.C.)
【Fターム(参考)】