説明

排水暗渠形成装置

【課題】形成した排水暗渠内への有孔シートパイプの挿入が疎水材や排水暗渠内壁との間で摩擦にならず、いくらでも長い排水暗渠を形成することができ、また疎水材の材質を選ばない排水暗渠形成装置を提供する。
【解決手段】ブルドーザ1に固定される土切りシャンク部12と、砲弾状の暗渠穿孔部13とを備え、ブルドーザ1で土切りシャンク部12を水平方向に牽引して地中に排水暗渠を形成する排水暗渠形成装置において、ブルドーザ1に、平面状の有孔シートの巻き付け機11を設け、土切りシャンク部12に、巻き付け機11から土切りシャンク部12の長手方向に沿ってほぼ鉛直方向に繰り出される平面状の有孔シートをU字状に曲げるU字成形ガイドを設け、暗渠穿孔部13に、U字成形ガイド18によりU字状に曲げられた有孔シートを一旦平面状に戻した後、向きがほぼ水平方向に方向を変えられた有孔シートをパイプ状に成形するパイプ成形器15を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、湿田などの高湿地において、その地中に水はけ用の暗渠を形成する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
湿田などの高湿地の排水性を向上させるため、排水暗渠形成装置を用いて地中に暗渠を形成することが行われている。
【0003】
例えば特許文献1には、ブルドーザの後方に、垂直状態に保持された土切りシャンクおよび同土切りシャンクの下端に設けられた砲弾状の暗渠穿孔具と、籾殻ホッパと、コルゲートパイプ(屈曲自在な蛇腹状パイプ)を巻き取る巻き取り枠を備えた排水暗渠形成装置が開示されている。この装置では、暗渠穿孔具を下にして土切りシャンクの下半部を地中に突き立てた状態でブルドーザを前進させ暗渠穿孔具を水平方向に牽引していくことによって地中に排水暗渠を形成するとともに、その排水暗渠にコルゲートパイプを埋設しながら、コルゲートパイプの周囲の排水暗渠に籾殻を充填する。コルゲートパイプには小穴が多数設けられており、排水暗渠の周囲の水を、籾殻を介してコルゲートパイプ内に導入し、コルゲートパイプ内部を伝って排水口に排水するというものである。
【0004】
特許文献1のコルゲートパイプに代えて、合成樹脂製の有孔シートをパイパーと呼ばれるパイプ成形器で円筒状に丸め、有孔シートの幅方向の端部に形成した爪と切り込みを嵌め込んでパイプにする装置を畦の端部に設け、パイプになった有孔シートの先端を暗渠穿孔具で引っ張りながら、形成した排水暗渠内に有孔パイプを敷設する排水暗渠形成装置が提案されている(例えば、特許文献2〜4参照)。
【0005】
これらの特許文献2〜4に開示された排水暗渠形成装置においては、疎水材として排水暗渠内へ充填される籾殻はホッパ内に収容され、排水暗渠形成作業の進行に伴なってホッパから順次繰り出し装置で繰り出され所定の搬送路を経由して排水暗渠内へ落とし込まれるだけであるため、排水暗渠内への籾殻の送給が連続的に行われず、搬送路の途中に詰まったり途切れたりすることがある。このため、排水暗渠内に籾殻が十分に充填されず、充填ムラや空洞などが生じることがある。
このように排水暗渠内への籾殻の充填が不完全であると、排水暗渠としての機能が低下し、所期の排水効果が得られない。
【0006】
このような問題点を解決するために、本出願人は先に、特許文献5に示すような排水暗渠形成装置を開示した。これは、図7の側面図および図8の概略図に示すように、ブルドーザ31に取り付けて使用される排水暗渠形成装置32は、垂直状態に保持された土切りシャンク33と、土切りシャンク33の下端に設けられた砲弾状の暗渠穿孔具34と、土切りシャンク33および暗渠穿孔具34に設けられた疎水材の搬送路35と、高圧空気発生機36と、疎水材である籾殻を収容するホッパ37と、ホッパ37の排出口と搬送路35との間に連通状態に配置された気体流発生器38を備え、高圧空気発生機36から気体流発生器38へ高圧空気を送給するための送気管39が設けられている。気体流発生器38の拡大断面図を図9に示す。
【0007】
排水暗渠形成装置32の固定装置40とブルドーザ31の車体とは、平行リンク41によって連結されており、昇降シリンダ42によって昇降駆動される。暗渠側溝を形成する始端部である畦46のピット47の部分には、シートパイプとなる前の合成樹脂製シートが巻き取られた巻き取り機48と、巻き解かれた合成樹脂製シートをパイプ状に折り曲げるパイプ成形器49が設置されており、その先端は、暗渠穿孔具34に固定されている。
【0008】
この排水暗渠形成装置を用いて排水暗渠を施工するには、暗渠穿孔具32を下にして土切りシャンク33の下半部を地盤に突き立てた状態にして、ブルドーザ31を前進させることにより、地盤中に排水暗渠を形成していくとともに、ホッパ37内から気体流発生器38および搬送路35を経由して送給される籾殻43を排水暗渠内に充填する。
【0009】
この装置によれば、土中に形成された排水暗渠内への疎水材充填をスムーズかつ確実に行うことのできる排水暗渠形成装置を提供することができる。
【0010】
さらに本出願人は、あぜ道がある場合でも、Uターンすることなく圃場の排水暗渠の施工ができる排水暗渠形成装置を特許文献6として提案した。これは、図7に示すように、土切りシャンク33を着脱自在に固定する固定装置40’をブルドーザ31の前方にも設け、暗渠側溝を形成する終端部である畦道の手前までは土切りシャンク32をブルドーザ31の後部の固定装置40に固定した状態で施工し、畦道の手前で土切りシャンク32をブルドーザ31から切り離した後、ブルドーザ31を直線的にバックさせ、ブルドーザ31の前部の固定装置40’に土切りシャンク32を固定し、そこからブルドーザ31を前進させることにより、畦道まで排水暗渠を施工することができるようにしたものである。
【0011】
【特許文献1】特開昭56−156310号公報
【特許文献2】実開平5−38026号公報
【特許文献3】実開平5−38027号公報
【特許文献4】特開平10−219664号公報
【特許文献5】特開2002−167743号公報
【特許文献6】特開2003−227172号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
上述したように、特許文献1においては、排水暗渠に埋設する排水パイプとしてコルゲートパイプを用い、ブルドーザに設置した巻き取り枠から巻き解かれたコルゲートパイプを暗渠穿孔具から籾殻とともに、穿孔した排水暗渠に埋設することとしているため、多少コルゲートパイプの径が圧縮された状態で巻き取り枠に巻き取られたとしても、非常に巻き取り径が大きくなり、運搬にもセッティングにも取り扱いが面倒である。
【0013】
特許文献2〜6では、有孔シートパイプを用いたものが示されており、巻き取り枠にはフラットな状態で巻かれるため、巻き径がそれほど太くならず、それほど取り扱いは面倒ではないというメリットがある。
【0014】
しかしながら、有孔シートパイプを暗渠穿孔具で暗渠内を引っ張りながら巻き取り機から引き出すと、暗渠の内壁である泥土との摩擦や、暗渠内に充填される籾殻との摩擦が避けられない。有孔シートパイプの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等の摩擦が小さなものが使用されるが、それにしても、排水暗渠の長さが長くなると、排水暗渠内を暗渠穿孔具で引っ張る力が次第に大きくなり、余り強い力で引っ張ると有孔シートパイプが破断することになる。近年では、面積が広い農地では100m以上の排水暗渠を形成することが要求されており、従来の装置では対応が困難である。
【0015】
さらに、疎水材として籾殻の入手が困難である場合、同じ疎水材として人工ゼオライトやポーラスな粒状体を用いることが検討されているが、これを、有孔シートパイプを用いた従来の施工方法で採用すると、なおさら有孔シートパイプと疎水材との摩擦が大きくなるため、適用することができない。
【0016】
そこで本発明は、有孔シートパイプを用いた排水暗渠形成装置において、形成した排水暗渠内への有孔シートパイプの挿入が疎水材や排水暗渠内壁との間で摩擦にならず、いくらでも長い排水暗渠を形成することができ、また疎水材の材質を選ばない排水暗渠形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
前記課題を解決するため、本発明の第1の構成は、走行装置に固定される土切りシャンクと、この土切りシャンクの下端に設けられた砲弾状の暗渠穿孔部とを備え、前記走行装置で前記土切りシャンクを水平方向に牽引して地中に排水暗渠を形成する排水暗渠形成装置において、前記走行装置に、平面状の有孔シートを巻き付ける巻き付け機を設け、前記暗渠穿孔部に、前記有孔シートをパイプ状に成形するパイプ成形器を設けたことを特徴とする。
【0018】
この第1の構成においては、平面状の有孔シートを巻き付ける巻き付け機を、従来の畦のピットの部分に設けるのではなく、走行装置側に設ける。そうすると、走行装置を走行させながら排水暗渠を形成していくとき、走行距離と同じ長さで有孔シートをパイプ状に成形して排水暗渠に送り出していくと、有孔シートパイプを排水暗渠内で引っ張ることがないので、抵抗とならない。
【0019】
本発明の第2の排水暗渠形成装置は、前記走行装置から供給される疎水材を、前記土切りシャンクおよび前記暗渠穿孔部に設けられた疎水材搬送路を経由して前記排水暗渠内に充填させる手段を設けたものである。これにより、疎水材の排水暗渠内への供給を円滑に行うことができる。疎水材としては、従来より使用されている籾殻のほか、従来では有孔シートパイプの移動の際に抵抗となった人工ゼオライトやポーラス(多孔質)な無機質素材、有機質素材を使用することができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、走行装置に、平面状の有孔シートを巻き付ける巻き付け機を設け、
前記暗渠穿孔部に、前記有孔シートをパイプ状に成形するパイプ成形器を設けたことにより、形成した排水暗渠内への有孔シートパイプの挿入が疎水材や排水暗渠内壁との間で摩擦にならず、いくらでも長い排水暗渠を形成することができ、また疎水材の材質を選ばないため、入手が難しくなっている籾殻以外の疎水材を使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態1を、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る排水暗渠形成装置を示す側面図、図2は、本発明の実施の形態1に係る排水暗渠形成装置の要部拡大図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。また、図3は図2(a)のA部断面図、図4は図2(a)のB部断面図、図5は図2(a)のC部断面図である。
【0022】
これらの図において、走行車両としてのブルドーザ1の後部に設けられた昇降リンク機構3および油圧シリンダ4からなる後部固定装置2には、排水暗渠形成装置本体(以下、「本体」と略称する。)10が取り付けられており、この本体10には、平面状の有孔シートが巻き取られた巻き取り機11と、土切りシャンク部12と、暗渠穿孔部13が設けられている。暗渠穿孔部13の前方には砲弾状の穿孔ヘッド14が交換可能に取り付けられている。また、ブルドーザ1には、疎水材貯留ホッパ5と空気圧縮機6が設けられている。ブルドーザ1の前方には、本体10を持ち替えるための前方固定装置7が設けられている。
【0023】
図2によく示されているように、本体10には、巻き取り機11に巻き取られた有孔シートを暗渠穿孔部13に設けられたパイプ成形器15まで案内するガイドローラ16が複数設けられており、パイプ成形器15の出口で有孔シートの幅方向の両側に形成された爪と切り込みを嵌め込んで永久的にパイプ状に成形し、排水暗渠に送り込む。
【0024】
平面状の有孔シートを土切りシャンク部12に送り込むとき、平面のままでは土切りシャンク部12の幅が非常に大きくなり、埋め戻し工程が増加する。またブルドーザ1にとって走行抵抗が大きくなる。そこで、土切りシャンク部12の内部に縦方向に設けたU形ガイドパイプ18により有孔シートをU字状に曲げて幅を狭くする。U字状に曲げられた有孔シートはそのままでは直角方向に方向転換できないので、暗渠穿孔部13の前方のガイドローラ16で一旦平面状に戻した後、パイプ成形器15でパイプ状に成形する。
【0025】
本体10には、疎水材貯留ホッパ5から排出され、空気圧縮機6により圧送される疎水材を搬送する搬送路19が設けられており、土切りシャンク部12で形成した排水暗渠内に暗渠穿孔部13の後方から疎水材を供給する。なお、図中、12aは土切りシャンク部12の前方に設けられたブレード、20は巻き取り機11の状態を点検するための点検窓、21は土切りシャンク部12の内部状態を点検するための点検窓、22はパイプ成形器15の動作状態を監視する監視カメラ、23は疎水材の供給状況を監視する監視カメラ、24は排水暗渠に勾配を付ける場合などにレベルを測定するレベル測定機構、25は排水暗渠内に充填された疎水材、26は畦、27は有孔シートパイプの基端部を畦26のピット部に固定するアンカー止めである。
【0026】
次に、本実施の形態1に係る排水暗渠形成装置による排水暗渠形成方法を、図1を参照して説明する。
【0027】
まず、ブルドーザ1の後方に本体10を取り付けた状態で後部固定装置2を上昇させ、畦26近くの排水暗渠施工始端部であるピットに移動する。その状態で後部固定装置2を、排水暗渠を掘削する深さに合わせて下降させ、また有孔シートパイプ17の先端を繰り出してアンカー止め27により畦のピット部に固定する。
【0028】
この状態でブルドーザ1を前方に前進させることにより、地盤中に排水暗渠を形成していくとともに、本体10内の巻き取り機11から繰り出される有孔シートをパイプ成形器15により有孔シートパイプ17として排水暗渠内に送り込む。同時に、疎水材貯留ホッパ5内から排出される疎水材25を空気圧縮機6で圧送し、搬送路19を経由して、排水暗渠内の有孔シートパイプ17の周囲の空洞部に充填する。
【0029】
途中で巻き取り機11に巻き取られた有孔シートが無くなれば、新しい有孔シートを継ぎ足すことにより、いくらでも長い排水暗渠を形成することができる。
【0030】
次に、本発明の実施の形態2を、図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る排水暗渠形成装置の要部拡大図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。
【0031】
本実施の形態2が、上述の実施の形態1と異なるところは、実施の形態1では巻き取り機11の回転軸をブルドーザ1の進行方向に対して直交するように配置したのに対し、実施の形態2では、巻き取り機28の回転軸をブルドーザ1の進行方向と同じ方向とした点である。
【0032】
この実施の形態2では、図6に示すように、排水暗渠形成装置本体10の内部に、巻き取り機28に巻き取られた平面状の有孔シートを、土切りシャンク部12の中央部までガイドローラ16で案内し、有孔シートを本体10の進行方向と同じ向きの平面のまま、土切りシャンク部12内部に供給する。有孔シートが暗渠穿孔部13に達したところで、方向転換ローラ29で有孔シートの向きを幅方向が垂直になるように方向変換し、横向きに設けられたパイプ成形器15の出口で、有孔シートの幅方向の両側に形成された爪と切り込みを嵌め込んで永久的にパイプ状に成形し、排水暗渠に送り込む。
【0033】
実施の形態2では、有孔シートが平面のまま土切りシャンク部12に送り込まれるので、土切りシャンク部12の幅を小さくでき、ブルドーザの走行抵抗を小さくすることができる。その他の構成は、実施の形態1と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
本実施の形態2の排水暗渠形成装置のその他の構成、および同排水暗渠形成装置による排水暗渠形成方法は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、形成した排水暗渠内への有孔シートパイプの挿入が疎水材や排水暗渠内壁との間で摩擦にならず、いくらでも長い排水暗渠を形成することができ、また疎水材の材質を選ばない排水暗渠形成装置として、農業の分野において利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態1に係る排水暗渠形成装置を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る排水暗渠形成装置の要部拡大図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。
【図3】図2(a)のA部断面図である。
【図4】図2(a)のB部断面図である。
【図5】図2(a)のC部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る排水暗渠形成装置の要部拡大図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。
【図7】従来の排水暗渠形成装置を示す側面図である。
【図8】従来の排水暗渠形成装置を示す概略図である。
【図9】従来の排水暗渠形成装置における気体流発生器の拡大断面図である。
【符号の説明】
【0037】
1 ブルドーザ
2 後部固定装置
3 昇降リンク機構
4 油圧シリンダ
5 疎水材貯留ホッパ
6 空気圧縮機
7 前方固定装置
10 排水暗渠形成装置本体(本体)
11 巻き取り機
12 土切りシャンク部
12a ブレード
13 暗渠穿孔部
14 穿孔ヘッド
15 パイプ成形器
16 ガイドローラ
17 有孔シートパイプ
18 U形ガイドパイプ
19 搬送路
20,21 点検窓
22,23 監視カメラ
24 レベル測定機構
25 疎水材
26 畦
27 アンカー止め
28 巻き取り機
29 方向転換ローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行装置に固定される土切りシャンクと、この土切りシャンクの下端に設けられた砲弾状の暗渠穿孔部とを備え、前記走行装置で前記土切りシャンクを水平方向に牽引して地中に排水暗渠を形成する排水暗渠形成装置において、
前記走行装置に、平面状の有孔シートを巻き付ける巻き付け機を設け、
前記暗渠穿孔部に、前記有孔シートをパイプ状に成形するパイプ成形器を設けたことを特徴とする排水暗渠形成装置。
【請求項2】
前記走行装置から供給される疎水材を、前記土切りシャンクおよび前記暗渠穿孔部に設けられた疎水材搬送路を経由して前記排水暗渠内に充填させる手段を設けた請求項1記載の排水暗渠形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−162357(P2007−162357A)
【公開日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−360798(P2005−360798)
【出願日】平成17年12月14日(2005.12.14)
【出願人】(000141956)株式会社コプロス (18)