説明

排水管継手

【課題】本発明は、既存の排水管継手をコンクリートスラブから引き抜いた後の貫通孔を利用して新たな排水管継手を設置できるようにし更新工事が大掛かりにならないようにする。
【解決手段】本発明に係る排水管継手は、上階の排水立て管が接続される上部受け口を備え、平面真円形に形成された上側胴部34と、上側胴部34よりも小径の平面真円形に形成されて、その上側胴部と同軸に設けられており、下階の排水立て管が接続される下側接続部36と、上側胴部34と下側接続部36との間で平面長円形の漏斗状に形成されて、傾斜した外周面35sを備える中央胴部35とを有しており、中央胴部35は、既存の排水管継手をコンクリートスラブから引き抜いた後の貫通孔に挿通可能に構成されて、その中央胴部35の傾斜した外周面35sが前記貫通孔の傾斜した内周面に当接して下方から支えられる構成であり、中央胴部35の内側に、流下する排水を旋回させる羽根37が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、集合住宅の上階と下階とを仕切るコンクリートスラブに平面長円形の漏斗状に形成された排水管継手の胴部が挿通されている既存の排水設備の更新に使用される排水管継手に関する。
【背景技術】
【0002】
図5には、築20年を超える中層の集合住宅において多く使用されている排水設備100の側面図が記載されている。前記排水設備100は、高さ方向に延びる排水立て管102と、各階に設けられた排水横枝管(図示省略)と、上階と下階の排水立て管102を接続するとともに、上階の排水横枝管を排水立て管102に接続するための排水管継手120とを備えている。前記排水管継手120は、上階の排水立て管102から流下する排水を横方向(図では左方向)に曲げることで減速させ、胴部122の左側を流下させた後、下階の排水立て管102に導けるように構成されている。そして、胴部122の右側に前記排水横枝管からの排水が導かれるようになっている。これにより、上階の排水立て管102から流下する排水と、前記排水横枝管から流入する排水とが干渉し難くなる。
上記排水管継手120では、上階の排水立て管102の排水を胴部122の左側、前記排水横枝管の排水を胴部122の右側に導く構成のため、胴部122は平面長円形に形成されており、その胴部122の下部は平面長円形の漏斗状に形成されている。そして、排水管継手120の胴部122の下部が集合住宅の上階と下階とを仕切るコンクリートスラブCに挿通されている。
ここで、胴部122の片側に上階の排水立て管102の排水を導き、胴部122の別の側に前記排水横枝管の排水を導く構成の排水管継手が特許文献1に記載されている。
【0003】
上記した排水設備100を更新する場合には、先ず、既存の排水立て管102と排水横枝管とを切断して撤去した後、既存の排水管継手120とコンクリートスラブCとの間を埋めるモルタルMを破壊して既存の排水管継手120とを撤去する。次に、新たな排水管継手(図示省略)の胴部の外径寸法に合わせ、既存の貫通孔CHの位置に新たな大径の貫通孔を形成する。そして、新たに形成した貫通孔を利用して新たな排水管継手をセットし、この排水管継手を使用して新たな排水立て管及び排水横枝管を配管する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−50460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記した排水設備100の更新方法では、既存の排水管継手120とコンクリートスラブC間を埋めるモルタルMを破壊してその排水管継手120を撤去した後、コンクリートスラブCに新たな大径の貫通孔を形成する必要がある。このため、更新工事が大掛かりになるとともに、振動、騒音、粉塵が発生する。また、貫通孔の開口時における泥水等の処理、養生が必要である。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明の技術的課題は、既存の排水管継手をコンクリートスラブから引き抜いた後の貫通孔を利用して新たな排水管継手を設置できるようにし、更新工事が大掛かりにならないようにするとともに、振動、騒音、粉塵が発生しないようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、集合住宅の上階と下階とを仕切るコンクリートスラブに平面長円形の漏斗状に形成された排水管継手の胴部が挿通されている既存の排水設備の更新に使用される排水管継手であって、上階の排水立て管が接続される上部受け口を備え、平面真円形に形成された上側胴部と、前記上側胴部よりも小径の平面真円形に形成されて、その上側胴部と同軸に設けられており、下階の排水立て管が接続される下側接続部と、前記上側胴部と前記下側接続部との間で平面長円形の漏斗状に形成されて、傾斜した外周面を備える中央胴部とを有しており、前記中央胴部は、既存の排水管継手を前記コンクリートスラブから引き抜いた後の貫通孔に挿通可能に構成されて、その中央胴部の傾斜した外周面が前記貫通孔の傾斜した内周面に当接して下方から支えられる構成であり、前記中央胴部の内側には、流下する排水を旋回させるための羽根が設けられていることを特徴とする。
【0008】
本発明によると、排水管継手の中央胴部は、既存の排水管継手をコンクリートスラブから引き抜いた後の平面長円形の漏斗状に形成された貫通孔に挿通可能に構成されて、その中央胴部の傾斜した外周面が前記貫通孔の傾斜した内周面に当接して下方から支えられるように構成されている。即ち、既存の排水管継手をコンクリートスラブから引き抜いた後の貫通孔を利用して新たな排水管継手を設置できるようになる。
これにより、モルタルを破壊したり、既存の貫通孔の位置に大径の貫通孔を空け直す必要がなくなるため、その分だけ更新作業工数を削減できるとともに、振動や騒音が小さく、粉塵や開口時の泥水の処理、養生が不要となる。
また、排水管継手の中央胴部の内側には、流下する排水を旋回させるための羽根が形成されているため、流下する排水を旋回により減速させて、排水効率を向上させることができる。このため、既存の排水管継手と比べて排水性能が低下しない。
【0009】
請求項2の発明によると、羽根は、平面長円形に形成された中央胴部の長手方向における端部に設けられていることを特徴とする。
このため、羽根の突出端から中央胴部の中心までの寸法を比較的大きく設定することができ、排水管継手の中心の通気部分を良好に確保できるようになる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、既存の排水管継手をコンクリートスラブから引き抜いた後の貫通孔を利用して新たな排水管継手を設置できるようになり、更新工事が大掛かりにならず、また、振動、騒音、粉塵が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態1に係る排水管継手を使用した集合住宅の排水設備の更新方法を表す側面(A図、B図)である。
【図2】本発明の実施形態1に係る排水管継手の下胴本を表す縦断面図(A図)、平面図(B図)、A図のC−C矢視図(C図)、及び中央胴部の平断面図(D図)である。
【図3】前記排水管継手と既存の排水管継手との大きさを比較した状態を表す正面図(A図)、側面図(B図)である。
【図4】既存の排水管継手を撤去する際の側面図(A図)、前記排水管継手の撤去後の貫通孔を表す縦断面図(B図)、及び前記貫通孔の平面図(C図)である。
【図5】従来の排水設備を表す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
[実施形態1]
以下、図1〜図4に基づいて本発明の実施形態1に係る排水管継手20及びこの排水管継手20を使用した排水設備10の更新方法について説明する。
<排水管継手20について>
本実施形態に係る排水管継手20は、図5に示す旧式の排水設備100を更新する際に使用される継手であり、既存の排水管継手120をコンクリートスラブCの貫通孔CHから引き抜いた後、その貫通孔CHにセットできるように構成されている。
本実施形態に係る排水管継手20は、図1に示すように、上下分割式の胴部を備えており、その胴部が略円筒状の上胴体22と下胴体30とから構成されている。上胴体22は下端位置に下部フランジ29を備えており、下胴体30はその上端位置に上部フランジ31を備えている。そして、上胴体22の下部フランジ29と下胴体30の上部フランジ31とがパッキン(図示省略)を介して連結されることで、上胴体22と下胴体30とが水密な状態で同軸に連結される。
上胴体22の上端部には、図1に示すように、排水立て管12(耐火二層管)の内管11の下端挿し口11sが挿入接続される上部受け口24が形成されている。上部受け口24の内側には、排水立て管11の下端挿し口11sと上部受け口24間を水密な状態でシールする略筒状のシール材(図示省略)が嵌め込まれている。
また、上胴体22は、上部受け口24よりも下側の位置が若干拡径されており、その拡径部分の側面に汚水用の排水横枝管(図示省略)が挿入接続される上部横枝管受け口25が横向きに形成されている。上部横枝管受け口25の内側には、前記汚水用の排水横枝管の挿し口と上部横枝管受け口25間を水密な状態でシールする略筒状のシール材(図示省略)が嵌め込まれている。
【0013】
排水管継手20の下胴体30は、図2(A)に示すように、上側胴部34と、中央胴部35と、下側接続部36とから構成されている。下胴体30の上側胴部34は、上胴体22の拡径部分と等しい径寸法に設定されており、その側面に雑排水用の排水横枝管(図示省略)が挿入接続される下部横枝管受け口32が横向きに形成されている。また、上側胴部34の内周面34eには、下部横枝管受け口32の上側に、流下する排水を下部横枝管受け口32の開口部分に流入させないように庇部38が設けられている。
上側胴部34は、図2(B)に示すように、内径R0の真円状に形成されており、内径R1の真円状に形成された小径の下側接続部36と同軸に位置決めされている(R1<R0)。
【0014】
中央胴部35は、図2(B)の太線で示すように、下部横枝管受け口32の軸方向(左右方向)に長く形成された平面長円形の胴部であり、図1(B)に示すように、既存の排水管継手120を引き抜いた後のコンクリートスラブCの貫通孔CHに挿入可能なように構成されている。
中央胴部35は、図2(D)に示すように、半円筒形の胴部右側351と、同じく半円筒形の胴部左側352と、胴部右側351と胴部左側352をつなぐ平壁部354とから構成されている。そして、半円筒形の胴部右側351が下側接続部36と同軸(中心O)に位置決めされて等しい内径R1に設定されている。また、半円筒形の胴部左側352は、胴部右側351と等しい径寸法(=R1)で中心Oxの位置が胴部右側351の中心Oから左に寸法(R0−R1)だけずれて位置決めされている。即ち、中央胴部35の胴部左側352の外周面左端位置が、上側胴部34の外周面左端位置と連続するようになる(図2(A)参照)。
さらに、中央胴部35の下部では、胴部右側351と胴部左側352をつなぐ平壁部354の長さ寸法(左右寸法)が下端に近づくにつれて徐々に減少し、胴部左側352が胴部右側351に近づくようになる。これにより、中央胴部35の下部では、胴部左側352の位置に傾斜した外周面35s(以下、傾斜外周面35sという)(図2(A)参照)が形成される。そして、中央胴部35の下端位置では、胴部左側352と胴部右側351とが直接的に接続されて真円になり、下側接続部36に接続される。即ち、中央胴部35の下部は、平面長円形の漏斗状に形成されて下側接続部36に接続されるようになる。
ここで、中央胴部35の下部に設けられた傾斜外周面35sの傾きは、図4、図5に示す既存の排水管継手120の胴部122に形成された傾斜外周面122sの傾き(貫通孔CHの傾斜した内周面Hsの傾き)と等しい値に設定されている。
【0015】
中央胴部35の胴部左側352の内周面35e(下部横枝管受け口32と対向する側の内周面35e)には、流下する排水を、図2(B)において左旋回させる扇形の羽根37が設けられている。ここで、下胴体30の軸線に対する羽根37の傾きθは、θ=30°に設定されている。
下側接続部36は、図1(B)に示すように、下階の排水立て管12の上部受け口12uに挿入接続される直管挿し口であり、排水管継手20がコンクリートスラブCの貫通孔CHにセットされた状態で、そのコンクリートスラブCから下方に突出するように構成されている。
また、排水管継手20の下側接続部36は、既存の排水管継手120の直管部124(図4(A)参照)よりも若干小さい径寸法に設定されている。
ここで、前記排水管継手20の上胴体22、及び下胴体30の上側胴部34が本発明の上側胴部に相当する。
【0016】
<排水設備100の更新方法について>
次に、図5に示す排水設備100を上記した排水管継手20を利用して更新する手順について説明する。
先ず、図5においてコンクリートスラブCの上側と下側とで既存の排水立て管102及び排水横枝管(図示省略)を切断し、その切断した既存の排水立て管102等を撤去する。次に、図4(A)に示すように、既存の排水管継手120を油圧ジャッキ等(図示省略)を利用して引き抜いて撤去する。これにより、コンクリートスラブCには、図4(B)(C)に示すように、前記排水管継手120の胴部122の下部と等しい形状、即ち、平面長円形の漏斗状に形成された貫通孔CHが残される。
このようにして、既存の排水立て管102等、及び排水管継手120が撤去されると、図1(A)に示すように、下階の排水立て管12が設置された状態で、新たな排水管継手20がコンクリートスラブCの貫通孔CHにセットされる。
【0017】
前述のように、排水管継手20の下側接続部36は、既存の排水管継手120の直管部124よりも若干小さい径寸法に設定されているため、既存の排水管継手120の直管部124が引き抜かれた後の貫通孔CHの開孔Hh(図4(B)(C)参照)に排水管継手20の下側接続部36を通すことが可能である。また、排水管継手20の中央胴部35に設けられた傾斜外周面35sの傾きは、既存の排水管継手120の胴部122に形成された傾斜外周面122sの傾きと等しい値に設定されているため、その中央胴部35の傾斜外周面35sを貫通孔CHの傾斜した内周面Hs(傾斜内周面Hs)で支えられるようになる。
このため、排水管継手20の下側接続部36を貫通孔CHの開孔Hhに通し、中央胴部35を貫通孔CHに挿入して、その中央胴部35の傾斜外周面35sを貫通孔CHの傾斜内周面Hsに当接させた状態で、図1(B)に示すように、排水管継手20はコンクリートスラブCの貫通孔CHにセットされる。ここで、排水管継手20がコンクリートスラブCの貫通孔CHにセットされる際に、その排水管継手20の下側接続部36は先に設置されている下階の排水立て管12の上部受け口12uに水密に挿入接続される。
このようにして、排水管継手20がコンクリートスラブCの貫通孔CHにセットされると、次に、上階の排水立て管12の下端挿し口11sが排水管継手20の上部受け口24に挿入接続され、さらに上階の排水横枝管(図示省略)が排水管継手20の上部横枝管受け口25、下部横枝管受け口32に挿入接続される。
図3(A)(B)は、既存の排水管継手120と更新後の排水管継手20との大きさを比較した正面図、側面図を表している。本実施形態に係る排水管継手20によると、排水を横に曲げずに真っ直ぐ流下させることができるため、既存の排水管継手120と比較して胴部を大幅に小型化できる。
【0018】
<本実施形態に係る排水管継手20の長所について>
本実施形態に係る排水管継手20によると、下胴体30の中央胴部35は、既存の排水管継手120をコンクリートスラブCから引き抜いた後の平面長円形の漏斗状に形成された貫通孔CHに挿通可能に構成されて、その中央胴部35の傾斜外周面35sが前記貫通孔CHの傾斜内周面Hsに当接して下方から支えられるように構成されている。即ち、既存の排水管継手120をコンクリートスラブCから引き抜いた後の貫通孔CHを利用して新たな排水管継手20を設置できるようになる。
これにより、モルタルを破壊したり、既存の貫通孔CHの位置に大径の貫通孔を空け直す必要がなくなるため、その分だけ更新作業工数を削減できるとともに、振動や騒音が小さく、粉塵や開口時の泥水の養生が不要となる。
また、排水管継手20の中央胴部35の内側には、流下する排水を旋回させるための羽根37が形成されているため、流下する排水を旋回により減速させて、排水効率を向上させることができる。このため、既存の排水管継手120と比べて排水性能が低下しない。
さらに、羽根37は、平面長円形に形成された中央胴部35の長手方向における端部(左端部)に設けられているため、羽根37の突出端から中央胴部35の中心までの寸法を比較的大きく設定することができ、排水管継手20の中心の通気部分を良好に確保できるようになる。
【0019】
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、上胴体22と、下胴体30とから構成される上下分割式の排水管継手20において、下胴体30に上側胴部34、中央胴部35及び下側接続部36を形成する例を示した。しかし、胴部を上下一体式にして、その胴部に上側胴部34、中央胴部35及び下側接続部36を形成することも可能である。
また、本実施形態では、排水管継手20の中央胴部35に設けられた傾斜外周面35sの傾きを貫通孔CHの傾斜内周面Hsの傾きに等しくする例を示した。しかし、貫通孔CHの傾斜内周面Hsで排水管継手20の傾斜外周面35sを支持できる構成であれば、両者35s,Hsの傾きが多少異なっていても問題はない。
また、流下する排水を旋回させるための羽根37の傾きθを軸心に対して30°に設定する例を示したが、傾斜角度θを30°±5°に設定することも可能である。
【符号の説明】
【0020】
22・・・・上胴体(上側胴部)
30・・・・下胴体
34・・・・上側胴部
35・・・・中央胴部
35s・・・傾斜外周面(傾斜した外周面)
36・・・・下側接続部
37・・・・羽根
CH・・・・貫通孔
Hs・・・・傾斜内周面(傾斜した内周面)
θ・・・・・傾斜角度


【特許請求の範囲】
【請求項1】
集合住宅の上階と下階とを仕切るコンクリートスラブに平面長円形の漏斗状に形成された排水管継手の胴部が挿通されている既存の排水設備の更新に使用される排水管継手であって、
上階の排水立て管が接続される上部受け口を備え、平面真円形に形成された上側胴部と、
前記上側胴部よりも小径の平面真円形に形成されて、その上側胴部と同軸に設けられており、下階の排水立て管が接続される下側接続部と、
前記上側胴部と前記下側接続部との間で平面長円形の漏斗状に形成されて、傾斜した外周面を備える中央胴部とを有しており、
前記中央胴部は、既存の排水管継手を前記コンクリートスラブから引き抜いた後の貫通孔に挿通可能に構成されて、その中央胴部の傾斜した外周面が前記貫通孔の傾斜した内周面に当接して下方から支えられる構成であり、
前記中央胴部の内側には、流下する排水を旋回させるための羽根が設けられていることを特徴とする排水管継手。
【請求項2】
請求項1に記載された排水管継手であって、
前記羽根は、平面長円形に形成された中央胴部の長手方向における端部に設けられていることを特徴とする排水管継手。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2012−21540(P2012−21540A)
【公開日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−157773(P2010−157773)
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【出願人】(390013516)株式会社小島製作所 (19)
【Fターム(参考)】