説明

排煙脱硝装置

【課題】塊状灰による目詰まりを防止しつつ圧損を抑制し、触媒の浄化性能を良好に維持することのできる排煙脱硝装置を提供すること。
【解決手段】排煙脱硝装置14内において、排ガス入口部16a側ほど外形の大きい塊状灰が分布するのに対応し、排ガス入口部16aに対して奥側から手前側に向けて触媒目ピッチを大きくなるよう、排ガス入口16aに対し手前側に触媒目ピッチの大きい第1の触媒16a、中間部分に触媒目ピッチが中程度の第2の触媒16b、奥側に触媒目ピッチの小さい第3の触媒16cを配設した触媒群20を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、石炭焚ボイラに設けられる排煙脱硝装置に関する。
【背景技術】
【0002】
石炭焚ボイラには、排ガス中の窒素酸化物(NO)をアンモニアと反応させ無害化するための排煙脱硝装置が設置されている。当該排煙脱硝装置はハニカム形状や平板形状からなる触媒がブロック状に複数配設された触媒群を備えており、当該触媒内を排ガスが流通することで排ガス中の窒素酸化物が還元・無害化される。
しかし、排ガス中にはボイラでの燃焼により生じた多様な灰が含まれており、これらのうち外形の大きな灰が存在する場合に触媒を目詰まりさせるという問題がある。
【0003】
そこで、ボイラから排煙脱硝装置に至る途中に排ガスを上昇させる垂直煙道を設け、当該垂直煙道内に灰落とし用の邪魔板を設置することで、排煙脱硝装置に至る前の垂直煙道中で排ガス中の灰を除去する構成が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平08−117559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、排ガス中には比較的外形が大きくかさ密度の低いいわゆるポップコーン灰と呼ばれる塊状灰が含まれており、このような塊状灰は上記特許文献1のような垂直煙道においても除去されず排煙脱硝装置内へと流入してしまうという問題がある。
塊状灰は、排ガス流に乗って垂直煙道の壁伝いに移動し、排煙脱硝装置内に流入する際には当該排煙脱硝装置の排ガス入口側に多く分布する傾向がある。そして、外形の大きい塊状灰は触媒を流通せず触媒を目詰まりさせるため、当該触媒入口の排ガス入口側から灰が堆積していく。このように触媒入口に灰が堆積すると、排ガスが流通しない分触媒の活性が低下し、且つ排ガスの流通する範囲が偏ることで排煙脱硝装置内に圧損が生じて、排ガス偏流が生じ触媒摩耗を起こす等の問題がある。
【0006】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、塊状灰による目詰まりを防止しつつ圧損を抑制し、触媒の脱硝性能を良好に維持することのできる排煙脱硝装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、請求項1の排煙脱硝装置では、排ガスが流入する排ガス入口部が上部側面に形成された脱硝反応器と、前記脱硝反応器内に、前記排ガス入口部に対して奥側から手前側に向けて触媒目ピッチが大きくなるよう複数の触媒が配設された触媒群と、を備えたことを特徴としている。
請求項2の排煙脱硝装置では、請求項1において、前記触媒群は、前記触媒目ピッチの違いに対応して、前記排ガス入口部に対して奥側から手前側に向けて前記触媒の排ガス流方向の長さを長く形成したことを特徴としている。このように触媒の排ガス流方向の長さに違いを持たせることで、反応器内の圧損を略均一に保ち、触媒目ピッチの違いにより生じる圧損を抑制することができる。
【0008】
請求項3の排煙脱硝装置では、請求項1または2において、さらに、前記触媒群の排ガス下流側に、前記触媒目ピッチの違いに対応して、前記排ガス入口部に対して奥側から手前側に向けて圧損が高くなる抵抗手段を備えることを特徴としている。このように触媒群の排ガス下流側に抵抗手段を設けることで、反応器内の圧損を略均一に保ち、触媒目ピッチの違いにより生じる圧損を抑制することができる。
【発明の効果】
【0009】
上記手段を用いる本発明の排煙脱硝装置によれば、排煙脱硝装置内において、排ガス入口側ほど外形の大きい塊状灰が分布するのに対応し、排ガス流を横切る方向に排ガス入口部に対して奥側から手前側に向けて段階的に触媒目ピッチを大きくした触媒群を備えることで、塊状灰を触媒内に詰まらせることなく流通させることができる。
これらのことから本発明の排煙脱硝装置は、塊状灰による目詰まりを防止しつつ圧損を抑制し、触媒の浄化性能を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係る排煙脱硝装置の第1実施形態における概略構成図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明に係る排煙脱硝装置の第2実施形態における概略構成図である。
【図4】本発明に係る排煙脱硝装置の変形例における概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
まず、第1実施形態について図1の概略構成図及び図2の断面図に基づき説明する。
図1に示すボイラ1は石炭焚ボイラであり、当該ボイラ1の下部には節炭器2が設けられている。当該節炭器2には横方向に延びる水平煙道4の一端が接続されており、当該節炭器2出口下部には節炭器出口ホッパー6が設けられている。
【0012】
水平煙道4の他端は鉛直方向上方に延びる垂直煙道8と接続されており、垂直煙道8の下部には煙道ホッパー10が設けられている。垂直煙道8の上端は横方向に延びる脱硝入口煙道12と接続されている。
そして、脱硝入口煙道12は排煙脱硝装置14に接続されている。
詳しくは、排煙脱硝装置14は、外殻をなす脱硝反応器16が鉛直方向に延びた断面矩形の筒状をなしており、当該脱硝反応器16の一側面の上部に脱硝入口煙道12と接続された排ガス入口部16aが形成されている。また、脱硝反応器16内には排ガス流を横切る方向にブロック状に配設された複数の触媒18からなる触媒群20が設けられている。
【0013】
当該触媒群20を構成する各触媒18は、例えばアンモニアを還元剤として排ガス中の窒素酸化物(NO)を窒素(N)と水(HO)に選択的に還元する触媒である。当該各触媒18はハニカム形状をなしており、触媒群20は触媒目ピッチの大きさに応じた3種の触媒18a、18b、18cから構成されている。
詳しくは、当該触媒群20において、触媒18は脱硝反応器16の奥行方向に9列配設されており、排ガス入口部16aに対し奥側から手前側に向かうにつれて触媒目ピッチが大きくなるよう構成されている。図1に示すように、排ガス入口16aに対し手前側の3列は触媒目ピッチが比較的大きい第1の触媒16a、中間部分の3列は触媒目ピッチが比較的中程度の第2の触媒16b、奥側の3列は触媒目ピッチが比較的小さい第3の触媒16cが配設されている。
【0014】
具体的には、いわゆるポップコーン灰と呼ばれる塊状灰の外形は5.0〜15.0mmであり、外形の大きい塊状灰ほど排ガス入口部16aに対して手前側を通る傾向に基づき、塊状灰の外形に応じて、第1の触媒の目ピッチは比較的大きな塊状灰より大きい10.0〜15.0mm、第2の触媒の目ピッチは比較的中程度の塊状灰より大きい7.5〜10.0mm、第3の目ピッチは比較的小さい塊状灰より大きい6.0〜7.5mmとするのが好ましい。なお、当該塊状灰の大きさは燃料性状やボイラの運用方法等により変化するものであり、触媒目ピッチはこれに限られるものではなく、ボイラの種類等に応じて変更可能である。
【0015】
また、これら3種の触媒18a、18b、18cは、触媒目ピッチに応じて排ガス流れ方向の長さが異なっており、触媒目ピッチが大きいほど長く形成されている。つまり、触媒目ピッチが大きく排ガスが流通しやすい第1の触媒18aの長さは長く、触媒目ピッチが小さく排ガスが流通しにくい第3の触媒18cの長さは短く形成されている。
また、図2に示すように、触媒群20は、脱硝反応器16の幅方向に対して各触媒18が14列配設されている。
【0016】
さらに、図示しないが脱硝反応器16の下部には、触媒群20を通過した排ガス中の灰を収容するホッパーが設けられている。
以下、このように構成された第1実施形態に係る排煙脱硝装置14の作用について説明する。
ボイラ1での燃焼により生じた排ガスは節炭器2から、水平煙道4へと流れる。ここで節炭器出口ホッパー6において、比較的比重の大きい灰が収容される。
【0017】
続いて、排ガスは水平煙道4から垂直煙道8へと流れ、当該垂直煙道8内を上昇する。当該垂直煙道8内を上昇する間に排ガス流から落下した灰は煙道ホッパー10に収容される。外形が大きくかさ密度の低い塊状灰(ポップコーン灰)は、水平煙道4から流入する排ガスにより垂直煙道8の奥側の内壁に押し付けられつつ壁伝いに上方へと移動する。
さらに、排ガスは、垂直煙道8から脱硝入口煙道12を介して排ガス入口部16aから排煙脱硝装置14の脱硝反応器16内に流入する。このとき壁伝いに移動してきた塊状灰は排ガス入口部16aの底部から脱硝反応器16内へと飛散する。
【0018】
当該塊状灰は、外形の大きいものほど脱硝反応器16内において排ガス入口部16aに対し手前側に分布する。このような塊状灰の分布に対応して、脱硝反応器16内の触媒群20は排ガス入口部16aに対し手前側には当該塊状灰よりも触媒目ピッチの大きい第1の触媒18aが配設されていることから、塊状灰は第1の触媒18a内に詰まることなく触媒群20の排ガス下流まで流通する。
【0019】
一方で、外形の大きな塊状灰が届きにくい排ガス入口部32aに対し奥側には、触媒目ピッチが小さく排ガス方向長さも短いコンパクトな形状の第3の触媒18cが配設されており、効率よく脱硝反応が行われる。
そして、触媒群20を通過した排ガス中の灰は脱硝反応器16の下部のホッパーに収容される。
【0020】
このように塊状灰を触媒18内に詰まらせることなく流通させることができることで、触媒入口部分における灰の堆積等を防止し、触媒群20の脱硝性能を良好に維持することができる。
ここで、触媒18は触媒目ピッチが大きいほど排ガスが流通しやすく圧損が低いが、本実施形態における触媒群20では、触媒目ピッチの大きい第1の触媒18aは排ガス流方向に長く、触媒目ピッチの小さい第3の触媒18cは排ガス流方向に短く形成されていることから、触媒群20の全体としての圧損はほぼ均一となっている。このように、触媒群20全体としての圧損を均一にすることで脱硝反応器16内の排ガス偏流を抑制し、触媒摩耗等を防ぐことができる。
【0021】
以上のことから、本実施形態に係る排煙脱硝装置14は、塊状灰による触媒18の目詰まりを防止しつつ圧損を抑制し、触媒18の脱硝性能を良好に維持することができる。
次に第2実施形態について説明する。
図3には第2実施形態に係る排煙脱硝装置の概略構成図が示されており、以下同図に基づき説明する。なお、当該第2実施形態は排煙脱硝装置以外の構成は上記第1実施形態と同様であり、同様の構成については同じ符号を付し詳しい説明は省略する。
【0022】
当該第2実施形態における排煙脱硝装置30は、脱硝反応器32の一側面の上部に排ガス入口部32aが形成されており、脱硝反応器32内には排ガス流を横切る方向にブロック状に配設された複数の触媒34からなる触媒群36が設けられている。
触媒群20を構成する各触媒34はハニカム形状をなしており、当該触媒群36は触媒目ピッチの大きさに応じた3種の触媒34a、34b、34cから構成されている。
【0023】
詳しくは、当該触媒群36は、脱硝反応器32の奥行方向に9列、幅方向に14列配設されており、排ガス入口部32aに対し奥側から手前側に向かうにつれて触媒目ピッチが大きくなるよう構成されている。図3に示すように、排ガス入口部32aに対し手前側3列は触媒目ピッチが比較的大きい第1の触媒34a、中間部分3列は触媒目ピッチが比較的中程度の第2の触媒34b、奥側3列は触媒目ピッチが比較的小さい第3の触媒34cが配設されている。
【0024】
これら3種の触媒34a、34b、34cは、上記第1実施形態と異なり、排ガス流れ方向に対する長さは全て同じである。一方で、触媒群36の排ガス下流側には排ガス流を横切る方向に延びた抵抗板38(抵抗手段)が設けられている。当該抵抗板38は例えばパンチングメタル等の多孔板であり、排ガス入口部32a側の内壁面から第2の触媒34bの排ガス下流位置まで延びている。当該抵抗板38に穿設された複数の孔は、触媒34の触媒目ピッチに対応しており、排ガス入口部32aに対し手前側ほど孔の数が少なく形成されている。つまり、抵抗板38は、図3に示すように、第1の触媒34aの下流側に位置し孔数が少ない高抵抗部38a、及び第2の触媒34bの下流側に位置し孔数が多い低抵抗部38bから構成されている。また、抵抗板38は、第3の触媒34cの排ガス下流側まで延びておらず、当該第3の触媒34cの下流側は圧損のない無抵抗部分をなしている。
【0025】
以下、このように構成された第2実施形態に係る排煙脱硝装置30の作用について説明する。
上記第1実施形態と同様に、排ガス入口部32aから排煙脱硝装置30の脱硝反応器32内に排ガスが流入し、塊状灰は外形の大きいものほど排ガス入口部32aに対し手前側に分布する。このような塊状灰の分布に対応して、脱硝反応器32内の触媒群36は排ガス入口部32aに対し手前側には触媒目ピッチの大きい第1の触媒34aが配設されていることから、塊状灰は第1の触媒34a内に詰まることなく触媒群36の排ガス下流まで流通する。
【0026】
一方で、外形の大きな塊状灰が届きにくい排ガス入口部32aに対し奥側には、触媒目ピッチが小さく排ガス方向長さも短いコンパクトな形状の第3の触媒34cが配設されており、効率よく排ガス浄化が行われる。
また、触媒34の触媒目ピッチが大きいほど排ガスが流通しやすく圧損が低いが、本実施形態では、触媒群36の排気下流側に抵抗板38が設けられており、触媒目ピッチの大きい第1の触媒34aの排気下流側には抵抗板38の高抵抗部38aが、触媒目ピッチが中程度の第2の触媒34bの排気下流側には抵抗板38の低抵抗部38bが、触媒目ピッチの小さい第3の触媒34cの排気下流側には無抵抗部分がそれぞれ位置していることから、触媒群36及び抵抗板38全体としての圧損はほぼ均一となっている。このように、触媒群36における圧損を抵抗板38により調整することで、圧損を均一として脱硝反応器32内の排ガス偏流を抑制し、触媒摩耗等を防ぐことができる。
【0027】
これらのことから、本実施形態に係る排煙脱硝装置30についても、塊状灰による触媒34の目詰まりを防止しつつ圧損を抑制し、触媒34の脱硝性能を良好に維持することができる。
以上で本発明に係る排煙脱硝装置の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
【0028】
例えば、上記実施形態では触媒群20、36を触媒目ピッチの大きさに応じた3種類の触媒18、34から構成しているが、当該触媒目ピッチの種類は3段階に限られるものではない。
具体的には変形例として図4に示すように、排煙脱硫装置40の脱硝反応器42内に触媒目ピッチの大きさに応じた2種類の触媒44a、44bから構成された触媒群46を設けた構成としても構わない。この場合の触媒目ピッチは、排ガス入口部42aに対し手前側の第1の触媒44aは8.5〜15mm、奥側の第2の触媒44bは6.0〜8.5mmであることが好ましい。なお、当該変形例では第1の触媒44aを排ガス入口部42aに対し手前側に4列、第2の触媒44bを排ガス入口部42aに対し奥側に4列、配設されている。
【0029】
また、脱硝反応器内の圧損を調整するために、第1実施形態のように触媒の排ガス方向長さを異ならせるとともに、第2実施形態のように触媒群の排ガス下流側に抵抗板を設ける構成としても構わない。
例えば図4の変形例のように、第1の触媒44aの排ガス方向長さを第2の触媒44bよりも長くするとともに、触媒群46の排ガス下流側に抵抗板48を設けた構成としても構わない。なお、当該抵抗板48は、第1の触媒44a側が孔数の少ない高抵抗部48aをなし、第2の触媒44b側が孔数の多い低抵抗部48bをなしている。
【0030】
さらに、上記実施形態では、触媒群20、36は脱硝反応器16、32の奥行方向に触媒目ピッチが異なる配置であるが、脱硝反応器の幅方向に触媒目ピッチの異なる配置としても構わない。例えば幅方向端部まで外形の大きい塊状炭が届きにくい場合には、幅方向端部には触媒目ピッチの小さい触媒を配置することで、より塊状炭の分布に応じた効率のよい配置とすることができる。
【0031】
また、上記実施形態では、触媒群20、36は脱硝反応器16、32の奥行方向に9列、幅方向に14列配設されているが、触媒の配列はこれに限られるものではない。
また、上記第2実施形態及び変形例における抵抗板38、48は、孔数に応じて高抵抗部38a、48a及び低抵抗部38b、48bが形成されているが、圧損を調整する構成はこれに限られるものではなく、例えば抵抗板の孔の大きさを異ならせることで圧損を調整しても構わない。
【符号の説明】
【0032】
12 脱硝入口煙道
14、30、40 排煙脱硝装置
16、32、42 脱硝反応器
16a、32a、42a 排ガス入口部
18a、34a、44a 第1の触媒
18b、34b、44b 第2の触媒
18c、34c 第3の触媒
20、36、46 触媒群
38、48 抵抗板(抵抗手段)
38a、48a 高抵抗部
38b、48b 低抵抗部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
排ガスが流入する排ガス入口部が上部側面に形成された脱硝反応器と、
前記脱硝反応器内に、前記排ガス入口部に対して奥側から手前側に向けて触媒目ピッチが大きくなるよう複数の触媒が配設された触媒群と、
を備えたことを特徴とする排煙脱硝装置。
【請求項2】
前記触媒群は、前記触媒目ピッチの違いに対応して、前記排ガス入口部に対して奥側から手前側に向けて前記触媒の排ガス流方向の長さを長く形成したことを特徴とする請求項1記載の排煙脱硝装置。
【請求項3】
さらに、前記触媒群の排ガス下流側に、前記触媒目ピッチの違いに対応して、前記排ガス入口部に対して奥側から手前側に向けて圧損が高くなる抵抗手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の排煙脱硝装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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