説明

接続装置

【課題】 小さい角度で回転する作動部材を備えた、部品を着脱可能に接続するための接続装置を提供すること。
【解決手段】 この接続装置(10)は、固定状態と非固定状態との間を駆動部(14)によって移動可能なアンカーユニット(16)を備え、かつ、アンカーユニット(16)により部品(12)に対して固定され得る。駆動部(14)は回転可能な作動部材(20)を含み、この作動部材が約100°より少ない角度、特に約90°回転することにより、アンカーユニット(16)が一方の状態から他方の状態へ移行できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、部品に対して着脱可能に接続するための接続装置に関し、該接続装置は、駆動部により固定状態と非固定状態との間を移動可能なアンカーユニットを備え、該アンカーユニットにより接続装置を部品に対して固定することが可能である。
【背景技術】
【0002】
このような汎用型の装置は、特に、シェルフシステムや催し物構造物において接続する必要がある場合、すなわち柱や棚や同様の接続構造体等の枠部分同士を接続する必要がある場合に、例えば、クランプジョイントシステム等として当技術分野において使用される。このために、柱や支柱等の個々の要素は、ある種の高速接合技術を用いて汎用型の装置の助けを借りて結合されて、搭載可能な構造体となり得る。したがって、接続装置を迅速かつ簡易に操作できることが望ましい。
【0003】
また、この種の汎用型の装置は、例えば、クランプジョイントとして特許文献1に開示されており、接続装置のアンカーユニットが、爪状の可動アンカー要素を備えている。このアンカー要素は、柱等のカウンター要素の支柱に対して接続される。このようなアンカー要素は、柱の開口部へ挿入される。アンカー要素の端部に形成された爪が、開口部周縁を背後から把持するため、接続装置が柱に対して固定される。アンカー要素を駆動するための駆動部は、作動部材の回転運動をアンカー要素の並進運動へ変換する変換器を含む。
【0004】
この作動部材は、接続装置から突出しかつボルトによって形成されている。このボルトは回転可能に支持され、さらに突出面においては、ねじ回しや六角回し等の用具を嵌合した状態で使用することが可能な外形を有しているため、回転運動が可能となる。
【特許文献1】欧州特許第1234985号明細書
【特許文献2】独国特許出願公開第4328859号明細書
【特許文献3】欧州特許出願公開第0570668号明細書
【特許文献4】欧州特許出願公開第0412339号明細書
【特許文献5】英国特許第2119054号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような汎用型の装置は、実際に試用かつ試験されているが、接続装置をそれぞれ別々に固定するために比較的大きい回転運動が求められるという、実用面においては不都合であることが判明している。厳密には、このことは、手動操作を行う際に人間工学の面において不利である。
【0006】
したがって、本発明はこの点において改良を行うことを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は回転可能な作動部材を備える駆動部を提供する。この作動部材が約100°よりも小さい角度、特に約90°回転することにより、アンカーユニットは一方の状態から他方の状態へ移行可能である。
【0008】
本明細書においては、大きな角度から小さな角度に回転運動させることにより、人間工学の面における不利を減少させ、より迅速かつ高い信頼性を備えた取り付けが可能となる。厳密には、時間的制約の下で作業を行う場合、作業員が複雑な動作を完全に終えられないことが多く、そのために、従来の接続装置では満足な固定作業が行えないことがある。これは、基準に適合するそれぞれの状態がアンカー要素により完全に得られないためである。このことは安全性において問題を生じ得る。本発明は、従来技術において通常行われているよりも明らかに小さい回転運動により、安全に所望の状態にすることができるため、これらの問題を回避できる。作動部材は、適切な駆動用具を使用するためにボルトとして好適に形成され、ボルトには隆起部または窪み部が形成される。作動部材は、例えば、六角形であってもよく、あるいは、六角形のソケット、Torx(登録商標)窪み部等を備えていてもよい。このように、駆動部は容易に手動で操作することが可能である。状態を変えるために必要な小さい回転は、本明細書において手動操作性に対する利点となる。
【0009】
本発明では、さらに、アンカーユニットが作動部材と連結される領域において窪み部を含む。作動部材はこの窪み部内へ突出する。また、窪み部が開口部により形成されていてもよく、作動部材はこの開口部から突出する。このように、作動部材によってアンカーユニットの簡易な駆動が可能となる。当然のことながら、窪み部は空洞によって形成されてもよく、作動部材はこの空洞内へ突出する。連結領域は、作動部材が機械的に動作可能にアンカーユニットに対して接続されるようになる領域、すなわち、作動部材の作動によりアンカーユニットが移動する領域である。
【0010】
他の実施例により、作動部材は、アンカーユニットとの連結領域において、溝を有するほぼ円形断面を含む。このような設計により、作動部材の小さい回転角でアンカーユニットの望ましい動作を容易に得ることができる。また、アンカーユニットの望ましい動きを得るための他の伝達要素を回避することができる。したがって、少ない部品点数で接続装置を確実に操作させることが可能となる。
【0011】
さらに、本明細書において、窪み部面の連結領域をほぼ線状に形成することが提案される。このように、作動部材に対応する設計のみで、所望の駆動部を得ることが可能である。アンカーユニットをその固着特性に合わせて具体的に設計することができるため、製造が全体的に簡易化される。作動部材は、例えば、アンカーユニットの動きに対して所望の効果が得られるように、アンカーユニットとの連結領域の円周部分において隆起部または窪み部を含むことも可能である。対応する滑斜面が作動部材の周囲に形成されることが望ましい。できるだけ耐久性および耐摩耗性のある装置を得るために、作動部材およびアンカーユニットの連結領域における不連続性はできる限り避けるべきである。
【0012】
したがって、一方の側の不連続位置における摩耗を回避または軽減し、かつ、他方の側のほぼ均一な駆動トルクを達成するために、例えば溝を有する部分が、導入縁または面取り部分によって構成されてもよい。
【0013】
また別の実施例において、アンカーユニットのアンカー要素を導くためのガイド手段が、ほぼ並進方向および少なくとも部分的に並進方向に対して横断する方向に形成される。アンカーユニットのアンカー要素は、非固定位置にある柱の開口部内に挿入できるように、かつ、並進方向に対して横断する方向への動きによりアンカー要素を固定状態へ移動させる過程において、爪部により柱の開口部の周縁に重なるように構成される。このようにして容易かつ信頼性の高い極めて強固な接続を行うことができる。ガイド手段は、例えば、プロファイルやガイドピン等のカウンター手段と協働する溝やレール等により形成することも可能である。
【0014】
他の実施例において、ガイド手段はガイド滑斜面に係合する隆起部を含む。隆起部は、例えば、アンカー要素の材料を隆起させる、ガイドピンをアンカー要素上に配置する、または同様の方法により形成することも可能である。ガイド滑斜面は、溝状または開口状に形成することもでき、また、隆起部はガイド滑斜面に永続的に係合することが望ましい。ガイド滑斜面は、傾斜によって、湾曲によって、またはそのような形状を組み合わせて形成されてもよい。例えば、湾曲は円または長円の断面によって形成することも可能である。また、湾曲が他の所望の形状をなしていてもよい。さらに、ガイド滑斜面は、1つまたはそれ以上の異なる傾斜によって形成されてもよい。ほぼバナナ形状のガイド滑斜面が特に有利であることが判明している。このことにより、アンカー要素の所望の駆動性を得るだけでなく、加えて作動部材において人間工学上好ましいトルク性を得ることが可能である。
【0015】
本発明の他の実施例により、アンカーユニットは非固定状態の方向にプレストレスがかけられる。このためアンカーユニットを連結領域において作動部材に対して永続的に連結することができる。さらに、作動部材を取り外して損傷した接続装置を容易に取替えることができるため、いかなる場合でも分解を容易に行うことが可能である。したがって、操作の容易化をさらに向上させることができる。
【0016】
本発明の他の実施例により、接続装置は固定監視部を備える。この固定監視部により、接続装置をその操作とは関係なく固定状態に維持することができる。これは複雑な構造物において特に有利であり、例えば、個々の接続装置が誤操作により非固定状態のままになり、安全性の問題を引き起こすような場合に特に有利である。さらなる利点により、本発明は固定監視部が表示装置を含むことを提案する。このように、例えば目視検査等によって、接続装置の状態を既存の構造物において直接確認することが可能である。したがって、安全性をさらに向上させることができる。
【0017】
他の有利な実施例においては、固定監視部が作動装置によって操作できる。したがって、例えば、固定監視部が遠隔操作できるように構成することも可能である。このように、例えば、中央位置から接続装置を固定状態に固定することが可能である。したがって、操作性および安全性をさらに向上させることができる。
【0018】
さらに、アンカー要素は部品との接続領域において隆起部を含んでいてもよい。接続領域でアンカー要素は部品に対して接続可能である。アンカー要素は、接続領域において爪状に形成されてもよく、そのような爪部はスパイクやアーチ等の1つまたは複数の隆起部を含んでもよい。この隆起部によって、締め付けおよび緩和を行う際により円滑な移行が可能となる。さらに、部品の一方の内面に形成されたノッチによって、アンカーユニットがずれる危険を回避または少なくとも低減することができる。
【0019】
さらなる利点および特徴は以下の記述により明白となろう。同様の部品は同様の符号によって識別される。また、同様の特徴および機能に関して、図1の実施例について説明がなされる。図面は概略図であり、以下の実施例を説明するためにのみ用いられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1は、本発明による接続装置を示す平面図であり、以下クランプ装置10という。クランプ装置10は、ハウジング36を備えており、必要な構成部品の全てがこのハウジング36内に配置される。図示されるように、アンカーユニット16の複数の固定バー爪部18が左方向へ突出しており、これら固定バー爪部18は、アンカーユニット16のアンカー要素38の端部分を表している。アンカーユニット16のアンカー要素38は、ハウジング36の長手方向において変位するように配置されている。図において、アンカーユニット16は非固定状態で示されている。この状態において、クランプ接続装置10を柱12に対して固定することができ、固定バー爪部18は、柱12の開口部42へ挿入される。駆動部14の作動部材20を作動させて、アンカー要素38およびアンカー要素と共に固定バー爪部18をハウジング36の軸線方向へ引き込む。この間に、これらの部材が軸線移動方向に対して横切る方向へ同時に移動するため、固定状態にある固定バー爪部18が開口部42の周縁(図示せず)を背後から把持して、クランプ接続装置10を柱12に対して固定する。
【0021】
柱12からクランプ接続装置10を取り外すためには、上記の操作を逆の順序で行うことになり、アンカー要素38は、柱12に向かってハウジング36の長手方向において軸線方向へ変位され、また同時にほぼ同一平面上(図2参照)に位置するように横方向へ移動させられる。この状態において、クランプ接続装置10は柱12から分離させられる。
【0022】
図2は、図1のII−II線におけるクランプ接続装置10の断面図である。図に示すように、非固定状態のアンカー要素38の固定バー爪部18が、ほぼ同一平面上に示されており、かつ、ハウジング36から左側へ突出している。操作を良好に行うためには、図2に示すような位置に配置されている、突出する固定バー爪部18を開口部42内へ挿入することができるように、柱12の開口部42はスロット上に形成される。クランプ接続装置10を固定状態へ移動させる場合は、アンカー要素38をハウジング36に向かって引っ張るだけでなく、図2に示されるように、固定バー爪部18の一方を上方へ移動させ、さらに、固定バー爪部18の他方を下方へ移動させることにより、これら固定バー爪部18は、開口部42の周縁を背後から把持することができる。
【0023】
このような動きを可能にするために、ガイドピン24がアンカー要素38上に配置され、これらガイドピンは、ハウジング36の側壁のバナナ形状のガイド滑斜面22へ案内される。ガイドピン24ならびに滑斜面22には、アンカー要素38が軸線方向に変位するにつれて、固定バー爪部18が軸方向の変位に対して横切る方向に上下移動するという効果が生じる。ガイド滑斜面22のバナナ形状の湾曲部は、トルクが作動面においてできるだけ均一になるように形成されている。本発明においては、このバナナ形状は、作動距離の3分の1がほぼ線形をなす一方で、残りの作動距離が湾曲するように設計されている。
【0024】
作動部材20は、ハウジングの長手方向の軸線を表すハウジング36の軸線50上に配置されており、この作動部材20は本発明ではボルトとして構成されて、ほぼ中央に配置された駆動部14を形成する(図6−8参照)。駆動部14は図6−8において説明されている。本実施の形態において、駆動部14は単一の作動部材20を含む。作動要素20は作動面にTorx(登録商標)窪み部を備えており、この窪み部において、回転によって作動要素20を手動で作動させるために、対応するレンチを使用することが可能である。駆動部14は、ハウジング36上で回転を支える支持部分58をハウジング面に有している。さらに、ほぼ円筒状に形成されたピン54は、偏心して配置され、かつ、ハウジング36内へ突出している。ピン54は連続する溝56(図6および8参照)を備えている。
【0025】
図2に示すように、ピン54はアンカー要素38によって形成された開口部28へ突出している。開口部28の領域において他端に位置する固定バー爪部18に対向して、接続ピン52が配置されており、この接続ピン52に対して2つのアンカー要素38が移動可能に取り付けられている。このため、接続ピン52は、アンカー要素38に対して接続されているだけではなく、ハウジング36の壁において軸線50に平行に配置された長尺状の穴(これ以上の説明は省略する)でそれぞれ変位するためにハウジング36の端部(これ以上の説明は省略する)によりさらに支えられる。接続ピン52はピン54の溝に接している。これは、螺線ばね30がハウジング36により支持された隣接部に支えられて、アンカー要素38のばね支持部40を押すことにより達成される。本発明においては、ばねにプレストレスを与えるために、ねじ穴62に配置される位置決めねじ64が形成される。このように接続ピン52がピン54を永続的に押すため、連結領域26が確立される。隣接部32は、調節可能なプレストレス手段として位置決めねじ(これ以上は図示しない)を備え、この位置決めねじにより、螺線ばね30のプレストレスを必要に応じて調節することができる。当然のことながら、螺線ばね30に施すプレストレスを変更するために、他の好適な手段を構成することも可能である。
【0026】
また、図2に示すように、90°未満の角度で作動部材20を回転させた結果、アンカー要素38は、接続ピン52およびピン54により、螺線ばね30によるプレストレスに対してクランプ接続装置10のハウジング36へ引き込まれている。作動部材20を回転させて戻すと、ばねのプレストレスにより連結領域26が確立されたままであり、さらに、接続ピンは、ばねのプレストレスによりハウジング36の出口に向かってクランプ要素38を移動させる。この動きは、この方向において最も可能な動きが、ピン54の最先端56によって予め決定された位置に達するまで行われる。これは図面では確認することができないが、作動部材20のTorx(登録商標)窪み部34に近接して標識が配され、この標識によりクランプ装置10の固定状態が示される。本発明において、この標識は、開放状態においてはハウジング36の作動部材20近傍に浮き出される記号「開」を指し示す矢印として提供される。固定状態では、矢印はその状態に相当する他の記号、例えば「閉」を指し示す。当然のことながら、固定等を示す記号はそれぞれの状態を示すために提供されてもよい。
【0027】
図3はアンカー要素38の1つを拡大した図である。この図において開口部28の一部が示されており、開口部28の他の部分は第2のアンカー要素38により形成される。さらに、領域26が示されており、この領域において、アンカー要素38が接続ピン52を受容するために形成された隆起部(これ以上は説明を省略する)を含む。固定バー爪部18の領域において、ガイドピン24を受容する他の隆起部が形成される。固定バー爪部18にはスパイク60が配置される。
【0028】
図4は図3のアンカー要素38の側面を示す。左部分では、固定バー爪部18は、ガイドピン24を受容する隆起部により接合されている。隆起部は、溶接部48によってアンカー要素に対して固定されたクランプ要素44により閉じられる。アンカー要素38の窪み部にガイドピン24を適切に固定するために、クランプ要素44は隆起部46(図5参照)を備える。この隆起部は、ガイドピン24が隆起部に固定される程度まで、その内径が減少させられている。接続要素52も同様に固定される(図4参照)。
【0029】
図面で説明された実施例は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明による非固定状態におけるクランプ装置を示す平面図。
【図2】図1のII−II線におけるクランプ装置の長手方向における断面図。
【図3】図1の接続装置のアンカー要素を示す平面図。
【図4】図3のアンカー要素の側面図。
【図5】ガイドピンをアンカー要素に対して固定するためのクランプ要素を示す図。
【図6】図1の接続装置の駆動部を示す概略斜視図。
【図7】図6の駆動部の平面図。
【図8】図6の駆動部の側面図。
【符号の説明】
【0031】
10 クランプ接続装置、12 柱、14 駆動部、16 アンカーユニット、18 固定バー爪部、20 作動部材、22 バナナ形状のガイド滑斜面、24 ガイドピン、26 連結領域、28 開口部、30 螺線ばね、32 隣接部、34 Torx(登録商標)窪み部、36 ハウジング、38 アンカー要素、40 ばね支持部、42 開口部、44 クランプ要素、46 隆起部、48 溶接接合部、50 軸線、52 接続ピン、54 ピン、56 溝、58 支持部分、60 スパイク、62 ねじ穴、64 止めねじ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
部品(12)を着脱可能に接続するための接続装置(10)であって、該接続装置(10)は、固定状態と非固定状態との間を駆動部(14)によって移動可能なアンカーユニット(16)を備え、さらに、該接続装置(10)は、該アンカーユニット(16)によって該部品(12)に対して固定可能であり、
該駆動部(14)は回転可能な作動部材(20)を備え、該作動部材を約100°より少ない角度、特に約90°回転させることにより、該アンカーユニット(16)を異なる状態にすることが可能である接続装置。
【請求項2】
作動部材(20)と連結される領域において、前記アンカーユニット(16)は窪み部(28)を含み、該窪み部(28)に向かって該作動部材(20)が突出する請求項1に記載の接続装置。
【請求項3】
前記アンカーユニット(16)との連結領域(26)において、前記作動部材(20)は溝を有するほぼ円形断面を含む請求項1または2に記載の接続装置。
【請求項4】
前記連結領域(26)は、窪み部面にほぼ線状に形成される請求項1−3のいずれか一項に記載の接続装置。
【請求項5】
前記アンカーユニット(16)のアンカー要素(38)を導くためのガイド手段(22,24)は、ほぼ並進方向および少なくとも部分的に該並進方向に対して横断する方向において形成される請求項1−4のいずれか一項に記載の接続装置。
【請求項6】
前記ガイド手段(22,24)は、ガイド滑斜面(22)において係合する隆起部(24)を含む請求項5に記載の接続装置。
【請求項7】
前記ガイド滑斜面(22)は、ほぼバナナ形状をなすように形成される請求項6に記載の接続装置。
【請求項8】
前記アンカーユニット(16)は、非固定状態の方向にプレストレスされる請求項1−7のいずれか一項に記載の接続装置。
【請求項9】
固定監視部を備える請求項1−8のいずれか一項に記載の接続装置。
【請求項10】
前記固定監視部は表示装置を含む請求項9に記載の接続装置。
【請求項11】
前記固定監視部は作動装置によって操作可能である請求項9または10に記載の接続装置。
【請求項12】
前記アンカー要素(38)は、前記部品(12)との連結領域において隆起部(60)を含む請求項1−11のいずれか一項に記載の接続装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−2514(P2009−2514A)
【公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−161813(P2008−161813)
【出願日】平成20年6月20日(2008.6.20)
【出願人】(505377393)ヘステックス システムズ ベー.フェー. (2)
【氏名又は名称原語表記】HESTEX SYSTEMS B.V.
【Fターム(参考)】