説明

撮像装置、画像の保存方法及びプログラム

【課題】ユーザが所望する連写画像を保存できるようにする。
【解決手段】撮像装置は、撮像手段と、保存すべき画像数を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された画像数より多い数の画像を連続撮像するよう、前記撮像手段を制御する制御手段と、前記制御手段の制御により連続撮像された複数の画像に含まれる被写体像の変化を解析する(ステップS32)解析手段と、前記解析手段による解析結果に基づいて、前記複数の画像から前記設定手段により設定された画像数の画像を選択する(ステップS33)選択手段と、前記選択手段により選択された画像を連写画像として保存する(ステップS33)記憶手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、画像の保存方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、連写機能を備えた撮像装置が普及している。
近年では、撮像デバイスの向上により、記録される画角(クロップ領域)に応じて、連写速度を変化させる撮像装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。この撮像装置によれば、画角が小さければ連写速度を速くして被写体の動きを捉えやすくし、画角が大きければ連写速度を遅くすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−201779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の技術においては、単純に画角の大小で連写速度が決まるため、ユーザが意図する連写画像が保存できるとは限らない。例えば、ユーザとしては連写によって被写体の動きの変化がわかりやすい画像を期待することが多い。しかし、上記特許文献1によれば、被写体の移動スピードが遅い場合でも、画角が小さければ連写速度が速く設定され、被写体の変化が少ない大量の画像が連写画像として保存されることとなる。この場合、連写画像の中からユーザが何枚か毎に画像を選び出し、他の画像を削除することにより被写体の変化が分かる連写画像とすることができるが、どれを選べば被写体の変化が分かりやすくなるのか、その判断は難しく煩雑であった。
【0005】
本発明の課題は、被写体像の変化が分かりやすい連写画像を保存できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、
撮像手段と、
保存すべき画像数を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された画像数より多い数の画像を連続撮像するよう、前記撮像手段を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御により連続撮像された複数の画像に含まれる被写体像の変化を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記複数の画像から前記設定手段により設定された画像数の画像を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された画像を連写画像として保存する記憶手段と、
を備えることを特徴とする
【0007】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、
前記撮像手段の撮像領域を、前記設定手段により設定された画像数により分割する分割手段を備え、
前記解析手段は、前記分割手段によって撮像領域が分割された各分割領域に、前記被写体像が位置するか否かを判断することによって、前記被写体像の変化を解析し、
前記選択手段は、各分割領域にそれぞれ被写体像が位置する画像を選択することを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、上記請求項2記載の発明において、
前記選択手段は、各分割領域の中央付近に前記被写体像が位置する画像を選択することを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜3の何れか一項の発明において、
前記解析手段は、前記連続撮像により得られた画像の縮小画像を用いて、前記被写体像の解析を行うことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、
保存すべき画像数を設定する設定ステップと、
前記設定ステップにて設定された画像数より多い数の画像を連続撮像するよう、撮像部を制御する制御ステップと、
前記制御ステップでの制御により連続撮像された複数の画像に含まれる被写体像の変化を解析する解析ステップと、
前記解析ステップでの解析結果に基づいて、前記複数の画像から前記設定ステップにて設定された画像数の画像を選択する選択ステップと、
前記選択ステップにて選択された画像を連写画像として記憶部に保存させる保存ステップと、
を含むことを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、
撮像装置が備えるコンピュータを、
保存すべき画像数を設定する設定手段、
前記設定手段により設定された画像数より多い数の画像を連続撮像するよう制御する制御手段、
前記制御手段の制御により連続撮像された複数の画像に含まれる被写体像の変化を解析する解析手段、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記複数の画像から前記設定手段により設定された画像数の画像を選択する選択手段、
前記選択手段により選択された画像を連写画像としてメモリに保存する記憶手段、
として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、被写体像の変化が分かりやすい連写画像を保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施の形態における撮像装置の機能的構成を示す図である。
【図2】連続撮像時に撮像装置により実行される処理を示すフローチャートである。
【図3】図2の処理に含まれる画像保存処理を示すフローチャートである。
【図4】撮像領域を分割した枠の例である。
【図5】連続撮像により得られた画像群の一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0015】
図1に、本実施形態における撮像装置10の機能的構成を示す。
図1に示すように、撮像装置10は制御部11、撮像部12、画像処理部13、ビデオ出力部14、表示部15、バッファメモリ16、記憶部17、操作部18、インターフェース部19、20を備えて構成されている。
【0016】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成されている。制御部11は、記憶部17に記憶されているプログラムとの協働により、各種演算を行い、撮像装置10の各部の動作を集中制御して、各種処理を実行する。
【0017】
例えば、制御部11は図示しない測距センサや光量センサ等によって検出された検出信号に基づいて光学レンズ部12aのレンズの移動量や絞り量を算出し、レンズ駆動制御、絞り量を制御して、焦点合わせ(ピント合わせ)やズーム調整を行う。また、制御部11は、イメージセンサ12bからの撮像信号の読出しタイミングを制御する。
【0018】
また、制御部11は連続撮像時にユーザの指定操作に応じて連続撮像によって保存すべき画像数を設定し、設定された画像数により撮像領域を分割する。制御部11は撮像部12によって所定の連写速度による連続撮像を行わせ、連続撮像によって得られた複数の画像に含まれる被写体像の変化を解析する。そして、制御部11は解析結果に基づいて複数の画像のうち前記設定された画像数だけ画像を選択し、連写画像として記憶部17又は外部記憶装置20aに保存する。すなわち、制御部11により設定手段、分割手段、制御手段、解析手段、選択手段を実現できる。
【0019】
撮像部12は光学レンズ部12a、イメージセンサ12bを備え、撮像を行う撮像手段である。光学レンズ部12aは、フォーカシングレンズ、ズームレンズ、絞り等により構成され、被写体の光学像を取り込んでイメージセンサ12bに結像する。イメージセンサ12bは、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の光電変換素子等により構成されている。イメージセンサ12bは、光学レンズ部12aを介してイメージセンサ12bの撮像面に結像された被写体像を撮像して、アナログ撮像信号を出力する。
【0020】
画像処理部13は、撮像部12から入力されたアナログ撮像信号をデジタル変換する。画像処理部13は、デジタル変換された撮像信号に色補間処理等の信号処理を施し、所定のフォーマットの画像データを生成する。
【0021】
ビデオ出力部14は、画像処理部13から入力された画像データを表示信号に変換し表示部15に出力する。
【0022】
表示部15はLCD(Liquid Crystal Display)のようなディスプレイを備え、ビデオ出力部14から入力される表示信号の指示に従って、画像を表示画面上に表示する。また、制御部11の表示制御に従って各種操作画面を表示する。
【0023】
バッファメモリ16は、撮像された画像の一時記憶用のメモリである。
記憶部17は、制御部11により用いられるプログラムや処理の実行に必要なファイルやパラメータを記憶している。また、記憶部17は撮像された画像の保存用のメモリであり、制御部11により選択された画像を連写画像として保存する記憶手段である。
バッファメモリ16、記憶部17としては半導体メモリ等を用いることができる。
【0024】
操作部18は、シャッターキー、テンキー、メニューキー、十字キー、決定キーのような操作キーを備え、操作されたキーに対応する操作信号を制御部11に出力する。
【0025】
インターフェース部19は、有線通信、赤外線データ通信、無線通信等によって、パーソナルコンピュータ、プリンタといった外部装置とデータの送受信を行う。有線通信としては、USB(Universal Serial Bus)又はIEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)が挙げられ、無線通信としてはBluetooth(R)が挙げられる。
【0026】
インターフェース部20は、外部記憶装置20aとデータの入出力を行う。外部記憶装置20aは、例えばCF(Compact Flash)カード、SDカード、USBメモリのような着脱可能なメモリである。外部記憶装置20aは、画像の保存用メモリ、つまり制御部11により選択された画像を連写画像として保存する記憶手段として用いることができる。
【0027】
次に、上記撮像装置10の動作について説明する。
図2及び図3は、連続撮像する際に撮像装置10によって実行される処理の流れを示している。この処理では、ユーザが連続撮像によって保存を希望する画像数を指定することにより、当該指定された画像数に応じた間隔で被写体の撮像位置が変化する画像のみを保存することができる。
【0028】
撮像装置10では移動する被写体の連続撮像を行う撮像モードが用意されており、当該撮像モードが選択されると、制御部11の表示制御により連続撮像によって保存すべき画像の数を指定できる操作画面が表示される。ユーザは保存すべき画像数として、フレーム(撮像領域)内を移動する被写体がフレームインしてからフレームアウトするまでの間に撮像したい画像の数を指定すればよい。
【0029】
図2に示すように、撮像装置10の制御部11は、ユーザにより指定された画像数を、連続撮像によって保存すべき画像数として設定する。次いで、制御部11は設定された画像数により撮像部12の撮像領域を分割する枠を表示部15に表示させる(ステップS1)。表示部15ではライブビュー表示が行われているので、ライブビュー表示によって表示されている画像上に枠が表示される。なお、ライブビュー表示とは撮像部12により得られた画像を保存することなく、表示することをいう。
【0030】
例えば、画像数として5が指定された場合、図4に示すように撮像領域を5分割する枠が表示される。このような枠を表示することにより、フレーム内を移動する被写体の位置をユーザが把握しやすく、シャッターボタンを操作するタイミングを図りやすい。
【0031】
次いで、ユーザによりシャッターボタンが操作されると、制御部11は撮像部12により指定された画像数よりも多い数の画像が得られる連写速度で連続撮像を開始させる(ステップS2)。例えば、指定された画像数が5である場合、制御部11は連写速度40枚/秒で1秒間の連続撮像を行わせて、40枚の画像を得る。連続撮像により得られた複数の画像からなる連写画像は、バッファメモリ16に一時的に保存する。
【0032】
次に、一時的に保存された各画像に対し、制御部11は画像保存処理を実行する(ステップS3)。画像保存処理は、連続撮像により得られた各画像に含まれる被写体像の変化を解析し、各画像から保存すべき画像数として設定された画像数だけ画像を選択し、連写画像として記憶部17又は外部記憶装置20aに保存する処理である。
図3は画像保存処理の流れを示している。
図3に示すように、制御部11は各画像を順次解析するため、参照する画像の連写番号n、分割領域の領域番号mを初期化し、n=1、m=1に設定する(ステップS31)。連写番号nは連続撮像された各画像に付される識別番号であり、撮像された順に1、2、…、nと付される。領域番号mは1つの画像の撮像領域が分割された個々の分割領域に付される識別番号であり、右端の分割領域から順に1、2、…、mと付される。
【0033】
制御部11は、設定された連写番号nの画像をバッファメモリ16から読み出して解析を行い、当該画像中、領域番号mの分割領域の中央付近に被写体像が位置しているかどうかを判断する(ステップS32)。この解析は、処理時間の短縮化のため、撮像された画像そのものではなく、その縮小画像を用いて行う。
【0034】
中央付近に被写体像が位置している場合(ステップS32;Y)、制御部11は連写番号nの画像を連写画像として選択し、記憶部17又は外部記憶装置20aに保存する(ステップS33)。次いで、次の画像を解析対象とするため、制御部11は参照する画像の連写番号nの値を1インクリメントし(ステップS34)、インクリメントされたnの値が全画像数を超えたかどうかを判断する(ステップS35)。全画像数を超えていない場合(ステップS35;N)、制御部11は領域番号mを初期化してm=1に設定した(ステップS36)後、ステップS32に戻ってインクリメントされた連写番号nの画像についてステップS32以降の処理を繰り返す。
【0035】
一方、中央付近に被写体像が位置していない場合(ステップS32;N)、制御部11は領域番号mの値を1インクリメントし(ステップS37)、インクリメントされたmの値が全分割領域数を超えたかどうかを判断する(ステップS38)。全分割領域数を超えていない場合(ステップS38;N)、全分割領域を参照していないので、ステップS32に戻ってインクリメントされた領域番号mの分割領域についてステップS32以降の処理を繰り返す。全分割領域数を超えている場合(ステップS38;Y)、連写番号nの画像について全ての分割領域を参照したので、ステップS34に移行し、次の画像を解析対象とするため、参照する連写番号nが1インクリメントされる。
【0036】
インクリメントの後、参照する連写番号nが全画像数を超えると(ステップS35;Y)、制御部11は解析を終了する(ステップS39)。制御部11は記憶部17又は外部記憶装置20aに連写画像として保存された画像の有無を判断し(ステップS40;Y)、保存された画像が無ければ(ステップS40;N)、表示部15にエラー表示させ、被写体像を含む画像の連続撮像ができなかったことをユーザに通知する(ステップS41)。一方、保存された画像が有れば(ステップS40;Y)、表示部15の表示をライブビュー表示に戻して(ステップS42)、本処理を終了する。
【0037】
このように、画像保存処理では被写体の撮像位置の変化が解析され、分割領域毎に被写体像の撮像位置が異なる画像が、保存すべき画像数として設定された画像数分だけ選択され、保存されている。
図5を参照して具体例を説明する。
図5(a)〜(j)は連続撮像によって得られた全40枚の画像のうちの一部を例示している。図5(b)に示すように、連写番号n=12の画像では領域番号m=1の分割領域の中心付近に被写体像が位置する。同様に、図5(d)の連写番号n=14の画像では領域番号m=2の分割領域、図5(e)の連写番号n=15の画像では領域番号m=3の分割領域、図5(g)の連写番号n=17の画像では領域番号m=4、そして、図5(i)の連写番号n=19の画像では領域番号m=5の分割領域の中央付近にそれぞれ被写体像が位置する。よって、画像保存処理では、これら連写番号n=12、14、15、17、19の5枚の画像が連写画像として順次選択され、記憶部17又は外部記憶装置20aに保存される。保存された5枚の画像は、被写体の撮像位置が分割領域単位で変化している。
【0038】
以上のように、本実施形態によれば、制御部11が保存すべき画像数を設定し、当該画像数により撮像部12の撮像領域を分割する。また、制御部11は設定された画像数より多い数の画像を撮像部12により連続撮像させる。制御部11は連続撮像によって得られた各画像を解析し、被写体像の撮像位置が撮像領域の各分割領域の中央付近に位置している画像を選択し、連写画像として記憶部17又は外部記憶装置20aに保存する。これにより、被写体像の撮像位置が撮像領域の分割領域単位で変化している画像のみを連写画像として保存することができる。連続撮像時の連写速度や被写体の移動スピードに拘わらず、被写体像の変化が分かりやすい連写画像を保存することができ、ユーザが所望する連写画像の保存が可能となる。
【0039】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。
例えば、上記実施形態では移動する被写体を連続撮像の対象とし、被写体像の位置の変化を解析していたが、大きさが変化する被写体を対象とし、被写体像の大きさの変化を解析してもよい。また、撮像領域を縦に5分割した分割領域の例を挙げたが、例えば縦と横にそれぞれ2分割して4つの分割領域を形成してもよいし、撮像領域の対角線により4分割してもよい。どのように分割するかは被写体が変化する方向を考慮して適宜設定すればよい。
【0040】
また、連写速度の設定が速い場合、1つの分割領域について中央付近に被写体像が位置する画像が複数枚保存されることが考えられる。このような場合には、複数枚の画像の中でも最も中央付近に被写体像の位置が近い画像を選択して保存し、1つの分割領域につき1枚の画像のみを保存するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0041】
10 撮像装置
11 制御部
12 撮像部
13 画像処理部
14 ビデオ出力部
15 表示部
16 バッファメモリ
17 記憶部
18 操作部
19、20 インターフェース部
20a 外部記憶装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像手段と、
保存すべき画像数を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された画像数より多い数の画像を連続撮像するよう、前記撮像手段を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御により連続撮像された複数の画像に含まれる被写体像の変化を解析する解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記複数の画像から前記設定手段により設定された画像数の画像を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された画像を連写画像として保存する記憶手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
前記撮像手段の撮像領域を、前記設定手段により設定された画像数により分割する分割手段を備え、
前記解析手段は、前記分割手段によって撮像領域が分割された各分割領域に、前記被写体像が位置するか否かを判断することによって、前記被写体像の変化を解析し、
前記選択手段は、各分割領域にそれぞれ被写体像が位置する画像を選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記選択手段は、各分割領域の中央付近に前記被写体像が位置する画像を選択することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記解析手段は、前記連続撮像により得られた画像の縮小画像を用いて、前記被写体像の解析を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項5】
保存すべき画像数を設定する設定ステップと、
前記設定ステップにて設定された画像数より多い数の画像を連続撮像するよう、撮像部を制御する制御ステップと、
前記制御ステップでの制御により連続撮像された複数の画像に含まれる被写体像の変化を解析する解析ステップと、
前記解析ステップでの解析結果に基づいて、前記複数の画像から前記設定ステップにて設定された画像数の画像を選択する選択ステップと、
前記選択ステップにて選択された画像を連写画像として記憶部に保存させる保存ステップと、
を含むことを特徴とする画像の保存方法。
【請求項6】
撮像装置が備えるコンピュータを、
保存すべき画像数を設定する設定手段、
前記設定手段により設定された画像数より多い数の画像を連続撮像するよう制御する制御手段、
前記制御手段の制御により連続撮像された複数の画像に含まれる被写体像の変化を解析する解析手段、
前記解析手段による解析結果に基づいて、前記複数の画像から前記設定手段により設定された画像数の画像を選択する選択手段、
前記選択手段により選択された画像を連写画像としてメモリに保存する記憶手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2010−187254(P2010−187254A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−30720(P2009−30720)
【出願日】平成21年2月13日(2009.2.13)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.COMPACTFLASH
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】