説明

文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置及び方法

【課題】タグクラウドを用いた検索システムをより使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をさらに抑制できる、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置及び方法を提供する。
【解決手段】タグクラウド構成装置1は、端末2からタグクラウドの文字列長の伸長・短縮要求を受け付けるタグクラウド伸長・短縮要求受付部14と、タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、タグクラウドデータベース21から所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成し、タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、タグクラウドデータベースから所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成するタグクラウド再構成部15と、このタグクラウド再構成部15が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを端末2に送信するタグクラウドページ更新送信部16とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の検索システムでは、端末に入力されたキーワードに関連するWebページを提供するほか、キーワードから連想される単語を検索結果として提示することが行われる。このような例として、「タグクラウド」が挙げられる。ここで、「タグ」とは、リンク先Webページを分類する文字列をいい、「タグクラウド」とは、複数のタグをリンク先Webページへのハイパーリンクを含んで表示画面等の所定の領域に表したものをいう。タグクラウドを用いた場合、キーワードから連想される単語が複数提示されるが、提示される単語のフォントの大きさが異なる。フォントの大きさは、その単語に関連するWebページの数と対応し、大きいフォントであるほど、その単語に関連するWebページの数が多い。
【0003】
タグクラウドを用いた装置として、一つのキーワードから連想される単語だけでなく、複数のキーワードに共通して連想される単語を提示するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置によると、ユーザから入力された複数のキーワード全てに関連の深い単語を一度の操作で見つけ出すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−86903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の装置では、特許文献1の図11で示されるように、キーワードから連想される数多くの単語(図11では、22個の単語)を検索画面の全体にわたって提示するだけのものであるため、単語の示す意味が単純で広すぎる場合や、複数の意味を持ち得る場合等はこれを視認したユーザはイメージが定まらないためにどの単語を選べばよいかが分からず、所望のWebページを見つけ出すことがかえって難しくなる可能性がある。また、検索条件の絞り込みが不十分である結果、所望のWebページを見つけ出すまでに多くの時間を要してしまうことに不快感を与えてしまう可能性がある。
【0006】
本発明は、タグクラウドを用いた検索システムをより使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をさらに抑制できる、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0008】
(1) 文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連付けて記憶したタグクラウドデータベースと、通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成手段と、前記タグクラウド構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ送信手段と、前記端末から前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けるタグクラウド伸長要求受付手段と、前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド伸長再構成手段と、前記タグクラウド伸長再構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置。
【0009】
(1)に記載の発明によれば、タグクラウド伸長要求受付手段は、端末からタグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付ける。そして、タグクラウド伸長再構成手段は、タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、タグクラウドデータベースから所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成する。
【0010】
この発明によると、端末に表示されるタグの示す意味が単純で広すぎる場合や、複数の意味を持ち得る等の場合、ユーザは、端末からタグクラウドの文字列長の伸長要求を行うことにより、より文字列長の長いタグクラウドを視認することで、タグのイメージが定まるため、従来の検索システムに比べ、所望のWebページを容易に見つけ出すことができ、結果として、所望のWebページを見つけ出すまでの時間を抑制できる。よって、タグクラウドを用いた検索システムをより使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をさらに抑制することの可能な、文字列長を伸長可能なタグクラウド構成装置を提供できる。
【0011】
(2) 文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連付けて記憶したタグクラウドデータベースと、通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成手段と、前記タグクラウド構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ送信手段と、前記端末から前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けるタグクラウド短縮要求受付手段と、前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド短縮再構成手段と、前記タグクラウド短縮再構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置。
【0012】
(2)に記載の発明によれば、タグクラウド短縮要求受付手段は、端末からタグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付ける。そして、タグクラウド短縮再構成手段は、タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、タグクラウドデータベースから所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成する。
【0013】
この発明によると、端末に表示されるタグの文字列が長すぎて、有限な表示スペースに表示できるタグの数が限られてしまったり、どのタグを選べばよいかが分からない場合、ユーザは、端末からタグクラウドの文字列長の短縮要求を行うことで、空いた表示スペースを使ってより多くのタグを表示させたり、タグに関する情報を広く取得したりすることができる。よって、タグクラウドを用いた検索システムをより使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をさらに抑制することの可能な、文字列長を短縮可能なタグクラウド構成装置を提供できる。
【0014】
(3) 前記タグクラウド伸長再構成手段及び/又はタグクラウド短縮再構成手段は、前記再構成の後の前記タグクラウドについて、伸長・短縮した前記タグの一部の文字列が他の部分の文字列と異なる数の前記リンク先文書のURLと関連付けて前記タグクラウドデータベースに記憶されている場合に、前記リンク先文書のURLの数が多い部分の文字列ほど大きい文字を使用して前記タグクラウドを再構成する(1)又は(2)に記載のタグクラウド構成装置。
【0015】
(3)に記載の発明によれば、当該タグクラウド構成装置は、当該タグの一部の文字列が他の部分の文字列と異なる数のリンク先文書のURLと関連付けてタグクラウドデータベースに記憶されている場合に、同一のタグの中で、それぞれの部分の文字列のリンク先文書の数の相違を文字の大きさの相違により表現することができる。このことにより、ユーザは、タグの各部分の文字列に使用される文字の大きさによって、リンク先文書の数の違いを容易に把握できるので、タグクラウドを用いた検索システムをさらに使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をいっそう抑制することの可能な、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置を提供できる。
【0016】
(4) 前記タグクラウド伸長再構成手段及び/又はタグクラウド短縮再構成手段は、前記再構成の後の前記タグクラウドについて、伸長・短縮した複数の前記タグの一部の文字列が同一である場合に、当該同一である一部の文字列を共有し、その前又は後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列を配置して、前記タグクラウドを再構成する(1)から(3)のいずれか一項に記載のタグクラウド構成装置。
【0017】
(4)に記載の発明によれば、当該タグクラウド構成装置は、複数の当該タグの一部の文字列が同一である場合に、その同一である一部の文字列を共有し、その前又は後にそれ以外の部分の文字列を配置してタグクラウドを構成することができる。このことにより、ユーザは、当該同一である一部の文字列一つとそれ以外の部分の複数の文字列とを併せて一連の文字列として視認することができる。したがって、ユーザは、当該同一である一部の文字列を含む複数のタグを一連の文字列として視認することで、タグクラウドを用いた検索システムをさらに使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をいっそう抑制することの可能な、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置を提供できる。また、当該同一である一部の文字列を共有してタグクラウドを構成することで、省スペースとなり、有限な表示スペースにより多くのタグを表示することができる。
【0018】
(5) タグクラウドデータベース作成手段と、タグクラウド構成手段と、タグクラウドページ送信手段と、タグクラウド伸長要求受付手段と、タグクラウド伸長再構成手段と、タグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置が行うタグクラウドを構成する方法であって、前記タグクラウドデータベース作成手段が行う、文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連づけることで、タグクラウドデータベースを作成するタグクラウドデータベース作成工程と、前記タグクラウド構成手段が行う、通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成工程と、前記タグクラウドページ送信手段が行う、前記タグクラウド構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウド送信工程と、前記タグクラウド伸長要求受付手段が行う、前記端末から前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けるタグクラウド伸長要求受付工程と、前記タグクラウド伸長再構成手段が行う、前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド伸長再構成工程と、前記タグクラウドページ更新送信手段が行う、前記タグクラウド伸長再構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信工程とを含む方法。
【0019】
(5)に記載の方法によれば、当該方法の使用をすることにより、(1)と同様の効果が期待できる。
【0020】
(6) タグクラウドデータベース作成手段と、タグクラウド構成手段と、タグクラウドページ送信手段と、タグクラウド短縮要求受付手段と、タグクラウド短縮再構成手段と、タグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置が行うタグクラウドを構成する方法であって、前記タグクラウドデータベース作成手段が行う、文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連づけることで、タグクラウドデータベースを作成するタグクラウドデータベース作成工程と、前記タグクラウド構成手段が行う、通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成工程と、前記タグクラウドページ送信手段が行う、前記タグクラウド構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウド送信工程と、前記タグクラウド短縮要求受付手段が行う、前記端末から前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けるタグクラウド短縮要求受付工程と、前記タグクラウド短縮再構成手段が行う、前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド短縮再構成工程と、前記タグクラウドページ更新送信手段が行う、前記タグクラウド短縮再構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信工程とを含む方法。
【0021】
(6)に記載の方法によれば、当該方法の使用をすることにより、(2)と同様の効果が期待できる。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、ユーザの指示に基づいて自在に文字列長を伸縮してタグクラウドを構成して示すことにより、タグクラウドを用いた検索システムを簡便に利用でき、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をさらに抑制できる、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本実施形態に係るタグクラウド構成装置1を説明するための全体構成を示す図である。
【図2】本実施形態に係るタグクラウドデータベース21を示す図である。
【図3】本実施形態に係るタグクラウドデータベース21の生成例を示す図である。
【図4】本実施形態に係るタグクラウド構成装置1によるタグクラウドデータベース作成処理のフローチャートである。
【図5】本実施形態に係るタグクラウド構成装置1によるタグクラウド構成処理のフローチャートである。
【図6】本実施形態に係るタグクラウド構成装置1によるタグクラウド再構成処理のフローチャートである。
【図7】端末2から「ジョニー事務所」に関するタグクラウドページの送信要求を受け付けた場合の端末2での表示例を示す図である。
【図8】図7において、さらにタグクラウドの伸長要求を受け付けた場合の端末2での表示例を示す図である。
【図9】図8において、さらにタグクラウドの伸長要求を受け付けた場合の端末2での表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
【0025】
[全体構成]
図1は、本実施形態に係るタグクラウド構成装置1を説明するための全体構成を示す図である。ここで、「タグ」とは、リンク先文書(Webページ)を分類する文字列をいう。具体的には、例えば、当該リンク先文書(Webページ)に含まれる特徴語やフレーズ等をいい、本実施形態においては複数の節を含むフレーズにより構成するものを含む。また、「タグクラウド」とは、複数のタグを表示画面等の所定の領域に表したものをいう。具体的には、例えば、Webページの表示画面に複数のタグを当該タグが示すリンク先文書(Webページ)へのハイパーリンクを含んで表したものをいう。タグクラウド構成装置1は、制御部10と、記憶部20とを備える。制御部10は、タグクラウド構成装置1に係る各機能を統括的に制御する部分であり、タグクラウドページ送信要求受付部11、タグクラウド構成部12、タグクラウドページ送信部13、タグクラウド伸長・短縮要求受付部14、タグクラウド再構成部15及びタグクラウドページ更新送信部16を備える。一方、記憶部20は、タグクラウド構成装置1として機能させるための各種プログラム(図示省略)やデータベースを記憶する部分であり、タグクラウドデータベース21を備える。
【0026】
まず、タグクラウドデータベース21について説明する。タグクラウドデータベース21には、文字列長の異なるタグがリンク先文書のURLと関連付けて記憶される。タグクラウドデータベース21は、図2に例示され、タグクラウド構成装置1と通信ネットワークを介して接続された端末2から送信されたキーワードと、リンク先文書のURLとを関連付けるタグを示す「タグ」フィールドと、このタグに関連付けられたリンク先文書のURLを示す「リンク先文書のURL」フィールドとを有する。
【0027】
まず、タグクラウドデータベース21について説明する。タグクラウドデータベース21には、文字列長の異なるタグがリンク先文書のURLと関連付けて記憶される。タグクラウドデータベース21は、図2に例示され、タグクラウド構成装置1と通信ネットワークを介して接続された端末2から送信されたキーワードと、リンク先文書のURLとを関連付けるタグを示す「タグ」フィールドと、このタグに関連付けられたリンク先文書のURLを示す「リンク先文書のURL」フィールドとを有する。
【0028】
例えば、タグが「ジョニー事務所」であり、このタグに関連付けられたリンク先文書のURLが「http://aaa・・・」である場合、「タグ」フィールドには、「ジョニー事務所」が記憶され、「リンク先文書のURL」フィールドには、「http://aaa・・・」が記憶される。また、図2の例では、タグとして、例えば、「ジョニー事務所」が23件記憶され、「ジョニー事務所の人が出演する」が11件記憶されている。
【0029】
図3は、本実施形態に係るタグクラウドデータベース21の生成例を示す図である。タグクラウドデータベース21の生成は次のようにして行う。例えば、国際公開第2002/044946号に記載されているように、クローラと呼ばれる巡回ロボットが、世界中のあらゆるWebサーバに記憶されたWebページを回収する。そして、制御部10は、回収したWebページに含まれる文章を単語及び節ごとに分け、「連体節+名詞」となっている部分の文頭(つまり、連体節の先頭部分)から後方に向けて、またその部分の文末(つまり、「連体節+名詞」の「名詞」部分)から前方に向けて一定の節ごとにタグを抽出する。また、制御部10は、回収したWebページのURLを抽出する。
【0030】
例えば、クローラが回収したWebページに「ジョニー事務所の人が出演する映画は、なぜその出演する本人やグループが主題歌を歌うのですか?」という文章が含まれ、このWebページのURLが「http://aaa・・・」であったとする。まず、制御部10は、この文章を単語及び節ごとに分ける。そうすると、文章は、「ジョニー事務所/の/人/が/出演する[連体節]/映画/は、[主題ハ]/なぜ/その/出演/する[連体節]/本人/や/グループ/が/主題歌/を/歌う[連体節形式名詞]/の/です/か/?」となる。そして、制御部10は、「連体節+名詞」となっている部分の文頭の名詞(つまり、連体節の文頭の名詞)から後方に向けて、またその部分の文末(つまり、「連体節+名詞」の「名詞」部分)から前方に向けて一定の節ごとにタグを抽出する。この例では、「連体節+名詞」となっている部分は、「ジョニー事務所/の/人/が/出演する+映画」と、「なぜ/その/出演/する+本人/や/グループ」とである。そのため、制御部10は、「連体節+名詞」となっている部分の文頭の名詞である「ジョニー事務所」及び「出演」をタグとして抽出し、これら「ジョニー事務所」及び「出演」から後方に向けて一定の節ごとにタグを抽出する。ここでは、制御部10は、「ジョニー事務所」を起点として、「ジョニー事務所の人が出演する」というタグと、「ジョニー事務所の人が出演する映画」というタグとを抽出する。また、制御部10は、「出演」を起点として、「出演する」というタグと、「出演する本人やグループ」というタグと、「出演する本人やグループが主題歌を歌う」というタグとを抽出する。そして、制御部10は、「連体節+名詞」となっている部分の文末である「映画」及び「本人やグループ」から前方に向けて一定の節ごとにタグを抽出する。ここでは、制御部10は、「映画」を起点として、「ジョニー事務所の人が出演する映画」というタグとを抽出する。また、制御部10は、「本人やグループ」を起点として、「出演する本人やグループ」というタグを抽出する。
【0031】
その後、制御部10は、これら抽出した複数のタグをタグクラウドデータベース21の「タグ」フィールドに記憶し、これら複数のタグに関連付けられたリンク先文書のURLである「http://aaa・・・」をタグクラウドデータベース21の「リンク先文書のURL」フィールドに記憶することで、タグクラウドデータベース21を生成する。
【0032】
図1に戻り、制御部10が備える各構成について説明する。タグクラウドページ送信要求受付部11は、タグクラウド構成装置1と通信ネットワークを介して接続可能な端末2からタグクラウドページの送信要求を受け付ける。このタグクラウドページ送信要求受付部11は、タグクラウドページ送信要求受付手段として機能する。
【0033】
タグクラウド構成部12は、タグクラウドページ送信要求受付部11がタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、タグクラウドデータベース21からタグを読み出して、関連付けられたリンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成する。このタグクラウド構成部12は、タグクラウド構成手段として機能する。ここで、「所定の文字列長」は、予め定めた文字列長であれば、どのような定め方であってもよく、例えば、10文字以内というように文字数で定めてもよいし、1文節というように文節数で定めてもよい。
【0034】
図2を例にして、タグクラウドページ送信要求受付部11が「ジョニー事務所」に関するタグクラウドページの送信要求を受け付けた場合について説明する。タグクラウド構成部12は、タグクラウドページ送信要求受付部11がタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、図2に示すタグクラウドデータベース21からタグ「ジョニー事務所」、「ジョニー事務所の人が出演する」、「ジョニー事務所の人が出演する映画」等を読み出して、関連付けられたリンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して、これら複数のタグのうち、所定の文字列長のタグである「ジョニー事務所」及び「映画」についてタグクラウドを構成する。この場合、タグ「ジョニー事務所」に関連付けられたリンク先文書のURLの数は23件であり、タグ「映画」に関連付けられたリンク先文書のURLの数は22件なので、タグ「ジョニー事務所」の方がタグ「映画」よりも大きい文字が使用される。
【0035】
タグクラウドページ送信部13は、タグクラウド構成部12が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを端末2に送信する。このタグクラウドページ送信部13は、タグクラウドページ送信手段として機能する。
【0036】
タグクラウド伸長・短縮要求受付部14は、端末2からタグクラウドの文字列長の伸長・短縮要求を受け付ける。このタグクラウド伸長・短縮要求受付部14は、タグクラウド伸長・短縮要求受付手段として機能する。
【0037】
タグクラウド再構成部15は、タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、タグクラウドデータベース21から所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成する。一方、タグクラウド再構成部15は、タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、タグクラウドデータベース21から所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成する。このタグクラウド再構成部15は、タグクラウド再構成手段として機能する。ここで、「所定の文字列長よりも長い文字列長」は、予め定めた、再構成前の文字列長よりも長い文字列長であれば、どのような定め方であってもよく、再構成前の文字列長が10文字以内であれば、例えば、20文字以内とすることが考えられるし、再構成前の文字列長が1文節であれば、2文節とすることが考えられる。また、「所定の文字列長よりも短い文字列長」は、予め定めた、再構成前の文字列長よりも短い文字列長であれば、どのような定め方であってもよく、再構成前の文字列長が20文字以内であれば、例えば、10文字以内とすることが考えられるし、再構成前の文字列長が2文節であれば、1文節とすることが考えられる。
【0038】
タグクラウドの再構成は、複数回行うことが可能である。例えば、タグクラウドの文字列長の伸長要求を2回以上行うこともできるし、タグクラウドの文字列長の伸長要求を1回行った後、タグクラウドの文字列長の短縮要求を行うこともできる。
【0039】
図2を例にして、タグクラウド伸長・短縮要求受付部14がタグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合について説明する。タグクラウド再構成部15は、図2に示すタグクラウドデータベース21から所定の文字列長(例えば、1文節)よりも長い文字列長(例えば、2文節)のタグである「ジョニー事務所の人が出演する」、「ジョニー事務所の大好きな」、「ジョニー事務所の人が出演する映画」及び「ズーンと心に響く映画」を読み出し、すでにタグクラウド構成部12が構成したタグである「ジョニー事務所」及び「映画」に、新たにタグクラウド再構成部15が読み出したタグである「ジョニー事務所の人が出演する」、「ジョニー事務所の大好きな」、「ジョニー事務所の人が出演する映画」及び「ズーンと心に響く映画」を加えてタグクラウドを再構成する。
【0040】
ここで、タグクラウド再構成部15は、再構成の後のタグクラウドについて、伸長・短縮したタグの文字列が他の伸長・短縮したタグの文字列と異なる数のリンク先文書のURLと関連付けてタグクラウドデータベース21に記憶されている場合に、当該リンク先文書のURLの数が多い文字列ほど大きい文字を使用してタグクラウドを再構成する。
【0041】
例えば、図2に示す例において、伸長・短縮したタグの一つである「ジョニー事務所の人が出演する」の文字列は、他の伸長・短縮したタグである「ジョニー事務所の大好きな」の文字列と異なる数のリンク先文書のURLと関連付けてタグクラウドデータベース21に記憶されている。この場合、タグクラウド再構成部15は、リンク先文書のURLの数が多い文字列(図2の例では、「ジョニー事務所の人が出演する」)ほど大きい文字を使用してタグクラウドを再構成する。
【0042】
その際、タグクラウド再構成部15は、再構成の後のタグクラウドについて、伸長・短縮した複数のタグの一部の文字列が同一である場合に、当該同一である一部の文字列を共有し、その前又は後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列を配置して、タグクラウドを再構成する。
【0043】
例えば、図2に示す例において、再構成の後のタグクラウドについて、伸長・短縮した複数のタグである「ジョニー事務所の人が出演する」及び「ジョニー事務所の大好きな」の一部の文字列(図2の例では、「ジョニー事務所」)は、同一である。この場合、タグクラウド再構成部15は、同一である一部の文字列である「ジョニー事務所」を共有し、その前又は後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列(図2の例では、「の人が出演する」及び「の大好きな」)を配置して、タグクラウドを再構成する。
【0044】
図1に戻り、タグクラウドページ更新送信部16は、タグクラウド再構成部15が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを端末2に送信する。このタグクラウドページ更新送信部16は、タグクラウドページ更新送信手段として機能する。
【0045】
なお、図1に示すように、端末2は、制御部30を備え、制御部30は、ユーザの要求操作に応じて、タグクラウド構成装置1に対してタグクラウドページの送信要求を行うタグクラウドページ送信要求部31と、タグクラウドページ送信部13によって送信されたタグクラウドページを受信し、その受信したタグクラウドページをタグクラウドページ表示部41で表示する制御を行うタグクラウドページ表示制御部32と、ユーザの要求操作に応じて、タグクラウド構成装置1に対してタグクラウドの文字列長の伸長・短縮要求を行うタグクラウド伸長・短縮要求部33とを備える。
【0046】
[本実施形態のハードウェア及びソフトウェアの構成]
本実施形態のハードウェア及びソフトウェアの構成について説明する。タグクラウド構成装置1及び端末2のハードウェアには、制御装置(制御部)としてのCPUの他、記憶装置(記憶部)、通信装置(通信部)、表示装置(表示部)及び入力装置(入力部)が含まれる。記憶装置(記憶部)としては、例えば、メモリ(RAM、ROM等)、ハードディスクドライブ(HDD)又は光ディスク(CD、DVD等)ドライブ等が挙げられる。通信装置(通信部)としては、例えば、各種有線又は無線インターフェース装置等が挙げられる。表示装置(表示部)としては、例えば、液晶ディスプレイ又はプラズマディスプレイ等の各種ディスプレイが挙げられる。入力装置(入力部)としては、例えば、キーボード、ポインティング・デバイス(マウス等)又はリモコン装置等が挙げられる。
【0047】
タグクラウド構成装置1及び端末2のソフトウェアには、上記ハードウェアを制御するプログラムやデータが含まれる。プログラムやデータは、記憶装置(記憶部)により記憶され、制御装置(制御部)により適宜実行、参照される。また、コンピュータ・プログラムやデータは、電磁的方法により配布することも可能であり、CD−ROM等のコンピュータ可読媒体に記録して配布することも可能である。
【0048】
[フローチャート]
図4〜図6は、本実施形態に係るタグクラウド構成装置1のフローチャートである。
【0049】
図4は、本実施形態に係るタグクラウド構成装置1にタグクラウドデータベース作成処理のフローチャートである。この処理は、クローラが回収したWebページについて、随時行われる。
ステップS1では、制御部10は、文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連づけることで、タグクラウドデータベース21を作成する。この処理を終えると、制御部10は、タグクラウドデータベース作成処理を終了する。
【0050】
図5は、本実施形態に係るタグクラウド構成装置1にタグクラウド構成処理のフローチャートである。この処理は、タグクラウドページ送信要求受付部11が端末2からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて行われる。
【0051】
ステップS11では、タグクラウド構成手段12は、端末2からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、タグクラウドデータベース21からタグを読み出して、関連付けられたリンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成する。
【0052】
ステップS12では、タグクラウドページ送信部13は、タグクラウド構成部12が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを端末2に送信する。この処理を終えると、制御部10は、タグクラウド構成処理を終了する。
【0053】
図6は、本実施形態に係るタグクラウド構成装置1にタグクラウド再構成処理のフローチャートである。この処理は、タグクラウド伸長・短縮要求受付部14が端末2からタグクラウドの文字列長の伸長・短縮要求を受け付けたことに応じて行われる。
【0054】
ステップS21では、タグクラウド再構成部15は、タグクラウド伸長・短縮要求受付部14が受け付けた要求がタグクラウドの文字列長の伸長要求であったか否かを判別する。この判別がYESのときは、処理をステップS22に移し、NOのときは、処理をステップS23に移す。ステップS22では、タグクラウド再構成部15は、タグクラウドデータベースから所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成し、処理をステップS25に移す。
【0055】
ステップS23では、タグクラウド再構成部15は、タグクラウド伸長・短縮要求受付部14が受け付けた要求がタグクラウドの文字列長の短縮要求であったか否かを判別する。この判別がYESのときは、処理をステップS24に移し、NOのときは、タグクラウド再構成処理を終了する。ステップS24では、タグクラウド再構成部15は、タグクラウドデータベースから所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成する。
【0056】
ステップS22及びステップS24において、タグクラウド再構成部15は、再構成の後のタグクラウドについて、伸長・短縮したタグの文字列が他の伸長・短縮したタグの文字列と異なる数のリンク先文書のURLと関連付けてタグクラウドデータベース21に記憶されている場合に、当該リンク先文書のURLの数が多い文字列ほど大きい文字を使用してタグクラウドを再構成する。そして、タグクラウド再構成部15は、再構成の後のタグクラウドについて、伸長・短縮した複数のタグの一部の文字列が同一である場合に、当該同一である一部の文字列を共有し、その前又は後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列を配置して、タグクラウドを再構成する。
【0057】
ステップS25では、タグクラウドページ更新送信部16は、タグクラウド再構成部15が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを端末2に送信する。この処理を終えると、制御部10は、タグクラウド再構成処理を終了する。
【0058】
[本実施形態に係るタグクラウド構成装置1の実施例]
図7〜図9は、本実施形態に記載のタグクラウド構成装置1及びタグクラウドの構成方法に係る発明を実施したときの端末2のタグクラウドページ表示部41での表示例を示す図である。
【0059】
まず、図7について説明する。タグクラウドページ送信要求部31から「ジョニー事務所」に関するタグクラウドページの送信要求を行うと、タグクラウド構成部12は、タグクラウドページ送信要求受付部11がタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、図2に示すタグクラウドデータベース21からタグ「ジョニー事務所」、「ジョニー事務所の人が出演する」、「ジョニー事務所の人が出演する映画」等を読み出して、関連付けられたリンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して、これら複数のタグのうち、所定の文字列長(例えば、1文節)のタグである「ジョニー事務所」及び「映画」についてタグクラウドを構成する。そして、タグクラウドページ送信部13は、タグクラウド構成部12が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを端末2に送信し、タグクラウドページ表示制御部32は、このタグクラウドページを受信し、その受信したタグクラウドページをタグクラウドページ表示部41で表示する制御を行う。
【0060】
図7は、このときのタグクラウドページ表示部41での表示例である。タグクラウドページ表示部41には、タグ「ジョニー事務所」及びタグ「映画」により構成されたタグクラウドを含むタグクラウドページが、これらのタグに関連付けられたリンク先文書のURLの数とともに表示される。また、タグ「ジョニー事務所」及びタグ「映画」の文字は、リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字で表示される。
【0061】
また、タグクラウドページ表示部41には、カーソル42と、このカーソル42を合わせてマウス(図示せず)をクリックすることによりタグクラウド構成装置1に対してタグクラウドの文字列長の伸長・短縮要求操作を行うタグクラウド伸長・短縮要求操作部43とが表示される。タグクラウド伸長・短縮要求操作部43は、タグクラウドの文字列長の伸長要求操作を行うタグクラウド伸長要求操作部43aと、タグクラウドの文字列長の短縮要求操作を行うタグクラウド短縮要求操作部43bとにより構成される。
【0062】
タグクラウド伸長要求操作部43aにおいて、円の中に「+」の文字が表示されていれば、伸長要求操作が可能であることを示唆しており、円の中に「+」の文字が表示されていなければ、伸長要求操作できないことを示唆している。図7の例では、円の中に「+」の文字が表示されているので、ユーザは、カーソル42をタグクラウド伸長要求操作部43aに合わせてマウス(図示せず)をクリックすることにより、タグクラウドの文字列長の伸長要求操作を行うことができる。
【0063】
一方、タグクラウド短縮要求操作部43bにおいて、円の中に「−」の文字が表示されていれば、短縮要求操作が可能であることを示唆しており、円の中に「−」の文字が表示されていなければ、短縮要求操作できないことを示唆している。図7の例では、円の中に「−」の文字が表示されていないので、ユーザは、カーソル42をタグクラウド短縮要求操作部43bに合わせてマウス(図示せず)をクリックしても、タグクラウドの文字列長の短縮要求操作を行うことができない。
【0064】
次に、図8について説明する。図7の例において、ユーザがカーソル42をタグクラウド伸長要求操作部43aに合わせてマウス(図示せず)をクリックすると、タグクラウド伸長・短縮要求部33は、タグクラウド構成装置1に対してタグクラウドの文字列長の伸長要求を行い、タグクラウド伸長・短縮要求受付部14は、タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付ける。このとき、タグクラウド再構成部15は、図2に示すタグクラウドデータベース21から所定の文字列長(例えば、1文節)よりも長い文字列長(例えば、2文節)のタグである「ジョニー事務所の人が出演する」、「ジョニー事務所の大好きな」、「ジョニー事務所の人が出演する映画」及び「ズーンと心に響く映画」を読み出し、すでにタグクラウド構成部12が構成したタグである「ジョニー事務所」及び「映画」に、新たにタグクラウド再構成部15が読み出したタグである「ジョニー事務所の人が出演する」、「ジョニー事務所の大好きな」、「ジョニー事務所の人が出演する映画」及び「ズーンと心に響く映画」を加えてタグクラウドを再構成する。
【0065】
ところで、伸長したタグの一つである「ジョニー事務所の人が出演する」の文字列は、他の伸長したタグである「ジョニー事務所の大好きな」の文字列と異なる数のリンク先文書のURLと関連付けてタグクラウドデータベース21に記憶されている。この場合、タグクラウド再構成部15は、リンク先文書のURLの数が多い文字列ほど大きい文字を使用してタグクラウドを再構成する。また、再構成の後のタグクラウドについて、伸長した複数のタグである「ジョニー事務所の人が出演する」及び「ジョニー事務所の大好きな」の一部の文字列(この例では、「ジョニー事務所」)は、同一である。この場合、タグクラウド再構成部15は、同一である一部の文字列である「ジョニー事務所」を共有し、その後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列(この例では、「の人が出演する」及び「の大好きな」)を配置して、タグクラウドを再構成する。
【0066】
タグクラウドの再構成を終えると、タグクラウドページ更新送信部16は、タグクラウド再構成部15が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを端末2に送信し、タグクラウドページ表示制御部32は、このタグクラウドページを受信し、その受信したタグクラウドページをタグクラウドページ表示部41で表示する制御を行う。
【0067】
図7は、このときのタグクラウドページ表示部41での表示例である。タグクラウドページ表示部41には、再構成前のタグ「ジョニー事務所」が伸長されて再構成された、「ジョニー事務所の人が出演する」というタグ及び「ジョニー事務所の大好きな」というタグと、再構成前のタグ「映画」が伸長されて再構成された、「ジョニー事務所の人が出演する映画」というタグ及び「ズーンと心に響く映画」というタグとを含むタグクラウドページが、これらのタグに関連付けられたリンク先文書のURLの数とともに表示される。
【0068】
その際、伸長したタグの一つである「ジョニー事務所の人が出演する」の文字列に関連付けられたリンク先文書のURLの数は、他の伸長したタグである「ジョニー事務所の大好きな」の文字列に関連付けられたリンク先文書のURLの数よりも多いので、「ジョニー事務所の人が出演する」の文字の方が、「ジョニー事務所の大好きな」の文字よりも大きい。また、伸長した複数のタグである「ジョニー事務所の人が出演する」及び「ジョニー事務所の大好きな」の一部を構成する同一の文字列(この例では、「ジョニー事務所」)を共有し、その後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列(この例では、「の人が出演する」及び「の大好きな」)を配置している。なお、タグ「ジョニー事務所の人が出演する映画」及びタグ「ズーンと心に響く映画」についても同様である。
【0069】
なお、タグクラウド伸長要求操作部43aでは、円の中に「+」の文字が表示されているので、ユーザは、カーソル42をタグクラウド伸長要求操作部43aに合わせてマウス(図示せず)をクリックすることにより、タグクラウドの文字列長の伸長要求操作を行うことができる。また、タグクラウド短縮要求操作部43bでは、円の中に「−」の文字が表示されているので、ユーザは、カーソル42をタグクラウド短縮要求操作部43bに合わせてマウス(図示せず)をクリックすることにより、タグクラウドの文字列長の短縮要求操作を行うことができる。
【0070】
次に、図9について説明する。図9は、図8の例において、ユーザがカーソル42をタグクラウド伸長要求操作部43aに合わせてマウス(図示せず)をクリックすることにより、タグクラウド伸長・短縮要求部33がタグクラウド構成装置1に対してタグクラウドの文字列長の伸長要求を行い、タグクラウド伸長・短縮要求受付部14がタグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けたときタグクラウドページ表示部41での表示例を示す。
【0071】
タグクラウドページ表示部41には、再構成前のタグ「ジョニー事務所の人が出演される」が伸長されて再構成された、「ジョニー事務所の人が出演される映画」というタグ及び「ジョニー事務所の人が出演されるという噂」というタグと、再構成前のタグ「ジョニー事務所の大好きな」が伸長されて再構成された、「ジョニー事務所の大好きな人にお勧め」というタグ及び「ジョニー事務所の大好きな私」というタグと、再構成前のタグ「ジョニー事務所の人が出演する映画」と、再構成前のタグ「ズーンと心に響く映画」が伸長されて再構成された、「見終わってズーンと心に響く映画」というタグ、「はじめから最後までズーンと心に響く映画」及び「途中からズーンと心に響く映画」というタグとを含むタグクラウドページが、これらのタグに関連付けられたリンク先文書のURLの数とともに表示される。
【0072】
本実施例によると、タグクラウド伸長・短縮要求受付部14は、端末2からタグクラウドの文字列長の伸長・短縮要求を受け付ける。そして、タグクラウド再構成部15は、タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、タグクラウドデータベースから所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成する。一方、タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、タグクラウドデータベースから所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出してタグクラウドを再構成する。
【0073】
これにより、端末2に表示されるタグの示す意味が単純で広すぎる場合や、複数の意味を持ち得る等の場合、ユーザは、端末2からタグクラウドの文字列長の伸長要求を行うことにより、より文字列長の長いタグクラウドを視認することで、タグのイメージが定まるため、従来の検索システムに比べ、所望のWebページを容易に見つけ出すことができ、結果として、所望のWebページを見つけ出すまでの時間を抑制できる。また、逆に、端末に表示されるタグの文字列が長すぎて、有限な表示スペースに表示できるタグの数が限られてしまったり、どのタグを選べばよいかが分からない場合、ユーザは、端末2からタグクラウドの文字列長の短縮要求を行うことで、空いた表示スペースを使ってより多くのタグを表示させたり、タグに関する情報を広く取得したりすることができる。よって、タグクラウドを用いた検索システムをより使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をさらに抑制することの可能な、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置1を提供できる。
【0074】
また、本実施例によると、タグクラウド再構成部15は、再構成の後のタグクラウドについて、伸長・短縮したタグの一部の文字列が他の部分の文字列と異なる数のリンク先文書のURLと関連付けてタグクラウドデータベース21に記憶されている場合に、リンク先文書のURLの数が多い部分の文字列ほど大きい文字を使用してタグクラウドを再構成する。
【0075】
これにより、当該タグクラウド構成装置1は、伸長・短縮したタグの一部の文字列が他の部分の文字列と異なる数のリンク先文書のURLと関連付けてタグクラウドデータベース21に記憶されている場合に、同一のタグの中で、それぞれの部分の文字列のリンク先文書の数の相違を文字の大きさの相違により表現することができる。このことにより、ユーザは、タグの各部分の文字列に使用される文字の大きさによって、リンク先文書の数の違いを容易に把握できるので、タグクラウドを用いた検索システムをさらに使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をいっそう抑制することの可能な、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置1を提供できる。
【0076】
さらに、本実施例によると、タグクラウド再構成部15は、再構成の後のタグクラウドについて、伸長・短縮した複数のタグの一部の文字列が同一である場合に、当該同一である一部の文字列を共有し、その前又は後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列を配置して、タグクラウドを再構成する。
【0077】
これにより、タグクラウド構成装置1は、複数のタグの一部の文字列が同一である場合に、その同一である一部の文字列を共有し、その前又は後にそれ以外の部分の文字列を配置してタグクラウドを構成することができる。このことにより、ユーザは、当該同一である一部の文字列一つとそれ以外の部分の複数の文字列とを併せて一連の文字列として視認することができる。したがって、ユーザは、当該同一である一部の文字列を含む複数のタグを一連の文字列として視認することで、タグクラウドを用いた検索システムをさらに使いやすく、所望のWebページを見つけ出すまでの時間をいっそう抑制することの可能な、文字列長を伸縮可能なタグクラウド構成装置1を提供できる。また、当該同一である一部の文字列を共有してタグクラウドを構成することで、省スペースとなり、有限な表示スペースにより多くのタグを表示することができる。
【0078】
なお、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【0079】
前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[A1]
文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連付けて記憶したタグクラウドデータベースと、
通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成手段と、
前記タグクラウド構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ送信手段と、
前記端末から前記タグクラウドの文字列長の伸長・短縮要求を受け付けるタグクラウド伸長・短縮要求受付手段と、
前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成し、前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド再構成手段と、
前記タグクラウド再構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置。
[A2]
前記タグクラウド再構成手段は、前記再構成の後の前記タグクラウドについて、伸長・短縮した前記タグの一部の文字列が他の部分の文字列と異なる数の前記リンク先文書のURLと関連付けて前記タグクラウドデータベースに記憶されている場合に、前記リンク先文書のURLの数が多い部分の文字列ほど大きい文字を使用して前記タグクラウドを再構成する[A1]に記載のタグクラウド構成装置。
[A3]
前記タグクラウド再構成手段は、前記再構成の後の前記タグクラウドについて、伸長・短縮した複数の前記タグの一部の文字列が同一である場合に、当該同一である一部の文字列を共有し、その前又は後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列を配置して、前記タグクラウドを再構成する[A1]又は[A2]に記載のタグクラウド構成装置。
[A4]
タグクラウドデータベース作成手段と、タグクラウド構成手段と、タグクラウドページ送信手段と、タグクラウド伸長・短縮要求受付手段と、タグクラウド再構成手段と、タグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置が行うタグクラウドを構成する方法であって、
前記タグクラウドデータベース作成手段が行う、文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連づけることで、タグクラウドデータベースを作成するタグクラウドデータベース作成工程と、
前記タグクラウド構成手段が行う、通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成工程と、
前記タグクラウドページ送信手段が行う、前記タグクラウド構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウド送信工程と、
前記タグクラウド伸長・短縮要求受付手段が行う、前記端末から前記タグクラウドの文字列長の伸長・短縮要求を受け付けるタグクラウド伸長・短縮要求受付工程と、
前記タグクラウド再構成手段が行う、前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成し、前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド再構成工程と、
前記タグクラウドページ更新送信手段が行う、前記タグクラウド再構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信工程とを含む方法。
【符号の説明】
【0080】
1 タグクラウド構成装置
10 タグクラウド構成装置の制御部
11 タグクラウドページ送信要求受付部
12 タグクラウド構成部
13 タグクラウドページ送信部
14 タグクラウド伸長・短縮要求受付部
15 タグクラウド再構成部
16 タグクラウドページ更新送信部
20 タグクラウド構成装置の記憶部
21 タグクラウドデータベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連付けて記憶したタグクラウドデータベースと、
通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成手段と、
前記タグクラウド構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ送信手段と、
前記端末から前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けるタグクラウド伸長要求受付手段と、
前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド伸長再構成手段と、
前記タグクラウド伸長再構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置。
【請求項2】
文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連付けて記憶したタグクラウドデータベースと、
通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成手段と、
前記タグクラウド構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ送信手段と、
前記端末から前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けるタグクラウド短縮要求受付手段と、
前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド短縮再構成手段と、
前記タグクラウド短縮再構成手段が構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置。
【請求項3】
前記タグクラウド伸長再構成手段及び/又はタグクラウド短縮再構成手段は、前記再構成の後の前記タグクラウドについて、伸長・短縮した前記タグの一部の文字列が他の部分の文字列と異なる数の前記リンク先文書のURLと関連付けて前記タグクラウドデータベースに記憶されている場合に、前記リンク先文書のURLの数が多い部分の文字列ほど大きい文字を使用して前記タグクラウドを再構成する請求項1又は2に記載のタグクラウド構成装置。
【請求項4】
前記タグクラウド伸長再構成手段及び/又はタグクラウド短縮再構成手段は、前記再構成の後の前記タグクラウドについて、伸長・短縮した複数の前記タグの一部の文字列が同一である場合に、当該同一である一部の文字列を共有し、その前又は後に当該同一である一部の文字列以外の部分の文字列を配置して、前記タグクラウドを再構成する請求項1から3のいずれか一項に記載のタグクラウド構成装置。
【請求項5】
タグクラウドデータベース作成手段と、タグクラウド構成手段と、タグクラウドページ送信手段と、タグクラウド伸長要求受付手段と、タグクラウド伸長再構成手段と、タグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置が行うタグクラウドを構成する方法であって、
前記タグクラウドデータベース作成手段が行う、文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連づけることで、タグクラウドデータベースを作成するタグクラウドデータベース作成工程と、
前記タグクラウド構成手段が行う、通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成工程と、
前記タグクラウドページ送信手段が行う、前記タグクラウド構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウド送信工程と、
前記タグクラウド伸長要求受付手段が行う、前記端末から前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けるタグクラウド伸長要求受付工程と、
前記タグクラウド伸長再構成手段が行う、前記タグクラウドの文字列長の伸長要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも長い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド伸長再構成工程と、
前記タグクラウドページ更新送信手段が行う、前記タグクラウド伸長再構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信工程とを含む方法。
【請求項6】
タグクラウドデータベース作成手段と、タグクラウド構成手段と、タグクラウドページ送信手段と、タグクラウド短縮要求受付手段と、タグクラウド短縮再構成手段と、タグクラウドページ更新送信手段とを備えるタグクラウド構成装置が行うタグクラウドを構成する方法であって、
前記タグクラウドデータベース作成手段が行う、文字列長の異なるタグ及びリンク先文書のURLを関連づけることで、タグクラウドデータベースを作成するタグクラウドデータベース作成工程と、
前記タグクラウド構成手段が行う、通信ネットワークを介して接続可能な端末からタグクラウドページの送信要求を受け付けたことに応じて、前記タグクラウドデータベースから前記タグを読み出して、関連付けられた前記リンク先文書のURLの数が多いほど大きい文字を使用して所定の文字列長のタグによりタグクラウドを構成するタグクラウド構成工程と、
前記タグクラウドページ送信手段が行う、前記タグクラウド構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウド送信工程と、
前記タグクラウド短縮要求受付手段が行う、前記端末から前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けるタグクラウド短縮要求受付工程と、
前記タグクラウド短縮再構成手段が行う、前記タグクラウドの文字列長の短縮要求を受け付けた場合は、前記タグクラウドデータベースから前記所定の文字列長よりも短い文字列長のタグを読み出して前記タグクラウドを再構成するタグクラウド短縮再構成工程と、
前記タグクラウドページ更新送信手段が行う、前記タグクラウド短縮再構成工程で構成したタグクラウドを含むタグクラウドページを前記端末に送信するタグクラウドページ更新送信工程とを含む方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2013−77327(P2013−77327A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−5204(P2013−5204)
【出願日】平成25年1月16日(2013.1.16)
【分割の表示】特願2010−137875(P2010−137875)の分割
【原出願日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【出願人】(500257300)ヤフー株式会社 (1,128)
【Fターム(参考)】