説明

昇降載置台付台車

【課題】高低差を有する載置面間で貨物を移載するための昇降載置台付台車において、昇降載置台の最低高さを低くすることを可能とする。
【解決手段】昇降載置台付台車1は、台車10と、台車10にシザースリンク21によって昇降自在に支持されて負荷を載置可能な昇降載置台20と、シザースリンク21を拡縮して昇降載置台20を昇降させる、昇降載置台20内に配置されるリフトシリンダ22と、を備え、昇降載置台20の最低高さから最高よりも低い所定の高さまでの範囲において昇降載置台20を台車10から押上げる補助シリンダ12をさらに備える。これにより、昇降載置台20は、その最低高さ位置から主として補助シリンダ12により押上げられ、その後はリフトシリンダ22によって上昇されるので、昇降載置台20内に配置されるリフトシリンダ22が小型のものでよくなり、昇降載置台20の最低高さを低くでき、移載作業が容易になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高低差を有する載置面間で貨物等を移載するための昇降載置台付台車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、空港の貨物取扱施設において、トラックの荷台とドーリー(空港用機材)との間で貨物を昇降して移載する昇降載置台付台車として、パレットローダが知られている(例えば、特許文献1参照)。トラックは、一般道路を走行する貨物運送自動車であり、一般道路の走行に必要な床下高さを確保するため、荷台の高さが1m程度ある。一方、ドーリーは、空港内の平坦な区域で牽引される台車であり、高さが0.5m程度と低くなっている。昇降載置台付台車は、このような高低差を有する載置面間で貨物を移載するために用いられる。なお、貨物取扱施設で貨物を搭載したドーリーは、駐機している航空機の近くまで牽引され、貨物は、さらにハイリフトローダに移載されて航空機のカーゴ室に搬入される。
【0003】
図6は、昇降載置台付台車の構成を示す。昇降載置台付台車60は、昇降載置台61(以下、テーブルという)を備え、矢印で図示するように、左右側部及び前部から貨物を搭載可能である。貨物の移動を容易にするためのボール64がテーブル61の載置面に設けられている。テーブル61は、シザースリンク(図示せず)によって昇降自在に支持され、シザースリンクは、テーブル61内(下側)に配置されたリフトシリンダ63によって拡縮され、テーブル61が昇降される。貨物は、テーブル61をトラックの荷台と同じ高さ位置まで上昇した状態でトラックの荷台からテーブル61に移載され、テーブル61を下降してから、ドーリーに移載される。このとき、テーブル61とドーリーの載置面とは、同じ高さ位置とされなければ、貨物の移載作業ができなくなる。昇降載置台付台車60は、載置される貨物の総重量の上限である最大許容荷重を大きくし、かつ、或る程度大きい昇降ストローク長を保持するには、テーブル61内に大型のリフトシリンダ63を配置する必要があり、テーブル61の最下降時における路面からテーブル61の載置面までの最低高さh6をドーリーと同等の高さまで低くすることが難しくなる。
【特許文献1】特開2005−62062号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記問題を解決するものであり、高低差を有する載置面間で貨物を移載するための昇降載置台付台車において、載置される貨物(負荷)の最大許容荷重を大きくし、かつ、所要の昇降ストローク長を確保するに、昇降載置台内に大型のリフトシリンダを配置する必要をなくして昇降載置台の最低高さを低くでき、ドーリー等の低い載置面と、それよりも高い載置面を有するトラック等との間での貨物の移載作業を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、後部に運転席台を有して自走可能な台車と、前記台車にシザースリンクによって昇降自在に支持されて負荷を載置可能な昇降載置台と、前記シザースリンクを拡縮して前記昇降載置台を昇降させる、該昇降載置台内に配置されるリフトシリンダと、を備えた昇降載置台付台車において、前記昇降載置台の最低高さから最高よりも低い所定の高さまでの範囲において前記昇降載置台を前記台車から押上げる補助シリンダをさらに備え、前記昇降載置台は、左右側部及び前部から負荷を移載可能としたものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の昇降載置台付台車において、前記昇降載置台に負荷が載置されているか否かを検出する負荷検出センサを備え、前記昇降載置台を上昇させるとき、前記負荷検出センサにより負荷が検出されないときは前記リフトシリンダのみで前記昇降載置台を上昇させ、負荷が検出されたときは前記昇降載置台を途中の高さまで前記補助シリンダを作動させ、その後は前記リフトシリンダで上昇させるものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、昇降載置台は、その最低高さ位置からリフトシリンダ(メインシリンダ)と補助シリンダにより押上げられ、補助シリンダストロークエンド後は、リフトシリンダによって上昇されるので、昇降載置台内に配置されるリフトシリンダが大型のものでなく、小型のものでよくなる。従って、昇降載置台の最低高さを低くでき、ドーリー等の低い載置面との貨物の移載作業が可能となり、また、所要の昇降ストローク長も確保される。また、補助シリンダは、作動範囲が昇降載置台の昇降ストローク長よりも小さいので、シリンダ長を短くでき、昇降載置台の上に突出しない配置が可能となり、貨物の移載作業に支障を来たさない。また、リフトシリンダ(メインシリンダ)及び補助シリンダを採用することにより、台車の左右方向(2方向)からの負荷の移載だけでなく、前方向(計3方向)からの移載も可能となり、汎用性が高まる。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、負荷が載置されていない無負荷時には、補助シリンダを作動させず、リフトシリンダのみを作動させるので、迅速な動作で、かつ、省エネルギーを図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の第1の実施形態に係る昇降載置台付台車について説明する。図1(a)(b)は、本実施形態の昇降載置台付台車の構成を示す。昇降載置台付台車1は、台車10と、台車10にシザースリンク21F、21Rによって昇降自在に支持されて負荷を載置可能な昇降載置台20と、シザースリンク21F、21Rを拡縮して昇降載置台20を昇降させる、昇降載置台20内に配置されるリフトシリンダ22F、22Rと、を備え、昇降載置台20の最低高さから最高よりも低い所定の高さまでの範囲において昇降載置台20を台車10から押上げる補助シリンダ12F、12Rをさらに備える。以下、前後一対の部材には、前側部材にF、後側部材にはRの符号を付し、それらの部材を総称する場合は、F、Rの符号を省略する。
【0010】
台車10は、後部に走行装置13と運転席台14とを有する自走可能な走行台車であり、運転席台14には、運転走行のためのハンドル141等を備える。また、台車10は、走行装置を備えずに牽引されて移動する台車であってもよい。台車10は、下面側に、移動のための車輪16と、停止中に台車10を路面上に支えて安定させるための油圧のジャッキ17とを備える。
【0011】
昇降載置台20は、載置される貨物(負荷)の移動を容易にするためにボール23とフリーローラ又はローラ24が載置面201に複数配設される。可動のストッパ25が載置面201の周辺部に配設され、載置面201上に突出した状態で貨物の落下を防止し、載置面201下に収納した状態で貨物の通過を可能とする。また、作業員の転落を防止するための手摺26が着脱可能に立設され、載置面201を照明する照明装置27が貨物の移動に支障しない昇降載置台20の後側位置に設けられる。
【0012】
シザースリンク21Fは、クロスリンクとも呼ばれ、2本のリンクアームが、長手方向中央位置でクロス(交差)して連鎖をなすリンク機構である。油圧のリフトシリンダ22Fが、シザースリンク21Fの交差角を変化するように昇降載置台20内(下側)に配置され、シザースリンク21Fを上下方向に拡縮する。昇降載置台20後側のシザースリンク21Rも前記の前側のシザースリンク21Fと同じ機構であり、リフトシリンダ22Rによって拡縮される。両シザースリンク21F、21Rは、同期して拡縮され、昇降載置台20を台車10上で昇降させる。リフトシリンダ22を制御する油圧制御機器は、運転席台14の周辺の適宜位置に設けられ、運転席台14内には、昇降載置台20の昇降を作動させるための昇降レバースイッチ142が設けられる。
【0013】
補助シリンダ12は、シザースリンク21を介さずに、昇降載置台20を直接押上げる油圧シリンダであり、台車10の四隅近傍のうち2か所に略鉛直に設けられ、補助シリンダ12のロッドが昇降載置台20を下側から上方に押すことによって昇降載置台20を押上げる。また、それとは逆に、補助シリンダ12を昇降載置台20に設けて、補助シリンダ12のロッドが台車10を下方に押すことによって昇降載置台20を押上げるように構成してもよい。補助シリンダ12は、昇降載置台20内(下側)に配置され、昇降載置台20の上に突出しない。なお、昇降載置台20の後側からは貨物を搭載しないので、後側の補助シリンダ12Fは、昇降載置台20の上側に設けてもよい。
【0014】
上記のように構成された昇降載置台付台車1の昇降動作について説明する。図2(a)は、補助シリンダ12が台車10設けられた場合の昇降載置台20の上昇動作を示す。昇降載置台20が路面FLから最低高さh1に最降下している状態から、もし、負荷を有する昇降載置台20をリフトシリンダ22のみで上昇しようとすると、リフトシリンダ22は、台車10への取付角度が小さいために大きな力を発生する必要があり、大型のものとなる。本実施形態においては、昇降載置台20を上昇させるとき、上昇途中まではリフトシリンダ22と補助シリンダ12とを作動させる。補助シリンダ12は、台車10への取付角度が略直角であるため、発生する力がそのままの大きさで昇降載置台20を押上げる。昇降載置台20が所定の高さh2まで上昇すると、補助シリンダ12のロッド12aが最も伸びた状態、すなわちストロークエンドとなる。昇降載置台20が所定の高さh2よりも上昇した高さh3では、昇降載置台20とロッド12aの間にギャップGPが生じ、補助シリンダ12は昇降載置台20を押上げないが、リフトシリンダ22の取付角度が大きくなり、昇降載置台20は、リフトシリンダ22のみで上昇される。昇降載置台20の下降動作についても同様であり、上昇下降の両動作において、リフトシリンダ22は、昇降載置台20の最低高さh1から最高高さまでの全昇降ストローク長において作動し、補助シリンダ12は、最低高さh1から最高よりも低い所定の高さh2までの範囲において作動する。また、図2(b)に示すように、補助シリンダ12は、昇降載置台20に設けてもよい。
【0015】
このように、昇降載置台20は、その最低高さh1位置からリフトシリンダ22と補助シリンダ12により押上げられ、補助シリンダストロークエンド後はリフトシリンダ22によって上昇されるので、昇降載置台20内に配置されるリフトシリンダ22が大型のものでなく、小型のものでよくなる。従って、昇降載置台20の最低高さh1を低くでき、ドーリー等の低い載置面との貨物の移載作業が可能となり、また、所要の昇降ストローク長も確保される。また、補助シリンダ12は、作動範囲が昇降載置台20の昇降ストローク長よりも小さいので、シリンダ長を短くでき、昇降載置台20の上に突出しない配置が可能となり、貨物の移載作業に支障を来たさない。さらに、リフトシリンダ22の小型化と、補助シリンダ12の付加という簡単な構成は、昇降載置台付台車1のコスト低減に寄与する。また、リフトシリンダ(メインシリンダ)及び補助シリンダを採用することにより、台車の左右方向(2方向)からの負荷の移載だけでなく、前方向(計3方向)からの移載も可能となり、汎用性が高まる。
【0016】
ここで、リフトシリンダ22と補助シリンダ12への圧油の供給と遮断を制御する油圧回路について説明する。図3は、その油圧回路の一例を示す。油圧源としての油圧ポンプ30Pは、リフトシリンダ22F、22Rの上昇、下降を制御する上昇下降制御用切換弁31を経由して主圧油回路32に接続され、主圧油回路32から開閉制御用電磁切換弁33を経由してリフトシリンダ22F、22Rへの圧油分岐路35に接続される。また、圧油分岐路35から開閉制御用電磁切換弁34を経由して補助シリンダ12F、12Rへの圧油分岐路36に接続される。なお、リフトシリンダ22F、22R、及び補助シリンダ12F、12Rとオイルタンクとの間には、圧油戻し回路39が設けられる。
【0017】
続いて、上記油圧回路30の動作を説明する。運転席台14に設けられた昇降レバースイッチ142を上昇ONにすることにより、リレー又はプログラマブルコントローラに入力信号が入り、ポンプモータが始動する。また同時に、コントロールバルブが切換弁により切り換わり、圧油が主圧油回路32に流れる。電気シーケンスによって開閉制御用電磁切換弁33が開位置に切り換わって圧油がリフトシリンダ22F、22Rに供給されると共に、開閉制御用電磁切換弁34が開位置に切り換わり、圧油が補助シリンダ12F、12Rに供給される。リフトシリンダ22F、22Rと補助シリンダ12F、12Rは、圧油の供給によって作動し、昇降載置台20が上昇する。
【0018】
昇降レバースイッチ142を中立にすることにより、上昇下降制御用切換弁31、開閉制御用電磁切換弁33、開閉制御用電磁切換弁34が閉位置に切り換わり、リフトシリンダ22F、22Rと補助シリンダ12F、12Rへの圧油の供給が遮断される。それにより、昇降載置台20は、上昇が停止して高さが保持される。昇降レバースイッチ142を下降ONにすることにより、リフトシリンダ22F、22Rと補助シリンダ12F、12Rから圧油が油タンクに戻され、昇降載置台20が下降する。
【0019】
なお、昇降載置台付台車1には、昇降載置台20を制御するこの油圧回路30の他に、ジャッキ17や、載置された貨物を水平方向に押すプッシャ(図示せず)等を制御する油圧回路が設けられる。これらの油圧回路の油圧源は、通常、共通とされる。
【0020】
次に、リフトシリンダ22と補助シリンダ12への圧油の供給と遮断を制御する別の油圧回路について説明する。図4は、図3とは別例の油圧回路を示す。この油圧回路40では、前側のリフトシリンダ22Fと補助シリンダ12Fへ圧油を供給する圧油分岐路46と、後側のリフトシリンダ22Rと補助シリンダ12Rへ圧油を供給する圧油分岐路45とを分け、後側の圧油分岐路45に開閉制御用電磁切換弁44を設ける。その他の回路構成は、図3に示す前記の油圧回路と同様である。
【0021】
昇降載置台20に載置された負荷が前後どちらかに偏心し、昇降載置台20が傾斜した場合、後側の圧油分岐路45の開閉制御用電磁切換弁44の開閉切換によって昇降載置台20を水平にすることができる。開閉制御用電磁切換弁44の切換は、手動で操作してもよいし、昇降載置台20の傾斜を検知する傾斜センサを設けて自動的に行うように構成してもよい。
【0022】
次に、本発明の第2の実施形態に係る昇降載置台付台車について説明する。図5は、本実施形態におけるリフトシリンダ22と補助シリンダ12への圧油の供給と遮断を制御する油圧回路を示す。油圧回路以外は、第1の実施形態と同様の構成である。本実施形態の油圧回路50は、第1の実施形態の油圧回路30の回路構成に加え、リフトシリンダ22F、22Rへの圧油分岐路35に油圧センサから成る負荷検出センサ51を備える。
【0023】
負荷検出センサ51は、昇降載置台20に負荷が載置されているか否かを検出するものである。昇降載置台20を上昇させるとき、昇降載置台20に負荷としての貨物が載置されていると、負荷の荷重に応じてリフトシリンダ22F、22Rの油圧が高くなり、その油圧が予め設定された閾値を超えると、負荷検出センサ51が負荷を検出する。負荷検出センサ51の出力を条件として、補助シリンダ12F、12Rへの圧油分岐路36の開閉制御用電磁切換弁34が開閉切換される。この開閉切換によって、昇降載置台20を上昇させるとき、負荷検出センサ51により負荷が検出されないときはリフトシリンダ22のみで昇降載置台20を上昇させ、負荷が検出されたときは昇降載置台20を途中の高さまで補助シリンダ12を作動させ、その後はリフトシリンダ22で上昇させる。
【0024】
このように、本実施形態では、負荷が載置されていない無負荷時には、補助シリンダ12を作動させず、リフトシリンダ22のみを作動させるので、補助シリンダ12への圧油の供給が不要となり、迅速な動作で、かつ、省エネルギーを図ることができる。
【0025】
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、負荷検出センサ51は、負荷の荷重を計測するロードセルであってもよいし、光線によって負荷の有無を検出する光電センサであってもよい。また、本発明の昇降載置台付台車1は、トラックの荷台とドーリーとの間の航空機の貨物の移載に限って用いられるものではなく、それ以外の移載や運搬に用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態に係る昇降載置台付台車の平面図、(b)は同台車の側面図。
【図2】(a)(b)は同台車における昇降載置台の上昇動作の説明図。
【図3】同昇降載置台を昇降するための油圧回路図。
【図4】同昇降載置台を昇降するための別例の油圧回路図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る昇降載置台付台車の油圧回路図。
【図6】従来の昇降載置台付台車の斜視図。
【符号の説明】
【0027】
1 昇降載置台付台車
10 台車
12 補助シリンダ
20 昇降載置台
21 シザースリンク
22 リフトシリンダ
51 負荷検出センサ(油圧センサ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
後部に運転席台を有して自走可能な台車と、前記台車にシザースリンクによって昇降自在に支持されて負荷を載置可能な昇降載置台と、前記シザースリンクを拡縮して前記昇降載置台を昇降させる、該昇降載置台内に配置されるリフトシリンダと、を備えた昇降載置台付台車において、
前記昇降載置台の最低高さから最高よりも低い所定の高さまでの範囲において前記昇降載置台を前記台車から押上げる補助シリンダをさらに備え、
前記昇降載置台は、左右側部及び前部から負荷を移載可能としたことを特徴とする昇降載置台付台車。
【請求項2】
前記昇降載置台に負荷が載置されているか否かを検出する負荷検出センサを備え、前記昇降載置台を上昇させるとき、前記負荷検出センサにより負荷が検出されないときは前記リフトシリンダのみで前記昇降載置台を上昇させ、負荷が検出されたときは前記昇降載置台を途中の高さまで前記補助シリンダを作動させ、その後は前記リフトシリンダで上昇させることを特徴とする請求項1に記載の昇降載置台付台車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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