説明

映像表示装置、バッファ管理方法および映像表示システム

【課題】ストリーミング再生でユーザが任意の位置を指定して再生を行うときに生じていた待ち時間に、見かけ上シームレスな切替えを可能とする映像表示装置、バッファ管理方法および映像表示システムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、データを受信するストリームバッファ12と、このストリームバッファ12を制御するバッファ制御部18と、ストリームバッファ12に溜まったデータを再生する映像再生装置14とを具備し、映像再生装置14がデータを再生中に任意の位置からの再生が指定された場合、バッファ制御部18はストリームバッファ12に残っているデータの再生を継続させている間に、バッファ12に指定先のデータを溜めさせることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施の形態は、ストリーミングデータを再生可能な映像表示装置、バッファ管理方法および映像表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、配信されたストリーミングデータの未再生の部分において、ユーザが視聴したい場面を選択して再生する再生装置が開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−135825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1によれば、配信されたストリーミングデータの未再生の部分において、スキップボタンが押されたとき、スキップ時間情報の再生位置を優先的に映像配信サーバに配信させるためのバッファ情報を作成し、通信部からインターネットを介して、映像配信サーバに送信する。そして、制御部は通信部からインターネットを介して受信した優先的バッファ区間に対応したストリーミング映像を映像再生プレイヤに再生させる、ことが開示されている。
【0005】
しかしながら、先行技術はユーザの嗜好を解析し、特定位置のデータを優先的に受信する方法を述べたものであり、現映像と指定先の映像との切替えタイミングおよびバッファメモリ管理方法については何ら記載されていない。
【0006】
そこで本発明が解決しようとする課題は、ストリーミング再生でユーザが任意の位置を指定して再生を行うときに生じていた待ち時間に、見かけ上シームレスな切替えを可能とする映像表示装置、バッファ管理方法および映像表示システムを提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、データを受信するバッファ部と、前記バッファ部を制御するバッファ制御部と、前記バッファ部に溜まった前記データを再生する再生部とを具備し、前記再生部が前記データを再生中に任意の位置からの再生が指定された場合、前記バッファ制御部は前記バッファ部に残っている前記データの再生を継続させている間に、前記バッファ部に指定先のデータを溜めさせることを特徴とすることを特徴とする。
【0008】
実施形態によれば、データをバッファ部で受信し、前記バッファ部を制御し、前記バッファ部に溜まった前記データを再生し、前記データを再生中に任意の位置からの再生が指定された場合、前記バッファ部に残っている前記データの再生を継続させている間に、前記バッファ部に指定先のデータを溜めさせることを特徴とする。
【0009】
実施形態によれば、データを配信する配信サーバと、前記配信サーバから前記データを受信するバッファ部と、前記バッファ部を制御するバッファ制御部と、前記バッファ部に溜まった前記データを再生する再生部とを具備し、前記再生部が前記データを再生中に任意の位置からの再生が指定された場合、前記バッファ制御部は前記バッファ部に残っている前記データの再生を継続させている間に、前記バッファ部に指定先のデータを溜めさせることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施形態に係るストリーミングデータを再生可能なシステムブロック図である。
【図2】ストリーミング再生におけるバッファ管理方法を示したフローチャートである。
【図3】ストリーミングデータ再生中の画面例を示した図である。
【図4】モード選択ダイアログ画面例を示す図である。
【図5】バッファリング中と再生中の表示画面例を示す図である。
【図6】バッファリング中の表示画面例を示す図である。
【図7】バッファ容量が無かった場合のデータ管理方法を示すフローチャートである。
【図8】バッファに再生済みデータがある場合を示した図である。
【図9】バッファに再生済みデータがない場合を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態にかかるストリーミングデータを再生可能なシステムブロック図である。なお、以下に説明する要素や構成あるいは機能は、ハードウエアで実現するものであってもよいし、マイクロコンピュータ(処理装置、CPU)等、を用いてソフトウエアで実現するものであってもよい。
【0012】
図1が示す映像表示システム300はストリーミング配信サーバ100と映像表示装置200とから構成されている。映像表示装置200は、ストリーミング配信サーバ100からストリーミングデータを受信する通信装置10と、ストリーミングデータを一次保存するストリームバッファ12と、ストリームを再生する映像再生装置14と、ストリームを表示する表示装置16と、それらを制御する制御ソフトウェア22から構成されている。この実施形態はこれらの制御ソフトウェア22群の中でも、ストリームバッファを制御するバッファ制御部18と、映像再生装置14を制御する再生制御部20とを利用して実施する。
【0013】
図2はストリーミング再生におけるバッファ管理方法を示したフローチャートである。図3はストリーミングデータ再生中の画面例を示した図であり、図4はモード選択ダイアログ画面例を示す図であり、図5はバッファリング中と再生中の表示画面例を示す図であり、図6はバッファリング中の表示画面例を示す図である。
【0014】
<バッファリング中(区間A)>
図2に示すように、ユーザがストリーミング再生するコンテンツを選択すると(ステップST201)、通信装置10はストリーミング配信サーバ100からストリーミングデータを受信する(ステップST203)。バッファ制御部18は、通信装置10で受信されたストリーミングデータが一定量ストリームバッファ12に溜まったかどうか判断し、一定量溜まっていない場合は溜まるまで受信させる(ステップST205のN)。この間は、ユーザはバッファリング期間として再生待ち状態となる。また、一定量バッファ12に溜まった場合はステップST207に進む(ステップST205のY)。
【0015】
<再生中(区間B)>
ストリームバッファ12が一定量のストリームデータの受信を完了すると、映像再生装置14は再生制御部20の制御に基づいてストリーミングデータを再生開始する(ステップST207)。なお、バッファ制御部18はストリームデータ再生中もバッファ容量に空きがある限りはその続きのデータを先取りして受信し続ける。図3は再生中の表示画面を表しており、画面下のプログレスバーには現在の再生位置と受信済みのデータ量が分かるよう表示される。
【0016】
<任意の再生位置指定(区間C)>
再生中に、ユーザは任意の位置からの再生を指定することができる。ユーザが新しく再生位置を指定した場合、バッファ制御部18はその指定した任意の位置のデータがストリームバッファ12に受信されているのかどうかを確認する(ステップST209)。もし、ストリームバッファ12にデータがまだ受信されていなければ(未受信)(ステップST209のY)、バッファ制御部18は現在のデータ受信を中止して指定先のデータから続きのデータを受信し始める(ステップST211)。このとき、映像再生装置14はストリームバッファ12が指定位置のデータを全く持っていないため、シームレスに再生を続けることができない。
【0017】
<モード選択ダイアログ画面(区間D)>
そこで、そのような場合に再生制御部20は画面に図4のようなモード選択ダイアログ画面を表示させ、ユーザに現在再生中のコンテンツを見続けながら指定位置のデータが溜まるのを待つか、またはこれ以上再生を続けずに指定位置のデータが溜まるのを待つかを選択させることができる(ステップST213)。図4のダイアログ画面では、指定位置のバッファリング中に今までの再生を続けるかどうかを「はい」か「いいえ」で選択できるようになっている。ユーザがモード選択ダイアログで「はい」を選択すると(ステップST213のY)、指定位置のデータ受信を行いながら今までの再生を継続する。一方、ユーザがダイアログ画面で「いいえ」を選択すると(ステップST213のN)、すなわち、現在再生中のコンテンツの再生を続けずに指定位置のデータが溜まるのを待ち、ステップST223へ進む。なお、再生制御部20がダイアログ画面を表示させる場合は、現在再生中の動画を一時停止させてこの停止した部分を静止画として表示させる。それとも、今まで再生していた再生済みデータを静止画として利用してもよい。
【0018】
ステップST209の処理で、ユーザが指定した任意の位置のデータが既にストリームバッファ12に受信されていた場合は(ステップST209のN)、ステップST215へ進む。
【0019】
<バッファリング中+再生中(区間E)>
ステップST215の処理では、バッファ制御部18は指定位置のデータが一定量を超えたかどうかを判断する(ステップST215)。もし、バッファ制御部18が指定位置のデータが一定量を超えたと判断した場合には(ステップST215のY)、再生制御部20は今までの再生を終了させ指定位置からの再生に自動的に切り替える(ステップST229)。ただし、通信装置10は指定位置からのデータ受信を始めるため、指定前のデータは任意の位置を指定する前に既に受信されたもの以上に増えることはない。
【0020】
バッファ制御部18が指定位置のデータが一定量を超えていないと判断した場合には(ステップST215のN)、再生制御部20は映像再生装置14に対して指定前のデータの再生を継続させる(ステップST217)。そして、バッファ制御部18は指定位置からのストリーミングデータをストリームバッファ12に受信させる(ステップST219)。なお、ユーザの指定した位置が既にバッファに受信されていたところであれば、指定位置からのストリーミングデータを受信するのではなく、既に受信されたところから受信する。
【0021】
バッファ制御部18はストリームバッファ12の容量を常に把握しており、指定前の受信データに残量があるかをチェックし、残量があった場合(ステップST221のY)、ステップST215に戻り指定位置のデータが一定量を超えるまで繰り返す。指定前の受信データに残量がなかった場合(ステップST221のN)、すなわち、指定位置からのデータが一定量溜まる前に既に受信済みのデータを全て再生してしまった場合は、これ以上再生を続けるデータが無いため、モード選択ダイアログで「いいえ」を選択した場合と同様の処理シーケンス(ステップST223)に入る。
【0022】
図5に示すように、区間E(バッファリング中+再生中)の表示画面で、画面(動画)下のプログレスバーには現在の再生位置、最大再生可能位置(位置指定以前にデータ受信完了していた位置)、再生指定先の位置および指定先の位置からのデータ受信量が表示され、画面右上には再生指定先のストリームが再生可能となるデータ量までのパーセンテージが表示される。この値が100%となると指定先ストリームの再生が開始される。
【0023】
<バッファリング中(区間F)>
バッファ制御部18は今まで再生していたデータ(コンテンツ)は一時停止させ、静止画のまま指定位置からのデータ受信を行う(ステップST223、225)。この静止画は一時停止した瞬間のデータを利用してもよいし、既に再生済みのデータを利用してもよく、バッファ制御部18はストリームバッファ12から静止画とするデータを抽出して表示させる。
【0024】
指定位置からデータ受信を行った後、バッファ制御部18は指定位置のデータが一定量を超えたかどうかを判断する(ステップST227)。バッファ制御部18は指定位置のデータが一定量を超えていないと判断した場合には(ステップST227のN)、一定量超えるまでストリーミングデータを受信する。
【0025】
図6に示すように、区間F(バッファリング中)の表示画面で、画面(静止画)下のプログレスバーには再生指定先の位置および指定先の位置からのデータ受信量が表示され、画面右上には再生指定先のストリームが再生可能となるデータ量までのパーセンテージが表示される。この値が100%となると指定先のストリームの再生が開始される。
【0026】
<再生中(区間G)>
バッファ制御部18が指定位置のデータが一定量を超えたと判断した場合には(ステップST227のY)、再生制御部20は指定位置からの再生に自動的に切り替える(ステップST229)。
【0027】
次に、バッファ容量がなかった場合のデータ管理方法を図7を用いて説明する。図7は再生を継続しながら指定先のストリーミングデータを受信する際、ストリームバッファ12に空き容量が無かった場合のデータ管理方法について記したものである。
【0028】
バッファ制御部18は指定前のデータを再生しながら指定先のストリーミングデータを受信する(ステップST601)。バッファ制御部18はストリームバッファ12に空き容量があるかどうかをチェックする。そして、空き容量があると判断した場合には(ステップST603のY)、バッファ制御部18は通信装置10を介して受信したストリーミングデータを消去せずにバッファ12の空き領域にデータを書き込ませる(ステップST611)。
【0029】
空き容量がないと判断した場合は(ステップST603のN)、バッファ制御部18はさらにバッファ12に再生済みデータがまだ保持されているかどうかをチェックする。通常、バッファは再生が済んだ後のデータをバックアップ用として一定量保持している。もし、バッファ12に再生済みのデータがあった場合(ステップST605のY)、バッファ制御部18は再生済みデータを優先して消去して空き領域を作成する(ステップST607)。
【0030】
図8は、配信サーバ100から指定先のストリーミングデータが配信され、ストリームバッファ12が一杯になった状態を示している。ここでは、ストリームバッファ12は概念的に複数の区分に分けられており、左側から3個目までが再生済みデータ、4個目から16個目までが指定前の受信済みデータ、17個目から最後(20個目)までが指定先の受信済みデータを表している。バッファ制御部18が再生済みデータを消去する際には最も古いデータから削除する。つまり、図8の一番左側のOldest Dataから優先的に消去して空き容量を作成する(FIFO方式)。
【0031】
バッファ制御部18がバッファ12に再生済みのデータが無いと判断した場合(ステップST605のN)、再生位置指定前に受信済みのデータを消去して空き領域を作成する(ステップST609)。図9は、図8と同様に配信サーバ100から指定先のストリーミングデータが配信され、ストリームバッファ12が一杯になった状態を示している。図8と違うのは、バッファ12内に再生済みデータが保持されていない点である。図9のバッファ12は左側から16番目までが指定前の受信済みデータ、17番目から最後(20番目)までが指定先の受信済みデータを表している。バッファ制御部18が指定前の受信済みのデータを消去する際には最も新しいデータから削除する。つまり、図9の16番目(区分)のNewest Dataから優先的に消去して空き容量を作成する(LIFO方式)。ただし、この場合は図5で示した最大再生可能位置は短くなる。本実施形態では、このようなデータ消去の方法として、再生済みデータの場合も未再生データの場合も、現在の再生位置から遠いデータを優先して消去することとしている。
【0032】
上記説明したように、従来であればストリーミング再生では、まだバッファにデータが十分溜まっていない位置にジャンプした場合、バッファに一定量のデータが溜まるまでユーザーは再生を待たされることとなっていた。また、任意の位置にジャンプした場合、ジャンプする前に溜めていたデータは利用価値がなくなっていた。
【0033】
本実施形態では、ストリーミング再生でユーザーが任意の位置(データ未受信)を指定して再生を行うときに生じていた待ち時間に、既に受信済みである指定前のデータを引き続き再生させることより、既にあるデータを有効利用して、バッファリング中の待ち時間にも動画を楽しむことができ、見かけ上シームレスな切替を行うことができる。
【0034】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0035】
10・・・通信装置、12・・・ストリームバッファ、14・・・映像再生装置、16・・・表示装置、18・・・バッファ制御部、20・・・再生制御部、100・・・配信サーバ、200・・・映像表示装置、300・・・システム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを受信するバッファ部と、
前記バッファ部を制御するバッファ制御部と、
前記バッファ部に溜まった前記データを再生する再生部とを具備し、
前記再生部が前記データを再生中に任意の位置からの再生が指定された場合、前記バッファ制御部は前記バッファ部に残っている前記データの再生を継続させている間に、前記バッファ部に指定先のデータを溜めさせることを特徴とする映像表示装置。
【請求項2】
前記バッファ制御部は前記指定先の前記データが一定量溜まったと判断した場合、前記再生部は前記指定先からの前記データに再生を切替えることを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
【請求項3】
前記バッファ制御部は、前記指定先の前記データを前記バッファ部に溜めるとき、前記バッファ部の容量が一杯で、かつ、既に再生済みのデータが前記バッファ部に残っている場合に、前記再生済みのデータの中から古いデータを優先的に消去することを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
【請求項4】
前記バッファ制御部は、前記指定先の前記データを前記バッファ部に溜めるとき、前記バッファ部の容量が一杯で、かつ、既に再生済みのデータが前記バッファ部に残っていない場合、前記任意の位置指定前に前記バッファ部に残っている前記データの中から新しいデータを優先的に消去することを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
【請求項5】
データをバッファ部で受信し、
前記バッファ部を制御し、
前記バッファ部に溜まった前記データを再生し、
前記データを再生中に任意の位置からの再生が指定された場合、前記バッファ部に残っている前記データの再生を継続させている間に、前記バッファ部に指定先のデータを溜めさせることを特徴とする映像表示装置。
【請求項6】
前記指定先の前記データが一定量溜まったと判断された場合、前記指定先からの前記データに再生を切替えることを特徴とする請求項5記載のバッファ管理方法。
【請求項7】
前記指定先の前記データを前記バッファ部に溜めるとき、前記バッファ部の容量が一杯で、かつ、既に再生済みのデータが前記バッファ部に残っている場合に、前記再生済みのデータの中から古いデータを優先的に消去することを特徴とする請求項5記載のバッファ管理方法。
【請求項8】
前記指定先の前記データを前記バッファ部に溜めるとき、前記バッファ部の容量が一杯で、かつ、既に再生済みのデータが前記バッファ部に残っていない場合、前記任意の位置指定前に前記バッファ部に残っている前記データの中から新しいデータを優先的に消去することを特徴とする請求項5記載のバッファ管理方法。
【請求項9】
データを配信する配信サーバと、
前記配信サーバから前記データを受信するバッファ部と、
前記バッファ部を制御するバッファ制御部と、
前記バッファ部に溜まった前記データを再生する再生部とを具備し、
前記再生部が前記データを再生中に任意の位置からの再生が指定された場合、前記バッファ制御部は前記バッファ部に残っている前記データの再生を継続させている間に、前記バッファ部に指定先のデータを溜めさせることを特徴とする映像表示システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−16920(P2013−16920A)
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−146613(P2011−146613)
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【特許番号】特許第5066278号(P5066278)
【特許公報発行日】平成24年11月7日(2012.11.7)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】