説明

期限管理支援装置

【課題】低コストで容易に物の期限を管理することができる期限管理支援装置の提供
【解決手段】期限管理支援システム100は、所定の物の期限管理を支援する。取得手段M101は、物を特定する物特定情報及び物の期限を示す期限情報を有する物期限情報を取得する。記憶制御手段M103は、物期限情報を記憶手段に記憶する。抽出手段M105は、記憶手段に記憶している物期限情報から、期限情報が示す期限が設定期限であるものを抽出する。期限警告情報生成手段M107は、抽出した物期限情報を表示する期限警告情報を生成する。送信手段M109は、期限警告情報を送信する。これより、期限切れとなる物が存在すること警告するのではなく、期限切れとなる物が存在する可能性があることを警告し、通常業務の棚卸作業において在庫の有無を確認するように促す。このように、通常業務を利用するので、低コストで期限を管理できる。また、在庫損失を防止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物の期限の管理を支援する期限管理支援装置に関し、特に、低コストで容易に期限を管理できるものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の期限管理支援装置である薬品検索棚システムについて、図10を用いて説明する。薬品検索棚システムは、複数種の調剤用薬品を薬品毎に収納する収納区画2を有すると共に各収納区画2毎に色の異なる複数の検索用パイロットランプ3からなる表示装置Dを設けた薬品検索棚1と、入力した処方データー毎に前記検索用パイロットランプ3の色に対応させて色分けすると共に処方データーを編纂して前記各薬品の収納区画2の位置を記憶したテーブルより処方毎データーの調剤薬品を検索する前記薬品検索棚1の制御用コンピュータ10を備えている。
【0003】
薬品検索棚1は、複数種の且つ様々な態様の薬品を薬品毎に収納するように区画されており、各収納区画2は、例えば、錠剤やカプセル形態の薬品の収納に適した収納区画2aや分封袋の薬品の収納に適した収納区画2b、低温保存に好適な引きだし状の収納区画2c等、様々な調剤用薬品の収納保存と取り出しに好適な環境を整えて区画されている。
【0004】
また、各収納区画2には、収納薬品の使用期限が過ぎると点灯する期限管理用パイロットランプ6からなる期限管理用表示装置が設けられており、期限管理用パイロットランプ6にもリセット釦7が配設されている。
【0005】
制御用コンピュータ10は期限管理用のタイマーを有しており、収納区画2の調剤薬品の有効期限を入力しておき、期限が過ぎるとその調剤薬品の収納区画2の期限管理用パイロットランプ6が点灯するようになっている。
【0006】
調剤で薬品を使い切ったり、使用期限を過ぎた薬品の取り去った後の収納区画2に新しい薬品を収納するときは、制御用コンピュータ10へその薬品名や使用期限を入力しておく。使用期限が過ぎると記憶しているその薬品の収納区画2の期限管理用パイロットランプ6が点灯する。
【0007】
従って、薬剤師は自動的に期限切れ薬品を感知して期限切れ薬品による調剤を防止することができる。また、新しい薬品に交換するときリセット釦7を押して消灯することにより、当該収納区画2が有効期限内にある薬品に更新されていることが認識され、安心して調剤することができる(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2002−17821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前述の薬品検索棚システムには、以下に示すような改善すべき点がある。薬品検索棚システムでは、薬品を収納する棚を、薬品検索棚1に交換する必要がある。つまり、既存の薬品棚を利用することができず、設備に対する投資コストが大きくなる、という改善すべき点がある。
【0010】
そこで、本発明に係る期限管理支援装置では、低コストで容易に物の期限を管理することができる期限管理支援装置の提供を目的とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
【0012】
本発明に係る期限管理支援装置、期限管理支援プログラム、及び期限管理支援方法は、所定の物の期限管理を支援し、前記物を特定する物特定情報及び前記物の期限を示す期限情報を有する物期限情報を取得し、前記物期限情報を記憶手段に記憶し、前記記憶手段に記憶している前記物期限情報から、前記物期限情報の前記期限情報が示す期限が設定期限であるものを抽出し、抽出した前記物期限情報を表示する期限警告情報を生成し、生成した前記期限警告情報を送信する。
【0013】
これにより、期限切れとなる物が存在することを警告するのではなく、期限切れとなる物が存在する可能性があることを警告し、通常業務における棚卸作業等の一般的な確認作業において在庫の有無を確認するように促すことができる。このように、一般的な確認作業を利用するので、低コストで期限を管理することができる。また、期限前に在庫の有無を確認することができるので、在庫損失を防止することが可能となる。

【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】実施例1における期限管理支援システム100の機能を示す機能ブロック図である。
【図2】期限管理支援システム100のネットワーク構成を示す図である。
【図3】期限管理支援装置121のハードウェア構成を示す図である。
【図4】期限入力装置123のハードウェア構成を示す図である。
【図5】期限管理支援データベースのデータ構造を示す図である。
【図6】期限入力処理のフローチャートである。
【図7】期限入力画面の一例を示す図である。
【図8】期限管理支援処理のフローチャートである。
【図9】期限警告メールの一例を示す図である。
【図10】従来の期限管理システムである薬品検索棚システムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
【実施例1】
【0016】
第1 期限管理支援システムの機能
本発明に係る期限管理支援システム100の機能について、図1を用いて説明する。期限管理支援システム100は、所定の物の期限管理を支援するものである。期限管理支援システム100は、取得手段M101、記憶制御手段M103、抽出手段M105、期限警告情報生成手段M107、及び送信手段M109を有している。
【0017】
取得手段M101は、前記物を特定する物特定情報及び前記物の期限を示す期限情報を有する物期限情報を取得する。記憶制御手段M103は、前記物期限情報を記憶手段に記憶する。抽出手段M105は、前記記憶手段に記憶している前記物期限情報から、前記物期限情報の前記期限情報が示す期限が設定期限であるものを抽出する。期限警告情報生成手段M107は、抽出した前記物期限情報を表示する期限警告情報を生成する。送信手段M109は、生成した前記期限警告情報を送信する。
【0018】
これにより、期限切れとなる物が存在すること警告するのではなく、期限切れとなる物が存在する可能性があることを警告し、通常業務の棚卸作業において在庫の有無を確認するように促すことができる。このように、通常業務を利用するので、低コストで期限を管理することができる。また、期限前に在庫の有無を確認することができるので、在庫損失を防止することが可能となる。
【0019】
第2 期限管理支援システムの構成
1.ネットワーク構成
本実施形態における期限管理支援システム100のネットワーク構成について図2を用いて説明する。期限管理支援システム100では、薬剤を期限管理の対象物としている。期限管理支援システム100は、期限管理支援装置121及び期限入力装置123を有している。期限入力装置123は、期限入力者が入力した薬剤の期限を、期限管理支援装置121に登録する。
【0020】
期限管理支援装置121は、管理している薬剤について期限が近いことを、所定のネットワークを介して、期限管理者の使用する携帯端末T1に警告し、期限管理者に在庫の管理をするように促す。携帯端末T1としては、電子メールの送受信が行える一般的に使用されている携帯電話を用いることができる。
【0021】
なお、期限管理支援装置121、期限入力装置123、及び携帯端末T1はデータの送受信可能なようにネットワークに接続されている。
【0022】
以下において、期限管理支援装置121、期限入力装置123のハードウェア構成を示す。
【0023】
2.ハードウェア構成
(1)期限管理支援装置121
期限管理支援装置121は、薬剤の期限を管理し、期限が近い薬剤が存在する可能性があることを、期限管理者に警告するものである。
【0024】
期限管理支援装置121の構成について、図3を用いて説明する。期限管理支援装置121は、CPU211、メモリ212、ハードディスク213及び通信回路218を備えている。さらに、期限管理支援装置121には、キーボード214、マウス215、ディスプレイ216及び光学式ドライブ217が接続されている。
【0025】
CPU211は、ハードディスク213に記録されているオペレーティング・システム(OS)、期限管理支援プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ212は、CPU211に対して作業領域を提供する。ハードディスク213は、OS、期限管理支援プログラム等その他のアプリケーション及び期限管理データベースをはじめとする各種データを記録保持する。なお、ハードディスク213に記録されている期限管理データベースについては後述する。通信回路218は、ネットワークに接続する通信回路を有しており、携帯端末T1等の外部の通信機器とデータの送受信を行う。
【0026】
キーボード214、マウス215は、外部からの命令を受け付け、期限管理支援装置121へ提供する。ディスプレイ216は、期限管理支援装置121からユーザーインターフェイス等の画像情報を取得し、取得した画像情報を表示する。光学式ドライブ217は、期限管理支援プログラムが記録されている光学式メディア210から期限管理支援プログラム及び他の光学式メディアからその他のアプリケーションのプログラムを読み取る等、光学式メディアからのデータの読み取りを行い、期限管理支援装置121へ提供する。
【0027】
(2)期限入力装置123
期限入力装置123は、管理しようとする薬剤の期限を期限管理データベースに登録するために、期限入力者が使用するものである。
【0028】
期限入力装置123の構成について、図4を用いて説明する。期限入力装置123は、CPU231、メモリ232、ハードディスク233及び通信回路238を備えている。さらに、期限入力装置123には、キーボード234、マウス235、ディスプレイ236及び光学式ドライブ237が接続されている。
【0029】
CPU231は、ハードディスク233に記録されているオペレーティング・システム(OS)、期限入力プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ232は、CPU231に対して作業領域を提供する。ハードディスク233は、OS、期限入力プログラム等その他のアプリケーション及び各種データを記録保持する。なお、ハードディスク233に記録されているデータについては後述する。通信回路238は、ネットワークに接続する通信回路を有しており、期限管理支援装置121等の外部の通信機器とデータの送受信を行う。
【0030】
キーボード234、マウス235は、外部からの命令を受け付け、期限入力装置123へ提供する。ディスプレイ236は、期限入力装置123からユーザーインターフェイス等の画像情報を取得し、取得した画像情報を表示する。光学式ドライブ237は、期限入力プログラムが記録されている光学式メディア230から期限入力プログラム及び他の光学式メディアからその他のアプリケーションのプログラムを読み取る等、光学式メディアからのデータの読み取りを行い、期限入力装置123へ提供する。
【0031】
第3 データ
図3に示す期限管理支援装置121のハードディスク213は、期限管理支援データベース(期限管理支援DB)を記録保持している。以下において、期限管理支援DBについて説明する。
【0032】
期限管理支援DBには、管理しようとする薬剤の期限が、薬の名称を示す薬剤名称情報と関連づけて登録されている。期限管理支援DBの一例を図5に示す。
【0033】
期限管理支援DBは、薬剤名欄C501、期限欄C503、在庫数欄C505、及び警告日欄C507を有している。薬剤名欄C501には、管理対象となる薬剤の名称が記述される。期限欄C503には、薬剤名称で特定される薬剤の使用期限が記述される。
【0034】
在庫数欄C505には、在庫となり得る薬剤の数が記述される。例えば、薬剤Aについて90個の納品があった場合、90個が在庫となり得る可能性がある。したがって、薬剤Aについての在庫数欄C505には「90」が記述される。
【0035】
警告日欄C507には、期限管理者に期限の到来が近い薬剤が存在することを警告する日付が記述される。具体的には、期限警告メール(後述)を送信する日付が記述される。警告日は、期限から所定の期間前となるように予め設定しておく。例えば、期限から1ヵ月前を警告日とするように設定しておく。
【0036】
第4 期限管理支援システム100の動作
期限管理支援システム100は、薬剤の期限を入力する期限入力処理、及び、薬剤の期限を監視し、解雇管理者に薬剤の在庫処理を促す期限管理支援処理を実行する。
【0037】
1.期限入力処理
期限入力処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。例えば、薬局において薬剤の納入があると、所定の担当者は期限入力者として期限入力装置123を用いて薬剤の期限を入力する期限入力作業を実行する。期限入力装置123のCPU231は、期限入力プログラムが起動されると、期限入力画面をディスプレイ236に表示する(S601)。
【0038】
ここで、期限入力画面について図7を用いて説明する。期限入力画面は、薬剤選択領域A701、期限入力領域A703を有している。薬剤選択領域A701には、期限管理する薬剤の名称が表示される。期限入力者は、薬剤選択領域A701に表示されている薬剤名から期限を入力しようとする薬剤名をマウス235等で選択する。これにより、選択された薬剤名が、期限入力領域A703の薬剤名欄に表示される。これにより、期限入力領域A703において、薬剤名欄に表示されている薬剤に対応する期限欄及び在庫数欄への入力が可能となる。
【0039】
期限入力者は、薬剤名欄に表示されている薬剤に関する期限及び在庫数を、それぞれ期限欄、在庫数欄へキーボード234等を用いて入力する。すべの薬剤ついて期限入力領域A703への入力が終了すると、期限入力者は、登録ボタンB701をマウス235等を用いて選択する。
【0040】
図6に戻って、CPU231は、登録ボタンB701が選択されたと判断すると(S603)、期限入力領域A703に入力されている薬剤名欄、期限欄、及び在庫数欄の値を、互いに関連づけて、期限入力情報として、通信回路238を介して期限管理支援装置121へ送信する(S605)。
【0041】
期限管理支援装置121のCPU211は、期限入力情報を取得すると(S611)、期限管理支援DBに登録する(S613)。そして、CPU211は、期限管理支援DBの期限欄に登録した期限に基づき、警告日を算出し(S615)、期限管理支援DBの警告日欄に登録する(S617)。なお、ここでは、警告日を期限の1ヵ月前と予め設定しておく。
【0042】
2.期限管理支援処理
次に、期限管理支援処理について図8に示すフローチャートを用いて説明する。期限管理支援装置121のCPU211は、所定の日に、期限が近いことを警告する必要がある薬剤があるか否かを判断する(S801)。具体的には、CPU211は、期限管理支援DBの警告日欄を検索し、所定の日に対応するものが存在するか否かを判断する。なお、ここでは、毎日を所定の日として設定する。
【0043】
CPU211は、警告日欄の値が所定の日である薬剤が存在すると判断すると、その警告日欄の値に対応する薬剤名欄、期限欄、在庫数欄の値を抽出し(S803)、期限警告メールを生成する(S805)。
【0044】
ここで、期限警告メールの一例を図9に示す。期限警告メールには、薬剤名、期限、及び在庫数が表示される。なお、期限警告メールは、期限管理者が使用する携帯端末T1に送信される。期限管理支援装置121には、予め期限管理者が使用する携帯端末T1の電子メールアドレスを記憶させておく。
【0045】
図8に戻って、CPU211は、生成した期限警告メールを期限管理者の携帯端末T1へ送信する(S807)。
【0046】
期限警告メールを取得した期限管理者は、管理している薬剤について、いわゆる棚卸し作業を実行する。棚卸し作業において、期限管理者は、期限の到来が近い薬剤が在庫として存在するか否かを調べる。在庫として存在する場合には、期限管理者は、期限が近い薬剤を、他の薬局に割り引いて販売する等の在庫対策をとる。これにより、在庫による損失を最小限に止めることが可能となる。一方、在庫として存在しない場合には、薬剤が適切に消費されたと判断することができる。
【0047】
期限のある薬剤は、その期限までに消費されていれば在庫損失となることはない。一方、期限前であれば、在庫損失の発生を防止する在庫対策をとることが可能である。つまり、薬剤の期限の前に、在庫損失となり得る薬剤が在庫して存在するか否かを判断することによって、在庫損失の発生を最小限に止めることが可能となる。
【0048】
なお、薬剤においては、期限の到来が近い薬剤について、割り引いて販売する在庫対策システムが存在している。したがって、薬剤において期限管理を支援するシステムは、特に、利用価値が高い。
【0049】
期限管理支援システム100では、期限切れとなる薬剤が存在すること警告するのではなく、期限切れとなる薬剤が存在する可能性があることを警告することによって、在庫損失を防止する。これにより、容易に薬剤の期限管理による在庫損失の防止を実現している。
【0050】
[その他の実施例]
(1)期限入力装置123 : 前述の実施例1においては、期限入力装置123を用いて期限情報を入力するものとしてが、期限情報を入力できるものであれば例示のものに限定されない。例えば、携帯電話や専用の入力端末を用いて入力するようにしてもよい。また、期限管理の対象となる物を特定する情報や当該物の期限情報等、期限管理に必要な情報を有する所定のデータベースから取得するようにしてもよい。
【0051】
(2)期限管理支援システム100の構成 : 前述の実施例1においては、期限管理支援装置121及び期 限入力装置123によって期限管理支援システム100を構成するとしたが、例示の構成に限定されない。例えば、期限入力装置123を用いずに、期限管理支援装置121に直接的に期限情報を入力するようにしてもよい。
【0052】
(3)期限警告 : 前述の実施例1においては、期限警告メールによって期限管理者に期限警告を促すこととしたが、期限警告を促すことができるものであれば例示のものに限定されない。例えば、所定のディスプレイに期限警告を表示するようにしてもよい。
【0053】
(4)警告日 : 前述の実施例1においては、警告日を期限の1か月前としたが、例示のものに限定されない。また、期限管理の対象物毎に、期限に対する警告日を設定するようにしてもよい。
【0054】
(5)期限管理の対象物 : 前述の実施例1においては、薬剤を期限管理の対象物としたが、期限管理の必要があるものであれば例示のものに限定されない。例えば、食品等であってもよい。

【産業上の利用可能性】
【0055】
本発明に係る期限管理支援装置は、例えば、薬局における薬の期限管理に用いることができる。

【符号の説明】
【0056】
100・・・・・期限管理支援システム
121・・・・・期限管理支援装置
123・・・・・期限入力装置


【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の物の期限管理を支援する期限管理支援装置であって、
前記物を特定する物特定情報及び前記物の期限を示す期限情報を有する物期限情報を取得する取得手段、
前記物期限情報を記憶手段に記憶する記憶制御手段、
前記記憶手段に記憶している前記物期限情報から、前記物期限情報の前記期限情報が示す期限が設定期限であるものを抽出する抽出手段、
抽出した前記物期限情報を表示する期限警告情報を生成する期限警告情報生成手段、
生成した前記期限警告情報を送信する送信手段、
を有する期限管理支援装置。
【請求項2】
所定の物の期限管理を支援する期限管理支援プログラムであって、
前記期限管理支援プログラムは、
コンピュータを、
前記物を特定する物特定情報及び前記物の期限を示す期限情報を有する物期限情報を取得する取得手段、
前記物期限情報を記憶手段に記憶する記憶制御手段、
前記記憶手段に記憶している前記物期限情報から、前記物期限情報の前記期限情報が示す期限が設定期限であるものを抽出する抽出手段、
抽出した前記物期限情報を表示する期限警告情報を生成する期限警告情報生成手段、
生成した前記期限警告情報を送信する送信手段、
として機能させる期限管理支援プログラム。
【請求項3】
コンピュータを用いて、所定の物の期限管理を支援する期限管理支援方法であって、
前記コンピュータが、前記物を特定する物特定情報及び前記物の期限を示す期限情報を有する物期限情報を取得し、
前記コンピュータが、前記物期限情報を記憶手段に記憶し、
前記コンピュータが、前記記憶手段に記憶している前記物期限情報から、前記物期限情報の前記期限情報が示す期限が設定期限であるものを抽出し、
前記コンピュータが、抽出した前記物期限情報を表示する期限警告情報を生成し、
前記コンピュータが、生成した前記期限警告情報を送信すること、
を特徴とする期限管理支援方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−209(P2012−209A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−136679(P2010−136679)
【出願日】平成22年6月15日(2010.6.15)
【出願人】(510089856)株式会社カイセー (1)
【Fターム(参考)】