説明

机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置

【課題】構造が簡単で、低コストな、机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置を提供する。
【解決手段】デスクトップパネル5が天板4よりも上側に突出した状態で取り付けられるデスクトップパネル取付部19と、幕板6が天板4よりも下側に垂れ下がった状態で取り付けられる係合孔22及び被係合部24とを備えるブラケット7を、机1の上部後端部に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デスクトップパネルと幕板とを使用可能な机やテーブル等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置に関する。
【背景技術】
【0002】
オフィス等で使用される机やテーブル(以下、これらを総称して「机等」という)の中には、後部に目隠し等を行うためのデスクトップパネルを立設して、執務スペースと、その他のスペースとの仕切りとして機能させることが多い。このようにすることによって、使用者に働きやすい執務空間を提供することが可能となる。また、天板下の後端部に、該天板から垂下するパネル状の幕板を取り付け、下肢空間を執務スペースと、その他のスペースとの仕切りとして機能させたものも多く見られる。
【0003】
このように構成したパネルの取付構造としては、左右の支持体の側面、若しくは支持体同士を繋ぐ連結材に、デスクトップパネルあるいは幕板を係止若しくは螺合して取り付けているのが一般的である(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2002−282053号公報
【特許文献2】特開2000−300352号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載される机の構造では、デスクトップパネルと幕板の取り付けが、それぞれ独立しているから、構造が複雑になるとともに、コストも高くなるという問題を有している。また、特許文献2に記載される机の構造において、幕板に加えてデスクトップパネルも取り付けできるようにした場合は、デスクトップパネルと幕板の取り付けが、それぞれ独立した構造になるから、机の構造が複雑になるとともに、コストも高くなるという問題が予想される。
【0005】
本発明は、上述のような従来の課題を解決するためになされたものであって、構造が簡単で、低コストな机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)デスクトップパネルが天板よりも上側に突出した状態で取り付けられるデスクトップパネル取付部と、幕板が前記天板よりも下側に垂れ下がった状態で取り付けられる幕板取付部とを備えるブラケットを、机の上部後端部に設ける。
【0007】
(2)上記(1)項において、デスクトップパネルと幕板とが、天板とほぼ直角をなす同一平面を形成するようにして、前記デスクトップパネル及び前記幕板をそれぞれブラケットに取り付ける。
【0008】
(3)上記(1)または(2)項において、幕板を、幕板取付部に上下方向の取付位置調節可能として装着する。
【0009】
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、ブラケットと机本体との間に設けたブラケット着脱手段を介して、前記ブラケットを前記机本体に着脱可能に取り付ける。
【0010】
(5)上記(4)項において、机の上部後端部に左右方向に延びる連結補強部材を固定し、かつ、該連結補強部材とブラケットとの間に設けたブラケット着脱手段を介して、前記ブラケットを前記机本体に着脱可能に取り付ける。
【0011】
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、ブラケットの上面に、凹溝状の配線受け部を設ける。
【0012】
(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、デスクトップパネルとブラケットとの間に設けたデスクトップパネル着脱手段を介して、前記デスクトップパネルを前記ブラケットに着脱可能に取り付ける。
【0013】
(8)上記(7)項において、デスクトップパネル着脱手段を、デスクトップパネルとデスクトップパネル取付部のいずれか一方側に設けられた係合部と他方側に設けられた被係合部とにより構成するとともに、前記係合部に上下方向を向く取付孔を設け、前記被係合部に前記取付孔に着脱自在に挿入係合可能な係合ピンを設ける。
【0014】
(9)上記(8)項において、取付孔に挿入された係合ピンと前記取付孔との間の隙間を無くす弾性部材を、前記係合ピンの外周面に一体的に設ける。
【0015】
(10)上記(1)〜(9)項のいずれかにおいて、ブラケットを、机側に取り付けられるブラケット本体と、前記幕板側に取り付けられる幕板取付片とにより構成し、それらの間に設けた幕板着脱手段を介して、前記幕板取付片を前記ブラケット本体に着脱可能に取り付ける。
【0016】
(11)上記(10)項において、幕板着脱手段を、幕板取付片とブラケット本体のいずれか一方に設けた係合部と他方に設けた被係合部とにより構成するとともに、前記係合部を、上下方向を向く狭幅部の一端に拡幅部を設けた係合孔により形成し、前記狭幅部に係合可能な首部の先端に、前記狭幅部より広幅でかつ拡幅部より狭幅の拡幅頭部を設けた突片により形成し、この突片の拡幅頭部を係合孔の拡幅部に挿入して、狭幅部側にスライドさせることにより、首部を狭幅部に係合させて、係合部と被係合部との係合を図るようにする。
【0017】
(12)上記(11)項において、係合孔の狭幅部を、拡幅部から離れるに従って幅が小さくなるようにして形成するとともに、前記突片の首部首部の断面形状を、前記狭幅部の他端側で該狭幅部に対して楔係合を可能にする台形状とする。
【0018】
(13)上記(11)または(12)項において、幕板着脱手段の係合部または被係合部の幕板に対する取付位置を、上下方向に対して調整可能に設ける。
【0019】
(14)上記(13)項において、幕板側に突出しているブラケットの一部が嵌合しうる切欠部を、前記ブラケットと対向する前面の一部と該前面の一部と繋がる上面又は下面の一部を連続して切り欠くようにして、前記幕板に設ける。
【発明の効果】
【0020】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によれば、机に設けられた同じブラケットを使用してデスクトップパネルと幕板をそれぞれ机に取り付けることが可能であるので、部品点数の低減及び構造の簡略化が図れ、低コスト化が可能になる。
【0021】
(b)請求項2記載の発明によれば、デスクトップパネルと幕板とが、同一平面を形成しているので、体裁の向上が図れる。
【0022】
(c)請求項3記載の発明によれば、幕板を、幕板取付部に上下方向の取付位置調節可能として装着したことにより、デスクトップパネルと幕板とを、互いに密接させて机に装着したり、それらの間に隙間を設けて机に装着したりすることができ、隙間を設けた場合は、その隙間から配線を前後方向に通すことができる。
【0023】
(d)請求項4記載の発明によれば、机本体に対してブラケットが着脱可能になっているので、デスクトップパネルと幕板の取り付けが不要なときには、ブラケットを机本体から取り外し、必要なときに再び取り付けるという選択を自由に行うことができる。これにより、使い勝手が良くなり、実用面での向上が図れる。
【0024】
(e)請求項5記載の発明によれば、ブラケットを机本体に、連結補強部材を介して取り付けるので、この連結補強部材を用いることにより、取付強度の向上が図れる。
【0025】
(f)請求項6記載の発明によれば、ブラケットの配線受け部を利用して体裁良く、かつ、安全に配線を行うことができる。
【0026】
(g)請求項7記載の発明によれば、ブラケットに対してデスクトップパネルが着脱可能になっているので、デスクトップパネルが不要なときはブラケットから取り外し、必要なときに再び取り付けるという選択を自由に行うことができる。これにより、使い勝手が良くなり、実用面での向上が図れる。
【0027】
(h)請求項8記載の発明によれば、係合部の取付孔に係合ピンを挿入して係合させると、ブラケットに対してデスクトップパネルを簡単に取り付けることができるので、取付作業の簡略化が図れる。
【0028】
(i)請求項9記載の発明によれば、取付孔と係合ピンとの間に介装された弾性部材により、取付孔と係合ピンとの間の隙間を無くして、デスクトップパネルのガタツキを防止することができる。
【0029】
(j)請求項10記載の発明によれば、机側のブラケット本体に対して、幕板側の幕板取付片が着脱可能になっているので、幕板が不要なときには、幕板取付片をブラケット本体から取り外し、必要なときに再び取り付けるという選択を自由に行うことができる。これにより、使い勝手が良くなり、実用面での向上が図れる。
【0030】
(k)請求項11記載の発明によれば、係合部の係合孔における拡幅部に被係合部の突片における拡幅頭部を押し込み、その後、首部を係合孔の狭幅部内へスライドさせると、幕板を簡単に取り付けることができるので、取付作業の簡略化が図れる。
【0031】
(l)請求項12記載の発明によれば、係合部の係合孔における狭幅部の先端に向かって被係合部の突片の首部をスライドさせると、狭幅部の他端側で首部が強固に楔係合するので、係合部と被係合部との係合を確実に、かつ、がたつきを無くした状態で係合させることができる。
【0032】
(m)請求項13記載の発明によれば、使用状態に合わせて、被係合部の、幕板に対する上下方向の取付位置を調整することができるので、使い勝手が良くなり、実用面での向上が図れる。
【0033】
(n)請求項14記載の発明によれば、幕板側の切欠部をブラケットの一部に嵌合させることにより、幕板の上端を、ブラケットに装着したデスクトップパネルと前後位置を揃えた状態で、デスクトップパネルの下端に当接させたり、机の天板の上面と等高としたりすることができるとともに、幕板を、机寄りに近接させて装着したりすることができる。
また、幕板の下面側にも、前面に繋がる切欠部を設けたことにより、幕板を上下反転させて、さらに別の態様でブラケットに装着することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は本発明を適用したデスクトップパネル及び幕板の取付装置の一例を備える机を背面側から見た外観斜視図、図2は、図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【0035】
図1及び図2において、机(1)は、前後方向を向く左右1対の脚部(2)(2)を有する机本体(3)と、両脚部(2)(2)に跨って机本体(3)上に取り付けられた天板(4)と、該天板(4)の後端部において机本体(3)にそれぞれ取り付けられたデスクトップパネル(5)及び幕板(6)と、該デスクトップパネル(5)及び幕板(6)を机本体(3)に対して着脱可能に支持する左右1対のブラケット(7)(7)等とから構成されている。
【0036】
なお、デスクトップパネル(5)及び幕板(6)は、ブラケット(7)(7)を介して着脱可能になっていることから、必ずしも同時に使用されるとは限らず、必要に応じてどちらか一方、または両方同時に取り付けて使用する場合もあり、さらには両方とも取り付けずに使用する場合もある。その使用形態は、利用者に任せられる。
【0037】
また、ブラケット(7)(7)は、机本体(3)に対する幕板(6)の上下方向の位置を、上下2つの位置に切り換えできるようにしているとともに、幕板(6)の上下の向きを反対にして取り付けるのを可能にする。そこで、以下の説明では、図2に示すように、幕板(6)を上側位置に配置して使用する態様を「セッティングA態様」、図3に示すように、下側位置に配置して使用する態様を「セッティングB態様」、図4に示すように、幕板(6)の向きを上下逆さにして取り付けて使用する態様を「セッティングC態様」と、それぞれの態様を区別して呼ぶことにする。なお、図1は図2と同じ、セッティングA態様時の状態で示している。
【0038】
左右1対のブラケット(7)(7)は同じ構造のものである。その1対のブラケット(7)(7)は、机本体(3)における左右の脚部(2)(2)の後上部間に架設された左右方向を向く連結補強部材(8)に、互いに左右両側に離れ、かつ、それぞれが後方を向くようにして取り付けられている。なお、連結補強部材(8)の上面(8a)には、天板(4)の下面(4a)が当接した状態で取り付けられている。
【0039】
図5は、デスクトップパネル(5)と幕板(6)とブラケット(7)(7)とを概略的に示す分解斜視図である。デスクトップパネル(5)は、左右のブラケット(7)(7)が取り付けられている位置にそれぞれ対応して、パネル板(5a)の下面に、該下面よりほぼ直角に下側へ向かって突出している1対のピン(5b)(5b)を有している。各ピン(5b)(5b)には、図5のVI部拡大詳細斜視図である図6に示すように、その外周に2つのゴムリング(5c)(5c)が、ピン(5b)の上下方向に離して装着されている。
【0040】
幕板(6)は、内部が一部空洞になった厚みのあるボードであり、ブラケット(7)と対向する前面(6a)側で、かつ、左右のブラケット(7)(7)と各々対応した位置には、内部に雌ねじを刻設した取付孔(9)(10)(11)(12)(13)がそれぞれ上下方向に離れて形成されている(図2〜図4参照)。また、幕板(6)の2つの位置、すなわちセッティグ態様A及びBのときに、上下方向の上側となる上面(6b)で、かつ、取付孔(9)〜(13)の真上と対応する幕板(6)の位置、及び、セッティング態様Cのときに、上下方向の上側(セッティグ態様A及びBのときには、上下方向の下側)となる下面(6c)で、かつ、取付孔(9)〜(13)の真下と対応する幕板(6)の位置には、それぞれ切欠部(14)(15)が形成可能になっている。なお、切欠部(14)(15)は、図7に部分的に拡大して示しているように、通常は、取り外し可能なキャップ(16)で閉じられ、使用するときにキャップ(16)を外すと切欠部(14)あるいは切欠部(15)が形成され、使用しないときには再びキャップ(16)で閉じると塞ぐことができる構造になっている。なお、図7では、キャップ(16)を取り外した状態を示している。
【0041】
図8は、ブラケット(7)と幕板(6)の周辺構造を一部分解して示す拡大斜視図である。図8に示すように、各ブラケット(7)は、連結補強部材(8)を介して机本体(3)側に取り付けられるブラケット本体(7A)と、幕板取付部として幕板(6)側に取り付けられる幕板取付片(7B)とにより構成されている。
【0042】
図9〜図11はブラケット本体(7A)を示す図である。これらの図を参照して、ブラケット本体(7A)の構造をさらに説明すると、ブラケット本体(7A)は、アルミダイキャストで一体に形成された基片部(17)、及び該基片部(17)の後部下面側よりほぼ直角に垂下している垂下部(18)と、該垂下部(18)とは別に作られ、該垂下部(18)に取り付けられた取付プレート(18A)とを有している。また、基片部(17)の前端面には、左右方向に向かう取付凹溝(17A)が設けられており、該取付凹溝(17A)に連結補強部材(8)の前面側の一部を受け入れ、該連結補強部材(8)に対する上下方向の位置決めを可能にしている。
【0043】
一方、基片部(17)の後端側には、垂下部(18)の後面よりも後方に突出してなるデスクトップパネル取付部(19)が設けられており、このデスクトップパネル取付部(19)のほぼ中心に、机(1)の上下方向に貫通しているパネル取付孔(19A)が形成されている。そのパネル取付孔(19A)の内径は、デスクトップパネル(5)側のピン(5b)を挿入させたとき、パネル取付孔(19A)の内面に、ピン(5b)の外周に取り付けているゴムリング(5c)が圧接されてがたつきを無くした状態となる大きさに設定されている。また、基片部(17)には、デスクトップパネル取付部(19)の後面から取付凹溝(17A)内にわたって連続した状態にして、取付孔(21)が形成されている。さらに、基片部(17)の上面には、ブラケット本体(7A)の左右両側にリード口が開放された状態にして、左右方向に延びる凹溝状の配線受け部(17B)が形成されている。
【0044】
垂下部(18)の後端面には、机(1)の上下方向に細長く延びる長方形の凹溝(20A)が形成されているとともに、さらに凹溝(20A)の底面に、それぞれ上下方向に延びる2つの凹溝(20B)(20B)が、互いに上下方向に離れて形成されている。そして、凹溝(20A)内には、該凹溝(20A)の全体を覆うようにして、金属製の上記取付プレート(18A)が取り付けられる。
【0045】
取付プレート(18A)は、ブラケット本体(7A)の凹溝(20B)(20B)にそれぞれ対応して、上下方向に延びる係合部としての係合孔(22)(22)が形成されている。したがって、係合孔(22)(22)の裏面側は、凹溝(20B)(20B)が形成されていることによって空間になっている。また、係合孔(22)(22)は、互いに同じ構造であり、上端に拡幅部(22A)を有し、その下方には拡幅部(22A)から連続し、かつ、拡幅部(22A)よりも狭い幅で形成されている狭幅部(22B)を有している。そして、この取付プレート(18A)は、凹溝(20A)内において、ブラケット本体(7A)に取付ねじ(23a)で固定して取り付けられる。
【0046】
このように構成されたブラケット本体(7A)(7A)は、机本体(3)側に取り付ける場合、図2に示すように、まず、配線受け部(17B)を上側に向け、かつ、上面の一部(7a)を天板(4)の下面(4a)に当接させた状態にして、連結補強部材(8)の前面に取付凹溝(17A)を当接させる。次いで、ブラケット本体(7A)の後端側からブラケット着脱手段を構成しているタッピングスクリュー(23b)を、取付孔(21)を通って連結補強部材(8)の前面に設けられている取付孔(8A)に螺合させると、連結補強部材(8)に固定して取り付けることができる。これにより、ブラケット本体(7A)(7A)が連結補強部材(8)を介して机本体(3)に取り付けられる。
【0047】
図12〜図15は幕板取付片(7B)を示す図である。これらの図を参照して、幕板取付片(7B)の構造をさらに説明する。幕板取付片(7B)は、合成樹脂成形品で、取付プレート(18A)の拡幅部(22A)(22A)と対応する寸法だけ、互いに上下方向に離れて形成された1対の被係合部(24)(24)と、この被係合部(24)(24)との間で、かつ、上下方向に延びる長孔として形成された取付孔(25)と、被係合部(24)を挟んで取付孔(25)と反対側に形成された取付孔(26)(27)とを有している。各被係合部(24)(24)は、幕板取付片(7B)の前面(28)から前方に向かってほぼ直角に突出され、取付プレート(18A)の拡幅部(22A)を貫通して凹溝(20B)内まで侵入できる状態になっている。
【0048】
なお、各被係合部(24)(24)の前面(28)から取付プレート(18A)の板厚(t)と同じか若しくは幾分大きな寸法となる間の部分は、首部(24a)として機能し、該首部(24a)は左右の寸法が狭幅部(22B)の幅(S1)と同じか若しくは幾分小さな寸法で形成されている。さらに、各被係合部(24)(24)の首部(24a)よりも先端側の部分は拡幅頭部(24b)として機能し、該拡幅頭部(24b)は左右の寸法が拡幅部(22A)の左右の寸法よりも小さく、かつ、狭幅部(22B)よりも大きく形成されている。
【0049】
したがって、幕板取付片(7B)は、幕板取付片(7B)の前面(28)側から取付プレート(18A)における拡幅部(22A)の内側に向かって押し付けて行くと、幕板取付片(7B)の各被係合部(24)(24)は、ブラケット本体(7A)の拡幅部(22A)を通って凹溝(20B)内まで侵入できる。続いて、幕板取付片(7B)を狭幅部(22B)内へ向かってスライドさせると、首部(24a)が狭幅部(22B)内に侵入され、かつ、拡幅頭部(24b)が取付プレート(18A)の背面側に係合された凸凹係合が得られる。この該凸凹係合により、幕板取付片(7B)の各被係合部(24)(24)は、ブラケット本体(7A)における取付プレート(18A)の前後面に対して直角の方向に抜け止めされ、幕板取付片(7B)がブラケット本体(7A)に対して取り付けられる。
【0050】
また、幕板取付片(7B)の各取付孔(25)(26)(27)は、幕板(6)の取付孔(9)〜(13)に対応している。その対応関係は、セッティングA態様の位置では、取付孔(26)と取付孔(9)、及び取付孔(27)と取付孔(11)が対応し、セッティングB態様の位置では、取付孔(25)と取付孔(9)、及び取付孔(27)と取付孔(10)が対応し、セッティングC態様の位置では、取付孔(25)と取付孔(13)、及び取付孔(27)と取付孔(12)が対応する。そして、幕板取付片(7B)はそれぞれの対応する位置において、取付ねじ(29)で幕板(6)の前面(6a)に固定できるようになっている。
【0051】
次に、作用を説明する。幕板(6)のセッティングA態様位置に幕板取付片(7B)を取り付けた状態で、幕板取付片(7B)を幕板(6)とともにブラケット本体(7A)に取り付ける。このセッティングA態様位置に取り付けた状態では、ブラケット本体(7A)のデスクトップパネル取付部(19)が、幕板(6)内に侵入した状態となる。しかし、該デスクトップパネル取付部(19)と対応する位置には切欠部(14)を設けているので、切欠部(14)のキャップ(16)を取り外すと、切欠部(14)内にデスクトップパネル取付部(19)を逃がし、図2に示すように、幕板取付片(7B)の前面(28)を取付プレート(18A)に当接させた状態で取り付けることができる。この取付状態では、幕板(6)の上面(6B)が天板(4)の下面(4a)とほぼ同一となる。
【0052】
また、この取付状態では、配線受け部(17B)において、天板(4)の後端面(4c)と幕板(6)との間に隙間(30a)が作られ、さらに該隙間(30a)に連通して、天板(4)の下面(4a)と配線受け部(17B)との間に配線スペースとしての隙間(30b)が作られる。そして、配線ケーブル(31)を左右方向に向け、その配線ケーブル(31)を隙間(30a)より各配線受け部(17B)上の隙間(30b)内に侵入させ、左右1対のブラケット(7)(7)に跨らせると、該配線ケーブル(31)を天板(4)の下面(4a)に沿った状態にして配置することができる。すなわち、この配線では、該配線ケーブル(31)は天板(4)で隠され、外部に露呈しない状態で配線される。
【0053】
次いで、デスクトップパネル取付部(19)の取付孔(19A)にピン(5b)を差し込むと、ブラケット本体(7A)上にデスクトップパネル(5)を取り付けることができる。このようにして取り付けたデスクトップパネル(5)は、幕板(6)と同一平面をなし、また、天板(4)とほぼ直角をなした状態になる。図1及び図2は、この状態を示す。
【0054】
次に、幕板(6)のセッティングB態様位置に幕板取付片(7B)を取り付けた状態で、幕板取付片(7B)を幕板(6)とともにブラケット本体(7A)に取り付けた場合が、図3である。この場合では、幕板(6)がセッティングA態様位置の場合と比べて、上下方向において下側へ移動された状態になる。次いで、ピン(5b)をデスクトップパネル取付部(19)の取付孔(19A)に差し込み、デスクトップパネル(5)をブラケット本体(7A)上に取り付けると、デスクトップパネル(5)と幕板(6)との間に隙間(α)が作られた状態となる。この隙間(α)が作られる点がセッティングA態様位置の場合と異なる点であり、それ以外は同じであるので、説明は省略する。
【0055】
次に、幕板(6)のセッティングC態様位置に幕板取付片(7B)を取り付ける場合は、幕板(6)は、上下の向きがセッティングA態様位置、及びセッティングB態様位置の場合とは逆になる。すなわち、幕板取付片(7B)は、幕板(6)に対して上下の向きが逆になった状態で取り付けられ、幕板取付片(7B)をブラケット本体(7A)に幕板(6)とともに取り付ける。図4は、このセッティングC態様位置に取り付けた状態を示す。
【0056】
この幕板取付片(7B)を幕板(6)のセッティングC態様位置に取り付けた場合では、幕板(6)がセッティングA態様位置の場合と比べて、机(1)の上下方向において、上側へ位置が移動された状態になる。また、ブラケット本体(7A)のデスクトップパネル取付部(19)が、幕板取付片(7B)の内部に侵入する状態となる。しかし、該デスクトップパネル取付部(19)と対応する位置には切欠部(15)を設けているので、切欠部(15)のキャップ(16)を取り外すことにより、デスクトップパネル取付部(19)を切欠部(15)内に逃がし、図4に示すように、幕板取付片(7B)の前面(28)を取付プレート(18A)に当接させた状態で取り付けることができる。この取付状態では、幕板(6)の上面(6B)が天板(4)の上面(4b)とほぼ同一になる。
【0057】
次いで、ピン(5b)をデスクトップパネル取付部(19)の取付孔(19A)に差し込み、デスクトップパネル(5)をブラケット本体(7A)上に取り付けた場合では、デスクトップパネル(5)と幕板(6)とは、間に隙間が作られることなく密着した状態になる。
【0058】
したがって、この実施形態における構成では、上述のように作用することによって、次の(i)〜(xi)のような効果が期待できる。
【0059】
(i)机(1)に設けられた同じブラケット(7)を使用して、デスクトップパネル(5)と幕板(6)をそれぞれ机(1)に取り付けることができるので、部品点数の低減及び構造の簡略化が図れ、低コスト化が可能になる。
【0060】
(ii)デスクトップパネル(5)と幕板(6)を机(1)に取り付けた状態では、デスクトップパネル(5)と幕板(6)とが互いに同一平面を形成するので、体裁の向上が図れる。
【0061】
(iii)幕板(6)を、幕板取付片(7B)に上下方向の取付位置調節可能として装着したことにより、デスクトップパネル(5)と幕板(6)とを、互いに密接させて机(1)に装着したり、それらの間に隙間(α)を設けて机(1)に装着したりすることができ、隙間(α)を設けた場合は、その隙間(α)から配線を前後方向に通すことができる。
(iv)ブラケット着脱手段としてのタッピングスクリュー(23b)を使用して、ブラケット(7)を机本体(3)に着脱可能に取り付けているので、デスクトップパネル(5)と幕板(6)の取り付けが不要なときには、ブラケット(7)を机本体(3)から取り外し、必要なときに再び取り付けるという選択を自由に行うことができる。これにより、使い勝手が良くなる。
【0062】
(v)ブラケット(7)を机本体(3)に、連結補強部材(8)を介して取り付けるので、この連結補強部材(8)を用いることにより、取付強度の向上が図れる。
【0063】
(vi)ブラケット(7)の配線受け部(17B)を利用して、配線ケーブル(31)を天板(4)の下面(4a)と配線受け部(17B)との間の隙間(30b)内に、配線が外部に露呈するのを防止した状態にして配線することができるので、十分な配線容量が確保でき、使い勝手並びに体裁が良くなる。そして、ブラケット(7)がブラケット着脱手段としてのタッピングスクリュー(23b)にて、ブラケット(7)が着脱可能に取り付けられているので、デスクトップパネル(5)を取り付けた際、自動的に配線処理機能も追加されることになる。
【0064】
(vii)ブラケット(7)に対してデスクトップパネル(5)が着脱可能になっているので、デスクトップパネル(5)が不要なときはブラケット(7)から取り外し、必要なときに再び取り付けるという選択を自由に行うことができる。これにより、使い勝手が良くなる。
【0065】
(viii)係合部としてのデスクトップパネル取付部(19)の取付孔(19A)に係合ピン(5b)を挿入係合させると、ブラケット(7)に対してデスクトップパネル(5)を簡単に取り付けることができるので、取付作業の簡略化が図れる。
【0066】
(ix)係合ピン(5b)の外周に弾性部材であるゴムリング(5c)を設け、該ゴムリング(5c)により取付孔(19A)と係合ピン(5b)との間の隙間を無くすようにしているので、デスクトップパネル(5)のがたつきを防止することができる。
【0067】
(x)ブラケット(7)に対して幕板(6)が着脱可能になっているので、幕板(6)が不要なときにはブラケット(7)から取り外し、必要なときに再び取り付けるという選択を自由に行うことができる。これにより、使い勝手が良くなる。
【0068】
(xi)係合部である係合孔(22)の拡幅部(22A)に被係合部(24)を押し込み、その後、狭幅部(22B)内をスライドさせると、ブラケット(7)に対して幕板(6)を簡単に取り付けることができるので、取付作業の簡略化が図れる。
【0069】
(xii)幕板(6)側に突き出したブラケット(7)の一部であるデスクトップパネル取付部(19)を幕板(6)側の凹所である切欠部(14)(15)で吸収するようにしているので、幕板(6)の上端を、ブラケット(7)に装着したデスクトップパネル(5)と前後位置を揃えた状態で、デスクトップパネル(5)の下端に当接させたり、机(1)の天板(4)の上面と等高としたりすることができるとともに、幕板(6)を、机(1)寄りに近接させて装着したりすることができる。
また、幕板(6)の下面側にも、前面に繋がる切欠部(15)を設けたことにより、幕板(6)を上下反転させて、さらに別の態様でブラケット(7)に装着することができる。
【0070】
なお、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記各実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能である。例えば、上記実施例では、ブラケット本体(7A)側に係合部である係合孔(22)を設け、幕板取付片(7B)側に被係合部(24)を設けた構造を開示したが、ブラケット本体(7A)側に被係合部(24)を設け、幕板取付片(7B)側に係合部である係合孔(22)を設けた構造にしてもよい。
【0071】
また、ブラケット本体(7A)とデスクトップパネル(5)との関係において、取付孔(19A)をデスクトップパネル(5)側に設け、ピン(5b)をブラケット本体(7A)側に設ける構造としてもよい。
【0072】
さらに、ブラケット(7)は左右に1対設けた構造を開示したが、2つ以上であってもよい。
【0073】
また、例えば図16及び図17に示すように、狭幅部(22B)の幅を、拡幅部(22A)から離れるに従って幅が徐々に小さくなるようにして形成し、狭幅部(22B)内をスライドする被係合部(24)における首部(24a)の断面形状を、狭幅部(22B)の先端側で狭幅部(22B)に対して楔係合を可能にする台形状にして構成してもよい。なお、図16はブラケット(7)の分解斜視図であり、図17は首部(24a)が拡幅部(22A)にあるときと、拡幅部(22A)から狭幅部(22B)の最奥端に移動したときとの、2つの状態を示している。このように構成すると、被係合部(24)が拡幅部(22A)から狭幅部(22B)内へ向かって係合孔(22)内をスライドして行くと、首部(24a)が狭幅部(22B)の遊端側で強固に楔係合するので、係合孔(22)と被係合部(24)との係合を確実に、かつ、がたつき無く係合させることができる。
【0074】
さらに、ブラケット本体(7A)と幕板取付片(7B)との間にばね部材を介装し、係合孔(22)と被係合部(24)との凸凹係合において、狭幅部(22B)の背面に拡大頭部(24b)がばね圧接された状態にしておくと、ブラケット本体(7A)と幕板取付片(7B)との間のがたつきを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0075】
【図1】本発明の一実施形態を備える机を背面側から見た外観斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿う拡大縦断側面図であり、セッティングA態様としたときの状態を示す。
【図3】セッティングB態様の状態としたときの図2と同様の部分の拡大縦断側面図である。
【図4】セッティングC態様の状態としたときの図2と同様の部分の拡大縦断側面図である。
【図5】デスクトップパネルと幕板とブラケットとを概略的に示す分解斜視図である。
【図6】図5のVI部拡大詳細斜視図である。
【図7】切欠部を説明する要部拡大斜視図である。
【図8】ブラケットと幕板の周辺構造を一部分解して示す拡大斜視図である。
【図9】ブラケット本体の正面図である。
【図10】図9のX−X線に沿う縦断側面図である。
【図11】図9のXI−XI線に沿う横断平面図である。
【図12】幕板取付片の正面図である。
【図13】同じく側面図である。
【図14】同じく底面図である。
【図15】図12のXV−XV線に沿う縦断側面図である。
【図16】ブラケットの他の実施例を模式的に示す分解斜視図である。
【図17】同じく、その係合時の部分縦断正面図である。
【符号の説明】
【0076】
(1)机
(2)脚部
(3)机本体
(4)天板
(4a)下面
(4b)上面
(4c)後端面
(5)デスクトップパネル
(5a)パネル板
(5b)ピン
(5c)ゴムリング(弾性部材)
(6)幕板
(6a)前面
(6b)上面
(7)ブラケット
(7A)ブラケット本体
(7B)幕板取付片
(8)連結補強部材
(8A)取付孔
(9)(10)(11)(12)(13)取付孔
(14)切欠部
(15)切欠部
(16)キャップ
(17)基片部
(17A)取付凹溝
(17B)配線受け部
(18)垂下部
(18A)取付プレート
(19)デスクトップパネル取付部
(19A)取付孔
(20A)凹溝
(20B)凹溝
(22)係合孔(係合部)
(22A)拡幅部
(22B)狭幅部
(23a)取付ねじ
(23b)タッピングスクリュー(ブラケット着脱手段)
(24)被係合部
(24a)首部
(24b)拡幅頭部
(25)(26)(27)取付孔
(28)前面
(29)取付ねじ
(30a)隙間
(30b)隙間
(31)配線ケーブル
(α)隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デスクトップパネルが天板よりも上側に突出した状態で取り付けられるデスクトップパネル取付部と、幕板が前記天板よりも下側に垂れ下がった状態で取り付けられる幕板取付部とを備えるブラケットを、机の上部後端部に設けたことを特徴とする机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項2】
デスクトップパネルと幕板とが、天板とほぼ直角をなす同一平面を形成するようにして、前記デスクトップパネル及び前記幕板をそれぞれブラケットに取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項3】
幕板を、幕板取付部に上下方向の取付位置調節可能として装着したことをことを特徴とする請求項1または2記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項4】
ブラケットと机本体との間に設けたブラケット着脱手段を介して、前記ブラケットを前記机本体に着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項5】
机の上部後端部に左右方向に延びる連結補強部材を固定し、かつ、該連結補強部材とブラケットとの間に設けたブラケット着脱手段を介して、前記ブラケットを前記机本体に着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項4記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項6】
ブラケットの上面に、凹溝状の配線受け部を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項7】
デスクトップパネルとブラケットとの間に設けたデスクトップパネル着脱手段を介して、前記デスクトップパネルを前記ブラケットに着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項8】
デスクトップパネル着脱手段を、デスクトップパネルとデスクトップパネル取付部のいずれか一方側に設けられた係合部と他方側に設けられた被係合部とにより構成するとともに、前記係合部に上下方向を向く取付孔を設け、前記被係合部に前記取付孔に着脱自在に挿入係合可能な係合ピンを設けたことを特徴とする請求項7記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項9】
取付孔に挿入された係合ピンと前記取付孔との間の隙間を無くす弾性部材を、前記係合ピンの外周面に一体的に設けたことを特徴とする請求項8記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項10】
ブラケットを、机側に取り付けられるブラケット本体と、前記幕板側に取り付けられる幕板取付片とにより構成し、それらの間に設けた幕板着脱手段を介して、前記幕板取付片を前記ブラケット本体に着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項11】
幕板着脱手段を、幕板取付片とブラケット本体のいずれか一方に設けた係合部と他方に設けた被係合部とにより構成するとともに、前記係合部を、上下方向を向く狭幅部の一端に拡幅部を設けた係合孔により形成し、前記狭幅部に係合可能な首部の先端に、前記狭幅部より広幅でかつ拡幅部より狭幅の拡幅頭部を設けた突片により形成し、この突片の拡幅頭部を係合孔の拡幅部に挿入して、狭幅部側にスライドさせることにより、首部を狭幅部に係合させて、係合部と被係合部との係合を図るようにしたことを特徴とする請求項10記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項12】
係合孔の狭幅部を、拡幅部から離れるに従って幅が小さくなるようにして形成するとともに、前記突片の首部首部の断面形状を、前記狭幅部の他端側で該狭幅部に対して楔係合を可能にする台形状としたことを特徴とする請求項11記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項13】
幕板着脱手段の係合部または被係合部の、幕板に対する取付位置を、上下方向に対して調整可能に設けたことを特徴とする請求項11または12記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。
【請求項14】
幕板側に突出しているブラケットの一部が嵌合しうる切欠部を、前記ブラケットと対向する前面の一部と該前面の一部と繋がる上面又は下面の一部を連続して切り欠くようにして、前記幕板に設けたことを特徴とする請求項13記載の机等におけるデスクトップパネル及び幕板の取付装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate


【公開番号】特開2006−136658(P2006−136658A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−331019(P2004−331019)
【出願日】平成16年11月15日(2004.11.15)
【出願人】(000000561)株式会社岡村製作所 (1,415)
【Fターム(参考)】