説明

染め付け薬排出装置の回転ブラシ

【課題】薬剤と酸化剤の容器を一体で形成して、ブラシは容器と90度の角度で、または容器と180度の角度で切り替えることができるように形成して、頭の模様によってブラシの角度を調節しながら使うことができる染め付け薬排出装置のブラシを提供する。
【解決手段】染め付け薬容器11と結合したキャップ21の上部で直角で回転することができるし、円形で形成されたブラシ12の端のくしの歯14は密集されるように形成されて、中央のくしの歯14は間隔が大きく形成されて染め付け薬の混合桶で連携される排出管は折れが自由なしわ管で形成されて染め付けをする時、しわ排出管と回転するブラシ12によって側面と正面作業が容易で、くしの歯14の配置によって染め付けが容易な染め付け薬排出装置のブラシ12を提供することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、染め付け薬排出装置の回転ブラシに関するものであり、より詳細には、染毛剤容器と酸化剤容器がブラケットと結合されて、ノズルから噴出される染毛剤と酸化剤が混合する混合桶の混合液が、折れが自由なしわ管に排出されるように形成されて、前記しわ管はキャップにヒンジ結合された固定部材を通過してブラシと一体で形成された結合部材と連結されて、ブラシの中央から端にいくほど漸進的にくしの歯は密集されるように形成されて、中央から排出される染色液の分配が容易で染め付け力が向上するように形成されて、ブラシが容器で90度または180度に転換されながら染め付け部位によって染め付けの効果を向上させた染め付け薬排出装置の回転ブラシに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の染め付け薬ブラシを包装する場合に、ブラシ部分と容器部分を分離して包装して使用者がブラシを容器に結合して使うために結合の誤りで使用を間違う問題があり、使用者の髪模様が多様であるために、平面状態のブラシは頭肌と接触する断面積が少なくて、毛髪の下部分まで染め付けが容易でない問題点があって、頭と接触角度によって染め付け作業が不便な点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、薬剤と酸化剤の容器を一体で形成して、ブラシを円形で形成するものの、端から中央方向に傾くように形成して、ブラシに形成されるくしの歯は中央から端方向に密集されるように形成して、ブラシは容器と90度の角度で、または容器と180度の角度で切り替えることができるように形成して、頭の模様によってブラシの角度を調節しながら使うことができる染め付け薬排出装置のブラシを提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、円形のブラシで構成する。
【0005】
本発明は、円形のブラシが容器と90度の角度、または180度の角度で切り替えることができるように構成する。
【0006】
本発明は、円形のブラシが90度の角度で固定されるように構成する。
【0007】
本発明によるブラシのくしの歯は上から下の方向に傾くように構成する。
【0008】
本発明によるブラシは、端から中央方向に凹に形成する。
【0009】
本発明によるブラシは、容器と90度または180度で位置が転換された状態で堅固に固定されるように構成する。
【0010】
本発明によるブラシが回転する時、排出管の毀損を防止するために排出管を伸縮することができるように構成する。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、ブラシの全体模様を短く形成して包装と、使用と管理が便利になる効果がある。
【0012】
本発明は、ブラシの回転で染め付け場所に適用が容易な効果がある。
【0013】
本発明は、ブラシの中央が凹で頭の模様によって全体くしの歯と肌の接触面積が拡がって染め付けが容易な効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
染め付け薬排出装置において、本発明はブラシ12が容器に90度の角度で固定されている染め付け薬排出装置を提供する。
【0015】
本発明は、ブラシが容器11と90度、または180度の角度で位置を切り替えながら使うことができる染め付け薬排出装置が提供される。
【0016】
本発明は、円形模様のブラシ12が提供される。
【0017】
ブラシ12のくしの歯14は、上から下の方向に傾くように形成される。
【0018】
前記ブラシ12のくしの歯14は、ブラシ12の中央から端方向に密集されるように形成される。
【0019】
前記ブラシ12は、ブラシの支持部13に固定されていて、ブラシの支持部13はキャップ21の上部に固定されて回転するように形成されている。
【0020】
キャップ21の内部にはブラシの支持部13を支持する固定板16が形成されていて前記固定板16は2個のあご31a、31bの間で上、下運動するように形成されていて、ブラシ支持部13が90度の角度で固定されている時、固定板16はあご31aの下に位置してブラシ支持部13が180度の角度で固定されている時、固定板16はあご31bの上部に位置しながらブラシ12の位置によって固定板16が移動するように形成されている。
【0021】
固定板16の底面には固定板16に弾性を提供するスプリング18が形成されている。
【0022】
前記固定板16の中央にはブラシ12が180度で立てられた時、ブラシ支持部13の後ろ部分の一部が安着するように穴17が穿孔されている。
【0023】
ブラシ支持部13の後ろ部分が固定板16の穴17に安着されると、ブラシ12が穴17に安着された状態で固定される構成である。
【0024】
前記スプリング18の弾性によって固定板16が持続的にブラシの支持部13を圧迫するようになって、ブラシ12が持続的に固定された状態を維持することができる。
【0025】
ブラシ支持部13は、排出管22が連結されている。
【0026】
ブラシの支持部13は、ブラシ12が回転する時排出管22の伸縮を最小化するために切開部15が形成されている。
【0027】
ブラシ支持部13に固定される排出管22は所定の長さでしわ23が形成されている。
【0028】
前記しわ23はブラシ12の方向転換による排出管22の伸縮による長さを調節するように形成された。
【0029】
図1は、本発明によるブラシの外形を示すものである。
【0030】
図2は、回転ブラシの内部を示すものである。
【0031】
図3は、固定ブラシの内部を示すものである。
【0032】
図4は、回転ブラシの構造を示すものである。
【0033】
図5は、回転ブラシの作動状態を示すものである。
【0034】
図6は、固定板の状態を詳しく示すものである。
【0035】
図7は、固定板とスプリングの作動を示すためのものである。
【0036】
図8は、ブラシの作動によって排出管の状態を示すものである。
【実施例】
【0037】
本発明は、ブラシの構造と、ブラシの作動を構成して従来の染め付けブラシの不便な点を改善したものである。
【0038】
従来の染め付け薬ブラシを包装する場合、ブラシ部分と容器部分を分離して包装して使用者がブラシを容器に結合して使うために結合の誤りで使用を間違う問題があり、使用者の髪模様が多様であるために平面状態のブラシは頭肌と接触する断面積が少なくて毛髪の下部分まで染め付けが容易でない問題点があって、頭と接触角度によって染め付け作業の不便な点があり、ブラシを結合すると、高さが高くなってよく倒れて、倒れる瞬間にボタンを圧迫する場合があるので、染め付け薬が漏出される問題点があった。
【0039】
容器11にブラケット19を固定してブラケット19に混合桶24を結合する。
本発明でブラシ12は、ブラシ支持部13と分離して結合固定するように形成されている。
【0040】
ブラシ12をブラシ支持部13と結合する前にキャップ21の内側で排出管22の一端をブラシ支持部13の後ろ部分に挿入してブラシ12の前面に露出させて排出管22の他の端は混合桶24と連結固定して、キャップ21をブラケット19に固定する。
【0041】
前記のような作業は排出管22の伸縮によって可能である。
【0042】
前記のようにブラシ支持部13の前面に露出した排出管22の端部分をブラシ12と連結する。
【0043】
前記のように構成されたブラシ12が容器11と90度の角度で形成された状態で固定板16はあご31aの下の部分に位置して、スプリング18の弾性によってブラシ支持部13を支持固定するようになって、ブラシ支持部13を180度の角度で立てるようになると、ブラシ支持部13の後ろ部分が固定板16を圧迫するようになって、圧迫される固定板16はスプリング18の弾性が圧縮されながら後退して固定板はあご31b上に位置するようになって、ブラシの支持部13が完全に立てられると、ブラシ支持部13の後ろ部分が固定板16の穴17に安着するようになって、固定板16は所定の距離で上昇してブラシの支持部13を支持固定するようになる。
【0044】
反対にブラシ12が180度の角度から90度の角度に切り替えるようになると、ブラシ12を引っ張って折ると、再び固定板16が圧縮されながらブラシ12の後ろ部分が穴17から離脱されてブラシ12が90度の角度に転換されると、固定板16がブラシ支持部13の横向きを持続的に圧迫して固定を維持することができる。
【0045】
前記のような状態でブラシ12を曲面で形成された頭に接触するようになると、くしの歯14が中央方向に凹に形成されているので、くしの歯14は全体的に頭の曲面に良好に接触するようになる。
【0046】
前記のようにブラシ12の転換状態でボタン29を作動すると、薬剤室26と酸化剤室27の染め付け薬と酸化剤がノズル25を通じて噴出されて混合桶24で混合して、混合した混合液が排出管22を通じてブラシ12の排出口28に排出される。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明によるブラシの外形図である。
【図2】回転ブラシの縦断面図である。
【図3】固定ブラシの縦断面図である。
【図4】回転ブラシの分離図である。
【図5】回転ブラシの作動図である。
【図6】A→A'線の断面図である。
【図7】固定板とスプリングの関係図である。
【図8】回転ブラシの詳細図である。
【符号の説明】
【0048】
11 容器
12 ブラシ
13 ブラシ支持部
14 くしの歯
15 切開部
16 固定板
17 穴
18 スプリング
19 ブラケット
21 キャップ
22 排出管
23 しわ
24 混合桶
25 ノズル
26 薬剤室
27 酸化剤室
28 排出口
29 ボタン
31 あご(a、b)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬剤室と酸化剤室が一体で形成されて薬剤室と酸化剤室のノズルから噴出される薬剤と酸化剤が混合桶で混合されながらブラシで排出される染め付け薬排出装置において、キャップに支持されながら容器11で90〜180度の角度で位置が転換されるブラシで構成されることを特徴とする染め付け薬排出装置の回転ブラシ。
【請求項2】
ブラシは円形で形成されて、くしの歯は上から下の方向に傾くように形成されて、ブラシの端から中央方向に凹模様で形成されて、ブラシ支持部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の染め付け薬排出装置の回転ブラシ。
【請求項3】
ブラシ支持部は、キャップの上部に回転するように固定されてブラシ支持部が回転する時、排出管が折れないように後ろ部分に切開部が形成されて、下の部分は固定板と接触されて、固定板がブラシ支持部を固定するように構成されることを特徴とする請求項2に記載の染め付け薬排出装置の回転ブラシ。
【請求項4】
固定板はキャップの内径に形成された上、下のあご内に位置するように形成されて、その中央には180度の方向に位置するブラシ支持部の後ろ部分が安着することができる穴が形成されて、下の底にはスプリングが形成されて固定板に持続的に弾性を提供して、ブラシ支持部が作動する時に固定板があご内で移動しながらブラシ支持部を圧迫固定するように構成されることを特徴とする請求項3に記載の染め付け薬排出装置の回転ブラシ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−117(P2010−117A)
【公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−158999(P2008−158999)
【出願日】平成20年6月18日(2008.6.18)
【出願人】(508183841)
【Fターム(参考)】