説明

検索結果に含まれるウェブアドレス出力装置および方法

【課題】検索結果に含まれるウェブアドレスを出力する装置および方法が開始される。
【解決手段】検索クエリに対応する検索結果に含まれるウェブアドレスを出力する装置は、検索クエリに対する1つ以上の検索結果文書を抽出する検索部と、前記1つ以上の検索結果の文書内に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出するウェブアドレス抽出部と、前記抽出された1つ以上のウェブアドレスを順位化するウェブアドレス整列部および前記順位化された1つ以上のウェブアドレスを独立した領域に表示するように制御するウェブアドレス表示制御部とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検索結果に含まれるウェブアドレス出力装置および方法に関し、特に、検索結果に含まれるウェブアドレス(例えば、URL)を独立した領域に順位化して出力する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットなどの通信網の急激な発展と共に通信網を介した情報検索が非常に一般化している。ユーザは、自身のPC(パーソナルコンピュータ)に設けられているインターネット接続ブラウザなどを用いて所望する検索エンジンに接続した後、検索ウィンドウに所望する検索語を入力して、入力された検索語は通信網を介して検索サイト(またはポータルサイト)の検索サーバに伝えられる。検索サーバは、ユーザからの検索要請に対する検索結果リストをユーザのPCに再び送信する。ユーザは、自身の画面に表示される検索結果のリストのうちで自身が所望する検索結果を選択して情報を抽出することができる。
【0003】
このとき、ユーザの検索要請に対応する検索結果のウェブページには、ウェブアドレスが含まれることがあり、ユーザは該当ウェブアドレスに移動するために検索結果内のウェブアドレスを再び入力またはクリックしなければならない。
【0004】
したがって、検索結果に含まれる1つ以上のウェブアドレスリストをユーザが容易に確認して所望するウェブアドレスに容易に移動するようにするために検索結果に含まれるウェブアドレスを独立した領域に順位化して出力する装置および方法が切実に求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、検索結果に含まれるウェブアドレスを別の領域を介して出力することにより、検索結果と関連するウェブアドレスを簡単に確認して所望するウェブアドレスに容易に移動できるようにするウェブアドレス出力装置および方法を提供する。
【0006】
本発明は、検索結果に含まれるウェブアドレスを順位化して出力し、ユーザが探そうとする情報と関連性の高い情報に優先順位を付けて提供することにより、検索出力の便宜性および検索の正確性を高めることのできるウェブアドレス出力装置および方法を提供する。
【0007】
本発明は、検索結果に含まれるウェブアドレスのうち重複するウェブアドレスを除去して出力することにより、検索結果の出力の正確性および視認性を高めるウェブアドレス出力装置および方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係るウェブアドレス出力装置は、検索クエリに対する1つ以上の検索結果文書を抽出する検索部と、前記1つ以上の検索結果の文書内に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出するウェブアドレス抽出部と、前記抽出された1つ以上のウェブアドレスを順位化するウェブアドレス整列部と、前記順位化された1つ以上のウェブアドレスを独立した領域に表示するように制御するウェブアドレス表示制御部と、を含む。
【0009】
本発明の一実施形態によれば、前記ウェブアドレスを説明するウェブアドレスの詳細情報を抽出するウェブアドレス詳細情報抽出部をさらに含み、前記ウェブアドレス表示制御部は、前記順位化された1つ以上のウェブアドレスおよび前記1つ以上のウェブアドレスに対応するウェブアドレス詳細情報を共に独立した領域に表示するように制御してもよい。
【0010】
本発明の一実施形態によれば、前記抽出された1つ以上のウェブアドレスのうち同一のウェブアドレスが複数存在する場合、重複するウェブアドレスを除去するウェブアドレス重複除去部をさらに含んでもよい。
【0011】
本発明の一実施形態によれば、前記ウェブアドレス詳細情報は、前記ウェブアドレスが前記ウェブアドレス抽出部によって抽出される回数を含み、前記ウェブアドレス整列部は、前記ウェブアドレスの抽出される回数によりウェブアドレスを順位化してもよい。
【0012】
本発明の一実施形態によれば、前記ウェブアドレス整列部は、前記ウェブアドレスを含む文書の数により前記ウェブアドレスを順位化してもよい。
【0013】
本発明の一実施形態によれば、前記ウェブアドレス整列部は、前記ウェブアドレスがユーザから選択された回数により前記ウェブアドレスを順位化してもよい。
【0014】
本発明の一実施形態によれば、前記ウェブアドレス整列部は、前記1つ以上の質問の質問者から選択された回答に含まれる前記ウェブアドレスに加重値を付与して前記ウェブアドレスを順位化してもよい。
【0015】
本発明の一実施形態に係るウェブアドレス出力装置は、検索結果の文書内に含まれるウェブアドレスを抽出するウェブアドレス抽出部と、前記ウェブアドレスを含む文書の数により前記ウェブアドレスに点数を付与するウェブアドレススコアリング部と、前記ウェブアドレスの点数により前記ウェブアドレスを順位化して出力するウェブアドレス出力部と、を含む。
【0016】
本発明の一実施形態に係るウェブアドレス出力方法は、検索クエリに対する1つ以上の検索結果文書を抽出し、前記1つ以上の検索結果の文書内に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出し、前記抽出された1つ以上のウェブアドレスを順位化し、前記順位化された1つ以上のウェブアドレスを独立した領域に表示することを含む。
【0017】
本発明の一実施形態に係るウェブアドレス出力方法は、前記検索結果の文書内に含まれる前記ウェブアドレスを抽出し、前記ウェブアドレスに点数を付与し、前記ウェブアドレスの点数により前記ウェブアドレスを順位化して出力することを含む。
【0018】
本発明の一実施形態によれば、前記ウェブアドレスに点数を付与することは、前記ウェブアドレスが含まれる文書の数、前記ウェブアドレスが抽出された回数、および前記ウェブアドレスがユーザから選択された回数のうち少なくとも1つを用いて前記ウェブアドレスに点数を付与してもよい。
【発明の効果】
【0019】
本発明の一実施形態によれば、検索結果に含まれるウェブアドレスを別の領域を介して出力することにより、検索結果と関連するウェブアドレスを簡単に確認して所望するウェブアドレスに容易に移動できるウェブアドレス出力装置および方法が提供される。
【0020】
本発明の一実施形態によれば、検索結果に含まれるウェブアドレスを順位化して出力してユーザが探そうとする情報と関連性の高い情報に優先順位を付けて提供することにより、検索出力の便宜性および検索の正確性を高めることのできるウェブアドレス出力装置および方法が提供される。
【0021】
本発明の一実施形態によれば、検索結果に含まれるウェブアドレスのうち重複するウェブアドレスを除去して出力することにより、検索結果の出力の正確性および視認性を高めるウェブアドレス出力装置および方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを独立した領域に出力するウェブアドレス出力装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを順位化して出力するウェブアドレス出力装置を示すブロック図である。
【図3】独立した領域にウェブアドレスを出力せずに、ユーザの検索要請に対応した検索結果を出力する過程を説明するための図である。
【図4】検索クエリに対応する検索結果文書のうち、ウェブアドレスを含む検索結果文書を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを独立した領域に表示して出力する過程を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを独立した領域に出力するウェブアドレス出力方法を説明するための動作フローチャートである。
【図7】本発明の他の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを順位化して出力するウェブアドレス出力方法を説明するための動作フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、添付された図面に記載された内容を参照しながら本発明に係る実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明が実施形態によって制限されたり限定されることはない。各図面に提示された同一の参照符号は、同一の部材を示す。検索結果に含まれるウェブアドレスの出力方法は、検索結果に含まれるウェブアドレスの出力装置を構成する構成要素によって達成される。
【0024】
図1は、本発明の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを独立した領域に出力するウェブアドレス出力装置を示すブロック図である。
【0025】
図1を参照すれば、ウェブアドレス出力装置100は、検索部110と、ウェブアドレス抽出部120と、ウェブアドレス整列部130と、ウェブアドレス表示制御部140とを含む。また、ウェブアドレス出力装置100は、ウェブアドレス重複除去部150およびウェブアドレス詳細情報抽出部160のうち少なくとも1つをさらに含んでもよい。
【0026】
検索部110は、検索クエリに対する1つ以上の検索結果文書を抽出してもよい。一例において、ユーザが情報検索のための検索クエリを入力した場合、検索部110は、検索のための情報を収集してユーザの検索要請に対応する検索結果文書を抽出してもよい。他の例として、ユーザが特定の主題または案件に対して質問するために検索キーワードを入力した場合、検索部110は、検索キーワードを含む1つ以上の質問および回答が含まれる質疑応答文書を抽出してもよい。ここで、回答には質問と関連する1つ以上のウェブアドレスが含まれてもよい。
【0027】
ウェブアドレス抽出部120は、1つ以上の検索結果の文書内に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出してもよい。すなわち、ウェブアドレス抽出部120は、検索結果文書のうちユーザの検索クエリ(Query)と関連したウェブアドレスを含む文書が存在する場合、ウェブアドレスを別途抽出してもよい。例えば、検索結果文書には質問および質間に対する回答を含む1つ以上の質疑応答文書が含まれて、質疑応答文書の回答中には質問と関連する情報を提供するための1つ以上のウェブアドレスが含まれてもよい。この時、ウェブアドレス抽出部120は、質疑応答文書に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出してもよい。
【0028】
ウェブアドレス重複除去部150は、抽出された1つ以上のウェブアドレスのうち同一のウェブアドレスが複数存在する場合、重複するウェブアドレスを除去してもよい。すなわち、ウェブアドレス重複除去部150は、検索クエリに対応する検索結果文書のうち同一のウェブアドレスを含む文書が複数存在する場合、重複するウェブアドレスはすべて除去する。
【0029】
ウェブアドレス詳細情報抽出部160は、ウェブアドレスを説明するウェブアドレスの詳細情報を抽出してもよい。ここで、ウェブアドレス詳細情報には、ウェブアドレスに対応するウェブ文書が含む情報の説明、ウェブアドレスがウェブアドレス抽出部120によって抽出される回数などを含んでもよい。
【0030】
ウェブアドレス整列部130は、抽出された1つ以上のウェブアドレスを順位化してもよい。すなわち、ウェブアドレス整列部130は、ウェブアドレス抽出部120が抽出した1つ以上のウェブアドレスをさまざまな基準によって順位化してもよい。
【0031】
例えば、ウェブアドレス整列部130は、ウェブアドレスがウェブアドレス抽出部120によって抽出される回数によりウェブアドレスを順位化してもよい。すなわち、ウェブアドレス整列部130は、ユーザの検索要請に対応して検索結果文書に含まれるウェブアドレスを抽出してもよく、ウェブアドレスが抽出される度にウェブアドレスの抽出回数を記録してもよく、ウェブアドレスの抽出回数を用いてウェブアドレスを順位化してもよい。
【0032】
他の例として、ウェブアドレス整列部130は、ウェブアドレスを含む文書の数によりウェブアドレスを順位化してもよい。例えば、検索結果文書のうちウェブアドレス「www.aaa.com」を含む文書が10個であり、ウェブアドレス「www.bbb.com」を含む文書が8個である場合、ウェブアドレス「www.aaa.com」はウェブアドレス「www.bbb.com」より高い順位に整列されてもよい。
【0033】
他の例として、ウェブアドレス整列部130は、ユーザから選択された回数によりウェブアドレスを順位化してもよい。すなわち、検索結果文書のうちウェブアドレス「www.ccc.com」がユーザのマウスクリックなどによって100回選択され、ウェブアドレス「www.ddd.com」がユーザによって90回選択された場合、ウェブアドレス「www.ccc.com」はウェブアドレス「www.ddd.com」より高い順位に整列されてもよい。
【0034】
他の例として、ウェブアドレス整列部130は、質問および回答を含む質疑応答文書に含まれるウェブアドレスのうち質問者から選択された回答に含まれるウェブアドレスには、加重値を付与してもよく、選択された回答に含まれるウェブアドレスは選択されない回答に含まれるウェブアドレスよりも高い順位に整列してもよい。
【0035】
ウェブアドレス表示制御部140は、順位化された1つ以上のウェブアドレスを独立した領域に表示するように制御してもよい。したがって、検索結果文書に含まれるウェブアドレスの内容を確認するために、検索結果ウェブ文書を閲覧した後、閲覧された検索結果文書に含まれるウェブアドレスをクリックしたり、ウェブアドレスをアドレスバーに入力せずに、初めての検索ページの独立した領域に表示されたウェブアドレスのリストをクリックすることによって、簡単にユーザの所望するウェブページに移動することができる。ウェブアドレスを独立した領域に表示しない場合、ウェブアドレスを確認するために検索結果リストをいちいちクリックして確認しなければならず、これは、図3および図4を参考にしながら以下により詳しく説明する。
【0036】
図3は、従来技術により独立した領域にウェブアドレスを出力せずに、ユーザの検索要請に対応した検索結果を出力する過程を説明するための図である。
【0037】
図3を参照すれば、ユーザが検索入力ウィンドウを介して検索クエリを入力すると、検索クエリに対応する検索結果リストが出力される。例えば、ユーザが欧州バックパック旅行311を検索入力ウィンドウに入力して検索する場合、キーワードに欧州バックパック旅行311が含まれる1つ以上の文書が検索ページ310に出力される。この時、ユーザは、自身が所望するより詳しい情報を閲覧するために出力された検索結果のうちの1つ312をクリックできる。この時、ユーザが選択した検索結果312にリンクされたウェブページは、関連するウェブアドレスを含み、関連するウェブアドレスを確認するためには、検索結果312を選択して検索結果312にリンクされたウェブページに移動しなければならない。
【0038】
図4は、検索クエリに対応する検索結果文書のうち、ウェブアドレスを含む検索結果文書を示す図である。
【0039】
図4を参照すれば、検索クエリに対応する検索結果文書は、質問および回答を含む質疑応答文書410を含む。一例として、ユーザの質間に対応して他のユーザが質間に対する回答を提供することができ、質問と回答が含まれるウェブ文書が質疑応答文書410とすることもできる。すなわち、回答者は質間に対応するより詳しい情報を示すために質問と関連するウェブアドレスを共に提供することができる。ここで、質問と関連するウェブアドレスを検索クエリを入力したユーザが確認するためには、各質疑応答文書をクリックして内容を確認しなければならず、関連するウェブアドレスに移動するためにはウェブアドレスをクリックまたはアドレス入力ウィンドウに入力しなければならない。
【0040】
しかし、本発明の一実施形態によれば、検索結果文書に含まれるウェブアドレスを検索結果ページの独立した領域に出力することによって、検索クエリと関連するウェブアドレスを簡単に確認することができ、一度のクリックによって所望するウェブアドレスに移動することができる。検索結果文書に含まれるウェブアドレスを検索結果ページの独立した領域に出力する過程は、図5を参照しながら以下にてより詳しく説明する。
【0041】
図5は、本発明の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを独立した領域に表示して出力する過程を説明するための図である。
【0042】
図5を参照すれば、ユーザが検索クエリを入力すると、検索ページには検索クエリに対応する検索結果文書のリストが出力してもよく、この時、検索結果文書に含まれる1つ以上のウェブアドレスを独立した領域520に順位化して出力してもよい。したがって、ユーザは、関連するウェブアドレスのリストを容易に確認することができ、順位化されたウェブアドレスのリストを介してより正確な検索結果を受け取ることができる。また、ユーザがウェブアドレスに移動しようとする場合、独立した領域520に出力されたウェブアドレスをクリックすることによって、より簡単に所望するウェブアドレスに移動することができる。
【0043】
上記のように、検索クエリと関連するウェブアドレスを検索ページ内の独立した領域に出力することによって、ユーザの所望するウェブアドレスおよびユーザの検索意図により適したウェブアドレスに優先順位を付けて提供することができる。
【0044】
図2は、本発明の他の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを順位化して出力するウェブアドレス出力装置を示すブロック図である。
【0045】
図2を参照すれば、ウェブアドレスを含む文書の数によりウェブアドレスを順位化して出力するウェブアドレス出力装置200は、ウェブアドレス抽出部210と、ウェブアドレススコアリング部220と、ウェブアドレス出力部230とを含む。
【0046】
ウェブアドレス抽出部210は、検索結果文書のうち質疑応答文書内に含まれるウェブアドレスを抽出してもよい。すなわち、ウェブアドレス抽出部210は、検索クエリに対応する1つ以上の検索結果文書のうち質疑応答文書に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出してもよい。ここで、質疑応答文書は、1つ以上の質問および回答を含む文書を意味してもよい。例えば、検索結果文書のうち質問および回答を含む質疑応答文書の場合、質間に対する回答として関連ウェブアドレスを提示する場合があるため、質疑応答文書の回答内に関連ウェブアドレスが記載されている場合、ウェブアドレス抽出部210は、関連ウェブアドレスを抽出してもよい。
【0047】
ウェブアドレススコアリング部220は、ウェブアドレスに点数を付与してもよい。例えば、ウェブアドレススコアリング部220は、抽出されたウェブアドレスをスコアリングするためにウェブアドレスを含む文書の数をそれぞれ抽出し、抽出した文書の数によりウェブアドレスに点数を付与してもよい。他の例として、抽出されたウェブアドレスをスコアリングするためにウェブアドレスが抽出された回数と、ウェブアドレスがユーザから選択された回数と、ウェブアドレスが回答に含まれる場合、ウェブアドレススコアリング部220は、回答が質問者によって選択されたか否かなどによって抽出したウェブアドレスをスコアリングしてもよい。
【0048】
ウェブアドレス出力部230は、ウェブアドレスの点数によりウェブアドレスを順位化して出力してもよい。すなわち、ウェブアドレス出力部230は、ウェブアドレススコアリング部220によって付与された各ウェブアドレスの点数によりウェブアドレスを順位化して出力してもよい。この時、順位化されたウェブアドレスは、検索出力ウィンドウの独立した領域に出力されてもよい。
【0049】
上記のように、検索結果文書に含まれるウェブアドレスを抽出し、抽出したウェブアドレスが含まれる文書の数によりウェブアドレスを順位化して出力することによって、検索キーワードと関連するウェブアドレスを容易に把握してユーザの所望するウェブアドレスに簡単に移動することができる。
【0050】
図6は、本発明の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを独立した領域に出力するウェブアドレス出力方法を説明するための動作フローチャートである。
【0051】
図6を参照すれば、ステップ(S610)では、検索部110は、検索クエリに対する1つ以上の検索結果文書を抽出してもよい。例えば、検索部110は、ユーザが検索のために検索クエリを入力すると、検索クエリに対応する検索結果文書のリストを抽出してもよい。
【0052】
ステップ(S620)では、ウェブアドレス抽出部120は、1つ以上の検索結果の文書内に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出してもよい。例えば、ウェブアドレス抽出部120は、検索結果文書が検索クエリと関連するウェブアドレスを含む場合、検索結果文書に含まれるウェブアドレスを抽出してもよい。
【0053】
ステップ(S630)では、ウェブアドレス詳細情報抽出部160は、ウェブアドレスを説明するウェブアドレスの詳細情報を抽出してもよい。この時、ウェブアドレス詳細情報は、ウェブアドレスが含む情報に対する説明、ウェブアドレスが抽出された回数、ウェブアドレスがユーザにより選択された回数などを含んでもよい。
【0054】
ステップ(S640)では、ウェブアドレス重複除去部150は、ウェブアドレス抽出部120により抽出された1つ以上のウェブアドレスのうち同一のウェブアドレスが複数存在する場合、重複するウェブアドレスを除去してもよい。すなわち、ウェブアドレス重複除去部150は、同一のウェブアドレスが1つ以上の検索結果の文書内に重複して含まれることがある場合、重複するウェブアドレスの除去を実行してもよい。
【0055】
ステップ(S650)では、ウェブアドレス整列部130は、ウェブアドレス抽出部120により抽出された1つ以上のウェブアドレスを順位化してもよい。例えば、ウェブアドレス整列部130は、抽出されたウェブアドレスを含む文書の数、ウェブアドレスが抽出される回数、ウェブアドレスがユーザにより選択された回数、ウェブアドレスを含む回答が質問者から選択されたのか有無などを考慮して1つ以上のウェブアドレスを順位化してもよい。
【0056】
ステップ(S660)では、ウェブアドレス表示制御部140は、ウェブアドレス整列部130により順位化された1つ以上のウェブアドレスを独立した領域に表示してもよい。この時、1つ以上のウェブアドレスと共にウェブアドレスそれぞれの詳細情報を共に表示してもよい。順位化されたウェブアドレスを検索結果文書が表示されたページ内の独立した領域に表示することにより、ユーザが検索結果文書を1つ1つクリックしてウェブアドレスを確認しなくても検索結果文書のリストが表示されたページでウェブアドレスを確認することができる。また、ユーザは、独立した領域に表示されたウェブアドレスをクリックして簡単に所望するウェブアドレスに移動することができる。
【0057】
図7は、本発明の他の一実施形態において、検索結果に含まれるウェブアドレスを順位化して出力するウェブアドレス出力方法を説明するための動作フローチャートである。
【0058】
図7を参考すれば、ステップ(S710)では、ウェブアドレス抽出部210は、検索結果文書のうち質疑応答文書内に含まれるウェブアドレスを抽出してもよい。すなわち、ウェブアドレス抽出部210は、検索結果文書のうち質疑応答文書内にウェブアドレスが含まれる場合、含まれるウェブアドレスを抽出してもよい。
【0059】
ステップ(S720)では、ウェブアドレススコアリング部220は、ウェブアドレスに点数を付与してもよい。この時、ウェブアドレスの点数を付与するためにウェブアドレスが含まれる文書の数、ウェブアドレスが抽出された回数、およびウェブアドレスがユーザにより選択された回数のうち少なくとも1つを用いることができる。
【0060】
ステップ(S730)では、ウェブアドレス出力部230は、ウェブアドレススコアリング部220により付与されたウェブアドレスの点数によりウェブアドレスを順位化して出力してもよい。この時、順位化されたウェブアドレスは、検索結果文書のリストが表示されるページ内の独立した領域に出力してもよい。
【0061】
上記のように、検索結果に含まれるウェブアドレスを順位化して独立した領域に出力することにより、ユーザが探そうとする情報と関連性の高い情報に優先順位を付けて提供することで、検索出力の便宜性および検索の正確性を高めることができる。
【0062】
また、検索結果に含まれるウェブアドレスの出力時に、検索結果に含まれるウェブアドレスのうち重複するウェブアドレスを除去して出力することにより、検索結果の出力の正確性および視認性を高めることができる。
【0063】
一方、図6、図7で説明されていない部分は、図1〜図5の説明を参考にすることができる。
【0064】
なお、本発明の実施形態は、コンピュータにより実現される多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読取可能な記録媒体を含む。当該記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともでき、記録媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、記録媒体は、プログラム命令、データ構造などを保存する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体でもある。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。
【0065】
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
【符号の説明】
【0066】
100,200:ウェブアドレス出力装置
110:検索部
120,210:ウェブアドレス抽出部
130:ウェブアドレス整列部
140:ウェブアドレス表示制御部
150:ウェブアドレス重複除去部
160:ウェブアドレス詳細情報抽出部
220:ウェブアドレススコアリング部
230:ウェブアドレス出力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検索クエリに対する1つ以上の検索結果文書を抽出する検索部と、
前記1つ以上の検索結果の文書内に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出するウェブアドレス抽出部と、
前記抽出された1つ以上のウェブアドレスを順位化するウェブアドレス整列部と、
前記順位化された1つ以上のウェブアドレスを独立した領域に表示するように制御するウェブアドレス表示制御部と、
を含むことを特徴とするウェブアドレス出力装置。
【請求項2】
前記抽出された1つ以上のウェブアドレスのうち同一のウェブアドレスが複数存在する場合、重複するウェブアドレスを除去するウェブアドレス重複除去部
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のウェブアドレス出力装置。
【請求項3】
前記検索結果文書は、
1つ以上の質問および1つ以上の回答を含むウェブ文書であり、
前記ウェブアドレス抽出部は、
前記1つ以上の質間に前記検索クエリが含まれる場合、前記質問に対する回答に含まれるウェブアドレスを抽出することを特徴とする請求項1に記載のウェブアドレス出力装置。
【請求項4】
前記ウェブアドレスを説明するウェブアドレスの詳細情報を抽出するウェブアドレス詳細情報抽出部をさらに含み、
前記ウェブアドレス表示制御部は、
前記順位化された1つ以上のウェブアドレスおよび前記1つ以上のウェブアドレスに対応するウェブアドレス詳細情報を共に独立した領域に表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載のウェブアドレス出力装置。
【請求項5】
前記ウェブアドレス詳細情報は、
前記ウェブアドレスが前記ウェブアドレス抽出部によって抽出される回数を含み、
前記ウェブアドレス整列部は、
前記ウェブアドレスの抽出される回数により前記ウェブアドレスを順位化することを特徴とする請求項4に記載のウェブアドレス出力装置。
【請求項6】
前記ウェブアドレス整列部は、
前記ウェブアドレスを含む文書の数により前記ウェブアドレスを順位化することを特徴とする請求項1に記載のウェブアドレス出力装置。
【請求項7】
前記ウェブアドレス整列部は、
前記ウェブアドレスがユーザにより選択された回数により前記ウェブアドレスを順位化することを特徴とする請求項1に記載のウェブアドレス出力装置。
【請求項8】
前記ウェブアドレス整列部は、
前記1つ以上の質問の質問者により選択された回答に含まれる前記ウェブアドレスに加重値を付与して前記ウェブアドレスを順位化することを特徴とする請求項3に記載のウェブアドレス出力装置。
【請求項9】
検索結果文書のうち質疑応答文書内に含まれるウェブアドレスを抽出するウェブアドレス抽出部と、
前記ウェブアドレスに点数を付与するウェブアドレススコアリング部と、
前記ウェブアドレスの点数により前記ウェブアドレスを順位化して出力するウェブアドレス出力部と、
を含むことを特徴とするウェブアドレス出力装置。
【請求項10】
前記ウェブアドレススコアリング部は、
前記ウェブアドレスが含まれる文書の数、前記ウェブアドレスが抽出された回数、および前記ウェブアドレスがユーザから選択された回数のうち少なくとも1つを用いて前記ウェブアドレスに点数を付与することを特徴とする請求項9に記載のウェブアドレス出力装置。
【請求項11】
検索クエリに対する1つ以上の検索結果文書を抽出し、
前記1つ以上の検索結果の文書内に含まれる1つ以上のウェブアドレスを抽出し、
前記抽出された1つ以上のウェブアドレスを順位化し、
前記順位化された1つ以上のウェブアドレスを独立した領域に表示する、
ことを含むウェブアドレス出力方法。
【請求項12】
前記抽出された1つ以上のウェブアドレスのうち同一のウェブアドレスが複数存在する場合、重複するウェブアドレスを除去する
ことをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のウェブアドレス出力方法。
【請求項13】
前記検索結果文書は、
1つ以上の質問および1つ以上の回答を含むウェブ文書であり、
前記ウェブアドレスを抽出することは、
前記1つ以上の質間に前記検索クエリが含まれる場合、前記質問に対する回答に含まれる前記ウェブアドレスを抽出することを特徴とする請求項11に記載のウェブアドレス出力方法。
【請求項14】
前記ウェブアドレスを説明するウェブアドレスの詳細情報を抽出することをさらに含み、
前記ウェブアドレス表示することは、
前記順位化された1つ以上のウェブアドレスおよび前記1つ以上のウェブアドレスに対応するウェブアドレス詳細情報を共に独立した領域に表示することを特徴とする請求項11に記載のウェブアドレス出力方法。
【請求項15】
前記ウェブアドレス詳細情報は、
前記ウェブアドレスが抽出される回数を含み、
前記ウェブアドレスを順位化することは、
前記ウェブアドレスの抽出される回数により前記ウェブアドレスを順位化することを特徴とする請求項14に記載のウェブアドレス出力方法。
【請求項16】
前記ウェブアドレスを順位化することは、
前記ウェブアドレスを含む文書の数により前記ウェブアドレスを順位化することを特徴とする請求項11に記載のウェブアドレス出力方法。
【請求項17】
前記ウェブアドレスを順位化すことは、
前記ウェブアドレスがユーザから選択された回数により前記ウェブアドレスを順位化することを特徴とする請求項11に記載のウェブアドレス出力方法。
【請求項18】
前記ウェブアドレスを順位化することは、
前記1つ以上の質問の質問者から選択された回答に含まれるウェブアドレスに加重値を付与してウェブアドレスを順位化することを特徴とする請求項13に記載のウェブアドレス出力方法。
【請求項19】
検索結果文書のうち質疑応答文書内に含まれるウェブアドレスを抽出し、
前記ウェブアドレスに点数を付与するステップと、
前記ウェブアドレスの点数により前記ウェブアドレスを順位化して出力する
ことを含むことを特徴とするウェブアドレス出力方法。
【請求項20】
前記ウェブアドレスに点数を付与することは、
前記ウェブアドレスが含まれる文書の数、前記ウェブアドレスが抽出された回数、および前記ウェブアドレスがユーザから選択された回数のうち少なくとも1つを用いてウェブアドレスに点数を付与することを特徴とする請求項19に記載のウェブアドレス出力方法。
【請求項21】
請求項11〜請求項20のうちいずれか一項の方法を実行するためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読取可能な記録媒体。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−211791(P2010−211791A)
【公開日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−34710(P2010−34710)
【出願日】平成22年2月19日(2010.2.19)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】