説明

横装填ホイールのシール構造

【課題】 逃げ溝の凸角部によるゴムパッキンの傷つけをなくしてシールの信頼性を向上させた横装填ホイールのシール構造の提供。
【解決手段】(1) タイヤのビード荷重をサイドリングで受ける構造のタイヤ横装填式ホイールのサイドリングとホイール本体間のシール構造10であって、
ゴムパッキン13をホイール本体20とサイドリング12の対向面24、25間に挟持し、ホイール本体とサイドリングの対向面24、25をゴムパッキン13に面圧接させた。(2) パッキン装着溝をもたない方の部材の凸角部をテーパ面26で面取りした。
(3) パッキン装着溝17の底面を傾斜面にし、該傾斜底面にゴムパッキンに面圧接するシール面24とゴムパッキンに接触しない逃げ溝16の底面を形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤをホイールに横から装填する(軸方向に装填する)タイヤ横装填式ホイールのシール構造に関する。
【背景技術】
【0002】
特開2004−17727号公報は、図8、図9に示すように、左右のリムフランジの少なくとも一方をホイール本体20(ホイール本体はディスク15とリム11とをもつ)から着脱式とし、タイヤ14のビード荷重をサイドリング12で受ける構造のタイヤ横装填式ホイールのサイドリング12とホイール本体20間のシール構造10であって、
(イ)ホイール本体20とサイドリング12の何れか一方にOリング13を付けるOリング装着溝17を設け、ホイール本体20とサイドリング12のOリング13を付けない方に、サイドリング12をロックするためにサイドリング12を回す位置では、Oリング13が接触しないように、逃げ溝16を設け、
(ロ)回す位置とシールする位置との間をサイドリング12がホイール軸方向に移動できるように、ホイール本体20とサイドリング12との間のロック機構部にサイドリング押し込み方向の遊び19を設けた、
横装填ホイールのシール構造10を開示している。
特開2004−17727号公報の構造によって、タイヤビードをサイドリングで受ける構造の横装填式ホイールにおいて、サイドリング脱着時にサイドリングを回す力は軽く、かつ、エアシール性能は悪化しない、シール構造を提供することができた。
【特許文献1】特開2004−17727号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、図8、図9の構造には、つぎの課題があった。
(i) シールが、逃げ溝の凸角部21のOリング13への食い込みと、Oリング装着溝17の側面とOリング13の圧接との2カ所で行われる。
このうち、逃げ溝の凸角部21のOリング13への食い込みは、車両の振動などにより、Oリング13を傷つけやすく、シールの信頼性を低下させやすい。
(ii)とくに図9の構造において、Oリング13をOリング装着溝17に装着した後、サイドリング12をホイール本体20に軸方向に押し込んでいく時に、Oリング13がOリングを付けない方の部材の凸角部22に当たってOリング13が傷つきやすく、シールの信頼性が低下しやすい。
(iii) また、シールのうち、逃げ溝の凸角部21のホイール軸方向位置は、Oリング13への食い込み量、シール性への効きが鋭敏過ぎる。その結果、逃げ溝の凸角部21のホイール軸方向位置を規制するストッパ面23のホイール軸方向位置に加工誤差やホイール使用中のストッパ面の磨耗、泥水の進入などにより若干の変動が生じた場合、シール性に影響が出てしまうおそれがある。
【0004】
本発明の第1の目的は、逃げ溝の凸角部によるOリングなどのゴムパッキンの傷つけをなくしてシールの信頼性を向上させた横装填ホイールのシール構造を提供することにある。
本発明の第2の目的は、サイドリングをホイール本体に軸方向に押し込んでいく時に、ゴムパッキンがゴムパッキンを付けない方の部材の角部凸角部に当たってゴムパッキンが傷つくことがないようにしてシールの信頼性を向上させた横装填ホイールのシール構造を提供することにある。
本発明の第3の目的は、ストッパ面や逃げ溝のホイール軸方向位置が若干変動してもシール性が低下しにくい横装填ホイールのシール構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成する本発明は、つぎの通りである。
(1) タイヤのビード荷重をサイドリングで受ける構造のタイヤ横装填式ホイールのサイドリングとホイール本体間のシール構造であって、
(イ)ホイール本体とサイドリングの何れか一方にゴムパッキンを装着するパッキン装着溝を設け、ホイール本体とサイドリングの何れかに、サイドリングをロックするためにサイドリングを回す位置では、ゴムパッキンが接触しないように、逃げ溝を設け、
(ロ)回す位置とシールする位置との間をサイドリングがホイール軸方向に移動できるように、ホイール本体とサイドリングとの間にロック機構部にサイドリング押し込み方向の遊びを設け、
(ハ)ゴムパッキンをホイール本体とサイドリングの対向面間に挟持し、ホイール本体とサイドリングの対向面をゴムパッキンに面圧接した、
横装填ホイールのシール構造。
(2) ゴムパッキンをパッキン装着溝に入れた状態でサイドリングをホイール本体に押し込んでいく時にゴムパッキンがパッキン装着溝をもたない方の部材の角部に当たらないようにパッキン装着溝をもたない方の部材の凸角部をテーパ面で面取りし、サイドリング押し込み時に該テーパ面がゴムパッキンに摺動接触するようにした(1)記載の横装填ホイールのシール構造。
(3) パッキン装着溝をもつ方の部材がホイール本体であり、パッキン装着溝の底面を傾斜面にし、該傾斜底面にゴムパッキンに面圧接するシール面とゴムパッキンに接触しない逃げ溝の底面を形成した(1)または(2)記載の横装填ホイールのシール構造。
【発明の効果】
【0006】
上記(1)の横装填ホイールのシール構造によれば、ゴムパッキンをホイール本体とサイドリングの対向面間に挟持し、ホイール本体とサイドリングの対向面をゴムパッキンに面圧接したので、従来(図8、図9)の逃げ溝の凸角部21のOリング13への食い込み構造がなくなり、逃げ溝の凸角部21によるゴムパッキン(従来のOリング13に対応する部品)の傷つけをなくすことができ、シールの信頼性を向上させることができる。
上記(2)の横装填ホイールのシール構造によれば、パッキン装着溝をもたない方の部材の凸角部をテーパ面で面取りし、サイドリング押し込み時に該テーパ面がゴムパッキンに摺動接触するようにしたので、サイドリングをホイール本体に軸方向に押し込んでいく時に、ゴムパッキンがゴムパッキンを付けない方の部材の角部凸角部に当たってゴムパッキンが傷つくことがないようにすることができ、シールの信頼性を向上させることができる。
上記(3)の横装填ホイールのシール構造によれば、パッキン装着溝の底面を傾斜面にし、該傾斜底面にゴムパッキンに面圧接するシール面とゴムパッキンに接触しない逃げ溝の底面を形成したので、ストッパ面や逃げ溝のホイール軸方向位置が若干変動しても、ゴムパッキンの、パッキン装着溝の底面とそれに対向するサイドリング対向面との面接触は維持されており、シール性が低下しにくい。
また、逃げ溝を別で設ける必要が無いことにより、逃げ溝を別で設ける場合に比べてコスト低減できる。
また、サイドリングとホイール本体を軸方向に装着する際、Oリングが逃げ部に逃げてくれるので、Oリングが圧縮されながら装着される場合に比べて、荷重が低減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の横装填ホイールのシール構造を図1〜図7を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の実施例1を示し、図5〜図7は本発明の実施例2を示す。
本発明の実施例1、実施例2に共通または類似な構造部分には、本発明の実施例1、実施例2にわたって同じ符号が付してある。
【0008】
まず、本発明の実施例1、実施例2に共通または類似な構造部分の構成、作用・効果を、図1〜図4を参照して説明する。
本発明の横装填ホイールのシール構造は、左右のリムフランジの少なくとも一方をホイール本体20(ホイール本体20はホイール本体はディスク15とリム11とを有する)から着脱式とし、タイヤ14のビード荷重をサイドリング12で受ける構造のタイヤ横装填式ホイールの、サイドリング12とホイール本体20間のシール構造10である。
【0009】
本発明の横装填ホイールのシール構造10では、ホイール本体20とサイドリング12の何れか一方にOリングなどのゴムパッキン13を装着するパッキン装着溝17が設けられており、ホイール本体20とサイドリング12の何れかに、サイドリング12をロックするためにサイドリング12を回す位置では、ゴムパッキン13が接触しないように、逃げ溝16が設けられており、逃げ溝16との段差をテーパ状にしてなだらかにつないだ(角部をなくした)形状としてある。
また、サイドリング12を回す位置と、サイドリング12とホイール本体20との間をゴムパッキン13でシールする位置との間を、サイドリング12がホイール軸方向に移動できるように、ホイール本体20とサイドリング12との間に、ロック機構部に(ホイール本体20とサイドリング12のロック面間に)、サイドリング押し込み方向(サイドリング軸方向)の遊び19が設けられている。
【0010】
また、ゴムパッキン13がホイール本体20とサイドリング12の対向面(半径方向対向面)24、25間に挟持され、ホイール本体20とサイドリング12の対向面24、25はゴムパッキン13に面圧接されている。ホイール本体20とサイドリング12の対向面24、25はホイール半径方向に互いに対向している。ホイール本体20の面24と、サイドリング12の面25はゴムパッキン13に押し付けられており、シール状態において、ホイール本体20とサイドリング12は、それらの凸角部でゴムパッキン13に食い込んではいない。
【0011】
また、ゴムパッキン13をサイドリング12またはホイール本体20に形成したパッキン装着溝17に入れた状態で、サイドリング12をホイール本体20に押し込んでいく時に、ゴムパッキン13がOリング装着溝17をもたない方の部材の凸角部に当たらないように、パッキン装着溝をもたない方の部材の凸角部をテーパ面26で面取りし、サイドリング押し込み時に該テーパ面26がゴムパッキン13に摺動接触するようにしてある。
【0012】
本発明の実施例1、実施例2に共通または類似な構造部分の作用・効果について説明する。
ゴムパッキン13をサイドリング12またはホイール本体20に形成したパッキン装着溝17に入れた状態で、サイドリング12をホイール本体20に押し込んでいく。サイドリング12とホイール本体20はホイール周方向に延びる凸部(ストッパ)27、28を有し、凸部27、28は周方向に間欠的に切りかきを有する。サイドリング12の凸部27とホイール本体20の凸部28の切りかきとをホイール軸方向に合致させた位置で、凸部27を、他方の凸部28位置を通過させて、サイドリング12をホイール本体20に押し込む。
ついで、ゴムパッキン13が逃げ溝16の位置に来た時にサイドリング12をホイール本体20に対し軸芯まわりに回転させ、サイドリング12の凸部27とホイール本体20の凸部28とがホイール軸方向に合致した位置で回転を止める。サイドリング12の回転においては、逃げ溝16によってゴムパッキン13がゴムパッキンを装着していない方の部材と接触しないので、サイドリング12を軽い力でホイール本体20に対して回転させることができる。
ついで、タイヤにエア圧をかける。エア圧によってサイドリング12が遊び19分軸方向に戻り、サイドリング12の凸部27とホイール本体20の凸部28とがストッパ面23で当たって移動が停止するとともに、ホイール本体20とサイドリング12の対向面24、25によってゴムパッキン13が押しつぶされてシールが得られる。
【0013】
また、ゴムパッキン13をホイール本体20とサイドリング12の対向面24、25間に挟持し、ホイール本体20とサイドリング12の対向面24、25をゴムパッキン13に面圧接したので、従来(図8、図9)の逃げ溝の凸角部21のゴムパッキン13への食い込み構造がなくなり、逃げ溝の凸角部21によるゴムパッキン13の傷つけをなくすことができ、シールの信頼性を向上させることができる。
【0014】
また、パッキン装着溝17をもたない方の部材の凸角部をテーパ面26で面取りし、サイドリング12押し込み時にテーパ面26がゴムパッキン13に摺動接触するようにしたので、サイドリング12をホイール本体20に軸方向に押し込んでいく時に、ゴムパッキン13がゴムパッキンを付けない方の部材の角部凸角部(図9の22)に当たってゴムパッキン13が傷つくことがないようにすることができ、シールの信頼性を向上させることができる。
【0015】
また、図8、図9の従来構造では、シールのうち、逃げ溝16の凸角部21のホイール軸方向位置は、ゴムパッキン13への食い込み量、シール性への効きが鋭敏過ぎる。その結果、逃げ溝の凸角部21のホイール軸方向位置を規制するストッパ面23のホイール軸方向位置に加工誤差やホイール使用中のストッパ面の磨耗、泥水の進入などにより若干の変動が生じた場合、シール性に影響が出てしまうおそれがある。しかし、本発明では、ゴムパッキン13をホイール本体20とサイドリング12の対向面24、25間に挟持したので、ゴムパッキン13と対向面24、25との接触位置がホイール軸方向に若干変動しても、ゴムパッキン13と対向面24、25との圧接は維持されており、シール性に影響が出ることはない。
【0016】
つぎに、本発明の各実施例に特有な部分の構成、作用・効果を説明する。
〔実施例1〕−−−図1〜図4
本発明の実施例1の構成については、図1〜図4に示すように、サイドリング12にゴムパッキン13を装着するパッキン装着溝17が設けられており、ホイール本体20に逃げ溝16が設けられている。
また、サイドリング12の凸部27とホイール本体20の凸部28、および凸部27と凸部28の対向面であるストッパ面23は、ゴムパッキン13の装着部位よりもホイール軸方向中央側(タイヤ圧がかかる側)にあり、ストッパ面23がゴムパッキン13によりホイール外側(大気圧側)からシールされている。
パッキン装着溝17の溝底面はホイール軸芯と平行である。また、シール面でもあるホイール本体20とサイドリング12の対向面24、25もホイール軸芯と平行である。
ホイール本体20のシール面24のホイール軸方向外側端部と、シール面24のホイール軸方向内側端部(シール面24の逃げ溝16側の端部)の角は、テーパ面26によって面取りされている。
【0017】
本発明の実施例1の作用・効果については、サイドリング12の凸部27とホイール本体20の凸部28、および凸部27と凸部28の対向面であるストッパ面23が、ゴムパッキン13よりホイール軸方向内側にあって、ホイール外側(大気圧側)からシールされているので、凸部27、凸部28、ストッパ面23が泥水の進入による錆付きから保護され、タイヤ交換時などのサイドリング12の取り外しや、タイヤ交換後のサイドリング12の再組み付けを、錆のない初期に近い状態で行うことができる。
【0018】
〔実施例2〕−−−図5〜図7
本発明の実施例2の構成については、図5〜図7に示すように、ホイール本体20にゴムパッキン13を装着するパッキン装着溝17が設けられており、ホイール本体20に逃げ溝16が設けられている。
パッキン装着溝17の底面はホイール軸芯から傾斜した傾斜面(エア圧をかけた時にサイドリング12が戻る方向に溝深さが徐々に浅くなる傾斜面)となっており、この傾斜底面にゴムパッキン13に面圧接するシール面24とゴムパッキン13に接触しない逃げ溝16の底面が形成されている。傾斜底面のうち溝深さが浅い部分がシール面24であり、溝深さが深い部分が逃げ溝16の底面である。
サイドリング12のシール面25のホイール軸方向内側端部の角は、テーパ面26によって面取りされている。
【0019】
本発明の実施例2の作用・効果については、パッキン装着溝17の底面を傾斜面にし、該傾斜底面にゴムパッキン13に面圧接するシール面24とゴムパッキン13に接触しない逃げ溝16の底面を形成したので、ストッパ面23や逃げ溝16のホイール軸方向位置が若干変動しても、ゴムパッキン13の、パッキン装着溝17の底面とそれに対向するサイドリング対向面25との面接触は維持されており、シール性が維持される。
また、パッキン装着溝17を凸部27、28よりもホイール軸方向内側(タイヤのエア圧がかかる側)に設けたので、外部からの泥水、埃、飛び石等の外乱によるゴムパッキン13への悪影響を抑えることができ、シールの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の実施例1の横装填ホイールのシール構造の組み付け完了状態での断面図である。
【図2】図1の円で囲んだ部分の拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例1の横装填ホイールのシール構造の、組み付け途中状態での、断面図である。
【図4】図3の円で囲んだ部分の拡大断面図である。
【図5】本発明の実施例2の横装填ホイールのシール構造の組み付け途中状態での断面図である。
【図6】図5の円で囲んだ部分の拡大断面図である。
【図7】本発明の実施例2の横装填ホイールのシール構造の組み付け完了状態での(サイドリングをスライドする様子を示した)断面図である。
【図8】従来の横装填ホイールのシール構造の一例の断面図である。
【図9】従来の横装填ホイールのシール構造のもう一例の断面図である。
【符号の説明】
【0021】
10 横装填ホイールのシール構造
12 サイドリング
13 ゴムパッキン(たとえば、Oリング等、ただしOリングに限らない)
14 タイヤ
16 逃げ溝
17 パッキン装着溝
19 (押し込み方向の)遊び
20 ホイール本体
21 凸角部
22 凸角部
23 ストッパ面
24、25 (半径方向に互いに対向する)対向面
26 テーパ面
27 サイドリングの凸部
28 ホイール本体の凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤのビード荷重をサイドリングで受ける構造のタイヤ横装填式ホイールのサイドリングとホイール本体間のシール構造であって、
(イ)ホイール本体とサイドリングの何れか一方にゴムパッキンを装着するパッキン装着溝を設け、ホイール本体とサイドリングの何れかに、サイドリングをロックするためにサイドリングを回す位置では、ゴムパッキンが接触しないように、逃げ溝を設け、
(ロ)回す位置とシールする位置との間をサイドリングがホイール軸方向に移動できるように、ホイール本体とサイドリングとの間にロック機構部にサイドリング押し込み方向の遊びを設け、
(ハ)ゴムパッキンをホイール本体とサイドリングの対向面間に挟持し、ホイール本体とサイドリングの対向面をゴムパッキンに面圧接した、
横装填ホイールのシール構造。
【請求項2】
ゴムパッキンをパッキン装着溝に入れた状態でサイドリングをホイール本体に押し込んでいく時にゴムパッキンがパッキン装着溝をもたない方の部材の角部に当たらないようにパッキン装着溝をもたない方の部材の凸角部をテーパ面で面取りし、サイドリング押し込み時に該テーパ面がゴムパッキンに摺動接触するようにした請求項1記載の横装填ホイールのシール構造。
【請求項3】
パッキン装着溝をもつ方の部材がホイール本体であり、パッキン装着溝の底面を傾斜面にし、該傾斜底面にゴムパッキンに面圧接するシール面とゴムパッキンに接触しない逃げ溝の底面を形成した請求項1または請求項2記載の横装填ホイールのシール構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−306261(P2006−306261A)
【公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−131367(P2005−131367)
【出願日】平成17年4月28日(2005.4.28)
【出願人】(000110251)トピー工業株式会社 (255)
【出願人】(000004385)NOK株式会社 (1,527)