説明

樹脂封止装置

【課題】エアシリンダを用いることなく、安定した搬送動作を行うことが可能な樹脂封止装置の提供。
【解決手段】供給部3と成型部4と排出部5との間でリードフレームおよび製品を受け渡し可能な位置に直線状に配置された軌道レール20と、供給部3と成型部4との間でリードフレームを受け渡しするフレーム&タブレット搬送共通部21と、成型部4と排出部5との間で製品を受け渡しするアンローダ部22と、フレーム&タブレット搬送共通部21が搭載され、軌道レール20に沿って移動自在な第1のスライダ25aと、アンローダ部22が搭載され、軌道レール20に沿って移動自在な第2のスライダ25bと、軌道レール20の長手方向に沿ってN極およびS極が交互に配列された界磁26と、第1および第2のスライダ25a,25bにそれぞれ搭載されるとともに界磁26と相まってリニアモータを構成する第1および第2の電機子25a,25bとを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リードフレームや基板等の被成型品を樹脂封止する樹脂封止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
集積回路(IC)などの電子部品は、塵芥が隣接する回路との短絡あるいは欠損を引き起こす原因となるため、クリーンルームにおいて製造され、その本体部であるリードフレームは、全体がカバーで覆われた樹脂封止装置によって全自動で樹脂封止される。
【0003】
従来の樹脂封止装置として、例えば特許文献1には、インサート物ストック部であるリードフレームストック部と、樹脂材料ストック部であるタブレットストック部と、2台のトランスファー成形機と、製品ストック部と、インサート物搬送機構であるリードフレーム搬送機構と、樹脂材料搬送機構であるタブレット搬送機構と、製品搬送機構と、ゲートブレーク機構とが、カバーにより覆われた樹脂封止装置が開示されている。
【0004】
また、この樹脂封止装置においては、製品ストック部とリードフレーム搬送機構と製品搬送機構とが1つの共用搬送機構を共用している。この共用搬送機構は、XY移動機構と、このXY移動機構により横方向および前後方向に移動する左右1対のハンド機構とを備えている。また、XY移動機構は、それぞれエアシリンダにより駆動される横スライドおよび縦スライドを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平7−241874号公報(段落0021、0035、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載のように、従来の樹脂封止装置の共通搬送装置の駆動源は、エアシリンダが主流である。エアシリンダは、圧縮空気をホースによって供給すれば良いため、構造が簡単であり、電磁バルブのオン/オフによって制御可能だからである。ところが、エアシリンダはシリンダとピストンとの間にゴムパッキンが使用されているため、このゴムパッキンの劣化状態によって動作が変化する。また、エアシリンダに圧縮空気を供給するホースの曲がり具合によって圧力変動が起きた場合も動作が変化するため、動作が不安定となる。
【0007】
そこで、本発明においては、エアシリンダを用いることなく、安定した搬送動作を行うことが可能な樹脂封止装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の樹脂封止装置は、被成型品を供給する供給部と、被成型品の樹脂封止を行う成型部と、樹脂封止後の成型品を排出する排出部とを有する樹脂封止装置において、供給部と成型部と排出部との間で被成型品および成型品を搬送する共通搬送装置であり、供給部と成型部と排出部との間で被成型品および成型品を受け渡し可能な位置に直線状に配置された軌道レールと、供給部と成型部との間で被成型品を受け渡しする被成型品搬送部と、成型部と排出部との間で成型品を受け渡しする成型品搬送部と、被成型品搬送部が搭載され、軌道レールに沿って移動自在な第1のスライダと、成型品搬送部が搭載され、軌道レールに沿って移動自在な第2のスライダと、軌道レールの長手方向に沿ってN極およびS極が交互に配列された界磁と、第1および第2のスライダにそれぞれ搭載されるとともに界磁と相まってリニアモータを構成する第1および第2の電機子とを備えた共通搬送装置を含むものである。
【0009】
本発明によれば、軌道レールの長手方向に沿ってN極およびS極が交互に配列された界磁と相まってリニアモータを構成する第1および第2の電機子をそれぞれ励磁することによって、第1および第2のスライダにそれぞれ搭載された被成型品搬送部および成型品搬送部を軌道レールに沿って推進し、所定の位置に停止させることができ、それぞれ供給部と成型部との間での被成型品の受け渡しおよび成型部と排出部との間での成型品の受け渡しを行うことが可能となる。
【0010】
ここで、被成型品搬送部および成型品搬送部は、軌道レールの下方に吊り下げられたものであることが望ましい。供給部と成型部と排出部との間で被成型品および成型品を搬送する共通搬送装置は、樹脂封止装置内の大部分を移動範囲としてカバーする必要があるため、本発明に係る直線状に配置された軌道レールの配置空間を確保することは困難であるが、被成型品搬送部および成型品搬送部をこの軌道レールの下方に吊り下げられたものとすることによって、軌道レールを樹脂封止装置内の上方に配置することが可能となる。
【0011】
また、本発明の樹脂封止装置は、被成型品搬送部の供給部および成型部との間での被成型品の受け渡し、および、成型品搬送部の成型部と排出部との間での成型品の受け渡しを行う駆動源として、サーボモータを有することが望ましい。これにより、被成型品搬送部および成型品搬送部の移動と、被成型品および成型品の受け渡しをすべて電力により行うことが可能となる。
【発明の効果】
【0012】
(1)供給部と成型部と排出部との間で被成型品および成型品を受け渡し可能な位置に直線状に配置された軌道レールと、供給部と成型部との間で被成型品を受け渡しする被成型品搬送部と、成型部と排出部との間で成型品を受け渡しする成型品搬送部と、被成型品搬送部が搭載され、軌道レールに沿って移動自在な第1のスライダと、成型品搬送部が搭載され、軌道レールに沿って移動自在な第2のスライダと、軌道レールの長手方向に沿ってN極およびS極が交互に配列された界磁と、第1および第2のスライダにそれぞれ搭載されるとともに界磁と相まってリニアモータを構成する第1および第2の電機子とを備えたことにより、第1および第2の電機子の励磁をそれぞれ励磁することで、被成型品搬送部および成型品搬送部を軌道レールに沿って推進し、所定の位置に確実に停止することができるので、安定した搬送動作を行うことが可能となる。
【0013】
(2)被成型品搬送部および成型品搬送部が、軌道レールの下方に吊り下げられたものであることにより、軌道レールの配置空間を樹脂封止装置内の上方に容易に確保することが可能となる。また、被成型品搬送部および成型品搬送部の下方に軌道レールがないため、供給部、成型部および排出部との間での被成型品および成型品の受け渡しを容易に行うことが可能となり、供給部、成型部および排出部の配置の自由度が増す。
【0014】
(3)被成型品搬送部の供給部および成型部との間での被成型品の受け渡し、および、成型品搬送部の成型部と排出部との間での成型品の受け渡しを行う駆動源として、サーボモータを有することにより、被成型品搬送部および成型品搬送部の移動と、被成型品および成型品の受け渡しをすべて電力により行うことが可能となり、従来実現できなかったエアレスの樹脂封止装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施の形態における樹脂封止装置を示す概略平面透視図である。
【図2】図1の樹脂封止装置の概略正面透視図である。
【図3】図1の樹脂封止装置の概略背面透視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1は本発明の実施の形態における樹脂封止装置を示す概略平面透視図、図2は図1の樹脂封止装置の概略正面透視図、図3は図1の樹脂封止装置の概略背面透視図である。
【0017】
図1〜図3において、本発明の実施の形態における樹脂封止装置1は、装置全体を覆うカバー2内に、大きく分けて被成型品としてのリードフレーム(図示せず。)を供給する供給部3と、2つの金型4a,4bによりリードフレームの樹脂封止を行う成型部4と、樹脂封止後のリードフレーム(以下、「製品」と称す。)を排出する排出部5と、供給部3と成型部4と排出部5との間でリードフレームおよび製品を搬送する共通搬送装置6とを有する。
【0018】
供給部3は、複数枚のリードフレームを保持するインマガジン10をセットして、リードフレームをマガジン単位で供給するインマガジン部11と、インマガジン10から1枚ずつリードフレームを押し出すフレームプッシャ部12と、回転軸13aを対称に2枚のリードフレームを保持するリードフレーム保持部13b,13cを備えたインプットターンテーブル部13と、フレームプッシャ部12により押し出されたリードフレームをインプットターンテーブル部13へ引き込むリードフレーム引込部14とを有する。
【0019】
インプットターンテーブル部13は、リードフレーム引込部14により各リードフレーム保持部13b,13cへリードフレームを引き込むために、回転軸13aを中心に回転する。また、供給部3は、封止樹脂を供給するタブレット供給部15と、タブレット供給部15により供給された封止樹脂を分配するタブレット分配部16と、タブレット分配部16により分配された封止樹脂を後述の被成型品搬送部としてのフレーム&タブレット搬送共通部21へ受け渡すタブレット受渡部17とを有する。
【0020】
排出部5は、成型部4から受け渡される製品を受け取って保持し、余分な部分を外し取り、アウトプットレール部31へと受け渡す下ゲートブレイク部30と、下ゲートブレイク部30から受け渡される製品を後述する製品収納部32まで搬送するアウトプットレール部31、アウトプットレール部31により搬送される製品を収納する製品収納部32とを有する。
【0021】
共通搬送装置6は、供給部3と成型部4と排出部5との間でリードフレームおよび製品を受け渡し可能な位置に直線状に配置された軌道レール20と、供給部3と成型部4との間でリードフレームを受け渡しする被成型品搬送部としてのフレーム&タブレット搬送共通部21と、成型部4と排出部5との間で製品を受け渡しする成型品搬送部としてのアンローダ部22と、成型部4の金型4a,4bのクリーニングを行うクリーナ部23とを有する。
【0022】
フレーム&タブレット搬送共通部21は、タブレット受渡部17から封止樹脂を受け取り、インプットターンテーブル部13に保持されたリードフレーム上にセットするとともに、この封止樹脂がセットされたリードフレームをインプットターンテーブル部13から成型部4の金型4a,4bへ搬送するものである。アンローダ部22は、成型部4の金型4a,4bから製品を受け取って排出部5の下ゲートブレイク部30へ搬送するものである。
【0023】
また、共通搬送装置6は、フレーム&タブレット搬送共通部21が搭載され、軌道レール20に沿って移動自在な第1のスライダ24aと、アンローダ部22およびクリーナ部23が搭載され、軌道レール20に沿って移動自在な第2のスライダ24bと、軌道レール20の長手方向に沿ってN極およびS極が交互に配列された界磁26と、第1および第2のスライダ24a,24bに搭載されるとともに界磁26と相まってリニアモータを構成する第1および第2の電機子25a,25bとを有する。
【0024】
軌道レール20はチャンネル(凹溝)状であり、凹溝の開口側が下向きとなるように樹脂封止装置1内の上方に固定されている。第1および第2のスライダ24a,24bは、この軌道レール20の凹溝内を軌道レール20の長手方向(図1および図2の左右方向)に往復動可能となっている。第1および第2のスライダ24a,24bは、第1および第2の電機子25a,25bをそれぞれ個別に励磁することにより、それぞれ独立して軌道レール20の長手方向に沿ってN極およびS極が交互に配列された界磁と相まってリニアモータの原理により軌道レール20に沿って推進し、所定の位置に停止させることができる。
【0025】
そして、フレーム&タブレット搬送共通部21は、第1のスライダ24aの下方に吊り下げられるように固定されているので、電機子25aの励磁により供給部3と成型部4との間で往復動し、供給部3および成型部4との間でのリードフレームの受け渡しを行うことができる。また、アンローダ部22およびクリーナ部23は第2のスライダ24bの下方に吊り下げられるように固定されているので、電機子25bの励磁により成型部4と排出部5との間で往復動し、成型部4と排出部5との間で製品の受け渡しを行うことができる。なお、図示しないが、フレーム&タブレット搬送共通部21の供給部3および成型部4との間でのリードフレームの受け渡し、および、アンローダ部22の成型部4と排出部5との間での製品の受け渡しを行う駆動源には、サーボモータが使用されている。
【0026】
次に、上記構成の樹脂封止装置1の動作について説明する。
まず、インマガジン部11にセットされたマガジン10をリードフレームの分配位置(図1に示すマガジン10の位置)へ移動し、フレームプッシャ部12によりマガジン10からリードフレームがリードフレーム引込部14に向かって押し出される。そして、リードフレームは、リードフレーム引込部14によってインプットターンテーブル部13の一方のリードフレーム保持部13bへ運ばれる。また、インプットターンテーブル部13は回転軸13aを中心に矢印Aの方向へ180°回転して、同様の手順により他方のリードフレーム保持部13cへリードフレームを保持する。
【0027】
一方、タブレット供給部15に供給された封止樹脂は、タブレット分配部16に供給される。タブレット分配部16に供給された封止樹脂は、タブレット受渡部17へ向かって流れ、整列された後、タブレット受渡部17へセットされる。そして、第1の電機子25aが励磁されてフレーム&タブレット搬送共通部21がスライダ24aとともに供給部3側へ移動し、タブレット受渡部17にセットされた封止樹脂を受け取り、インプットターンテーブル部13に保持されたリードフレーム上にセットする。
【0028】
次に、第1の電機子25aに逆方向の電流が与えられて励磁され、フレーム&タブレット搬送共通部21がスライダ24aとともに供給部3から成型部4の所定の位置まで移動し、インプットターンテーブル部13上の封止樹脂がセットされたリードフレームを成型部4の一方の金型4aまたは金型4bへ搬送する。そして、リードフレームは、金型4aまたは金型4bにより成型(樹脂封止)が行われる。なお、本実施形態における樹脂封止装置1は、2つの金型4a,4bを並列に備えており、これらの金型4a,4bを交互に使用して樹脂封止を行うことが可能である。
【0029】
成型完了後、製品はアンローダ部によって金型4aまたは金型4bから取り出され、アンローダ部22により排出部5の下ゲートブレイク部30へ受け渡される。また、製品が取り出された後の金型4aまたは金型4bは、クリーナ部23によりクリーニングが行われる。このとき、アンローダ部22およびクリーナ部23は、第2の電機子25bが励磁されることにより、スライダ24bとともに成型部4と排出部5との間で往復移動する。
【0030】
そして、製品が受け渡された下ゲートブレイク部30は、余分な部分が外し取られ、下ゲートブレイク部30からアウトプットレール部31によって運ばれ、製品収納部32へ収納される。
【0031】
以上のように、本実施形態における樹脂封止装置1では、供給部3と成型部4との間でリードフレームを受け渡しするフレーム&タブレット搬送共通部21と、成型部4と排出部5との間で製品を受け渡しするアンローダ部22とを、供給部3と成型部4と排出部5との間でリードフレームおよび製品を受け渡し可能な位置に直線状に配置された軌道レール20に沿ってリニアモータにより推進し、所定の位置に確実に停止することができるので、安定した搬送動作を行うことが可能である。
【0032】
また、この樹脂封止装置1では、フレーム&タブレット搬送共通部21およびアンローダ部22が、軌道レール20の下方に吊り下げられているので、軌道レール20の配置空間を樹脂封止装置1内の上方に容易に確保することが可能となっている。また、フレーム&タブレット搬送共通部21およびアンローダ部22の下方に軌道レール20がないため、供給部3、成型部4および排出部5との間でのリードフレームおよび製品の受け渡しを容易に行うことが可能であり、供給部3、成型部4および排出部5の配置の自由度が増している。
【0033】
また、この樹脂封止装置1は、フレーム&タブレット搬送共通部21の供給部3および成型部4との間でのリードフレームの受け渡し、および、アンローダ部22の成型部4と排出部5との間での製品の受け渡しを行う駆動源としてサーボモータを使用しており、フレーム&タブレット搬送共通部21およびアンローダ部22の移動と、リードフレームおよび製品の受け渡しをすべて電力により行うものであり、エアレスの樹脂封止装置1を実現している。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明の樹脂封止装置は、リードフレームや基板等の被成型品を樹脂封止して半導体装置等の製品を製造する装置として有用である。
【符号の説明】
【0035】
1 樹脂封止装置
2 カバー
3 供給部
4 成型部
4a,4b 金型
5 排出部
10 インマガジン
11 インマガジン部
12 フレームプッシャ部
13 インプットターンテーブル部
14 リードフレーム引込部
15 タブレット供給部
16 タブレット分配部
17 タブレット受渡部
20 軌道レール
21 フレーム&タブレット搬送共通部
22 アンローダ部
23 クリーナ部
24a,24b スライダ
25a,25b 電機子
26 界磁
30 下ゲートブレイク部
31 アウトプットレール部
32 製品収納部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被成型品を供給する供給部と、前記被成型品の樹脂封止を行う成型部と、前記樹脂封止後の成型品を排出する排出部とを有する樹脂封止装置において、
前記供給部と成型部と排出部との間で前記被成型品および成型品を搬送する共通搬送装置であり、
前記供給部と成型部と排出部との間で前記被成型品および成型品を受け渡し可能な位置に直線状に配置された軌道レールと、
前記供給部と成型部との間で前記被成型品を受け渡しする被成型品搬送部と、
前記成型部と排出部との間で前記成型品を受け渡しする成型品搬送部と、
前記被成型品搬送部が搭載され、前記軌道レールに沿って移動自在な第1のスライダと、
前記成型品搬送部が搭載され、前記軌道レールに沿って移動自在な第2のスライダと、
軌道レールの長手方向に沿ってN極およびS極が交互に配列された界磁と、
前記第1および第2のスライダにそれぞれ搭載されるとともに前記界磁と相まってリニアモータを構成する第1および第2の電機子と
を備えた共通搬送装置を含む樹脂封止装置。
【請求項2】
前記被成型品搬送部および成型品搬送部は、前記軌道レールの下方に吊り下げられたものである請求項1記載の樹脂封止装置。
【請求項3】
前記被成型品搬送部の前記供給部および成型部との間での前記被成型品の受け渡し、および、前記成型品搬送部の前記成型部と排出部との間での前記成型品の受け渡しを行う駆動源として、サーボモータを有する請求項1または2に記載の樹脂封止装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−103406(P2011−103406A)
【公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−258358(P2009−258358)
【出願日】平成21年11月11日(2009.11.11)
【出願人】(305009809)株式会社エヌ.エフ.テイ (3)