説明

欠品判定用の機器

【課題】企業が継続的に環境保全に貢献できる再生機を世の中に送り出すために、安価な機構で電源を入れずに欠品の診断が可能な機器(例えば、画像形成装置)を提供する。
【解決手段】雄ネジ12aはカバー用雌ネジ部9bと螺合し、雄ネジ12bはカバー用雌ネジ部9aと螺合するが、ベース部材4Aが取り外されているため、外装カバー11の孔11c、11dに対応するカバー用雌ネジ部8a、8bが存在しない。その結果、雄ネジで固定することができないため、孔11c、11dには雄ネジが存在しない。これにより、外観から即座にベース部材が取り外されていることを認識することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、欠品判定用の機器に関し、さらに詳しくは、再生機器として使用可能か否かを機器の外観から判断可能とする欠品判定用の機器の構成に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子機器のメーカーでは、環境への配慮から自社製品を回収し、再利用可能なものは再利用するといったリサイクル化を推進している。製品の回収には、使用者であるユーザー先から直接回収センターに戻す場合と、ユーザー先から一旦、販売会社の営業所等に保管後、複数の電子機器と一緒に回収センターに戻す2つの方法がある。
回収センターに戻された製品(以下、「回収機」と記す)に対しては、再使用可否の判定が行われ、再生不可と判断されればリサイクルセンターにて破棄され、再生可と判断された回収機は再生センターへ運ばれる。しかし回収機の中には、使用済みと判断した使用者が、使える部品を抜き取ってしまう場合がある。その結果、電子機器としては欠品がある回収機が混在する可能性がある。このため、再生センターに運ばれた回収機の中から、再生可能な回収機か否かを判断するための原因解析に手間が掛かるといった問題がある。
【0003】
一方、企業が継続的な環境保全を行なうためには、保全活動に経済性をもたせる(コストを最小限にする)やり方が必要である。そのためには、経済性をできるだけ高めながら欠品診断ができる構造(又は方法)が必要となる。
特許文献1には、回収機が再生機であるか否かを装置の外観から容易に回収作業者に認識させることが可能な装置について開示されている。
また、特許文献2には、必ず外す必要のある外装カバー等と外部漏洩電波遮蔽用カバーのネジ締結を同時に解除できるようにすることで、ネジ本数を低減させた電子写真方式の画像形成装置における本体構造体の電装基板類搭載構造について開示されている。
さらに、特許文献3には、コピー機能やファクシミリ機能やプリンタ機能等の中から選択される複数の機能と、該複数の機能を実行するためのコントローラと、該複数の機能に応じてユーザーが操作するパネル部へ取り付けられるキートップとを有する複合機を同一生産ラインで組み立てる工程保証方法において、パネル部に取り付けられたキートップを押すことによって、押されたキートップに対応した検査プログラムを起動させ、欠品と取り付け違いを確認できるシステム及び保証方法について開示されている。
【特許文献1】特開2004−69811公報
【特許文献2】特開2004−347899公報
【特許文献3】特開2006−211484公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では、回収機が再生機であるかどうかの診断技術の提案であり、外部の劣化の診断はできるが、内部の欠品有無の診断はできない。
また、特許文献2の技術では、外す必要のある外装カバー等と外部漏洩電波遮蔽用カバーのネジ締結を同時に解除できるようにしてネジ本数を低減させているが、内部の欠品有無の診断はできない。
また、特許文献3の技術では、パネル部に取り付けられたキートップを押すことによって押されたキートップに対応した検査プログラムを起動させ、欠品及び取り付け違いを確認できるシステムであるが、システム構築にコストが掛かり、機械に電源を入れないと欠品を確認できないため、経済性及び継続性に課題がある。また、電源を入れると内部の構造がどのようになっているか分からないため、ショート等の危険性もある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、企業が継続的に環境保全に貢献できる再生機を世の中に送り出すために、安価な機構で電源を入れずに欠品の診断が可能な電子機器(例えば、画像形成装置)を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、主要部品の収容空間、及び該収容空間を閉止する外装カバーを有した電子機器に装備されて、外観から前記主要部品の有無を判断可能とする欠品判定用の機器であって、前記収容空間内に着脱可能に固定されると共に、前記主要部品を分離不能に固定したベース部材を備え、前記ベース部材は、取付け部材を用いて前記外装カバーを着脱自在に固定するための被取付け部を有し、前記主要部品と共に前記ベース部材が前記収容空間内から除去されている場合には、前記外装カバーを前記電子機器に対して固定不可能となるように構成したことを特徴とする。
請求項2は、前記取付け部材は雄螺子であり、前記被取付け部は該雄螺子が螺合する雌螺子であることを特徴とする。
請求項3は、前記ベース部材から立設した棒状部材の先端に前記被取付け部を設けたことを特徴とする。
請求項4は、前記外装カバーには、前記取付け部材を前記被取付け部に取り付けるための取付穴、及び開口部を設け、前記ベース部材から突設した棒状固定部材の先端部が前記開口部から突出するように構成したことを特徴とする。
請求項5は、前記棒状固定部材の先端の色を前記外装カバーと異なる色に構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、主要部品がベース部材から取り外し不能に構成されているので、主要部品を取り外すためには、ベース部材も同時に取り外さなければならず、その結果、外装カバーを固定するための雄ネジが取り付けられなくなり、機器の外観から主要部品の取り外しの有無を容易に判断することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
本発明の機器は、外装カバーを取り付けた状態で、内部に実装された主要部品が取り外されたか否かを、外装カバーを固定するネジの有無、又は/及び、表示の有無により判断できる構成とする。本実施形態では、説明を簡略化するために、筐体内部に2つのベース部材を備え、各ベース部材には、リベット等で取り外し不能としたプリント基板(主要部品)が取り付けられ、故意にこのプリント基板を取り外すためには、当該プリント基板を取り付けたベース部材ごと筐体から取り外すものとする。
【0008】
図1は第1の実施形態に係る機器に各部を組み立てていく手順を示す構成図である。図1(a)は筐体の平面図、(b)はそのC−C断面図、図1(c)は筐体にベース部材を取り付けた平面図、(d)はそのA−A断面図、図1(e)は1つのベース部材が取り外された後に外装カバーを取り付けた平面図、(f)はそのB−B断面図である。
図1(a)に示す筐体1は、枠体1aにより周囲が囲まれ、底部1bにはベース部材4A、4Bを固定するための固定用雌ネジ部2a〜2d、3a〜3dが形成されている。即ち、筐体1はアルミ或いは鉄板等の金属部材で構成されるため、底部1bに固定用雌ネジ部をタッピングにより形成することは容易である。
【0009】
次に図1(c)のように、予め電子部品6が実装されたプリント基板5をリベット7により固定したベース部材4Aと4Bを用意する。そして、ベース部材4Aを筐体1に固定するために、カバー用雌ネジ部(被取付け部)8a、8bの位置が外装カバー11のネジ穴11c、11dと合致するように配置する。その状態では、ベース部材4Aを固定するための雄ネジ2Aは固定用雌ネジ部2aと螺合し、雄ネジ2Bは固定用雌ネジ部2bと螺合し、雄ネジ2Cは固定用雌ネジ部2cと螺合し、雄ネジ2Dは固定用雌ネジ部2dと螺合する。同様にして、ベース部材4Bを筐体1に固定するために、カバー用雌ネジ部9a、9bの位置が外装カバー11のネジ穴11b、11aと合致するように配置する。その状態では、ベース部材4Bを固定するための雄ネジ3Aは固定用雌ネジ部3aと螺合し、雄ネジ3Bは固定用雌ネジ部3bと螺合し、雄ネジ3Cは固定用雌ネジ部3cと螺合し、雄ネジ3Dは固定用雌ネジ部3dと螺合する。この結果、ベース部材4A、4Bは筐体1に夫々雄ネジ4本により固定され、4隅にカバー用雌ネジ部8a、8b、9a、9bが配置されることになる。尚、プリント基板5はスペーサ10によりベース部材から浮かされて実装される。本実施形態では、プリント基板5をリベット7により固定したが、接着剤や他の方法により固定しても構わない。
【0010】
次に図1(e)のように、外装カバー11を筐体1にかぶせる。外装カバー11には、予め固定用の雄ネジ(取付け部材)12を貫通させる孔11a〜11dが開口されている。それらの孔11a〜11dに合致する位置には、カバー用雌ネジ部8a、8b、9a、9bが配置されているので、長ネジ12を孔11に貫通させてカバー用雌ネジ部8a、8b、9a、9bと螺合させる。ここで、例えば、ベース部材4Aが取り外されている場合について説明する。この場合は、図1(f)に示すように、雄ネジ12aはカバー用雌ネジ部9bと螺合し、雄ネジ12bはカバー用雌ネジ部9aと螺合するが、ベース部材4Aが取り外されているため、外装カバー11の孔11c、11dに対応するカバー用雌ネジ部8a、8bが存在しない。その結果、雄ネジで固定することができないため、孔11c、11dには雄ネジが存在しない。これにより、外観から即座にベース部材が取り外されていることを認識することができる。
【0011】
図2は第2の実施形態に係る機器に各部を組み立てていく手順を示す構成図である。図2(a)は筐体の平面図、(b)はそのC−C断面図、図2(c)は筐体にベース部材を取り付けた平面図、(d)はそのA−A断面図、図2(e)は1つのベース部材が取り外された後に外装カバーを取り付けた平面図、(f)はそのB−B断面図である。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明する。
【0012】
図2が図1と異なる点は、雄ネジ13は、外装カバー11の各ネジ穴11a〜11dを貫通してカバー用雌ネジ部13、14と螺合するように構成されている点である。即ち、次に図2(c)のように、予め電子部品6が実装されたプリント基板5をリベット7により固定したベース部材4Aと4Bを用意する。そして、ベース部材4Aを筐体1に固定するために、カバー用雌ネジ部8a、8bの位置が外装カバー11のネジ穴11c、11dと合致するように配置する。その状態では、ベース部材4Aを固定するための雄ネジ2Aは固定用雌ネジ部2aと螺合し、雄ネジ2Bは固定用雌ネジ部2bと螺合し、雄ネジ2Cは固定用雌ネジ部2cと螺合し、雄ネジ2Dは固定用雌ネジ部2dと螺合する。同様にして、ベース部材4Bを筐体1に固定するために、カバー用雌ネジ部9a、9bの位置が外装カバー11のネジ穴11b、11aと合致するように配置する。その状態では、ベース部材4Bを固定するための雄ネジ3Aは固定用雌ネジ部3aと螺合し、雄ネジ3Bは固定用雌ネジ部3bと螺合し、雄ネジ3Cは固定用雌ネジ部3cと螺合し、雄ネジ3Dは固定用雌ネジ部3dと螺合する。この結果、ベース部材4A、4Bは筐体1に夫々雄ネジ4本により固定され、4隅にカバー用雌ネジ部8a、8b、9a、9bが配置されることになる。本実施形態では、カバー用雌ネジ部8a、8b、9a、9bに外装カバー11のネジ穴11a〜11dに到達する棒状雌ネジ部(棒状部材)13〜16を立設し、棒状雌ネジ部13〜16の夫々の先端には、雄ネジを螺合できる雌ネジ部13a〜16aを設け、この雌ネジ部13a〜16aに雄ネジを螺合して外装カバー11を固定する。尚、プリント基板5はスペーサ10によりベース部材から浮かされて実装される。本実施形態では、プリント基板5をリベット7により固定したが、接着剤や他の方法により固定しても構わない。
【0013】
次に図2(e)のように、外装カバー11を筐体1にかぶせる。外装カバー11には、予め固定用の雄ネジ12を貫通させる孔11a〜11dが開口されている。それらの孔11a〜11dに合致する位置には、棒状雌ネジ部13〜16が配置されているので、雄ネジ17、18を先端の雌ネジ部13a〜16aと螺合させる。ここで、例えば、ベース部材4Aが取り外されている場合について説明する。この場合は、図2(f)に示すように、雄ネジ17は雌ネジ部13aと螺合し、雄ネジ18は雌ネジ部14aと螺合するが、ベース部材4Aが取り外されているため、外装カバー11の孔11c、11dに対応する棒状雌ネジ部15、16が存在しない。その結果、雄ネジで固定することができないため、孔11c、11dには雄ネジが存在しない。これにより、外観から即座にベース部材が取り外されていることを認識することができる。
【0014】
図3は第3の実施形態に係る機器に各部を組み立てていく手順を示す構成図である。図3(a)は筐体の平面図、(b)はそのC−C断面図、図3(c)は筐体にベース部材を取り付けた平面図、(d)はそのA−A断面図、図3(e)は1つのベース部材が取り外された後に外装カバーを取り付けた平面図、(f)はそのB−B断面図である。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明する。
【0015】
図3が図1と異なる点は、外装カバー11にネジ穴のほかに開口部11a〜11dを設けると共に、ベース部材4A、4Bに開口部11a〜11dから先端が突出する棒状固定部材20〜23を立設した点である。即ち、図3(c)のように、予め電子部品6が実装されたプリント基板5をリベット7により固定したベース部材4Aと4Bを用意する。そして、ベース部材4Aを筐体1に固定するために、棒状固定部材22、23及び雄ネジ26、27の位置が外装カバー11のネジ穴11c、11d及び11e、11fと合致するように配置する。その状態では、ベース部材4Aを固定するための雄ネジ2Aは固定用雌ネジ部2aと螺合し、雄ネジ2Bは固定用雌ネジ部2bと螺合し、雄ネジ2Cは固定用雌ネジ部2cと螺合し、雄ネジ2Dは固定用雌ネジ部2dと螺合する。同様にして、ベース部材4Bを筐体1に固定するために、棒状固定部材20、21及び雄ネジ24、25の位置が外装カバー11のネジ穴11a、11b及び11g、11hと合致するように配置する。その状態では、ベース部材4Bを固定するための雄ネジ3Aは固定用雌ネジ部3aと螺合し、雄ネジ3Bは固定用雌ネジ部3bと螺合し、雄ネジ3Cは固定用雌ネジ部3cと螺合し、雄ネジ3Dは固定用雌ネジ部3dと螺合する。この結果、ベース部材4A、4Bは筐体1に夫々雄ネジ4本により固定され、4隅に棒状固定部材20〜23が配置されることになる。本実施形態では、カバー用雌ネジ部8a、8b、9a、9bに外装カバー11のネジ穴11a〜11dに到達する棒状固定部材20〜23を立設し、雌ネジ部24〜27に雄ネジを螺合して外装カバー11を固定する。尚、プリント基板5はスペーサ10によりベース部材から浮かされて実装される。本実施形態では、プリント基板5をリベット7により固定したが、接着剤や他の方法により固定しても構わない。
【0016】
次に図3(e)のように、外装カバー11を筐体1にかぶせる。外装カバー11には、予め、棒状固定部材20〜23を貫通させる孔11a〜11dが開口されている。それらの孔11a〜11dに合致する位置には、棒状固定部材20〜23が配置されている。ここで、例えば、ベース部材4Aが取り外されている場合について説明する。この場合は、図3(f)に示すように、棒状固定部材20は雌ネジ部9bと螺合し、棒状固定部材21は雌ネジ部9aと螺合するが、ベース部材4Aが取り外されているため、外装カバー11の孔11c、11d及び11e、11fに対応する棒状固定部材22、23、及び雌ネジ部26、27は存在しない。その結果、外装カバー11の孔11c、11dから棒状固定部材の先端が見えず、且つ雄ネジで固定することができないため、孔11e、11fには雄ネジが存在しない。これにより、外観から即座にベース部材が取り外されていることを認識することができる。尚、棒状固定部材の先端の色を外装カバーと異なる色に構成することにより、更に視認が容易となる。
【0017】
図4は本発明の図1から図3の構成を備えた機器(例えば、複写機、プリンタ、FAX等)の実施例を示す図である。本体の筐体30には、後カバー31、側面カバー32が夫々固定用の雄ネジ33、34により筐体30に固定される。この機器が後カバー31を開けて故意に内部のプリント基板等を取り外した場合、後カバー31を取り付けるときに、例えば、雄ネジ33aと33bに対応する雌ネジ部が存在しないため、その部分の雄ネジを取り付けることができない。その結果、電源を投入するまでもなく、外見を見ただけで、再生機として使用ができないことを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】第1の実施形態に係る機器に各部を組み立てていく手順を示す構成図である。
【図2】第2の実施形態に係る機器に各部を組み立てていく手順を示す構成図である。
【図3】第3の実施形態に係る機器に各部を組み立てていく手順を示す構成図である。
【図4】本発明の図1から図3の構成を備えた機器(例えば、複写機、プリンタ、FAX等)の実施例を示す図である。
【符号の説明】
【0019】
1 筐体、1a 枠体、1b 底部、2a〜2d、3a〜3d 固定用雌ネジ部、3 、4A、4B ベース部材、5 プリント基板、6 電子部品、7 リベット、8a、8b、9a、9b カバー用雌ネジ部、10 スペーサ、11 外装カバー、11a〜11d ネジ穴、12 雄ネジ、13、14 カバー用雌ネジ部、20〜23 棒状固定部材、100、110、120 機器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
主要部品の収容空間、及び該収容空間を閉止する外装カバーを有した電子機器に装備されて、外観から前記主要部品の有無を判断可能とする欠品判定用の機器であって、
前記収容空間内に着脱可能に固定されると共に、前記主要部品を分離不能に固定したベース部材を備え、
前記ベース部材は、取付け部材を用いて前記外装カバーを着脱自在に固定するための被取付け部を有し、
前記主要部品と共に前記ベース部材が前記収容空間内から除去されている場合には、前記外装カバーを前記電子機器に対して固定不可能となるように構成したことを特徴とする欠品判定用の機器。
【請求項2】
前記取付け部材は雄螺子であり、前記被取付け部は該雄螺子が螺合する雌螺子であることを特徴とする請求項1に記載の欠品判定用の機器。
【請求項3】
前記ベース部材から立設した棒状部材の先端に前記被取付け部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の欠品判定用の機器。
【請求項4】
前記外装カバーには、前記取付け部材を前記被取付け部に取り付けるための取付穴、及び開口部を設け、前記ベース部材から突設した棒状固定部材の先端部が前記開口部から突出するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の欠品判定用の機器。
【請求項5】
前記棒状固定部材の先端の色を前記外装カバーと異なる色に構成したことを特徴とする請求項4に記載の欠品判定用の機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−234251(P2009−234251A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−299674(P2008−299674)
【出願日】平成20年11月25日(2008.11.25)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】