歩行者・小動物保護のためのバンパー用緩衝材
【課題】従来のフロントバンパーは、歩行者や犬猫などの小動物との接触事故を起こした際に、その衝撃により重大な損傷を与えていた。また自動車自体の保護を目的とした物が多く、歩行者や小動物に配慮したものではなかった。
【解決手段】フロントバンパーに低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材を取り付ける事により、接触事故の際のバンパーからの衝撃による負荷を低減させ、歩行者や小動物を衝撃から守る装置とした。
【解決手段】フロントバンパーに低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材を取り付ける事により、接触事故の際のバンパーからの衝撃による負荷を低減させ、歩行者や小動物を衝撃から守る装置とした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フロントバンパーに低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材を取り付ける事により、歩行者や犬猫などの小動物に対して、接触事故の際のバンパーからの衝撃を低減させる事を特徴とするバンパー用緩衝材。
【背景技術】
【0002】
従来、歩行者のための衝撃吸収するものはあったが、小動物などを対象とはしていなかった。また物自体が大きく運転の支障をきたし、自動車の外観を損ねていた。様々な車種に対応するのが難しく、取り付けに手間がかかり、価格も高価になりがちである。
【0003】
【特許文献1】特開2000−168473号公報
【特許文献2】特開2000−318551号公報
【特許文献3】特開2001−322518号公報
【特許文献4】特開2004−175338号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べた従来のフロントバンパーは、歩行者や犬猫などの小動物との接触事故を起こした際に、その衝撃により重大な損傷を与えていた。また自動車自体の保護を目的とした物が多く、歩行者や小動物に配慮したものではなかった。
【0005】
従来のフロントバンパーに取り付ける物は、物自体が大きく運転の支障をきたし、自動車の外観を損ねていた。様々な車種に対応するのが難しく、取り付けに手間がかかっていた。
【0006】
従来の緩衝材の製造及び取り付けの際にかかる費用のコストが高かった。
【0007】
本発明は、このような従来あった問題を解決しようとするものであり、歩行者や犬猫などの小動物に配慮した、より安全で使いやすい緩衝材を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そして、本発明は上記目的を達成するために、フロントバンパーに低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材を取り付ける事により、接触事故の際のフロントバンパーからの衝撃による負荷を低減させ、歩行者や犬猫などの頭部や腹部を衝撃から守る装置としたものである。
【0009】
また、第2課題解決手段は、あらかじめコンパクトに作った緩衝材を使用することにより、運転に支障をきたさず、自動車の外観も損ねない。素材自体が加工しやすいため、様々な車種に対応し取り付けることが可能である。
【0010】
また、第3課題解決手段は、素材が安価であり製造及び取り付けの際にかかる費用のコストが低く抑えられる。
【発明の効果】
【0011】
上述したように本発明の緩衝材は、歩行者や犬猫への接触事故の際のバンパーからの衝撃による負荷を低減させるとともに、運転手の事故への不安などを取り除き、より安全な車社会の実現に近づいていくものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図1〜3に基づいて説明する。
【0013】
図1〜3においては、1はバンパー、2は低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材、3はナンバープレート、4は低反発ポリウレタン、5は低反発ポリウレタンを補助する素材、6は防水膜。
【0014】
以下、上記構成の動作を説明する。バンパー1に取り付けた低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材2が歩行者と接触事故を起こした際、衝撃を吸収し歩行者の被害を軽減する。
【0015】
低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材2はナンバープレート3を隠すことなくバンパー1に取り付けられる。
【0016】
低反発ポリウレタン4は、衝撃荷重の加わる位置を低くしたために、上部に比べて下部が張り出した形状となっている。
【0017】
低反発ポリウレタンを補助する素材5は、低反発ポリウレタン4に接着しており、衝撃吸収の効果を高める役割を果たす。
【0018】
防水膜6は、低反発ポリウレタン4及び低反発ポリウレタンを補助する素材5を包み、雨などの水気から緩衝材を保護する役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】歩行者と自動車と緩衝材の関係図
【図2】緩衝材を取り付けた自動車の正面図
【図3】緩衝材の断面図とフロントバンパーの図
【図4】緩衝材とフロントバンパーの上から見た図
【符号の説明】
【0020】
1 バンパー
2 低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材
3 ナンバープレート
4 低反発ポリウレタン
5 低反発ポリウレタンを補助する素材
6 防水膜
【技術分野】
【0001】
本発明は、フロントバンパーに低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材を取り付ける事により、歩行者や犬猫などの小動物に対して、接触事故の際のバンパーからの衝撃を低減させる事を特徴とするバンパー用緩衝材。
【背景技術】
【0002】
従来、歩行者のための衝撃吸収するものはあったが、小動物などを対象とはしていなかった。また物自体が大きく運転の支障をきたし、自動車の外観を損ねていた。様々な車種に対応するのが難しく、取り付けに手間がかかり、価格も高価になりがちである。
【0003】
【特許文献1】特開2000−168473号公報
【特許文献2】特開2000−318551号公報
【特許文献3】特開2001−322518号公報
【特許文献4】特開2004−175338号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べた従来のフロントバンパーは、歩行者や犬猫などの小動物との接触事故を起こした際に、その衝撃により重大な損傷を与えていた。また自動車自体の保護を目的とした物が多く、歩行者や小動物に配慮したものではなかった。
【0005】
従来のフロントバンパーに取り付ける物は、物自体が大きく運転の支障をきたし、自動車の外観を損ねていた。様々な車種に対応するのが難しく、取り付けに手間がかかっていた。
【0006】
従来の緩衝材の製造及び取り付けの際にかかる費用のコストが高かった。
【0007】
本発明は、このような従来あった問題を解決しようとするものであり、歩行者や犬猫などの小動物に配慮した、より安全で使いやすい緩衝材を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そして、本発明は上記目的を達成するために、フロントバンパーに低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材を取り付ける事により、接触事故の際のフロントバンパーからの衝撃による負荷を低減させ、歩行者や犬猫などの頭部や腹部を衝撃から守る装置としたものである。
【0009】
また、第2課題解決手段は、あらかじめコンパクトに作った緩衝材を使用することにより、運転に支障をきたさず、自動車の外観も損ねない。素材自体が加工しやすいため、様々な車種に対応し取り付けることが可能である。
【0010】
また、第3課題解決手段は、素材が安価であり製造及び取り付けの際にかかる費用のコストが低く抑えられる。
【発明の効果】
【0011】
上述したように本発明の緩衝材は、歩行者や犬猫への接触事故の際のバンパーからの衝撃による負荷を低減させるとともに、運転手の事故への不安などを取り除き、より安全な車社会の実現に近づいていくものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図1〜3に基づいて説明する。
【0013】
図1〜3においては、1はバンパー、2は低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材、3はナンバープレート、4は低反発ポリウレタン、5は低反発ポリウレタンを補助する素材、6は防水膜。
【0014】
以下、上記構成の動作を説明する。バンパー1に取り付けた低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材2が歩行者と接触事故を起こした際、衝撃を吸収し歩行者の被害を軽減する。
【0015】
低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材2はナンバープレート3を隠すことなくバンパー1に取り付けられる。
【0016】
低反発ポリウレタン4は、衝撃荷重の加わる位置を低くしたために、上部に比べて下部が張り出した形状となっている。
【0017】
低反発ポリウレタンを補助する素材5は、低反発ポリウレタン4に接着しており、衝撃吸収の効果を高める役割を果たす。
【0018】
防水膜6は、低反発ポリウレタン4及び低反発ポリウレタンを補助する素材5を包み、雨などの水気から緩衝材を保護する役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】歩行者と自動車と緩衝材の関係図
【図2】緩衝材を取り付けた自動車の正面図
【図3】緩衝材の断面図とフロントバンパーの図
【図4】緩衝材とフロントバンパーの上から見た図
【符号の説明】
【0020】
1 バンパー
2 低反発ポリウレタンを主体とする緩衝材
3 ナンバープレート
4 低反発ポリウレタン
5 低反発ポリウレタンを補助する素材
6 防水膜
【特許請求の範囲】
【請求項1】
低反発ポリウレタン素材を主体とした物を、フロントバンパーに取り付けた緩衝材である。
【請求項2】
加工しやすく様々な車種のバンパーに使用することのできる請求項1記載の緩衝材。
【請求項3】
比較的コンパクトなので、取り付けた際に車の外観を損なわない請求項1記載の緩衝材。
【請求項4】
接触事故の際に歩行者や小動物や対物を問わず、衝撃が少なくすむ請求項1記載の緩衝材。
【請求項5】
製造及び取り付けの際にかかる費用が低コストでまかなえる請求項1記載の緩衝材。
【請求項6】
衝撃荷重の加わる位置を低くした形のため、上部に比べて下部が張り出した形状の請求項1記載の緩衝材。
【請求項1】
低反発ポリウレタン素材を主体とした物を、フロントバンパーに取り付けた緩衝材である。
【請求項2】
加工しやすく様々な車種のバンパーに使用することのできる請求項1記載の緩衝材。
【請求項3】
比較的コンパクトなので、取り付けた際に車の外観を損なわない請求項1記載の緩衝材。
【請求項4】
接触事故の際に歩行者や小動物や対物を問わず、衝撃が少なくすむ請求項1記載の緩衝材。
【請求項5】
製造及び取り付けの際にかかる費用が低コストでまかなえる請求項1記載の緩衝材。
【請求項6】
衝撃荷重の加わる位置を低くした形のため、上部に比べて下部が張り出した形状の請求項1記載の緩衝材。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図2】
【図3】
【図4】
【公開番号】特開2006−160226(P2006−160226A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−382327(P2004−382327)
【出願日】平成16年12月6日(2004.12.6)
【出願人】(304054806)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年12月6日(2004.12.6)
【出願人】(304054806)
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