説明

歯ブラシ

典型的には歯ブラシである、ショアA硬さ20〜50の範囲の熱可塑性エラストマー材料製のエラストマー口腔衛生要素を有し、且つ100〜200部の熱可塑性エラストマーベース材料及び10〜100部の可塑剤を含む組成物を有する口腔衛生器具であって、該可塑剤が、可塑化オイルと、メントール及び/又はその誘導体からなる脂溶性香味物質との混合物を含み、該脂溶性香味物質は該混合物の5〜15重量%である、口腔衛生器具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、口腔衛生デバイスに関する。
【0002】
特に、本発明は、ブリスルが突出する面とは反対側のヘッド部の面上にエラストマー薄片を組み込んだタイプの歯ブラシに関する。この薄片は、主に舌部洗浄用、すなわち舌部からの口臭の原因となり得る沈着物をやさしく除去するために設けられる。
【背景技術】
【0003】
このタイプの歯ブラシは既知であり、例えば、ヘッド部の一方の面から伸びるブリスルと、反対面から伸びる熱可塑性エラストマー薄片を有し、これら熱可塑性エラストマー薄片が香味を組み込むことができる歯ブラシが開示されている。(特許文献1)を参照のこと。このような歯ブラシは、香味をそのエラストマー薄片に組み込まない状態で、例えば、登録商標Dr.BEST Duo Protektの下で本出願人により販売されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】英国特許出願公開第2391462号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
いまだ、このような歯ブラシの改良形を提供する必要があり、この改良を提供することが本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、少なくとも1つの、ショアA硬さ20〜50の範囲の熱可塑性エラストマー材料製のエラストマー口腔衛生要素を有し、且つ100〜200部の熱可塑性エラストマーベース材料及び10〜100部の可塑剤を含む組成物を有する口腔衛生器具であって、該可塑剤が、可塑化オイルと、メントール及び/又はその誘導体からなる脂溶性香味物質との混合物を含み、該脂溶性香味物質は該混合物の5〜15重量%である、前記口腔衛生器具が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明による改良は、脂溶性香味物質の存在から生じる心地良い香味により与えられる改善された口腔内体験を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】歯ブラシである、本発明の口腔衛生デバイスの全体側面図を示す。
【図2】口腔衛生デバイスのためのパッケージの全体側面図を示す。
【図3】図2のパッケージの部分構造を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
口腔衛生器具は、好ましくは、1つ又は複数の口腔衛生要素が取付けられたプラスチック材料の握り柄部を含む。好適なプラスチック材料としては、一般にはポリプロピレン等の歯ブラシの材料となるプラスチック材料が挙げられる。
【0010】
口腔衛生器具は、好ましくは、握り柄と、一方の面からブリスルが伸びる、一体あるいは交換式のヘッド部とを備える歯ブラシである。好ましくは、少なくとも1つのエラストマー口腔衛生要素は、ヘッド部の反対の面から伸びる熱可塑性エラストマー薄片から構成される。この薄片は、既知の形状とすることができる。例えば、この薄片は、長さ方向が歯ブラシのヘッド部〜握り柄の長さ方向に直交し、幅方向が前記反対の面に直交し、厚さ方向が前記ヘッド部〜握り柄長さ方向に平行な部分形状であってもよい。このような薄片の典型的な形状は、Dr.BEST(商標)Duo Protekt歯ブラシの形状である。
【0011】
あるいは、本口腔衛生器具は、歯ブラシではなく舌部洗浄デバイスであっても良い。このようなデバイスの例は、例えば、「Dr.BEST」商標の下で販売される「Zungen Reiniger」舌部洗浄デバイスに関連してPCT/EP06/000181及びDE−G−202005004291.9に開示されている。
【0012】
熱可塑性エラストマー材料は、一方で熱可塑性の、他方でエラストマーの両方の特性を兼ね備えた周知の材料である。
【0013】
例えば、スチレンブロック共重合体等の多数の種類の熱可塑性エラストマーベース材料が、本発明の口腔衛生器具用途で知られている。適当なベース材料は、本出願人により販売されているAQUAFRESH DUO CLEAN(商標)歯ブラシの舌部洗浄薄片用に用いられるベース熱可塑性エラストマー材料として使用されるものである。そのような材料の例は、供給者であるドイツのGummiwerk Kraiburg GmbH&Co.KGから入手可能な熱可塑性エラストマー材料のThermolast K(商標)シリーズ、例えば材料TF3 AAHである。これらは、水素添加スチレンブロック共重合体である。
【0014】
熱可塑性エラストマー材料は、ショアA30±3の範囲の硬さを有することが好ましい。
【0015】
熱可塑性エラストマー材料は、好ましくは、20〜80部の可塑剤を含む。可塑剤の組成範囲、すなわち可塑剤混合物中の5〜15重量%の脂溶性香味物質が、本発明の口腔衛生器具の使用者により知覚される風味の最適化に重要であると思われる。好適な比率は10±2%である。例えば、一般に、5%未満を用いると風味の利点はほとんど体験されず、15%超を用いると風味は不快となる可能性があることが分かっている。
【0016】
本明細書中の用語「可塑化オイル」は、熱可塑性エラストマー材料を可塑化可能な全てのオイルを包含するよう意図されている。本明細書中の用語「オイル」は、パラフィン系、炭化水素及びエステルベースオイルを含む、可塑化機能を有する全ての有機液体を包含するよう意図されている。このようなオイルの粘度は、流動性液体とワックスの間で変動しうる。歯ブラシのヘッド部における用途では、オイルは無毒の経口許容な種類でなくてはならず、適当な可塑化オイルはいわゆる医用ホワイトオイルである。医用ホワイトオイルは、熱可塑性エラストマー材料向けの既知のオイルで、好適である。一般に、医用ホワイトオイルは英国及び米国薬局方の品質要求事項に準拠した高度に精製された鉱物油からなる。一般に、このようなオイルは"Mineral Hydrocarbons in Food Regulations" 1996; (S.I.No.1073)、United States F & D. A Regulations No. 178.3620(a)、及び172.878の品質要求事項に準拠しており、以下の特性を有している。
【表1】

【0017】
好適には、脂溶性香味物質が70重量%以上、好ましくは80重量%以上のメントール及び/又はその誘導体を含む。歯ブラシのヘッド部における用途では、誘導体が無毒の経口許容な種類でなくてはならない。メントール核から誘導される多くのこのような無毒の経口許容な化合物が知られている。適当な誘導体には、メントール核のヒドロキシル基がカルボニル部分で置換されるか又はエーテル部分、例えばフランへと環化されたメントールのエステル、例えばC1−5アルカン酸エステル、エーテル、ケトン誘導体が含まれうる。脂溶性香味物質が、40〜60重量%のメントール、好ましくは20〜35重量%のメントールとの混合物、好ましくは5〜8重量%の1つ又は複数のメンチルエステル、特にメンチルアセテート、好ましくは1〜5重量%のメントフランを含むのが好ましい。このような物質の例は、ペパーミントオイルである。ペパーミントオイルは典型的に以下の組成からなる。
【表2】

【0018】
典型的には、ペパーミントオイルではメントフランが(R)−(+)−異性体である。ペパーミントオイルの別の成分はメントール誘導体である(R)−(+)−プレゴンである。
【0019】
心地良いことに加えて、メントールおよびメントール誘導体の香味は、口の中の爽やかな感覚をもたらし、口臭のあらゆる問題克服に役立つ。
【0020】
脂溶性香味物質が可塑化オイルと混合されて可塑剤を形成し、その混合物を熱可塑性エラストマーと混合してもよい。あるいは、脂溶性香味物質及び可塑化オイルを別々に熱可塑性エラストマーと混合してもよい。
【0021】
口腔衛生要素を備えた口腔衛生器具は、このような器具を作製する任意の既知の方法によって作製することができる。典型的な製造方法は、プラスチック材料及び熱可塑性エラストマー材料から器具を同時成形することを含む。このような方法では、上記で定義したような本発明において使用する熱可塑性エラストマー材料を、従来の材料に用いられるのと類似の成形方法により同時成形することができる。この同時成形方法の例は、国際公開第2005/084487号パンフレットに開示されている。
【0022】
さらなる態様において、本発明は、プラスチック材料からなる握り柄部分と口腔衛生要素とを有する口腔衛生器具の作製方法であって、プラスチック材料からなる握り柄部分と、ショアA硬さ20〜50の範囲の熱可塑性エラストマー材料製の口腔衛生要素と、100〜200部の熱可塑性エラストマーベース材料及び10〜100部の可塑剤を含む組成物とを同時成形する工程を含み、該可塑剤は、可塑化オイルと、メントール及び/又はその誘導体からなる脂溶性香味物質との混合物を含み、該脂溶性香味物質は該混合物の5〜15重量%である、作製方法を提供する。
【0023】
この方法は、他の部分は概して従来と同様である。典型的に、このような方法は、まず第1の射出成形金型において歯ブラシのプラスチック材料部分を作製し、次にそのようにして作製したプラスチック材料部分をエラストマー口腔衛生要素の形状を画定する金型キャビティを有する第2の射出成形金型に入れ、次に、プラスチック材料及び熱可塑性エラストマー間の結合を達成する条件下で、熱可塑性エラストマー材料を第2の射出成形金型内に注入することを含む。典型的なプラスチック材料は歯ブラシ製造の技術では知られており、例えば、Dr.Best(商標)Duo Protekt歯ブラシのプラスチック材料部分が作製されるプラスチック材料であり、ポリプロピレンが挙げられる。
【0024】
本発明の口腔衛生器具は、何らかの適当なパッケージング、例えばブリスターパッケージングで販売されるように提供されるのが好ましい。脂溶性香味物質によっては、特にメントールを含むものは、パッケージングに用いられる顔料、特に青の顔料に悪影響を及ぼすことがあるが、本発明はこの問題にも対処している。
【0025】
この問題は、顔料を組み込んだ印刷物を有するパッケージング層を含み、この印刷物がそれぞれポリビニルアルコール及びポリエチレンからなる少なくとも1つの層を含むバリア層によって被覆され、該バリア層が印刷物と口腔衛生器具との間に位置する、パッケージにより対処される。
【0026】
さらに、顔料を組み込んだ印刷物を有するパッケージング層を含み、この印刷物がそれぞれポリビニルアルコール及びポリエチレンからなる少なくとも1つの層を含むバリア層によって被覆され、該バリア層が印刷物と口腔衛生器具との間に位置する、パッケージに入れられた、上記定義したような口腔衛生器具を含む製品が提供される。
【0027】
このようなバリア層を口腔衛生器具と印刷物の間に介在させることにより、パッケージング上の印刷物に用いられる典型的な顔料に及ぼす香味の悪影響を防ぐのに役立つことが分かっている。
【0028】
パッケージング層は、好適には、アルミホイル層の表面上に印刷物が印刷された、厚紙−アルミホイルのラミネートから構成される。バリア層は、ポリエチレンからなる2つの層を含み、これら2層の間にポリビニルアルコールの中間層を挟むことが好ましい。
【0029】
本発明を、添付の図面を参照し、ほんの一例として説明する。
【0030】
図1を参照すると、歯ブラシである口腔衛生器具1の全体が示されており、握り柄2と、一体のヘッド部3とを有し、そのヘッド部3の一方の面5からブリスル4が伸びている。握り柄2及びヘッド部3は、公知のポリプロピレン材料、例えば歯ブラシ製造において用いられるMoplen EP 548T(商標)から形成されている。
【0031】
エラストマー口腔衛生要素6が、ヘッド部3上に設けられている。これは、熱可塑性エラストマー薄片からなり、ブリスル4が伸びるヘッド部3の反対面7から伸びている。薄片6の構造は、公知のDr.BEST(商標)Duo Protekt歯ブラシのものと同一であり、すなわち表面7から約2mm伸び、表面7と接触する薄片の基部において約1mm幅である。薄片6は、ヘッド部3上のエラストマーからなる被覆部8と一つの部分として一体に形成されている。
【0032】
薄片6及び被覆部8は、100〜200部の熱可塑性エラストマーベース材料、例えばThermolast K(商標)TF 3AAHと、10〜100部の可塑剤とを含む、ショアA硬さが30の熱可塑性エラストマー材料から作製される。具体的には、それぞれ、120部の熱可塑性エラストマーベース材料及び20部の可塑剤;並びに200部の熱可塑性エラストマーベース材料及び100部の可塑剤、を含む熱可塑性エラストマー材料を用いた。
【0033】
これらの熱可塑性エラストマー材料の組成物の各々において、可塑剤は、"Mineral Hydrocarbons in Food Regulations" 1996; (S.I.No.1073)、United States F & D. A Regulations No. 178.3620(a)、及び172.878の品質要求事項に準拠した医用ホワイトオイルの混合物を含み、この医用ホワイトオイルは以下の特性を有している。
【表3】

【0034】
このオイルを以下の組成からなるペパーミントオイルと混合する。
【表4】

【0035】
混合物において、ペパーミントオイルは、医用ホワイトオイル−ペパーミントオイル混合物の10重量%となる。
【0036】
歯ブラシのプラスチック材料の部分、すなわち握り柄2及びヘッド部3は、従来の射出成形方法によって作製された。このプラスチック材料部分は続いて、薄片6の形状を画定する成形用キャビティ(図示せず)を有する射出成形金型(図示せず)で囲み、そして、この熱可塑性エラストマー材料の組成物を射出成形し、薄片6を形成した。この手順は、可塑剤としてペパーミントオイルを用いない同一の医用ホワイトオイルを使用する、公知のエラストマー材料組成物と完全に同じ方法であった。すなわち、公知のDr.Best(商標)Duo Protekt歯ブラシの薄片と同じであった。このことは、Dr.BEST(商標)Duo Protekt歯ブラシの公知の熱可塑性エラストマー材料の、上述のペパーミントオイル含有材料による1:1の置き換えを可能にする点で有利である。可塑剤中ペパーミントオイルが10重量%という比率は、消費者にとって満足できる風味を達成する点で最適と考えられる。
【0037】
図2及び図3を参照すると、上記の歯ブラシ1に適したパッケージ10全体が示されている。このパッケージは、歯ブラシ1を入れるのに適した典型的なブリスターキャビティ12を画定する250ミクロンのポリエチレンテレフタレート製ブリスター11を含む。ブリスターキャビティ12はパッケージング層13によって密閉されており、このパッケージング層13は、ボール厚紙13A−アルミホイル13Bのラミネートであって、アルミホイル層13Bの表面上には印刷物14がプリントされている。このパッケージング層13は、典型的には300〜400ミクロン厚さであり、例えば約350ミクロン厚さである。この印刷物14は、ポリエチレンからなる2つの層15A、15Bを含むバリア層15によって被覆され、これら2つの層15A、15Bの間にポリビニルアルコールからなる中間層15Cを挟んでいる。バリア層15は、典型的には40〜60ミクロン厚さ、典型的には約50ミクロン厚さである。
【符号の説明】
【0038】
1 口腔衛生器具
2 握り柄
3 ヘッド部
4 ブリスル
5 一方の面
6 薄片
7 反対面
8 被覆部
10 パッケージ
11 ブリスター
12 ブリスターキャビティ
13 パッケージング層
13A ボール厚紙
13B アルミホイル
14 印刷物
15 バリア層
15A、15B 層
15C 中間層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの、ショアA硬さ20〜50の範囲の熱可塑性エラストマー材料製のエラストマー口腔衛生要素を有し、且つ100〜200部の熱可塑性エラストマーベース材料及び10〜100部の可塑剤を含む組成物を有する口腔衛生器具であって、該可塑剤が、可塑化オイルと、メントール及び/又はその誘導体からなる脂溶性香味物質との混合物を含み、該脂溶性香味物質は該混合物の5〜15重量%である、前記口腔衛生器具。
【請求項2】
歯ブラシである請求項1に記載の口腔衛生器具であって、該歯ブラシは、握り柄と、一方の面からブリスルが伸びる、一体あるいは交換式のヘッド部とを備え、少なくとも1つのエラストマー口腔衛生要素が、ヘッド部の反対の面から伸びる熱可塑性エラストマー薄片を含む、前記口腔衛生器具。
【請求項3】
可塑化オイルが、医用ホワイトオイルを含む請求項1又は2に記載の口腔衛生器具。
【請求項4】
脂溶性香味物質が、可塑剤の10±2%を構成する請求項1、2又は3に記載の口腔衛生器具。
【請求項5】
脂溶性香味物質が、メントール及び/又は一種以上のその誘導体を70重量%以上含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の口腔衛生器具。
【請求項6】
脂溶性香味物質が、20〜35重量%のメントン、5〜8重量%の1種以上のメンチルエステル、特に酢酸メンチル、及び1〜5重量%のメントフランと混合した、40〜60重量%のメントールを含む、請求項5に記載の口腔衛生器具。
【請求項7】
脂溶性香味物質が、以下の組成:
【表1】

を有する、請求項6に記載の口腔衛生器具。
【請求項8】
脂溶性香味物質が、ペパーミントオイルを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の口腔衛生器具。
【請求項9】
プラスチック材料からなる握り柄部分と口腔衛生要素とを有する口腔衛生器具の作製方法であって、プラスチック材料からなる握り柄部分と、ショアA硬さ20〜50の範囲の熱可塑性エラストマー材料製の口腔衛生要素と、100〜200部の熱可塑性エラストマーベース材料及び10〜100部の可塑剤を含む組成物とを同時成形する工程を含み、該可塑剤は、可塑化オイルと、メントール及び/又はその誘導体からなる脂溶性香味物質との混合物を含み、該脂溶性香味物質は該混合物の5〜15重量%である、前記作製方法。
【請求項10】
パッケージングした状態で提供される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の口腔衛生器具から構成される物品であって、表面を有するパッケージング層を有し、該表面上には顔料を組み込んだ印刷物があり、この印刷物が、それぞれポリビニルアルコール及びポリエチレンからなる少なくとも1つの層を含むバリア層によって被覆され、該バリア層が印刷物と口腔衛生器具との間に位置する、前記物品。
【請求項11】
バリア層が、ポリエチレンからなる2つの層を含み、これらポリエチレンからなる2つの層の間にポリビニルアルコールからなる中間層を挟む、請求項10に記載の物品。
【請求項12】
バリア層が、40〜60ミクロンの厚さを有する、請求項10又は11に記載の物品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2009−540990(P2009−540990A)
【公表日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−517212(P2009−517212)
【出願日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際出願番号】PCT/EP2007/056498
【国際公開番号】WO2008/000800
【国際公開日】平成20年1月3日(2008.1.3)
【出願人】(501390806)グラクソスミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト (20)
【氏名又は名称原語表記】GlaxoSmithKline Consumer Healthcare GmbH & Co. KG
【Fターム(参考)】