説明

水素・酸素発生装置

【課題】 水を葉緑体により、光合成させて水素と酸素を発生させる発生装置を提供する。
【解決手段】 光を通す容器(1)の中に、水(2)と葉緑体(3)をいれ、その光合成能力により、水を水素と酸素の混合気体(4)に分解することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
この発明は、葉緑体を用いてその光合成により水を分解するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、水を水素と酸素に分解するためには、電気分解したり、特殊な触媒を必要とした。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような欠点があった。
(イ)電気分解用の複雑な装置が必要だった。
(ロ)高価な触媒を必要とした。
本発明はこれらの欠点を除くためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
葉緑体(3)の入った光を通す容器(1)の中に、注水口(5)より水(2)をいれる。
その光合成能力により、水を水素と酸素の混合気体(4)に分解する。
その混合気体(4)を排気口(6)より回収する。
本発明は、以上のような構成よりなる水を分解し水素と酸素に分解する装置である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)葉緑体(3)の入った光を通す容器(1)の中に、注水口(5)より水(2)をいれる。
(ロ)葉緑体(3)の光合成能力により、水を水素と酸素の混合気体(4)に分解する。
(ハ)その混合気体(4)を排気口(6)より回収する。
本発明は、以上のような構成で、これを使用するときには、この容器に太陽光線を当て、その光合成により水素と酸素に分解し、その混合気体を回収する。
【発明の効果】
【0006】
植物から安価に抽出した葉緑体によって、太陽光線を用い直接、水を容易に酸素と水素の混合気体を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の使用状態を表す説明図である。
【符号の説明】
(1)容器
(2)水
(3)葉緑体
(4)混合気体
(5)注水口
(6)排気口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を通す容器(1)の中に、水(2)と葉緑体(3)をいれ、その光合成能力により、水を水素と酸素の混合気体(4)に分解する装置。

【図1】
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【図2】
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