説明

注文管理装置及び注文管理システム

【課題】 非接触ICリーダライタを設置することなく、ハンディターミナルがテーブル個数分なくても、少ないシステム導入費用で顧客自らが行う注文を受け付けることができる。
【解決手段】 記憶部14は第1の固有情報を記憶する。受信部12は携帯電話6から送信された第2の固有情報を受信する。制御部13は受信部12が受信した第2の固有情報と、記憶部14が記憶する第1の固有情報とを比較した結果に基づいて、携帯電話6からの注文情報を受け付けるか否か判断する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品の注文管理に用いられる注文管理装置及び注文管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
レストランあるいはホテルなどの飲食店で顧客自らが料理等を注文する仕組みとして、テーブルトップオーダリングシステム(TTO)などの専用端末を各テーブルに設置し、顧客がその専用端末を操作することで注文を受け付ける仕組みがある。また、テーブルトップオーダリングシステムではなく、携帯可能なハンディターミナルを顧客に貸与し、そのハンディターミナルを顧客が操作することで注文を受け付ける仕組みが実現されている。
【0003】
また、店舗に非接触ICリーダライタを設置した環境において、携帯電話に専用アプリケーションを導入し、顧客がその携帯端末を操作し、非接触ICリーダライタを介して携帯端末から店舗が備える注文管理装置に注文情報を送信することで注文を受け付ける仕組みも考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2007−213221号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の方法では、テーブルトップオーダリングシステムなどの専用端末や、非接触ICリーダライタはテーブル毎に設置しなければならず、設置費用がかかるという問題があった。また、ハンディターミナルを使用したシステムでは、注文入力専用端末としてのハンディターミナルをテーブル個数分用意しなければならず、導入費用が割高になるという問題があった。
【0005】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、非接触ICリーダライタを設置することなく、ハンディターミナルがテーブル個数分なくても、少ないシステム導入費用で顧客自らが行う注文を受け付けることが可能な注文管理装置及び注文管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1の固有情報を記憶する記憶部と、携帯電話から送信された第2の固有情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記第2の固有情報と、前記記憶部が記憶する前記第1の固有情報とを比較した結果に基づいて、前記携帯電話からの注文情報を受け付けるか否か判断する制御部と、を備えたことを特徴とする注文管理装置である。
【0007】
また、本発明の注文管理装置において、前記制御部は、前記携帯電話が送信した前記注文情報の会計処理が終了した場合に、当該携帯電話から送信された前記第2の固有情報と一致する前記第1の固有情報を前記記憶部より消去することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の注文管理装置において、前記制御部は、前記第1の固有情報を含んだ二次元コードを生成し、前記二次元コードをプリンタに出力することを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、前記記憶部が記憶するメニューデータを前記携帯電話に送信する送信部を備えたことを特徴とする注文管理装置である。
【0010】
また、本発明は、注文管理装置と、店員により入力された注文を前記注文管理装置に送信するハンディターミナルと、携帯電話から前記注文管理装置への接続を受け付けるサーバと、前記注文管理装置から出力された伝票を出力するプリンタ装置と、を備えたことを特徴とする注文管理システムである。
【発明の効果】
【0011】
この発明によれば、非接触ICリーダライタを設置することなく、ハンディターミナルがテーブル個数分なくても、少ないシステム導入費用で顧客自らが行う注文を受け付けることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態での注文管理装置の構成を示した構成図である。図示する例では、注文管理装置1は、送信部11と、受信部12と、制御部13と、記憶部14とを備える。送信部11は、他の機器へ情報を送信する。受信部12は、他の機器より送信された情報を受信する。制御部13は、注文管理装置1の制御を行う。記憶部14は、注文管理装置1が使用する情報を記憶する。なお、注文管理装置の物理構成としては、例えば、送信部11、受信部12は、送受信用のアンテナ及び通信回路であり、制御部13はCPUであり、記憶部14はROM及びRAMである。
【0013】
図2は、本実施形態での注文管理システムの構成を示した構成図である。注文管理システムは、少なくとも注文管理装置1と、サーバ2と、POSレジ3(Point of saleレジスタ)と、プリンタ4と、ハンディターミナル7等の注文入力端末を備えている。この注文管理システムに、インターネット5を介して携帯電話6からアクセス可能となっている。また、ハンディターミナル7は、無線通信を用いて、注文管理装置1にデータを送信することができる。
【0014】
注文管理装置1は、顧客から受け付けた注文情報を管理する装置である。サーバ2は、携帯電話6と注文管理装置1の接続を仲介する装置である。POSレジ3は、会計処理を実施する装置である。プリンタ4は伝票20を印刷する装置である。携帯電話6は、顧客が所有する携帯電話であり、顧客はこの携帯電話を用いて注文を入力する。サーバ2と携帯電話6はインターネット5を介して接続している。注文管理装置1とサーバ2はネットワークを介して接続している。サーバ2とPOSレジ3はネットワークを介して接続している。注文管理装置1とPOSレジ3はネットワークを介して接続している。注文管理装置1とプリンタ4はネットワークを介して接続している。
【0015】
次に、本実施形態において顧客が携帯電話6を使用して注文を行い、注文伝票および調理指示伝票が出力されるまでの手順について図3を参照して説明する。図3は、顧客が入店してから注文伝票および調理指示伝票が出力されるまでの手順を示したフローチャートである。
【0016】
(ステップS101)顧客が来店すると、店員はPOSレジ3やハンディターミナル7等の店員が入力する注文入力端末を操作し、着席したテーブル番号や、顧客の人数、客層等の顧客情報を入力し、二次元コードが印刷される伝票20の生成を命令する。命令を受け付けた注文入力端末は、注文管理装置1に二次元コードの印刷命令を出力する。注文入力端末より二次元コードの印刷命令を入力された注文管理装置1の制御部13は、固有情報(第1の固有情報)を生成する。制御部13は、生成した第1の固有情報および注文管理装置1のURL(Uniform Resource Locator)を含んだ二次元コードを生成する。さらに制御部13は、生成した二次元コードをプリンタ4に出力する。また、制御部13は、記憶部14に第1の固有情報を記憶させる。記憶部14が記憶する第1の固有情報の集合を固有情報リストとする。また、第1の固有情報については後述する。プリンタ4は、二次元コードを印刷し伝票20を生成する。これにより、店員は二次元コードが印刷された伝票20を取得することができる。店員は、この二次元コードが印刷された伝票20を顧客に渡す。その後、ステップS102に進む。なお、注文管理装置1の制御部13は、第1の固有情報を自ら生成することなく、外部から取得しても良い。
【0017】
図4は、本実施形態における固有情報リストを示した図である。第1の固有情報には店舗番号と、来店日時と、伝票番号との3つの属性がある。図示する例では、店舗番号が01001であり、来店日時が20071108121530であり、伝票番号が000125である行と、店舗番号が01001であり、来店日時が20071108122045であり、伝票番号が000126である行とが含まれる。店舗番号は、店舗が一意に決まる番号であり、本実施形態における店舗の店舗番号は01001である。来店日時は伝票20を生成した日時(顧客が来店した日時)を示しており、上4桁は年を示し、次の2桁は月を示し、次の2桁は日を示し、次の6桁は時間を示す。
【0018】
例えば、来店日時が20071108121530は、2007年11月8日12時15分30秒に伝票20を生成した(顧客が来店した)ことを示す。伝票番号は、生成した伝票20毎に異なる番号であり、本実施形態では、伝票20を作成する毎に伝票番号は1つずつ加算される。店舗番号と、来店日時と、伝票番号との1つの組が1つの第1の固有情報である。この第1の固有情報によって、来店した1組の客を識別することができる。
【0019】
図5は、本実施形態における伝票20の例を示した図である。図示する例では伝票20の右側に二次元コード21が印刷されている。携帯電話6は、この二次元コード21を読み取り第1の固有情報およびURLを取得することができる。
【0020】
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
【0021】
(ステップS102)顧客は携帯電話6を操作し、店員より渡された伝票20に印刷された二次元コード21を携帯電話6に読み取らせる。携帯電話6は、二次元コード21を読み取り、第1の固有情報およびURLを取得する。その後、ステップS103に進む。
【0022】
図6は、本実施形態において、携帯電話6が二次元コード21を読み取る例を示した図である。図示する例では、携帯電話6は、読み取った二次元コード21より、URLとして「http://www.aaa.html」を、第1の固有情報として「0100120071108121530」を取得している。第1の固有情報が、携帯電話6に読取られ保存された後は、同じ固有情報であっても存在する場所に違いがあるため、便宜的に第1の固有情報を第2の固有情報と呼ぶこととする。
【0023】
(ステップS103)顧客は携帯電話6を操作し、サーバ2を介して携帯電話6を注文管理装置1に接続させる。携帯電話6は、二次元コード21より取得したURLに基づいて、サーバ2を介して注文管理装置1に接続する。注文管理装置1に接続する際、携帯電話6は、二次元コード21より取得して保存した第2の固有情報を注文管理装置1に送信する。
【0024】
なお、二次元コード21を読み取ることが出来ない携帯電話6を使用する場合、ステップS102〜ステップS103の代わりに、以下のステップS102´〜ステップS103´を行うことで注文管理装置1に第2の固有情報を送信することが出来る。
【0025】
(ステップS102´)顧客は携帯電話6を操作し、店員より通知されたURLを携帯電話6に入力する。携帯電話6は、入力されたURLのサイトに接続する。その後ステップS103´に進む。なお、店員は、ステップS101で注文入力端末を操作した際に、URLおよび第2の固有情報を取得することができる。
【0026】
(ステップS103´)顧客は携帯電話6を操作し、店員より通知された第2の固有情報を入力する。携帯電話6は、入力され保存された第2の固有情報を注文管理装置1に送信する。その後、ステップS104に進む。
【0027】
(ステップS104)注文管理装置1の制御部13は、携帯電話6が接続され、受信部12が第2の固有情報を受信すると、記憶部14が記憶する固有情報リストに含まれる第1の固有情報と受信した第2の固有情報とを比較し、受信した第2の固有情報と一致する固有情報が固有情報リストに含まれているか否か判断する。受信した固有情報と一致する第1の固有情報が固有情報リストに含まれていると判断した場合、制御部13は記憶部14が予め記憶しているメニュー情報リストを携帯電話6に送信部11を介して送信し、ステップS105に進む。それ以外の場合、制御部13は携帯電話6の接続を拒否し、処理を終了する。
【0028】
図7は、本実施形態におけるメニュー情報リストを示した図である。メニュー情報リストには複数のメニュー情報が含まれている。メニュー情報にはメニュー番号と、メニュー名称と、単価と、お勧め指定と、残数指定との5つの属性がある。図示する例では、メニュー番号が00001であり、メニュー名称がハンバーグであり、単価が680であり、お勧め指定が「無」であり、残数指定が「無」である行と、メニュー番号が00002であり、メニュー名称が日替わりランチであり、単価が500であり、お勧め指定が「有」であり、残数指定が「20」である行と、メニュー番号が00003であり、メニュー名称がコーヒーであり、単価が300であり、お勧め指定が「無」であり、残数指定が「無」である行とが含まれる。
【0029】
メニュー番号は、メニュー名称が一意に決まる番号である。例えば、メニュー番号が00001である場合、メニュー名称はハンバーグである。メニュー名称はメニューの名前である。お勧め指定は残数を表示するか否かを設定する値である。残数指定は当該メニュー名称の品の残り数である。
【0030】
(ステップS105)携帯電話6は、自身が備える画面に注文管理装置1より送信されたメニュー情報を表示する。顧客は、携帯電話6を操作し、画面に表示されたメニュー情報から注文するメニューを選択する。携帯電話6は、選択されたメニュー情報と第2の固有情報とを結びつけた情報である注文情報を注文管理装置1に送信する。その後、ステップS106に進む。
【0031】
(ステップS106)注文管理装置1の制御部13は、受信部12を介して携帯電話6より受信した注文情報を記憶部14が記憶する注文情報リストに記憶させる。
【0032】
(ステップS107)注文管理装置1の制御部13は、記憶部14が記憶する注文情報に基づいて、注文伝票情報および調理指示伝票情報をプリンタ4に出力する。プリンタ4は注文伝票情報および調理指示伝票情報に基づいた印刷をし、注文伝票および調理指示伝票を生成する。この時、各伝票には、注文管理装置1で別途管理されているテーブル番号も合わせて印字される。接客担当者はプリンタ4より出力された注文伝票を顧客に手渡す。調理担当者は、プリンタ4より出力された調理指示伝票に従って調理を開始し、調理を完了するとその旨を接客担当者に通知する。これにより、接客担当者は注文を受けた料理を顧客に配膳することになる。
【0033】
上述したとおり、本実施形態によれば、顧客は、二次元コードを読み取り、読み取った情報に基づいて注文管理装置1にウェブブラウザを利用して接続することができるため、携帯電話に専用のアプリケーションをインストールすることなく携帯電話6を用いて注文することができる。そのため、注文入力用の専用端末や、非接触ICリーダライタを設置することなく、また、携帯電話6に専用のアプリケーションを導入することなく、注文管理装置1は、顧客が所有する携帯電話6を用いて顧客自らが行う注文を受け付けることができる。また、テーブルトップオーダリングシステムなどの専用端末や、ハンディターミナル、非接触ICリーダライタをテーブル毎に設置する必要がないため、設置費用を削減することができる。
【0034】
また、顧客が退店後、注文する際に使用した第2の固有情報を使用して不正に注文管理装置1にアクセスすることを防ぐことも可能である。図8は、本実施形態における会計情報を示した図である。会計情報は、店舗番号と、来店日時と、伝票番号と、卓番号と、人数と、金額情報と、会計有無と、明細情報との8つの属性がある。図示する例では、店舗番号が01001であり、来店日時が20071109113015であり、卓番号が20であり、人数が2であり、金額情報が5000であり、会計有無が「済」であり、明細情報が###である行が含まれている。他の行は図示するとおりである。
【0035】
店舗番号と、来店日時と、伝票番号とは先述した第1の固有情報である。卓番号は、当該第1の固有情報を有する顧客が使用しているテーブルの番号を示す。人数は、当該第1の固有情報を有する顧客の人数(一人または複数人)を示す。なお、顧客が来店すると、店員はPOSレジ3を操作し、二次元コードの生成を命令するが、このときに卓番号および人数を併せてPOSレジ3に入力する。金額情報は、顧客が所有する携帯電話6より注文を受け付ける度に注文管理装置1の制御部13が算出する、顧客によって注文された料理の合計金額である。
【0036】
会計有無は当該第1の固有情報に関連した注文の会計が済んだか否かを示す情報である。会計有無の欄が「済」であれば当該注文の会計は済んだことを示し、「未」であれば当該注文の会計は済んでいないことを示す。明細情報は顧客が注文した料理の情報を示す。本実施形態では省略しており###と示している。
【0037】
以下、顧客が退店後、注文する際に使用した第2の固有情報を使用して、不正に注文管理装置1にアクセスできないようにする手順について説明する。
【0038】
(ステップS201)制御部13は、記憶部14が記憶する会計情報のうち、会計有無の情報が「済」となった行の固有情報を第3の固有情報として取得する。その後、ステップS202に進む。
【0039】
(ステップS202)制御部13は、記憶部14が記憶する固有情報リストから、ステップS201で取得した第3の固有情報と同一の第1の固有情報を削除する。
【0040】
上述したとおり、制御部13が、会計が済んだ会計情報に含まれる第1の固有情報を固有情報リストから削除することで、先述したステップS104において、当該携帯電話6からの接続を拒否することができる。よって、会計を終えて退店した顧客が所有する携帯電話6からの接続を拒否することができる。
【0041】
また、携帯電話6は、自身が備える画面に注文管理装置1より送信されたメニュー情報を表示する。顧客は、携帯電話6を操作し、画面に表示されたメニュー情報から注文するメニューを選択する。そのため、メニュー変更がある場合においても、注文管理装置1の記憶部14が記憶するメニュー情報の更新を行うことで、メニュー変更を顧客に知らせることができる。
【0042】
また、図7に示したとおり、メニュー情報に「お勧め指定」および「残数指定」を設け、お勧め指定が「有」の場合、携帯電話6は自身の画面に残数指定に設定された数量をメニュー情報として表示させることも可能である。なお、制御部13は、顧客に当該メニューを注文される毎に当該残数指定の値を減算する。これにより、残り数が僅かなメニューを顧客に知らせることができ、顧客の購買欲を促すこともできる。
【0043】
また、携帯電話6の通信費は、顧客の負担となるが、電話会社の料金プランで通信費固定のプランもあるため、このプランを適用している顧客にとっては負担とならない場合もある。また、注文管理装置1の制御部13が、携帯電話6から送信されたデータ量より通信費を割り出し、会計時に割り出した通信費を割り引くことや、ポイントサービスを行うことも可能である。
【0044】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の一実施形態における注文管理装置の構成を示した構成図である。
【図2】本実施形態での注文管理システムの構成を示した構成図である。
【図3】本実施形態において、顧客が入店してから注文伝票および調理指示伝票が出力されるまでの手順を示したフローチャートである。
【図4】本実施形態における固有情報リストを示した図である。
【図5】本実施形態における伝票の例を示した図である。
【図6】本実施形態において、携帯電話が二次元コードを読み取る例を示した図である。
【図7】本実施形態におけるメニュー情報リストを示した図である。
【図8】本実施形態における会計情報を示した図である。
【符号の説明】
【0046】
1・・・注文管理装置
2・・・サーバ
3・・・POSレジ
4・・・プリンタ
5・・・インターネット
6・・・携帯電話
7・・・ハンディターミナル
11・・・送信部
12・・・受信部
13・・・制御部
14・・・記憶部
20・・・伝票
21・・・二次元コード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の固有情報を記憶する記憶部と、
携帯電話から送信された第2の固有情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記第2の固有情報と、前記記憶部が記憶する前記第1の固有情報とを比較した結果に基づいて、前記携帯電話からの注文情報を受け付けるか否か判断する制御部と、
を備えたことを特徴とする注文管理装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記携帯電話が送信した前記注文情報の会計処理が終了した場合に、当該携帯電話から送信された前記第2の固有情報と一致する前記第1の固有情報を前記記憶部より消去する
ことを特徴とする請求項1に記載の注文管理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の固有情報を含んだ二次元コードを生成し、前記二次元コードをプリンタに出力する
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の注文管理装置。
【請求項4】
前記記憶部が記憶するメニューデータを前記携帯電話に送信する送信部
を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の注文管理装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の注文管理装置と、
店員により入力された注文を前記注文管理装置に送信するハンディターミナルと、
携帯電話から前記注文管理装置への接続を受け付けるサーバと、
前記注文管理装置から出力された伝票を出力するプリンタ装置と、
を備えたことを特徴とする注文管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−163543(P2009−163543A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−1207(P2008−1207)
【出願日】平成20年1月8日(2008.1.8)
【出願人】(304048735)エスアイアイ・データサービス株式会社 (126)
【Fターム(参考)】