説明

洋式トイレの蓋板内側に殺菌灯を装着して成る清潔殺菌式洋式トイレ

【課題】 洋式トイレ本体の蓋を開けるのみで、未使用時に清潔殺菌された便座に座る事が出来る大きなメリツトを発揮し得る洋式トイレで有る。
【解決手段】洋式トイレ本体1の蓋2の内面に装着せし殺菌灯8が必要自在に点灯乃至は消灯を自動的に行う特徴を有する。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
普通広く普及して居る洋式トイレの製品技術範囲内では、利用者が便座に 腰掛けて使用後何ら具体的な清浄効果をもたらし得ず次の利用者に不快な
【0002】 な気分をもたらして居た。
【従来の技術】
従来特に技術進歩したものとしては、排便後の肛門周囲等を積極的に洗浄清潔を目的として開発されたウオッシング機構等が有るのみである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
洋式トイレ本体1の蓋2の内面内側に適所配分固着した管支具6に依り殺菌灯8を支持せしめて、使用者がトイレの蓋2を開けたとき殺菌灯8は消灯し使用後、蓋2を閉じた時点で自動点灯するシステムである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
まずトイレの便座11には、誰れが座居使用するか判らず其の点次の使用者は大変不快感を感ずるものである。又、衛生面からも便座上の汚れとゝもに雑菌等が付着繁殖する等好ましくなかった。本考案は、此の未解決分野を解決して誰れもが気持ち良く使用し得る目的として案出された従来、全く其の例を見ない独創的考案である。 つぎに本考案の構成を説明すると、トイレ本体1の蓋2の内面部に殺菌灯8を固着支持せしめ殺菌灯8の差し込みプラグ9’と接続コード10を接続し接続コード10を当該プラグ15を以ってコンセント4に接続、トイレ本体1に取付けた分岐器より連出した連通コード16の一端を継電器12に接続、他方、リード外線コード17をプラグ14を以ってコンセント4の他方の差し込み口に接続して成る洋式トイレの蓋板内側に殺菌灯8を装着して成る洋式トイレであり 他方、本案の基本を成す重要な殺菌灯8に就いて言及すると当該殺菌灯8の殺菌原理は強力な紫外放射が細菌や病原性微生物を致死させたり、増殖しないよううにする光生物殺菌作用に起因する。更に、殺菌作用を詳説すると(約0.13PA)の水銀蒸気のアーク放電に依って放射する波長253.7NMの水銀共鳴の強い紫外線を利用した殺菌効果光源が主たる効果の原因で有る。なを、300NM以下の紫外線は人体に有害なので直視や肌に照射しないこと。なを、通常は比の紫外線を良く透過する特殊ガラス管を使用し螢光物質は塗布せぬ管体である。
【0005】
本案トイレを使用の際は蓋2を開ければ殺菌灯8は自動消灯し、蓋2を閉じれば殺菌灯8は自動点灯し便座11は常に清潔かつ衛生的である。
【0006】
以下、本考案の実施例を述べる。
本案トイレの使用者が、蓋2を開ければ分岐器より連出した連通コド16を介在して継電器12と接続したリード外線コード17を以ってコンセント4の電通遮断を以って殺菌灯8を即座に遮断してトイレ使用者には何らの弊害も齎らさない
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案全体の斜視図。
【図2】蓋の内側内面構成と便座を示した詳細斜視図。
【符号の説明】
1洋式トイレ本体 2蓋 3水タンク 4コンセント 5コード 6管保持具
7蓋脚 8殺菌灯 9差込みプラグ 10接続コード 11便座 12継電器
14プラグ 15プラグ 16連通コード 17リード外線コード。

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 洋式トイレ本体1の蓋2の内面内側に、殺菌灯8を固着支持せしめ殺菌灯8の差し込みプラグ9と接続コード10を接続し接続コード10を当該プラグ15を以ってコンセント4に接続、トイレ本体に取付けた分岐器より連出した連通コード16の一端を継電器12のリード外線コード17をプラグ14を以ってコンセント4に接続して成る洋式トイレの蓋板内側に殺菌灯を装着して成る洋式トイレ。

【図1】
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【図2】
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【登録番号】第3026836号
【登録日】平成8年(1996)5月8日
【発行日】平成8年(1996)7月23日
【考案の名称】洋式トイレの蓋板内側に殺菌灯を装着して成る清潔殺菌式洋式トイレ
【国際特許分類】
【評価書の請求】有
【出願番号】実願平8−497
【出願日】平成8年(1996)1月4日
【出願人】(596023153)