説明

流体充填チャンバ閉塞装置を有するパッケージ

パッケージを封止する接触線を形成する流体充填チャンバを有するパッケージ。パッケージは開口を通じてアクセス可能な内部キャビティを概ね定める。開口の反対側は、パッケージを封止するよう、少なくとも1つの流体充填チャンバを含み得る。チャンバは、対向部分を共に保持する締結手段によって、対向構造と或いは互いに封止接触して保持され得る。他の実施態様では、対向するチャンバは、封止接触を維持するよう、それら自体が連結し得る。パッケージは、最終使用者が使用者の選択する物品を用いてパッケージを充填し得るよう、補助開口を含み得る。補助開口は、少なくともその長さの一部に亘って封止され得る。他の実施態様では、第一区画及び第二区画が、流体充填チャンバ封止によって隔離され、封止は第一区画から第二区画への製品の移動を可能にするよう選択的に入り込み得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願は、2004年11月5日に出願された米国仮出願番号第60,625,391号の優先権を主張する、2005年11月7日に出願された米国特許出願番号第11/268,674号の継続出願(今や2007年4月24日に発効した米国特許第7,207,717号)である、2007年4月20日に出願された米国特許出願番号第11/737,866号の一部継続出願である。この出願は、2007年5月7日に出願された米国仮出願番号第60/916,442号の優先権、2007年7月27日に出願された米国仮出願番号第60/952,311号の優先権、及び、2007年11月13日に出願された米国仮出願番号第60/987,588号の優先権も主張する。上記に言及された出願の開示は、その全文がここに組み込まれる。
【0002】
本発明は、一般的には、可撓パッケージングに関し、より具体的には、流体作動密封及び二次密封又はシールを有するパッケージ、並びに、流体作動密封及び二次密封又はシールを有するパッケージを製造し且つ使用するための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
従来的な可撓パッケージは、概ね、使用者がパウチ又はパッケージ内に選択的にアクセスを得ることを可能にするよう設計される、外部的或いは一体的な摺動手段又は他の類似の装置を含む。伝統的には、可撓パッケージの開放端部を閉塞するために、非一体的な捩り結束及び他の結束手段も使用されている。これらの装置は、パッケージ内で追加的な、多くの場合に高価な材料及び/又は装置を製造することをしばしば要求する。
【0004】
パッケージのための外部閉塞装置と関連付けられる問題の故に、業界は一体的閉塞装置を開発した。米国特許第4,913,561号、4,692,837号、及び、6,186,663号は、そのようなパッケージを開示している。ジッパとして最も一般的に既知の現在の典型的な再閉塞可能な装置は、別個の製造場所で事前作成され、次に、実際のパッケージが製造される場所に搬送される傾向がある。次に、再閉塞可能な装置は、パッケージング機械類内に導入され、典型的には、パッケージ内又は上に熱封止される。これらの再閉塞可能な装置は、普通、雄雌インターロック部材によって一体に噛み合わされる2つの部品で構成される。噛合プロセスは、普通、2つのインターロック部材を一体に挟み潰すか(押圧閉鎖機構)、或いは、再閉塞可能な装置の頂部に沿って機構(ジッパ機構)を摺動することのいずれかによって遂行され、それは2つのインターロック部材を連結させる。
【0005】
押圧閉鎖(press-to-close)閉塞機構は、一体に噛合することを試みるとき、整列するのが時折困難であり、しばしば、正しい閉塞の失敗を引き起こす。さらに、包装者が押圧閉鎖閉塞機構を通じてパッケージを充填するとき、及び、消費者がパッケージから内容物を注ぎ出すとき、製品の小片が、噛合するインターロック部材のトラック内に捕捉され、インターロック構成部品に亘る裂けを引き起こし、如何なる積極的な封止をも阻害する。噛合するインターロック構成部品の間の封止の完全性の妥協は、消費者による製造、搬送、取扱い、及び、使用の間のインターロック部材の局所的な破砕(例えば、近位側部シール)によっても引き起こされ得る。局所的な破砕は、漏れを引き起こすためにインターロック部材のいずれかを可塑的に変形すれば足る。
【0006】
さらに、殆どのジッパ型閉塞機構は、パッケージの正面パネル及び背面パネルの頂部を引っ張り或いは強制的に一体にすることによってパッケージの上部を閉鎖する働きをするに過ぎない。このジッパ型閉塞機構は、2つの有意な欠点を有する。第1に、閉塞位置において、パッケージの側部ガセットが、アクセス開口に近接する端部で、強制的に接触させられるので、それはパッケージの内部保持容量を減少する。第2に、ジッパ型閉塞機構がその閉塞位置にあるとき、空間又は間隙が残り得る。間隙は空気がパッケージに流入し且つ流出することを許容する。ジッパ型閉塞は一部の消費者にとって操作が容易であり得るし、押圧閉鎖閉塞機構に対してより積極的な閉塞を有し得るが、それらは高価であり得るし、押圧閉鎖閉塞機構と同様に、パッケージが消費者によって初めて開放された後、しばしば、理想的な障壁を創成しない。
【0007】
ジッパ及び押圧閉鎖機構の幾つかの設計は、水密又は液密封止を維持するのに適している。しかしながら、ジッパ及び押圧閉鎖機構の両方のインターロック部材は、流体漏れも許容し得るし、それらは、反復的な使用の後に、流体を封止する機構の能力に不利に影響する可塑性変形を受け得る。その上、ジッパ及び押圧閉鎖機構は、気密封止には適し得ない。従って、パッケージの内容物は、酸化、及び、臭気の解放のような他の空気浮揚問題の影響を受け易い。
【0008】
結果的に、従来的なパッケージ設計、構造、及び、製造方法に伴う、上記に言及された問題を実質的に解決する可撓パッケージの必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、パッケージが消費者によって初期的に開放された後の酸素伝搬に対するより高い障壁を維持し、且つ/或いは、所望であれば、一方向解放弁を提供するよう、可撓パッケージのようなパッケージが単純な圧搾動作で開放され且つ閉塞されることを可能にすることである。ここに提供される様々な実施態様及び教示は、剛性又は半剛性パッケージと共に利用され得る。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の実施態様は、少なくとも部分的に共に接合される少なくとも1つの正面部材と背面部材とを概ね含むパッケージを封止するための装置に向けられており、それらの部材は、アクセス開口の境界をそれぞれ定める。部材はパッケージのパネルであり得るし、パッケージはアクセスを通じてアクセス可能な内部キャビティを定める。内部は製品及び他の物体又は材料を貯蔵し且つ計量分配し得る。さらに、少なくとも1つのウェブ部材が、アクセス開口の少なくとも一部に沿って概ね延びる少なくとも2つの概ね平行なチャンバ及び/又は通路を形成するよう、正面パネル部分及び背面パネル部分のそれぞれにそれぞれ接合され得る。1つの実施態様において、チャンバ又は複数チャンバのそれぞれは、流体連絡する貯槽又は貯蔵部分と閉塞部分とを含む。他の実施態様では、チャンバ(複数チャンバのそれぞれ)は、実質的に全開口に亘る1つの連続的なチャンバである。
【0011】
一部の実施態様では、貯蔵部分及び/又は閉塞部分が概ね膨張され或いは拡張されるように、気体(例えば、空気)、液体、ゲル、又は、他の類似流体のような流体が、製造中にそれぞれのチャンバ内に配置される。流体調節器が、それぞれのチャンバの閉塞部分と貯蔵部分との間の移動及び/又は流れを調節するよう、それらの間に形成され或いは配置され得る。
【0012】
使用中、アクセス開口を閉鎖するために、使用者は膨張貯蔵部分を圧搾し或いは力又は圧力を加える。圧力は流体をチャンバの閉塞部分に流通させ、もし含まれているならば、流体調節器を通じて流れさせる。流体の流入は閉塞部分を膨張させ、互いに対して概ね直面させ或いは着座させ、アクセス開口を選択的に遮断する。パッケージの内部へのアクセスをもたらすために、使用者はチャンバの閉塞部分を圧搾し、それは流体調節器を通じて流体を貯蔵部分に流注させる。流体が貯蔵部分に流入すると、閉塞部分は収縮し、使用者がパッケージの内部にアクセスすることを許容する。
【0013】
様々な実施態様のために、一対の薄壁流体充填チャンバ(各1つが、バッグ又はパッケージの開口に近接して、例えば、可撓、剛的、半剛的なバッグ又はパッケージの両側にある)が、可撓バッグの幅に亘り、開口が閉塞されるときに封止を形成するよう互いに接触するよう構成される。薄壁設計の故に、それらの間の封止を維持するのに必要とされる力は、パッケージの寿命に亘る反復可能な封止性能のために、十分にチャンバ材料の弾性限界内にある。バッグへの開口は、包装業界において使用される従来的な手段、例えば、ジッパ閉塞、押圧閉鎖閉塞、フック&ループ織物ファスナ、スズ結束閉塞、スナップ、又は、当業者に利用可能な他の技法によって閉鎖され得る。閉塞機構は、開口を閉鎖状態に維持させ、流体充填チャンバを開口の長さに亘って相互接触状態に維持させる。このようにして、閉塞機構は一次閉塞をもたらし、接触する流体充填チャンバは二次封止をもたらし、それらは漏れのない或いは気密なパッケージ又は開口をもたらし得る。
【0014】
一部の実施態様は、バッグの各側に配置される1つよりも多くの流体充填チャンバを含み、バッグの両側にある流体充填チャンバが連結するよう位置付けられ得る。連結するチャンバは一次閉塞機構に追加され得るし、或いは、連結するチャンバは唯一の閉塞機構であり得る。
【0015】
特定の実施態様は、可撓パッケージの内部への代替的なアクセスをもたらす補助又はバイパス開口を含む流体作動閉塞部を備える可撓パッケージを含み得る。補助開口は、流体作動開口と実質的に平行に走り、最終使用者が使用者の選択する物品で内部を容易に充填することを可能にするよう、実質的に可撓パッケージの全幅に走り得る。可撓パッケージは、ジッパ、ピンチロック、接着剤、又は、当業者が利用可能な他の閉塞機構のような、補助開口を封止するための手段を備える。物品を内部に配置した後、補助開口の封止可能な部分は、封止されて遮蔽される。可撓パッケージは、最終使用者が彼又は彼女の選択する物品でそれを充填し得るよう、空の状態で最終使用者に提供され得る。
【0016】
本発明の上記要約は、本発明の例証される実施態様のそれぞれ又はあらゆる実施例を記載することは意図されていない。後続する詳細な記載中の図面は、これらの実施態様をより具体的に例証している。
【0017】
本発明は、付属の図面と共に本発明の様々な実施態様の以下の詳細な記載を考慮するときに、より完全に理解され得る。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】流体作動閉塞機構を有する可撓パッケージの1つの実施態様を示す斜視図であり、パッケージの頂部は封止解除されている。
【図2】貯蔵部分と閉塞部分とを備える流体チャンバを有する可撓パッケージの1つの実施態様を示す正面図である。
【図3】膨張閉塞部分と頂部封止部とを有する図2の実施態様を示す断面図である。
【図3a】膨張閉塞部分と頂部封止部とを有する図2の実施態様を示す断面図である。
【図4】頂部封止部を備えない流体作動閉塞部を有する可撓パッケージの1つの実施態様を示す正面図である。
【図5】開放状態又は膨張状態にある流体作動閉塞部を備える図4の実施態様を示す断面図である。
【図6】開放状態又は膨張状態にある流体作動閉塞機構を有する図3の実施態様を示す上面図である。
【図7】閉塞位置にある流体作動閉塞部を備える可撓パッケージの1つの実施態様を示す正面図である。
【図8】閉塞状態又は膨張状態にある流体作動閉塞部を示す図7の実施態様を示す断面図である。
【図9】閉塞状態にある流体作動閉塞部を有する可撓パッケージの1つの実施態様を示す上面図である。
【図10】パッケージ及び流体調節器を搬送するための一体型ハンドルを有する可撓パッケージの1つの実施態様を示す正面図である。
【図11】閉塞位置にある流体調節器の実施態様を示す図10の断面図である。
【図12】開放位置にある流体調節器の実施態様を示す図10の断面図である。
【図13】流体作動閉塞部と圧力出口又は通気孔とを有する可撓パッケージの1つの実施態様を示す正面図である。
【図14】外部圧力に対して概ね高い内部圧力を示す図13の断面図である。
【図15】流体作動閉塞部及び圧力出口又は通気孔を通じて内部圧力を逃すことを示す図13の断面図である。
【図16】内部圧力及び外部圧力の均衡直後の流体作動閉塞部の再封止又は再着座を示す図13の断面図である。
【図17】本発明の実施態様における封止のための流体充填チャンバと流体充填チャンバの上の閉塞機構とを備えるパッケージを示す斜視図である。
【図18】開放状態にある図17のパッケージを示す上面図である。
【図19】図18のパッケージを示す断面図である。
【図20】閉塞状態にある図17のパッケージを示す上面図である。
【図21】図20のパッケージを示す断面図である。
【図22】本発明の実施態様における封止のための流体充填チャンバと流体充填チャンバの下の閉塞機構とを備えるパッケージを示す断面図である。
【図23】閉塞状態にある図22のパッケージを示す断面図である。
【図24】本発明の実施態様における平行な対の流体充填チャンバと封止のために平行な対の流体充填チャンバの間に配置される閉塞機構とを備える開放状態にあるパッケージを示す断面図である。
【図25】閉塞状態にある図24のパッケージを示す断面図である。
【図26】本発明の実施態様における封止のための流体充填チャンバを備える開放状態にあるスズ結束閉塞部を有するパッケージを示す正面図である。
【図27】図26のパッケージを示す断面図である。
【図28】閉塞状態にある図26のパッケージを示す正面図である。
【図29】図28のパッケージを示す断面図である。
【図30】本発明の実施態様における封止のために連結する流体充填チャンバを備える開放位置にあるパッケージを示す断面図である。
【図31】閉塞状態にある図30のパッケージを示す断面図である。
【図32】本発明の実施態様におけるファンネル部分の喉部を封止する流体充填チャンバを備えるパッケージを示す正面図である。
【図33】図32のパッケージを示す断面図である。
【図33a】頂部封止部が取り除かれた状態の図32のパッケージを示す一部断面図である。
【図33b】ストローが挿入された状態の図35を示す一部断面図である。
【図34】図32のパッケージを示す上面図である。
【図35a】本発明の実施態様におけるパッケージの喉部分を示す展開図である。
【図35b】図35aの喉部分を示す組立図である。
【図36】本発明の実施態様における保護フラップを有する単一の流体充填チャンバを示す断面図である。
【図36a】図36の喉部分を示す展開図である。
【図36b】図36の喉部分を示す組立図である。
【図37】本発明の実施態様におけるガセット付き側部を備えるパッケージを示す正面図である。
【図38】開放状態にある図37のパッケージを示す側面図である。
【図39】開放状態にある図37のパッケージを示す上面図である。
【図40】閉塞状態にある図37のパッケージを示す側面図である。
【図41】閉塞状態にある図37のパッケージを示す上面図である。
【図42a】本発明の実施態様における流体作動閉塞機構を備える消費者充填可撓パッケージを示す斜視図である。
【図42b】本発明の実施態様における流体作動閉塞機構を備える消費者充填可撓パッケージを示す斜視図である。
【図42c】本発明の実施態様における流体作動閉塞機構を備える消費者充填可撓パッケージを示す斜視図である。
【図42d】開放状態又は膨張状態にある流体作動閉塞機構を備える図42aの閉塞機構を示す断面図である。
【図42e】閉塞状態にある流体作動閉塞部を備える図42cの閉塞機構を示す断面図である。
【図43a】本発明の実施態様における閉塞位置にある流体作動閉塞機構と補助アクセスとを有する可撓パッケージを示す斜視図である。
【図43b】開放位置にある流体作動閉塞機構を有する可撓パッケージを示す斜視図である。
【図44a】本発明の実施態様における計量チャンバを有する可撓パッケージを示す正面図である。
【図44b】図44の可撓パッケージを示す側面図である。
【図44c】図44aの可撓パッケージの使用を示す使用図である。
【図44d】図44aの可撓パッケージの使用を示す使用図である。
【図44e】図44aの可撓パッケージの使用を示す使用図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明は、様々な変形及び代替的形態に従うが、それらの特定のものが一例として図面中に示され、詳細に記載される。しかしながら、本発明は記載される特別な実施態様に限定されないことが理解されるべきである。逆に、本発明は、付属の請求項によって定められる本発明の精神及び範囲内に入るすべ点お変形、均等、及び、代替をカバーすることが意図される。例証目的のために、図面中の断面線又は陰影は、パッケージのための封止部分及び/又は一体装置を実証するために提供されている。
【0020】
図1乃至16を概ね参照すると、本発明に従った可撓パッケージ10が示されている。図1乃至3を概ね参照すると、パッケージ10は、概ね、正面パネル部分12と、背面パネル部分14とを含む。さらに、直立パッケージを定める実施態様においては、ガセット付き又はガセット無し底部パネル部分15を含め得る。パネル12,14,15の接合及び/又は成形は、調節可能な内部容積能力を有する内部キャビティ21を概ね定める。内部キャビティ21は、その中に製品又は他の物体及び材料を貯蔵し、輸送し、且つ、計量分配し得る。ガセット付き又はガセット無し側部パネル部分(図示せず)も含め得る。パネル部分12−15は、しばしば、ウェブ、膜、又は、層とも呼ばれる。
【0021】
パッケージパネル部分12−15は、ポリエチレン、ポリエステル、金属箔、ポリプロピレン、又は、ナイロン、ポリエステル、及び、類似な膜のような他の材料と積層されたポリエチレンのような可撓なシート材料から概ね構成される。より高い障壁を提供するために、実施態様は、前記材料及び同等材料の組み合わせ層を使用し得る。一般的に、そのような実施態様では、好適な封止特性を有する材料が、異なる好適な特性(例えば、有益な酸素障壁特性)を有する材料に接合又は結合され得る。好ましくは、本発明のパッケージは、直立パウチに形成されることが意図されるが、それは横たわって見せるパウチであり得るし、或いは、当業者に既知の他のパッケージ及びパウチ形状及び構造であり得る。
【0022】
1つの実施態様において、正面パネル部分12及び背面パネル部分14は、1つの連続的なウェブ材料から形成される。代替的な実施態様において、パネル部分12−15の少なくとも1つは、本発明のパッケージ10を形成するよう、他のそれぞれのパネル部分に接合又は封止される別個のウェブ材料であり得る。例えば、正面パネル部分12及び背面パネル部分14は、材料の別個の非連続的なウェブシートから互いに接合され得るし、前記パネル部分の1つは、底部パネル部分15を定めるようさらに延長し得る。直立パウチを形成する様々な形態の底部パネル部分15は、パッケージ10の動作的な拡張及び収縮並びにパッケージ10内の材料の受容及び除去に従ったそのそれぞれの能力をさらに促進するよう当業者に既知のガセットを含み得る。
【0023】
正面パネル部分12は、概ね、第一正面長手縁部20と、第二正面長手縁部22とを含む。前記正面パネル長手縁部20,22の双方は、互いに実質的に平行であり得るし、正面パネル部分12の長手方向長さに沿って延び得る。同様に、背面パネル部分14は、概ね、第一背面長手縁部24と、第二背面長手縁部26とを含み、互いに実質的に平行であり、背面パネル部分14の長手方向長さに亘る。
【0024】
1つの実施態様において、第一正面長手縁部20は、第一側部シール16を形成するよう、縁部20,24の長さに沿って第一背面長手縁部24に封止可能に接合され得る。同様に、第二正面長手縁部22は、第二側部シール18を形成するよう、縁部22,26の長さに沿って第二背面長手縁部26に封止可能に接合され得る。これらの側部シール16,18は、概ね、パッケージ10の側部境界を定め、熱、接着剤、及び、当業者に既知の他の結合技法を使用して封止可能に接合され得る。
【0025】
図1乃至4を参照すると、可撓パッケージ10は、使用者が選択的にアクセス開口19を再閉塞することを許容するよう、可撓パッケージ10に付着され或いは一体化される流体作動閉塞部30を含む。本発明の1つの実施態様において、流体作動閉塞部30は、第一ウェブ障壁32a及び第二ウェブ障壁32bが概ね対向するよう、パッケージ10の正面パネル部分12の内表面に接合された少なくとも1つの第一ウェブ障壁又は層32aと、パッケージ10の背面パネル部分14の内表面に接合された少なくとも1つの第二ウェブ障壁又は層32bとを含む(例えば、図3)。代替的に、ここに記載されるように、アクセス開口19の封止を通じたパッケージ10の選択的な開放、閉塞をもたらすために、障壁32aが対向するパネル部分(例えば、背面パネル部分14)又はパッケージ10のある他の構造と直面するよう、1つだけのウェブ障壁又は層32aが、パネル部分(例えば、図3Aに描写されるような、正面パネル部分)の内部に接合される。アクセス開口19及び流体作動閉塞部30が、パッケージの限定的な部分(例えば、湿潤化粧容器又はパッケージへの開口)に沿って位置付けられるとき、閉塞部は、パッケージの初期的な開放後に、液体及び空気シールが内容物を保存することを許容する。
【0026】
正面パネル部分12及び背面パネル部分14並びに第一ウェブ障壁32a及び第二ウェブ障壁32bは、側部シールに対して概ね横断方向に、アクセス開口19の長軸に概ね沿って延びる、少なくとも2つの流体チャンバ又は管33a及び33bを定め得る。他の実施態様では、流体チャンバ33a及び33bは、シーラント膜の2つの層、好ましくは、ポリエチレンの2つの層の間に同時押出し加工されるナイロン又はEVOH障壁膜の間に障壁膜を捕捉し或いは位置付けることによって形成される積層であり得る。流体チャンバ33a及び33bは、パッケージ10の頂部に封入され、そこでは、典型的には、空気、又は、気体、液体、又は、類似品目が、パッケージ10の第一ウェブ障壁32aと正面パネル部分12との間に、並びに、パッケージ10の第二ウェブ障壁32bと背面パネル部分14との間に導入され、或いは、もし管を使用するならば、それは管内に導入される。これはパッケージ10の頂部又は区画内に1つ又はそれよりも多くの概ね対向する風船型気泡を創成する。さらに、障壁又は層32a,32b、及び、対応するチャンバ33a,33bは、例えば、流体収容可能チャンバ又は層を創成するよう、パッケージ10の一部又はそれぞれのパネル12,14を折り重ねることによって、パッケージ10の一部から形成され得る。
【0027】
流体チャンバ33a及び33bのそれぞれは、公称幅24.1及び公称高さ34.2を有する1つ又はそれよりも多くの貯槽又は貯蔵部分34、並びに、流体調節器40を通じて貯蔵部分34と流体連絡する公称幅26.1及び公称高さ36.2を有する1つ又はそれよりも多くの閉塞部分36を含み得る。図1、2、及び、4のパッケージ10に示されるように、チャンバ33a,33bのそれぞれの貯蔵部分34より上のパッケージの部分35a,35bは、既知の接合又は封止技法を使用して、縁部22から縁部20よりも概ね短い地点に、好ましくは、流体調節器40に近接して接合可能である。よって、貯蔵部分34より上の部分は閉塞されるので、パッケージ10の内部キャビティ21へのアクセスは、閉塞部分36に近接するアクセス開口19に概ね限定される。アクセス開口19及び部分34,36がパッケージ10に沿う(例えば、1つ又はそれよりも多くの側部又は正面及び背面パネルに沿う)他の場所に位置付けられる他の実施態様が想定される。
【0028】
流体調節器40は、貯槽部分と閉塞部分との間の流体の移動及び/又は流れを規制するために、チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36と貯槽部分34との間に形成され且つ/或いは配置され得る。流体調節器40は、部面中に描写されるように、単に、対向するが近接する2つの膜部分又は材料の狭い通路41であり得る。狭い通路41は、長さ40.1及び大きいのど寸法40.2によって特徴付けられ得る。2つの対向する膜部分は、小さいのど寸法(図示せず)も定め得るし、制限的な流れ通路をもたらすよう互いに接触し得る。流体調節器40は、様々な一方向又は両方向弁装置、或いは、無数の他の既知の調節器、或いは、当業者に既知のそのような通路を通じて流体流を規制する方法及び技法も含み得る(図示せず)。一般的に、貯蔵部分34からそれぞれの中退チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36内への流体の移動は、パッケージ10のアクセス開口19を封止する。開口19は、膨張部分36の互いに対する適合当接又は着座の故に封止される。同様に、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36から貯蔵部分34内への流体の移動は、パッケージ10のアクセス開口19の封止を解除する。
【0029】
本発明の1つの実施態様において、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36及び貯蔵部分34は、それぞれ少なくとも部分的に流体で充填され得る。この特別の状態において、アクセス開口19は、部分的に封止解除され或いは開放され得る。それは使用者又は包装者が製品又は商品をパッケージ10の内部に配置することを可能にする。アクセス開口19を封止するために、使用者は、貯蔵部分34から流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36内に流体の概ね全てを移動するために、例えば、狭窄動作によって、貯蔵部分34の上に力を加え得る。さらに、アクセス開口が、チャンバ33a,33bの数又は大きさに従ったステップで開放又は閉塞されるよう、そのような部分的な閉塞又は開放を達成するために、複数の概ね別個のチャンバ33a,33b又は気泡/管が利用され得る。そのような実施態様は、漸進的又は段階的な膨張又は収縮、よって、アクセス開口19での漸進的又は段階的な開口又は閉塞をもたらし得る、複数の気泡又はチャンバをもたらし得る。図3に例証されるように、流体の概ね全てが閉塞部分36内に配置されるとき、それらはアクセス開口19を選択的に遮断し且つ積極的に封止する。閉塞を容易化するために、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36は、必ずしも高容量の圧力に完全に膨張される必要はない。何故ならば、チャンバ33a,33bを互いに対して着座又は当接するのに十分な圧力のみが必要だからである。
【0030】
他の実施態様において、使用者は、人がジッパロックパッケージを封止するときに使用するジッパ状動作に類似して、2つの指の間で側部封止18付近にある貯蔵部分34の端部を軽く挟み潰し(圧搾し)、調節器40に向かって貯蔵部分34に亘って摺動し得る。その動作は、典型的には、貯蔵部分34から閉塞部分36内に流体を移動する。閉塞部分36を開放することは、流体を貯蔵部分34に戻すよう、軽く挟み潰すグリップを閉塞部分36に亘って摺動することによって同じ方法で達成され得る。
【0031】
他の実施態様において、流体調節器40は、力を適用せずに貯蔵部分34と閉塞部分36との間の流体の遅い移動を可能にするよう調節され得る。即ち、流体調節器40は、貯蔵部分34及び閉塞部分36の一方に外力が加えられないときでさえ、そこを通じる遅い漏れを効果的にもたらすよう構成され得る。そのような「スローパス」流体調節器40を実施する流体作動閉塞部30のための例示的且つ非限定的な寸法範囲は、約6mm〜約50mm(約1/4〜2インチ)に亘る長さ40.1と約2mm〜約6mm(約1/16〜1/4インチ)に亘る大きいのど寸法40.2とを備える狭い通路41を含み得る。貯蔵部分34及び閉塞部分36のための長さ34.2及び36.2のための例示的且つ非限定的な寸法は、約6〜40mm(約1/4〜1.5インチ)に亘り得る高さ34.1及び36.1を備えて、それぞれ約25〜150mm(約1〜6インチ)に亘り得る。ジッパ状動作を用いたパッケージ10の開放及び閉塞を容易化するために、(6〜10mmのオーダにある)34.1及び36.1寸法のためのより狭い高さが好ましくあり得る。
【0032】
動作中、例えば、主に貯蔵部分34内に存するよう操作されるある容量の空気を備える「スローパス」流体調節器40を考えよう。貯蔵部分34内のより多くの空気の存在は、その中の空気が貯蔵部分34の壁に対して膨張させ、よって、閉塞部分36内に残る空気よりも高い圧力であり得る。貯蔵部分34内の大量のより高い圧力の空気は、使用者が閉塞部分36のアクセス開口19を通じて可撓容器10から製品を取り除くことを可能にするほど十分に長い期間に亘ってその中に留まり得る。然る後、貯蔵部分34と閉塞部分36との間の圧力差は、2つのチャンバ34及び36が均等に接近するときに、ゆっくり移動して閉塞部分36内に戻る。正しい大きさとされる空気容量のために、圧力が均等に接近するときに、閉塞部分36は閉塞される。一部の実施態様において、閉塞部分36と貯蔵部分34との間の圧力差は均等に達しないが、製品を効果的に収容するよう依然として機能し得る。
【0033】
この機構によって、「スローパス」流体調節器40は、ある期間に亘って自動的に本質的に閉塞し、それによって、たとえ使用者がバッグを再封止し忘れても、製品鮮度を維持する。貯蔵部分34と閉塞部分36との間の漸進的移動は、上記されたような外部的な力の適用によって、より急速な封止のために取り消され得る。
【0034】
パッケージ10の内部にアクセスするために、使用者は流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分から貯蔵部分34に流体を移動する必要がある。閉塞部分36から貯蔵部分34に流体を移動するために、使用者は、例えば、狭窄動作によって、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36に力を加える。図4乃至6に例証されているように、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36は、流体が調節器40を通じて流れ、貯蔵部分34内に至ると、収縮し始める。流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36が収縮されるとき、アクセス開口19は封止解除され、パッケージ10の内容物がアクセス可能になる。パッケージの内容物は、固体又は流体製品を含み得る。
【0035】
図7乃至9に例証されるように、パッケージ10は、パッケージ10の頂部で貯蔵部分34を圧搾することによって解放されることができ、それは流体を流体調節器40を通じて流れさせ、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36内に至らせる。図8及び9に例証されるように、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36が充填又は膨張すると、正面パネル12と背面パネル14との間の第一障壁膜32a及び第二障壁膜32bは圧縮し互いに適合し合い始め、酸素又は液体がそれらを通じて通過又は漏れる間隙を残さず、或いは、実質的に間隙を残さない。この障壁機能は、チャンバ33a,33bの当接性及び/又はチャンバの材料構造(例えば、積層又は酸素障壁特性を有する他の材料)によって強化される。パッケージ10の内容物は、パッケージ10が使用者によって初期的に開放された後でさえも、より長い期間に亘ってより新鮮に維持され得る。そのような障壁保護特性を有する材料及び膜は、当該技術分野において既知であり、本発明の実施のために想定される。
【0036】
本発明の1つの実施態様において、第一障壁膜32a及び第二障壁膜32bの少なくとも一方、或いは、流体調節器40を定める材料は、それら自体に或いは他の物体に接着し且つ/或いは粘着する傾向を有するサランポリ塩化ビニリデン又は他の類似の膜及び材料のような、高い表面エネルギ又は静電荷を有する材料から作成され得る。よって、対向するチャンバ33a、33bは、近位に位置付けられるとき、概ね一緒に引き込まれる。この実施態様において、中退チャンバ33a及び33bの閉塞部分36の膨張と第一障壁膜32a及び第二障壁膜32bの接着性及び/又は粘着性の増大の組み合わせは、物体が流体チャンバ33a及び33bの膨張した閉塞部分36の間に概ね配置されるとき、パッケージ10の積極的な封止を保証する。他の実施態様において、各ストリップ33c,33dが、パッケージ10及びその内容物への選択的なアクセスを提供する粘着封止をもたらすように互いに向かって粘着又は付着する傾向を有するよう、チャンバは、単に、そのような高エネルギ材料(必ずしもチャンバ又は管を形成する必要はない)のストリップ33c,33dであり得る。よって、ストリップ33c,33dは、封止をもたらすよう互いに向かって引き合うが、内部キャビティ21へのアクセスをもたらすよう容易に除去又は分離され得る。これらのストリップ33c,33dは、パッケージ10の頂部の全長に亘って、或いは、アクセス開口19に隣接するパッケージ10の一部に沿ってだけ走り得る。他の実施態様は、接着剤又は膜若しくはチャンバを共に引っ張り或いは接着する他の手段を利用し得る。
【0037】
図10乃至12を参照すると、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの流体調節器40は、パッケージ10の各側部の間の約中間に配置され得るが、閉塞部分36及び貯蔵部分34のために十分な空気/気泡地域がある限り、パッケージ10に亘るあらゆる百分率又は距離が想定される。本発明の1つの実施態様では、図11及び12に例証されるように、流体調節器40は、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれに概ね亘って或いは沿って部分的な封止地域又は複数の封止地域42a及び/又は42bを創成することによって形成され得る。図11及び12に例証されるように、流体制限通路44が部分的な封止地域42a及び42bの間に形成され得る。流体制限通路44は、流体が膨張した貯蔵部分34又は閉塞部分36に対する(手動、機械的等の)力の適用無しに流通することが許容されないよう、図11に例証されるように、概ね圧縮された状態を有し得る。力又は流体を移動する他の手段の適用後、流体制限通路44は、図12に示されるように、流体が流れることを許容するよう拡張又は開放し得る。部分的に封止される地域又は複数地域42a及び/又は42bは、貯蔵部分34と流体チャンバ33a及び33bの閉塞部分36との間の流体の流れを選択的に制限する如何なる形状及び大きさでもあり得る。チャンバ又はパッケージ部分の間の流体の流れを規制するために、当業者に既知の他の種類の弁及び流体調整機構も利用し得る。
【0038】
本発明のある実施態様では、図6及び9に例証されるように、貯蔵部分34と閉塞部分36との間の流体移動は、流体チャンバ33a及び33bにキンク又は屈曲部46を創成することによって制限され得る。例示的な実施態様において、キンク46は、1つの流体チャンバ33a又は33b内の流体が他方よりも大きいときに形成される。対向する流体チャンバ33a及び33b内の流体は、より多くの流体を備える流体チャンバ33a又は33bをより少ない流体を備える流体チャンバに対してさらに押させ、キンク46を引き起こし、部分34,36に亘る流体流を制限する。他の実施態様では、貯蔵部分34とチャンバ33a及び33bの閉塞部分36との間の流体の流れの制限を保証するために、流体制限通路44及びキンク46を共に利用し得る。
【0039】
中間シール48が、図4に示されるように、キンク46及び/又は流体チャンバ33a及び33b内の流体制限通路44の直ぐ上に並びに潜在的に直ぐ下に作成され得る。中間シール48は、パッケージ10の正面パネル12及び背面パネル14を共に封止し、流体チャンバ33a及び33bの流体閉塞部分36が流体移動後に許容する場所以外で、それらが分離し得ないことを保証する。さらに、中間シール48は、製品にアクセス可能なパッケージ10の側部とアクセス不能な側部との間の分割地点であり得る。流体制限通路44及び流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの流体閉塞部分36は、特定の製品のために使用されるパッケージの大きさ及び形状の特定の必要及び機能に適合する、異なる大きさ及び形状であり得る。
【0040】
図2乃至3及び13乃至16を参照すると、パッケージ10のアクセス開口を封止するために、(製品/内容物のパッケージングの概ね後に)頂部シール49aを表面パネル部分12及び背面パネル部分14内に形成し得る。使用者が頂部シールを容易に取り除き或いは破り、アクセス開口19を通じてパッケージ10の内部にアクセスすることを許容するために、頂部シール49aの長さに沿って穿孔、レーザ刻み、引裂き線49bを形成又は特定し得る。ピール(peal)及びシール閉塞、スリット、穿孔、及び、類似物のような他の形態の封止をパッケージ10及びその発明的な流体作動閉塞部と共に組み込み得る。
【0041】
本発明の1つの実施態様では、図10に例証されるように、運送装置又はハンドル50がパッケージ10の上に接合され或いは形成され得る。ハンドル50は、流体チャンバ33a及び33bの少なくとも一方に概ね隣接して配置され或いは封止され得るし、正面パネル12及び/又は背面パネル15と概ね平行な平面的な表面を有し得る。使用中、ハンドル50は、パッケージを運ぶために概ね上向きに折り畳まれ得る。ハンドル50は、如何なる大きさ及び形状でもあってもよい。追加的に、ハンドル50は、追加的な強度及び増強を加えるために、パッケージ10の他の部分に類似する障壁材料又は多層から成り得る。この設計は、消費者が商品にアクセスするために頂部シール49aを取り除いた後に、ハンドルがパッケージ上に残ることも可能にする。
【0042】
本発明の他の実施態様では、図13乃至16に例証されるように、正面パネル12又は背面パネル14の一部は、パッケージ10内の気体が漏れ出すことを許容する出口又は孔52を含み得る。流体チャンバ33a及び33bの閉塞部分36が膨張されるとき、それらは気体又は蒸気(例えば、包装コーヒー)の蓄積をもたらす内部製品のための解放弁として作用し得ることで、パッケージ10を破裂から守ると同時に、パッケージ10の外部からの酸素が入ってくることを防止する。図15に例証されるように、気体又は蒸気がパッケージ10内で蓄積すると、チャンバ33a及び33b又は閉塞部分36の材料構成に依存して、2つの対向する閉塞部分36の間に押し入り、出口52を通じて漏れ出し得る。図16に例証されるように、気体又は蒸気によって創成される圧力が解放されるや否や、流体チャンバ33a及び33bのそれぞれの閉塞部分36は互いに対して再着座し得ることで、望ましくない酸素又は他の流体がアクセス開口19を通じてパッケージ10内に入ることから守る。
【0043】
本発明の他の実施態様において、流体チャンバ33a及び33bは、一連のより小さい流体チャンバ又は気泡、長い幅の狭い列の気泡、或いは、互いに圧縮し合い且つ/或いは連結(インターロック)し/嵌り込む成形された気泡を含み得る。アクセス開口19の大きさ、及び、閉塞の程度又は進行性に依存して、異なる気泡形状及び構造を利用し得る。
【0044】
上記に付記された記載は、典型的には、事前作成パッケージ形態のためであるが、当業者は、形成、充填、及び、封止機械類、又は、当業者に既知の他のパッケージング機械類に関して、この同じ方法を使用し得ることも想定される。この閉塞方法は、側部ガセット付きパッケージ、又は、横断的に適用されるアクセス装置、結束スリット、別個の構成部品、及び、類似物を備える他のパッケージを含む、実質的に如何なるスタイルのパッケージにも使用され得る。そのようなパッケージの例は、本出願人の同時係属出願である米国特許出願第10/396,295号、10/456,971号、及び、10/954,153号に教示されており、それらの全文がここに参照として組み込まれる。ここにおいて教示される管/チャンバは、パッケージの製造又は形成中、及び/又は、製品のパッケージング中の実施のために概ね想定される。しかしながら、それらはパッケージの製造中及び/又はパッケージ内への製品の充填中にパッケージ内に事前成形され且つ導入され得ることも想定される。流体チャンバ33a及び33b又は管は、事前形成され且つ/或いは空気で事前充填され得るし、パッケージの機械加工又はウェブ方向に沿って或いは横断方向に主要パッケージウェブ又は材料に事前適用され得る。加えて、貯蔵部分34及び閉塞部分36は、パッケージの側部、底部、頂部、又は、それらの組み合わせに沿って提供され得る。例えば、貯蔵部分34は、長手縁部20,24に近接してパッケージの側部に沿って位置付けられ得るのに対し、アクセス開口19は、パッケージの頂部に近接したままである。部分34,36のための他の変形及び選択的位置付けも想定される。
【0045】
1つの実施態様において、パッケージ10は、流体調節器40又はその通路44を閉鎖するためにパッケージ10の内部又は外部に位置付けられる狭窄又は閉鎖装置(図示せず)を含み得る。そのような装置は、貯蔵部分34と閉塞部分36との間の流体移動を防止し得るし、搬送、貯蔵、使用等の間にそのような流体移動を防止することが必要であるときには、作動され、係合され、或いは、その他の方法で利用され得る。例えば、もし搬送又は貯蔵中に圧力がパッケージ10又はその部分34,36に加えられるならば、流体移動は制約され、よって、アクセス開口19でのパッケージの不意な開放を防止する。1つの例示的な実施態様は、チャンバ33a及び33bの部分34,36の間の流体連絡を閉鎖するために調節器通路44を挟み潰す外部クリップ装置を含む。
【0046】
追加的に、様々なハンドル、弁装置、画像又は表示、閉塞可能且つ再閉塞可能な装置、ガセット付きパネル又は部分、及び、当業者に既知の同等の機能又は装置も、この発明と一緒の使用のために想定され、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに実施され得る。正面、背面、底部、及び、類似物への全ての言及は、実証的な目的のために過ぎず、本発明のパネル又は流体作動閉塞の変形、位置的言及、及び、向きを制限することは意図されていない。
【0047】
図17乃至21を参照すると、パッケージ10は、開口19に近接して一対の流体チャンバ54a,54bを含む本発明の実施態様において描写されている。流体充填チャンバ54a,54b及び開口19は、本質的にパッケージ10又は開口19の幅に延び得る。1つの実施態様において、流体充填チャンバ54a,54bは、実質的に同一の高さで、対向する正面パネル12及び背面パネル14の上にそれぞれ配置される。インターロック部材55a及び55bが、流体充填チャンバ54a及び54bの直ぐ上で、正面パネル12及び背面パネル14の上にそれぞれ配置される。インターロック部材55a及び55bは、Dobreski et al.に発効した米国特許第6,376,035号に開示されるようなジッパ閉塞であり得る。その開示は、そこに明示的に定められる用語を除き、参照としてここに組み込まれる。利用され得る他の締結手段は、Ausnitに発効した米国特許第4,703,518号に開示されるような押圧閉鎖機構を含み、そこに明示的に定められる用語を除き、参照としてここに組み込まれる。
【0048】
流体充填チャンバ54a及び54bは、ポリエチレン、ポリエチレン/エチレンビニルアルコールコポリマ、又は、他の適切な重合体のような、気体の保持又は低透過性で既知の適切な薄壁弾性膜から構成され得る。
【0049】
動作中、パッケージは、インターロック部材55a及び55bを接合することによって閉鎖され、それはチャンバ54a及び54bの相互接触、及び、パッケージ10又は開口19の幅に延びる界面地域(インターフェース地域)56の形成も引き起こす。インターロック部材55a及び55bの保持力は、内部キャビティ21を積極的に封止するために界面地域56に圧力を引き起こす。この構成によって、パッケージ10は、インターロック部材55a及び55bの閉塞によってのみならず、追加的に流体チャンバ54a及び54bの間の接触によっても封止され、それは閉塞の完全性を強化し得る。
【0050】
図22及び23を参照すると、パッケージ10は、本発明の他の実施態様において描写されている。この実施態様は、図17乃至20の実施態様と同じ構成部品及び動作的特徴の全てを有し得るが、流体充填チャンバ54a及び54bに対するインターロック部材55a及び55bの向きにおいて相違する。ここでは、インターロック部材55a及び55bは、界面地域56の内部側に配置される。従って、インターロック部材55a及び55bは、界面地域56が予備又は二次封止を構成した状態で、一次封止を形成し得る。
【0051】
図24及び25を参照すると、接触する流体充填チャンバを備えるパッケージ10の他の実施態様が描写されている。この実施態様において、インターロック部材55aは、2つの別個の流体充填チャンバ54a及び57aの間の正面パネル12の内部部分に配置され、インターロック部材55bは、2つの別個の流体充填チャンバ54b及び57bの間の背面パネル14の内部部分に配置されている。この実施態様では、インターロック部材55a及び55bの結合は、2つの界面地域56を形成するよう、2つのチャンバ54a,54b及び57a,57bを接触状態に保持する。このようにして、封止地域は倍加され或いはその他の方法で増大され得る。
【0052】
図26乃至29を参照すると、パッケージ10は、本発明の実施態様においてチャンバ55a及び55bを接触状態に保持するためにスズ結束(tin-tie)閉塞を使用して描写されている。スズ結束閉塞は、当業者に既知の如何なるそのような装置でもあり得る。一対のフラップ部分58a及び58bが、流体充填チャンバの上で、正面パネル12及び背面パネル14からそれぞれ上向きに延びている。両方向においてパッケージ10の幅を超えて延びる両端部を有するスズ結束58cは、チャンバ54aに隣接して正面パネル12の外表面上に配置され得る。
【0053】
動作中、パッケージ10は、パッケージ10の幅に走るクリーズ又は屈曲部58dを形成するよう、フラップ部分58a及び58bを共に押圧し且つそれらを下向きに折り曲げることによって閉塞される。フラップ部分58a及び58bは、スズ結束58cの両端部を折り曲げられたフラップ部分58a及び58bの上に或いはパッケージの上又は周りに折り曲げることによって、折り目の付けられた位置に保持される。チャンバ54a及び54bは、クリーズ58d又はスズ結束の力によって適用される保持力によって接触状態に保持され得る。
【0054】
図17乃至29に描写される上記された実施態様において、インターロック部材55a及び55bは、パッケージ10のための封止を提供する必要はない。むしろ、封止の完全性は、様々な流体充填チャンバ54a,54b及び/又は57a,57bによって維持され得る。インターロック部材55a及び55bは、流体充填チャンバ54a,54b及び/又は57a,57bを接触状態に保持するよう機能すれば十分である。従って、インターロック部材54a,55bが反復的動作から損傷されるようになり或いは可塑的変形されるようになるとしても、パッケージ10は正しく機能し続け得る。
【0055】
図30及び31を参照すると、インターロックする流体充填チャンバ59a及び59bを含むパッケージ10が、本発明の実施態様において描写されている。ここでは、複数の別個の流体充填チャンバ59aが正面パネル12の上に形成され、複数の別個の流体充填チャンバ59bが背面パネル14の上に形成されている。流体充填チャンバ59a,59bは、開口19が閉塞されるときに、流体充填チャンバ59a,59bが連結するよう、成形され且つ位置付けられている。これらのチャンバ59a,59bは、連結のための半剛性又は膜構造をもたらすよう、緊張し或いは実質的に流体で充填され得る。さらなる実施態様では、チャンバ59a,59bの少なくとも一方は、対向する流体充填チャンバと係合し且つ封止をもたらすよう成形される固体部材(図示せず)と置換され得る。固体部材は、剛的な或いは可撓な材料であり得る。
【0056】
機能的には、流体充填チャンバ59a,59bの連結(インターロッキング)は、流体充填チャンバを接触状態に保持し、それによって、パッケージ10を封止する働きをする。この実施態様では、流体充填チャンバを接触状態に保持し且つ封止を維持するために、追加的な構造は必要とされない。しかしながら、ここに記載されるようなそのような閉塞構造は、パッケージ10の内容物をさらに固定するために実施され得る。例えば、追加的な固定をもたらしながら、連結する流体充填チャンバ59a,59b(図示せず)に対する対称的な力を維持するために、締結手段を流体充填チャンバ59a,59bの上及び下に位置し得る。
【0057】
図30及び31の実施態様は、対向するパネルのそれぞれの上の2つの流体充填チャンバを描いている。連結(インターロッキング)機能は、代わりに、1つのパネルの上の2つの流体充填チャンバ(例えば、2つの流体充填チャンバ59a)、及び、それらの間で滑る対向パネルの上の1つ(例えば、下方の流体充填チャンバ59bのみ)によって影響され得る。同様に、連結機能(インターロッキング)は、各パネル上の2つよりも多くの流体充填チャンバによって影響され得る。
【0058】
図32乃至34を参照すると、ファンネル又はネック部分60を有するパッケージ10が、本発明の実施態様において描写されている。描写されている実施態様では、ネック部分60は、喉部分62を定めるよう集束する縁部シール16,18及び長手縁部20,22によって定められる。喉部分62は、それらの間に界面地域56を形成するよう、流体充填チャンバ54a及び54bを含む。流体充填チャンバ54a及び54bは、喉部分62と一体的に形成され得るし、喉部分62によって封止接触状態に保持され得る。
【0059】
頂部シール64は、パッケージ10を初期的に封止するために、側部シール16及び18と一体的に形成され得る。頂部シール64(図33)は、引裂き又は切断によって取り除かれ得る。ストロー又は管のような導管65が、流体充填チャンバ54a及び54bの間に挿入され得る(図33b)。対向する流体充填チャンバ54a及び54bが利用されるとき、パッケージ10の界面地域56は、パッケージ10からの内容物の流れ又は流出を規制し或いは制御する働きをし得る。流れの制御は、界面地域56を通じて内容物(例えば、流体)を押し出すようパッケージの一部を圧搾することによって達成され得る。界面地域56を通過する導管65は、この規制又はアクセスをさらに容易化し得る。
【0060】
図35a及び35bを参照すると、喉部分62が、凹部66a及び66bをそれぞれ定める2つの半体62a及び62bから形成され得る。流体充填チャンバ54a及び54bは、喉部分62のそれぞれの半体62a及び62bと動作的に結合され得る。流体充填チャンバ54a及び54bは、距離Dでそれぞれの凹部66a及び66bから離れる方向に突出する大きさとされ得る(図35a)。シーム16及び18を形成するよう、第一及び第二の正面長手縁部20及び22を第一及び第二の背面長手縁部24及び26に接合後、流体充填チャンバ54a及び54bは、半体62a及び62bの凹部66a及び66b内に圧縮される(図35b)。
【0061】
図36、36a、及び、36bを参照すると、本発明の実施態様において、封止界面56をもたらすために、単一の流体充填チャンバ54aだけが、喉部分62内で利用されている。喉部分62及び単一流体充填チャンバ54aは、図36に示されるように、それらの間に界面地域56を形成するよう協働する。喉部分62は流体充填チャンバ54aの輪郭に概ね従い、よって、封止界面56を通じる漏れ経路をもたらし得るクリーズの形成を緩和する。
【0062】
単一流体充填チャンバ54aの外表面の少なくとも一部を覆い隠し且つ流体充填チャンバ54aと喉部分62との間に延びる保護膜又はフラップ66.1を含め得る。そのような構造は、2つの封止表面56を含み、一方は、フラップ66.1と流体充填チャンバ54aとの間にあり、他方は、フラップ66.1と喉部分62との間にある。
【0063】
本発明の他の実施態様では、喉形状部分は必要とされず、界面地域56は、2つの対向する流体チャンバによってであろうと、或いは、対向する部材と協働する単一の流体チャンバによってであろうと、開口を通じたパッケージからの内容物の規制、或いは、開口を通じたパッケージへのアクセスをもたらすよう、如何なる既知のパッケージ10設計のためにも設計され得る。
【0064】
動作中、頂部シール64は、搬送及び取扱い中に、内容物の保持及びパッケージ10の完全性を保証する固定封止をもたらし得る。頂部シール64(図35)を引裂き或いは切断し、且つ、その選択的な入り込み(breaching)のために界面地域56を定める部材を分離する内部圧力を引き起こすことによって、パッケージ10の内容物は引き出され得ることで、パッケージ10の内容物がそこを通じて流れることを可能にする。例えば、吸引力を導管65に適用することによって、或いは、導管65を通じて内容物を押し出す圧力をパッケージ10に適用することによっても、導管65を通じて内容物を取り除き得る。
【0065】
利用されるとき、フラップ66.1は、導管65を挿入するときの孔空きから或いは流体充填チャンバ54aに孔を開け得る他の素子から流体充填チャンバ54aを保護する働きをし得る。
【0066】
界面地域56の接触圧力は、流体充填チャンバ54a及び54bを分離するために必要とされる内部圧力が特定基準を満足するよう、喉部分62及び流体充填チャンバ54a及び54bの形成中に調節され得る。上記のように形成される界面地域56での圧力は、流体充填チャンバ54a及び54b内の流体の圧力及び圧縮可能性、凹部から離れる方向の突出の寸法D、及び、喉部分62と流体充填チャンバ54a及び54bとを含む材料の厚さ及び剛性(弾性係数)を含む、幾つかのパラメータの関数である。例えば、流体充填チャンバ54a及び54bは、空気のような圧縮可能な気体で充填され得るし、0.002〜0.004インチの壁厚を有し得る。非限定的な代表的な寸法Dは、0.25インチのオーダである。より高い内部圧力及びより大きい突出Dは、喉部分62並びに流体充填チャンバ54a及び54bのより大きい厚さ及び剛性がそうであるように、界面地域56の圧力を増大する傾向にある。
【0067】
従って、1つの実施態様によれば、接触圧力は、パッケージ10が端部で傾けられる(即ち、単に、喉部分62がパッケージ10の内容物より下に位置付けられる)ときに引き起こされる初期静水力の故に、内容物の流れを可能にするよう調整され得る。他の実施態様では、接触圧力は、界面地域56がパッケージの向きに拘わらずに維持されるよう増大され得ることで、内容物が流出するために、例えば、パッケージ10を圧搾する或いは振り動かすことによって、追加的な圧力が内部キャビティ21に加えられることを要求する。
【0068】
流体充填チャンバ54a及び54bは、内部キャビティ21と導管65の外表面との間にシール67を実質的にもたらすようにも調節され得る。導管は、パッケージ10の内容物を注入し或いは引き出すために使用され得る。導管65が所定位置、例えば、使用者が厳しい活動(例えば、徒歩、自転車乗り、又は、ジョギング)に従事する場所にある、或いは、使用者が不器用である状況(例えば、幼児、障害者、又は、年配者)にあるとしても、シール67は喉部分62を通じたパッケージ10の内容物の漏れ又はこぼれを制限し得る。シール67は、喉部分が大気に単に開放される状況と比べると、内部キャビティ21の内容物の周囲環境への露出も制限し得る。流体充填チャンバ54a及び54bは、導管65の除去後、パッケージ10の自動封止ももたらすことができ、それによって、導管65が所定位置にないとき、パッケージの内容物の汚染又はこぼれを制限する。
【0069】
図37乃至41を参照すると、ガセット付き側部70を利用するパッケージ10が、本発明の他の実施態様において描写されている。対向する正面パネル12及び背面パネル14上に配置され且つパッケージ10の内部幅72に沿って延びる流体充填チャンバ54a及び54bは、パッケージ10が閉塞されるときに、流体充填チャンバ54a及び54bが界面地域56を定めるために互いに接触し合うよう、パッケージ10の頂端部74付近に位置付けられ得る。描写される実施態様において、ガセット付き側部70のそれぞれは、流体充填チャンバ54a及び54bの間でパッケージ10の頂端部74に近接して延びるクリーズ76によって特徴付けられる。
【0070】
描写される実施態様では、流体充填チャンバ54a及び54bを閉塞位置に維持するために、閉塞パッケージ10の頂端部74の上にクリップ78を配置し得る。テープ、スズ結束、又は、類似物のような他の締結手段も利用し得る。
【0071】
開放位置(図37乃至39)において、ガセット付き側部70は、流体充填チャンバ54a及び54bが開放位置において互いに実質的に平行なままであることを可能にする拡張位置又は半拡張位置にあり得る。閉塞位置(図40及び41)において、ガセット付き側部70は、クリーズ76が流体充填チャンバ54a及び54bの間に挟み潰された状態の折畳み位置にある。この実施態様では、パッケージ10は、流体充填チャンバ54a及び54bの間に挟み潰される折畳みガセット付き側部70に対して位置合わせすることによって、流体充填チャンバ54a及び54bの両端部付近で封止される。
【0072】
機能的には、ガセット付き側部70は、内部キャビティ21へのより大きなアクセス開口をもたらし、より大きな物体がより大きな容易さでその中に配置されること、並びに、ガセットによってもたらされるパッケージの完全拡張を可能にする。界面地域56は、流体充填チャンバ54a及び54bの間、並びに、挟み潰された位置にある流体充填チャンバ54a及び54bとガセット付き側部70との間に形成されるとき、キャビティ21を周囲環境から隔離し、パッケージ10の内容物の偶発的なこぼれを防止し得る。
【0073】
ここに記載された流体充填チャンバのいずれも、より大きなチャンバを定めるよう、多数のより小さいポケットから成り得る。さらに、流体チャンバは、パッケージパネルに別個に適用され、或いは、(例えば、パッケージの頂部又は縁部分をそれ自体の上に折り畳むことによって)パッケージと一体的に形成され得るし、パウチの機械方向又は他の角度若しくは方向に走り得る。加えて、チャンバ及び他の装置は、パッケージ形成中、或いは、パッケージが形成された後の他の如何なるときにも適用され得る。その上、流体チャンバは、封止及び閉塞構造並びにここに開示される機能をもたらすために、可撓、半剛的、或いは、剛的なパッケージ、或いは、そのような材料の組み合わせに適用され得る。
【0074】
図42a乃至42eを参照すると、流体作動閉塞部30との組み合わせで開口92を有する使用者充填可撓パッケージ90が、本発明の実施態様において描写されている。使用者充填可撓パッケージ90は、可撓パッケージ90の正面パネル12又は背面パネル14に取り付けられる少なくとも1つの流体作動閉塞部30を含み得る。1つの実施態様において、使用者充填可撓パッケージ90は、両面テープ94を含み、その一方の側は、可撓パッケージの内部(例えば、正面パネル12)に接着され、他方の側は、解放ライナ96によって保護される。両面テープ94は、描写されるように、流体作動閉塞部30の反対側で正面パネル12の一部に接着され得る。両面テープは、貯蔵部分34と制限通路44又は流体調節器40を含む流体作動閉塞部30の地域に亘り得る。本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、テープ94の代わりに、他の既知の閉塞技法及び方法を使用し得る。
【0075】
動作中、最終使用者は、可撓パッケージ90内への物品の配置のために開口92の長さの全体又は実質的部分を開き得る。パッケージ90内への物品の配置後、最終使用者は、両面テープの解放ライナ96を剥がし、正面パネル12及び背面パネル14を共に押し、両面テープの露出された内向き面を流体作動閉塞部30の制限通路44又は流体調節器40を収容する部分及び貯蔵部分34に接着させ得る。両面テープ94は、正面パネル12と貯蔵部分34/流体調節器40部分との間の封止をもたらす。閉塞部分36の流体チャンバ33bは、選択的な封止をもたらすために正面パネル12と協働し得る。使用者は、キャビティへの選択的アクセスをもたらし或いはアクセス開口92を通じてパッケージ10に出入りする材料を規制するよう、貯蔵部分34と閉塞部分36との間で流体を移動するために圧力を適用し得る。
【0076】
パッケージ10に出入りする材料を規制するよう設計された他の実施態様では、流体は閉塞部分36内にのみ存在することで、図32乃至36に従って記載されたような対向するパッケージ側部と直面する。そのような実施態様では、パッケージ10は、パッケージ10の内容物、例えば、流体がパッケージ10から制御可能に解放され或いは押し出されるよう圧搾されることができ、よって、選択的に界面地域56に入り込む(breach)。さらに他の実施態様では、ここに記載された他の実施態様と共に、2つの対向する流体充填チャンバは、開口92も備えて構成され得る。
【0077】
両面テープ94は、両面テープ94と流体作動閉塞部30の封止部分との間の本質的に恒久的な封止を与える強度の接着剤を含み得る。代替的に、接着剤は、より少ない強度であってもよく、使用者が開口92を再開放し、そこを通じて可撓パッケージを数回再充填することを可能にする。ジッパ、ピンチロック、フック&ループ材料(例えば、VELCRO)、及び、当業者に入手可能な他の封止手段のような、両面テープ94以外の封止手段も使用者充填可撓パッケージ90と共に使用し得る。どのような封止手段がパッケージのために使用されるとしても、封止手段は製造中に或いは市場に置かれる前に使用され得る。それはキットとしてさえも販売可能であり、消費者が封止手段をパッケージ自体に適用するよう有形媒体上に提供される指示書を備える。
【0078】
図43a及び43bを参照すると、補助アクセス98を有する可撓パッケージ97が、本発明の実施態様において描写されている。この実施態様は、二重流体充填チャンバ33a及び33bを含み、補助アクセス98がアクセス開口92と異なる点で、図42A乃至42Eの実施態様から対照される。従って、両面テープ94は、補助アクセス98を封止するために実質的に補助アクセス98の長さを横断する。
【0079】
図43Aは、封止のために両面テープ94を描写しているが、接着剤、ジッパ、ピンチロック、フック&ループ材料を含む、様々な封止手段を利用し得る。
【0080】
使用者充填可撓パッケージ90,97は、消費者に空で販売され得る。消費者は、使用者充填パッケージ(例えば、VELCRO)におけるように、彼らが望むどのような製品又は物品をも貯蔵するよう、多数の可撓パッケージ90を購入し得る。
【0081】
図44a乃至44eを参照すると、主要区画102と、通路105によって接続された計量区画とを含む計量可撓パッケージ100が、本発明の実施態様において描写されている。主要区画102と計量区画104との間の境界は、通路105内の封止のために(描写された)界面地域56を定めるよう対向部材106と協働する通路105内に配置される単一流体充填チャンバ54aのような、ここに記載された様々な流体充填チャンバ装置の1つによって定められ得る。計量可撓パッケージ100は、ハンドル部分108を含み得る。
【0082】
計量区画104は、既知の或いは許容可能な不確定さまである量の製品を収容するような大きさであり得るので、そのように名付けられている。主要区画102は、通路105で喉部分110まで直径を短縮し得る。(描写される)ピンチロックシールのような選択的に封止可能な閉塞部114が、計量チャンバ104の遠位端部116に配置され得る。計量チャンバ104は、計量チャンバ104と周囲環境との間に空気を通すことを可能にするスロット又は穿孔のような通気孔118も含み得る。
【0083】
使用中、使用者は、計量チャンバ104が主要チャンバ102の下であるよう、製品120を含む計量可撓パッケージ100を方向付ける。使用者は、上下矢印122によって描写されるように、計量パッケージ100を振り動かし得る。振動技法は、乾燥ドッグフードのようなペレット型製品のために特に効果的であり得る。振動動作122の下方動作は、製品120の一部に界面地域56を主要チャンバ102から計量チャンバ104内に入り込ませる。排気口118は、それが存在するときには、計量チャンバ104に進入する製品120によって移動される空気が計量チャンバ104から押し出すことを可能にしながら、依然として製品120を収容する。このプロセスは計量チャンバ104が充填されるまで続き得る。計量チャンバ104が充填されるとき、計量チャンバ104内のある量の製品120は、許容可能な不確定性内に知られる。次に、使用者は、計量チャンバ104内に製品120を注ぎ出すために、選択的に封止可能な閉塞部114を開放する。
【0084】
計量可撓パッケージ100流体のチャンバ102,104の間の製品の通路は、製品を計量チャンバ104内に移動するよう、チャンバ102,104の一方を圧搾することによっても達成され得る。そのようなアプローチは、圧搾されるチャンバが液体を含む場合に特に適している。計量可撓パッケージ100の着想は、隣接するチャンバ内に配置され且つ流体チャンバ閉塞部によって分離される製品の混合(例えば、2つの液体を混合すること、或いは、液体を顆粒状製品と混合すること)を含むよう拡張され得る。
【0085】
本発明は、その精神又は本質的な属性から逸脱せずに他の特別な形態に具現化され得る。従って、本実施態様は、全ての局面において、限定的ではなく、例証的であると考えられるのが望ましい。同様に、本発明を形成するための上記の方法及び技法は、例証的なプロセスであり、本発明を製造/形成する方法をここの具体的に定められるものに限定することは意図されない。本発明のパッケージを創成し或いは形成するために、無数の様々な特定されないステップ及び手順を遂行し得る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
材料を保持するための可撓なパッケージであって、
第一長手縁部と第二長手縁部とを有する第一パネル部分を含み、前記第一長手縁部は、それに近接して、第一側部封止部を備え、前記第二長手縁部は、それに近接して、第二側部封止部を備える、
前記第一パネル部分と反対側の第二パネル部分を含み、当該パッケージは、前記第一パネル部分と前記第二パネル部分との間の内部キャビティと、該内部キャビティへのアクセスのための開口とを定め、該開口は、前記第一側部封止部から前記第二側部封止部に延びる長さを有し、
前記第一パネル部分と一体的であり且つ前記開口内に配置される流体収容チャンバを含み、該流体収容チャンバは、流体を収容し、
前記流体収容チャンバは、前記開口を少なくとも部分的に封止する前記第二パネル部分上の構造と協働する、
パッケージ。
【請求項2】
前記構造は、前記第二パネル部分の一部である、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記第二パネル部分と一体的であり且つ流体を収容する第二流体収容チャンバをさらに含み、該第二流体収容チャンバは、前記開口を封止するために前記第一パネル部分の前記流体収容チャンバと接触する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項4】
前記流体収容チャンバ内に収容される前記流体は、気体である、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項5】
前記第一パネル部分及び前記第二パネル部分は、前記第一側部封止部及び前記第二側部封止部で接合される、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項6】
前記第二パネル部分上の前記構造と封止接触して前記流体収容チャンバを保持する締結手段をさらに含む、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項7】
前記締結手段は、スズ結束閉塞部、押圧閉鎖閉塞部、接着ストリップ、及び、クリップの少なくとも1つを含む、請求項6に記載のパッケージ。
【請求項8】
前記流体収容チャンバは、前記第二パネル部分上の前記構造と連結する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項9】
前記構造は、前記第二パネル部分と一体的な少なくとも第二流体収容チャンバを含む、請求項8に記載のパッケージ。
【請求項10】
前記第一パネル部分の前記第二側部封止部は、実質的に互いに平行である、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項11】
前記第一側部封止部及び前記第二側部封止部は、喉部分に集束し、前記流体収容チャンバは、前記喉部分内に配置される、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項12】
前記第一パネル部分及び前記第二パネル部分と動作可能に接続されるガセットをさらに含む、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項13】
前記第一パネル部分及び前記第二パネル部分と動作的に接続される側部ガセットをさらに含む、請求項3に記載のパッケージ。
【請求項14】
前記側部ガセットは、当該パッケージが閉塞されるときに、前記流体収容チャンバと前記第二流体収容チャンバとの間に挟み潰される、請求項13に記載のパッケージ。
【請求項15】
前記開口を通じて前記流体充填チャンバの少なくとも一部の上に延びるフラップをさらに含む、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項16】
前記パッケージへのアクセスをもたらすよう、前記流体充填チャンバと前記第二パネル部分上の前記構造との間に挿入される導管をさらに含む、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項17】
可撓なパッケージを封止するための装置であって、
開口の境界をそれぞれ定める第一パネル部分及び第二パネル部分と、
前記第一パネル部分と一体的であり且つ流体を収容する流体収容チャンバとを含み、
該流体収容チャンバは、前記開口内に配置され、前記流体収容チャンバは、界面地域を定め且つ前記開口を封止するために前記第二パネル部分と接触する、
装置。
【請求項18】
前記流体収容チャンバ内に収容される前記流体は、気体である、請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記第一パネル部分及び前記第二パネル部分は、直接的に接合される、請求項17に記載の装置。
【請求項20】
前記第一パネル部分と動作的に接続されるガセットをさらに含み、該ガセットは、前記開口の境界を定める、請求項17に記載の装置。
【請求項21】
前記流体収容チャンバは、前記界面地域の粘着係合のために高表面エネルギ又は静電荷を有する材料を含む、請求項17に記載の装置。
【請求項22】
前記材料は、ポリ塩化ビニリデンを含む、請求項21に記載の装置。
【請求項23】
前記界面地域は、前記パッケージの向きに拘わらず閉塞されたままである、請求項17に記載の装置。
【請求項24】
前記界面地域は、前記可撓パッケージに外部圧力を適用することによって選択的に入り込み可能である、請求項23に記載の装置。
【請求項25】
流体連絡する貯蔵部分、調節器部分、及び、閉塞部分を含む流体収容チャンバと、前記閉塞部分と反対側の対向構造と、前記貯蔵部分、前記調節器部分、及び、前記閉塞部分の間で流体連絡可能な前記流体収容チャンバ内に配置される流体とを含み、前記流体収容チャンバは、少なくとも2つの構造が可能である、流体作動閉塞部であって、
前記2つの構造は、
前記閉塞部分及び前記対向構造が開口の境界をそれぞれ定める開放構造と、
前記閉塞部分が前記開口を封止するよう前記対向する構造と協働する閉塞構造とを含み、
前記貯蔵部分及び前記調節器部分は、前記流体作動閉塞部が前記開放構造にあるときに、前記貯蔵部分内の前記流体の圧力が、前記閉塞部分内の前記流体の圧力よりも大きく、且つ、前記貯蔵部分内の前記流体の一部が、前記中退作動閉塞部が前記閉塞構造を取るまで、前記調節器部分を通過するような寸法とされる、
流体作動閉塞部。
【請求項26】
前記調節器部分は、約6mm〜50mmの範囲の固定的な長さを有する狭い通路を含む、請求項25に記載の流体作動閉塞部。
【請求項27】
前記狭い通路は、約2mm〜約6mmの範囲の大きい寸法を有する、請求項26に記載の流体作動閉塞部。
【請求項28】
製品をその中に貯蔵するための第一区画と、
閉塞装置によって前記第一区画から隔離される第二区画とを含み、
前記閉塞装置は、
第一部材と、第二部材とを含み、前記第一部材及び前記第二部材は、前記第一区画と前記第二区画との間に通路の境界をそれぞれ定め、
前記第一部材と一体的であり且つ流体を収容する流体充填チャンバを含み、該流体充填チャンバは、前記通路内に配置され、且つ、前記通路を封止するために前記第二部材と協働し、
前記封止は、前記製品の少なくとも一部を前記第一区画から前記第二区画に通すために選択的に入り込み可能である、
二重区画パッケージ。
【請求項29】
前記第二区画は、前記第二区画が一杯であるときに、前記第一区画から既知容量の製品を保持する大きさとされる、請求項28に記載の二重区画パッケージ。
【請求項30】
前記第二区画は、前記第二区画に移動される前記製品の解放のために選択的に封止可能な閉塞部をさらに含む、請求項28に記載の二重区画パッケージ。
【請求項31】
前記第二区画は、通気される、請求項28に記載の二重区画パッケージ。
【請求項32】
材料を保持するための包装システムであって、
第一パネル部分を含み、
第二パネル部分を含み、前記第一パネル部分及び前記第二パネル部分は、それらの間に内部キャビティを定めるよう動作可能に接続され、前記内部キャビティは、アクセス開口を通じてアクセス可能であり、
前記第一パネル部分の一部に沿って動作可能に配置される流体収容チャンバを含み、該流体収容チャンバは、閉塞部分と流体連絡する貯蔵部分を有し、前記閉塞部分は、前記アクセス開口に近接し、
前記流体収容チャンバ内に配置され且つ前記流体連絡チャンバの前記閉塞部分と前記貯蔵部分との間で流体連絡し得る流体を含み、前記貯蔵部分に対する圧力が前記流体の一部を前記貯蔵部分から前記閉塞部分内に相応して移動し、
前記流体収容チャンバの前記貯蔵部分と反対側で前記第二パネル部分の一部の上に配置される接着剤を含み、
前記接着剤と前記流体収容チャンバとの間で前記接着剤の上に配置される解放ライナを含む、
包装システム。
【請求項33】
有形媒体に関する指示を含み、
該指示は、
前記接着剤を露出するために、前記接着剤から前記解放ライナを取り除くことと、
前記第二パネル部分の前記部分を前記貯蔵部分に対して封止するために、前記接着剤が露出されるときに、前記貯蔵部分の反対側の前記第二パネル部分の前記部分を前記貯蔵部分に対して押し付けることとをさらに含む、
請求項32に記載の包装システム。
【請求項34】
前記接着剤を含む両面テープをさらに含む、請求項32に記載の包装システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図3a】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図33a】
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【図33b】
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【図34】
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【図35a】
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【図35b】
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【図36】
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【図36a】
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【図36b】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42a】
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【図42b】
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【図42c】
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【図42d】
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【図42e】
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【図43a】
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【図43b】
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【図44a】
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【図44b】
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【図44c】
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【図44d】
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【図44e】
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【公表番号】特表2010−526736(P2010−526736A)
【公表日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−507623(P2010−507623)
【出願日】平成20年5月7日(2008.5.7)
【国際出願番号】PCT/US2008/062918
【国際公開番号】WO2008/137937
【国際公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VELCRO
【出願人】(507146843)
【Fターム(参考)】