説明

海苔網の支柱の貝類落とし装置及び貝類落とし方法

【課題】より楽な軽作業でより確実に貝類を除去できる海苔網の支柱の貝類の落とし装置及び貝類落とし方法を提供することを目的とする。
【解決手段】海中から引き上げられた海苔網の支柱8の表面に付着する貝類Kに摺接して貝類をこすり落とす摺接部材13、14、23を有する第1の回転体10及び第2の回転体20と、これらの回転体10、20を回転軸を中心に回転させる動力部3とを備える。第1の回転体10と第2の回転体20を間隔Wをおいて前後に配設することにより、一方の回転体10の摺接部材13、14は支柱8の上面に摺接させて回転させるとともに、他方の回転体20の摺接部材23は支柱8の下面に摺接させて回転させるようにし、前側の回転体10で貝類Kの荒落としをし、後側の回転体20で仕上げ落としをする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、海苔養殖のために海中に張設される海苔網の支柱に付着するフジツボなどの貝類をこすり落とす海苔網の支柱の貝類落とし装置及び貝類落とし方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
海苔を養殖する海苔網は、海中に立設された支柱に張設される。海苔養殖は一般に9月乃至翌年3月である。したがって支柱は、9月初旬頃に海中に立設され、オフシーズンの4月頃海中から引き上げられて陸上に保管される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
海中から引き上げられた支柱の下端部(海面下に没入していた部分)には貝類、特にフジツボが大量にこびり付くように強く付着している。このような貝類を支柱からこすり落とす装置として、左右一対の回転体にチェーンを交差させて取着し、交差するチェーンの谷部に支柱に付着する貝類を当てがって、これをこすり落とす装置が提案されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2008−86253号公報
【0004】
しかしながらこの引用文献1のものは、海中から引き抜いた支柱を船上の作業者が手に保持し、回転中のチェーンの谷部に支柱の先端部に付着する貝類を当てがってこすり落とすようにしていたため、こすり落とし時には支柱は特に上下方向へ激しくがたつき、支柱を手に保持する作業者の手がしびれるなどして作業者の負荷が大きく、多数本の支柱の処理をすれば作業者は大変疲れるという問題点があった。
【0005】
そこで本発明は、より楽な軽作業でより確実に貝類を除去することができる海苔網の支柱の貝類の落とし装置及び貝類落とし方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の本発明の海苔網の支柱の貝類落とし装置は、海中から引き上げられた海苔網の支柱の表面に付着する貝類をこすり落とす摺接部材を有する第1の回転体及び第2の回転体と、これらの回転体を回転軸を中心に回転させる動力部とを備え、前記第1の回転体と前記第2の回転体を間隔をおいて前後に配設することにより、一方の回転体の摺接部材は支柱の一方の面側に摺接させて回転させるとともに、他方の回転体の摺接部材は支柱の他方の面側に摺接させて回転させるようにし、前側の回転体で貝類の荒落としをし、後側の回転体で仕上げ落としをするようにした。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の海苔網の支柱の貝類落とし装置において、第1の回転体と前記第2の回転体は高低差を付与して配設されており、かつ互いに独立した第1の動力部と第2の動力部により駆動されるものであり、これらの回転体の回転方向を切り替える手動の操作部を備えた。
【0008】
請求項3記載の本発明の海苔網の支柱の貝類落とし方法は、海苔網の支柱の表面に付着する貝類をこすり落とす摺接部材を有する第1の回転体及び第2の回転体が間隔をおいて前後に配設されており、海中から船上へ引き上げられた支柱を前記2つの回転体の間に差し込み、動力部の駆動により一方の回転体の摺接部材は支柱の一方の面側に摺接させて回転させるとともに、他方の回転体の摺接部材は支柱の他方の面側に摺接させて回転させるようにし、この摺接・回転状態で支柱を船上へ引き上げることにより、前側の回転体で貝類の荒落としをし、後側の回転体で仕上げ落としをするようにした。
【0009】
請求項4記載の本発明は、請求項3記載の海苔網の支柱の貝類落とし方法において、前記第1の回転体と前記第2の回転体は高低差を付与して配設されており、かつ互いに独立した第1の動力部と第2の動力部により駆動されるものであり、これらの回転体の回転方向を切り替える手動の操作部を備え、両回転体の回転方向を任意に切り替えて貝類のこすり落とし作業をするようにした。
【発明の効果】
【0010】
請求項1、3記載の本発明によれば、支柱はその一方の面と他方の面をそれぞれ第1と第2の回転体の摺接部材に摺接し、その状態で両回転体は回転する。そこで作業者は支柱を押し引きしたり、支柱をその軸心を中心に若干回転させるなどして支柱の長手方向へ動かして両回転体の間を通過させれば、支柱の先端部に付着する貝類はまず前側の回転体の摺接部材により荒落としされ、続いて後側の回転体の摺接部材により仕上げ落としされる。この場合、望ましくは前側の摺接部材はチェーンのような擦過力の強い摺接部材とし、後側の摺接部材は円弧状鋼棒などの擦過力は小さいが支柱(一般にFRPのような合成樹脂製)の表面を傷つけにくい摺接部材にすれば、支柱表面に強く付着する貝類を支柱を傷めずにより確実に、またよりきれいにこすり落とすことができる。
【0011】
また請求項2、4記載の発明によれば、第1の回転体と第2の回転体は高低差があるので、両回転体の間に支柱を容易に差し込んで、支柱を作業しやすい姿勢にして貝類の落とし作業を行うことができる。また前側と後側の回転体の回転方向を切り替えることにより、より楽な軽作業で、より効果的な貝類落とし作業を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1は海苔網の支柱の貝類落とし装置の斜視図、図2は同平面図、図3は同第2の回転体の正面図、図4は貝類落とし作業中の船の平面図、図5は船上の作業者が貝類落とし作業をしている様子を示す側面図である。まず、図1〜図3を参照して貝類落とし装置を説明する。
【0013】
図1及び図2において、貝類落とし装置1の台部2上の一側部には第2の動力部3を設置されている。本実施の形態では、台部2は船のヘリ部上などの船上に設置される。第2の動力部3の水平な回転軸4には、第2の回転体20が装着されている。台部2の他側部には支軸部5が設置されており、回転軸4の他端部は支軸部5に軸支されている。
【0014】
次に、図3を参照して第2の回転体20を説明する。第2の回転体20は、左右一対の回転子21、22の間に、鋼棒などの棒体を円弧状にわん曲させた第2の摺接部材23を円周方向にピッチをおいて複数個(例えば円周方向に90°のピッチをおいて合計4個)固着して構成されている。回転子21、22としては、円板やリングなどが適用できる。すなわち、第2の回転体20は、上述した特開2008−86253号公報に記載されたチェーンに替えて、上記のような摺接部材23を設けたものである。この第2の摺接部材23はチェーンよりも擦過力(貝類のこすり落とし力)は小さいが、チェーンよりも支柱8(図2、図4を参照)の表面を傷つけにくいので、貝類の仕上げ落とし用の摺接部材に適している。
【0015】
図1及び図2において、支軸部5の外面には長板状のフレーム15の一端部が固着具16により取り付けられている。フレーム15はやや右上りに傾斜して取り付けられている。フレーム15の先端部には、第2の回転体20と支柱8の長手方向に間隔Wをおいて第1の回転体10が取り付けられている。本実施の形態ではフレーム15はやや右上りに傾斜して取り付けられており、これにより前側の第1の回転体10と後側の第2の回転体20には高低差Hが付与されている(図5も参照)。このように前後(支柱8の先端部側とその反対側)に配設された両回転体に高低差Hを付与することにより、前側の第1の回転体10は支柱8の上面側に摺接して回転し、後側の第2の回転体20は支柱8の下面側に摺接して回転する。また高低差があるので、両回転体10、20の間に支柱8を容易に差し込んで、支柱8を作業しやすい姿勢にして貝類の落とし作業を行うことができる。なお本発明では、支柱8の先端部側(貝類Kが付着している側)を前側といい、その反対側を後側という。したがって、両回転体10、20は、支柱8の長手方向の前後に配設されている。なお、両回転体10、20は、それぞれ独立した別個の台部に設けてもよい。
【0016】
第1の回転体10は、上述した特開2008−86253号公報に記載された貝類落とし手段と同様のものであって、図1に示すように左右一対の回転子11、12に第1の摺接部材としての第1のチェーン13と第2のチェーン14を交差させて形成されており、両チェーン13、14が交差する谷部Vに支柱8に付着する貝類を当てがって貝類をこすり落とすようになっている。第1の摺接部材(チェーン13、14)の擦過力は、第2の摺接部材23のそれよりも大きい。
【0017】
図1及び図2において、フレーム15の第1の回転体10と反対面には第1の動力部17が取り付けられており、第1の回転体10はその回転軸18に装着されている。なお回転体10、20に設けられる摺接部材は本実施の形態のものに限定されないのであって、貝類を効果的にこすり落とすことができる摺接部材であればよいものである。しかして、本実施の形態のように、前側の荒落とし用の摺接部材としてはチェーンのような擦過力が大きいものが望ましく、後側の摺接部材としては円弧状の鋼棒のような擦過力は劣っても支柱の表面を傷つけにくいものが望ましい。
【0018】
図2において、第1の動力部17と第2の動力部3は、それぞれコード31、32により操作部30に接続されている。操作部30は操作レバー30aを有しており、作業者は操作レバー30aを手動操作して両動力部3、17のON、OFF、回転方向、回転速度等を切り替え・制御する。動力部3、17としては油圧モータが望ましく、その場合、操作部30は切替弁を含んでいる。油圧モータや操作部30は市販・公知のものであるから、その詳細な説明は省略する。なお油圧モータは、電動モータよりも速度調整が容易、回転力(トルク)が大きい、小型コンパクトである等の長所を有する。
【0019】
本実施の形態では、上述のように第1の回転体10と第2の回転体20は、互いに独立した別個の動力部(第1の動力部17と第2の動力部3)で駆動するようにしている。これは第1の回転体10と第2の回転体20を互いに別個に自由に切り替え・制御するためであり、このようにすれば運転の自由度が大きく、支柱や作業者に適した運転ができる利点がある。しかしながら動力部は1個のみ(例えば第2の動力部3のみ)とし、他方の回転体(本実施の形態の場合は第1の回転体10)へは伝動チェーン等により動力を伝達して駆動するようにしてもよい。但しこのようにすれば、運転の自由度は低下する。
【0020】
本貝類落とし装置1は上記のような構成より成り、次に図4及び図5を参照してその使用方法を説明する。図4において、貝類落とし装置1は、船6のヘリ部6a上に台部2を装着して設置されている。図示するように船上に設置した状態で、第1の回転体10と第2の回転体20は船外の海洋上に位置している。船6上の一側部には貝類落とし処理が終了した支柱8’が多数本並べて置かれている。
【0021】
船上の作業者Aは、海中に立設された支柱8を引き抜き装置(不図示)等により引き抜いて船上に引き上げるが、支柱8の先端部(海中に没入していた部分)には貝類、特にフジツボKが大量に付着している(海底に差し込まれていた最先端部には付着しない)。そこで作業者Aは、引き上げた支柱8を両回転部10、20の間に差し込む。この場合、海洋から引き上げた支柱8を例えば一旦第2の動力部3上に載せたうえで、この上をスライドさせて支柱8を両回転体10、20の間に差し込めば、差し込み作業をしやすい。差し込み状態において、支柱8の一方の面である下面は第2の回転体20の摺接部材23上に載り、他方の面である上面は第1の回転体10の摺接部材(チェーン13、14)の谷部に当接する。
【0022】
そこで作業者Aは、操作部30の操作レバー30aを操作して、両回転体10、20を支柱8を引き上げる方向(「順方向」という。図5の矢印a、b方向)に回転させる。そして支柱8をその軸心を中心に若干手回しして回転させながら(図5の矢印イ)、両回転体10、20の間を通過させて船上へ引き上げることにより(矢印N参照)、第1の回転体10の外方に位置する貝類Kをまず第1の摺接子13、14に当接させて貝類Kを荒落としする。続いて、支柱8の表面になおも残存付着する貝類Kを、第2の摺接部材23により仕上げ落としする。この場合、作業者Aは支柱8をその長手方向に押し引きしながら(図5の矢印ロ)ゆっくり矢印N方向へ引き上げることが望ましい。そして貝類落としが終了した支柱8は、図4に示すように船上の一側部に並べて回収される。
【0023】
回転体10、20の回転方向は任意に切り替えることができる。しかして、支柱8を船上へ引き上げる方向(上記矢印a、b方向)へ回転させれば、支柱8を船上へ引き上げやすいが、これは順方向であるから、貝類Kのこすり落とし力は小さい。一方、支柱8をその先端方向(上記矢印a、b方向)と反対方向であって、引き上げ方向と反対方向へ回転させれば、船上への引き上げには強い力を要するが、これは逆方向であるから、貝類Kのこすり落とし力は大きい。したがって、船上の各人は、各人に好みの適した方向へ回転体10、20を回転させて貝類落とし作業を行えばよい。
【0024】
例えば、本実施の形態のように矢印a、b方向、すなわち支柱8を船上に引き上げる方向(順方向)へ回転させれば、作業をより軽作業で行うことができる。また図5において、作業者は手持ち部を支柱8を第2の回転体20を支点にして押し下げることにより(矢印A)、支柱8の先端部を上方へ押し上げて(矢印B)第1の回転体10の摺接部材13、14に強く押し付けるようにすれば、貝類Kをチェーン13、14により確実にこすり落とすことができる。因みに、強化プラスチック製の支柱の長さは、一般に10m程度、重さは10〜15kg程度であり、きわめて長尺で重いものである。
【0025】
なお本貝類落とし装置は船上で使用するものであるが、陸上で使用してもよいものである。この場合、洋上で貝類Kが付着した支柱8を船上に回収し、港等に帰船した後、陸上げして陸上の適所に設置した貝類落とし装置により貝類Kの落とし作業を船上での場合と同様に行う。但し、このようにすれば、こすり落とされて散乱した貝類の後処理が必要となる。
【産業上の利用可能性】
【0026】
請求項1、3記載の本発明によれば、支柱はその一方の面と他方の面をそれぞれ第1と第2の回転体の摺接部材に摺接し、その状態で両回転体は回転する。そこで作業者は支柱を押し引きしたり、支柱をその軸心を中心に若干回転させるなどして支柱の長手方向へ動かして両回転体の間を通過させれば、支柱の先端部に付着する貝類はまず前側の回転体の摺接部材により荒落としされ、続いて後側の回転体の摺接部材により仕上げ落としされる。この場合、望ましくは前側の摺接部材はチェーンのような擦過力の強い摺接部材とし、後側の摺接部材は円弧状鋼棒などの擦過力は小さいが支柱(一般にFRPのような合成樹脂製)の表面を傷つけにくい摺接部材にすれば、支柱表面に強く付着する貝類を支柱を傷めずにより確実に、またよりきれいにこすり落とすことができる。
【0027】
また請求項2、4記載の発明によれば、第1の回転体と第2の回転体は高低差があるので、両回転体の間に支柱を容易に差し込んで、支柱を作業しやすい姿勢にして貝類の落とし作業を行うことができる。また前側と後側の回転体の回転方向を切り替えることにより、より楽な軽作業で、より効果的な貝類落とし作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】海苔網の支柱の貝類落とし装置の斜視図
【図2】海苔網の支柱の貝類落とし装置の平面図
【図3】海苔網の支柱の貝類落とし装置の第2の回転体の正面図
【図4】貝類落とし作業中の船の平面図
【図5】船上の作業者が貝類落とし作業をしている様子を示す側面図
【符号の説明】
【0029】
1 貝類落とし装置
2 台部
3 第2の動力部
4、18 回転軸
6 船
8 支柱
10 第1の回転体
13、14 第1の摺接部材(チェーン)
17 第1の動力部
20 第2の回転体
23 第2の摺接部材(円弧状の鋼棒)
K 貝類

【特許請求の範囲】
【請求項1】
海中から引き上げられた海苔網の支柱の表面に付着する貝類をこすり落とす摺接部材を有する第1の回転体及び第2の回転体と、これらの回転体を回転軸を中心に回転させる動力部とを備え、
前記第1の回転体と前記第2の回転体を間隔をおいて前後に配設することにより、一方の回転体の摺接部材は支柱の一方の面側に摺接させて回転させるとともに、他方の回転体の摺接部材は支柱の他方の面側に摺接させて回転させるようにし、前側の回転体で貝類の荒落としをし、後側の回転体で仕上げ落としをするようにしたことを特徴とする海苔網の支柱の貝類落とし装置。
【請求項2】
前記第1の回転体と前記第2の回転体は高低差を付与して配設されており、かつ互いに独立した第1の動力部と第2の動力部により駆動されるものであり、これらの回転体の回転方向を切り替える手動の操作部を備えたことを特徴とする請求項1記載の海苔網の支柱の貝類落とし装置。
【請求項3】
海苔網の支柱の表面に付着する貝類をこすり落とす摺接部材を有する第1の回転体及び第2の回転体が間隔をおいて前後に配設されており、海中から船上へ引き上げられた支柱を前記2つの回転体の間に差し込み、動力部の駆動により一方の回転体の摺接部材は支柱の一方の面側に摺接させて回転させるとともに、他方の回転体の摺接部材は支柱の他方の面側に摺接させて回転させるようにし、この摺接・回転状態で支柱を船上へ引き上げることにより、前側の回転体で貝類の荒落としをし、後側の回転体で仕上げ落としをするようにしたことを特徴とする海苔網の支柱の貝類落とし方法。
【請求項4】
前記第1の回転体と前記第2の回転体は高低差を付与して配設されており、かつ互いに独立した第1の動力部と第2の動力部により駆動されるものであり、これらの回転体の回転方向を切り替える手動の操作部を備え、両回転体の回転方向を任意に切り替えて貝類のこすり落とし作業をするようにしたことを特徴とする請求項3記載の海苔網の支柱の貝類落とし方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−291131(P2009−291131A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−148190(P2008−148190)
【出願日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【出願人】(591244926)株式会社浜口商会 (1)
【Fターム(参考)】