説明

海苔網活性処理装置

【課題】海苔活性処理装置における綱類の通過をより簡単に行うことができるとともに、海苔網や海苔を洗浄して珪藻による汚染を防止し、海苔網や海苔に対して活性処理を施して、海苔の健康的な育成をはかることができ、コストも低廉である海苔網活性処理装置を提供すること。
【解決手段】海苔網上方押え部材Kは、船首部から後方に向けて搬送される海苔網Bおよび海苔網Bを支持する綱類を活性処理液槽Hとの間を通過させように活性処理液槽H内に独立的に設置されており、海苔網上方押え部材Kには、活性処理液槽H内の処理液を汲み上げて圧送するポンプ18と、海苔網上方押え部材Kによって押えられて活性処理液槽Hの前方ガイド面Hf上および後方ガイド面Hr上を近接して搬送される海苔網Bに対してポンプ18から圧送される処理液を噴射して海苔および海苔網Bの洗浄を施すノズル24a、25aとが設置されていることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、海苔養殖場において海面部分に展張されている海苔網やこれに繁殖している海苔を洗浄したり、これらの海苔網や海苔に対して効果的な海苔の活性処理を施す海苔網活性処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、海苔養殖は海苔網に浮子を取付けて海面に浮かすように展張して錨で止める浮き流し方式や海中に立設した支柱に海苔網を展張した支柱方式によって行なわれている。
【0003】
また、健康な海苔を育成し、収穫率を向上させるために海苔の刈取り後の海苔網に対して活性処理を施している。
【0004】
本出願人は、特許文献1に示すように、このような海苔養殖において、動力推進機構を有する船を海面部分に展張されている海苔網の下面をくぐるように進行させて、前記海苔網を船体の船首部から後部へ相対移動させながら海苔網に対して活性処理を施し、更に後部案内部材をもってこの活性処理に有効な時間だけ前記海苔網を浮上させた後に海面の前記展張位置へ導びいて再び展張させるようにするとともに、海苔網および海苔養殖施設を構成する綱類をスムースに通過させつつ前記綱類より上方位置に所望の部材を支持することができるとともに、構成が簡単であり、軽量で、コストも低廉な海苔養殖施設を構成する綱類通過装置を提案し、また、前記海苔養殖施設を構成する綱類通過装置を利用して海苔網浸漬体を処理液槽に対して常に所定位置関係に保持し、海苔網および前記綱類をスムーズに通過させることができ、海苔網を確実に処理液槽中の処理液中に浸漬通過させることができ、適正な処理を施すことのできる海苔網処理装置を提案し、また前記海苔養殖施設を構成する綱類通過装置を利用して活性処理や海苔の刈取りを施すことのできる海苔作業船を提案している。
【0005】
また、海苔網に対する種付けは、30枚程度の多数の海苔網を重ねた状態で海中に展張して海苔の胞子を付着させて行い、その後の育苗は、種付けした海苔網を5枚程度に重ねた状態で海中に展張して行うようにしている。ところが、この種付けや育苗や本張りの際に、海中に展張されている海苔網に珪藻類が付着して海苔網が汚れてしまい、海苔の成長が阻害されたり、病気に罹りやすくなり、育苗効率が低下するという不都合があった。
【0006】
【特許文献1】特許第3193655号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
海苔網を船上に配置された活性処理液槽中の活性処理液内に浸漬させて活性処理を施すためには、特許文献1に示すように、海苔網を上から押さえ込んで活性処理液内に浸漬させる必要があり、装置の一層の簡略化が望まれていた。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、海苔活性処理装置における綱類の通過をより簡単に行うことができるとともに、海苔網や海苔を洗浄して珪藻による汚染を防止し、海苔網や海苔に対して活性処理を施して、海苔の健康的な育成をはかることができ、コストも低廉である海苔網活性処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達成するため本発明の海苔網活性処理装置は、海苔養殖施設をもって海面に展張されている海苔網に対して活性処理を施す海苔網活性処理装置であって、船上に配置された活性処理液槽と、船上に持ち上げられて船首側から後方に向けて搬送される前記海苔網を上から押えて前記活性処理液槽内の活性処理液中に浸漬させる海苔網上方押え部材とを有し、当該海苔網上方押え部材は、前記船首部から後方に向けて搬送される前記海苔網および海苔網を支持する綱類を前記活性処理液槽との間を通過させように前記活性処理液槽内に独立的に設置されており、前記海苔網上方押え部材には、前記活性処理液槽内の処理液を汲み上げて圧送するポンプと、前記海苔網上方押え部材によって押えられて前記活性処理液槽の前方ガイド面上および後方ガイド面上を近接して搬送される海苔網に対して前記ポンプから圧送される前記処理液を噴射して海苔および海苔網の洗浄を施すノズルとが設置されていることを特徴とする。
【0010】
このように形成したので、活性処理液槽内に独立的に設置された海苔網上方押え部材によって船首部から後方に向けて搬送される海苔網および海苔網を支持する綱類を前記活性処理液槽との間を通過させながら上から押えて前記活性処理液槽内の活性処理液中に浸漬させることができ、ポンプによって活性処理液槽内の処理液を汲み上げてノズルから前記活性処理液槽の前方ガイド面上および後方ガイド面上を近接して搬送される海苔網に対して噴射させて、海苔網を前記前方ガイド面上および後方ガイド面上において振動させながら洗浄させることができる。これにより、海苔活性処理装置における綱類の通過をより簡単に行うことができるとともに、海苔網や海苔を洗浄して珪藻による汚染を防止し、海苔網や海苔に対して活性処理を施して、海苔の健康的な育成をはかることができ、コストも低廉とすることができる。
【発明の効果】
【0011】
以上説明したように本発明の海苔網活性処理装置は構成され作用するものであるから、海苔活性処理装置における綱類の通過をより簡単に行うことができるとともに、海苔網や海苔を洗浄して珪藻による汚染を防止し、海苔網や海苔に対して活性処理を施して、海苔の健康的な育成をはかることができ、コストも低廉である海苔網活性処理装置を提供することを目的とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図1から図5について説明する。
【0013】
図1は本発明の海苔網活性処理装置を搭載した海苔作業船を示している。
【0014】
図1に示すように、海苔作業船Aによる海苔の刈取りや海苔網Bに対する活性処理は次のようにして行なわれる。
【0015】
すなわち、スクリューD等の自走機構を備えた海苔作業船Aを船尾に配置されている操舵室Cにおいて操船しながら、海苔作業船Aの前方の水面中に張出すように設けられている前部案内部材Eによって海面に展張されている海苔網Bを掬い上げるようにして海苔作業船Aを海苔網Bの下に潜るようにして進行させて行き、海苔の刈り取りと活性処理を施す場合には、甲板の前方部分に配設されている刈取り機Fにより海苔網Bから海苔を刈取り、続いて刈取り機Fの後方に配置されている海苔網活性処理装置Gの活性処理液槽H内の処理液中に海苔網Bを浸漬通過させることにより所定の活性処理を施し、船Aの後方に伸縮自在にして張出された後部案内部材Iにより海苔網Bを活性処理後所定時間空中に保持して処理液を海苔網Bに十分に浸透させてから、再び海苔網Bを水面に展張させるようにしている。活性処理を施す処理液としては、公知の成分を備えた処理液を用いるとよい。
【0016】
図2から図5は海苔網活性処理装置Gの1実施形態を示している。
【0017】
本実施形態における海苔網活性処理装置Gは、海苔作業船A上に設置されるとともに処理液が入れられる活性処理液槽Hと、この活性処理液槽H内に装着されており船上に持ち上げられて船首側から後方に向けて搬送される海苔網Bを上から押えて活性処理液槽H内の活性処理液中に浸漬させる海苔網上方押え部材Kとによって形成されている。
【0018】
活性処理液槽Hは、図2から図5に示すように、海苔網上方押え部材Kの大部分が納められる矩形箱状の中央部Hcと、船上に持ち上げられて船首側から後方に向けて搬送される海苔網Bを前記中央部Hc内に次第に浸漬するように案内する傾斜面からなる前方ガイド面Hfと、前記中央部Hc内を搬送されている海苔網Bを次第に外部に導くように案内する傾斜面からなる後方ガイド面Hrとをもって形成されている。前方ガイド面Hfは船Aの船尾側に向けて下降するように傾斜しており、後方ガイド面Hrは船Aの船尾側に向けて上昇するように傾斜している。
【0019】
海苔網上方押え部材Kは、図2から図5に示すように、船首部から後方に向けて搬送される海苔網Aおよび海苔網Aを支持する吊り綱Ba等の綱類全部を活性処理液槽Hとの間を通過させように活性処理液槽H内に独立的に設置されており、自重によって海苔網A等を押えるとともに海苔網A等の張力によって活性処理液槽H外に排出されないように調整されている。
【0020】
更に説明すると、海苔網上方押え部材Kは、主として金属製パイプを溶接して枠組み形成されているガイド部11と、このガイド部11の基底部11aの上に固着されている直方体状の自重調整用の浮力体12とを有しており、活性処理液槽Hの処理液内に下方の一部を浸漬されて浮力を受けた状態における総重量を調整している。ガイド部11は、船Aの前後方向に配列される4本の縦方向部材13を互いに平行となるように複数の横方向部材14によって連結して形成されており、基底部11a部分は水平に配置され、その基底部11aより前方部分は活性処理液槽Hの前方ガイド面Hfにほぼ平行に傾斜する前方ガイド部11bとされている。この前方ガイド部11bは船首部から後方に向けて搬送される海苔網Aおよび海苔網Aを支持する吊り綱Ba等の綱類全部を下面側を通して活性処理液槽Hの中央部Hc内に次第に浸漬するように案内する。各縦方向部材13の後端部の立上げ部分13aと前方ガイド部11bを形成する傾斜部との間には、補強用の第1上方縦部材15がそれぞれ掛け渡されている。更に、中央部の2本の各縦方向部材13の後端部の立上げ部分13aと前方ガイド部11bを形成する傾斜部との間には、補強用の第1上方縦方向部材15の上方に第2上方縦方向部材16がそれぞれ掛け渡されている。左右2本の第2上方縦方向部材16の間には取付板17が掛け渡されており、その取付板17の上に活性処理液槽H内の処理液を汲み上げて圧送するポンプ18が装着されている。ガイド部11の2本の左右外側の縦方向部材13の先端部分には、略コ字形の幅方向規制部材19がそれぞれ固着されいる。各幅方向規制部材19の外側端部間の寸法は、活性処理液槽Hの左右内側面より若干内側に位置する大きさに形成されており、海苔網上方押え部材Kの前側中心位置を活性処理液槽Hの中心位置に保持するものである。更に、外側の2本の縦方向部材13の後端部の立上げ部分13aと幅方向規制部材19の前方外側端部との間には、補強用の第3上方縦部材20がそれぞれ掛け渡されている。ガイド部11の後端部には、後方ガイド部21が延出形成されている。この後方ガイド部21は、外側の2本の縦方向部材13の後端部の立上げ部分13aから後方に突設された略U字形の2つの縦方向部材22とこれらの後方端部を連結する横方向部材23とによって形成されている。2つの縦方向部材22の後方端部の幅方向の寸法は各幅方向規制部材19の外側端部間の寸法と同じに形成されており、海苔網上方押え部材Kの後側中心位置を活性処理液槽Hの中心位置に保持するようにされている。ガイド部11の前方ガイド部および後方ガイド部21の活性処理液槽Hの前方ガイド面Hfおよび後方ガイド面Hrと対面する位置にはそれぞれ前方ノズルヘッダ24および後方ノズルヘッダ25が幅方向に掛け渡されており、ポンプ18の前方出水口および後方出水口(ともに図示せず)と前方パイプ26および後方パイプ27によって連結されている。このポンプ18は、汲上げパイプ28によって活性処理液槽H内の処理液を汲み上げ、前方パイプ26および後方パイプ27を通して前方ノズルヘッダ24および後方ノズルヘッダ25に処理液を圧送する。その後、前方ノズルヘッダ24および後方ノズルヘッダ25の各ノズル24a、25aから、処理液が海苔網上方押え部材Kによって押えられて前方ガイド面Hf上および後方ガイド面Hr上を搬送される海苔網Bに対して噴射されて、海苔および海苔網Bの洗浄が施されることとなる。
【0021】
本実施形態においては、図3から図5に示すように、海苔作業船A上に掬い上げた吊り綱Baを下から支えて後方へ案内する左右1対の断面円形のほぼ水平な案内部材(下方部材)29、29の間に活性処理液槽Hを設置している。
【0022】
次に、前述した構成からなる本実施形態の作用を説明する。
【0023】
先ず、海苔養殖施設において、海苔作業船Aが海苔網Bの下に潜って行くと、海苔網Bが船上に掬い揚げられ、次第に船Aの後方に移動する。この際、海苔網Bの吊り綱Baは案内部材29上を後方に移動する。必要に応じて刈取り機Fによって海苔網Bからよりが刈取られる。その後、海苔網Bを含む海苔養殖施設は、海苔網活性処理装置Gの部分に達すると、海苔網上部押え部材Kのガイド部11に案内されて後方に進む。最初は、前方ガイド部11bに案内されてその下面側に潜って行き、その後前方ガイド部11bと活性処理液槽Hの前方ガイド面Hfとの間を後方に進み、その後、活性処理液槽Hの中央部Hcに入り、ガイド部11の基底部11aの下面によって案内されて中央部Hc内を後方に進み、その後、後方ガイド21によって案内されて活性処理液槽Hの後方ガイド面Hrに進み後方ガイド部21と活性処理液槽Hの後方ガイド面Hrとの間を後方に進み、最終的に活性処理液槽Hを出て船Aの後部に進み、海面に再び展張される。
【0024】
更に説明すると、本実施形態においては、海苔網Bが前方ガイド部11bと活性処理液槽Hの前方ガイド面Hfとの間を後方に進む際に、前方ノズルヘッダ24の複数のノズル24aから処理液Wの噴射を受け、当該処理液Wが海苔網Bを越えて前方ガイド面Hfに衝突して跳ね返るので、この水流を受ける海苔網Bは前方ガイド面Hfと前方ガイド部11bとの間でばたばたと激しく振動する。この海苔網Bの振動と処理液Wの噴射とを受けることにより海苔網Bおよび海苔は、付着している珪藻等のゴミを確実に除去されて極めて良好に洗浄される。
【0025】
このようにして前方ガイド面Hfと前方ガイド部11bとの間で極めて良好に洗浄された状態で活性処理液槽Hの中央部Hcに入った海苔網bおよび海苔は、中央部Hc内の処理液Wによって極めて効率よく活性処理される。
【0026】
その後、海苔網Bが後方ガイド部21と活性処理液槽Hの後方ガイド面Hrとの間を後方に進む際に、後方ノズルヘッダ25の複数のノズル25aから処理液Wの噴射を受け、当該処理液Wが海苔網Bを越えて後方ガイド面Hrに衝突して跳ね返るので、この水流を受ける海苔網Bは後方ガイド面Hrと後方ガイド部21との間でばたばたと激しく振動する。この海苔網Bの振動と処理液Wの噴射とを受けることにより海苔網Bおよび海苔は、再度洗浄されて後方に搬出される。
【0027】
これにより海苔および海苔網Bはより確実にゴミ等を除去されて海面に戻されることとなり、海苔の健全な育生が実現される。
【0028】
更に、本実施形態においては、海苔網上部押え部材Kは活性処理液槽H内に独立的に設置されているとともに十分な自重を備えているので、海苔網B等の張力を受けても船外に飛ばされること無くしかも海苔網B等の下方領域の通過を許容する。これにより、海苔活性処理装置における綱類の通過をより簡単に行うことができるとともに、構成も簡単となる。
【0029】
また、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0030】
例えば、活性処理液槽Hの各ガイド面Hf、Hrをパンチングメタル等の穴あき状に形成して、各ノズル24a、25aによる洗浄の際に海苔から除去された珪藻等を前記穴から外部に排出させて、珪藻等が活性処理液槽H内に持ち込まれないようにするとよい。また、海苔網Bに対する各ノズル24a、25aからの処理液液の散布強さは、洗浄対象が海苔の葉体が短い育成初期の場合には散布強さを強くし、海苔の葉体が長く十分に育成している場合には、散布強さを弱くするとよい。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明に係る海苔網活性処理装置を搭載した海苔作業船の構成を示す側面図
【図2】本発明に係る海苔網活性処理装置の実施の形態の1例をスケルトン的に示す斜視図
【図3】本発明に係る海苔網活性処理装置の実施の形態の1例をスケルトン的に示す平面図
【図4】図3の4−4線に沿った断面図
【図5】図3の5−5線に沿った断面図
【符号の説明】
【0032】
G 海苔網活性処理装置
H 活性処理液槽
Hf 前方ガイド面
Hr 後方ガイド面
K 海苔網上方押え部材
18 ポンプ
24a、25a ノズル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
海苔養殖施設をもって海面に展張されている海苔網に対して活性処理を施す海苔網活性処理装置であって、
船上に配置された活性処理液槽と、
船上に持ち上げられて船首側から後方に向けて搬送される前記海苔網を上から押えて前記活性処理液槽内の活性処理液中に浸漬させる海苔網上方押え部材とを有し、
当該海苔網上方押え部材は、前記船首部から後方に向けて搬送される前記海苔網および海苔網を支持する綱類を前記活性処理液槽との間を通過させように前記活性処理液槽内に独立的に設置されており、
前記海苔網上方押え部材には、前記活性処理液槽内の処理液を汲み上げて圧送するポンプと、前記海苔網上方押え部材によって押えられて前記活性処理液槽の前方ガイド面上および後方ガイド面上を近接して搬送される海苔網に対して前記ポンプから圧送される前記処理液を噴射して海苔および海苔網の洗浄を施すノズルとが設置されている
ことを特徴とする海苔網活性処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−112257(P2009−112257A)
【公開日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−289461(P2007−289461)
【出願日】平成19年11月7日(2007.11.7)
【出願人】(000110882)ニチモウ株式会社 (52)
【Fターム(参考)】