説明

消火活動記録システム

【課題】 消防自動車が火災現場に出動した際の消火活動を報告書として自動的に作成する消火活動記録システムを得る。
【解決手段】 消防自動車1に、該消防自動車1に搭載された各種の機器の運転状況を検出する各検出手段13〜22と、各検出手段13〜22が検出した各種の機器の運転状況のデータを管理処点25に通信回線を介して送信する送信手段24を備える。管理処点25には、送信手段24から送信されてきた各種の機器の運転状況のデータを基に、消火活動を所定の報告書28にまとめる報告書作成プログラムを有するコンピュータ27を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、消防自動車が火災現場に出動した際の消火活動を記録する消火活動記録システムに関する。
【背景技術】
【0002】
消防署においては、消防自動車が火災現場に出動した際には、その出動した消防自動車に搭載された各種の機器の運転状況、例えば、出動時刻、吸水ポンプ回転数、吸水圧力、放水(吐出)圧力、流量、使用揚水口、揚水回数、使用放水口、水タンクの残量、鎮火時刻等のデータを基に、消火活動を報告書として作成している。消火活動の報告書の作成にあっては、通常、火災現場に出動した消防隊員が消防無線を利用して火災現場で、消防自動車に搭載された各種の機器に備えられている運転状況検出手段(例えば、特許文献1参照)で検出されるデータを読み取り、該データを管理処点(所轄消防署)へ逐一報告することにより記録し、そして、消火作業の終了後、報告した記録を基に所定の様式で報告書を作成していた。
【特許文献1】特開平8−47548号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のように、従来の消火活動の報告書の作成にあっては、火災現場に出動した消防隊員が消防無線を利用して管理処点(所轄消防署)へ報告するため、火災現場では、無線報告のための専用の消防隊員を確保しなければならない。この結果、消防自動車は乗員人数が限られているため、無線報告のための専用の人員を割かれると消火作業できる人数が減ることになり、消火作業がその分手薄になるといった問題がある。さらに、火災現場での報告は、限られた内容を正確に効率よく報告する必要があるが、極めて緊張の状態にある火災現場での報告は、手際よく行うことが難しく、報告漏れや報告ミスも予想される。
【0004】
また、消火活動の報告書の作成にあっては、消火作業の終了後、戻ってから報告した記録を基に作成するが、消火作業に携わった消防隊員が作成するので、疲労等による作成ミスも予想される。また報告書は、文章による記載であるため、消火活動が視覚的に分かり難いといった問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、消防自動車が火災現場に出動した際の消火活動を報告書として自動的に作成する消火活動記録システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の各種目的を達成する手段を説明すると、次のとおりである。
請求項1に記載の消火活動記録システムは、消防自動車に、該消防自動車に搭載された各種の機器の運転状況を検出する各検出手段と、前記各検出手段が検出した前記各種の機器の運転状況のデータを管理処点に通信回線を介して送信する送信手段が備えられ、前記管理処点に、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを基に、消火活動を所定の報告書にまとめる報告書作成プログラムを有するコンピュータが備えられていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の消火活動記録システムは、請求項1に記載の、前記消防自動車に、前記各検出手段が検出した前記各種の機器の運転状況のデータを記録する記録手段が備えられていることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の消火活動記録システムは、請求項1又は2に記載の、前記管理処点に設けられたコンピュータは、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを、データベース化するデータベース化プログラムを有することを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の消火活動記録システムは、請求項1,2又は3に記載の、前記管理処点に設けられたコンピュータは、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを基に消火活動をモニタ画面上で再現できる画像作成プログラムを有することを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の消火活動記録システムは、請求項3に記載の、前記管理処点に、前記データベース化プログラムで形成されたデータベースを消防本部に送信する送信手段が備えられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、下記のような効果を得ることができる。
請求項1に記載の消火活動記録システムによれば、消防自動車に、該消防自動車に搭載された各種の機器の運転状況を検出する各検出手段と、前記各検出手段が検出した前記各種の機器の運転状況のデータを管理処点に通信回線を介して送信する送信手段とを備えているので、消防自動車が火災現場に出動し、消火活動が終了するまでにおける消防自動車の各種の機器の運転状況のデータが各種検出手段で検出され、前記各検出手段が検出した前記各種の機器の運転状況のデータが前記送信手段で管理処点へ送信されることになる。このように、消火活動の報告書作成に必要なデータが前記送信手段で管理処点へ自動的に送信されるので、管理処点へ報告するための人員が不要になり、その分消火作業に従事できる人数を増やすことができ、また、報告漏れや報告ミスのおそれも無くなる。また、多くの機器の運転状況のデータを容易に検出でき、管理処点へ送信することができる。
【0012】
また、前記管理処点には、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを、所定の報告書にまとめる報告書作成プログラムを有するコンピュータが設けられているので、送信されてきた各種の機器の運転状況のデータを基にコンピュータで報告書を自動的に且つ正確に作成することができる。
【0013】
請求項2に記載の消火活動記録システムによれば、請求項1に記載の、前記消防自動車に、前記各検出手段が検出した前記各種の機器の運転状況のデータを記録する記録手段が備えられているので、送信手段で管理処点へ送信された各種の機器の運転状況のデータをバックアップすることができる。
【0014】
請求項3に記載の消火活動記録システムによれば、請求項1又は2に記載の、前記管理処点に設けられたコンピュータは、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを、データベース化するデータベース化プログラムを有するので、送信手段で管理処点へ送信された各種の機器の運転状況のデータを基にデータベース化することができる。
【0015】
請求項4に記載の消火活動記録システムによれば、請求項1,2又は3に記載の、前記管理処点に設けられたコンピュータは、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況の前記データを基に消火活動をモニタ画面上で再現できる画像作成プログラムを有するので、送信手段で管理処点へ送信された各種の機器の運転状況のデータを基に消火活動をモニタ画面上で再現できる画像を作成することができ、消火活動を視覚的に見ることができる。
【0016】
請求項5に記載の消火活動記録システムによれば、請求項3に記載の、前記管理処点に、前記データベース化プログラムで形成されたデータベースを消防本部に送信する送信手段が備えられているので、データベース化プログラムで形成されたデータベースを消防本部に送信する送信手段を備えているので、消防本部でもこのデータベースを管理し利用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明に係る消火活動記録システムを実施するための最良の形態を、図面に示す実施例にて詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明に係る消火活動記録システムの一実施例を示したものである。この消火活動記録システムにあって、消防自動車1は、消火用の水を収容する水タンク2と、吸水ポンプ3と、吸水ポンプ3の駆動源となる真空ポンプ4と、外部の貯水槽や河川等の水源から揚水する揚水ホースの接続口となるコック(図示せず)を備えた複数の揚水口5と、コック(図示せず)を備えた複数の中継口6と、コック(図示せず)を備えた複数の放水口7等の機器が搭載されている。
【0019】
水タンク2はコック(図示せず)を備えたタンク吸水口8が接続しており、このタンク吸水口8は吸引配管9を介して吸水ポンプ3の吸引側と接続している。揚水口5は吸引配管9から分岐する吸引分岐配管10と接続している。中継口6は吸引分岐配管10から分岐する分岐配管11と接続している。放水口7は吐出配管12を介して吸水ポンプ3の吐出側と接続している。
【0020】
前記水タンク2には、水タンク2内の残量を検出する水位センサーからなる残量検出手段13が設けられ、吸水ポンプ3には、吸水ポンプ回転数を検出する吸水ポンプ回転数検出手段14が設けられ、真空ポンプ4には、真空ポンプ4の駆動回数を検出する真空ポンプ駆動回数検出手段15が設けられ、揚水口5には、揚水口5を開閉するコックの操作を検出する揚水口コック操作検出手段16が設けられ、中継口6には、中継口6を開閉するコックの操作を検出する中継口コック操作検出手段17が設けられ、放水口7には、放水口7を開閉するコックの操作を検出する放水口コック操作検出手段18が設けられ、タンク吸水口8には、タンク吸水口8を開閉するコックの操作を検出するタンク吸水口コック操作検出手段19が設けられている。
【0021】
また、前記吸引配管9には、吸引側の真空度を検出する吸引側真空度検出手段20が設けられ、吐出配管12には、吐出側の圧力を検出する吐出側圧力検出手段21と吐出される水の流量を検出する流量検出手段22が設けられている。
【0022】
前記残量検出手段13、吸水ポンプ回転数検出手段14、真空ポンプ駆動回数検出手段15、揚水口コック操作検出手段16、中継口コック操作検出手段17、放水口コック操作検出手段18、タンク吸水口コック操作検出手段19、吸引側真空度検出手段20、吐出側圧力検出手段21、流量検出手段22で検出されたデータは、電気回線を介して消防自動車1に備えた記録部からなる記録手段23に記録されるとともに、通信回線を介して消防自動車1上の無線機や携帯電話からなる送信手段24により所轄消防署である管理処点25へ送信されるようになっている。
【0023】
さらに、図示しないが、消防自動車1には、出動時刻、火災現場到着時刻、鎮火時刻等を検出する検出手段が備えられており、この検出手段で検出された時刻のデータも、消防自動車1に搭載された機器の運転状況のデータとして記録手段23に記録されるとともに、送信手段24により所轄消防署である管理処点25へ送信されるようになっている。
【0024】
管理処点25は、前記送信手段24により送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを受信する無線機や携帯電話からなる受信手段26が備えられており、この受信手段26にコンピュータ27が接続されている。
【0025】
コンピュータ27は、前記送信手段24により送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを基に消火活動を所定の報告書28にまとめる報告書作成プログラムと、前記データをデータベース29化するデータベース化プログラムと、前記データを基に消火活動をモニタ画面30上で再現できる画像作成プログラムとを有している。
【0026】
さらに管理処点25は、データベース化プログラムで形成されたデータベース29を消防本部31のコンピュータ32に送信するインターネットからなる送信手段33を備えている。
【0027】
次に、上記のように構成された消火活動記録システムの動作手順を、図2、図3に示すフローチャートを用いて説明する。図2は、本例の消火活動記録システムの動作の前半を示すフローチャート、図3は図2のAから続く本例の消火活動記録システムの動作の後半を示すフローチャートである。
【0028】
火災が発生すると(ステップST1)、消防自動車1が火災現場に向けて出動し(ステップST2)、消防自動車1の出動時刻が検出手段によって検出され(ステップST3)、検出された出動時刻のデータが記録手段23に記録される(ステップST4)とともに、送信手段24で所轄消防署である管理処点25に送信される(ステップST5)。管理処点25では、受信手段26で受信した前記出動時刻のデータがコンピュータ27に記録される(ステップST6)。
【0029】
消防自動車1が火災現場に到着すると(ステップST7)、消防自動車1の到着時刻が検出手段によって検出され(ステップST8)、検出された到着時刻のデータが記録手段23に記録される(ステップST9)とともに、送信手段24で所轄消防署である管理処点25に送信される(ステップST10)。管理処点25では、受信手段26で受信した前記火災現場到着時刻のデータがコンピュータ27に記録される(ステップST11)。
【0030】
消防自動車1が火災現場に到着すると、消火のための活動が開始し(ステップST12)、消防自動車1に搭載された吸水ポンプ3の運転や水タンク2に備えたタンク吸水口8、揚水口5、中継口6及び放水口7のコック操作等、消防自動車1に搭載された各種の機器の運転が開始され、各種の機器の運転状況が各検出手段により検出される(ステップST13)。
【0031】
本例では、水タンク2内の残量が残量検出手段13で検出され、吸水ポンプ3の回転数が吸水ポンプ回転数検出手段14で検出され、真空ポンプ4の駆動回数が真空ポンプ駆動回数検出手段15で検出され、使用した揚水口5及びこの揚水口5の揚水回数とコック使用時間が揚水口コック操作検出手段16で検出され、使用した中継口6及びこの中継口6のコック使用時間が中継口コック操作検出手段17で検出され、使用した放水口7及びこの放水口7の使用回数とコック使用時間が放水口コック操作検出手段18で検出され、水タンク2内の水のコック使用時間がタンク吸水口コック操作検出手段19で検出され、また、吸引側の真空度が吸引側真空度検出手段20により検出され、吐出側の圧力が吐出側圧力検出手段21検出され、吐出される水の流量が流量検出手段22で検出される。
【0032】
前記各検出手段で検出された前記各種の機器の運転状況のデータは、記録手段23に記録される(ステップST14)とともに、送信手段24で所轄消防署である管理処点25に送信される(ステップST15)。管理処点25では、受信手段26で受信した前記各種の機器の運転状況のデータがコンピュータ27に記録される(ステップST16)。
【0033】
火災が鎮火すると(ステップST17)、吸水ポンプ3の運転を停止し、そして水タンク2に備えたタンク吸水口8、揚水口5、中継口6及び放水口7のコック操作等、消防自動車1に搭載された各種の機器の運転を停止し、これらの機器の運転停止状況が各検出手段により検出される(ステップST18)。
【0034】
前記各検出手段で検出された前記各種の機器の運転停止状況のデータは、記録手段23に記録される(ステップST19)とともに、送信手段24で所轄消防署である管理処点25に送信される(ステップST20)。管理処点25では、受信手段26で受信した前記各種の機器の運転停止状況のデータがコンピュータ27に記録される(ステップST21)。
【0035】
そして、前記各種の機器の運転停止すると、鎮火したとして鎮火時刻が検出手段によって検出され(ステップST22)、検出された鎮火時刻のデータが記録手段23に記録される(ステップST23)とともに、送信手段24で所轄消防署である管理処点25に送信される(ステップST24)。管理処点25では、受信手段26で受信した前記鎮火時刻のデータがコンピュータ27に記録される(ステップST25)。
【0036】
鎮火により、消防自動車1が火災現場から管理処点25に帰署すると(ステップST26)、消防自動車1の帰署時刻が検出手段によって検出され(ステップST27)、検出された出動時刻のデータが記録手段23に記録される(ステップST28)とともに、送信手段24で所轄消防署である管理処点25に送信される(ステップST29)。管理処点25では、受信手段26で受信した前記出動時刻のデータがコンピュータ27に記録される(ステップST30)。
【0037】
管理処点25では、前記帰署時刻のデータを受信すると、コンピュータ27は、前記送信手段24により送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータの記録を基に、報告書作成プログラムで消火活動の報告書28を作成し(ステップST31)、画像作成プログラムで消火活動をモニタ画面30上で再現できる画像を作成する(ステップST32)とともに、データベース化プログラムで前記データをデータベース29化し(ステップST33)、このデータベース29を消防本部31のコンピュータ32に送信し(ステップST34)、これにより消火活動記録システムの動作が終了する。
【0038】
このように、本発明に係る消火活動記録システムによれば、消火活動の報告書28の作成に必要なデータが送信手段24で管理処点25へ自動的に送信されるので、管理処点25へデータを報告するための人員が不要になり、その分消火作業に従事できる人数を増やすことができ、また、報告漏れや報告ミスのおそれも無くなる。また、各種の機器の運転状況のデータを容易に検出でき、管理処点25へ送信することができる。そして、管理処点25では、送信されてきた各種の機器の運転状況のデータを基にコンピュータ27で報告書28を自動的に且つ正確に作成することができる。
【0039】
また、消防自動車1に備えた記録手段23が各種の機器の運転状況のデータを記録するので、管理処点25へ送信された各種の機器の運転状況のデータをバックアップすることができる。
【0040】
また、管理処点25に設けられたコンピュータ27は、管理処点25へ送信された各種の機器の運転状況のデータを基にデータベース化することができ、このデータベースは消防本部31に送信されるので、消防本部31でもこのデータベースを管理し利用することができる。
【0041】
また、管理処点25に設けられたコンピュータ27は、管理処点25へ送信された各種の機器の運転状況のデータを基に消火活動をモニタ画面上で再現できる画像を作成することができ、消火活動を視覚的に見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明に係る消火活動記録システムの一実施例を示したブロック図である。
【図2】本例の消火活動記録システムの動作の前半を示すフローチャートである。
【図3】本例の消火活動記録システムの動作の後半を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0043】
1 消防自動車
2 水タンク
3 吸水ポンプ
4 真空ポンプ
5 揚水口
6 中継口
7 放水口
8 タンク吸水口
9 吸引配管
10 吸水分岐配管
11 分岐配管
12 吐出配管
13 残量検出手段
14 吸水ポンプ回転数検出手段
15 真空ポンプ駆動回数検出手段
16 揚水口コック操作検出手段
17 中継口コック操作検出手段
18 放水口コック操作検出手段
19 タンク吸水口コック操作検出手段
20 吸引側真空度検出手段
21 吐出側圧力検出手段
22 流量検出手段
23 記録手段
24 送信手段
25 管理拠点
26 受信手段
27 コンピュータ
28 報告書
29 データベース
30 モニタ画面
31 消防本部
32 コンピュータ
33 送信手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
消防自動車に、該消防自動車に搭載された各種の機器の運転状況を検出する各検出手段と、前記各検出手段が検出した前記各種の機器の運転状況のデータを管理処点に通信回線を介して送信する送信手段が備えられ、
前記管理処点に、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを基に、消火活動を所定の報告書にまとめる報告書作成プログラムを有するコンピュータが備えられていることを特徴とする消火活動記録システム。
【請求項2】
前記消防自動車に、前記各検出手段が検出した前記各種の機器の運転状況のデータを記録する記録手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の消火活動記録システム。
【請求項3】
前記管理処点に設けられたコンピュータは、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを、データベース化するデータベース化プログラムを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の消火活動記録システム。
【請求項4】
前記管理処点に設けられたコンピュータは、前記送信手段から送信されてきた前記各種の機器の運転状況のデータを基に消火活動をモニタ画面上で再現できる画像作成プログラムを有することを特徴とする請求項1,2又は3に記載の消火活動記録システム。
【請求項5】
前記管理処点に、前記データベース化プログラムで形成されたデータベースを消防本部に送信する送信手段が備えられていることを特徴とする請求項3に記載の消火活動記録システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−154836(P2008−154836A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−347735(P2006−347735)
【出願日】平成18年12月25日(2006.12.25)
【出願人】(000229405)日本ドライケミカル株式会社 (7)
【Fターム(参考)】