説明

液位検出装置

【課題】弾性表面波素子を用いて液体の量を液位として検出することができる液位検出装置を提供する。
【解決手段】液位検出装置1は、液体中に配設され主面に励振電極30と反射器35とが弾性表面波の伝播方向に直列に形成される弾性表面波素子20と、液体外部に配設され弾性表面波素子20を励振する励振回路部と応答性を検出する検出回路部とを有する制御部80とを備えている。反射器35は梯子状電極35a〜35eを有し、液体が梯子状電極35a〜35eのいずれかに接触する位置によって生じる遅延時間の変化を検出し、この遅延時間の変化から液体の液位を検出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液位検出装置に関し、詳しくは、弾性表面波素子を液位検出センサとして備える液位検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、弾性表面波の伝播面上のずり変位の垂直方向に凹凸のあるすべり弾性表面波センサと、凹凸のない平坦なすべり弾性表面波センサとを、同一の弾性表面波素子に設置し、両センサにより液体の密度と粘度を分離測定する液体の密度と粘度の分離測定方法というものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平11−211705号公報(第4頁、図2,3)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような特許文献1では、凹凸がある弾性表面波センサと凹凸のない弾性表面波センサにて、標準液体と被測定液体とを負荷し、弾性表面波センサの質量負荷による弾性表面波の速度変化により液体の密度と粘度の分離測定を行っている。
【0005】
しかしながら、このような方法では、微量な液体を被検出液体として用いており、容器等に収容された液体の量を測定することができない。
【0006】
本発明の目的は、前述した課題を解決することを要旨とし、弾性表面波素子を用いて液体の量を液位として検出することができる液位検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の液位検出装置は、液体中に配設され主面に励振電極と反射器とが弾性表面波の伝播方向に直列に形成される弾性表面波素子と、液体外部に配設され前記弾性表面波素子を励振する励振回路部と応答性を検出する検出回路部とを有する制御部と、を備え、液体が前記反射器に接触する位置によって生じる反射波の応答性の変化を検出し、この応答性の変化から液体の液位を検出することを特徴とする。
ここで、応答性としては、例えば、反射波の位相、振幅、遅延時間を含む。また、液位とは、液面位置(液面の高さ位置)を意味する。
【0008】
この発明の弾性表面波素子は、反射器の表面に液体が接触する位置の差により、弾性表面波素子の応答性が変化することを検出する。この発明によれば、液体中に反射器が全て浸漬している状態、一部が浸漬している状態、または浸漬していない状態を反射波の遅延時間等の差によって検出することができる。従って、弾性表面波素子を適切な高さ位置に配設することにより、液体の液位を検出することができる。
【0009】
また、液体が容器等に収容されてる場合、容器の底面積と液位の積から液体の収容容積、収容容積と液体の密度の積から液体の重量等の液量を測定することが可能となる。
【0010】
また、前記反射器が弾性表面波の伝播方向に対して垂直に形成される複数の梯子状電極を有しており、前記梯子状電極が液面に対して略水平となるように前記弾性表面波素子を配設し、液体が前記梯子状電極に接触する位置によって生じる応答性の変化を検出し、応答性の変化から液体の液位を検出することが好ましい。
【0011】
詳しくは、後述する実施の形態で説明するが、励振電極から出力する弾性表面波は反射器にて反射され励振電極に入力される。この間の時間を応答時間とすると、反射器の梯子状電極の液体に接触する位置(梯子状電極の数)によって励振電極と反射器との弾性表面波の伝播距離が変化するため応答時間が変化する。この応答時間の差を遅延時間として検出し、この遅延時間と液位との相関を予め判定テーブルとして用意しておくことにより、段階的な液位の検出を正確に検出することができる。
【0012】
また、前記弾性表面波素子が複数備えられ、複数備えられた前記弾性表面波素子それぞれが、液面に対して高さ位置が異なるよう配設されていることが好ましい。
【0013】
このようにすれば、1個の弾性表面波素子では検出できない幅広い範囲の液位を検出することができる。
【0014】
さらに、前記励振電極が一方向性電極によって形成されていることが望ましい。
励振電極を一方向性電極によって形成することから、励振された弾性表面波の伝播方向が一方向となり、液体に浸漬される反射器からの反射波の伝播方向も一方向となるため、液位の検出を行うことができる。
【0015】
また、励振電極及び反射器が液体の接触から離間した際に、これらの電極に液体が付着していることが考えられ、このように電極に液体が付着しているような状態では、弾性表面波素子の駆動が不安定になることが知られている。従って、一方向性電極を採用することによって、液体を一方向に移動させたり飛散させることにより励振電極及び反射器の形成領域の外部に除去し、安定駆動を持続することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は実施形態1に係る液位検出装置及び弾性表面波素子を示し、図5は実施形態2を示している。
(実施形態1)
【0017】
図1は、本発明の実施形態1に係る液位検出装置1の概略構成を示す斜視図である。図1において、液位検出装置1は、液体2が収容される容器10の内部側壁11に固着される液位検出センサとしての弾性表面波素子20と、容器10の外部に備えられる制御部80とから構成されている。
【0018】
容器10は、本実施形態では立方体の箱状容器を例示しているが、その形状は立方体に限らず任意に選択することが可能である。また、弾性表面波素子20は、弾性表面波の伝播方向を液面3に対して垂直となるように配設されている。
【0019】
弾性表面波素子20には、圧電基板21の主面(表面と表すことがある)に励振電極30と反射器35とが形成されている。励振電極30はIDT(Interdigital Transducer)電極と称され、すだれ状の電極が弾性表面波の伝播方向に垂直となるように形成されている。
【0020】
制御部80と弾性表面波素子20とは、容器10の内部側壁11を挟んで図示しないリードで接続される。このリードは、電気的に絶縁されると共に、容器10との間において防水処置が施されている。この制御部80には、図示を省略するが、弾性表面波素子20を励振させるための励振回路部、弾性表面波素子20の反射波の位相、振幅、遅延時間等の応答性を検出するための検出回路部、電源、検出結果を液位に変換して表示する表示部等を含んでいる。
【0021】
次に、本実施形態にて用いられる弾性表面波素子20の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る弾性表面波素子20の1例を模式的に表す正面図である。図2において、弾性表面波素子20には、圧電基板21の表面に励振電極30が形成され、励振電極30はIN/OUT電極31とGND電極32とから構成されている。
【0022】
IN/OUT電極31とGND電極32とはそれぞれ、すだれ状の交差指電極から構成され、励振信号を入力することにより弾性表面波を励起し、この弾性表面波の伝播方向に反射器35が励振電極30に対して直列に配置されている。
【0023】
反射器35は、梯子状の電極からなり、相互に平行な梯子状電極35a〜35eが励振電極30のピッチに対応して等間隔に配設されている。このような形態の反射器をグレーティング反射器と呼ぶ。従って、図1に示すように、励振電極30と反射器35を構成するそれぞれの電極は、液面3に対して水平となり、弾性表面波の伝播方向に対して垂直である。
【0024】
また、励振電極30は、図2に示すように、すだれ状のIN/OUT電極31とGND電極32とが交互に配設された一方向性電極である。従って、励振電極30によって励起された弾性表面波は、図中、矢印W1方向に伝播する。そして、反射器35によって反射波が励振電極30に再入力される(図中、矢印W2方向)。
【0025】
ここで、励振電極30と反射器35との間の弾性表面波の伝播距離をdとし、弾性表面波の音速をVとすると、励振電極30からの弾性表面波が反射器35で反射されて励振電極30に再入力されるまでの時間T(以降、遅延時間Tと表す)は、T=2d/Vで表すことができる。
【0026】
なお、弾性表面波素子20が液体2中に浸漬されない状態においては、伝播距離dは、励振電極30の中心位置Sから反射器35の中心位置Reまでの距離と考えられる。
【0027】
弾性表面波素子20が液体2中にあるときに、液面3が反射器35の梯子状電極35a〜35eのどの位置にあるかによって、伝播距離dが変化し、弾性表面波の伝播速度が一定ならば遅延時間Tも変化し、遅延時間Tの変化から液位(液面高さ)を検出することができる。
【0028】
また、一方向性電極により形成される励振電極30は、図中矢印W1に示す方向に弾性表面波を伝播する。従って、励振電極30及び反射器35上に付着している液滴は、弾性表面波の伝播方向に移動され、あるいは飛散されてこれらの電極が形成されている領域から除去される。
【0029】
続いて、上述した弾性表面波素子20を液位検出センサとして用いる場合の作用について図面を参照して説明する。ここでは、容器10に取り付けられた弾性表面波素子20に対する液位の4水準の液位を例示して説明する。
図3は、液位の4水準を示す弾性表面波素子20の正面図である。図3では、液面3が励振電極30の範囲にある状態を液面3A、反射器35の最上部にある状態を液面3B、中間にある状態を液面3C、最下部にある状態を液面3Dとして表している。
ここで、励振電極30を励振させて、反射波の応答性検出の1例をあげ説明する。
【0030】
検出する応答性としては、励振された弾性表面波と反射波との位相差、振幅差、遅延時間を検出可能であるが、ここでは他との差が生じやすい遅延時間Tと液量の関係を例示して説明する。図3も参照する。
図4は、液量と遅延時間Tとの関係を示すグラフである。横軸に液量、縦軸に遅延時間(単位μs:マイクロ秒)を表している。なお、液面3Aのときの液位(励振電極30の一部まで浸漬、反射器35が全浸漬の状態)を液量1とし、液面3Dのときの液位を液量0、液面3Cのときの液位を液量0.5に換算して表している。
【0031】
図4に示すグラフでは、液量と遅延時間Tとの関係は反比例の関係にあることが示される。なお、液面3Aの状態においては、励振電極30は所定の励振を行うことができないこと、反射器35が全浸漬であることから反射波の応答はない。液面3Dの状態は、液体が反射器35の最下部の梯子状電極35eの位置、つまり液体がほとんどない状態を示しており、弾性表面波の伝播距離は、図2において示す伝播距離dに相当し、遅延時間Tが1.3μs程度であることを示している。
【0032】
また、液面3Bの状態では、液面は梯子状電極35aの下部にある。従って、弾性表面波の伝播距離は非常に短く、遅延時間Tは0.5μs程度と短い。
【0033】
従って、予め所定の液体における液量(液位)と遅延時間Tとの関係を測定しておくことで、このグラフを判定テーブルとして、検出された遅延時間Tの値から液量、つまり液位を測定することができる。
なお、遅延時間から液位(または液量)への変換の計算は、制御部80に演算回路を備え、判定テーブルをもとに演算することで容易に行うことが可能である。また、液位の値を表示する表示部を備えておけばなおよい。
【0034】
従って、上述した実施形態1によれば、反射器35の電極表面に液体が接触する位置(梯子状電極が浸漬する位置)の差により、弾性表面波の遅延時間Tが変化する。つまり、液体中に反射器35が全て浸漬している状態(液面3A)、一部が浸漬している状態(液面3B,3C)、または、ほとんど浸漬していない状態(液面3D)それぞれの液位を反射波の遅延時間Tの差によって、梯子状電極の形成数に対応して段階的に検出することができる。このことから、弾性表面波素子20を適切な高さ位置に配設することにより、液体の液位を検出することができる。
【0035】
また、液体が容器10に収容されてる場合、容器10の底面積と液位の積から液体の収容容積、収容容積と液体の密度の積から液体の重量等の液量を測定することが可能となる。
【0036】
さらに、励振電極30を一方向性電極によって形成することによって、液体に浸漬される反射器から励振電極30に入力される反射波が一方向となるため、液位の検出を可能にする。
また、一方向性電極を採用することによって、液体を一方向に移動させたり飛散させることにより励振電極30及び反射器35の形成領域の外部に除去させ、安定駆動を持続することができる。
【0037】
なお、上述した実施形態1では、弾性表面波素子20の主面を液面3に対して垂直に配設する例をあげ説明したが、弾性表面波素子20の主面を液面の内側(容器10の底部方向)に傾斜して配設してもよい。この際、反射器35の梯子状電極35a〜35eが液面3に対して略水平とする。このようにすれば、実施形態1と同様な効果を有する他、励振電極30及び反射器35を有する主面(表面)が容器底部方向に傾斜していることから、これら励振電極30及び反射器35に付着した液滴をより確実に、しかも速く除去することができるという効果を奏する。
【0038】
また、励振電極30及び反射器35の表面に、液体に対して反応性の低い絶縁性保護膜、さらに、その表面に保護金属膜を形成してもよい。励振電極30及び反射器35は、一般にAl等によって形成される金属電極である。従って、被測定物としての液体の種類によってはこれらの電極が腐食されることがある。そこで、これらの電極を保護する皮膜を形成することによって励振電極30、反射器35を保護し、多様な液体に使用することができる。
【0039】
また、励振電極30及び反射器35の表面に撥液性膜を形成してもよい。撥液性膜によって、励振電極30及び反射器35に付着した液滴をより一層確実に、しかも速く除去することができるという効果を奏する。
(実施形態2)
【0040】
続いて、本発明の実施形態2について図面を参照して説明する。実施形態2は、液位検出センサとしての弾性表面波素子を複数個備えていることを特徴とし、弾性表面波素子個々の構造は前述した実施形態1と共通であるので説明を省略する。
図5は、実施形態2に係る液位検出装置1の概略構造を示す斜視図である。図5において、容器10の内部側壁11,12にはそれぞれ弾性表面波素子20,25が取り付けられている。なお、弾性表面波素子20,25の仕様は共通とする。
【0041】
弾性表面波素子25は、他方の弾性表面波素子20より高い位置に配設される。この高さ位置は、弾性表面波素子20の反射器35の最上部の梯子状電極35a(図2、参照)と弾性表面波素子25における最下部の梯子状電極35e(図2、参照)とがほぼ一致する位置とする。従って、図5に示される液面3の水準は、弾性表面波素子20では液面3B(図3に示す液面3Bと一致)、弾性表面波素子25では液面3D(図3に示す液面3Dと一致)に相当する。
【0042】
液面3がこのような状態のとき、遅延時間Tは、弾性表面波素子20においては図4に示す液量3B、弾性表面波素子25においては液量3Dの位置で示す遅延時間を示す。弾性表面波素子20,25をこのように配置することにより、実施形態1にて説明した液位の約2倍の範囲の液位を検出することができる。
【0043】
また、弾性表面波素子20,25はそれぞれ、容器10の外部に設けられている制御部80に図示しないリードにて接続されており、制御部80は二つの弾性表面波素子20,25の遅延時間Tを個別に検出できる構成としている。
【0044】
なお、図5においては、弾性表面波素子を2個用いる例をあげ説明したが、弾性表面波素子の数は2個に限らず増やすことができる。
例えば、容器10の内部側面の4面それぞれに弾性表面波素子の高さ位置を変えて設ければよく、その数は限定されない。
【0045】
従って、上述した実施形態2によれば、複数の弾性表面波素子を高さ位置を変えて配設することにより、弾性表面波素子1個では不可能な広い範囲の液位の測定を行うことができるという効果がある。
【0046】
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前述した実施形態では、液位検出センサとしての弾性表面波素子を容器の内部側壁に取り付けているが、別体の保持台等に弾性表面波素子を取り付けることが可能であり、このようにすれば、容器を有しない場所に滞留する液体の液位を検出することができる。
【0047】
また、前述した実施形態1,2では、弾性表面波素子20と制御部80とをリードで接続する構造を例示したが、近接無線手段を接続することができる。例えば、弾性表面波素子20に無線受送信部を備え、制御部80に無線送受信部を備え通信接続する。
このようにすれば、弾性表面波素子20と、制御部80の配設位置の制約を低減することができる。つまり、容器10の形状の制約を排除し、弾性表面波素子と制御部との接続リードの形成が困難な場合、さらには容器なしの場面における液位の検出を可能にするという効果を奏する。
従って、前述の実施形態1、実施形態2によれば、弾性表面波素子を用いて液体の量を液位として検出することができる液位検出装置を提供することができ、例えば、燃料や薬品の残量検出、プリンターに用いられるインクカートリッジのインク残量計等に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の実施形態1に係る液位検出装置の概略構成を示す斜視図。
【図2】本発明の実施形態1に係る弾性表面波素子を模式的に表す正面図。
【図3】本発明の実施形態1に係る液位の4水準を示す弾性表面波素子の正面図。
【図4】本発明の実施形態1に係る液量と遅延時間との関係を示すグラフ。
【図5】本発明の実施形態2に係る液位検出装置の概略構成を示す斜視図。
【符号の説明】
【0049】
1…液位検出装置、20…弾性表面波素子、30…励振電極、35…反射器、35a〜35e…反射器の梯子状電極、80…制御部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体中に配設され主面に励振電極と反射器とが弾性表面波の伝播方向に直列に形成される弾性表面波素子と、
液体外部に配設され前記弾性表面波素子を励振する励振回路部と応答性を検出する検出回路部とを有する制御部と、を備え、
液体が前記反射器に接触する位置によって生じる反射波の応答性の変化を検出し、この応答性の変化から液体の液位を検出することを特徴とする液位検出装置。
【請求項2】
請求項1に記載の液位検出装置において、
前記反射器が弾性表面波の伝播方向に対して垂直に形成される複数の梯子状電極を有しており、
前記梯子状電極が液面に対して略水平となるように前記弾性表面波素子を配設し、
液体が前記梯子状電極に接触する位置によって生じる応答性の変化を検出し、応答性の変化から液体の液位を検出することを特徴とする液位検出装置。
【請求項3】
請求項2に記載の液位検出装置において、
前記弾性表面波素子が複数備えられ、
複数備えられた前記弾性表面波素子それぞれが、液面に対して高さ位置が異なるよう配設されていることを特徴とする液位検出装置。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の液位検出装置において、
前記励振電極が一方向性電極によって形成されていることを特徴とする液位検出装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2007−292627(P2007−292627A)
【公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−121639(P2006−121639)
【出願日】平成18年4月26日(2006.4.26)
【出願人】(000003104)エプソントヨコム株式会社 (1,528)
【Fターム(参考)】