説明

清掃具

【課題】不使用時に、ごみが付着した状態の拭布で床面や壁面を汚したり室内の美観を損ねたりすることなく、しかもコンパクトに収納可能な、利便性の高い清掃具を提供することにある。
【解決手段】柄棒5に開閉自在に取り付けられて装着ヘッド3を覆うスタンド兼用のヘッドカバー6とを備え、上記装着ヘッド3の収納時の姿勢は、長手方向の軸線が柄棒5と略平行をなす縦向姿勢であり、上記ヘッドカバー6は、凹字形又はU字形の断面形状を有する細長い左右一対のカバー部片6A,6Aが、その長手方向の基端部6fをカバー支持台10を介して柄棒5に回動自在に取り付けられると共に、長手方向の先端部に床面に当接させて自立させるための接地部6gを有していて、上記基端部6fを支点として回動させることにより、上記装着ヘッド3を露出させる開放位置と、縦向姿勢にある装着ヘッド3を両側から覆う閉鎖位置とに変位可能に構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、板張りの床の清掃に適した清掃具に関するものであり、さらに詳しくは、不使用時にヘッドをカバーで覆った状態にして自立させて収納できるようにしたカバー付きの清掃具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
フローリングなどからなる板張りの床を清掃する清掃具として、従来より各種形態のものが知られている。一般的なものとしては、柄棒の先端に連結された左右に細長い長方形の拭布用装着ヘッドに、紙や不織布等からなる拭布を着脱自在に装着し、この拭布で床面を清掃するタイプの清掃具がある。
【0003】
この種の清掃具は、清掃を行い易いように柄棒が装着ヘッドに自由に傾動できるように連結されている。そして、清掃具の不使用時には、装着ヘッドを床面上に置いた状態で柄棒を壁面等に立て掛けたり、壁面のフックに吊り下げたりして収納していた。そのため、見た目が悪く室内の美観が損なわれるだけでなく、汚れた拭布が床面や壁面に接触することによってこれらの床面や壁面を汚してしまうおそれもあった。また、壁に立て掛けて収納する場合には、長方形の装着ヘッドが、清掃している時のように床面上に置かれているため、場所をとり、コンパクトに保管することができなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで本発明の課題は、不使用時に、ごみが付着した状態の拭布で床面や壁面を汚したり室内の美観を損ねたりすることなく、しかもコンパクトに収納可能な、利便性の高い清掃具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の清掃具は、清掃用の拭布と、該拭布を装着するための一方向に長い長方形状をした装着ヘッドと、該装着ヘッドに連結機構を介して傾動自在に連結された柄棒と、該柄棒に開閉自在に取り付けられ、清掃時には開放位置を占めて上記装着ヘッドを露出させ、収納時には閉鎖位置を占めて上記装着ヘッドを覆うと共に自立用のスタンドとして機能するヘッドカバーとを備えていることを特徴とするものである。
【0006】
本発明の清掃具において、上記装着ヘッドの収納時の姿勢は、長手方向の軸線が上記柄棒と略平行をなす縦向姿勢であり、上記ヘッドカバーは、凹字形又はU字形の断面形状を有する細長い左右一対のカバー部片を有し、これらのカバー部片が、長手方向の基端部をカバー支持台を介して柄棒に回動自在に取り付けられると共に、長手方向の先端部に床面に当接させて自立させるための接地部を有していて、上記基端部を支点として回動させることにより、上記装着ヘッドを露出させる上記開放位置と、縦向姿勢にある装着ヘッドを両側から覆う上記閉鎖位置とに変移可能である。
また、本発明の清掃具においては、上記カバー部片の長さ及び幅が、上記装着ヘッドの長さ及び幅より大きく形成される。
そして、本発明の清掃具は、上記カバー部片の基端部が、上記カバー支持台に、上記装着ヘッドの幅方向に延びる開閉軸線を中心に回動自在なるように取り付けられ、2つのカバー部片の基端部間には引張用のコイルばねが張設されていて、両カバー部片の開閉に伴って該コイルばねが上記開閉軸線を横切って変移することにより、これら両カバー部片が該コイルばねの引張力で上記閉鎖位置と開放位置とに保持されるように構成されていることが望ましい。
さらに、本発明においては、上記柄棒の先端の上記装着ヘッドが連結されている位置から、上記カバー支持台までの距離が、上記装着ヘッドの長さの1/2より大きい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の清掃具は、一対の細長いカバー部片で形成されたスタンド兼用のヘッドカバーを設け、これらのカバー部片により、縦向姿勢にした装着ヘッドを両側から覆うと共に、自立させた状態で収納するようにしたので、ごみが付着した拭布で床面を汚したり室内の美観を損ねたりすることなく、しかもコンパクトな状態で収納することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1〜図8は本発明に係る清掃具1の一実施形態を示すものである。この清掃具1は、清掃用の拭布2を着脱自在に装着するための装着ヘッド3と、該装着ヘッド3に連結機構4を介して傾動自在に連結された把持用の柄棒5と、該柄棒5に開閉自在に取り付けられ、清掃具の収納時に上記装着ヘッド3を覆うと共に自立用スタンドとして機能するヘッドカバー6とから構成されている。
【0009】
上記拭布2は、天然繊維及び/又は合成繊維からなる柔軟な不織布によって長方形状に形成したもので、床面上の毛髪や糸屑などの繊維質のごみを付着させて除去するものである。もちろん、塵埃などの繊維質以外のごみも付着させることができる。
上記不織布を構成する繊維は、親水性繊維であっても、親油性繊維であっても良く、あるいはそれらの混合物であっても良い。また、それらの繊維は、繊維経が小さい極細繊維で構成されていることが望ましいが、より望ましくは、この繊維の一部又は全部に、繊維経が1〜10μmの超極細繊維が含まれていることである。
【0010】
上記装着ヘッド3は、硬質の合成樹脂で形成された一方向に長い略長方形状をしたヘッド基板3aと、該ヘッド基板3aの下面に取り付けられた略長方形状のクッション部材3bとから構成され、このクッション部材3bの下面全体を覆うように上記拭布2を巻き付けて装着するものである。
上記クッション部材3bは、合成樹脂発泡体からなっていて、その縦横寸法を上記ヘッド基板3aの縦横寸法より大きく形成されることにより、上記ヘッド基板3aの周辺部から若干はみ出しており、この構成により、清掃中に上記ヘッド基板3aが家具や壁面などに直接ぶつかることが防止されるようになっている。
【0011】
一方、上記ヘッド基板3aの上面には、装着ヘッド3に装着した上記拭布2を係止させるための係止部7が、四隅に近い複数箇所に設けられている。この係止部7は、ヘッド基板3の薄肉化された部分に複数の切れ目7aを互いに交差するように入れることによって形成されたもので、これらの切れ目7aの中に上記拭布2を押し込むことにより、切れ目の間に形成された先の尖った弾性係止片が該拭布2に係止して、該拭布2が装着状態に保持されるものである。
また、上記ヘッド基板3aの上面には、幅方向の中間位置を長さ方向に延びる第1凹部8と、長さ方向の中間位置を幅方向に延びる第2凹部9とが、該ヘッド基板3aの中央で互いに交叉するように形成され、これらの凹部8,9で区切られた基板3a上面部分にそれぞれ上記係止部7が形成されると共に、これらの凹部8,9が交叉する位置に、上記連結機構4における軸受部4aが設けられている。
【0012】
上記柄棒5は、アルミニウム等の金属製パイプか又は硬質合成樹脂製パイプからなるもので、大小複数のパイプによって伸縮自在に構成されている。図示した例では、大小2本のパイプで柄棒5が形成されていて、把持部を有する大径パイプ製の第1柄棒部材5aの内部に、小径パイプ製の第2柄棒部材5bを摺動自在に嵌入し、両柄棒部材5a,5bを伸縮させて柄棒5全体の長さを調整したあと、上記第1柄棒部材5aの先端に設けた固定部材5cを回転操作して第2柄棒部材5bを締め付けることにより、両柄棒部材5a,5bをその長さに固定できるようになっている。
【0013】
上記柄棒5は、上記基板3aの上面中央位置に、上記連結機構4によって前後及び左右のあらゆる方向及び角度に傾動自在になるように連結されている。この連結機構4は、上記装着ヘッド3の第1凹部8内に設けられたヘッド側軸受部4aと、上記柄棒5の先端に設けられた柄棒側軸受部4bと、これらの軸受部4a,4b同士を連結する連結部材4cとからなるもので、この連結部材4cが、上記ヘッド側軸受部4aに対しては、装着ヘッド3の長さ方向を向く軸線を中心にして回転自在なるように連結され、上記柄棒軸受部4bに対しては、装着ヘッド3の幅方向を向く軸線を中心にして回転自在なるように連結されている。これによって上記柄棒5は、上記装着ヘッド3に対して前後及び左右のあらゆる方向及び角度に傾動自在である。この結果、清掃具1の収納時に、上記装着ヘッド3を、図2に示すように、長手方向の軸線を上記柄棒5と略平行に向けた縦向姿勢にすることが可能になる。
【0014】
上記ヘッドカバー6は、ポリプロピレンなどの合成樹脂から形成された左右一対のカバー部片6A,6Aを有している。これらのカバー部片6A,6Aは、凹字形又はU字形あるいはそれらに類する断面形状を備えた細長い溝形の部材であって、底壁部6aと、この底壁部6aの幅方向の両端部から立ち上がった左右の側壁部6b,6bとを有し、該カバー部片6Aの長さは、上記装着ヘッド3の長さよりもやや長く形成され、その幅は、上記装着ヘッド3の幅よりやや大きく形成されている。そして、該カバー部片6Aの長さ方向の基端部6fが、カバー支持台10を介して上記柄棒5に取り付けられ、長さ方向の先端部には、スタンドとして使用する際に床面に当接させるための接地部6gが形成されている。
【0015】
上記カバー支持台10は、円弧状の断面形状を有する部材であって、樽形の容器の一部を該容器の中心軸線と平行する面で分割したような形をしており、その円弧面10aを上方即ち柄棒5の基端部側に向けると共に、軸線を横向き即ち上記装着ヘッド3の幅方向に向けた姿勢で、上記円弧面10aの中央部を貫通する上記柄棒5に固定されている。
このカバー支持台10の軸線方向長さは、上記カバー部片6Aの幅と実質的に同じであり、また、軸線と直交する方向の長さ(幅)は、図3から分かるように、一対のカバー部片6A,6Aを向かい合わせに当接させた時(閉鎖した時)の両カバー部片6A,6Aの側壁部6b,6bの合計高さとほぼ同じである。
また、上記柄棒5の先端の上記装着ヘッド3が連結されている位置(柄棒側軸受部4bに連結部材4cが連結されている位置)から、上記カバー支持台10の下面までの距離が、上記装着ヘッド3の長さの1/2よりやや大きくされており、これにより、上記装着ヘッド3を図2に示す収納のための縦向姿勢にする際に、上記カバー支持台10が障害にならないようにしている。
【0016】
上記各カバー支持台10の幅方向の両側部には、互いに相対する位置に、軸線方向両端部寄りに位置する2つの第1切欠溝6d,6dと、これらの第1切欠溝6d,6d間において一方の第1取切欠溝6d側に偏寄して位置する第2切欠溝6eとが、カバー支持台10の端縁から一定の深さ切り込まれている。
【0017】
これに対して、上記カバー部片6Aの基端部6fには、上記2つの第1切欠溝6d,6dに個別に嵌合する2つの取付腕13,13が設けられると共に、上記第2切欠溝6eに嵌合するばね受け腕14が設けられている。そして、上記取付腕13が、その中間位置に形成された軸受部13aを貫通する枢支軸11により、上記カバー支持台10に、上下方向に回動自在なるように支持されている。これによって上記カバー部片6Aは、清掃のために装着ヘッド3を露出させる図1及び図2の開放位置と、収納のため縦向姿勢にされた上記装着ヘッド3を覆う図3の閉鎖位置とに、変移可能である。従って、上記2つの取付腕13を支持する枢支軸11は互いに同心をなしていて、それらの中心は、上記装着ヘッド3の幅方向に延びる開閉軸線L上に位置することになる。
【0018】
また、相対する2つのカバー部片6A,6Aのばね受け腕14,14間には、係止軸14aに両端を係止させることによって引張用のコイルばね14bが張設され、このコイルばね14bの引張力が、上記2つのカバー部片6A,6Aに、それらを相互に引き寄せる方向に常時作用している。このコイルばね14bの張設方向は、上記開閉軸線Lと直交する向きである。
上記コイルばね14bが係止する係止軸14aは、上記開閉軸線Lの近くに位置していて、カバー部片6Aの開閉動作により該開閉軸線Lを中心に揺動し、該開閉軸線Lの上側と下側とに変移するため、それに追随してコイルばね14bも同様に変移する。即ち、図7に示すように、上記カバー部片6A,6Aが閉鎖位置にあるときには、上記係止軸14a及びコイルばね14bは開閉軸線の下側に位置し、この位置で作用するコイルばね14bの引張力によって2つのカバー部片6A,6Aは閉鎖位置に保持され、図8に示すように、上記カバー部片6A,6Aが開放位置に回動すると、上記係止軸14a及びコイルばね14bは開閉軸線Lの上側に移動し、この位置で作用するコイルばね14bの引張力によって2つのカバー部片6A,6Aは開放位置に保持される。
【0019】
上記カバー部片6A,6Aは、上述したように、上記閉鎖位置において清掃具1を自立させるためのスタンドとして機能する。この時、これらのカバー部片6A,6Aで覆われた上記装着ヘッド3は、図2に示すように長手方向の軸線が上記柄棒5と略平行をなす縦向姿勢を保持している。従って上記カバー部片6Aは、この装着ヘッド3が床面に接触することのないように、その長さを該装着ヘッド3の長さより十分大きく形成されていることが必要である。
また、上記カバー部片6Aにおける左右の側壁部6bの高さは、該カバー部片6A,6Aの全長にわたって均一ではなく、基端部6f側の一部で他の部分より若干高くなっており、この高くなった部分がストッパ6cになっていて、両カバー部片6A,6Aが閉鎖位置にあるとき、これらのストッパ6c同士が相互に当接することにより、両カバー部片6A,6Aが該閉鎖位置に位置決めされるようになっている。
一方、上記カバー部片6A,6Aが上記開放位置にあるときには、該カバー部片6A,6Aにおける底壁部6aの外面が上記柄棒5の固定部材5cに当接することにより、その開放位置に位置決めされるようになっている。
【0020】
上記構成を有する清掃具1で床面等を清掃するときは、図1に示すように、両カバー部片6A,6Aを上方に回動させて開放位置に保持させることにより装着ヘッド3を露出させ、該装着ヘッド3に拭布2を装着すると共に、柄棒5の長さを必要に応じて調節したあと、通常の清掃具と同様にして床面等を清掃する。
【0021】
清掃が終わると、図2に示すように、上記装着ヘッド3を、長さ方向の軸線が柄棒5と平行する縦向姿勢にしたあと、上記両カバー部片6A,6Aを閉鎖位置に回動させて装着ヘッド3を両側から包み込むように覆う。そして、該カバー部片6Aの先端の接地部6gを床面上に当接させることにより、ヘッドカバー6をスタンド代わりにして清掃具1を自立させ、その状態で所要の場所に保管する。このとき、上記装着ヘッド3は、一方のカバー部片6Aの内部に収容された状態で、床面から離間して位置することになる。また、上記カバー部材6Aの基端部6fは僅かに湾曲していて、閉鎖位置にあるときカバー支持台10の円弧面10aに滑らかに連なるように構成されており、これにより、これらのカバー部片6A,6Aとカバー支持台10とで上記装着ヘッド3がほぼ完全に覆い隠されるようになっている。従って、上記カバー支持台10も実質的にヘッドカバー6を構成するものである。
かくして、上記清掃具1によれば、汚れた拭布2が床面や壁面等に接触してそれらを汚すのが防止されるだけでなく、汚れた拭布2によって室内の美観が損なわれることもない。また、一方向に長い長方形をしているためにそのままでは場所をとる上記装着ヘッド3を、縦向きに起立させ、それを縦長形状のヘッドカバー6Aで覆って収納するようにしたので、清掃具1を小さいスペースにコンパクトに保管し、収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に係る清掃具の実施形態における、一対のカバー部片を開放した使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の清掃具における装着ヘッドを収納時の縦向姿勢にした状態を示す斜視図である。
【図3】図1の清掃具の収納状態を示す斜視図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】図3の正面図である。
【図6】図5のA−A線での拡大断面図である。
【図7】図5のB−B線での拡大断面図である。
【図8】図7においてカバー部片を開放した場合の要部拡大図である。
【符号の説明】
【0023】
1 清掃具
2 拭布
3 装着ヘッド
4 連結機構
5 柄棒
6 ヘッドカバー
6A カバー部片
6f 基端部
6g 接地部
10 カバー支持台
14b コイルばね
L 開閉軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
清掃用の拭布と、該拭布を装着するための一方向に長い長方形状をした装着ヘッドと、該装着ヘッドに連結機構を介して傾動自在に連結された柄棒と、該柄棒に開閉自在に取り付けられ、清掃時には開放位置を占めて上記装着ヘッドを露出させ、収納時には閉鎖位置を占めて上記装着ヘッドを覆うと共に自立用のスタンドとして機能するヘッドカバーとを備えていることを特徴とする清掃具。
【請求項2】
上記装着ヘッドの収納時の姿勢は、長手方向の軸線が上記柄棒と略平行をなす縦向姿勢であり、
上記ヘッドカバーは、凹字形又はU字形の断面形状を有する細長い左右一対のカバー部片を有し、これらのカバー部片が、長手方向の基端部をカバー支持台を介して柄棒に回動自在に取り付けられると共に、長手方向の先端部に床面に当接させて自立させるための接地部を有していて、上記基端部を支点として回動させることにより、上記装着ヘッドを露出させる上記開放位置と、縦向姿勢にある装着ヘッドを両側から覆う上記閉鎖位置とに変移可能であることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
【請求項3】
上記カバー部片の長さ及び幅が上記装着ヘッドの長さ及び幅より大きいことを特徴とする請求項2に記載の清掃具。
【請求項4】
上記カバー部片の基端部が、上記カバー支持台に、上記装着ヘッドの幅方向に延びる開閉軸線を中心に回動自在なるように取り付けられ、2つのカバー部片の基端部間には引張用のコイルばねが張設されていて、両カバー部片の開閉に伴って該コイルばねが上記開閉軸線を横切って変移することにより、これら両カバー部片が該コイルばねの引張力で上記閉鎖位置と開放位置とに保持されるように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の清掃具。
【請求項5】
上記柄棒の先端の上記装着ヘッドが連結されている位置から、上記カバー支持台までの距離が、上記装着ヘッドの長さの1/2より大きいことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の清掃具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−149026(P2008−149026A)
【公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−341813(P2006−341813)
【出願日】平成18年12月19日(2006.12.19)
【出願人】(502235289)浜松リクレ有限会社 (2)
【Fターム(参考)】