説明

温泉剤・風呂湯混合噴出容器

【課題】従来の温泉の粉末は浴槽の中に入れ、入浴した際の湯船の色や、香りや、皮膚などへの効用を目的としたものであった。
【解決手段】本発明の容器は、温泉粉末を浴槽の中に入れる際に、今までの温泉成分の効用を保持しながら、温泉液のリングを作れるという新しい入浴遊びができる。また、本発明の容器の中の温泉液が、浴槽中の温泉の濃さよりも濃い限り、何度でもお風呂の中で、温泉液のリングを作って遊ぶことができる。なお、斜め下から水面に向けて、リングを作ると、リングが再び湯船の中に押し戻される現象も見ることができる。また、温泉の粉末の色を複数使用することにより、黄色のリングとピンクのリングが混ざれば、オレンジのリングになる遊びもできる。なお、本発明の容器を二つ用意すると、温泉液のリングの競争も浴槽の中で出来るようになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温泉液のリングを湯船の中で作成できる温泉剤・風呂湯混合噴出容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の温泉剤は、その温泉剤を使って遊ぶことは考えられておらず、お風呂に入れて溶かし、単に温泉成分を楽しむことを目的としたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2007−308431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べた通り、従来の温泉剤は、その温泉剤を使って遊ぶことは考えられておらず、お風呂の中で遊べるというものではなかった。
【0005】
つまり、本発明は、浴室内において、温泉剤を使って温泉液のリングを作ることを課題にしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、壁面の一部に形成された小孔を通して外部と連通する内部空間を有する容器であって、この容器を構成する壁面の一部を押圧することにより、容器の内部空間の容積を変化させることができ、その容器の中に温泉剤と液体を充填できる温泉剤・風呂湯混合噴出容器を使うことで課題を解決するための手段としている。
【0007】
そして、全体が防水性の素材により構成された容器であって、上面、下面、前面、後面、及び、折り畳み可能な形状に形成された左右側面を備えた箱状体に構成され、前記左右側面には、耳片が突設されており、前記前面には前記小孔が形成されている請求項1記載の温泉剤・風呂湯混合噴出容器を使うことで課題を解決するための手段としている。
【0008】
さらに、前記左右側面は、前記上面に内側辺が連設された方形状の上側筒面、前記下面に内側辺が連設された方形状の下側筒面、前記前面に内側辺が連設された方形状の前側筒面、及び、前記後面に内側辺が連設された方形状の後側筒面からなる四角筒体を、前記上側筒面及び前記下側筒面を、その外側辺から、耳片の幅だけ内側の該外側辺に平行な線に沿って山折りし、当該平行な線の中点と、内側辺の両端とを結ぶ2本の線分に沿って谷折りし、前記前側筒面と前記後側筒面を、その外側辺から耳片の幅だけ内側の該外側辺に平行な線に沿って谷折りするとともに、その耳片部を互いに接合することにより、折り畳んだ形状に構成され、前記上面及び前記下面ならびに、前記左右側面の前記上側筒面及び前記下側筒面は、その中央線に沿って、谷折りすることにより、折り畳み自在に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の温泉剤・風呂湯混合噴出容器を使うことで課題を解決するための手段としている。
【発明の効果】
【0009】
なお、前記のように構成したことで、本発明は、お風呂の中において、温泉の今までの疲労回復などの効用を維持しながら、温泉液のリングを作れると言う、新しい入浴遊びができるようになる。さらに、前記構成により、容器壁面の一部を押圧して、内部の温泉液を小孔から、他の種類の液体中に、渦流として噴射できる。また、前記構成により、使用時には箱状体にでき、販売時においては容積を取らずに折り畳んで運送できる。
【0010】
また、本発明の容器の中に、温泉剤を溶かしたものが残っていて、お風呂の湯の色よりも、本発明の容器の中の温泉液の色が濃い限り、何度でもお風呂の中で、温泉液のリングを作って遊べる。
【0011】
さらに、斜め下から水面に向けて、温泉液のリングを作ると、温泉液のリングが再び湯船の中に押し戻されると言う現象も見ることができる。
【0012】
また、温泉剤の色を複数使用すると、黄色のリングとピンクのリングなど複数の色の温泉液のリングも作ることができ、浴槽内で混ぜればオレンジの温泉液になると言うような遊びもできるようになる。
【0013】
なお、複数の本発明の容器を用意しておけば、温泉液のリングの競争なども、湯船の中で出来きて楽しめるようになる。さらに、家庭のお風呂場のみならず、銭湯内や、プールの中や、水槽内でも楽しめる。また、着色剤のみで、温泉の成分がないものであっても、本発明の中に入れれば、同じように、着色されたリングができ、浴槽内やプールの中で遊ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】防水性の素材の図
【図2】防水性の素材の各面の名称の図
【図3】防水性の素材の各筒面の名称の図
【図4】防水性の素材の折り目の名称の図
【図5】側面のりしろを接着した状態の各面の名称の図
【図6】側面のりしろを接着した状態の各部の名称の図
【図7】本実施例の容器をたたんでいる途中の図
【図8】本実施例の容器をたたんで左右耳片を接着した図
【図9】本実施例の容器を持っている図
【図10】小孔から指を入れている図
【図11】小孔から指で内部を広げている図
【図12】本実施例の容器を両手で押さえている図
【図13】本実施例の容器が直方体になった図
【図14】本実施例の容器と温泉剤の図
【図15】本実施例の容器に温泉剤を入れている図
【図16】本実施例の容器を湯船に浸けて中の気泡を出している図
【図17】本実施例の容器を湯船に浸けて中の気泡を出している詳細図
【図18】右に傾けて、お風呂から入り込んだお湯に温泉剤を混ぜ合せながら、空気を出している図
【図19】左に傾けて、お風呂から入り込んだお湯に温泉剤を混ぜ合せながら、空気を出している図
【図20】お風呂の中でリングを作成している図
【図21】温泉液の入った本実施例の容器を両手で持っている図
【図22】側面の部分を押さえ温泉液のリングができている図
【図23】温泉液のリングが前方に進んでいっている図
【図24】温泉液のリングが前方に、さらに、進んでいっている図
【図25】本実施例の容器の断面を見る線を引いた図
【図26】本実施例の容器の断面の前部と後部の図
【図27】本実施例の容器の断面の内部に温泉剤を入れた図
【図28】お風呂の湯の中にある本実施例の容器の断面図
【図29】温泉液のリングを出している状態の本実施例の容器の断面図
【図30】お風呂の湯に温泉液が混ざった状態と本実施例の容器の断面図
【図31】本実施例の容器と浴槽と使用者の図
【図32】お風呂の中に入って本実施例の容器を持っている図
【図33】お風呂の中で、温泉液のリングを出して遊んでいる図
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の容器の実施形態を図1〜図33に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本実施例の容器になる防水性の素材の図であり、図2から図4は、前記防水性の素材に折り目を付け各部の名称を示した図である。また、図5から図6は、前記防水性の素材の側面のりしろを接着した図と各部の名称を示した図である。さらに、図7は、前記防水性の素材をたたんでいる途中の図である。そして、図8は、前記防水性の素材をたたみ、左右耳片を接着した状態の図である。それから、図9から図13は、前記本実施例の容器を箱状にして行く過程の図である。ちなみに、図14は、前記本実施例の容器と温泉剤が入った袋の図である。さらに、図15は、前記本実施例の容器を箱状にしたものの中に温泉剤を入れている図である。また、図16から図19は前記本実施例の容器を箱状にしたものをお風呂の中に浸けて温泉剤を溶かしている図である。そして、図20から図24はお風呂の中でリングを作っている図である。なお、図25から図30は本実施例の容器の断面図を見ながら、温泉液のリングができる仕組みを説明している図である。さらに、図31から図33は使用者が前記本実施例の容器を箱状にしたものを持って遊んでいる図である。
【0017】
なお、本実施例の容器において、上下、前後、左右とは、直方体6面の内、小孔が設けられている部分を前面とし、左右の耳片が設けられている面々を、左右側面として、それらの方向を定めるものとする。
【0018】
以下に、本実施例のお風呂で遊ぶ温泉剤・風呂湯混合噴出容器を、さらに詳しく説明する。
【0019】
まず、図1は、防水性の素材の図であるが、ここで使用する素材は、牛乳パックを構成しているようなもので良い。また、折った際に表面になる部分には、上記図8、図9、図10、図11、図12、図14、図15、図16、図32、図33のような、本実施例の容器の使い方が分かるような説明や、写真やイラストを印刷しておくと、使い方が分かりやすくなる。また、本実施例の容器の表面になる部分には、手品のような漫画などのイラストも印刷しておくと、人々の興味をそそれるようなものになる。
【0020】
次に、図2は、図1の防水性の素材に、折り目を付け、小孔2と、上面3、下面4、前面5、後面6、左面耳片7、右面耳片8、側面のりしろ9を示したものである。なお、前記図1の防水性の素材1を、図8や図13の本実施例の容器の形にできるように折り目を設けている。さらに、小孔2は、図15のように、温泉剤を入れたり、図16のように、お風呂の湯を入れたり、図20のように、お風呂の中で温泉液を噴射させるためのものである。なお、左面耳片7、右面耳片8、側面のりしろ9は、使用時にそれぞれの面が外れてしまうことのないようにするために、耳片の幅10と側面のりしろの幅11を充分に設けて接着しておく必要がある。
【0021】
また、図3は、図1の防水性の素材に、折り目を付け、上側筒面12、下側筒面13、前側筒面14、後側筒面15を示したものである。なお、これらの上面3、下面4、前面5、後面6の左右に設けられた各筒面は図13の箱状体になった際に、左右側面になる部分である
【0022】
なお、図4は、山折の折り目16と、谷折の折り目17と、中央線18を示したものである。ちなみに、山折の折り目16と、谷折の折り目17と、中央線18は、図1の素材を図8や図13の状態にするための折り目である。なお、山折の折り目16は実線で示し、谷折の折り目17は点線で示している。なお、中央線18も谷折の折り目であるので点線で示してある。
【0023】
さらに、図5は、前記防水性の素材の側面のりしろ9を、後面6の外側辺および後側筒面15の外側辺に、水密に接着させた状態のものである。すると、左右の開いた箱の状態になる。なお、上面3、下面4、前面5、後面6や、上側筒面12、下側筒面13、前側筒面14、後側筒面15は、側面のりしろ9を接着した時点においては、図5に示した場所に来ていることになる。また、側面のりしろの幅11は充分に確保して、使用時においてはがれないように接着しておく必要がある。
【0024】
また、図6は、中央線18、内側辺20、外側辺21、外側辺に平行な線22、中点23、内側辺の両端24、線分25を示している。なお、図12の箱状体にする際には、前記上側筒面12及び前記下側筒面13を、その外側辺21から、耳片の幅10だけ内側の該外側辺に平行な線22に沿って山折りし、当該平行な線22の中点23と、内側辺20の両端24とを結ぶ2本の線分25に沿って谷折りし、前記前側筒面14と前記後側筒面15を、その外側辺21から耳片の幅10だけ内側の該外側辺に平行な線22に沿って谷折りするとともに、その前記左面耳片7と前記右面耳片8を互いにそれぞれ接合する。
【0025】
今度の、図7は、図5の状態になった前記防水性の素材の上面3及び上側筒面12、並びに下面4及び下側筒面13を、それぞれの中央線18にそって内側に折りたたんでいる図である。
【0026】
なお、図8のように、平らにたためる状態になる。また、この状態で、左面耳片7と右面耳片8の部分を耳片の幅10だけ、それぞれ外れないように水密に接着しておく。すると、折りたたんだ状態になり、販売用の温泉剤が入っている化粧箱や袋の中に、場所を取らない状態で、入れられるようになる。なので、商品として、販売する際には、この図5のように、前記上面3及び前記下面4ならびに、前記左右側面の前記上側筒面12及び前記下側筒面13は、その中央線18に沿って、谷折りすることにより、折り畳んだ状態にしておくと良い。
【0027】
その後、図9から図24は、各家庭において、使用者が使用する場合の使用法を示す説明図である。なお、図9は本実施例の容器を使用者が手で持っている図である。
【0028】
また、図10は、使用者が左面耳片7と右面耳片8の部分を持ち、本実施例の容器の小孔2の部分から指を入れている図である。
【0029】
次に、図11は、使用者が左面耳片7と右面耳片8の部分を持ち、本実施例の容器の小孔2の部分から指で内部を広げている図である。なお、この時点において、内側辺20は山折りにして、外側辺に平行な線22は谷折りにしながら、本実施例の容器を広げている。
【0030】
さらに、図12は、使用者が本実施例の容器の左面耳片7と右面耳片8の部分を持ち両手で押さえている図である。なお、上面3と上面3に連設された上側筒面12とからなる内側辺20は山折りにして、上面3にある中央線18と上面3に連設された上側筒面12にある中央線18は谷折りの状態から平らにしている。
【0031】
なお、図13の箱状体の状態は、図2の状態に時に付けておいた山折の折り目16と、谷折の折り目17の通りに、使用者が本実施例の容器を変形できた状態となる。すなわち、図13のようにすることで、使用者が本実施例の容器で遊べる形となる。
【0032】
次に、図14は、本実施例の容器と温泉剤33を用意した図である。ここにおいて、温泉剤33の種類は、色が付いた物の方が良い。また、この温泉剤33は、数種類の色を用意しておくと、ある色と異なった色の温泉液を混ぜれば、別の色の温泉液ができる。例えば、浴槽中において、青い温泉液とピンクの温泉液を混ぜれば、紫の温泉液になるし、浴槽中において、青の温泉液と黄色の温泉液を混ぜれば、緑の温泉液になるなどである。また、これらの色についての情報を、本実施例の容器の表面部分に書き示しておくと、使用者が遊びやすくなる。
【0033】
次に、図15は、本実施例の容器の中に、温泉剤33を入れている状態を示した図である。
【0034】
さらに、図16は、湯船の中に、温泉剤33が入った本実施例の容器を、浸けている図である。なお、この場合には、本実施例の容器の中の温泉剤33が、うまく溶けるように、前後左右に揺らしながら、ゆっくりと湯船の中に、浸けて行くと良い。
【0035】
また、図17は、本実施例の容器から、中に入っていた空気38を出している状態を示したものである。
【0036】
なお、図18は、使用者が本実施例の容器を、右に傾けて、温泉剤33と、お風呂から入り込んだお湯とを混ぜ合せながら、空気を出している図である。
【0037】
また、図19は、使用者が本実施例の容器を、左に傾けて、温泉剤33と、お風呂から入り込んだお湯とを混ぜ合せながら、空気を出している図である。
【0038】
また、図20のように、お風呂から入り込んだお湯に温泉剤33を溶かした温泉液が入っている本実施例の容器を、小孔2が横に向くようにして、左右にある耳片7、8の部分を手で持つようにして、左右の耳片7、8の部分が接近するように勢い良く押す。すると、左右筒面が折り畳まれて容積が減少し、本実施例の容器の小孔2から容器の中の温泉液が吹き出して、図20のような温泉液のリング43ができる。
【0039】
なお、図21は、本実施例の容器の左右の耳片7、8を両手で持った状態を示している。また、この時点の本実施例の容器の中には、お風呂から入り込んだお湯に温泉剤33を溶かした温泉液が入っている。
【0040】
よって、図22は、側面の部分を押し、温泉液のリング43を作っている状態を示した図である。ちなみに、この温泉液で作るリングは、本実施例の容器の中の色が、浴槽内の湯の色と同じになるまで、湯の色と判別できリングのように見える。
【0041】
また、図23は、温泉液のリング43が前方に進んでいっている図である。
【0042】
それから、図24は、温泉液のリング43が前方に、さらに、進んでいっている図である。
【0043】
次に、図25は、本実施例の容器の内部構造を解説するための、本実施例の容器の断面図の切断線(図26から図30)を示した図である。
【0044】
なお、図26は、本実施例の容器の破断面斜視図の、前部51と後部52の図である。
【0045】
さらに、図27は、本実施例の容器の内部に温泉剤33を入れた図である。
【0046】
それから、図28は、お風呂の浴槽の中に、本実施例の容器を入れた状態の断面図である。なお、この時点において、本実施例の容器の内部には、お風呂から入り込んだお湯に温泉剤33を溶かした濃い温泉液が入っている。また、この時点において、お風呂の湯の中には温泉剤33は溶け込んでいないことになる。
【0047】
すると、図29は、使用者が本実施例の容器の左右の耳片7、8の部分を押さえ温泉液のリング43が出てきている図である。なお、この時点において、本実施例の容器の内部の温泉液は、温泉液のリング43となり、本実施例の容器から出てしまった分だけ薄くなっている。また、この時点において、温泉液が温泉液のリング43となり、本実施例の容器の外に出た分だけ、お風呂の湯は温泉剤33が溶け込んでいることになる。
【0048】
なお、図30は、本実施例の容器の内部の温泉液が、温泉液のリング43となることにより、本実施例の容器の外部のお湯の濃さに近づき、本実施例の容器から温泉液のリング43を出したとしても、見えづらくなってきている状態を示した図である。
【0049】
また、図31は、本実施例の容器を持ち、浴槽の横にいる使用者の図である。
【0050】
さらに、図32は、本実施例の容器を持ち浴槽に入っている使用者の図である。なお、この状態から、本実施例の容器の側面を押すことで、浴槽の湯の中で、温泉液のリングができることになる。
【0051】
なお、図33は、使用者がお風呂の浴槽内で温泉液のリングを出して遊んでいる図である。
【符号の説明】
【0052】
1…防水性の素材、2…小孔、7…左面耳片、8…右面耳片、9…側面のりしろ、16…山折の折り目、17…谷折の折り目、18…中央線、19…側面のりしろを付けた図、32…容器が直方体になった図、33…温泉剤、43…温泉液のリング、65…お風呂の中で、温泉液のリングを出して遊んでいる図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁面の一部に形成された小孔を通して外部と連通する内部空間を有する容器であって、この容器を構成する壁面の一部を押圧することにより、容器の内部空間の容積を変化させることができ、その容器の中に温泉剤と液体を充填できる温泉剤・風呂湯混合噴出容器。
【請求項2】
全体が防水性の素材により構成された容器であって、上面、下面、前面、後面、及び、折り畳み可能な形状に形成された左右側面を備えた箱状体に構成され、前記左右側面には、耳片が突設されており、前記前面には前記小孔が形成されている請求項1記載の温泉剤・風呂湯混合噴出容器。
【請求項3】
前記左右側面は、前記上面に内側辺が連設された方形状の上側筒面、前記下面に内側辺が連設された方形状の下側筒面、前記前面に内側辺が連設された方形状の前側筒面、及び、前記後面に内側辺が連設された方形状の後側筒面からなる四角筒体を、前記上側筒面及び前記下側筒面を、その外側辺から、耳片の幅だけ内側の該外側辺に平行な線に沿って山折りし、当該平行な線の中点と、内側辺の両端とを結ぶ2本の線分に沿って谷折りし、前記前側筒面と前記後側筒面を、その外側辺から耳片の幅だけ内側の該外側辺に平行な線に沿って谷折りするとともに、その耳片部を互いに接合することにより、折り畳んだ形状に構成され、前記上面及び前記下面ならびに、前記左右側面の前記上側筒面及び前記下側筒面は、その中央線に沿って、谷折りすることにより、折り畳み自在に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の温泉剤・風呂湯混合噴出容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公開番号】特開2011−126859(P2011−126859A)
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−299470(P2009−299470)
【出願日】平成21年12月18日(2009.12.18)
【出願人】(510013389)
【Fターム(参考)】