説明

温泉熱利用健康具

【課題】003】従来の温泉浴方法では体全体を湯に浸す為に体全体がすぐに温まり温熱効果を必要な部位だけに長時間にわたっては利用出来なかった不具合を解決する事を課題とした。また入浴に適さない為に、今までは患部には適した必要な温度のお湯の利用は出来なかった。
【解決手段】この課題を解決するために請求項1の発明は壺面の一部に人体に合わせて凹部を設けた事を特徴とする、患部にだけ直接湯が当たるようにした器具である。 この器具により温泉の湯を直接患部だけに長時間連続して当てる事が出来る。またお湯の温度を調節できる様にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【001】
本考案は温泉の湯を利用した健康器具に関したものであり湧き出る壺の面に工夫を加える事により体の一部にだけお湯が当たるようにしたものである。
【背景技術】
【002】
従来は温泉の入浴方法として全身浴、半身浴、足湯を行っていた。
【考案が解決しようとする課題】
【003】
従来の温泉浴方法では体全体を湯に浸す為に体全体がすぐに温まり温熱効果を必要な部位だけに長時間にわたっては利用出来なかった不具合を解決する事を課題とした。また患部には適した温度のお湯でも入浴に適さない温度域の利用は出来なかった。
【考案が解決しようとする手段】
【004】
この課題を解決するために請求項1の発明は壺面の一部に人体に合わせて凹部を設けた事を特徴とする、患部にだけ直接湯が当たるようにした器具である。 この器具により温泉の湯を直接患部だけに長時間連続して当てる事が出来る。またお湯の温度を調節できる様にする。
【考案の効果】
【0005】
よって本考案の器具により直接患部だけに湯を当てられるので、温度を高く設定して短時間で集中的に温浴効果を得ることも出来る。また温度を患部だけに当てるので体全体が熱で温まりにくいので長時間の温浴ができる。温度を変えられるので入浴に適さない様な高い温度や低い温度でも出来るので、より一層の温熱効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1に示すように湯が湧出する為の上部の穴からなる。そして外面には足や肩や腰等の形状にに合わせた窪みが形成されている事を特徴とする、壺の凹面に合わせて体を固定すればその部位だけに沿って湯が流れ温浴効果を増加させる。
【0007】
図2では凸部を設ける面を平面の壁状にし、図2に示すように湯が湧出する為の上部の穴からなる事を特徴とする温浴器具である。これにより壁等の面に取り付けられるので面積の狭い場所でも取り付けが可能である。
【0008】
これらの材料は陶磁器でも良いし、ステンレス等の金属や、グラスファイバー等の樹脂材料や石材や木材等何を利用しても良い。壁は平面でも、球面でも良い
【0009】
本発明に係わる温浴器具は工業的に量産する事は可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】足の先端部に湯が当たる様にした壺の断面図。
【図2】足の土踏まずに湯が当たる様にした壺の断面図
【図3】足のかかとに湯が当たる様にした壺の断面図
【図4】壁の上部から足の一部に湯が当たる様にした壺の断面図
【図5】[従来の温浴方法]半身浴
【図6】全身浴
【図7】足湯
【符号の説明】
1 壺本体
2 湧き出るお湯
3 床
4 足の先端部に湯を当てる為の凹部の部分
5 足
6 足の土踏まず部に湯を当てる為の凹部の部分
7 足のかかと部に湯を当てている凹部の部分
8 溜まっているお湯

【特許請求の範囲】
【請求項1】
壺面の一部に凹面を設け、壺の上部から湧き出る湯の温熱を利用して人体の首、肩、腕、腰、 背中、腹部、脚部、足裏等の一部だけに湯が当たる様にした壺。
【請求項2】
壁面の一部に凹面を設け、その上部に湯の湧出させて温熱を利用して人体の首、肩、腕、腰、 背中、腹部、脚部、足裏等の一部だけに湯が当たる様にしたもの。
【請求項3】
本発明の壺より湧出するお湯の温度を変えられる様にしたもの。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−69272(P2010−69272A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−269164(P2008−269164)
【出願日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【出願人】(598099604)
【Fターム(参考)】