説明

温風ガイドカバー

【課題】
布団乾燥機等で少量の温風で保温でき取り扱いや操作が簡単にできる温風ガイドカバーを提供すること。
【解決手段】
通気性の少ない表生地1を好みに合せた数箇所を所定の大きさにカットし排出口4を設け、送風口6を縦方向または横方向に取り付けて通気性の少ない裏生地2と外周を縫い合わせ外周の数箇所にホック3又は、紐等を取り付けてそれをふとん9に取り付けて使用し、布団乾燥機等で少量の温風で保温しそのままふとんカバー8に入れたまま使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用中のふとんに温風ガイドカバーをホック又は、紐等で取り付けカバーをかぶせた状態で使用し就寝前に布団乾燥機等で送風口より少量の温風で短時間に暖め保温する構造を備えた温風ガイドカバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は布団を温める時、布団乾燥機で袋状の物を掛布団と敷布団の間に入れて使用していた。
【0003】
また、通気性を有する通風布で送風路を形成し、ふとんに直接温冷風を送風しセンサーでコントロールするので、音も気になり電気代もかかった(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特許第2630733号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来公知の布団乾燥機は取り付け、取り外しが面倒で大変であった。
【0005】
エアーコントロールふとんでは、広範囲に風を送り込むことで大きな風力が必要で睡眠中、音も気になり価格も高価なものであった。
【0006】
本発明は、このような従来の問題を解決しようとするものであり、取り付けや取り外しが簡単で就寝前30分から60分以内で暖かく保温性を持たせたふとんを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、通気性の少ない表生地を好みに合せた数箇所を所定の大きさにカットし排出口を設け、送風口を縦方向または横方向に取り付けて、通気性の少ない裏生地と外周を縫い合わせ外周の数箇所にホック又は、紐等を取り付けた温風ガイドカバーに於いて、使用中のふとんにホック又は、紐等を取り付けて通常のカバーを掛けて使用するものである。
【0008】
請求項2の発明は、通気性の少ない表生地を好みに合せた数箇所を所定の大きさにカットし排出口を設け、送風口を縦方向または横方向に取り付けて、通気性の少ない裏生地と外周を縫い合わせて縦方向または、横方向に複数本の送風路を設け外周の数箇所にホック又は、紐等を取り付け、複数の送風路により重点箇所を暖めることができる。
【0009】
上記請求項1の課題解決手段による作用は、好みに合せた数箇所を所定の大きさの排出口を設け、送風口に布団乾燥機等の取り付け取り外しが簡単にでき、温風ガイドカバーをふとんに取り付けたままで使用することができる
【0010】
また、請求項2課題解決手段による作用は、縦方向または、横方向の複数本の送風路により重点箇所を短時間で暖め保温でき送風口に布団乾燥機等の取り付け取り外しが簡単にでき、温風ガイドカバーをふとんに取り付けたままで使用することができる。
【発明の効果】
【0011】
上述したように本発明の温風ガイドカバーは、ふとんに取り付けたままで使用でき、短時間で小量の温風でふとんを暖め保温することができ布団乾燥機等の取り付け取り外しが簡単にできる。
【0012】
また、送風路を複数設けることで衿元、お腹、足元と、特に冷える部分に排出口を重点的に設け、小量の温風で短時間に暖め保温性をもたせる温風ガイドカバーを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図2に基づいて説明する。
【実施例1】
【0014】
図1は、通気性の少ない表生地1を好みに合せた数箇所を所定の大きさにカットし排出口4を設け、送風口6を縦方向または横方向に取り付けて通気性の少ない裏生地2と外周を縫い合わせ外周の数箇所にホック3又は、紐等を取り付けたものである。
【0015】
図2は、通気性の少ない表生地1を好みに合せた数箇所を所定の大きさにカットし排出口4を設け、送風口6を縦方向または横方向に取り付けて通気性の少ない裏生地2と外周を縫い合わせて、縦方向または、横方向に複数本の送風路5を作ることで排出口4を好みに合った場所に重点的に設け外周の数箇所にホック3又は、紐等を取り付けたものである
【0016】
図3は、ふとんにふとんカバーを付け温風ガイドカバー使用した状態の断面図である。
【産業上の利用可能性】
【0017】
ふとんに取り付けて通常のカバーに入れ、布団乾燥機等で少量の温風で暖め保温し、通常のカバーに入たままで使用でき、また取り付け取り外しが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】温風ガイドカバーの平面図である。
【図2】温風ガイドカバーの複数通風路の平面図である。
【図3】温風ガイドカバーをふとん、ふとんカバーとで使用した状態に断面図である。
【符号の説明】
【0019】
1 表生地
2 裏生地
3 ホック
4 排出口
5 送風路
6 送風口
7 送風路縫製
8 カバー
9 ふとん


【特許請求の範囲】
【請求項1】
通気性の少ない表生地を好みに合せた数箇所を所定の大きさにカットし排出口を設け、送風口を縦方向または横方向に取り付けて通気性の少ない裏生地と外周を縫い合わせ外周の数箇所にホック又は、紐等を取り付け、送風口より少量の温風で保温することを特徴とする温風ガイドカバー。
【請求項2】
通気性の少ない表生地を好みに合せた数箇所を所定の大きさにカットし排出口を設け、送風口を縦方向または横方向に取り付けて通気性の少ない裏生地と外周を縫い合わせて、縦方向又は、横方向に複数本の送風路を設け外周の数箇所にホック又は、紐等を取り付け、送風口より少量の温風で保温することを特徴とする温風ガイドカバー。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−209691(P2007−209691A)
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−35472(P2006−35472)
【出願日】平成18年2月13日(2006.2.13)
【出願人】(503124403)有限会社サカキュー (4)
【Fターム(参考)】