湿布外用薬貼布治具。

【課題】自分で自分の背中に湿布外用薬を貼布できない。第三者の介助を求める。
【解決手段】この発明は、課題の自分の背中に湿布外用薬を貼布できない。第三者の介助を求める。に起因し、また自らも個々独居の健康管理に苦慮しし後独自の方法で考え出した治具である。この発明は、二遍の長方形の頭部と、二本の握り手を接続留め具で撞木形に組み、握り手に支点を設け、てこ式に湿布外用薬を挟み、握り手でもって自分の背中の患部に貼布する治具である。この発明は、頭部と接触する握り手側に角度調整の切り込みを入れた、片方向の切り込みで角度を調整、治具を表裏回転させる事で左右の利き手に併用できる。この発明の特徴は、１、頭部が長方形である。２、握り手に支点を設け撞木形鋏である。３、フィルムが自然に剥がれる事である。４、湿布外用薬に皺が寄らず綺麗に貼布できる。５、第三者の介助を求めない事が最大の解決手段である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、自分の背中に湿布外用薬を貼布する治具である。
【背景技術】
【０００２】
独自では自分の背中に湿布外用薬を貼布出来ない。第三者の介助をうける。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
この発明は、第三者の介助を受けないで湿布外用薬を、自分の背中に貼布を可能となす治具を、提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
この発明は、第一に、二遍の長方形の頭部（１）を設け、握り手二本（６）を撞木形に接続、留め具（２）で固定する。第二に、握り手の略中間に支点（５）を取り付け鋏形にし、挟みの力をより効果的に出して、湿布外用薬の持ち運びを容易にする。第三に、角度調節は図４、（３）片方向に切り込みを入れる、傾斜し回転すると治具が表裏一体の左右対称形となり、左右の利き手に併用ができる。第四に、フィルムを（４＋−）に挟み込んでフィルムを抱えさせ握り手を引くと、湿布外用薬は患部に付着し、フィルムは（４）に残り外用薬の貼布は完了する。第五に、過開き止め糸（９）で開き調度を整える。
【発明の効果】
【０００５】
その1、自分で自分の背中に湿布外用薬の貼布ができる。その２、角度調整で左右の利き手に対応できる。その３、患部の早期手当て治療が出来る。その４、湿布外用薬がぐしゃぐしゃにならず湿布外用薬の無駄をなくす。その５、第三者の介助を受けない。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
この発明は、図４（３）角度の調整は右利き左利きに関係なく同じ方向で出来る。（１）頭部に湿布外用薬を挟む。湿布外用薬のフィルムを剥ぎ（４）に挟み止める。移動は（５）支点の効きで握り手の圧力が加わり湿布外用薬が、（１）頭部から離れない。湿布外用薬を部位に接着し握り手を緩め持ち手を引っ張ると、フィルムが治具にのこり
貼布が完了する。自分の背中に第三者の介助を受けないで貼れる。早期治療早期回復。
「実施形態の効果」
【０００７】
この実施形態は、二遍の長方形の頭部に握り手をつけ支点を設けた撞木形の鋏式になっており容易に湿布外用薬を挟む事ができる。頭部の角度調整によって利き手角度の調整が出来る。握り手を持ち上げても滑り止めで湿布外用薬も治具も落ちない。外用薬布が乱雑にならない。早期治療早期治癒。第三者の介助を受けない。
「他の実施形態」
【０００８】
第三者の介助を求めた。自分で自分の背中に外用薬布の貼布は出来ない。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】平面図である。
【図２】側面図である。
【図３】斜視図である。
【図４】角度調整図である。
【図５】作用図である。
【図６】貼布様図１である。
【図７】貼布様図２である。
【符号の説明】
【００１０】
１挟み面頭部
２接続留め具
３角度調整
４フィルム止め＋−
５支点
６握り手
７すべり止め
８糸通し穴
９開き調整糸

【特許請求の範囲】
【請求項１】
湿布外用薬を手の届かない背中の患部へ貼付する治具である。
【請求項２】
二遍の長方形頭部で挟み、握り手で持ち運び外用薬を患部へ貼付する、撞木形の鋏である。

【図１】