照明器具
【課題】構造部材の器具本体に対するがたつきを規制できる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具10は、LED17を有し、放熱機能を有する長尺の点灯ユニット16と、点灯ユニット16を保持する長尺の器具本体11とを備え、点灯ユニット16と器具本体11との間に、互いに嵌合されて器具本体11の長手方向に直交する幅方向への点灯ユニット16の移動を規制する嵌合部14,20を備える。
【解決手段】照明器具10は、LED17を有し、放熱機能を有する長尺の点灯ユニット16と、点灯ユニット16を保持する長尺の器具本体11とを備え、点灯ユニット16と器具本体11との間に、互いに嵌合されて器具本体11の長手方向に直交する幅方向への点灯ユニット16の移動を規制する嵌合部14,20を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDを光源として天井面に設置されるベースライトに適用される照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、LEDの基板が放熱板に取り付けられ、この放熱板がケースに接続された照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−104998号公報(図2、請求項1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した特許文献1に記載された照明器具は、LEDからの熱を放熱板から効率よく放熱できる。
ところで、図15に示すように、器具本体101に取り付けられた取付ばね102を弾性変形させながら反射板等の構造部品103を取付ばね102に装着する照明器具100が提案されている。
【0005】
このような従来の照明器具100は、ハ字形状をなす取付ばね102の先端部が構造部品103に有するばね孔104に弾性変形されて挿入されることにより取付ばね102に蓄積された弾性復元力により構造部品103が器具本体101に保持される。構造部材103を器具本体101から取り外す場合、構造部材103から飛び出している取付ばね102の先端部を指等で摘むことにより取付ばね102を弾性変形させて、構造部材103のばね孔104から取付ばね102を抜き出して構造部材103が器具本体101から取り外される。
【0006】
しかし、このような従来の照明器具100は、壁1に設置された場合、自重により構造部品103が器具本体101の長手方向に直交する幅方向に対してがたついたり、落下したりする。
【0007】
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、構造部材の器具本体に対するがたつきを規制できる照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る照明器具は、LEDを有し、放熱機能を有する長尺の構造部材と、構造部材を保持する長尺の器具本体とを備え、構造部材と器具本体との間に、互いに嵌合されて器具本体の長手方向に直交する幅方向への構造部材の移動を規制する嵌合部を備える。
【0009】
本発明に係る照明器具は、嵌合部が、嵌合時に所定位置に誘導されるガイドを有する。
【0010】
本発明に係る照明器具は、嵌合部が、熱伝導性の良好な材料により形成される。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る照明器具によれば、構造部材の器具本体に対するがたつきを規制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る第1実施形態の照明器具の分解斜視図
【図2】図1の照明器具の点灯ユニットと器具本体との組付け前の外観斜視図
【図3】図2の照明器具の嵌合部の嵌合前の外観斜視図
【図4】図1の照明器具の点灯ユニットと器具本体との組付け後の外観斜視図
【図5】図4の照明器具の嵌合部の嵌合後の外観斜視図
【図6】図1の照明器具の組付け後の嵌合部周りの垂直断面図
【図7】本発明に係る第2実施形態の照明器具に適用される嵌合部の嵌合前の外観斜視図
【図8】図7の嵌合部の嵌合後の外観斜視図
【図9】本発明に係る第3実施形態の照明器具に適用される嵌合部の嵌合前の外観斜視図
【図10】図9の嵌合部の嵌合後の外観斜視図
【図11】本発明に係る第4実施形態の照明器具に適用される嵌合部の嵌合前の外観斜視図
【図12】図11の嵌合部の嵌合後の外観斜視図
【図13】(A)は本発明に係る第5実施形態の照明器具に適用される嵌合部の嵌合前の外観斜視図、(B)は(A)の垂直断面図
【図14】(A)は本発明に係る第5実施形態の嵌合部の嵌合後の外観斜視図、(B)は(A)の垂直断面図
【図15】従来の照明器具の垂直断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る複数の実施形態の照明器具について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に本発明に係る第1実施形態の照明器具10の分解斜視図を示す。
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態の照明器具10は、安定器等の点灯回路12が取り付けられた器具本体11と、器具本体11に取り付けられた一対の取付ばね13と、器具本体11に取り付けられた一対の第1嵌合部14と、反射板ユニット15と、構造部材であって複数のLED17を備えるLEDユニット18を有する点灯ユニット16と、点灯ユニット16に取り付けられ、取付ばね13に装着される一対の取付金具19と、点灯ユニット16に取り付けられ、第1嵌合部14に嵌合される一対の第2嵌合部20とを備えるベースライトである。
【0014】
器具本体11は、熱伝導性の良好な例えば板金曲部材製やアルミニウム押出型材製であって長方形の板形状に形成されており、下面の両端部に取付ばね13が取り付けられている。第1嵌合部14は一対の取付ばね13の内側にそれぞれ取り付けられている。
反射板ユニット15は、長方形の箱形状に形成されており、中央部に配置された開口部21の両側に一対の反射板22を有する。
【0015】
点灯ユニット16は、熱伝導性の良好な例えば板金曲部材製やアルミニウム押出型材製であって略ハ字形状に形成されている。点灯ユニット16は、その長手方向に沿って複数のLED17を配列させたLEDユニット18を備えている。LED17は、基板(図6参照)23上に実装されており、基板23に有する不図示のプリント回路が点灯回路12に電気的に接続される。点灯ユニット16は、上面の両端部に取付金具19が取り付けられている。第2嵌合部20は一対の取付金具19の内側にそれぞれ取り付けられている。
【0016】
図2に照明器具10の点灯ユニット16と器具本体11との組付け前の外観斜視図を示し、図3に照明器具10の第1嵌合部14と第2嵌合部20との嵌合前の外観斜視図を示す。
図2および図3に示すように、反射板ユニット15は、取付金具19を挿通させるための取付金具孔24を有するとともに、第2嵌合部20を挿通させるための嵌合部孔25を有する。
【0017】
取付ばね13は、弾性を有する金属製の板部材を折曲加工することにより成形されている。取付ばね13は、先端部に取付金具19の両側を挾み込むように弾性反発力が設定された一対の対向する保持部26を有し、基端部に器具本体11への固定部(図4参照)27を有する。
取付金具19は、弾性を有さない金属製の板部材を折曲加工することにより、菱形に形成された挿入部28と、点灯ユニット16にねじ止めされる固定部29とを有する。
【0018】
第1嵌合部14は、熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体30と、本体30に対して90度折り曲げられて接続され、器具本体11の裏面にねじ止めされる固定部31とを有する。本体30の中央部には、第2嵌合部20を嵌め込むための嵌合スリット32が形成されており、嵌合スリット32の両側に角部が切除されたCカットガイド部33を有する。
【0019】
第2嵌合部20は、第1嵌合部14と同様に熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、点灯ユニット16の長手方向に平行な本体34と、本体34に対して90度折り曲げられて接続され、点灯ユニット16の表面にねじ止めされる固定部35とを有する。本体34の中央部には、第1嵌合部14を嵌め込むための嵌合スリット36が形成されており、嵌合スリット36の両側に角部が切除されたCカットガイド部37を有する。
【0020】
図4に照明器具10の点灯ユニット16と器具本体11との組付け後の外観斜視図を示し、図5に照明器具10の第1嵌合部14と第2嵌合部20との嵌合後の外観斜視図を示す。
図4および図5に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、点灯ユニット16の取付金具19が、反射板ユニット15の開口部21を通過して反射板ユニット15の取付金具孔24に挿通された後に、器具本体11の取付ばね13に挿着される。
【0021】
同時に、点灯ユニット16の第2嵌合部20が、反射板ユニット15の開口部21を通過して反射板ユニット15の嵌合部孔25に挿通された後に、第2嵌合部20の嵌合スリット36が第1嵌合部14の嵌合スリット32に嵌合される。これにより、第2嵌合部20が第1嵌合部14に熱的に接続され、反射板ユニット15を挟んで器具本体11に点灯ユニット16が一体的に組み付けられる。
【0022】
このとき、第2嵌合部20が嵌合スリット36の両側にCカットガイド部37を有し、第1嵌合部14が嵌合スリット32の両側にCカットガイド部33を有するために、第2嵌合部20のCカットガイド部37および第1嵌合部14のCカットガイド部33により第2嵌合部20の嵌合スリット36が第1嵌合部14の嵌合スリット32に誘導される。
【0023】
従って、点灯ユニット16の長手方向に平行な本体34を有する第2嵌合部20が、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体30を有する第1嵌合部14に交差状に嵌合されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0024】
また、第2嵌合部20のCカットガイド部37および第1嵌合部14のCカットガイド部33により第2嵌合部20の嵌合スリット36が第1嵌合部14の嵌合スリット32に誘導されるために、第2嵌合部20の嵌合スリット36を第1嵌合部14の嵌合スリット32に確実に嵌合できる。
【0025】
図6に照明器具10の組付け後の第1嵌合部14および第2嵌合部20周りの垂直断面図を示す。
図6に示すように、点灯ユニット16は、LEDユニット18においてLED17が基板23上に実装されており、LED17が下方に向けて照射方向を設定されている。
【0026】
点灯回路12からの給電によりLED17が発光される。LED17は発光により発熱される。LED17からの熱は、点灯ユニット16に伝わり、点灯ユニット16の表面において第2嵌合部20から第1嵌合部14へ伝わる。そして、LED17からの熱は第1嵌合部14から器具本体11へと伝わり、器具本体11を通じて放熱される。
従って、LED17からの熱が、熱的に接続されている第2嵌合部20から第1嵌合部14に伝わることにより、器具本体11から効率よく放熱できる。
【0027】
以上、説明した第1実施形態の照明器具10によれば、点灯ユニット16の長手方向に平行な本体34を有する第2嵌合部20が、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体30を有する第1嵌合部14に交差状に嵌合されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0028】
また、第1実施形態の照明器具10によれば、第2嵌合部20のCカットガイド部37および第1嵌合部14のCカットガイド部33により第2嵌合部20の嵌合スリット36が第1嵌合部14の嵌合スリット32に誘導されるために、第2嵌合部20の嵌合スリット36を第1嵌合部14の嵌合スリット32に確実に嵌合できる。
【0029】
そして、第1実施形態の照明器具10によれば、LED17からの熱が、熱的に接続されている第2嵌合部20から第1嵌合部14に伝わることにより、器具本体11から効率よく放熱できる。
【0030】
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具について説明する。なお、以下の実施形態において、上述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
【0031】
図7に本発明に係る第2実施形態の照明器具50に適用される第1嵌合部51および第2嵌合部52の嵌合前の外観斜視図を示し、図8に第1嵌合部51および第2嵌合部52の嵌合後の外観斜視図を示す。
【0032】
図7に示すように、照明器具50に適用される第1嵌合部51は、熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った単純な板形状をなす本体53と、本体53に対して90度折り曲げられて接続され、器具本体11の裏面にねじ止めされる固定部54とを有する。
【0033】
第2嵌合部52は、第1嵌合部51と同様に熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、点灯ユニット16の長手方向に直交する幅方向に沿ったスリット55を有する台56と、台56の両端縁から下方に向けて延出されて点灯ユニット16の表面にねじ止めされる固定部57とを有する。
図8に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、第2嵌合部52のスリット55が第1嵌合部51の本体53に挿入されて嵌合される。
【0034】
第2実施形態の照明器具50によれば、点灯ユニット16の長手方向に直交する幅方向に沿ったスリット55を有する第2嵌合部52が、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体53を有する第1嵌合部51に嵌合されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0035】
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の照明器具について説明する。
図9に本発明に係る第3実施形態の照明器具60に適用される第1嵌合部61および第2嵌合部62の嵌合前の外観斜視図を示し、図10に第1嵌合部61および第2嵌合部62の嵌合後の外観斜視図を示す。
【0036】
図9に示すように、照明器具60に適用される第1嵌合部61は、熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った板形状をなす本体63と、本体63に対して90度折り曲げられて接続され、器具本体11の裏面にねじ止めされる固定部64とを有する。第1嵌合部61は、本体63の両側に角部が切除されたCカットガイド部65を有する。
【0037】
第2嵌合部62は、第1嵌合部61と同様に熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、点灯ユニット16の長手方向に直交する幅方向に沿った異形孔形状のスリット66を有する台67と、台67の両端縁から下方に向けて延出されて点灯ユニット16の表面にねじ止めされる固定部68とを有する。
図10に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、第2嵌合部62のスリット66が第1嵌合部61の本体63に挿入されて嵌合される。
【0038】
第3実施形態の照明器具60によれば、点灯ユニット16の長手方向に直交する幅方向に沿ったスリット66を有する第2嵌合部62が、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体63を有する第1嵌合部61に嵌合されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0039】
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態の照明器具について説明する。
図11に本発明に係る第4実施形態の照明器具70に適用される第1嵌合部71および第2嵌合部72の嵌合前の外観斜視図を示し、図12に第1嵌合部71および第2嵌合部72の嵌合後の外観斜視図を示す。
【0040】
図11に示すように、照明器具70に適用される第1嵌合部71は、熱伝導性の良好な金属材料により丸軸形状に形成されている。第1嵌合部71は、その基端部が器具本体11の裏面に取り付けられる。
第2嵌合部72は、第1嵌合部71と同様に熱伝導性の良好な金属材料を用いて、バーリング等の塑性変形により円筒形状に形成されて点灯ユニット16の表面に設けられている。第2嵌合部72は嵌合孔73を有する。
図12に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、第2嵌合部72の嵌合孔73が第1嵌合部71に外嵌されることにより嵌合される。
【0041】
第4実施形態の照明器具70によれば、第2嵌合部72の嵌合孔73が、第1嵌合部71に外嵌されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0042】
(第5実施形態)
次に、本発明に係る第5実施形態の照明器具について説明する。
図13(A)に第5実施形態の照明器具80に適用される第1嵌合部81および第2嵌合部82の嵌合前の外観斜視図を示し、図13(B)に第1嵌合部81および第2嵌合部82の嵌合前の垂直断面図を示し、図14(A)に第1嵌合部81および第2嵌合部82の嵌合後の外観斜視図を示し、図14(B)に第1嵌合部81および第2嵌合部82の嵌合後の垂直断面図を示す。
【0043】
図13(A)および図13(B)に示すように、照明器具80に適用される第1嵌合部81は、熱伝導性の良好な金属材料により丸軸形状に形成されている。第1嵌合部81は、その基端部が器具本体11の裏面に取り付けられ、その先端部に半球形状のガイド83が形成されている。
第2嵌合部82は、第1嵌合部81と同様に熱伝導性の良好な金属材料を用いて、円筒形状に形成されて点灯ユニット16の表面に取り付けられる。第2嵌合部82はテーパ面状のガイド84が形成された嵌合孔85を有する。
【0044】
図14(A)および図14(B)に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、第2嵌合部82のガイド84が第1嵌合部81のガイド83に誘導されて第2嵌合部82の嵌合孔85が第1嵌合部81に外嵌されることにより嵌合される。
【0045】
第5実施形態の照明器具80によれば、第2嵌合部82の嵌合孔85が、第1嵌合部81に外嵌されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0046】
なお、本発明の照明器具において器具本体,点灯回路,反射板ユニット,LEDユニット等は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形や改良等が可能である。
【符号の説明】
【0047】
10,50,60,70,80 照明器具
11 器具本体
14,51,61,71,81 第1嵌合部(嵌合部)
16 点灯ユニット(構造部材)
17 LED
20,52,62,72,82 第2嵌合部(嵌合部)
33,37,65 Cカットガイド部(ガイド)
83,84 ガイド
【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDを光源として天井面に設置されるベースライトに適用される照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、LEDの基板が放熱板に取り付けられ、この放熱板がケースに接続された照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−104998号公報(図2、請求項1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した特許文献1に記載された照明器具は、LEDからの熱を放熱板から効率よく放熱できる。
ところで、図15に示すように、器具本体101に取り付けられた取付ばね102を弾性変形させながら反射板等の構造部品103を取付ばね102に装着する照明器具100が提案されている。
【0005】
このような従来の照明器具100は、ハ字形状をなす取付ばね102の先端部が構造部品103に有するばね孔104に弾性変形されて挿入されることにより取付ばね102に蓄積された弾性復元力により構造部品103が器具本体101に保持される。構造部材103を器具本体101から取り外す場合、構造部材103から飛び出している取付ばね102の先端部を指等で摘むことにより取付ばね102を弾性変形させて、構造部材103のばね孔104から取付ばね102を抜き出して構造部材103が器具本体101から取り外される。
【0006】
しかし、このような従来の照明器具100は、壁1に設置された場合、自重により構造部品103が器具本体101の長手方向に直交する幅方向に対してがたついたり、落下したりする。
【0007】
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、構造部材の器具本体に対するがたつきを規制できる照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る照明器具は、LEDを有し、放熱機能を有する長尺の構造部材と、構造部材を保持する長尺の器具本体とを備え、構造部材と器具本体との間に、互いに嵌合されて器具本体の長手方向に直交する幅方向への構造部材の移動を規制する嵌合部を備える。
【0009】
本発明に係る照明器具は、嵌合部が、嵌合時に所定位置に誘導されるガイドを有する。
【0010】
本発明に係る照明器具は、嵌合部が、熱伝導性の良好な材料により形成される。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る照明器具によれば、構造部材の器具本体に対するがたつきを規制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る第1実施形態の照明器具の分解斜視図
【図2】図1の照明器具の点灯ユニットと器具本体との組付け前の外観斜視図
【図3】図2の照明器具の嵌合部の嵌合前の外観斜視図
【図4】図1の照明器具の点灯ユニットと器具本体との組付け後の外観斜視図
【図5】図4の照明器具の嵌合部の嵌合後の外観斜視図
【図6】図1の照明器具の組付け後の嵌合部周りの垂直断面図
【図7】本発明に係る第2実施形態の照明器具に適用される嵌合部の嵌合前の外観斜視図
【図8】図7の嵌合部の嵌合後の外観斜視図
【図9】本発明に係る第3実施形態の照明器具に適用される嵌合部の嵌合前の外観斜視図
【図10】図9の嵌合部の嵌合後の外観斜視図
【図11】本発明に係る第4実施形態の照明器具に適用される嵌合部の嵌合前の外観斜視図
【図12】図11の嵌合部の嵌合後の外観斜視図
【図13】(A)は本発明に係る第5実施形態の照明器具に適用される嵌合部の嵌合前の外観斜視図、(B)は(A)の垂直断面図
【図14】(A)は本発明に係る第5実施形態の嵌合部の嵌合後の外観斜視図、(B)は(A)の垂直断面図
【図15】従来の照明器具の垂直断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る複数の実施形態の照明器具について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に本発明に係る第1実施形態の照明器具10の分解斜視図を示す。
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態の照明器具10は、安定器等の点灯回路12が取り付けられた器具本体11と、器具本体11に取り付けられた一対の取付ばね13と、器具本体11に取り付けられた一対の第1嵌合部14と、反射板ユニット15と、構造部材であって複数のLED17を備えるLEDユニット18を有する点灯ユニット16と、点灯ユニット16に取り付けられ、取付ばね13に装着される一対の取付金具19と、点灯ユニット16に取り付けられ、第1嵌合部14に嵌合される一対の第2嵌合部20とを備えるベースライトである。
【0014】
器具本体11は、熱伝導性の良好な例えば板金曲部材製やアルミニウム押出型材製であって長方形の板形状に形成されており、下面の両端部に取付ばね13が取り付けられている。第1嵌合部14は一対の取付ばね13の内側にそれぞれ取り付けられている。
反射板ユニット15は、長方形の箱形状に形成されており、中央部に配置された開口部21の両側に一対の反射板22を有する。
【0015】
点灯ユニット16は、熱伝導性の良好な例えば板金曲部材製やアルミニウム押出型材製であって略ハ字形状に形成されている。点灯ユニット16は、その長手方向に沿って複数のLED17を配列させたLEDユニット18を備えている。LED17は、基板(図6参照)23上に実装されており、基板23に有する不図示のプリント回路が点灯回路12に電気的に接続される。点灯ユニット16は、上面の両端部に取付金具19が取り付けられている。第2嵌合部20は一対の取付金具19の内側にそれぞれ取り付けられている。
【0016】
図2に照明器具10の点灯ユニット16と器具本体11との組付け前の外観斜視図を示し、図3に照明器具10の第1嵌合部14と第2嵌合部20との嵌合前の外観斜視図を示す。
図2および図3に示すように、反射板ユニット15は、取付金具19を挿通させるための取付金具孔24を有するとともに、第2嵌合部20を挿通させるための嵌合部孔25を有する。
【0017】
取付ばね13は、弾性を有する金属製の板部材を折曲加工することにより成形されている。取付ばね13は、先端部に取付金具19の両側を挾み込むように弾性反発力が設定された一対の対向する保持部26を有し、基端部に器具本体11への固定部(図4参照)27を有する。
取付金具19は、弾性を有さない金属製の板部材を折曲加工することにより、菱形に形成された挿入部28と、点灯ユニット16にねじ止めされる固定部29とを有する。
【0018】
第1嵌合部14は、熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体30と、本体30に対して90度折り曲げられて接続され、器具本体11の裏面にねじ止めされる固定部31とを有する。本体30の中央部には、第2嵌合部20を嵌め込むための嵌合スリット32が形成されており、嵌合スリット32の両側に角部が切除されたCカットガイド部33を有する。
【0019】
第2嵌合部20は、第1嵌合部14と同様に熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、点灯ユニット16の長手方向に平行な本体34と、本体34に対して90度折り曲げられて接続され、点灯ユニット16の表面にねじ止めされる固定部35とを有する。本体34の中央部には、第1嵌合部14を嵌め込むための嵌合スリット36が形成されており、嵌合スリット36の両側に角部が切除されたCカットガイド部37を有する。
【0020】
図4に照明器具10の点灯ユニット16と器具本体11との組付け後の外観斜視図を示し、図5に照明器具10の第1嵌合部14と第2嵌合部20との嵌合後の外観斜視図を示す。
図4および図5に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、点灯ユニット16の取付金具19が、反射板ユニット15の開口部21を通過して反射板ユニット15の取付金具孔24に挿通された後に、器具本体11の取付ばね13に挿着される。
【0021】
同時に、点灯ユニット16の第2嵌合部20が、反射板ユニット15の開口部21を通過して反射板ユニット15の嵌合部孔25に挿通された後に、第2嵌合部20の嵌合スリット36が第1嵌合部14の嵌合スリット32に嵌合される。これにより、第2嵌合部20が第1嵌合部14に熱的に接続され、反射板ユニット15を挟んで器具本体11に点灯ユニット16が一体的に組み付けられる。
【0022】
このとき、第2嵌合部20が嵌合スリット36の両側にCカットガイド部37を有し、第1嵌合部14が嵌合スリット32の両側にCカットガイド部33を有するために、第2嵌合部20のCカットガイド部37および第1嵌合部14のCカットガイド部33により第2嵌合部20の嵌合スリット36が第1嵌合部14の嵌合スリット32に誘導される。
【0023】
従って、点灯ユニット16の長手方向に平行な本体34を有する第2嵌合部20が、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体30を有する第1嵌合部14に交差状に嵌合されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0024】
また、第2嵌合部20のCカットガイド部37および第1嵌合部14のCカットガイド部33により第2嵌合部20の嵌合スリット36が第1嵌合部14の嵌合スリット32に誘導されるために、第2嵌合部20の嵌合スリット36を第1嵌合部14の嵌合スリット32に確実に嵌合できる。
【0025】
図6に照明器具10の組付け後の第1嵌合部14および第2嵌合部20周りの垂直断面図を示す。
図6に示すように、点灯ユニット16は、LEDユニット18においてLED17が基板23上に実装されており、LED17が下方に向けて照射方向を設定されている。
【0026】
点灯回路12からの給電によりLED17が発光される。LED17は発光により発熱される。LED17からの熱は、点灯ユニット16に伝わり、点灯ユニット16の表面において第2嵌合部20から第1嵌合部14へ伝わる。そして、LED17からの熱は第1嵌合部14から器具本体11へと伝わり、器具本体11を通じて放熱される。
従って、LED17からの熱が、熱的に接続されている第2嵌合部20から第1嵌合部14に伝わることにより、器具本体11から効率よく放熱できる。
【0027】
以上、説明した第1実施形態の照明器具10によれば、点灯ユニット16の長手方向に平行な本体34を有する第2嵌合部20が、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体30を有する第1嵌合部14に交差状に嵌合されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0028】
また、第1実施形態の照明器具10によれば、第2嵌合部20のCカットガイド部37および第1嵌合部14のCカットガイド部33により第2嵌合部20の嵌合スリット36が第1嵌合部14の嵌合スリット32に誘導されるために、第2嵌合部20の嵌合スリット36を第1嵌合部14の嵌合スリット32に確実に嵌合できる。
【0029】
そして、第1実施形態の照明器具10によれば、LED17からの熱が、熱的に接続されている第2嵌合部20から第1嵌合部14に伝わることにより、器具本体11から効率よく放熱できる。
【0030】
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具について説明する。なお、以下の実施形態において、上述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
【0031】
図7に本発明に係る第2実施形態の照明器具50に適用される第1嵌合部51および第2嵌合部52の嵌合前の外観斜視図を示し、図8に第1嵌合部51および第2嵌合部52の嵌合後の外観斜視図を示す。
【0032】
図7に示すように、照明器具50に適用される第1嵌合部51は、熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った単純な板形状をなす本体53と、本体53に対して90度折り曲げられて接続され、器具本体11の裏面にねじ止めされる固定部54とを有する。
【0033】
第2嵌合部52は、第1嵌合部51と同様に熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、点灯ユニット16の長手方向に直交する幅方向に沿ったスリット55を有する台56と、台56の両端縁から下方に向けて延出されて点灯ユニット16の表面にねじ止めされる固定部57とを有する。
図8に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、第2嵌合部52のスリット55が第1嵌合部51の本体53に挿入されて嵌合される。
【0034】
第2実施形態の照明器具50によれば、点灯ユニット16の長手方向に直交する幅方向に沿ったスリット55を有する第2嵌合部52が、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体53を有する第1嵌合部51に嵌合されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0035】
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の照明器具について説明する。
図9に本発明に係る第3実施形態の照明器具60に適用される第1嵌合部61および第2嵌合部62の嵌合前の外観斜視図を示し、図10に第1嵌合部61および第2嵌合部62の嵌合後の外観斜視図を示す。
【0036】
図9に示すように、照明器具60に適用される第1嵌合部61は、熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った板形状をなす本体63と、本体63に対して90度折り曲げられて接続され、器具本体11の裏面にねじ止めされる固定部64とを有する。第1嵌合部61は、本体63の両側に角部が切除されたCカットガイド部65を有する。
【0037】
第2嵌合部62は、第1嵌合部61と同様に熱伝導性の良好な金属材料により成形されており、点灯ユニット16の長手方向に直交する幅方向に沿った異形孔形状のスリット66を有する台67と、台67の両端縁から下方に向けて延出されて点灯ユニット16の表面にねじ止めされる固定部68とを有する。
図10に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、第2嵌合部62のスリット66が第1嵌合部61の本体63に挿入されて嵌合される。
【0038】
第3実施形態の照明器具60によれば、点灯ユニット16の長手方向に直交する幅方向に沿ったスリット66を有する第2嵌合部62が、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に沿った本体63を有する第1嵌合部61に嵌合されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0039】
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態の照明器具について説明する。
図11に本発明に係る第4実施形態の照明器具70に適用される第1嵌合部71および第2嵌合部72の嵌合前の外観斜視図を示し、図12に第1嵌合部71および第2嵌合部72の嵌合後の外観斜視図を示す。
【0040】
図11に示すように、照明器具70に適用される第1嵌合部71は、熱伝導性の良好な金属材料により丸軸形状に形成されている。第1嵌合部71は、その基端部が器具本体11の裏面に取り付けられる。
第2嵌合部72は、第1嵌合部71と同様に熱伝導性の良好な金属材料を用いて、バーリング等の塑性変形により円筒形状に形成されて点灯ユニット16の表面に設けられている。第2嵌合部72は嵌合孔73を有する。
図12に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、第2嵌合部72の嵌合孔73が第1嵌合部71に外嵌されることにより嵌合される。
【0041】
第4実施形態の照明器具70によれば、第2嵌合部72の嵌合孔73が、第1嵌合部71に外嵌されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0042】
(第5実施形態)
次に、本発明に係る第5実施形態の照明器具について説明する。
図13(A)に第5実施形態の照明器具80に適用される第1嵌合部81および第2嵌合部82の嵌合前の外観斜視図を示し、図13(B)に第1嵌合部81および第2嵌合部82の嵌合前の垂直断面図を示し、図14(A)に第1嵌合部81および第2嵌合部82の嵌合後の外観斜視図を示し、図14(B)に第1嵌合部81および第2嵌合部82の嵌合後の垂直断面図を示す。
【0043】
図13(A)および図13(B)に示すように、照明器具80に適用される第1嵌合部81は、熱伝導性の良好な金属材料により丸軸形状に形成されている。第1嵌合部81は、その基端部が器具本体11の裏面に取り付けられ、その先端部に半球形状のガイド83が形成されている。
第2嵌合部82は、第1嵌合部81と同様に熱伝導性の良好な金属材料を用いて、円筒形状に形成されて点灯ユニット16の表面に取り付けられる。第2嵌合部82はテーパ面状のガイド84が形成された嵌合孔85を有する。
【0044】
図14(A)および図14(B)に示すように、点灯ユニット16が器具本体11に向けて進行されることにより、第2嵌合部82のガイド84が第1嵌合部81のガイド83に誘導されて第2嵌合部82の嵌合孔85が第1嵌合部81に外嵌されることにより嵌合される。
【0045】
第5実施形態の照明器具80によれば、第2嵌合部82の嵌合孔85が、第1嵌合部81に外嵌されることにより、器具本体11の幅方向に対して点灯ユニット16が移動を規制されるので、器具本体11に対して点灯ユニット16ががたついたり、落下したりしない。
【0046】
なお、本発明の照明器具において器具本体,点灯回路,反射板ユニット,LEDユニット等は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形や改良等が可能である。
【符号の説明】
【0047】
10,50,60,70,80 照明器具
11 器具本体
14,51,61,71,81 第1嵌合部(嵌合部)
16 点灯ユニット(構造部材)
17 LED
20,52,62,72,82 第2嵌合部(嵌合部)
33,37,65 Cカットガイド部(ガイド)
83,84 ガイド
【特許請求の範囲】
【請求項1】
LEDを有し、放熱機能を有する長尺の点灯ユニットと、
前記点灯ユニットを保持する長尺の器具本体とを備え、
前記点灯ユニットと前記器具本体との間に、互いに嵌合されて前記器具本体の長手方向に直交する幅方向への前記点灯ユニットの移動を規制する嵌合部を備える照明器具。
【請求項2】
請求項1に記載の照明器具において、
前記嵌合部が、嵌合時に所定位置に誘導されるガイドを有する照明器具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の照明器具において、
前記嵌合部が、熱伝導性の良好な材料により形成される照明器具。
【請求項1】
LEDを有し、放熱機能を有する長尺の点灯ユニットと、
前記点灯ユニットを保持する長尺の器具本体とを備え、
前記点灯ユニットと前記器具本体との間に、互いに嵌合されて前記器具本体の長手方向に直交する幅方向への前記点灯ユニットの移動を規制する嵌合部を備える照明器具。
【請求項2】
請求項1に記載の照明器具において、
前記嵌合部が、嵌合時に所定位置に誘導されるガイドを有する照明器具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の照明器具において、
前記嵌合部が、熱伝導性の良好な材料により形成される照明器具。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
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【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2012−59459(P2012−59459A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−200104(P2010−200104)
【出願日】平成22年9月7日(2010.9.7)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年9月7日(2010.9.7)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】
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